JP2010027354A - 平衡伝送用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は平衡伝送用コネクタのコンタクト部の形状の差違によるインピーダンス特性の変動を抑制することを課題とする。
【解決手段】上側コンタクト部162と下側コンタクト部172との寸法形状は、同一に形成されており、上側コンタクト部162と下側コンタクト部172とのインピーダンス特性が同一に設定されている。また、リード部164,174は、上側コンタクト部162の他端、下側コンタクト部172の他端から下方の基板110に対して最短距離となるように平行のまま下方に延在形成されている。従って、リード部164,174は、直線部164a,174aの寸法形状が同一であるが、曲線部164b,174bの寸法形状が上側に対して下側が曲率半径の差によって小さくなる。そのため、基板接続部140が誘電体を構成することから、リード部164,174のインピーダンス特性が所定の目標値を維持するように各寸法関係を規定する。
【選択図】図4

Description

本発明は平衡伝送用コネクタに係り、特に一対のコンタクトを並列に配して平衡伝送方式で信号を入出力するよう構成された平衡伝送用コネクタに関する。
データの伝送方式としては、データ毎に一本の電線を使用する通常の伝送方式と、データ毎に対をなす二本の電線を使用して、伝送すべき+信号とこの+信号とは大きさが等しく逆向きの−信号とを同時に伝送する平衡伝送方式がある。この平衡伝送方式は、通常の伝送方式に比べてノイズの影響を受けにくいという利点を有しており、信号を高速で伝送する分野において多く採用されつつある。
また、上記平衡伝送方式に用いられる平衡伝送用コネクタとしては、例えば、特許文献1にみられるように、出力信号用コンタクトと入力信号用コンタクトとを上下に配したコンタクト対の複数対を並列に配し、実装基板上に各コンタクトのリード部を接続するように形成された平衡伝送用コネクタがある。
ここで、従来の平衡伝送用コネクタの構成について説明する。図1は従来の平衡伝送用コネクタを示す斜視図である。図2は従来の平衡伝送用コネクタを分解して示す分解斜視図である。
図1及び図2に示されるように、従来の平衡伝送用コネクタ50は、電気絶縁性を有する合成樹脂製のモールド部品である絶縁ブロック体60に、信号コンタクト対80をなす第1、第2の信号コンタクト81−1,81−2と、板状のグランドコンタクト90とが組み込まれている構造である。第1、第2の信号コンタクト81−1,81−2とグランドコンタクト90とは所定間隔で交互に並んでいる。また、第1、第2の信号コンタクト81−1,81−2はその全長に亘って、隣り合うグランドコンタクト90の間に位置している。
絶縁ブロック体60は、本体部61と、本体部61のX1−X2の端よりY1方向に延びている支持部62,63と、本体部61よりY2方向(前方)に突き出している板状のコネクタ接続部64と、本体部61よりY1方向(後方)に突き出して支持部62,63間を占めている位置規制部65と、支持部62,63の下面のボス部66とを有する。
絶縁ブロック体60は、本体部61の底部が基板30の上面に実装され、且つ前側に突出するコネクタ接続部64には、平衡伝送用ジャックコネクタ20の接続口21が接続される。
本体部61には、グランドコンタクト用のスリット70と、第1、第2の信号コンタクト用のトンネル71,72とが、所定間隔で交互に形成されている。コネクタ接続部64には、スリット70の延長であるスリット73と、トンネル71の延長である上側溝74と、トンネル72の延長である下側溝(図2では隠れて見えない)とが形成してある。位置規制部65には、Y1側の縁に、スリット76,77,78が形成されている。
グランドコンタクト90は、板状である基部91と、基部91よりY2方向に突き出しているグランドコンタクト部92と、基部91のY1及びZ2方向の端よりL字形状にY1に延在しているリード部93とよりなる。
第1の信号コンタクト81−1は、基部82−1と、基部82−1よりY2方向(前方)に突き出しているロッド形状の信号コンタクト部83−1と、基部82−1よりY1方向とZ2方向との間の方向、即ち斜め下方向に延在する長さ調整部分84−1と、長さ調整部分82−3の端より略逆L形状に延在している垂直方向リード部85−1と、この垂直方向リード部85−1の端よりY1方向(後方)に延在している水平方向リード部86−1とよりなる。
第2の信号コンタクト81−2は、長さ調整部分84−2が基部82−2のうちX1方向の端部から延出しており、且つ、斜め上方向に延在している他は、上記の第1の信号コンタクト81−1と同じ形状であり、基部82−2、信号コンタクト部83−2、長さ調整部分84−2、垂直方向リード部85−2及び水平方向リード部86−2を有する。
上記のグランドコンタクト90及び第1、第2の信号コンタクト81−1,81−2は、絶縁ブロック体60にそのY1側(後側)から圧入されて組み込んである。
