JP2010021902A - 情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 両手がふさがっていて、装着している腕時計等の機器のスイッチ操作もできない状態にあっても、携帯する機器の制御ができるようにする。
【解決手段】 手首に装着可能な情報表示装置であり、上下振動センサ3a、水平振動センサ3bおよび回転センサ3cにより、手首の上下振動動作、水平振動動作及び回転動作のいずれかを検知し、この検知された動作に基づいて、この装置と別体の携帯端末からのデータを受信部35により受信して表示部32に表示したり、または携帯端末に対する指示コマンドを送信部34により送信する。
【選択図】 図3
Description
しかしながら、鞄などに入れていると着信があったことに気がつかない場合がおおい。
この特許文献3の構成では、着信された音声やデータを腕時計へ転送させるか否かを、腕時計上のスイッチの操作で行なっている
また、特許が、こうした操作も、あくまでも両手が空いている場合にできることである。
特許文献3は、着信内容を知ることはできるが、あくまでもユーザがスイッチ操作ができる状態にある場合である。仮に電車の中や荷物で両手がふさがっている場合などは、内容も知ることはできないし、これに対する応答も、もちろんすることができない。
図1および図2は本発明の情報表示装置を示し、合成樹脂からなるケース1の両端部にゴムや合成樹脂からなるバンド2、2が取り付けられ、バンド2、2を手首に巻回することにより着用される。
腕時計ケース1は着用者の手首の曲率に沿うように外形が湾曲されていると共に、後述する各種部材が収納される凹部3が形成されている。このケース1の凹部3には、凹部3内を上下に仕切る支持面4が一体的に形成されている。支持面4はケース1の曲率に合わせて湾曲されており、その一端側(図示例では右端側)に開口5が形成され、この開口5により凹部3内の上部と下部とが連通している。6はこの開口5の端部に設けられた支持片である。
このフイルム液晶表示部材7はフレキシブル性を有しており、支持面4上に設けられることで、支持面4と同様な湾曲状態となっている。この場合、フイルム液晶表示部材7は支持面4の端部の支持片6上面にも支持するように配置されており、これにより開口5内に部分的に落ち込むことなく、開口5を封鎖している。かかるフイルム液晶表示部材7は図2に示すように、メールの着信通知画面やメール本文の内容、あるいはテレビ受信画像表示する。
第1の実施形態において、本装置は、別体で設けられたメール送受信端末でのメール着信の報知及び受信メールの内容の表示、さらには定形メールの送信依頼が行えるように構成したものである。
図において、CPU30は、本装置全体の動作を制御するものであり、メモリ31は、このCPU30の処理手順を決定するプログラムを記憶するエリア及びCPU30のワークエリアを有する。表示部32は、上述のフイルム液晶表示部材7からなり、メール着信を表わす画面及びメールの内容を表示するためのものである。また、報知部33は、上述の圧電素子部材10からなり、着信報知を知らせるものである。そして、送信部34及び受信部35は、本装置とメール送受信端末とで無線によりデータをやり取りするものである。
本実施形態においてセンサ3は、3種類のセンサを含むように構成されているが、例えば1つの3軸加速度センサにより各動作を検知するように構成してもよい。
図4において、CPU40は本端末全体の動作を制御するものであり、メモリ41は、このCPU40の処理手順を決定するプログラムを記憶するエリア及びCPU34のワークエリアを有する。SW部43は、ユーザがこの端末に所望の動作、例えばモード変更、受信メールの表示、メール作成及び送信を行うために用いるものである。
まず、電源であるバッテリが投入されると、CPU30を初期状態にするとともに、表示部32の点灯・消灯を示すフラグであるONFを「0」にする(ステップS1)。続いて受信部35がメール送受信端末からのデータを受信したか否かを判別する(ステップS2)。ここで受信していないなら、後述するステップS10の処理ステップに進む。
まず、回転センサ3cが手首の回転動作を検知したか否か判別し(ステップS11)、回転動作を検知した場合はメール送受信端末に対して、受信されたメールの内容を表わすメール本文データの送付を指示する受信メール送付コマンドを作成し(ステップS12)、送信部34に送付してこの作成されたコマンドをメール送受信端末へ送信するよう指示する(ステップS13)。この後、ステップS2の処理に戻る。
