JP2010034250A - テープ拡張装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で強固に環状フレームを保持可能なテープ拡張装置を提供することである。
【解決手段】 外周縁部が環状フレームに装着され表面にワークが貼着されたテープを拡張するテープ拡張装置であって、中心部に開口部を有し、前記環状フレームが載置されるフレーム載置台と、前記環状フレームの開口部と略同一形状の開口領域を有し、前記フレーム載置台に対向した保持位置と該フレーム載置台から退避した退避位置との間で移動可能なプレートと、該プレートを前期保持位置と前期退避位置との間で移動するプレート移動手段と、前記プレートが前記保持位置に移動されているときに、前記フレーム載置台を移動して該環状フレームを該プレートと該フレーム載置台とで挟持するフレーム載置台移動機構と、該環状フレームが前記プレートと前記フレーム載置台とで挟持されているときに、前記テープに貼着されたワークを前記プレートを越えて前期フレーム載置台と反対方向に移動して該テープを拡張するテープ拡張機構と、を具備したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエーハ等のワークが貼着されたテープを拡張するテープ拡張装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円盤形状の半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと称される分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断することにより、デバイスが形成された領域を分割して個々の半導体チップ(デバイス)を製造している。
個々に分割された半導体チップは、その裏面にエポキシ樹脂等で形成された厚さが例えば20〜100μmのダイアタッチフィルム(DAF)と称されるダイボンディング用のフィルム状接着剤が装着され、このフィルム状接着剤を介して半導体チップを支持するダイボンディングフレームに加熱することによりボンディングされる。
一方、半導体ウエーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、近年にあっては、被加工物に対して透過性を有するパルスレーザビームを用い、分割すべき領域の内部に集光点を合わせてパルスレーザビームを照射するレーザ加工方法が試みられている。
このレーザ加工方法による被加工物の分割方法は、例えば特許第3408805号公報に示されるように、被加工物の一方の面側から内部に集光点を合わせて被加工物に対して透過性を有する赤外光領域のパルスレーザビームを照射し、被加工物の内部に分割予定ラインに沿って変質層を連続的に形成する。そして、変質層が形成されることで強度が低下した分割予定ラインに沿って外力を加えることによって、被加工物を分割予定ラインに沿って分割する。
内部に変質層を形成することにより分割予定ラインの強度が低下した半導体ウエーハや、ダイアタッチフィルム(DAF)を分割する方法の一つに被加工物をテープに貼着し、テープを拡張することにより個々の半導体チップ等に分割する方法がある(例えば、特開2007−67278号公報参照)。
特許第3408805号公報 特開2007−67278号公報
しかし、特許文献2に開示されたエキスパンド装置では、テープ拡張時に環状フレームの一部をクランプして固定するだけなので、テープを拡張する際に十分な環状フレームの保持が行えないという問題がある。また、複数のクランプ可動機構が必要であり、そのため装置の煩雑化及び高コスト化を招いていた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成で強固に環状フレームを支持可能なテープ拡張装置を提供することである。