グランドコンタクト90は、そのグランドコンタクト部92を先頭にしてスリット70内に圧入されることにより、基部91がスリット70内に位置し、グランドコンタクト部92がスリット70を通過してスリット73内に位置する。グランドコンタクト部92のZ1及びZ2側の端面92b、92cがコネクタ接続部64のZ1及びZ2側の面に露出している。基部91のうちY1側の略半分の部分は、本体部61よりY1方向(後方)に突き出している。Z2側張出し部91a1及びリード部93がスリット76内に嵌合しており、リード部93はX1−X2方向に関して位置を規制されている。
第1の信号コンタクト81−1は、その信号コンタクト部83−1を先頭にしてトンネル71内に圧入されることにより、基部82−1がトンネル71内に位置する。また、信号コンタクト部83−1はトンネル71を通過して上側溝74内に位置しており、コネクタ接続部64のZ1側の面に露出している。長さ調整部分84−1、垂直方向リード部85−1及び水平方向リード部86−1は、本体部61よりY1方向(後方)に突き出している。延在部85−1のうち水平方向リード部86−1に近い部分がスリット77内に嵌合しており、水平方向リード部86−1はX1−X2方向に関して位置を規制されている。
第2の信号コンタクト81−2は、その信号コンタクト部83−2を先頭にしてトンネル72内に圧入されることにより、基部82−2がトンネル72内に位置する。信号コンタクト部83−2はトンネル72を通過して下側溝内に位置しており、コネクタ接続部64のZ2側の面に露出している。長さ調整部分84−2、垂直方向リード部85−2及び水平方向リード部86−2は、本体部61よりY1方向(後方)に突き出している。垂直リード部85−2のうち水平方向リード部86−2に近い部分がスリット78内に嵌合しており、水平方向リード部86−2はX1−X2方向に関して位置を規制されている。
グランドコンタクト部92と、信号コンタクト部83−1、83−2は、ピッチp1で並んでおり、各リード部93、86−1、86−2は、ピッチp1の2/3であるピッチp2で精度良く並んでいる。各リード部93、86−1、86−2は、絶縁ブロック体60の底面であるX−Y面上に整列している。
特開2004−355819号公報
しかしながら、上記従来の平衡伝送用コネクタでは、第1、第2の信号コンタクト部83−1、83−2が絶縁ブロック体60の前方及び内部で上下方向(Z1,Z2方向)に平行に配置され、絶縁ブロック体60の後方で左右方向(X1,X2方向)にずらした状態に配置されるため、第1、第2の信号コンタクト部83−1、83−2の延在部85−1,85−2及びリード部86−1,86−2の長さが異なり、インピーダンス特性が変動してしまうという問題があった。
また、従来は、グランドコンタクト90の後方にリード部86−1,86−2が突出するように延在形成されており、延在部85−1,85−2及びリード部86−1,86−2の全長が長くなり、その分インピーダンス特性が変動する要素が増えると共に、延在部85−1,85−2及びリード部86−1,86−2間におけるクロストークを防止するためのグランドコンタクト90を大きくしなければならなかった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決した平衡伝送用コネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
本発明は、前部に平衡伝送用の他のコネクタが接続されるコンタクト接続部を有し、底部が基板上に実装される絶縁ブロック体と、一端が前記絶縁ブロック体の上側のコンタクト接続部に挿通される上側コンタクト部を形成し、他端が前記絶縁ブロック体の後側から前記基板上の配線パターンに接続されるように延在するリード部を形成する第1の信号用コンタクトと、一端が前記絶縁ブロック体の下側コンタクト接続部に挿通される下側コンタクト部を形成し、他端が前記絶縁ブロック体の後側から前記基板上の配線パターンに接続されるように延在するリード部を形成する第2の信号用コンタクトと、を有する平衡伝送用コネクタにおいて、前記第1、第2の信号用コンタクトのリード部の形状を前記基板との接続が最短距離で行なわれるように形成し、且つ、前記第1、第2の信号用コンタクトの他端を平行のまま前記基板に向けて延在形成し、前記第1、第2の信号用コンタクトのリード部の両側を保持する一対の保持部を前記絶縁ブロック体の後側に形成することにより、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1、第2の信号用コンタクトの各リード部の形状は、所定のインピーダンスとなるように形成されることにより、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1、第2の信号用コンタクトの各リード部は、夫々が互いに側方に離間する方向に傾斜することにより、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記第1、第2の信号用コンタクトの各リード部の夫々が逆側方に傾斜するように形成されることにより、上記課題を解決するものである。
