JP2010023641A - コンソール - Google Patents

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Abstract

【課題】 頂面にアームレストが設けられてなるコンソールにおいて、アームレストは高さの調整が可能であると共に、コンソール収納部の収納スペースの減少もないコンソールを提供する。
【解決手段】 頂面にアームレストが設けられてなるコンソールにおいて、アームレストまたはコンソール本体が車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に移動可能に設けられ、アームレストまたはコンソール本体を車前方に向かって移動させると、アームレストまたはコンソール本体が上方に上昇する。
【選択図】 図5

Description

この発明は、例えば、車両における左右のフロントシートに間に設けられるセンターコンソール等のコンソールに関する。
例えば、センターコンソールは、運転者のアームレストとしての肘掛け機能と、小物を収納する収納スペース機能とを備えている。従来のセンターコンソールは、その高さ位置と前後位置(車両の前方を前、後方を後とする)が固定されているので、アームレストとして使用するには、運転者の体格の相違および運転席を前後にスライド移動させたり、背当ての角度を変更したとき、等において、最適位置とはならない不都合がある。
そこで、このような不都合を解決するものとして、車体床部に連結した基台上に、中台と肘掛けを兼用する上台とを設け、昇降装置で中台と上台を上下動させると共に、中台に対し上台を前後方向にスライド可能としたコンソールボックス(例えば、特許文献1参照)、
コンソールの後方部に、小物が収納可能で開閉蓋を備えるガイド部を立設し、このガイド部に昇降機構で昇降するアームレストを昇降自在に設けたコンソール(例えば、特許文献2参照)、
立設するガイド部の前側面が収納部底面から後方へ向けて斜めに立ち上がるガイド面に形成し、このガイド面に沿って斜めに上下動するアームレストを設け、アームレストを上昇させると、アームレストが収納部に対し後方へずれた状態となるセンターコンソール(例えば、特許文献3参照)、が提供されている。
実開平7-40294号公報 特開2003-165389号公報 特開2007-210517号公報
しかしながら、特許文献1に示すコンソールボックスは、コンソールの後方部が、アームレストを昇降させる昇降装置で占有されるため収納スペースが減少し、収納機能が低下する課題がある。
特許文献2に示すコンソールボックスは、その課題は解決されているものの、アームレストがガイド部に沿って略垂直に上下動するため、アームレストを上昇させた使用時に、アームレストが収納部の真上に位置することとなり、収納部を利用するときアームレストが邪魔になる課題がある。
特許文献3に示すセンターコンソールは、該課題は解決されているものの、収納部にはアームレストが出入りするため、収納機能が低下する課題および収納部を使用する時は、アームレストを上昇させなければならない課題がある。
この発明は、このような課題を解決せんと提案されたものであり、頂面にアームレストが設けられてなるコンソールにおいて、アームレストは高さの調整が可能であると共に、コンソール収納部の収納スペースの減少もないコンソールを提供するものである。
前記課題を解決するため、この発明のコンソールは、頂面にアームレストが設けられてなるコンソールにおいて、アームレストまたはコンソール本体が車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に移動可能に設けられ、アームレストまたはコンソール本体を車前方に向かって移動させると、アームレストまたはコンソール本体が上方に上昇することを特徴とする。
この構成によりアームレストは、車前方に向かって移動させることにより高さの調整ができる。また、コンソールの頂面にアームレストが設けられているので、コンソール本体が車前方に向かって移動し、コンソール本体が上方に上昇してもアームレストの高さが変化し調整できる。
また、アームレストはコンソールの頂面に設けられ、車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に移動するのは、アームレストまたはコンソール本体なので、コンソールの収納部は影響を受けずそのまま使用可能なので、収納機能が低下することもない。
また、この発明のコンソールの前記アームレストは、コンソール本体上端の収納部開口に開閉可能に設けられた蓋体の上面に、車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に向かって移動可能に設けれらていることを特徴とする。
