JP2010023627A - 操作システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の操作スイッチのうちのいずれかの操作スイッチによって作動した機能の動作をより容易に取り消すことを可能にする。
【解決手段】各種操作スイッチ1によって作動される複数種類の機能のうちの、動作中の機能を示す情報を、コントローラ42の制御によって表示する表示モニタ43と、ユーザからの操作入力に従って、表示モニタ43に情報が表示される動作中の機能のうちの1つを選択することが可能な選択ジョグダイアル44と、ユーザからの操作入力に従って、選択ジョグダイアル44で選択した機能の動作の取り消しを実行させるキャンセル確定スイッチ45と、を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に設けられた操作スイッチによって作動する機能の動作を取り消す操作システムに関するものである。
近年の車両では、高機能化に伴って多数の操作スイッチが設けられるようになってきている。例えば、特許文献1には、3種類のスイッチによって、自動車の走行制御装置への電力の供給と停止との切り替え、追尾走行制御と定速走行制御との切り替え、および目標車間距離の大小の切り替えのそれぞれを行う自動車の走行制御装置が開示されている。このように、近年の車両では高機能を実現するために1種類の電装品にも複数の操作スイッチが設けられる場合が多く、車両内の操作スイッチの数の増加に拍車をかけている。
特開平7−81453号公報
しかしながら、車両内に操作スイッチが多数存在すると、乗員が誤って操作スイッチをオンにしてしまった場合に、この操作スイッチを探し出してオフにする作業に手間取る。つまり、車両内の操作スイッチの数が多数存在すると、操作スイッチによって作動した機能の動作を取り消すことが困難になるという問題点が生じる。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、複数種類の操作スイッチのうちのいずれかの操作スイッチによって作動した機能の動作をより容易に取り消すことを可能にする操作システムを提供することにある。
請求項1の操作システムは、上記課題を解決するために、車両に備えられる1つまたは複数の機器で実行される複数種類の機能のそれぞれの作動に用いられる複数種類の操作スイッチが設けられた車両に搭載される操作システムであって、前記複数種類の機能のうちの、動作中の機能を示す情報を表示する表示手段と、ユーザからの操作入力に従って、前記表示手段に情報が表示される前記動作中の機能のうちの1つを選択することが可能な選択手段と、ユーザからの操作入力に従って、前記選択手段で選択した機能の動作の取り消しを実行させるキャンセル確定手段と、を含むことを特徴としている。
これによれば、複数種類の操作スイッチによってそれぞれ作動する複数種類の機能のいずれの動作についても、ユーザからの操作入力に従って、表示手段に情報が表示される動作中の機能のうちの1つを選択手段で選択し、選択した機能の動作の取り消しをキャンセル確定手段で実行させるだけで動作を取り消すことができる。よって、誤って複数種類の操作スイッチのうちのいずれかの操作スイッチを操作し、この操作スイッチに対応する機能を作動させてしまった場合であっても、この操作スイッチをユーザが探し出して操作する手間をかけずに、操作スイッチに対応する機能の動作を取り消すことができる。従って、複数種類の操作スイッチのうちのいずれかの操作スイッチによって作動した機能の動作をより容易に取り消すことが可能になる。
また、請求項2の操作システムでは、前記複数種類の操作スイッチのうちに、ユーザがスイッチを操作した後に手を離してもスイッチの状態が機械的に保持されるスイッチであるロック式のスイッチを含み、前記キャンセル確定手段は、前記選択手段で選択した機能の動作の取り消しを実行させるときに、この機能の作動に用いられた操作スイッチが前記ロック式のスイッチであった場合には、このロック式のスイッチの状態をオフの状態に戻す指示も行わせることを特徴としている。