請求項1記載の発明によると、外周縁部が環状フレームに装着され表面にワークが貼着されたテープを拡張するテープ拡張装置であって、中心部に開口部を有し、前記環状フレームが載置されるフレーム載置台と、前記環状フレームの開口部と略同一形状の開口領域を有し、前記フレーム載置台に対向した保持位置と該フレーム載置台から退避した退避位置との間で移動可能なプレートと、該プレートを前期保持位置と前期退避位置との間で移動するプレート移動手段と、前記プレートが前記保持位置に移動されているときに、前記フレーム載置台を移動して該環状フレームを該プレートと該フレーム載置台とで挟持するフレーム載置台移動機構と、該環状フレームが前記プレートと前記フレーム載置台とで挟持されているときに、前記テープに貼着されたワークを前記プレートを越えて前期フレーム載置台と反対方向に移動して該テープを拡張するテープ拡張機構と、を具備したことを特徴とするテープ拡張装置が提供される。
好ましくは、フレーム載置台は、環状フレームに突き当てて移動することにより、フレーム載置台に載置された環状フレームの位置合わせを行う少なくとも3本のピンを有している。
プレートはピンに対応する少なくとも3個の長穴を有しており、ピンによって環状フレームが位置決めされた状態で、ピンが長穴中に挿入されることによりフレーム載置台とプレートによって環状フレームが保持されるのを許容する。
好ましくは、テープ拡張装置は、環状フレームの内周とワークの外周との間の拡張されて弛んだテープ領域を外的刺激によって矯正するヒーター等の外的刺激付与手段を更に備えている。
好ましくは、テープ拡張機構はポーラス吸着部を有しており、外的刺激付与手段によるテープ矯正時にこのポーラス吸着部によりワークが搭載された部分のテープを吸引保持してこの部分のテープが矯正されるのを防止する。
請求項6記載の発明によると、外周縁部が環状フレームに装着され表面にワークが貼着されたテープを拡張するテープ拡張装置であって、中心部に開口部を有し、前記環状フレームが載置されるフレーム載置台と、前記環状フレームの開口部と略同一形状の開口領域を有し、前記フレーム載置台に対向した保持位置と該フレーム載置台から退避した退避位置との間で移動可能なプレートと、該プレートを前期保持位置と前期退避位置との間で移動するプレート移動手段と、前記フレーム載置台の開口部に挿入されるように配設され、前記環状フレームが該フレーム載置台上に載置されたとき、前記ワークに当接するように適合したテーブルと、前記プレートが前記保持位置に移動されているときに、前記フレーム載置台を移動して該環状フレームを該プレートと該フレーム載置台とで挟持するフレーム載置台移動機構と、該環状フレームが前記プレートと前記フレーム載置台とで挟持されているときに、前記テーブルを前記プレートを越えて移動して、該テーブルで前記テープを突き上げることによりテープを拡張するテーブル移動機構と、を具備したことを特徴とするテープ拡張装置が提供される。
本発明によると、簡単な構成で環状フレーム全体をフレーム載置台とプレートとで挟持するので環状フレームを強固に固定できるテープ拡張装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係るテープ拡張装置2の斜視図が示されている。このテープ拡張装置2は、例えば図2に示すように、外周縁部が環状フレーム28に装着され表面に半導体ウエーハ32等のワークが貼着されたダイシングテープ等のテープ30に半径方向の張力を印加することによりテープを拡張する装置である。
図2において、環状フレーム28はその内周に開口29を有しており、この開口29はダイシングテープ等の粘着テープ30により塞がれている。粘着テープ30上には半導体ウエーハ32が貼着されており、半導体ウエーハ32は、格子状に形成された複数のストリート(分割予定ライン)34によって複数の領域が区画されており、区画されたそれぞれの領域にIC、LSI等のデバイス36が形成されている。
本実施形態の半導体ウエーハ32では、図3に示すように、レーザヘッド38からウエーハ32に対して透過性が良好な波長1000nm〜1600nmのレーザビームLが半導体ウエーハ32の裏面32b近傍に集光点を合わせて照射される。その結果、半導体ウエーハ32の内部に分割予定ラインに沿って変質層40が連続的に形成される。
この変質層40は強度が低下しているため、図1に示すテープ拡張装置により粘着テープ30に外力を付与してテープ30を半径方向に拡張することにより、半導体ウエーハ32を分割予定ライン34に沿って破断し、個々の半導体チップ36に分割することができる。