この構成によれば、アームレストの高さの調整ができると共にコンソールの収納部は、収納機能を低下させることなく、そのまま使用可能となる。また、アームレストは、車前方に向かって移動させても、車前方に向かって移動するにつれて高さが高くなるので、シフトレバー等の操作の邪魔になることもない。
また、この発明のコンソールの前記アームレストまたはコンソール本体には、移動位置をロックするロック手段と該ロック手段のロックを解除するロック解除手段が設けられていることを特徴とする。
これによりアームレストの高さを調整した後にロックし、位置を保持することができる。
前記ロック手段としては、例えば、アームレストまたはコンソール本体に連結されたレール部材に押圧当接するばね板で形成する摩擦板であり、
ロック解除手段は、摩擦板とレール部材との間に進退自在に挿入し、摩擦板の当接をレール部材から離間させるくさび状ロック解除部材を挙げることができる。
この構成によりアームレストまたはコンソール本体は、摩擦板がレール部材に押圧当接して移動した位置をロックし、くさび状ロック解除部材を摩擦板とレール部材の間に挿入し、摩擦板の当接をレール部材から離間させることでロック解除ができる。
この発明での摩擦板は、レール部材を挟む格好で対向して設け、レール部材の両面を押圧当接する構成も含むものであり、この場合は、対向する摩擦板の間にくさび状ロック解除部材を挿入し、摩擦板のレール部材からの当接を離間させるようにしてもよい。この発明で、「くさび状ロック解除部材を摩擦板とレール部材の間に挿入し、摩擦板の当接をレール部材から離間させる」とは、前記構成、作用も含む意味である。
また、前記ロック解除手段の進退自在のくさび状ロック解除部材には、操作レバーが連結され、該操作レバーの操作で、ロック手段の摩擦板とレール部材との間に進退可能に構成されていると好ましい。
この構成により操作レバーの操作で、アームレストまたはコンソール本体のロック解除を行うことができる。
また、前記ロック解除手段のくさび状ロック解除部材には、該くさび状ロック解除部材を摩擦板とレール部材間から退出する方向に付勢するばねが設けられ、くさび状ロック解除部材は、通常該ばねにより摩擦板とレール部材間から退出したロック位置に保持され、操作レバーのばねに抗しての摩擦板とレール部材間への挿入によりロック解除がなされ、操作レバーから外力を取り除くとくさび状ロック解除部材はばねにより摩擦板とレール部材間から退出復帰し摩擦板がレール部材に押圧当接してロックするようにすると更に好ましい。
この構成により、アームレストまたはコンソール本体は、操作レバーでロック解除して移動させて高さの調整ができたら、操作レバーを開放(例えば、手での外力を取り除く)すれば、その位置で自動的にロックされる。
この発明のコンソールによれば、次のような効果を奏する。
(1)アームレストは、アームレストまたはコンソール本体を車前方に向かって移動させることにより高さの調整ができる。
(2)アームレストはコンソールの頂面に設けられ、車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に移動するのは、アームレストまたはコンソール本体なので、コンソールの収納部は影響を受けず、そのまま使用可能なので、収納機能が低下することもない。
(3)アームレストがコンソールの頂面、例えば、蓋体の上面に設けられていると、アームレストを車前方に向かって移動させても、車前方に向かって移動するにつれて高さが高くなるので、シフトレバー等の操作の邪魔になることもない。
(4)アームレストまたはコンソール本体には、移動位置をロックするロック手段と該ロック手段のロックを解除するロック解除手段が設けられているので、アームレストまたはコンソール本体を移動して、アームレストの高さを調整した後にロックし、位置を保持することができる。
(5)ロック手段が、アームレストまたはコンソール本体に連結された、レール部材に押圧当接するばね板で形成する摩擦板であり、ロック解除手段が、摩擦板とレール部材との間に進退自在に挿入し、摩擦板の当接をレール部材から離間させるくさび状ロック解除部材であるので、くさび状ロック解除部材を摩擦板とレール部材との間に挿入し、摩擦板の当接をレール部材から離間したロック解除状態で、アームレストまたはコンソール本体を車前方に向かって移動してアームレストの高さを調整ができ、調整後はくさび状ロック解除部材を摩擦板とレール部材との間から退出させると、摩擦板がレール部材に押圧当接して移動した位置をロックできる。