これによれば、選択手段で選択した機能の動作の取り消しを実行させるときに、この機能の作動に用いられた操作スイッチがロック式のスイッチであった場合には、ロック式のスイッチの状態をオフの状態に戻す指示も行われるので、このロック式のスイッチをユーザが探し出してオフ状態に戻す操作を行わなくても、自動的にオフ状態に戻すことが可能になる。よって、よりユーザの手間を減らすことが可能になる。
また、請求項3の操作システムでは、前記表示手段は、前記動作中の機能が複数種類存在する場合には、この動作中の機能のうちの、より複数の車両間で共通している機能を示す情報ほど表示の順番を後にすることを特徴としている。
これによれば、どの車両でも共通に搭載されている機能(例えば、ヘッドランプの点灯やターンランプの点滅など)を示す情報ほど表示手段において後に表示され、最新の車種に搭載された新機能や車種によっては標準装備されていない機能などの一部の車両にのみ搭載されている機能を示す情報ほど表示手段において先に表示されることになる。上述の一部の車両のみに搭載されている機能ほど、多くのユーザにとって馴染みの薄い機能である可能性が高く、その機能に対応する操作スイッチの配置場所も多くのユーザにとって馴染みが薄い可能性が高い。よって、上述の一部の車両のみに搭載されている機能の動作ほど、ユーザにとってのキャンセル確定手段による取り消しの要求が高くなるものと考えられる。従って、請求項3の構成によれば、ユーザにとってのキャンセル確定手段による取り消しの要求が高いと考えられる機能を示す情報ほど表示手段において先に表示することができ、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
また、請求項4の操作システムでは、前記選択手段および前記キャンセル確定手段は、前記車両のステアリングホイールに設けられていることを特徴としている。
これによれば、車両のステアリングホイールに選択手段およびキャンセル確定手段が設けられているので、車両のドライバーが選択手段およびキャンセル確定手段に操作入力を行い易くなる。
また、請求項5の操作システムでは、前記選択手段および前記キャンセル確定手段に加え、前記表示手段も前記車両のステアリングホイールに設けられていることを特徴としている。
これによれば、車両のステアリングホイールに表示手段が設けられているので、車両のドライバーが表示手段に表示される情報を確認し易くなる。
また、請求項6の操作システムでは、前記選択手段は、前記ユーザが前記ステアリングホイールを握ったまま操作できるように設けられていることを特徴としている。
さらに、請求項7の操作システムでは、前記キャンセル確定手段は、前記ユーザが前記ステアリングホイールを握ったまま操作できるように設けられていることを特徴としている。
この請求項6および7のようにすれば、車両のドライバーがステアリングホイールを握ったまま選択手段やキャンセル確定手段に操作入力を行うことができるので、ステアリングホイールから手を離してドライバーが操作入力を行う必要がない。従って、運転中であっても、複数種類の操作スイッチのうちのいずれかの操作スイッチによって作動した機能の動作を、車両のドライバーがより安全に取り消すことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明が適用された車載操作システム100の概略的な構成を示すブロック図である。図1に示す車載操作システム100は、車両に搭載されるものであり、各種操作スイッチ1、管理ECU2、ポジション切り替え部3、およびキャンセルシステム4を含んでいる。なお、車載操作システム100を搭載している車両を以降では自車両と呼ぶ。
各種操作スイッチ1は、自車両に備えられる機器で実行される複数種類の機能のそれぞれの作動に用いられる複数種類のスイッチであって、本実施形態では、操作スイッチ1a〜1dからなっている。つまり、操作スイッチ1a〜1dは、それぞれ特定の機能に対応している。また、各種操作スイッチ1は、自車両のドライバー席に座ったユーザ(つまり、ドライバー)が操作可能な位置(つまり、ドライバー席まわり)に設けられているものとする。各種操作スイッチ1の具体例としては、ウオッシャースイッチ、各種ワイパースイッチ、各種ランプのスイッチなどのステアリングホイールまわりのスイッチやシフトまわりのスイッチ、カーステレオなどの車載機器のスイッチ、車載ナビゲーション装置のタッチパネル中の操作ボタンなどのスイッチがある。なお、操作スイッチ1a〜1dは、複数種類の機能を有する1つの機器に設けられている構成であってもよいし、2つ以上の機器にそれぞれ設けられていてもよい。