再び図1を参照して、本発明実施形態に係るテープ拡張装置2の構成について詳細に説明する。符号4は中心部に開口6を有し、環状フレーム28が載置されるフレーム載置台であり、4個の長穴8を有しており、各長穴8中に矢印A方向に移動可能にピン10が挿入されている。
これらのピン10はフレーム載置台4上に載置された環状フレーム28を位置決めするためのピンであり、各ピン10をフレーム載置台4上に載置された環状フレーム28に突き当てて互いに近づく方向に移動することにより、環状フレーム28の中心部分がフレーム載置台4の中心部分に一致するように位置合わせを行うことができる。
本実施形態では、フレーム載置台4には4本のピン10が移動可能に設けられているが、少なくとも3本のピン10を移動可能にフレーム載置台4に装着することにより、フレーム載置台4上に載置された環状フレーム28の位置決めを達成することができる。
フレーム載置台4はフレーム載置台移動機構を構成する4個のエアーシリンダ42のピストンロッド44により支持されている。よって、エアーシリンダ42を駆動することにより、フレーム載置台4はZ軸方向(上下方向)に移動される。
フレーム載置台4の両側上方には、フレーム載置台4の載置表面4aと平行に伸長する一対のガイドレール12が配設されている。これらのガイドレール12は特に図示しないがテープ拡張装置2のフレームに固定されている。
これらのガイドレール12にはプレート14の両側部が挿入されており、プレート14はガイドレール12に案内されてフレーム載置台4上方の保持位置と、フレーム載置台4から退避した図1に示された退避位置との間で移動可能である。
エアーシリンダ20のピストンロッド21がプレート14に連結されており、エアーシリンダ20を駆動することによりプレート14は保持位置と退避位置との間でガイドレール12に案内されて移動される。プレート14は環状フレーム28の開口29と概略同一形状の開口16とフレーム載置台4の長穴8に対応する4個の長穴18を有している。
フレーム載置台4の開口6に挿入されるように保持テーブル50が配設されている。保持テーブル50は、環状フレーム28がフレーム載置台4上に載置された時、半導体ウエーハ32を保持するように適合している。
保持テーブル50は、図4(A)に示すように外周環状フレーム51と、外周環状フレーム51内に配設されたポーラス吸着部52とから構成される。ポーラス吸着部52は吸引路54を介して真空吸引源56に選択的に接続される。
符号46は保持テーブル移動機構であり、以下のように構成されている。すなわち、外周環状フレーム51は支持フレーム58で支持されており、支持フレーム58にはナット60が固定されている。ボールねじ62がナット60に螺合しており、パルスモータ64を駆動することにより外周環状フレーム51は支持フレーム58を介して上下方向に移動される。
一方、ポーラス吸着部52は支持フレーム66で支持されており、支持フレーム66にはナット68が固定されている。ボールねじ70がナット68に螺合しており、パルスモータ72を駆動すると支持フレーム66を介してポーラス吸着部52が上下方向に移動される。
本実施形態では、保持テーブル50の環状フレーム51とポーラス吸着部52は独立して駆動されるが、これらを一つのパルスモータとボールねじとの組み合わせにより一体として駆動するように構成しても良い。符号48は保持テーブル移動機構46の外周を覆うケーシングである。
図4(A)と併せて図1を参照すると、環状フレーム28はフレーム搬送アーム24の吸着パッド26に吸着されて搬送される。フレーム搬送アーム24はX軸方向及びZ軸方向に移動可能に構成されており、環状フレーム28を吸着してフレーム載置台4に載置可能に構成されている。フレーム搬送アーム24をY軸方向にも移動可能に構成しても良い。74は環状ヒータ76を有する外的刺激付与手段であり、Z軸方向に移動可能に構成されている。