本発明は、一端が前記絶縁ブロック体のコンタクト接続部に挿通され、他端が前記基板上に形成されたグランドパターンに接続されるように形成されるグランドコンタクトを備え、前記グランドコンタクトは、前記第1、第2の信号用コンタクトの一側面に対向する第1の側面と、前記第1、第2の信号用コンタクトの他側面に対向する第2の側面とを有し、前記第1、第2の信号用コンタクトの各リード部の両側を覆うように形成されることにより、上記課題を解決するものである。
本発明は、前記グランドコンタクトは、前記第1の側面及び前記第2の側面の下部に、前記基板のグランドパターンに接続される半田付けされる半田接続部を形成し、前記第1の側面の半田接続部と前記第2の側面の半田接続部とが互いに反対方向に曲げられるように形成されることにより、上記課題を解決するものである。
本発明によれば、第1、第2の信号用コンタクトのリード部の形状を基板との接続が最短距離で行なわれるように形成されるため、リード部におけるインピーダンス特性の変動を抑制することができ、さらに第1、第2の信号用コンタクトのリード部の両側を絶縁ブロック体の後側に設けた一対の保持部が保持するため、第1、第2の信号用コンタクトのリード部を平行に延在するように保持することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図3は本発明による平衡伝送用コネクタの実施例1を斜め上方からみた示す斜視図である。図4は図3中X−X線に沿う縦断面図である。図5は図4中Y−Y線に沿う横断面図である。
図3乃至図5に示されるように、平衡伝送用コネクタ100は、基板110上に実装される絶縁ブロック体120と、絶縁ブロック体120の前部(前面)よりY2方向側(前側)に突出するコネクタ接続部130と、絶縁ブロック体120の後部(背面)よりY1方向側(後側)に形成された複数の基板接続部140とを有する。
絶縁ブロック体120は、絶縁性樹脂材によりコ字状(上方からみた形状)に成形され、コネクタ接続部130を支持する本体122と、本体122のX1,X2方向側(両側)よりY1方向側(後側)に延在する側壁部124,125とを有する。また、本体122のY1方向側(後側)には、各信号用コンタクトの両側を保持する一対の保持部150,151が一体成形されている。一対の保持部150,151は、本体122に挿通される信号用コンタクト数に応じた複数個が設けられている。
基板接続部140は、平衡伝送の信号を送受信するための第1、第2の信号用コンタクト160,170と、第1、第2の信号用コンタクト160,170の周囲を覆うようにコ字状(上方かみた形状)に形成されたグランドコネクタ180とを有する。第1、第2の信号用コンタクト160,170及びグランドコネクタ180は、夫々導電性金属材により形成されている。また、グランドコネクタ180は、第1、第2の信号用コンタクト160,170のX1,X2方向及びY1方向を覆うことにより、内側に収納された信号用コンタクト160,170とその外側も隣接される他のコンタクトとのクロストークを防止している。
第1の信号用コンタクト160は、一端がコネクタ接続部130の上側に挿入される上側コンタクト部162と、上側コンタクト部162の他端から下方に向けて延在するリード部164とを有する。上側コンタクト部162の他端は、絶縁ブロック体120の本体122の後部(背面)にはみ出しており、リード部164は本体122の後部から基板110上の配線パターンに接続されるようにZ2方向(下方)に延在している。
第2の信号用コンタクト170は、第1の信号用コンタクト160の真下に配置されており、一端がコネクタ接続部130の下側に挿入される下側コンタクト部172と、下側コンタクト部172の他端から下方に向けて延在するリード部174とを有する。下側コンタクト部172の他端は、絶縁ブロック体120の本体122の後部(背面)にはみ出しており、リード部174は本体122の後部から基板110上の配線パターンに接続されるようにZ2方向(下方)に延在している。
上側コンタクト部162と下側コンタクト部172とのY1,Y2方向及びZ1,Z2方向の寸法形状は、同一に形成されており、上側コンタクト部162と下側コンタクト部172とのインピーダンス特性が同一に設定されている。また、リード部164,174は、上側コンタクト部162の他端(Y1方向端部)、下側コンタクト部172の他端(Y1方向端部)からZ2方向(下方)の基板110に対して最短距離となるように平行のまま下方に延在形成されている。従って、リード部164,174は、Z1,Z2方向の下部リードを形成する直線部164a,174aの寸法形状が同一であるが、上部リードを形成する曲線部164b,174bの寸法形状が上側(外側湾曲部)に対して下側(内側湾曲部)が曲率半径の差によって小さくなる。
そのため、リード部164,174のインピーダンス特性は、曲線部164b,174bの寸法形状の差違によって同一に設定することが難しい。そこで、本実施例では、基板接続部140が誘電体を構成することから、後述するインピーダンス特性の演算式を用いてリード部164,174のインピーダンス特性が所定の目標値を維持するように各寸法関係を規定する。