また、各種操作スイッチ1に含まれるスイッチとしては、モーメンタリスイッチ、ロック式のスイッチ、ノンロック式のスイッチ、タッチスイッチなどがある。なお、モーメンタリスイッチとは、ユーザがスイッチを押している間だけ動作状態を維持するスイッチである。また、ロック式のスイッチとは、ユーザがスイッチを操作した後に手を離してもスイッチの状態が機械的に保持されるスイッチである。さらに、ノンロック式のスイッチとは、ユーザがスイッチから手を離すとスイッチの状態が元の自由位置に戻るスイッチである。そして、タッチスイッチとは、車載ナビゲーション装置のタッチパネルなどの周知のタッチパネル上のスイッチである。なお、本実施形態では、操作スイッチ1dがロック式のスイッチであるものとして以降の説明を行う。
管理ECU2は、操作スイッチ1a〜1dの入力情報(つまり、操作スイッチ1a〜1dのオンオフの情報)を操作スイッチ1a〜1dから受け取り、この入力情報に応じた制御を行う。詳しくは、操作スイッチ1a〜1dのうち、オフ状態からオン状態になったスイッチがあったときには、このスイッチに対応する機能を作動させる制御を行う。また、操作スイッチ1a〜1dのうち、オン状態からオフ状態になったスイッチがあったときには、このスイッチに対応する機能を停止させる制御を行う。なお、操作スイッチ1a〜1dと管理ECU2との間での情報のやり取りは、ワイヤなどを用いた有線通信によるものであってもよいし、無線通信によるものであってもよい。
また、管理ECU2は、機能を作動させる制御を行った場合には、作動させた機能についての情報(以下、動作中機能情報と呼ぶ)をキャンセルシステム4に送る。そして、管理ECU2は、作動させた機能のうちのいずれかについて、キャンセルシステム4から後述するキャンセル指示信号を受け取った場合には、この機能の動作を取り消す制御を行う。さらに、この機能が操作スイッチ1dに対応する機能であった場合には、機械的にオン・ポジションに保持されている操作スイッチ1dをオフ・ポジションに戻す(つまり、操作スイッチ1dの状態をオフの状態に戻す)指示をポジション切り替え部3に送る。なお、管理ECU2は、機能を停止させる制御を行った場合には、停止させた機能についての情報(以下、停止機能情報と呼ぶ)もキャンセルシステム4に送る。
ポジション切り替え部3は、操作スイッチ1dの状態をオフの状態に戻す指示を管理ECU2から受けた場合に、機械的にオン・ポジション(複数のオン・ポジションが存在する場合にはそのうちのいずれかのオン・ポジション)に保持されている操作スイッチ1dをオフ・ポジションに戻す。ロック式のスイッチである操作スイッチ1dをオフ・ポジションに戻す機構としては、機械的機構や電磁的機構を用いることができる。例えば、モーターなどを用いて機械的に切り替える機構であってもよいし、ストッパーによってオン・ポジションに保持されていた場合には、このストッパーを外すことによって機械的に切り替える機構であってもよい。また、磁力などで電磁的に切り替える機構であってもよい。
これによれば、機能の動作の取り消しを実行させるときに、ロック式のスイッチの状態をオフの状態に戻すので、このロック式のスイッチをユーザが探し出してオフ状態に戻す操作を行わなくても、自動的にオフ状態に戻すことが可能になる。よって、よりユーザの手間を減らすことが可能になる。
キャンセルシステム4は、上述の複数種類の機能のうちの、動作中の機能を示す情報を表示するとともに、ユーザからの操作入力に従って、動作の取り消しを行う機能の選択および確定を行う。
ここで、図2を用いて、キャンセルシステム4の概略的な構成について説明を行う。図2は、キャンセルシステム4の概略的な構成を示すブロック図である。図2に示すようにキャンセルシステム4は、優先度情報格納部41、コントローラ42、表示モニタ43、選択ジョグダイアル44、およびキャンセル確定スイッチ45を備えている。