(6)操作レバーの操作で、アームレストまたはコンソール本体のロック解除ができるので、簡単にアームレストの高さの調整ができる。
(7)また、くさび状ロック解除部材には、摩擦板とレール部材との間から退出する方向、即ち、ロック状態となる方向に付勢するばねが設けられているので、通常はくさび状ロック解除部材は、摩擦板とレール部材との間から退出したロック状態の位置を保持する。従って、アームレストまたはコンソール本体は、操作レバーでばねの付勢力に抗してくさび状ロック解除部材を摩擦板とレール部材との間に挿入してロック解除して移動させ高さの調整ができ、高さの調整ができたら操作レバーを開放すれば、くさび状ロック解除部材はばねにより復帰し、その位置が自動的にロックされるので、アームレストの高さの調整が容易に行うことができる。
この発明のコンソールは、例えば、車両における左右のフロントシートの間に設けられ、コンソールの頂面にアームレストが設けられ、運転者のアームレストとしての肘掛け機能と、小物を収納する収納スペース機能とを備えている。そして、コンソールの頂面にアームレストが設けられ、アームレストまたはコンソール本体が車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に移動可能に設けられ、アームレストまたはコンソール本体を車前方に向かって移動させると、アームレストまたはコンソール本体が上方に上昇する構成となっている。
以下、この発明の実施の形態をセンターコンソールを例に図面を参照して詳細に説明する。図1(a)は、この発明の実施の形態を示すセンターコンソールの斜視図、(b)はそのセンターコンソール部分の拡大斜視図、図2(a)は、この発明の実施の形態を示すアームレストが車前方に向かって移動した状態のセンターコンソールの斜視図、(b)はそのセンターコンソール部分の一部切欠拡大斜視図、図3は、コンソール本体の収納部開口に開閉可能に設けた蓋体の開放した状態を示す斜視図である。
この実施の形態に示すセンターコンソール1は、コンソール本体2と、このコンソール本体2の上端の収納部5の開口にヒンジ6(図3参照)で開閉可能に設けられた蓋体3と、この蓋体3の上面に車の前後方向に向かって移動可能に設けられたアームレスト4とで構成されている。このアームレスト4は、蓋体3の上面に形成された車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面7(図2参照)に沿って車の前後方向に移動可能とされ、車の前方に向かって移動させると、傾斜ガイド面7に沿って徐々に上方に上昇し高さが高くなる構成となっている。従って、アームレスト4は、車前方に向かって移動させることで高さの調整が可能となる。図1(a)(b)は、アームレスト4が定常位置にあり、図2(a)(b)は、アームレスト4を車前方に向かって移動し高さが高くなった状態を示し、図3は、アームレスト4が設けられた蓋体3を開放した状態を示しており、この実施の形態のセンターコンソール1によれば、アームレスト4の高さの調整が可能であると共に、収納部5も従来と同様に使用できて収納機能の低下のないことがよく理解できる。
また、前記アームレスト4には、移動位置をロックするロック手段と該ロック手段のロックを解除するロック解除手段が設けられる。
これによりアームレスト4は、ロック解除手段でロックを解除すると車の前後方向に移動可能となり、この移動で高さの調整ができ、アームレスト4の高さを調整した後にロックし、位置を保持することができる。
更に詳細に説明する。図4は、この発明の実施の形態を示すアームレスト部分の概略断面図、図5は、この発明の実施の形態を示すアームレスト部分の一部断面斜視図、図6は、ロック手段およびロック解除手段を示す断面図、図7は、ロック手段およびロック解除手段を示す平面図、図8は、ロック手段およびロック解除手段の作用を説明する部分斜視図で、移動駒は省略してある。図9は、ロック手段およびロック解除手段の分解斜視図である。
蓋体3の上面は、車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面7に形成され、アームレスト4の底面(傾斜ガイド面7との摺動面)も該傾斜ガイド面7に対応する傾斜面となり、このアームレスト4が蓋体3の上面に、傾斜ガイド面7に沿って車の前後方向に向かって移動可能となっている。本例では、蓋体3上面の傾斜ガイド面7にレール8が設けられ、このレール8の左右の側面にレール8に沿って凹溝9が設けられ、アームレスト4の底面には、この凹溝9に嵌入する凸条10が凹溝9に対応して設けられ、アームレスト4は、その凸条10がレール8の凹溝9に嵌入してガイドされ車前後方向に移動可能となっている。このアームレスト4を蓋体3の傾斜ガイド面7に沿ってガイドする構成は、本例に制限されるものではなく、従来公知の手段が採用可能である。