このように、手首の簡単な動作を行なうだけで、メール着信に対する所望の対応を行なうことができる。特に両手がふさがってメール送受信端末を取り出すことはもちろん、スイッチ操作すらできない状態でメール着信があつたとしても、十分に対応が可能となる。
まず、スイッチ部42により電源スイッチがオンされると、CPU40は初期状態に設定される(ステップS20)。この後、スイッチ部42にてモードが切り換えられたか否か判別する(ステップS21)。このモードは、スイッチ部42の操作によりメール送受信端末だけでメールの送受信を行なう通常モード(フラグMODEFが「0」)と、本発明の情報表示装置を用いてメール送受信を行なう制御モード(フラグMODEFが「1」)がある。ここでもし、モード切り替えが為された場合は、フラグMODEFを反転させて(ステップS22)、次のステップS23に進み、モード切り替えがなされてない場合はそのままステップS23に進む。
ステップS25において、フラグMODEFが「1」であるか否か判定する。「1」である場合、つまり制御モードである場合は本発明の情報表示装置に着信通知を送付するように送信部45に指示する(ステップS26)。続いてこの着信通知を送付した情報表示装置からの送付要求信号を受信部46が受信したか否かを判別し(ステップS27)、受信した場合は、メールボックスに取り込まれた受信メール本体をこの情報受信装置に送付するように送信部45に指示する(ステップS28)。
また、この情報表示装置からの定形メール送付要求を受信部46が受信したか否か判別し(ステップS29)、受信したと判別された場合はメール部44に定形メール、例えば本文の内容が「メール受信しました。後で返信いたします。」であるメールの作成を指示し(ステップS30)、作成されたメールを情報表示装置に送付するように送信部45に指示し(ステップS31)、ステップS21の処理に戻る。
第2の実施形態に係る情報表示装置のブロック図は、前述の第1の実施形態の情報表示装置のブロック図と同一であるため、説明を省略する。
CPU50は、この携帯受信端末の動作全体を制御するものであり、メモリ部51はこのCPU50の動作を制御するプログラムを記憶するエリアやデータを一時的に記憶するCPU50のワークエリアを有する。そしてテレビ受像部52は、テレビ放送波を受信して復調し、復調により得られた画像を表示部53に表示するものであり、SW部54は、テレビ受信のオンオフ及び受信チャンネルの切換操作を行なうものである。
そして送信部55及び受信部56は、本発明の情報表示装置との送受信に用いるものである。
まず、電源であるバッテリが投入されると、CPU30を初期状態にする(ステップS40)。続いてセンサ3の上下振動センサ3aが手首の上下振動動作を検知したか否か判別する(ステップS41)。ここでこの動作を検知したと判別されると、携帯受信端末のテレビ受像部52の動作をオンにするオンコマンドを作成するとともに(ステップS42)、表示部32を点灯させる(ステップS43)。そして作成されたオンコマンドを携帯受信端末に送信するように送信部34に指示する(ステップS44)。
点灯しているなら、携帯受信端末から送信されてくるテレビ放送の画像データを受信したか否か判別し、受信されていないと判別されたならばステップS41の処理に戻り、受信されたと判別されたなら点灯している表示部32にその画像を表示する(ステップS50)。
まず、スイッチ部42により電源スイッチがオンされると、CPU40は初期状態に設定される(ステップS60)。この後、スイッチ部54にてモードが切り換えられたか否か判別する(ステップS61)。このモードは、スイッチ部42の操作により携帯受信端末だけでテレビ画像の視聴を行なう通常モード(フラグMODEFが「0」)と、本発明の情報表示装置でテレビ画像の視聴を行なう制御モード(フラグMODEFが「1」)がある。ここでもし、モード切り替えが為された場合は、フラグMODEFを反転させて(ステップS62)、次のステップS23に進み、モード切り替えがなされてない場合はそのままステップS63に進む。
ここでオンコマンドが受信されたと判別されたなら、テレビ受像部52をオンにし、テレビ放送波の受信を開始させる(ステップS66)。そしてテレビ受像部がオンされたことを示すフラグONFを「1」とする(ステップS67)。また、オフコマンドが受信されたと判別されたなら、テレビ受像部52をオフにし、テレビ放送波の受信を停止させる(ステップS68)。そしてフラグONFを「0」とする(ステップS69)。