優先度情報格納部41は、上述の複数種類の機能のそれぞれについて、機能を示す情報および表示モニタ43に表示させる順番の優先度を対応付けて格納している。本実施形態では、例として操作スイッチ1aに対応する機能を機能Aとし、機能Aの優先度を「1」とする。また、操作スイッチ1bに対応する機能を機能Bとし、機能Bの優先度を「2」とする。さらに、操作スイッチ1cに対応する機能を機能Cとし、機能Cの優先度を「3」とする。そして、操作スイッチ1dに対応する機能を機能Dとし、機能Dの優先度を「4」とする。なお、ここでは優先度は「1」、「2」、「3」、「4」の順に高いものとして以降の説明を行う。また、ここで言うところの優先度は、どの車両でも共通に搭載されている機能を示す情報ほど低い値が設定されており、最新の車種に搭載された新機能や車種によっては標準装備されていない機能などの一部の車両にのみ搭載されている機能を示す情報ほど高い値が設定されているものとする。なお、機能を示す情報は、この機能が動作していることがドライバーに理解できる程度の情報であればよい。一例を挙げると、機能が「リアワイパーの作動」であったときには、「リアワイパー」との表示を表示モニタ43で表示させるためのテキストデータを、機能を示す情報とするなどすればよい。
なお、本実施携帯では、機能を示す情報としてテキストデータを用いる(つまり、文字表示を用いる)構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、機能を示す情報としてアイコン等の画像を用いる構成であってもよい。
コントローラ42は、通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU、ROMやRAMなどのメモリ、I/O、およびこれらの構成を接続するバスライン(いずれも図示せず)を備えている。
コントローラ42は、管理ECU2から送られてきた動作中機能情報をもとに、上述の複数種類の機能のうちの動作中の機能を検出する。そして、動作中であると検出された機能について、優先度情報格納部41を参照して、機能を示す情報を表示モニタ43で表示させるときの表示の順番を、優先度の高いものほど先になるように設定する。具体例を挙げると、機能Aと機能Cとが動作中であると検出された場合には、優先度「1」の機能Aを示す情報が優先度「3」の機能Cを示す情報よりも先に表示モニタ43に表示されるよう設定する。そして、コントローラ42は、動作中であると検出された機能を示す情報を、この設定に従った順番で表示モニタ43に表示させるよう制御する。
なお、本実施形態では、優先度の指標として「1」〜「4」の数値を用いる例を示したが、必ずしもこれに限らない。優先度の高低を区別することが可能な指標でありさえすれば、他の指標を用いてもよく、その段階も車載操作システム100に含まれる操作スイッチの数に応じて任意に設定可能である。
表示モニタ43は、上述したように、動作中であると検出された機能を示す情報の表示を、コントローラ42の制御に従った順番で行う。よって、コントローラ42および表示モニタ43は、請求項の表示手段として機能する。なお、情報の表示については、本実施形態では、表示モニタ43に機能を示す情報を1種類のみ表示するものとする。よって、表示モニタ43では、機能を示す情報がコントローラ42での設定に従った順番で1つずつ切り替えながら表示されることになる。また、表示モニタ43は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等を用いて構成することができる。
また、コントローラ42は、選択ジョグダイアル44から送られてくる選択ジョグダイアル44の回動方向および回動量の情報に従って、表示モニタ43に表示する情報を、この回動方向と回動量とに応じた分だけ、表示モニタ43に表示する情報をコントローラ42での設定に従った順番の順方向または逆方向に切り替えさせる。
選択ジョグダイアル44は、周知のジョグダイアルと同様のものであって、選択ジョグダイアル44を回動させることによって、表示モニタ43に表示される情報を切り替える。具体的には、選択ジョグダイアル44を回動させた方向(回動方向)と回動させた量(回動量)との情報をコントローラ42に送り、コントローラ42によって、この回動方向と回動量とに応じた分だけ、表示モニタ43に表示する情報をコントローラ42での設定に従った順番の順方向または逆方向に切り替えさせる。