次に、図4乃至図6を参照して、上述したテープ拡張装置2の作用について説明する。図4(A)はフレーム搬送アーム24で保持された環状フレーム28がテープ拡張装置2の上方に位置付けされた初期位置を示している。プレート14はテープ拡張装置2の右側に示されており、図1に示された状態と左右が逆転して示されていることに注意されたい。
図4(A)に示された状態から、フレーム搬送アーム24を下方に移動して図4(B)に示すようにフレーム載置台4上に環状フレーム28を載置する。次いで、図5(A)に示すようにフレーム搬送アーム24が上方に退避する。
次いで、図5(B)に示すように、ピン10を環状フレーム28に突き当てて互いに近づく方向に移動することにより、環状フレーム28の中心部分をフレーム載置台4の中心部分に合わせるように位置決めする。
更に、エアーシリンダ20を駆動してプレート14をフレーム載置台4上方の保持位置に移動する。この時、プレート14の開口16は環状フレーム28の開口29に概略一致するように整列される。
次いで、複数のエアーシリンダ42からなるフレーム載置台移動機構を駆動して、図6(A)に示すようにフレーム載置台4を上昇し、フレーム載置台4とプレート14とで環状フレーム28を挟み込む。
ガイドレール12が装置に固定されているため、プレート14はZ軸方向には不動に保持されているので、環状フレーム28はフレーム載置台4とプレート14により強固に保持されることになる。
尚、図6(A)に示した状態において、プレート14の各長穴18はフレーム載置台4の長穴8に対応して形成されているため、エアーシリンダ42を駆動してフレーム載置台4を上昇させると、ピン10はプレート14の長穴18中に挿入されるため、ピン10が邪魔することなく環状フレーム28をフレーム載置台4とプレート14とで強固に挟持することができる。
次いで、パルスモータ64,72とボールねじ62,70とから構成される保持テーブル移動機構46を駆動することにより、図6(B)に示すように保持テーブル50が上昇し、半導体ウエーハ32を搭載した粘着テープ30が上方に突き上げられるため、粘着テープ30は半径方向に拡張される。
その結果、図3に示した変質層40に粘着テープ30を介して外力が付与されるため、半導体ウエーハ32は分割予定ライン34に沿って破断され、個々の半導体チップ36に分割される。
分割終了後、保持テーブル50のポーラス吸着部52を真空吸引源56に接続することにより、ポーラス吸着部52で半導体ウエーハ32を吸引保持する。この状態で、保持テーブル移動機構46を駆動してポーラス吸着部52がフレーム載置台4の載置面4aと概略同一高さとなるまで保持テーブル50を降下する。
そして、外的刺激付与手段74を降下して、外的刺激付与手段74の環状ヒータ76を環状フレーム28の内周と半導体ウエーハ32の外周との間の拡張されて弛んだ粘着テープ30に押し当てる、若しくは近づける。粘着テープ30は熱収縮性の性質を有しているため、これにより弛んだ粘着テープ30は真っ直ぐになるように矯正される。
このとき、半導体ウエーハ32を搭載した粘着テープ30部分は、環状フレーム28が前もって位置決めされているため、ポーラス吸着部52は半導体ウエーハ32を搭載した粘着テープ30部分のみ真空吸引しているので、半径方向に拡張されたままの状態で維持される。上述した本実施形態のテープ拡張装置2によれば、簡単な構成で強固に環状フレーム28を保持してテープ30を拡張可能なテープ拡張装置を提供することができる。
尚、上述した実施形態では、被加工物(ワーク)として半導体ウエーハ32を粘着テープ30上に搭載した例について説明したが、本発明が適用可能なワークはこれに限定されるものではなく、ダイアタッチフィルム(DAF)、先ダイシングにより半導体ウエーハが切削加工されて裏面にDAFが貼付されたワーク等を含むものである。
本発明実施形態に係るテープ拡張装置の斜視図である。 粘着テープを介して環状フレームに搭載された半導体ウエーハを示す斜視図である。 レーザビームにより半導体ウエーハ内部に変質層を形成する様子を示す説明図である。 図4(A)はテープ拡張装置の初期位置を示す断面図、図4(B)はフレーム搬送アームがフレーム載置台上に環状フレームを搭載した状態を示す断面図である。 図5(A)はフレーム搬送アームが退避位置に退避した状態を示す断面図、図5(B)は環状フレームの位置決め及びプレートが保持位置に移動された状態を示す断面図である。 図6(A)はフレーム載置台とプレートにより環状フレームを保持した状態を示す断面図、図6(B)は保持テーブルを上昇してテープを拡張した状態を示す断面図である。
