JP6295520B2 - 身体装着型端末 - Google Patents

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Description

この発明は、ユーザが身に付けて使用する身体装着型端末に関する。
従来、無線通信により外部機器から取得した情報に基づき、振動モータを振動させて所定のイベントの発生に係る報知動作を行う身体装着型端末がある。振動モータを用いることで、ユーザが表示画面を見ることが出来ず、且つ、音声報知を行い難い状況におけるイベントの発生を、ユーザに体感的に知得させることが出来る(例えば、特許文献1)。
しかしながら、報知対象のイベントの数や、イベントを取得する外部機器の数が増加すると、単に振動を発生させるだけでは、いかなる情報に係る報知動作であるのかをユーザが知得することが出来ず、結局、表示画面に表示されたり、音声情報として出力されたりする情報を確認する必要があった。
これに対し、特許文献2には、複数の外部機器との間でのBluetooth通信(登録商標:Bluetooth)の通信接続状態が悪い場合や、通信接続が切断された場合に、報知内容によって振動モータを含む各種報知手段による報知パターンを異ならせる技術について開示されている。
特開平8−65745号公報 特開2002−335185号公報
しかしながら、振動モータを用いた振動パターンによる報知動作は、視覚情報や聴覚情報と比較してユーザの識別精度が低いことから、識別可能な振動パターンの組み合わせを判別するための時間とユーザの集中力とが必要になるという課題がある。
この発明の目的は、ユーザが容易且つ速やかに振動による報知動作パターンを検知して情報種別を知得することが可能な身体装着型端末を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、
所定の距離を離して設けられた複数の振動モータと、
外部機器と無線通信を行うための無線通信手段と、
ユーザに対して報知する情報が前記無線通信手段により取得された場合に、予め設定された分類に応じて選択された前記複数の振動モータのうちの一部又は全部を動作させる振動報知制御手段と
を備え、
ユーザと接触し、前記振動モータの振動をユーザに伝えるカバー部を更に有し、
前記カバー部は、前記複数の振動モータにそれぞれ対応して設けられた複数のカバー部材が接合されて形成されていることを特徴とする身体装着型端末である。
本発明に従うと、身体装着型端末において、ユーザが容易且つ速やかに振動による報知動作パターンを検知して情報種別を知得することが出来るという効果がある。
本発明の実施形態の身体装着型端末を含む報知システムの全体図である。 第1実施形態の電子腕時計の内部構成を含むブロック図である。 報知設定記憶部の記憶内容を示す図表である。 第1実施形態の電子腕時計における振動モータの配置を示す図である。 振動モータによる振動パターンを説明する図である。 メッセージ受信処理の制御手順を説明するフローチャートである。 振動モータの配置の変形例を示す図である。 第1実施形態の電子腕時計の変形例を示す図である。 電子腕時計の他の変形例を示す図である。 振動モータによる振動パターンの他の例を説明する図である。 振動モータによる振動パターンの他の例を説明する図である。 第2実施形態の報知設定記憶部の記憶内容を示す図表である。 第2実施形態のメッセージ受信処理の制御手順を説明するフローチャートである。 第3実施形態の電子腕時計の内部構成を示すブロック図である。 第3実施形態の電子腕時計における振動モータの配置を示す図である。 第3実施形態の報知設定記憶部の記憶内容を示す図表である。 第3実施形態の電子腕時計おける3つの振動モータによる振動報知パターンを示す図である。 第3実施形態のメッセージ受信処理の制御手順を説明するフローチャートである。 第4実施形態の電子腕時計の内部構成を説明するブロック図である。 第4実施形態の電子腕時計における振動モータの配置を示す図である。 第4実施形態の報知設定記憶部の記憶内容を示す図表である。 第4実施形態の電子腕時計における4つの振動モータによる振動報知パターンを示す図である。 第4実施形態のメッセージ受信処理の制御手順を説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の身体装着型端末である電子腕時計400を含む報知システムSの全体図である。