また、信号用コンタクト160、170のリード部164,174は、短く形成されているので、その分リード部164,174の両側に対向するグランドコネクタ180が小さくて済み、基板接続部140の小型化に寄与している。
図4及び図5に示されるように、リード部164,174は、一対の保持部150,151間に挿通されることにより、X1,X2方向側(両側)を一対の保持部150,151の内壁に当接することによってX1,X2方向の位置を規制される。
また、グランドコネクタ180は、絶縁ブロック120の挿通孔に挿通されてコネクタ接続部130に露出されるグランド接続部181と、X1方向側(左側)の保持部150の外壁に当接して信号用コンタクト160,170の左側に対向する左側面(第1の側面)182と、X2方向側(右側)の保持部151の外壁に当接して信号用コンタクト160,170の右側に対向する右側面(第2の側面)184と、左側面182と右側面184とのY1方向側端部を連結する連結部186とを有する。さらに、グランドコネクタ180の左側面182には、Y2方向端部が絶縁ブロック120の本体122を挿通されてコネクタ接続部130に延在するグランド接続部181が連続形成されている。また、グランドコネクタ180の左側面182は、Y2方向端部が保持部151の外壁からX1方向(左側方)に傾斜するように曲げられた押圧部187を有する。この押圧部187は、隣接するX1方向側(左側)のグランドコネクタ180の右側面184をX1方向に押圧する。
これにより、X1方向側(左側)に隣接するグランドコネクタ180の右側面184は、保持部150の外壁に密着するように付勢された状態に保持される。また、グランドコネクタ180の右側面184は、傾斜部188によって保持部150の外壁側に近接するように形成されており、一対の保持部150,151の間隔をX1,X2方向に狭くするように挟持する。そのため、一対の保持部150,151に挿通されたリード部164,174の曲線部164b,174bは、夫々X1,X2方向の両側から挟持され、基板110に対する所定接続位置に保持される。
また、グランドコネクタ180は、左側面182と右側面184との間を連結部186により連結するため、保持部150,151を両側から同時に挟持することができ、左側面182と右側面184とを別個に設けるよりも部品点数が少なくて済み、且つ取付作業の作業数も削減することが可能になる。
基板接続部140のY−Y線に沿う横断面による一対の保持部150,151とリード部164,174とによる誘電体のインピーダンス特性は、基材の誘電率ε、リード部164,174のY1,Y2方向の長さw1、Y1,Y2方向の間隔s1,一対の保持部150,151の厚さB2と間隔B1によって決まる。
図6は絶縁ブロック120の一部を後側からみた図である。図6に示されるように、絶縁ブロック120の本体122には、一対の保持部150,151の内側に開口する一対のコネクタ挿通孔210,211がY1,Y2方向に貫通している。また、本体122には、一対の保持部150,151の外側にグランド挿通孔220がY1,Y2方向に貫通している。
一対のコネクタ挿通孔210,211は、Z1,Z2方向に細長いスリット状に形成され、且つZ1,Z2方向の長さw2及び間隔B1が所定のインピーダンス特性が得られる寸法に形成されている。また、一対のコネクタ挿通孔210,211のX1,X2方向の幅は、一対の保持部150,151の間隔(離間距離)と同じ寸法B1に設定されている。
コネクタ挿通孔210,211に挿通される第1、第2の信号用コンタクト160,170の上側コンタクト部162、下側コンタクト部172は、コネクタ挿通孔210,211と同じZ1,Z2方向の長さw2を有し、Z1,Z2方向の間隔(離間距離)がs2となる。
グランド挿通孔220は、Z1,Z2方向の長さが一対の保持部150,151のZ1,Z2方向の長さよりも長く形成されている。
また、一対の保持部150,151のX1,X2方向の幅B2は、グランド挿通孔220のX1,X2方向の幅B3よりも大に設定されている(B2>B3)。一対の保持部150,151の幅(B2×2)に間隔B1を加算した値を基材の幅hとする。
上記各寸法w1,w2,s1,s2,hは、夫々上側コンタクト部162と下側コンタクト部172との間のインピーダンス特性が所定値(例えば、100オーム)になるように設定される。
ここで、上記一対の保持部150,151、第1、第2の信号用コンタクト160,170により構成された誘電体のインピーダンス特性を以下の演算式により求めることができる。
基板接続部140のインピーダンス方程式は、偶数モード(Even−mode・Z0e)と奇数モード(Odd−mode・Z0o)の双方に関係し、これらのインピーダンスは、信号用コンタクト160,170とグランド面との間で測定される。Z0eは、信号用コンタクト160,170がグランド面に対し+Vであるときに発生するインピーダンスである。また、Z0oは、第1の信号用コンタクト160が+Vで、第2の信号用コンタクト170が−Vのとき発生するインピーダンスである。差動信号は、第1、第2の信号用コンタクト160,170間に加えられ、奇数モード構成のように第1、第2の信号用コンタクト160,170間に電圧が生じる。この第1、第2の信号用コンタクト160,170間の電位差による信号によって規定されるインピーダンスが差動インピーダンスとなる。
