JP6445695B2 - ネットワーク識別を容易にする方法、アクセスノード、ネットワーク識別のための方法、および、ユーザ装置 - Google Patents

ネットワーク識別を容易にする方法、アクセスノード、ネットワーク識別のための方法、および、ユーザ装置 Download PDF

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Description

本開示は無線通信に関し、とりわけ、ネットワーク識別を容易にする方法、アクセスノード、ネットワーク識別のための方法、および、ユーザ装置(UE)に関する。
大きな帯域幅と高いキャパシティカバレッジとを実現するために、ネットワークにおけるアクセスノード(AN)はネットワークにおいて利用可能なスペクトラムの全体を典型的に共有する。たとえば、ミリ波(mmW)ネットワークにおいて、いくつかの「高キャパシティカバレッジアイランド」が配置され、mmWネットワークにおいて利用可能なスペクトラムの全体はこれら各アイランドによって再利用される。
図1はスペクトラム再利用の例示的なシナリオを示している。ネットワーク110とネットワーク120といった二つにネットワークが図1に示されている。図1において破線によって示されているように、ネットワーク110のカバレッジエリアとネットワーク120のカバレッジエリアとが相互に部分的にオーバーラップしている。ネットワーク110および120は異なるネットワーク事業者に属していてもよいし、同一のスペクトラムを割り当てられていてもよい。ネットワーク110は、AN111とAN112といった二つのANを含み、ネットワーク120は、AN121とAN122といった二つのANを含む。図1におけるAN111、112、121および122は同一のスペクトラムを共有している。図1はさらにユーザ装置(UE)101、102および103を示している。ここで、UE101はAN111によってサービスを提供され、UE102はAN112によってサービスを提供され、UE103はAM122によってサービスを提供される。図1から見て取れるように、UE102はオーバーラップしたエリアに位置しており、ここではUE102がAN111、112および121の各カバレッジ内に位置しているものと仮定されている。以下では、UE102によって実行される動作が、一般性を失うことなく、一例として記載される。
UE102は、たとえば、隣接ANを探索するため、または、隣接ANに関連した測定を実行するため、隣接AN(もし存在すれば)に関連した情報を取得する必要がありうる。このような隣接探索または測定は周期的に実行されてもよいし、イベントトリガーにより実行されてもよい。たとえば、UE102は、もし存在するのであればイントラネットワークAN(つまり、サービングネットワーク110のAN)からの基準信号受信電力(RSRP)を測定することが必要なことがありうる。その際に、隣接ANによってブロードキャストされたいずれかのビーコンが存在するかどうかを検知するために、最初にビーコンチャネルをリッスンすることが必要となる。
特定のANによってブロードキャストされるビーコンは、同期信号シーケンス(ロングタームエボリューション(LTE)システムにおける、プライマリ同期信号(PSS)またはセカンダリ同期信号(SSS)など)、基準信号(RS)シーケンス、および、システム情報を含む。システム情報は、ANが属しているネットワークをグローバルかつユニークに識別するネットワーク識別情報(NI)を含む。このコンテキストにおいて、「ネットワーク」は公衆地上移動体ネットワーク(PLMN)(この場合のNIはPLMN IDになろう)であってもよく、異なる「ネットワーク」は典型的には異なるネットワーク事業者によって管理されている。システム情報は、さらに、ANが属しているネットワーク内でローカルでかつユニークにANを識別するAN識別情報(AI)を含む。AIの一例はLTEにおける進化型ノードB(eNB)IDである。システム情報は、さらに、ANの物理レイヤー機能に関連付けられた物理AN識別情報(PANI)を含む。PANIは、同期信号シーケンスと基準信号シーケンスと(およびこれらの時間および周波数の位置)の組み合わせに対してユニークに関連付けられており、このような関連付けは異なるネットワークにおいても共通である。PANIの一例はLTEにおける物理セルID(PCI)である。
ビーコンチャネル上でAN121によってブロードキャストされるビーコンが存在する場合に、UE102は、まず、ブラインドで同期信号シーケンスを検出する。UE102が同期信号シーケンスの検出に成功すると、検出された同期信号シーケンスからPANIを把握し、PANIに基づいてビーコン内の基準信号シーケンスを判別する。そして、UE102は、RSRPとして基準信号シーケンスの受信電力を測定する。そして、UE102は、判別された基準信号シーケンスに基づいてチャネル推定を導出し、最後に、チャネル推定に基づいてビーコン内のシステム情報を復号(デコード)する。システム情報に含まれているNIから、UE102は、ビーコンが、イントラネットワークANではなく、インターネットワークANであるAN121(つまり、サービングネットワーク110とは異なるネットワークのAN)によってブロードキャストされたものであることを把握する。よって、AN121から測定されたRSRPは、AN112へ報告されることなく、廃棄される。
同様に、ビーコンチャネル上でAN111によってブロードキャストされたビーコンが存在する場合、UE102は、ブラインドで同期信号シーケンスを検出し、基準信号シーケンスを決定し、RSRPを測定し、システム情報をデコードすることが必要となる。システム情報に含まれているNIから、UE102は、ビーコンが、イントラネットワークANであるAN111によってブロードキャストされたものであることを把握する。よって、AN111から測定されたRSRPは、AN112へ報告される。