この報知システムSは、電子腕時計400と、一又は複数の外部機器とから構成される。ここでは、外部機器として、例えば、スマートフォン100(外部機器1)及びタブレット端末200(外部機器2)の二台が示されている。電子腕時計400は、スマートフォン100及びタブレット端末200との間で近距離無線通信、例えば、Bluetooth通信に係る通信接続を同時に維持しながら、それぞれ情報の送受信を行うことが出来る。電子腕時計400は、バンド(保持部)により本体部分(身体装着型端末本体)を裏蓋71(カバー部、図4参照)が腕に接触するように装着可能に形成されている。
[第1実施形態]
先ず、本発明の第1実施形態の電子腕時計400について説明する。
図2は、本実施形態の電子腕時計400の内部構成を示すブロック図である。
この電子腕時計400は、CPU(Central Processing Unit)41(振動報知制御手段)と、ROM(Read Only Memory)42と、RAM(Random Access Memory)43と、操作部44と、表示部45及びそのドライバ46と、計時回路47と、Bluetoothモジュール48及びそのアンテナAN4と、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)49と、第1振動モータ50及びそのドライバ51と、第2振動モータ52及びそのドライバ53と、照明部54及びそのドライバ55と、ブザー56及びそのドライバ57と、バス58などを備えている。
CPU41は、各種演算処理を行い、電子腕時計400の全体動作を統轄制御する。CPU41は、ROM42からイベント報知プログラム42aを読み出して実行し、外部機器から取得した情報に基づいて各種情報の報知動作を行わせる。
ROM42は、電子腕時計400の各種処理動作に係る制御プログラムや初期設定データを記憶する。この制御プログラムの中には、イベント報知プログラム42aが含まれている。
RAM43は、SRAMやDRAMなどの揮発性メモリであり、CPU41に作業用のメモリ空間を提供すると共に、書き換え更新される各種設定データを記憶する。RAM43には、報知設定記憶部43aが含まれる。報知設定記憶部43aを含むRAM43の一部には、不揮発性メモリが用いられて書き換え可能に保持されても良い。
図3は、報知設定記憶部43aの記憶内容を示す図表である。
この報知設定記憶部43aには、報知対象の内容(内容種別)に係る分類と振動モータによる報知パターン(振動報知パターン)とが関連付けられてテーブルデータとして記憶、保持されている。この分類としては、例えば、電話着信、Eメールの着信、SMS(Short Message Service)着信、ニュースの着信、及び、外部機器で設定されたスケジュールの着信が挙げられる。これらに対応して、それぞれ、第1振動モータ50及び第2振動モータ52を用いた振動報知パターンが記憶されている。振動報知パターンの具体的な例については、後に詳述する。
この報知設定記憶部43aに記憶させる設定内容は、操作部44からのユーザによる入力操作で設定可能であっても良いし、或いは、外部機器、例えば、スマートフォン100で設定されたデータテーブルがBluetooth通信により取得されても良い。また、例えば、振動パターンの選択のみが操作部44の操作により設定変更可能とされても良い。
操作部44は、例えば、押しボタンスイッチ44a〜44d(図4参照)を備え、当該押しボタンスイッチの押下動作を検出して電気信号としてCPU41に出力する。操作部44は、押下動作の継続時間に応じた、即ち、通常の押下操作とは別個に長押し状態を検知して、電気信号を出力可能としても良い。また、操作部44は、りゅうずを備えて、引き出し動作、押し込み動作や回転動作を検出し、検出内容に応じた電気信号を出力可能であっても良い。
表示部45は、例えば、ドットマトリックス式の液晶表示画面(LCD)を備え、ドライバ46から入力される駆動信号に応じて現在時刻や種々の報知内容に係る文字や図形を表示する。表示画面は、特には限られないが、ここでは、略方形状のものが用いられ、上辺と下辺がそれぞれバンドに接する向きで電子腕時計本体上面(即ち、腕に接する面と反対側)に配置されている。この表示部45は、他の表示画面、例えば、有機EL(Electro-Luminescent)ディスプレイを備えても良く、ドライバ46は、表示画面の構成に応じたものが設けられる。
計時回路47は、図示略の発振回路から入力される所定の周波数のクロック信号を計数して求められる現在時刻データを保持する。この計時回路47は、CPU41やRTC(Real Time Clock)によるソフトウェア的な計時動作に係る時刻情報を保持するものであっても良い。