一方、制御モードになると、受信されたテレビ画像は情報表示装置に送付するとともに、受信オンオフやチャンネル変更も情報表示装置の指示にて行なうようになる。
3a 上下振動センサ
3b 水平振動センサ
3c 回転センサ
30 CPU
31 メモリ部
32 表示部
33 報知部
34 送信部
35 受信部
40 CPU
41 メモリ部
42 SW部
43 表示部
44 メール部
45 送信部
46 受信部
50 CPU
51 メモリ部
52 テレビ受像部
53 表示部
54 SW部
55 送信部
56 受信部
Claims (11)
- 手首に装着可能なバンドを備えるとともに、当該バンド上に設けられた表示部とを有する情報表示装置において、
送信手段と、
受信手段と、
前記手首の複数種の動作を検知するセンサ手段と、
このセンサ手段により検知された手首の動作の種類に対応した指示信号を前記送信手段に送信させる送信制御手段と、
前記受信手段により前記送信手段により送信された指示信号に対応する情報を受信して前記表示手段に当該情報を表示させる情報表示手段と、
を有する情報表示装置。 - 前記情報表示装置は、メールを送受信するとともに当該メールを受信したときに着信通知を送信するメール送受信装置から、当該着信通知を前記受信手段が受信したときに前記表示手段の表示を開始させるとともに、前記センサ手段により手首の第1の種類の動作が検知されたときに前記表示手段を停止させる表示制御手段をさらに有する請求項1記載の情報表示装置。
- 前記表示制御手段は、前記表示手段の表示を開始させるとともに当該表示手段に前記受信手段により受信された着信通知に対応した表示を行わせる着信表示手段を有する請求項2記載の情報表示装置。
- 前記送信制御手段は、前記受信手段により着信通知が受信された後に前記センサ手段により手首の第2の種類の動作が検知されたときには前記メール送受信装置に対して前記受信メールの送付を指示する指示信号を前記送信手段に送信させるとともに、前記情報表示手段は、当該指示信号に対応する受信メールを前記受信手段により受信して前記表示手段に当該受信メールの内容を表示させる請求項2記載の情報表示装置。
- 前記メール送受信装置は定形メールが送信可能に構成されるとともに、前記送信制御手段は、前記受信手段により着信通知が受信された後に前記センサ手段により手首の第3の種類の動作が検知されたときには前記メール送受信装置に対して前記定形メールの送付を指示する指示信号を前記送信手段に送信させる請求項4記載の情報表示装置。
- 前記センサ手段は、前記手首の第1の種類の動作として手首の水平振動動作を検出する第1のセンサ手段と、前記手首の第2の種類の動作として手首の回転振動動作を検知する第2のセンサ手段と、前記手首の第3の種類の動作として手首の上下振動動作を検知する第3のセンサ手段と、からなる請求項5記載の情報表示装置。
- 前記情報表示装置は、前記センサ手段により手首の第1の種類の動作が検知されたときに前記表示手段の表示を開始させるとともに、前記センサ手段により手首の第2の種類の動作が検知されたときに前記表示手段を停止させる表示制御手段をさらに有する請求項1記載の情報表示装置。
- 前記送信制御手段は、前記センサ手段により手首の第1の種類の動作が検知されたときに、テレビ放送を受信可能な受信機の動作を開始させるとともに当該受信機にて受信されたテレビ放送の画像の送付を要求する指示信号を前記送信手段により当該受信機に送信させるとともに、前記情報表示手段は、前記受信手段にて受信されたテレビ放送の画像を前記表示手段に表示させる請求項7記載の情報表示装置。
- 前記送信制御手段は、前記センサ手段により手首の第2の種類の動作が検知されたときに前記受信機を停止させる指示信号を作成し、当該指示信号を前記受信機に送信させる請求項8記載の情報表示装置。
- 前記送信制御手段は、前記センサ手段により手首の第3の種類の動作が検知されたときに前記受信機のチャンネルを変更させる指示信号を作成し、当該指示信号を前記受信機に送信させる請求項9記載の情報表示装置。
- 前記センサ手段は、前記手首の第1の種類の動作として手首の水平振動動作を検知する第1のセンサ手段と、前記手首の第2の種類の動作として手首の上下振動動作を検知する第2のセンサ手段と、前記手首の第3の種類の動作として手首の回転動作を検出する第3のセンサ手段と、からなる請求項10記載の情報表示装置。
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