つまり、UEは、システム情報のデコードに成功するまで、UEが検出したビーコンがイントラネットワークANから発信されたものなのか、インターネットワークANから発信されたものであるのかを識別することができない。上述されたイントラネットワーク測定によれば、インターネットワークANからのRSRPもまた測定されるが、これは不要であり、非効率である。これは、測定報告プロセスにいくらかの遅延をもたらし、いくつかの状況では目に余るものである。たとえば、LTEにおいてUEのモビリティをサポートするために、UEは、短周期(たとえば、イントラ周波数・非DRX(間欠受信)のシナリオについては200ms)で測定報告を送信するようイベントトリガー測定を要求される。UEは、遅延のためにこの要求に応えることに失敗するかもしれない。
さらに悪いことには、UE102はシステム情報のデコードに失敗してしまうケースもある。典型的には、利用可能なPANIの数には上限があり(つまり、LTEでは504個のPCIだけ)、よって、同一または異なるネットワークにおける異なるANらが同一のPANIを持ってしまうかもしれない。セル計画を用いることで、同一のネットワークにおける隣接ANらはネットワーク事業者によって異なるPANIを割り当て可能である。しかし、異なるネットワークからの隣接AN(たとえば、AN111とAN121)は、事業者間の協調の欠如によって、同一のPANIを持つことになってしまうかもしれない。この場合、UE102が、AN111から一つとAN121から一つといったように、二つのビーコンを同時並行的に受信すると(ここではAN111とAN121とが同期しており、これらからのビーコンは相互に位置調整されていることが前提となる)、AN111とAN121からのビーコンは同一の同期信号シーケンスと同一の基準信号シーケンスとを含むことになる。UE102は異なるANからのビーコンを受信していることを認識することができない。ゆえに、同期信号シーケンスの検出に成功すると、(意味のない)合成されたRSRPを測定し、UE102とAN111との間のチャネルとUE102とAN121との間のチャネルとの合成されたチャネル推定を導出してしまう。このような合成されたチャネル推定を用いてしまうと、UE102は、どちらのビーコンからもシステム情報をデコードできない。この場合、UE102にとって、イントラネットワーク測定を実行することもインターネットワーク測定を実行することも不可能となる。
したがって、イントラネットワークANとインターネットワークANを識別するための改良されたソリューションの必要性が存在する。
本開示の目的は、高速かつより効率的な手法で、イントラネットワークアクセスノードまたはインターネットワークアクセスノードを識別することが可能な、ネットワーク識別を容易にする方法、アクセスノード、ネットワーク識別のための方法、および、ユーザ装置(UE)を提供することである。
第一の観点によれば、ネットワーク識別を容易にするための方法が提供される。本方法は、第一ネットワークのアクセスノードにおいて、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれの物理レイヤー関連識別情報を検出することと、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報に基づき、隣接アクセスノードのネットワーク識別情報をデコードすることと、を含む。本方法は、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、さらに、デコードされた隣接アクセスノードのネットワーク識別情報に基づいて、隣接アクセスノードが第一ネットワークまたは異なるネットワークに属しているかどうかを判定することと、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループを決定することを、含む。前記方法は、さらに、異なるネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれているいずれの識別情報グループとも異なる識別情報グループから、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報として、物理レイヤー関連識別情報を選択することを含む。
実施形態において、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報は、第一ネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループから、選択される。
実施形態において、本方法は、さらに、第一ネットワークに関連付けられている一つ以上の識別情報グループを示す情報をユーザ装置(UE)に送信することを含む。各識別情報グループは、第一ネットワークにおける、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報、および/または、少なくとも一つの隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を含む。
いくつかの実施形態において、各アクセスノードについて、その物理レイヤー関連識別情報が、アクセスノードによって使用される同期信号シーケンスに少なくとも関連付けられている。
第二の観点によれば、第一ネットワークのアクセスノードが提供される。当該アクセスノードは、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれの物理レイヤー関連識別情報を検出するように構成された検出ユニットと、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報に基づき、隣接アクセスノードのネットワーク識別情報をデコードするように構成されたデコードユニットと、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、デコードされた隣接アクセスノードのネットワーク識別情報に基づいて、隣接アクセスノードが第一ネットワークまたは異なるネットワークに属しているかを判定し、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループを決定するように構成された決定ユニットと、異なるネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれているいずれの識別情報グループとも異なる識別情報グループから、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報として、物理レイヤー関連識別情報を選択するように構成された選択ユニットと、を含む。