また、選択ジョグダイアル44は、表示モニタ43に情報が表示されている動作中の機能を選択する。よって、選択ジョグダイアル44は、請求項の選択手段として機能する。具体的には、表示モニタ43に表示される情報を切り替え、ユーザが動作の取り消しの対象とする機能を示す情報を表示モニタ43に表示させた場合に、この情報に対応する機能が選択されたことになる。
なお、本実施形態では、請求項の選択手段として選択ジョグダイアル44を用いる構成を示したが、必ずしもこれに限らず、複数の対象の中から同じ操作(例えば、ボタン押下など)によって1つを選ぶことができる手段であれば他の手段を用いる構成であってもよい。
また、本実施形態では、表示モニタ43に機能を示す情報を1種類のみ表示する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、表示モニタ43に機能を示す情報を複数種類表示する構成であってもよい。この場合、機能を示す情報をコントローラ42での設定に従った順番に並べたリストを表示モニタ43に表示する構成とすればよい。なお、表示モニタ43にはリストの一部ずつをコントローラ42の設定に従った順番で表示させる構成であってもよいし、リストの全部を表示させる構成であってもよい。また、上述のリストを表示モニタ43に表示させる構成とした場合には、選択ジョグダイアル44を回動させることによって、カーソル位置をこのリスト中で上下させ、このカーソルが指し示している情報に対応する機能が選択されたこととする構成としてもよい。なお、ここでは一例としてカーソルを挙げたが、必ずしもこれに限らず、反転表示など他の方法によってリスト中の1つの情報を指し示す構成であってもよい。
また、コントローラ42は、キャンセル確定スイッチ45から後述のキャンセル確定信号が送られてきた場合に、その時点において選択ジョグダイアル44で選択されている機能(詳しくは、選択ジョグダイアル44で選択されている機能を示す情報に対応する機能)を取り消す指示信号であるキャンセル指示信号を管理ECU2に送る。
キャンセル確定スイッチ45は、ユーザからの操作入力に従って、選択ジョグダイアル44で選択されている機能の動作の取り消しを実行させるスイッチである。よって、キャンセル確定スイッチ45は、請求項のキャンセル確定手段として機能する。詳しくは、キャンセル確定スイッチ45は押しボタンスイッチであって、ユーザがこの押しボタンスイッチを操作(つまり、押下)したときに、選択ジョグダイアル44で選択されている機能の動作の取り消しを確定する信号であるキャンセル確定信号をコントローラ42に送る。
なお、本実施形態では、キャンセル確定スイッチ45が押しボタンスイッチである構成を示したが、必ずしもこれに限らず、キャンセル確定スイッチ45は他の種類のスイッチであってもよい。
ここで、図3を用いて、表示モニタ43、選択ジョグダイアル44、およびキャンセル確定スイッチ45の配置についての説明を行う。図3は、表示モニタ43、選択ジョグダイアル44、およびキャンセル確定スイッチ45の配置の一例を示す図である。
図3に示すように、表示モニタ43、選択ジョグダイアル44、およびキャンセル確定スイッチ45は自車両のステアリングホイール5に設けられている。また、選択ジョグダイアル44およびキャンセル確定スイッチ45は、自車両のドライバーがステアリングホイール5を握ったまま操作できるように、ステアリングホイール5の握り手の近傍に配置されている。なお、選択ジョグダイアル44およびキャンセル確定スイッチ45の配置場所は、ドライバーがステアリングホイール5上のいわゆる10時10分の位置(自車両の直進時にドライバーがステアリングホイール5を両手で握った場合に通常握る位置)を握りながら親指で選択ジョグダイアル44やキャンセル確定スイッチ45を操作可能な位置であることが特に好ましい。