蓋体3の傾斜ガイド面7には、前後に所定の間隔でブラケット11、11が固設され、このブラケット11、11間にレール部材12が架設されている。このレール部材12には、移動駒13がレール部材12に沿って前後移動自在に設けられている。この移動駒13には、アームレスト4の下面に沿ってアームレスト4の前端に延出する操作レバー14が連結されており、移動駒13は、操作レバー14の前方への引き出し、または押し込みにより前後に移動操作可能となっている。
また、アームレスト4の下面には支持部材15が固設されて垂下されており、前記移動駒13の内部に到達している。移動駒13は、支持部材15に対し所定の範囲で前後移動可能となって係合している。即ち、操作レバー14で所定の範囲の前後移動が可能となっている。支持部材15の下方には、移動駒13の内部位置においてレール部材12を上下から挟持する格好で押圧当接する、ばね板で形成する摩擦板16a、16bが取付けられており、このレール部材12に押圧当接する摩擦板16a、16bがロック手段を構成する。摩擦板16a、16bは、ばね板を円弧状に湾曲して形成され、その突出側の曲面をレール部材12にばね力で付勢されて押圧当接しており(図6、図8参照)、従って、摩擦板16a、16bの摩擦力でレール部材12との間でロック作用をする。本例では、図6および図7に示すように支持部材15が螺軸で形成され、摩擦板16aの上側および摩擦板16bの下側にナット17が螺合され、このナット17での摩擦板16a、16bの締め付けの調整で、レール部材12に対する摩擦力の調整が可能となっている。
一方、移動駒13には、前記摩擦板16a、16bを中心に、その前後にくさび状ロック解除部材18a、18bが、図6および図8に示すように対向する摩擦板16a、16bの間に向かって取付けられている。移動駒13は、前記したように操作レバー14の操作で所定範囲の前後への移動が可能となっているので、この移動駒13に取付けられているくさび状ロック解除部材18a、18bもそれと共に前後に移動する。従って、操作レバー14を前方に引き出し移動駒13を前方に移動させると、一方のくさび状ロック解除部材18bは、摩擦板16a、16bの間に進入し、摩擦板16a、16bの間隔を拡大し、逆に操作レバー14を後方に押し込み移動駒13を後方に移動させると、他方のくさび状ロック解除部材18aが、摩擦板16a、16bの間に進入し、摩擦板16a、16bの間隔を拡大する。このくさび状ロック解除部材18a、18bにより摩擦板16a、16bの間隔が拡大すると、摩擦板16a、16bがレール部材12より離間し押圧当接がなくなるので、ロックが解除される。これがロック解除手段を構成する。
本例では、レール部材12は、長尺な板材で構成され、中央に長手方向に沿って長孔12aが形成され、図7および図8に示すようにくさび状ロック解除部材18a、18bは、この長孔12a内に位置して移動駒13に取付けられている。
また、支持部材15と移動駒13との間には、支持部材15の前後に、くさび状ロック解除部材18a、18bを、摩擦板16a、16bの間から退出する方向に付勢するばね19が設けられ、通常移動駒13は、ばね19でくさび状ロック解除部材18a、18bが摩擦板16a、16bの間から退出したロック位置を保持するようになっている。従って、ロック解除は、操作レバー14のばね19に抗しての摩擦板16a、16b間への挿入操作によりなされ、操作レバー14から外力を取り除くと、移動駒13がばね19により復帰し、これによりくさび状ロック解除部材18a、18bも摩擦板16a、16b間から退出し復帰しロックする。このように本例では、アームレスト4は、操作レバー14でロック解除して移動させて高さの調整をしたら、操作レバー14を開放(外力を取り除く)すれば、その位置で自動的にロックされる。
次に、上記実施の形態に係るセンターコンソール1の作用について説明する。