上述の第一の観点の実施形態は、さらに、第二の観点にも適用可能である。
第三の観点によれば、ネットワーク識別のための方法が提供される。本方法は、第一ネットワークの第一アクセスノードによってサービング(収容)されるユーザ装置(UE)において、第二アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を検出することと、検出された物理レイヤー関連識別情報が含まれる識別情報グループを決定することと、決定された識別情報グループに基づき第二アクセスノードが第一ネットワークに属しているかどうかを識別することと、を含む。第一ネットワークにおける第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、他の何れのネットワークの何れかの隣接アクセスノードに関連付けられている何れの識別情報グループとも異なる一つ以上の識別情報グループに関連付けられている。
実施形態において、識別のステップは、決定された識別情報グループが一つ以上の識別情報グループの何れかと一致するかを判定することによって実行される。
実施形態において、第一ネットワークにおける第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは二つ以上の識別情報グループに関連付けられている。前記方法は、さらに、第一アクセスノードから、当該二つ以上の識別情報グループを示す情報を受信することを含む。
いくつかの実施形態において、各アクセスノードについて、その物理レイヤー関連識別情報が、アクセスノードによって使用される同期信号シーケンスに少なくとも関連付けられている。
実施形態において、識別のステップは、第二アクセスノードについてのUEによる測定を容易にする。
第四の観点によれば、ユーザ装置(UE)が提供される。UEは第一ネットワークの第一アクセスノードに収容され、第二アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を検出するように構成された検出ユニットと、検出された物理レイヤー関連識別情報が含まれる識別情報グループを決定するように構成された決定ユニットと、決定された識別情報グループに基づき第二アクセスノードが第一ネットワークに属しているかを識別するように構成された識別ユニットと、を含む。第一ネットワークにおける第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、他の何れのネットワークの何れかの隣接アクセスノードに関連付けられている何れの識別情報グループとも異なる一つ以上の識別情報グループに関連付けられている。
上述の第三の観点の実施形態は、さらに、第四の観点にも適用可能である。
本開示の実施形態を用いると、利用可能な物理レイヤー関連識別情報はいくつかの識別情報グループに分割され、そのような分割はアクセスノードとUEとに既知とされる。アクセスノードは、異なるネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれているいずれの識別情報グループとも異なる識別情報グループから、そのアクセスノードの物理レイヤー関連識別情報として、物理レイヤー関連識別情報を選択する。ゆえに、第一ネットワークにおけるアクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、他の何れのネットワークの何れかの隣接アクセスノードに関連付けられている何れの識別情報グループとも異なる一つ以上の識別情報グループに関連付けられる。したがって、UEは、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループに基づいて、UEが検出したアクセスノードがそのサービングネットワークに属しているかどうかを判定できる。このようにして、そのネットワーク識別情報を検出することなく、高速でかつより効率よい手法で、イントラネットワークか、または、インターネットワークかを識別することが可能となる。
上述したおよび他の目的、特徴および有利性は図面の参照とともに本開示の実施形態についての以下の説明から明確になるであろう。
スペクトラム再利用の例示的なシナリオを示す図である。 本開示の実施形態にしたがったネットワーク識別を容易にする方法を示すフローチャートである。 本開示の実施形態にしたがったネットワーク識別のための方法を示すフローチャートである。 本開示の実施形態にしたがったアクセスノードを示すブロック図である。 本開示の他の実施形態にしたがったアクセスノードを示すブロック図である。 本開示の実施形態にしたがったUEを示すブロック図である。 本開示の他の実施形態にしたがったUEを示すブロック図である。
以下で図面を参照しながら本開示の実施形態が詳細に説明される。以下の実施形態は図解のためだけのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。
図2は本開示の実施形態にしたがったネットワーク識別を容易にする方法200を示すフローチャートである。本方法200は第一ネットワークのアクセスノード(たとえば、図1におけるネットワーク110のAN112)によって実行可能である。たとえば、アクセスノードは、LTEネットワークにおける進化型ノードB(eNB)であってもよい。
本方法200は以下のステップを含む。
ステップS210で一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについての物理レイヤー関連識別情報が検出される。