これによれば、自車両のステアリングホイール5に表示モニタ43が設けられているので、自車両のドライバーが表示モニタ43に表示される情報を確認し易くなる。また、自車両のドライバーがステアリングホイール5を握ったまま選択ジョグダイアル44やキャンセル確定スイッチ45に操作入力を行うことができるので、ステアリングホイール5から手を離してドライバーが操作入力を行う必要がない。従って、運転中であっても、各種操作スイッチ1のうちのいずれかの操作スイッチによって作動した機能の動作を自車両のドライバーがより安全に取り消すことができる。
また、選択ジョグダイアル44およびキャンセル確定スイッチ45は、車載操作システム100において1つだけ設けられることが好ましい。これは、車載操作システム100において選択ジョグダイアル44およびキャンセル確定スイッチ45を1つだけ設けることによって、構成がより簡略化されユーザにとっての利便性が増すためである。
なお、本実施形態では、表示モニタ43をステアリングホイール5に設ける構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、車載ナビゲーション装置のディスプレイを表示モニタ43として用いる構成とすることによって、車載ナビゲーション装置の設置場所に表示モニタ43を設ける構成としてもよいし、インストルメントパネルに表示モニタ43を設ける構成としてもよい。
また、本実施形態では、選択ジョグダイアル44およびキャンセル確定スイッチ45をステアリングホイール5に設ける構成を示したが、必ずしもこれに限らず、車室内の他の場所に設ける構成であってもよい。
次に、図4を用いて、キャンセルシステム4での動作フローについての説明を行う。図4は、キャンセルシステム4での動作フローを示すフローチャートである。なお、本フローは、自車両のイグニッションスイッチがオンされたときに開始される。
まず、ステップS1では、管理ECU2から送られてきた動作中機能情報をもとに、動作中の機能をコントローラ42が検出し、ステップS2に移る。ステップS2では、動作中であると検出された機能を示す情報を表示モニタ43が表示(つまり、モニタ表示)し、ステップS3に移る。ステップS3では、表示モニタ43に表示される動作中の機能(詳しくは、動作中の機能を示す情報に対応する機能)のうちの1つのユーザからの選択を、選択ジョグダイアル44によって受け付け、ステップS4に移る。
なお、ステップS1〜ステップS2にかけての処理は、定期的に行われる構成であってもよいし、例えば、図示しない操作入力部へのユーザからの操作入力をトリガとして開始されるものであってもよい。図示しない操作入力部は、選択ジョグダイアル44やキャンセル確定スイッチ45と一体に設けられていてもよい。
ステップS4では、キャンセル確定スイッチ45がユーザによって押下され、キャンセル確定信号をコントローラ42が受け取った場合(ステップS4でYes)には、選択ジョグダイアル44で選択されている機能の動作の取り消しが確定(つまり、キャンセル確定)したものとしてステップS5に移る。また、キャンセル確定スイッチ45がユーザによって押下されず、キャンセル確定信号をコントローラ42が受け取らなかった場合(ステップS4でNo)には、ステップS6に移る。
ステップS5では、選択ジョグダイアル44で選択されている機能を取り消すキャンセル指示信号を管理ECU2に送り(つまり、キャンセル指示し)、ステップS6に移る。なお、このキャンセル指示信号が管理ECU2で受け取られた場合、選択ジョグダイアル44で選択されている機能の動作を取り消す制御が管理ECU2で行われ、選択ジョグダイアル44で選択されている機能の動作が停止する。
ステップS6では、車両のイグニッションスイッチがオフになった場合(ステップS6でYes)には、フローを終了する。また、車両のイグニッションがオフになっていない場合(ステップS6でNo)には、ステップS1に戻ってフローを繰り返す。
ドライバー席まわりに設けられている各種操作スイッチ1は、通常はドライバーが操作するものであるが、自車両の運転中には余裕をもって各種操作スイッチ1の操作を行うことができない場合が多い。しかしながら、以上の構成によれば、各種操作スイッチ1によってそれぞれ作動する複数種類の機能のいずれの動作についても、ユーザからの操作入力に従って、表示モニタ43に情報が表示される動作中の機能のうちの1つを選択ジョグダイアル44で選択し、選択した機能の動作の取り消しをキャンセル確定スイッチ45で実行させるだけで動作を取り消すことができる。よって、誤って各種操作スイッチ1のうちのいずれかの操作スイッチを操作し、この操作スイッチに対応する機能を作動させてしまった場合であっても、この操作スイッチをユーザが探し出して操作する手間をかけずに、操作スイッチに対応する機能の動作を取り消すことができる。従って、各種操作スイッチ1のうちのいずれかの操作スイッチによって作動した機能の動作をより容易に取り消すことが可能になる。