先ず、以下の演算式(1)に上記各寸法w1,w2,s1,s2,hを代入して上側コンタクト部162、下側コンタクト部172、及びリード部164,174の係数k’を求める。
Figure 2010027354
次に、上記係数k’の演算値を次の演算式(2)に代入して係数kを求める。
Figure 2010027354
次に、上記係数k’及び係数k及び基材の誘電率εの値を次の演算式(3)に代入してインピーダンスZ0oを求める。
Figure 2010027354
そして、上記演算式(3)で得られたインピーダンスZ0oの値を次の演算式(4)に代入して差動インピーダンスZdiffを求める。
Figure 2010027354
従って、差動インピーダンスZdiffを例えば、100オームに設定する場合には、上記(1)〜(4)の演算式を演算する際に各寸法w,s,hの寸法の組み合わせを適宜調整することにより差動インピーダンスZdiffが所定値(目標値)となるように演算を行なう。
また、上記と同様に、リード部164,174の各寸法w,s,hの数値を差動インピーダンスZdiffが所定値(目標値)となるように設定する。すなわち、リード部164,174の各寸法w1,w2,s1,s2,hを差動インピーダンスZdiffが所定値(目標値)となるように規定することにより、前述したリード部164,174の曲線部分164b,174bでのインピーダンス特性の変動を抑制することが可能になる。
図7は平衡伝送用コネクタの変形例1を斜め上方からみた示す斜視図である。図8は変形例1の基板接続部140を拡大して示す縦断面図である。図7及び図8に示されるように、リード部164,174は、基板110まで最短距離となるように直線部分によって形成されている。この変形例1では、リード部164A,174AがZ1,Z2方向に垂下方向に平行に配されているため、両部材間の隙間が一定であるが、両部材のZ1,Z2方向の長さの差によるインピーダンス特性の変動が発生する。
しかしながら、この変形例1の場合も上記演算式(1)〜(4)に基づいてリード部164,174の各寸法w1,w2,s1,s2,hの数値を差動インピーダンスZdiffが所定値(目標値)となるように規定することにより、リード部164A,174Aの長さの違いによるインピーダンス特性の変動を抑制することが可能になる。
図9は変形例2のリード部164B,174Bを斜め上方からみた斜視図である。尚、図9では、リード部164B,174Bの形状を見やすくするため、一対の保持部150,151を省略して示している。図9に示されるように、リード部164B,174Bは、下部リードを構成する直線部164a,174aと、上部リードを構成する曲線部164b,174bとを有する。曲線部164b,174bは、上側コンタクト部162、下側コンタクト部172の端部と同一平面となるように垂直方向に延在形成されている。直線部164a,174aは、曲線部164b,174bに対して直交する側方(X1,X2方向)に所定角度傾斜するように形成されている。この直線部164a,174aは、下端側の接続部164d,174dがX1,X2方向に互いに離間する方向に開いている。これにより、直線部164a,174aの下端は、X1,X2方向に離間した位置に配置されるため、基板110との半田付けを容易に視認することが可能になる。
また、直線部164a,174aの下端には、L字状に曲げられた半田付け用の接続部164d,174dが形成されている。一方の接続部164dはX2方向に曲げられ、他方の接続部174dはX1方向に曲げられており、互いに離間する反対方向に曲げられているため、クロストークを防止されると共に、インピーダンス特性の整合性が高められる。さらに、接続部164d,174dは、基板110上に形成されたパターンとの半田付け部分が幅広形状となっており、半田付け面積が増大して基板110との接合強度が高められる。
図10は変形例2のグランドコネクタ180Aを斜め上方からみた示す斜視図である。図10に示されるように、グランドコネクタ180Aは、グランド挿通孔220に挿通されてコネクタ接続部130に露出されるグランド接続部181Aと、X1方向側(左側)の保持部150の外壁に当接する左側面182Aと、X2方向側(右側)の保持部151の外壁に当接する右側面184Aと、左側面182Aの上端(Z1方向端部)と右側面184Aの上端(Z1方向端部)との間を連結する連結部186Aとを有する。