ここでは、各アクセスノードについて、その物理レイヤー関連識別情報が、そのアクセスノードによって使用される同期信号シーケンスに少なくとも関連付けられている。たとえば、物理レイヤー関連識別情報は、上述されたPANIであってもよい。
本開示のコンテキストにおいて、特定のアクセスノードのうちの「隣接」アクセスノードは、特定のアクセスノードのカバレッジエリアと少なくとも部分的にオーバーラップしたカバレッジエリアを有している。一例において、ステップS210での検出は、ビーコンチャネルをリスニングし、ビーコンチャネル上で各隣接アクセスノードによってブロードキャストされるビーコン内の同期信号シーケンスをブラインドで検出することによって実行される。この場合、アクセスノードはAN探索のためのUEのように動作する。
ステップS220で、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報に基づき、その隣接アクセスノードのネットワーク識別情報がデコードされる。ここで、ネットワーク識別情報は、上述されたNIであってもよいが、また、NIに関連して説明されたものと同じ手法によってデコード可能である。
ステップS230で、まず、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、デコードされた隣接アクセスノードのネットワーク識別情報に基づいて、当該隣接アクセスノードが、第一ネットワーク(例:図1のネットワーク110)に属しているのか、それとも異なるネットワーク(例:図1のネットワーク120)に属しているのかが判定される。
そして、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が属している識別情報グループが決定される。ここで、利用可能な物理レイヤー関連識別情報(たとえば、PANI全体のプールやそれのサブセットなど)は、いくつかの識別情報グループに分割され、このような分割はすべてのアクセスノードおよびUEに既知とされる。この決定はそのような知識に基づいて実行可能である。
ステップS240で、異なるネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれているいずれの識別情報グループとも異なる識別情報グループから、物理レイヤー関連識別情報が選択される。これは、異なるネットワークに属している二つの隣接アクセスノードのいずれもが、同一の識別情報グループから選択された物理レイヤー関連識別情報を決して持つことがないことを、確実にする。
好ましくは、ステップS240で、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報は、第一ネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループから、選択される。つまり、同一ネットワークに属している二つ以上の隣接アクセスノードが、同一の識別情報グループから選択された物理レイヤー関連識別情報を持つことが、好ましい。このようにして、単一のネットワークの隣接アクセスノードによって使用される識別情報グループの数が削減される。
実施形態において、本方法200は、第一ネットワークに関連付けられている一つ以上の識別情報グループを示す情報をユーザ装置(UE)に送信するステップをさらに含む。一つ以上の識別情報グループのそれぞれは、当該第一ネットワークにおける、当該アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報、および/または、少なくとも一つの隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を含む。これは、第一ネットワークに属している当該アクセスノードとその隣接アクセスノードとが、同一の識別情報グループから選択された物理レイヤー関連識別情報を持つ場合には、不要である。しかし、これは、第一ネットワークにおける当該アクセスノードとその隣接アクセスノードとが二つ以上の識別情報グループから選択されるときには、好ましく、なぜなら、サービングアクセスノードのそれとは異なる識別情報グループから選択された物理レイヤー関連識別情報を有するイントラネットワークアクセスノードをUEが高速に識別することを可能ならしめるからである。
ついで、図3は本開示の実施形態にしたがったネットワーク識別のための方法300を示すフローチャートである。本方法300は第一ネットワークの第一アクセスノード収容されるユーザ装置(UE)(たとえば、図1におけるネットワーク110のAN112によって収容されるUE102)によって実行可能である。
本方法300は以下のステップを含む。
ステップS310で、第二アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が検出される。ここで、各アクセスノードについて、その物理レイヤー関連識別情報が、そのアクセスノードによって使用される同期信号シーケンスに少なくとも関連付けられている。上述されたように、ステップS310での検出は、ビーコンチャネルをリスニングし、ビーコンチャネル上で第二アクセスノードによってブロードキャストされるビーコン内の同期信号シーケンスをブラインドで検出することによって実行される。
ステップS320で、検出された物理レイヤー関連識別が属している識別情報グループが決定される。図2のS230に関連して上で説明されたように、利用可能な物理レイヤー関連識別情報はいくつかの識別情報グループに分割され、そのような分割はすべてのアクセスノードとUEとに知られている。この決定はそのような知識に基づいて実行可能である。
ステップS330で、決定された識別情報グループに基づいて、第二アクセスノードが第一ネットワークに属しているかどうかが識別される。ここで、第一ネットワークにおける第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、他の何れのネットワークの何れかの隣接アクセスノードに関連付けられている何れの識別情報グループとも異なる一つ以上の識別情報グループに関連付けられている。
実施形態において、ステップS330の識別ステップは、決定された識別情報グループが一つ以上の識別情報グループの何れかと一致するかを判定することによって、実行される。