Bluetoothモジュール48は、アンテナAN4を介して外部機器とBluetoothによる無線通信を行うための電波信号の送受信に係る変復調などの各種処理を行う。UART49は、Bluetoothモジュール48により送受信されるデータをCPU41から入出力する際にデータ信号をシリアル/パラレル変換する処理を行う。
Bluetoothモジュール48及びアンテナAN4により無線通信手段が構成される。
第1振動モータ50及び第2振動モータ52は、それぞれ、ドライバ51、53からの駆動信号に応じた振動を発生させる。これらの第1振動モータ50及び第2振動モータ52は、特には限られないが、回転式の振動モータである。この回転式の振動モータは、胴体部と、胴体部から延びる回転軸に取り付けられた分銅とを有する。分銅は、回転軸に対して非対称形状となっており、分銅が回転軸と共に胴体部に対して回転することで振動が発生する。電子腕時計400における第1振動モータ50及び第2振動モータ52の配置や回転動作については、後に詳述する。
照明部54は、ドライバ55からの駆動信号に応じて光を出射して表示部45の表示画面を照明する。この照明部54としては、表示画面を上側から照明するLED(発光ダイオード)や、表示画面のバックライトとして発光する有機ELダイオードが用いられる。
ブザー56は、ドライバ57からの駆動信号に応じてブザー音を発生する。このブザー56としては、例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)などのピエゾ素子が用いられる。
バス58は、CPU41を電子腕時計400における他の各部と接続し、データのやり取りを行うための回路である。
次に、本実施形態の電子腕時計400における振動モータの配置及び動作について説明する。
図4は、本実施形態における振動モータの配置を示す図である。この図では、電子腕時計400を裏蓋71の側、即ち、ユーザに接触する面側から見た底面図において、裏蓋71及びケーシング72の内部に設けられた振動モータ及びバッテリ75の位置を破線で示している。
この実施形態の電子腕時計400では、ケーシング72の中央付近、表示画面に略平行下側にバッテリ75が設けられている。このバッテリ75と略同一面内で当該バッテリ75を挟んで、第1振動モータ50が12時の方向(表示画面の上辺側)に設けられ、また、この第1振動モータ50から離隔して、第2振動モータ52が6時の方向(表示画面の下辺側)に設けられている。これらの第1振動モータ50と第2振動モータ52における分銅50a、52aの位置は、ここでは、反対側になるように配置されている。
図5は、本実施形態の電子腕時計400における振動モータによる振動報知パターンの例について説明する図である。
この電子腕時計400では、第1振動モータ50及び第2振動モータ52の回転有無及び回転動作タイミングの組み合わせにより、5種類の振動報知パターンが設定されている。振動報知パターン1では、図5(a)に示すように、第1振動モータ50のみが断続的に回転動作のオンオフが繰り返され、第2振動モータ52は、オフ状態が維持される。振動報知パターン2では、図5(b)に示すように、第2振動モータ52のみが断続的に回転動作のオンオフが繰り返され、第1振動モータ50は、オフ状態が維持される。振動報知パターン3では、図5(c)に示すように、第1振動モータ50及び第2振動モータ52が交互に所定時間ずつ回転オン状態に移行する。振動報知パターン4では、図5(d)に示すように、先ず、第1振動モータ50のみが所定時間オンされ、次いで、第2振動モータ52のみが所定時間オンされ、最後に第1振動モータ50及び第2振動モータ52の何れもが所定時間オフされる。振動報知パターン5では、図5(e)に示すように、先ず、第2振動モータ52のみが所定時間オンされ、次に、第1振動モータ50のみが所定時間オンされ、最後に、第1振動モータ50及び第2振動モータ52が何れも所定時間オフされる。
電子腕時計400では、これらの中から選択された振動報知パターンによる振動モータの回転動作が所定回数(例えば、5回)繰り返されることで、対応する内容に係る報知が行われる。
本実施形態の電子腕時計400では、外部機器の何れから情報が取得されたかによらず、取得された情報の種別に応じた振動報知パターンで報知動作が行われる。報知システムSでは、外部機器から電子腕時計400に送信される報知情報に係る通信データは、所定のフォーマットで送受信される。この所定のフォーマットとしては、ここでは、内容の分類種別と、所定文字数以内の表示文字列(メッセージ)とが組み合わされたものが定められている。また、表示部45の画素数といった表示能力に応じて、表示文字列を英数字及びカタカナなどに制限することが出来る。