さらに、グランドコネクタ180Aは、左側面182A及び右側面184Aの下端(Z2方向端部)から下方に突出し、基板110上のパターンに半田付けされる接続部185A,187Aが設けられている。接続部185A,187Aは、延在方向と直交する側方(X1,X2方向)に離間するように傾斜し、互いに離間するX1,X2方向に曲げられているため、基板110上に形成されたパターンとの半田付け部分が幅広形状となっており、半田付け面積が増大して基板110との接合強度が高められる。また、接続部185A,187Aは、Y1,Y2方向にずらした位置に設けられている。
図11は変形例2の取付状態を斜め上方からみた示す斜視図である。図12は変形例2の取付状態を背面側からみた拡大斜視図である。
図11及び図12に示されるように、リード部164B,174Bは、絶縁ブロック体120の本体122の後部(背面)から保持部150と151との間を挿通されて平行状態のまま基板110に当接する位置まで最短距離となるように下方に延在形成されている。
保持部150,151の外側には、グランドコネクタ180Aの左側面184A、右側面182Aが対向するように配置される。この取付状態においては、直線部164a,174aの接続部164d,174d及びグランドコネクタ180Aの接続部185A,187Aは、夫々がX1,X2方向及びY1,Y2方向にずらして配置されるように設けられている。
そのため、接続部164d,174dによるクロストークを防止されると共に、インピーダンス特性の整合性が高められる。さらに、複数の基板接続部140が配設される構成の場合でも、直線部164a,174aの接続部164d,174d及びグランドコネクタ180Aの接続部185A,187Aの半田付け状態を視認することができると共に、夫々がX1,X2方向及びY1,Y2方向に離間して配置されるため、リフローソルダリングによる半田付け処理で半田ブリッジとなることが防止される。
図13は変形例3のグランドコネクタ180Bを斜め上方からみた示す斜視図である。図13に示されるように、グランドコネクタ180Bは、保持部150のX1方向側(左側)の外壁に当接する左側グランドコネクタ182Bと、保持部151のX2方向側(右側)の外壁に当接する右側グランドコネクタ184Bとを有する。左側グランドコネクタ182Bと右側グランドコネクタ184Bとは、互いに分離しており、上方からみるとクランク状に曲げられている。また、左側グランドコネクタ182B、右側グランドコネクタ184Bは、夫々グランド挿通孔220に挿通されてコネクタ接続部130に露出されるグランド接続部181Bと、保持部150,151の外壁に当接する当接部182Ba,184Baと、当接部182Ba,184Baの下端(Z2方向端部)から下方に突出し、基板110上のパターンに半田付けされる接続部182Bb,184Bbとを有する。
尚、左側グランドコネクタ182Bと右側グランドコネクタ184Bとは、夫々のグランド接続部181Bが当接した状態でグランド挿通孔220に挿通される。また、接続部182Bb,184Bbは、互いに離間するX1,X2方向に曲げられているため、基板110上に形成されたパターンとの半田付け部分が幅広形状となっており、半田付け面積が増大して基板110との接合強度が高められる。また、接続部182Bb,184Bbは、Y1,Y2方向にずらした位置に設けられている。
図14は変形例3の取付状態を斜め上方からみた斜視図である。図15は変形例3の取付状態を背面側からみた拡大斜視図である。
図14及び図15に示されるように、リード部164B,174Bは、絶縁ブロック体120の本体122の後部(背面)から保持部150と151との間を挿通されて平行状態のまま基板110に当接する位置まで最短距離となるように下方に延在形成されている。
保持部150,151の外側には、左側グランドコネクタ182B、右側グランドコネクタ184Bの当接部182Ba,184Baが対向するように配置される。
この取付状態においては、直線部164a,174aの接続部164d,174d及び左側グランドコネクタ182B、右側グランドコネクタ184Bの接続部182Bb,184Bbは、夫々がX1,X2方向及びY1,Y2方向にずらして配置されるように設けられている。
そのため、接続部164d,174dによるクロストークを防止されると共に、インピーダンス特性の整合性が高められる。さらに、複数の基板接続部140が配設される構成の場合でも、直線部164a,174aの接続部164d,174d及び左側グランドコネクタ182B、右側グランドコネクタ184Bの接続部182Bb,184Bbの半田付け状態を視認することができると共に、夫々がX1,X2方向及びY1,Y2方向に離間して配置されるため、リフローソルダリングによる半田付け処理で半田ブリッジとなることが防止される。
図16は図11に示す変形例2の基板実装状態を斜め上方からみた斜視図である。図17は図11に示す変形例2の基板実装状態を拡大して示す斜視図である。
図16及び図17に示されるように、直線部164a,174aの接続部164d,174d及びグランドコネクタ180Aの接続部185A,187Aは、リフローソルダリングにより基板110の上面に形成された配線パターン112、グランドパターン114に半田付けされる。