第一ネットワークにおける第一アクセスノードとその隣接アクセスノードが二つ以上の識別情報グループに関連付けられている例では、本方法300は、さらに、当該二つ以上の識別情報グループを示す情報を、第一アクセスノードから受信するステップを含む。
実施形態において、ステップS330の識別のステップは、第二アクセスノードについてのUEによる測定を容易にする。たとえば、第二アクセスノードが第一ネットワークに属しており、かつ、UEはイントラネットワークアクセスノード(つまり、第一ネットワークのアクセスノード)から、RSRPを測定する必要があると仮定する。この場合、UEは、第二アクセスノードが第一ネットワークに属していると判定できるが、これは単純に、第二アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が、第一アクセスノードまたはその隣接アクセスノードに関連付けられている識別情報グループに含まれているからである。そして、UEは、RSRPを測定し、適切であるときにはRSRPの測定結果を報告することができ、第二アクセスノードのネットワーク識別情報をデコードする必要は無い。さらに、UEは、いずれかのインターネットワークからのRSRPの不必要な測定を回避することができる。このようにして、測定報告プロセスにおける遅延が削減可能となる。
これは隣接探索にも適用可能である。UEがイントラネットワークまたはインターネットワークのいずれかのアクセスノードの探索を試行するためにビーコンチャネルをリッスンするときに、UEは、上述の方法300を用いて、ビーコンがイントラネットワークのアクセスノードまたはインターネットワークのアクセスノードから送信されたかどうかを高速に決定できる。
上述された本方法200に対応するアクセスノードが提供される。図4は本開示の実施形態にしたがったアクセスノード400を示すブロック図である。アクセスノード400は、たとえば、第一ネットワークのeNBである。
図4が示すように、アクセスノード400は、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれの物理レイヤー関連識別情報を検出するように構成された検出ユニット410を有する。アクセスノード400は、さらに、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報に基づき、隣接アクセスノードのネットワーク識別情報をデコードするように構成されたデコードユニット420を有する。アクセスノード400は、さらに、決定ユニット430を有し、決定ユニット430は、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、デコードされた隣接アクセスノードのネットワーク識別情報に基づいて、隣接アクセスノードが第一ネットワークまたは異なるネットワークに属しているかを判定し、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループを決定するように構成されている。アクセスノード400は、さらに、異なるネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれているいずれの識別情報グループとも異なる識別情報グループから、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報として、物理レイヤー関連識別情報を選択するように構成された選択ユニット440を含む。
実施形態において、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報は、第一ネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループから、選択される。
実施形態において、アクセスノード400は、第一ネットワークに関連付けられている一つ以上の識別情報グループを示す情報をユーザ装置(UE)に送信するように構成された送信ユニット(不図示)をさらに含む。各識別情報グループは、第一ネットワークにおける、クセスノードの物理レイヤー関連識別情報、および/または、少なくとも一つの隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を含む。
いくつかの実施形態において、各アクセスノードについて、そのアクセスノードによって使用される同期信号シーケンスにその物理レイヤー関連識別情報が少なくとも関連付けられている。
ユニット410−440のそれぞれは、純粋なハードウエアソリューションによって実装されてもよいし、ソフトウエアとハードウエアとの組み合わせによって実現されてもよく、たとえば、図2に図示され、上述された動作を実行するように構成された、プロセッサ、マイクロプロセッサ、適切なソフトウエア、当該ソフトウエアを記憶するメモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD)または他の電子コンポーネント、プロセッシング回路の一つ以上によって実装されてもよい。
図5は本開示の他の実施形態にしたがったアクセスノード500を示すブロック図である。アクセスノード500は、たとえば、第一ネットワークのeNBである。