図6は、本実施形態の電子腕時計400において実行されるメッセージ受信処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
このメッセージ受信処理は、スマートフォン100やタブレット端末200といった外部機器からBluetooth通信により報知情報に係る通信データが受信された場合に呼び出されて開始される。メッセージ受信処理が開始されると、CPU41は、先ず、受信した通信データから分類とメッセージとをそれぞれ取得する(ステップS401)(報知情報取得ステップ)。CPU41は、ドライバ46に制御信号を送り、取得されたメッセージを表示部45の表示画面に表示させる(ステップS402)。CPU41は、メッセージが表示画面に入りきらない場合には、スクロール表示を行わせたり、複数のブロックに分割して所定時間ずつ表示させたりすることが出来る。
次に、CPU41は、メッセージ内容の分類が電話着信であるか否かを判別する(ステップS403)。電話着信であると判別された場合には(ステップS403で“YES”)、CPU41は、ドライバ51に制御信号を送り、第1振動モータ50を振動報知パターン1で動作させる(ステップS404)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
メッセージ内容の分類が電話着信ではないと判別された場合には(ステップS403で“NO”)、CPU41は、メッセージ内容の分類がEメール着信であるか否かを判別する(ステップS405)。Eメール着信であると判別された場合には(ステップS405で“YES”)、CPU41は、ドライバ53に制御信号を送り、第2振動モータ52を振動報知パターン2で動作させる(ステップS406)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
メッセージ内容の分類がEメール着信ではないと判別された場合には(ステップS405で“NO”)、CPU41は、メッセージ内容の分類がSMS着信であるか否かを判別する(ステップS407)。SMS着信であると判別された場合には(ステップS407で“YES”)、CPU41は、ドライバ51、53に制御信号を送り、第1振動モータ50及び第2振動モータ52を振動報知パターン3で動作させる(ステップS408)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
メッセージ内容の分類がSMS着信ではないと判別された場合には(ステップS407で“NO”)、CPU41は、メッセージ内容の分類がニュース着信であるか否かを判別する(ステップS409)。ニュース着信であると判別された場合には(ステップS409で“YES”)、CPU41は、ドライバ51、53に制御信号を送り、第1振動モータ50及び第2振動モータ52を振動報知パターン4で動作させる(ステップS410)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
メッセージ内容の分類がニュース着信ではないと判別された場合には(ステップS409で“NO”)、メッセージ内容の分類がスケジュール受信ということになり、CPU41は、ドライバ51、53に制御信号を送り、第1振動モータ50及び第2振動モータ52を振動報知パターン5で動作させる(ステップS411)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
以上のように、本実施形態の電子腕時計400は、互いに離隔して設けられた第1振動モータ50及び第2振動モータ52と、外部機器と無線通信を行うためのBluetoothモジュール48及びアンテナAN4とを備える。そして、この電子腕時計400では、外部機器から報知情報が取得されると、当該報知情報の内容に基づいて分類がなされ、当該分類に応じて選択された振動モータが動作される。従って、一のモータの振動パターンで分類を知得する必要がある場合と比較して、より体感的に容易に何れの分類に係る報知がなされたのかをユーザが認識することが出来る。
また、第1振動モータ50及び第2振動モータ52の動作を適宜なタイミングで設定して動作させるので、振動源の相対的な位置変化に基づいて、更に体感的に振動パターンを知得することが出来る。