また、ノンロック式のスイッチなどは、ユーザが誤って操作してしまった場合であっても、ユーザがスイッチから手を離すと状態が元の自由位置に戻るため、ユーザがこのスイッチを再度操作してオフにしようとした場合にも、操作したスイッチに見た目の変化がないため探し出し難い。しかしながら、以上の構成によれば、表示モニタ43に情報が表示される動作中の機能のうちの1つを選択ジョグダイアル44で選択し、選択した機能の動作の取り消しをキャンセル確定スイッチ45で実行させるだけで動作を取り消すことができるので、ノンロック式のスイッチを誤って操作してしまった場合にも、このスイッチによって作動した機能の動作をより容易に取り消すことができる。
さらに、以上の構成によれば、どの車両でも共通に搭載されている機能(例えば、ヘッドランプの点灯やターンランプの点滅など)を示す情報ほど表示モニタ43において後に表示され、最新の車種に搭載された新機能や車種によっては標準装備されていない機能などの一部の車両にのみ搭載されている機能を示す情報ほど表示モニタ43において先に表示されることになる。なお、上述の一部の車両のみに搭載されている機能ほど、多くのユーザにとって馴染みの薄い機能である可能性が高く、その機能に対応する操作スイッチの配置場所も多くのユーザにとって馴染みが薄い可能性が高い。よって、上述の一部の車両のみに搭載されている機能の動作ほど、ユーザにとってのキャンセル確定スイッチ45による取り消しの要求が高くなるものと考えられる。従って、以上の構成によれば、ユーザにとってのキャンセル確定スイッチ45による取り消しの要求が高いと考えられる機能を示す情報ほど表示モニタ43において先に表示することができ、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、選択ジョグダイアル44とキャンセル確定スイッチ45とが別々に設けられる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、選択ジョグダイアル44とキャンセル確定スイッチ45とを一体に設ける構成であってもよい。この場合には、回転操作および押下操作の両方が可能な周知のジョグダイアルと同様の構成とすることによってこれを実現すればよい。
また、本実施形態では、キャンセルシステム4に優先度情報格納部41を備え、優先度情報格納部41に格納されている優先度に従って、機能を示す情報を表示モニタ43で表示させるときの表示の順番を設定する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、管理ECU2から送られてきた動作中機能情報をもとに、動作中の機能の作動した順番をコントローラ42で判定し、より新しく作動した機能を示す情報ほど表示モニタ43で表示させるときの表示の順番が先になるように設定する構成であってもよい。
これによれば、操作スイッチをユーザが誤って操作してしまった直後に表示モニタ43に動作中の機能を表示させると、この誤って操作してしまった操作スイッチに対応する機能を示す情報が表示モニタ43に最初に表示されるので、この誤って操作してしまった操作スイッチに対応する機能を示す情報を選択ジョグダイアル44によって容易に選択して、この機能の動作の取り消しをキャンセル確定スイッチ45で実行させることができる。従って、誤って操作してしまった操作スイッチによって作動した機能の動作を容易に取り消すことができる。
なお、上述の優先度と上述の動作中の機能の作動した順番とを併用して、機能を示す情報を表示モニタ43で表示させるときの表示の順番を設定する構成としてもよい。