通常、くさび状ロック解除部材18a、18bは、ばね19の付勢力で移動駒13を介し摩擦板16a、16b間から退出したロック位置となっているので、アームレスト4は、その位置で保持されている。例えば、アームレスト4が図1(a)(b)に示すような原位置にロックされている。アームレスト4の高さの調整をしたい時には、操作レバー14の操作で移動駒13を前後方向に移動させて、くさび状ロック解除部材18a、18bを摩擦板16a、16bの間に挿入すると、摩擦板16a、16b間の間隔が拡大し、摩擦板16a、16bのレール部材12への押圧当接がなくなるので、ロックが解除され、アームレスト4は、移動可能となり、例えば、、車前方に向かって移動させれば、アームレスト4が上方に上昇するので高さの調整ができる。そして、アームレスト4が最適の高さになったら、操作レバー14からの外力を取り除くと、ばね19の付勢力で移動駒13を介しくさび状ロック解除部材18a、18bは、摩擦板16a、16bの間から退出するから、アームレスト4はその位置でロックされる。
また、コンソール本体2の収納部5を使用するときは、図3に示すようにアームレスト4が設けられた蓋体3を開くことで使用可能となる。
前記実施の形態は、アームレスト4を車の前後方向に移動させて高さの調整をする場合であるが、これはコンソールの頂面にアームレストが設けられてなるセンターコンソールでは、コンソール本体を車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に移動可能に設け、コンソール本体を車前方に向かって移動させると、コンソール本体が上昇し、これによりアームレストの高さを調整するようにしてもよい。
図10は、コンソール本体を移動させてアームレストの高さを調整する場合の説明図である。この実施の形態では、コンソール本体2の上部に、収納部5の開口を開閉する蓋体3が設けられ、この蓋体3の上面がアームレスト4になっている。コンソール本体2は、床面に設けたベース20の傾斜ガイド面21に沿って車の前後方向に移動可能となっており、コンソール本体2は、車前方に向かって移動させると傾斜ガイド面21によって上方に上昇する。従って、アームレスト4もコンソール本体2を介して上方に上昇するので、コンソール本体2の移動で高さの調整ができる。この時の移動機構、ロック手段およびロック解除手段は、前記実施の形態と同様にものを採用する。
なお、前記実施の形態は、この発明を制限するものではなく、この発明は、要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が許容される。
(a)は、この発明の実施の形態を示すセンターコンソールの斜視図、(b)は、そのセンターコンソール部分の拡大斜視図である。 (a)は、この発明の実施の形態を示すアームレストが車前方に向かって移動した状態のセンターコンソールの斜視図、(b)は、そのセンターコンソール部分の一部切欠拡大斜視図である。 コンソール本体の収納部開口に開閉可能に設けた蓋体の開放した状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態を示すアームレスト部分の概略断面図である。 この発明の実施の形態を示すアームレスト部分の一部断面斜視図である。 ロック手段およびロック解除手段を示す断面図である。 ロック手段およびロック解除手段を示す平面図である。 ロック手段およびロック解除手段の作用を説明する部分斜視図である。 ロック手段およびロック解除手段の分解斜視図である。 この発明の他の実施の形態を示す説明図である。
符号の説明
1 センターコンソール
2 コンソール本体
3 蓋体
4 アームレスト
5 収納部
7 傾斜ガイド面
8 レール
9 凹溝
10 凸条
11 ブラケット
12 レール部材
12a 長孔
13 移動駒
14 操作レバー
15 支持部材
16a、16b 摩擦板
17 ナット
18a、18b くさび状ロック解除部材
19 ばね
20 ベース
21 傾斜ガイド面

Claims (3)

  1. 頂面にアームレストが設けられてなるコンソールにおいて、アームレストまたはコンソール本体が車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に移動可能に設けられ、アームレストまたはコンソール本体を車前方に向かって移動させると、アームレストまたはコンソール本体が上方に上昇することを特徴とするコンソール。
  2. 前記アームレストは、コンソール本体上端の収納部開口に開閉可能に設けられた蓋体の上面に、車前方に向かって高くなる傾斜ガイド面に沿って車の前後方向に向かって移動可能に設けれらていることを特徴とする請求項1記載のコンソール。
  3. 前記アームレストまたはコンソール本体には、移動位置をロックするロック手段と該ロック手段のロックを解除するロック解除手段が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のコンソール。
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