アクセスノード500は、送受信機510と、プロセッサ520と、メモリ530とを有する。メモリ530は、プロセッサ520によって実行可能なインストラクションを含み、これによってアクセスノード500は、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれの物理レイヤー関連識別情報を検出し、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、その隣接アクセスノードの検出された物理レイヤー関連識別情報に基づき、その隣接アクセスノードのネットワーク識別情報をデコードするように動作する。メモリ530は、さらに、プロセッサ520によって実行可能なインストラクションを含み、これによってアクセスノード500は、一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、デコードされた隣接アクセスノードのネットワーク識別情報に基づいて、隣接アクセスノードが第一ネットワークまたは異なるネットワークに属しているかを判定し、検出された隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループを決定するように動作する。メモリ530は、プロセッサ520によって実行可能なインストラクションを含み、これによってアクセスノード500は、異なるネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれているいずれの識別情報グループとも異なる識別情報グループから、アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報として、物理レイヤー関連識別情報を選択するように動作する。
上述された本方法300に対応するUEが提供される。図6は本開示の他の実施形態にしたがったUE600を示すブロック図である。UE600は第一ネットワークの第一アクセスノードに収容される。
図6が示すように、UE600は、第二アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を検出するように構成された検出ユニット610を有する。UE600は、さらに、検出された物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループを決定するように構成された決定ユニット620を含む。UE600は、決定された識別情報グループに基づいて、第二アクセスノードが第一ネットワークに属しているかどうかを識別するように構成された識別ユニット630を有する。ここで、第一ネットワークにおける第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、他の何れのネットワークの何れかの隣接アクセスノードに関連付けられている何れの識別情報グループとも異なる一つ以上の識別情報グループに関連付けられている。
実施形態において、識別ユニット630は、決定された識別情報グループが一つ以上の識別情報グループの何れかと一致するかを判定することによって、第二アクセスノードが第一ネットワークに属しているかどうかを識別するように構成されている。
実施形態において、第一ネットワークにおける第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは二つ以上の識別情報グループに関連付けられている。UE600は、さらに、第一アクセスノードから、当該二つ以上の識別情報グループを示す情報を受信するように構成された受信ユニット(不図示)を含む。
実施形態において、各アクセスノードについて、そのアクセスノードによって使用される同期信号シーケンスにその物理レイヤー関連識別情報が少なくとも関連付けられている。
実施形態において、識別ユニット630による識別は、第二アクセスノードについてのUE600による測定を容易にする。
ユニット610−630のそれぞれは、純粋なハードウエアソリューションによって実装されてもよいし、ソフトウエアとハードウエアとの組み合わせによって実現されてもよく、たとえば、図3に図示され、上述された動作を実行するように構成された、プロセッサ、マイクロプロセッサ、適切なソフトウエア、当該ソフトウエアを記憶するメモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD)または他の電子コンポーネント、プロセッシング回路の一つ以上によって実装されてもよい。
図7は本開示の他の実施形態にしたがったUE700を示すブロック図である。UE700は第一ネットワークの第一アクセスノードに収容される。
UE700は、送受信機710と、プロセッサ720と、メモリ730とを有する。メモリ730は、プロセッサ720によって実行可能なインストラクションを含み、これによってUE700は、第二アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を検出し、検出された物理レイヤー関連識別情報が含まれる識別情報グループを決定し、決定された識別情報グループに基づき第二アクセスノードが第一ネットワークに属しているかを識別するように動作する。第一ネットワークにおける、第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、他の何れかのネットワークの何れかの隣接アクセスノードに関連付けられている何れの識別情報グループとも異なる一つ以上の識別情報グループに関連付けられている。
本開示は、さらに、たとえば、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリおよびハードドライブなどの、不揮発性または揮発性のメモリの形式で、少なくとも一つのコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトはコンピュータプログラムを有する。コンピュータプログラムは、プロセッサ520によって実行されると、たとえば、図2に関連してすでに説明されたプロシージャなどのアクションをアクセスノード500に実行させるコード/コンピュータ可読インストラクションや、プロセッサ720によって実行されると、たとえば、図3に関連してすでに説明されたプロシージャなどのアクションをアUE700に実行させるコード/コンピュータ可読インストラクションを、含む。
コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラムモジュール内で構造化されたコンピュータプログラムコードとして構成されてもよい。コンピュータプログラムモジュールは、図2に示されたフローのアクションや図3に示されたフローのアクションを実行しうる。