また、特に、報知情報の内容に基づく分類により異なる振動報知パターンでの報知が行われるので、振動による報知動作だけでその報知に係る情報をユーザがすぐに確認する必要のあるものであるか否かを判別することが出来る。従って、表示の確認や音声報知を行い難い会議中や移動中などの状況で、本当に確認の必要な分類に係る事項のみを容易に認識することが出来る。
[変形例1、2、3]
図7には、本実施形態の電子腕時計400における振動モータの配置の変形例1〜3を示す。
図7(a)に示すように、変形例1として、第1振動モータ50と第2振動モータ52がそれぞれ3時方向と9時方向(表示画面の左方と右方)に設けられていても良い。
或いは、変形例2、3として、図7(b)、(c)に示すように、第1振動モータ50と第2振動モータ52は、互いに90度をなすように12時方向と9時方向、或いは、3時方向と6時方向にそれぞれ配置されていても良い。特に、回転式振動モータの場合には、このような配置とすることで、第1振動モータ50と第2振動モータ52の回転に係る振動方向を異なるものとすることが出来る。
なお、本明細書では、裏蓋71の横波振動に関し、振動モータの回転方向に伴う振動の伝播方向、及び、振動モータの配置に伴う強い振動の延在する方向について、まとめて振動の方向と表す。
この変形例の電子腕時計400のように、振動方向が互いに異なるように第1振動モータ50と第2振動モータ52とを配置することで、複数の振動モータの何れによる振動かをより容易に体感して知得することが出来る。
ここで、第1振動モータ50と第2振動モータ52との間の距離(所定の距離)は、上記実施の形態及び変形例に限られず、振動モータのサイズ、種別及び振動の方向と、電子腕時計400のサイズとに応じて適宜設定可能であるが、ユーザがより容易に識別可能なように、可能な範囲で大きい距離を取ることがより好ましい。
[変形例4、5、6]
図8には、本実施形態の電子腕時計400の変形例4〜6を示す。
図8(a)に示すように、変形例4として、電子腕時計400の裏蓋71は、第1振動モータ50のある12時側半分を覆う裏蓋上部71aと、第2振動モータ52のある6時側半分を覆う裏蓋下部71bとに分割されて、中央で接合されている構成であっても良い。このような構成により、一方の振動モータに係る振動が他方の振動モータに対応する側の裏蓋に伝わりにくくすることが出来る。このとき、更に、第1振動モータ50の振動が裏蓋上部71aに伝わりやすく、また、第2振動モータ52の振動が裏蓋下部71bに伝わりやすいように、ケーシング72内部のフレーム形状を定める(例えば、分離する)ことが出来る。
これら裏蓋上部71aと裏蓋下部71bによりカバー部材が構成される。
また、図8(b)に示すように、変形例5として、裏蓋上部71aと裏蓋下部71bとの間には、緩衝部材71cを挟む構成としても良い。この緩衝部材71cとしては、一方の側の裏蓋における振動を吸収する部材(弾性部材)が好ましく、例えば、シリコンゴムなどの各種ゴム製部材といった周知の材料が用いられる。
また、図8(c)に示すように、変形例6として、裏蓋71dには、第1振動モータ50、第2振動モータ52に対応する位置にそれぞれ突起部710、711が設けられている。突起部710、711は、ユーザの腕に不快感を与えない範囲で確実に当該部分が接触する形状、例えば、緩やかな曲面形状に形成される。また、これらの突起部710、711は、裏蓋71dの本体と同一の材質でも良いし、第1振動モータ50及び第2振動モータ52により生じる振動が確実に伝わる限りにおいて異なる材質であっても良い。また、図8(b)の変形例と同様に突起部710、711と裏蓋71dの本体部とは、緩衝部材を介して接合されていても良い。
このように、裏蓋71、71dは、振動をユーザに伝達するのに用いられる。このとき裏蓋上部71aと裏蓋下部71bとを第1振動モータ50及び第2振動モータ52にそれぞれ対応して分割し、対応する振動モータの振動に応じてより明確に振動するように構成することで、各振動モータの配置に応じた振動をより的確にユーザに報知することが出来る。
また、特に、第1振動モータ50に対応する裏蓋上部71aと第2振動モータ52に対応する裏蓋下部71bとが緩衝部材71cを介して接合されることで、一方の振動モータから他方の振動モータに対応する裏蓋に伝達する振動を低減させる。これにより、より明確に何れの振動モータによる報知動作であるかをユーザが知得することが出来る。
また、裏蓋71dに突起部710、711を設けてユーザに特に接する形状とし、当該突起部710、711を第1振動モータ50と第2振動モータ52に各々対応させて振動させることで、同様に、何れの振動モータによる報知動作であるかをユーザが明確に知得することが出来る。
[変形例7、8]