図18は基板110に形成された配線パターン112,113、グランドパターン114の配置例を斜め上方からみた斜視図である。図18に示されるように、配線パターン112a,113a,112b,113b,112c,113cは、直線部164a,174aの接続部164d,174dの位置に対応してX1,X2方向及びY1,Y2方向にずらした位置に形成されている。そして、配線パターン112a,113a,112b,113b,112c,113cの周囲には、グランドパターン114が形成されている。すなわち、グランドパターン114の開口114aの内側に配線パターン112a,113a,112b,113b,112c,113cが配置されている。
これにより、複数の配線パターン112a,113a,112b,113b,112c,113cが近接して配置された場合でも各配線パターン間でのクロストークを低減することが可能になる。
図19は基板110に形成される配線パターンの一例を斜め上方からみた斜視図である。尚、図19において、基板110自体を省略して示す。
図19に示されるように、配線パターン112a,113a,112b,113b,112c,113cの下方には、基板110をZ1,Z2方向に貫通するビア116a〜116cがめっき法などにより積層されており、さらにビア116a〜116cの下方には基板110の中間層に形成された導電パターン118a,119a,118b,119b,118c,119cが形成されている。また、グランドパターン114の下方には、複数のグランド用のビア117がビア116a,116b,116cを囲むように形成されている。これにより、基板110において、ビア116a,116b,116cを介して生じるクロストークが防止される。
図20は基板110に形成される配線パターンの変形例を斜め上方からみた斜視図である。尚、図20において、基板110自体を省略して示す。
図20に示されるように、複数の配線パターン112a,113a,112b,113b,112c,113cが近接して配置される場合には、ビア116a,116b,116cのZ1,Z2方向の長さを異なる長さに設定する。これにより、ビア116a,116b,116cの下方に形成される導電パターン118a,119a,118b,119b,118c,119cのZ1,Z2方向の位置(基板内積層位置)をずらすことができる。これにより、各導電パターン間でのクロストークを低減することが可能になる。
図21は基板110上に形成された配線パターン、グランドパターンの配置の変形例を斜め上方からみた斜視図である。図21に示されるように、複数の配線パターン112a,113a,112b,113b,112c,113cが近接して配置される場合でも、各配線パターン間にグランドパターン114bを部分的に形成することで、各配線パターン(112a,113a)(112b,113b)(112c,113c)間でのクロストークを低減することが可能になる。
図22は基板110に形成されるグランド用ビアの配置例を斜め下方からみた斜視図である。図22において、基板110自体を省略して示す。
図22に示されるように、グランドパターン114の下面には、複数のビア117〜117が接続されている。複数のビア117〜117は、グランドパターン114の開口114aの周縁部を囲むように所定間隔毎に配置されている。これにより、各配線パターン(112a,113a)(112b,113b)(112c,113c)間及びビア116a,116b,116c間のクロストークを低減することが可能になる。
図23は基板110に形成されるグランド用ビアの配置の変形例を斜め下方からみた斜視図である。図23において、基板110自体を省略して示す。
図23に示されるように、グランドパターン114の下面には、X1,X2方向に整列された複数のビア117〜117とY1,Y2方向に延在する長円形状の壁型ビア115〜115とが接続されている。複数のビア117〜117及び壁型ビア115〜115は、グランドパターン114の開口114aの周縁部を囲むように配置されている。これにより、各配線パターン(112a,113a)(112b,113b)(112c,113c)間及びビア116a,116b,116c間のクロストークを低減することが可能になる。
上記実施例では、基板110上に実装される平衡伝送用コネクタを一例として説明したが、これ以外の形式の平衡伝送用コネクタにも本発明を適用できるのは勿論である。
従来の平衡伝送用コネクタを示す斜視図である。 従来の平衡伝送用コネクタを分解して示す分解斜視図である。 本発明による平衡伝送用コネクタの実施例1を斜め上方からみた示す斜視図である。 図3中X−X線に沿う縦断面図である。 図4中Y−Y線に沿う横断面図である。 絶縁ブロック120の一部を後側からみた図である。 平衡伝送用コネクタの変形例1を斜め上方からみた示す斜視図である。 変形例1の基板接続部140を拡大して示す縦断面図である。 変形例2のリード部164B,174Bを斜め上方からみた斜視図である。 変形例2のグランドコネクタ180Aを斜め上方からみた示す斜視図である。 変形例2の取付状態を斜め上方からみた示す斜視図である。 変形例2の取付状態を背面側からみた拡大斜視図である。 