プロセッサは、単一のCPU(中央処理装置)であってもよいし、二つ以上のプロセッシングユニットを含んでもよい。たとえば、プロセッサは、汎用マイクロプロセッサ、インストラクションセットプロセッサ、および/または、関連のチップセット、および/または、特定用途集積回路(ASIC)のような特定用途マイクロプロセッサを含んでもよい。プロセッサは、さらに、キャッシュ目的のボードメモリを有してもよい。コンピュータプログラムは、プロセッサに接続されたコンピュータプログラムプロダクトによって搬送されてもよい。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読媒体を含んでもよい。たとえば、コンピュータプログラムプロダクトは、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、または、EEPROMであってもよいし、上述されたコンピュータプログラムモジュールは、代替的な実施形態において、メモリの形態で、異なるコンピュータプログラムプロダクトに分散されてもよい。
本開示は、本開示の実施形態を参照しながら以上で説明された。本開示の範囲や精神を逸脱することなく、様々な変更、置換および追加を当業者によって実行可能であることは理解されるべきである。したがって、本開示の範囲は、上述された特定の実施形態に限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によって定義されるにすぎない。

Claims (18)

  1. ネットワーク識別を容易にするための方法(200)であって、第一ネットワークのアクセスノードで、
    − 一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについての物理レイヤー関連識別情報を検出すること(S210)と、
    − 前記一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、前記隣接アクセスノードの前記検出された物理レイヤー関連識別情報に基づき、当該隣接アクセスノードのネットワーク識別情報をデコードすること(S220)と、
    − 前記一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、
    − 当該隣接アクセスノードの前記デコードされたネットワーク識別情報に基づき、当該隣接アクセスノードが前記第一ネットワークに属しているのか、または、異なるネットワークに属しているのかを判定すること(S230)と、
    前記隣接アクセスノードが異なるネットワークに属していると判定されると、当該隣接アクセスノードの前記検出された物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループを決定すること(S230)と、
    前記異なるネットワークに属している前記隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれているいずれの識別情報グループとも異なる識別情報グループから、当該アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報として、物理レイヤー関連識別情報を選択すること(S240)と、
    − 前記第一ネットワークに関連付けられている一つ以上の識別情報グループを示す情報を、ユーザ装置(UE)に送信することと、
    を有する方法。
  2. 請求項1に記載の方法(200)であって、前記アクセスノードの前記物理レイヤー関連識別情報は、前記第一ネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループから、選択される、方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法(200)であって、
    前記一つ以上の識別情報グループにおける各識別情報グループは、前記第一ネットワークにおける、前記アクセスノードの前記物理レイヤー関連識別情報、および/または、少なくとも一つの隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を含む、方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法(200)であって、各アクセスノードについて、そのアクセスノードによって使用される同期信号シーケンスにその物理レイヤー関連識別情報が少なくとも関連付けられている、方法。
  5. 第一ネットワークのアクセスノード(400)であって、
    − 一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについての物理レイヤー関連識別情報を検出するように構成された検出ユニット(410)と、
    − 前記一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、前記隣接アクセスノードの前記検出された物理レイヤー関連識別情報に基づき、当該隣接アクセスノードのネットワーク識別情報をデコードするように構成されたデコードユニット(420)と、
    − 前記一つ以上の隣接アクセスノードのそれぞれについて、
    − 当該隣接アクセスノードの前記デコードされたネットワーク識別情報に基づき、当該隣接アクセスノードが前記第一ネットワークに属しているのか、または、異なるネットワークに属しているのかを判定し、
    前記隣接アクセスノードが異なるネットワークに属していると判定されると、当該隣接アクセスノードの前記検出された物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループを決定する、ように構成された決定ユニット(430)と、
    前記異なるネットワークに属している前記隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれているいずれの識別情報グループとも異なる識別情報グループから、当該アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報として、物理レイヤー関連識別情報を選択するように構成された選択ユニット(440)と、