図9には、本実施形態の電子腕時計400の他の変形例7、8を示す。
変形例7として、図9(a)に示すように、電子腕時計400のケーシング72e及び裏蓋71eの形は、図4などで示した単純な円形状のものに限られない。例えば、ケーシング72e及び裏蓋71eは、第1振動モータ50に対応する領域と第2振動モータ52に対応する領域との間にくびれ部分が設けられていても良い。この場合、例えば、表示部45の表示画面は、2つに分割されていても良いし、ケーシング72eの形状に沿った形状や、ケーシング72eの内部に設けることが可能なサイズの長方形状であっても良い。
また、変形例8として、図9(b)に示すように、振動モータは、ケーシングの内部に限られず、少なくとも一方がバンド73a、73bに設けられていても良い。この場合、バンド73a、73bの厚みを考慮して、例えば、ピエゾ素子を用いた平面状の第1振動モータ50b及び第2振動モータ52bを用いることが出来る。
図10、図11には、第1振動モータ50と第2振動モータ52の他の振動報知パターンの例を示す。
図10に示すように、ドライバ51、53は、CPU41からの制御信号に基づいて、第1振動モータ50及び第2振動モータ52をそれぞれ低速回転と高速回転の異なる2段階の速さで回転動作させる構成とすることが出来る。回転速度の高低は、発生する振動の周波数としてユーザに知得される。
この場合、例えば、振動報知パターン1では、図10(a)に示すように、第1振動モータ50のみが断続的に低速回転される。また、振動報知パターン2では、図10(b)に示すように、第2振動モータ52のみが断続的に低速回転される。また、振動報知パターン3では、図10(c)に示すように、第1振動モータ50と第2振動モータ52とが交互に低速回転される。また、振動報知パターン4では、図10(d)に示したように、先ず、第1振動モータ50が所定時間高速回転され、続いて、第2振動モータ52のみが所定時間低速回転され、最後に、第1振動モータ50及び第2振動モータ52の回転動作が所定時間オフされる。また、振動報知パターン5では、図10(e)に示したように、先ず、第2振動モータ52が所定時間高速回転され、続いて、第1振動モータ50のみが所定時間低速回転され、最後に、第1振動モータ50及び第2振動モータ52の回転動作が所定時間オフされる。
一方、図11に示すように、ドライバ51、53は、CPU41からの制御信号に基づいて、第1振動モータ50及び第2振動モータ52をそれぞれ正転方向又は逆転方向の何れかの回転方向へ選択的に回転動作させることが出来る構成とすることが出来る。回転方向は、裏蓋71における振動の伝播方向としてユーザに知得される。
この場合、例えば、振動報知パターン1では、図11(a)に示すように、第1振動モータ50のみが断続的に正転方向に回転される。また、振動報知パターン2では、図11(b)に示すように、第2振動モータ52のみが断続的に正転方向に回転される。また、振動報知パターン3では、図11(c)に示すように、第1振動モータ50及び第2振動モータ52が同期して断続的に、第1振動モータ50が正転方向に、第2振動モータ52が逆転方向にそれぞれ回転される。また、振動報知パターン4では、図11(d)に示したように、先ず、第1振動モータ50が所定時間正転方向に回転され、続いて、第2振動モータ52のみが所定時間逆転方向に回転され、最後に、第1振動モータ50及び第2振動モータ52の回転動作が所定時間オフされる。また、振動報知パターン5では、図11(e)に示したように、先ず、第2振動モータ52が所定時間逆転方向に回転され、続いて、第1振動モータ50のみが所定時間正転方向に回転され、最後に、第1振動モータ50及び第2振動モータ52の回転動作が所定時間オフされる。
これらのように、単に2つの振動モータを一の振動パターンで動作させるだけではなく、複数の異なる振動パターンで動作させてそれらを組み合わせることで、ユーザは、より明確且つ速やかに当該2つの振動モータによる報知動作のパターン認識を行うことが出来るようになる。
また、少なくとも一方の振動モータが電子腕時計400を保持するバンドに設けられることで、第1振動モータ50と第2振動モータ52の配置を更に離隔させることが出来、従って、より明確に何れの振動モータの動作であるかをユーザが知得することが出来る。また、バンドに設ける振動モータとしてピエゾ素子を用いるなどにより、振動の伝わり方を異ならせることが出来るので、振動と報知内容とがより体感的に明確に対応付けられてユーザに知得される。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の電子腕時計について説明する。