符号の説明
2 テープ拡張装置
4 フレーム載置台
8 長穴
10 ピン
12 ガイドレール
14 プレート
18 長穴
20 エアーシリンダ
24 フレーム搬送アーム
26 吸着パッド
28 環状フレーム
30 粘着テープ
32 半導体ウエーハ
38 レーザヘッド
40 変質層
42 エアーシリンダ
46 保持テーブル移動機構
50 保持テーブル
52 ポーラス吸着部
56 真空吸引源
62,70 ボールねじ
64,72 パルスモータ
76 環状ヒータ

Claims (6)

  1. 外周縁部が環状フレームに装着され表面にワークが貼着されたテープを拡張するテープ拡張装置であって、
    中心部に開口部を有し、前記環状フレームが載置されるフレーム載置台と、
    前記環状フレームの開口部と略同一形状の開口領域を有し、前記フレーム載置台に対向した保持位置と該フレーム載置台から退避した退避位置との間で移動可能なプレートと、
    該プレートを前期保持位置と前期退避位置との間で移動するプレート移動手段と、
    前記プレートが前記保持位置に移動されているときに、前記フレーム載置台を移動して該環状フレームを該プレートと該フレーム載置台とで挟持するフレーム載置台移動機構と、
    該環状フレームが前記プレートと前記フレーム載置台とで挟持されているときに、前記テープに貼着されたワークを前記プレートを越えて前期フレーム載置台と反対方向に移動して該テープを拡張するテープ拡張機構と、
    を具備したことを特徴とするテープ拡張装置。
  2. 前記フレーム載置台は、前記環状フレームに突き当てて移動することにより、前記フレーム載置台に載置された該環状フレームの位置合わせを行う少なくとも3本のピンを有することを特徴とする請求項1記載のテープ拡張装置。
  3. 前記プレートは前記ピンに対応する少なくとも3個の長穴を有し、前記ピンによって前記環状フレームが位置決めされた状態で、前記フレーム載置台と前記プレートによって前記環状フレームが保持されるのを許容することを特徴とする請求項2記載のテープ拡張装置。
  4. 前記環状フレームの内周と前記ワークの外周との間の拡張されて弛んだテープ領域を外的刺激によって矯正する外的刺激付与手段を更に具備したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のテープ拡張装置。
  5. 前記テープ拡張機構はポーラス吸着部を有しており、前記外的刺激付与手段によるテープ矯正時に該ポーラス吸着部により該ワークが搭載された部分の前記テープを吸引保持することを特徴とする請求項4記載のテープ拡張装置。
  6. 外周縁部が環状フレームに装着され表面にワークが貼着されたテープを拡張するテープ拡張装置であって、
    中心部に開口部を有し、前記環状フレームが載置されるフレーム載置台と、
    前記環状フレームの開口部と略同一形状の開口領域を有し、前記フレーム載置台に対向した保持位置と該フレーム載置台から退避した退避位置との間で移動可能なプレートと、
    該プレートを前期保持位置と前期退避位置との間で移動するプレート移動手段と、
    前記フレーム載置台の開口部に挿入されるように配設され、前記環状フレームが該フレーム載置台上に載置されたとき、前記ワークに当接するように適合したテーブルと、
    前記プレートが前記保持位置に移動されているときに、前記フレーム載置台を移動して該環状フレームを該プレートと該フレーム載置台とで挟持するフレーム載置台移動機構と、
    該環状フレームが前記プレートと前記フレーム載置台とで挟持されているときに、前記テーブルを前記プレートを越えて移動して、該テーブルで前記テープを突き上げることによりテープを拡張するテーブル移動機構と、
    を具備したことを特徴とするテープ拡張装置。
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