    − 前記第一ネットワークに関連付けられている一つ以上の識別情報グループを示す情報を、ユーザ装置(UE)に送信するように構成された送信ユニットと
    を有するアクセスノード。
  6. 請求項5に記載のアクセスノード(400)であって、前記アクセスノードの前記物理レイヤー関連識別情報は、前記第一ネットワークに属している隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループから、選択される、アクセスノード。
  7. 請求項5または6に記載のアクセスノード(400)であって、
    前記一つ以上の識別情報グループにおける各識別情報グループは、前記第一ネットワークにおける、前記アクセスノードの前記物理レイヤー関連識別情報、および/または、少なくとも一つの隣接アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を含む、アクセスノード。
  8. 請求項5ないし7のいずれか一項に記載のアクセスノード(400)であって、各アクセスノードについて、そのアクセスノードによって使用される同期信号シーケンスにその物理レイヤー関連識別情報が少なくとも関連付けられている、アクセスノード。
  9. 第一ネットワークの第一アクセスノードによって収容されるユーザ装置(UE)におけるネットワーク識別のための方法(300)であって、
    − 第二アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を検出すること(S310)と、
    − 前記検出された物理レイヤー関連識別情報が属している識別情報グループを決定すること(S320)と、
    − 前記決定された識別情報グループに基づいて、前記第二アクセスノードが前記第一ネットワークに属しているかどうかを識別すること(S330)と、
    − 前記第二アクセスノードが前記第一ネットワークに属している場合に、前記第二アクセスノードについての測定を実行することと、を有し、
    前記第一ネットワークにおける前記第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、他の何れのネットワークの何れかの隣接アクセスノードに関連付けられている何れの識別情報グループとも異なる一つ以上の識別情報グループに関連付けられている、方法。
  10. 請求項9に記載の方法(300)であって、前記識別すること(S330)は、
    − 前記決定された識別情報グループが前記一つ以上の識別情報グループの何れかと一致するかどうかを判定することによって実行される、方法。
  11. 請求項9に記載の方法(300)であって、前記第一ネットワークにおける前記第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、二つ以上の識別情報グループに関連付けられており、
    前記方法(300)は、さらに、
    − 前記第一アクセスノードから、当該二つ以上の識別情報グループを示す情報を受信することを含む、方法。
  12. 請求項9ないし11のいずれか一項に記載の方法(300)であって、各アクセスノードについて、そのアクセスノードによって使用される同期信号シーケンスにその物理レイヤー関連識別情報が少なくとも関連付けられている、方法。
  13. 請求項9ないし12のいずれか一項に記載の方法(300)であって、前記識別すること(S330)は、前記第二アクセスノードについての前記UEによる測定を容易にする、方法。
  14. 第一ネットワークの第一アクセスノードによって収容されるユーザ装置(UE)(600)であって、
    − 第二アクセスノードの物理レイヤー関連識別情報を検出するように構成された検出ユニット(610)と、
    − 前記検出された物理レイヤー関連識別情報が含まれている識別情報グループを決定するように構成された決定ユニット(620)と、
    − 前記決定された識別情報グループに基づいて、前記第二アクセスノードが前記第一ネットワークに属しているかどうかを識別するように構成された識別ユニット(630)と、
    前記第二アクセスノードが前記第一ネットワークに属している場合に、前記第二アクセスノードについての測定を実行する測定ユニットと、を有し、
    前記第一ネットワークにおける前記第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、他の何れのネットワークの何れかの隣接アクセスノードに関連付けられている何れの識別情報グループとも異なる一つ以上の識別情報グループに関連付けられている、UE。
  15. 請求項14に記載のUE(600)であって、前記識別ユニット(630)は、前記決定された識別情報グループが前記一つ以上の識別情報グループの何れかと一致するかを判定することによって、前記第二アクセスノードが前記第一ネットワークに属しているかどうかを識別するように構成されている、UE。
  16. 請求項14に記載のUE(600)であって、前記第一ネットワークにおける前記第一アクセスノードおよびその隣接アクセスノードは、二つ以上の識別情報グループに関連付けられており、
    前記UE(600)は、さらに、
    − 前記第一アクセスノードから、当該二つ以上の識別情報グループを示す情報を受信するように構成された受信ユニットを含む、UE。
  17. 請求項14ないし16のいずれか一項に記載のUE(600)であって、各アクセスノードについて、そのアクセスノードによって使用される同期信号シーケンスにその物理レイヤー関連識別情報が少なくとも関連付けられている、UE。
  18. 請求項14ないし17のいずれか一項に記載のUE(600)であって、前記識別ユニット(630)によって前記識別することは、前記第二アクセスノードについての前記UEによる測定を容易にする、UE。
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