この第2実施形態の電子腕時計400は、報知設定記憶部43aの設定内容及びイベント報知プログラム42aに係るメッセージ受信処理の内容が異なる点を除き、第1実施形態の電子腕時計400と同一であり、その内部構成については説明を省略する。
次に、この実施形態の電子腕時計400におけるメッセージ受信に係る動作について説明する。
図12は、本実施形態の電子腕時計400における報知設定記憶部43aの記憶内容を示す図表である。
この電子腕時計400では、メッセージ内容の分類だけではなく、送信元の外部機器に応じたパターンで第1振動モータ50と第2振動モータ52とを動作させる。即ち、この電子腕時計400では、スマートフォン100からの着信の場合には、受信内容の分類に応じて振動報知パターン1又は2の動作が行われ、タブレット端末200からの着信の場合には、受信内容の分類に応じて振動報知パターン4又は5の動作が行われる。
なお、ここでは、メッセージ内容に係る分類として電話受信とEメール受信のみについて説明するが、他の分類が含まれても良く、分類の数に応じた振動報知パターンが設定される。
図13は、本実施形態の電子腕時計400において実行されるメッセージ受信処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
このメッセージ受信処理は、第1実施形態の電子腕時計400において実行されるメッセージ受信処理におけるステップS403以降の処理が変更されている。同一の処理内容については同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
メッセージ受信処理が開始され、表示画面にメッセージの表示が行われると(ステップS402)、CPU41は、メッセージの送信元のデバイスが外部機器1(ここでは、スマートフォン100)であるか否かを判別する(ステップS421)。外部機器1であると判別された場合には(ステップS421で“YES”)、CPU41は、メッセージ分類が電話着信であるか否かを判別する(ステップS403a)。電話着信であると判別された場合には(ステップS403aで“YES”)、CPU41は、ドライバ51に制御信号を送り、振動報知パターン1で第1振動モータ50を動作させる(ステップS404)。そして、CPU41は、メッセージ受信処理を終了する。
電話着信ではないと判別された場合には(ステップS403aで“NO”)、ここでは、Eメールの着信と判断されて、CPU41は、ドライバ53に制御信号を送り、振動報知パターン2で第2振動モータ52を動作させる(ステップS406)。そして、CPU41は、メッセージ受信処理を終了する。
ステップS421の判別処理で、送信元のデバイスが外部機器1ではないと判別された場合、即ち、送信元が外部機器2(ここでは、タブレット端末200)である場合には(ステップS421で“NO”)、CPU41は、メッセージ分類が電話着信であるか否かを判別する(ステップS403b)。電話着信ではあると判別された場合には(ステップS403bで“YES”)、CPU41は、ドライバ51、53に制御信号を送り、振動報知パターン4で第1振動モータ50及び第2振動モータ52を動作させる(ステップS410)。そして、CPU41は、メッセージ受信処理を終了する。
電話着信ではないと判別された場合には(ステップS403bで“NO”)、ここでは、Eメールの着信と判断されて、CPU41は、ドライバ51、53に制御信号を送り、振動報知パターン5で第1振動モータ50及び第2振動モータ52を動作させる(ステップS411)。そして、CPU41は、メッセージ受信処理を終了する。
以上のように、第2実施形態の電子腕時計400は、メッセージ送信元の外部機器と受信メッセージの内容分類とに基づいて第1振動モータ50及び第2振動モータ52の2つを用いた報知動作に係る振動報知パターンを異ならせる。従って、すぐに応対が必要な外部機器への着信と必ずしも即座に応対する必要が無い外部機器への着信とを容易に判別することが出来る。
また、本実施形態の電子腕時計400は、Bluetoothモジュール48により複数の外部機器と同時に通信状態を維持することが出来るので、このように複数の外部機器の何れからも着信に係る報知情報を受信し得る場合でも、容易にどの外部機器への着信であるのかを知得することが出来る。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態の電子腕時計について説明する。