変形例3のグランドコネクタ180Bを斜め上方からみた示す斜視図である。 変形例3の取付状態を斜め上方からみた斜視図である。 変形例3の取付状態を背面側からみた拡大斜視図である。 図11に示す変形例2の基板実装状態を斜め上方からみた斜視図である。 図11に示す変形例2の基板実装状態を拡大して示す斜視図である。 基板110に形成された配線パターン112,113、グランドパターン114の配置例を斜め上方からみた斜視図である。 基板110に形成される配線パターンの一例を斜め上方からみた斜視図である。 基板110に形成される配線パターンの変形例を斜め上方からみた斜視図である。 基板110上に形成された配線パターン、グランドパターンの配置の変形例を斜め上方からみた斜視図である。 は基板110に形成されるグランド用ビアの配置例を斜め下方からみた斜視図である。 基板110に形成されるグランド用ビアの配置の変形例を斜め下方からみた斜視図である。
符号の説明
100 平衡伝送用コネクタ
110 基板
112,112a,113a,112b,113b,112c,113c 配線パターン
114,114b グランドパターン
115〜115 壁型ビア
116a〜116c ビア
117〜117 ビア
118a,119a,118b,119b,118c,119c 導電パターン
120 絶縁ブロック体
130 コネクタ接続部
140 基板接続部
150,151 保持部
160 第1の信号用コンタクト
164,174,164A,174A リード部
164a,174a 直線部
164b,174b 曲線部分
164d,174d 接続部
162 上側コンタクト部
170 第2の信号用コンタクト
172 下側コンタクト部
180,180A グランドコネクタ
181,181A,181B グランド接続部
182,182A 左側面
182B 左側グランドコネクタ
182Ba,184Ba 当接部
182Bb,184Bb 接続部
184,184A 右側面
184B 右側グランドコネクタ
186,186A 連結部
187 押圧部

Claims (6)

  1. 前部に平衡伝送用の他のコネクタが接続されるコンタクト接続部を有し、底部が基板上に実装される絶縁ブロック体と、
    一端が前記絶縁ブロック体の上側のコンタクト接続部に挿通される上側コンタクト部を形成し、他端が前記絶縁ブロック体の後部から前記基板上の配線パターンに接続されるように延在するリード部を形成する第1の信号用コンタクトと、
    一端が前記絶縁ブロック体の下側コンタクト接続部に挿通される下側コンタクト部を形成し、他端が前記絶縁ブロック体の後部から前記基板上の配線パターンに接続されるように延在するリード部を形成する第2の信号用コンタクトと、
    を有する平衡伝送用コネクタにおいて、
    前記第1、第2の信号用コンタクトのリード部の形状を前記基板との接続が最短距離で行なわれるように形成し、且つ、前記第1、第2の信号用コンタクトの他端を平行のまま前記基板に向けて延在形成し、
    前記第1、第2の信号用コンタクトのリード部の両側を保持する一対の保持部を前記絶縁ブロック体の後部に形成することを特徴とする平衡伝送用コネクタ。
  2. 前記第1、第2の信号用コンタクトの各リード部の形状は、所定のインピーダンスとなるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の平衡伝送用コネクタ。
  3. 前記第1、第2の信号用コンタクトの各リード部は、夫々が互いに側方に離間する方向に傾斜することを特徴とする請求項1または2に記載の平衡伝送用コネクタ。
  4. 前記第1、第2の信号用コンタクトの各リード部は、夫々端部に前記基板の配線パターンに半田付けされる半田接続部を曲げ加工され、前記第1の信号用コンタクトの前記半田接続部と第2の信号用コンタクトの前記半田接続部とが互いに反対方向に曲げられるように形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の平衡伝送用コネクタ。
  5. 一端が前記絶縁ブロック体のコンタクト接続部に挿通され、他端が前記基板上に形成されたグランドパターンに接続されるように形成されるグランドコンタクトを備え、
    前記グランドコンタクトは、前記第1、第2の信号用コンタクトの一側面に対向する第1の側面と、前記第1、第2の信号用コンタクトの他側面に対向する第2の側面とを有し、前記第1、第2の信号用コンタクトの各リード部の両側を覆うように形成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の平衡伝送用コネクタ。
  6. 前記グランドコンタクトは、前記第1の側面及び前記第2の側面の下部に、前記基板のグランドパターンに接続される半田付けされる半田接続部を形成し、前記第1の側面の半田接続部と前記第2の側面の半田接続部とが互いに反対方向に曲げられるように形成されることを特徴とする請求項5に記載の平衡伝送用コネクタ。
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