また、本実施形態では、各種操作スイッチ1が操作スイッチ1a〜1dの4つの操作スイッチからなっている構成を示したが、必ずしもこれに限らず、各種操作スイッチ1は4つ以外の複数の操作スイッチからなる構成であってもよい。さらに、本実施形態では、各種操作スイッチ1がロック式のスイッチである操作スイッチ1dを含む構成を示したが、必ずしもこれに限らず、各種操作スイッチ1がロック式のスイッチを含まない構成であってもよい。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
車載操作システム100の概略的な構成を示すブロック図である。 キャンセルシステム4の概略的な構成を示すブロック図である。 表示モニタ43、選択ジョグダイアル44、およびキャンセル確定スイッチ45の配置の一例を示す図である。 キャンセルシステム4での動作フローを示すフローチャートである。
符号の説明
1 各種操作スイッチ(複数種類の操作スイッチ)、1a〜1c 操作スイッチ、1d 操作スイッチ(ロック式のスイッチ)、2 管理ECU、3 ポジション切り替え部、4 キャンセルシステム、5 ステアリングホイール、41 優先度情報格納部、42 コントローラ(表示手段)、43 表示モニタ(表示手段)、44 選択ジョグダイアル(選択手段)、45 キャンセル確定スイッチ(キャンセル確定手段)、100 車載操作システム

Claims (7)

  1. 車両に備えられる1つまたは複数の機器で実行される複数種類の機能のそれぞれの作動に用いられる複数種類の操作スイッチが設けられた車両に搭載される操作システムであって、
    前記複数種類の機能のうちの、動作中の機能を示す情報を表示する表示手段と、
    ユーザからの操作入力に従って、前記表示手段に情報が表示される前記動作中の機能のうちの1つを選択することが可能な選択手段と、
    ユーザからの操作入力に従って、前記選択手段で選択した機能の動作の取り消しを実行させるキャンセル確定手段と、を含むことを特徴とする操作システム。
  2. 前記複数種類の操作スイッチのうちに、ユーザがスイッチを操作した後に手を離してもスイッチの状態が機械的に保持されるスイッチであるロック式のスイッチを含み、
    前記キャンセル確定手段は、前記選択手段で選択した機能の動作の取り消しを実行させるときに、この機能の作動に用いられた操作スイッチが前記ロック式のスイッチであった場合には、このロック式のスイッチの状態をオフの状態に戻す指示も行わせることを特徴とする請求項1に記載の操作システム。
  3. 前記表示手段は、前記動作中の機能が複数種類存在する場合には、この動作中の機能のうちの、より複数の車両間で共通している機能を示す情報ほど表示の順番を後にすることを特徴とする請求項1または2に記載の操作システム。
  4. 前記選択手段および前記キャンセル確定手段は、前記車両のステアリングホイールに設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の操作システム。
  5. 前記選択手段および前記キャンセル確定手段に加え、前記表示手段も前記車両のステアリングホイールに設けられていることを特徴とする請求項4に記載の操作システム。
  6. 前記選択手段は、前記ユーザが前記ステアリングホイールを握ったまま操作できるように設けられていることを特徴とする請求項4または5に記載の操作システム。
  7. 前記キャンセル確定手段は、前記ユーザが前記ステアリングホイールを握ったまま操作できるように設けられていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の操作システム。
JP2008186428A 2008-07-17 2008-07-17 操作システム Pending JP2010023627A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006472A (ja) * 2011-06-23 2013-01-10 Denso Corp 表示装置
JP2014061760A (ja) * 2012-09-20 2014-04-10 Yuhshin Co Ltd 車載機器操作装置

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