図14は、第3実施形態の電子腕時計400cの内部構成を説明するブロック図である。
この第3実施形態の電子腕時計400cは、第3振動モータ60及びそのドライバ61が追加されており、また、報知設定記憶部43aへの記憶内容及びイベント報知プログラム42aに係るメッセージ受信処理の内容が異なる点を除き、第1実施形態の電子腕時計400と同一の構成であり、同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図15は、電子腕時計400cにおける振動モータの内部配置を説明するための図である。この図では、図4と同様に、電子腕時計400cを裏面側から見た底面図においてケーシング72及び裏蓋71の内部に設けられた振動モータの位置及びバッテリ75の位置が破線で描かれている。
本実施形態の電子腕時計400cは、3つの振動モータを備えている。そして、図15(a)に示すように、第1実施形態の電子腕時計400で設けられていた第1振動モータ50及び第2振動モータ52に加えて、第3振動モータ60が3時の方向(表示画面の右方)に設けられて、第1振動モータ50と第2振動モータ52とに対して90度の角度をなすように配置されている。
また、図15(b)に示すように、図7(a)の変形例で示した第1振動モータ50及び第2振動モータ52に加えて、第3振動モータ60が6時方向(表示画面の下方)に設けられ、第1振動モータ50及び第2振動モータ52と90度の角度をなすように配置される構成とすることも出来る。
また、図15(c)に示すように、本実施形態の電子腕時計400cにおける振動モータの配置として、第1振動モータ50が3時方向に配置され、第2振動モータ52が7時方向に配置され、また、第3振動モータ60が11時方向に配置されることで、互いに120度間隔で設けられることとしても良い。
次に、この実施形態の電子腕時計400cにおけるメッセージ受信に係る動作について説明する。
図16は、本実施形態の電子腕時計400cにおける報知設定記憶部43aの記憶内容を示す図表である。
この電子腕時計400cでは、メッセージ内容の分類に関わらず、送信元の外部機器(外部機器の種別)に応じて異なるパターンで第1振動モータ50、第2振動モータ52、第3振動モータ60の中から選択されたものを動作させる。ここでは、3台の外部機器に対し、3個の振動モータがそれぞれ1対1で対応するように設定されている。3台目の外部機器(外部機器3)としては、例えば、携帯電話機が挙げられる。更に4台目以降の外部機器が接続され、当該外部機器に対して振動報知が設定される場合には、2個以上の振動モータの動作の組み合わせで表された振動報知パターンが設定される。
図17には、本実施形態の電子腕時計400cにおける3つの振動モータによる振動報知パターンを示している。
上述のように、振動報知パターン1では、第1振動モータ50のみが断続的にオンオフを切り替えられて動作する(図17(a))。また、振動報知パターン2では、第2振動モータ52のみが断続的にオンオフを切り替えられて動作する(図17(b))。また、振動報知パターン3では、第3振動モータ60のみが断続的にオンオフを切り替えられて動作する(図17(c))。
4台目以降の外部機器が設定された場合には、振動報知パターン4として、例えば、図17(d)に示すように、先ず、第1振動モータ50が所定時間オンされて回転動作し、次いで、第2振動モータ52のみが所定時間オンされて回転動作し、その後、第3振動モータ60のみが所定時間オンされて回転動作し、最後に、第1振動モータ50、第2振動モータ52、及び第3振動モータ60の全てが所定時間オフされる。また、振動報知パターン5として、例えば、図17(e)に示すように、先ず、第3振動モータ60が所定時間オンされて回転動作し、次いで、第2振動モータ52のみが所定時間オンされて回転動作し、その後、第1振動モータ50のみが所定時間オンされて回転動作し、最後に、第1振動モータ50、第2振動モータ52及び第3振動モータ60の全てが所定時間オフされる。
図18は、本実施形態の電子腕時計400cにより実行されるメッセージ受信処理のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
このメッセージ受信処理は、第2実施形態の電子腕時計400により実行されるメッセージ受信処理におけるステップS421の判別処理で“NO”に分岐した後の処理が変更されている。同一の内容の処理については、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
ステップS421の処理で送信元が外部機器1(スマートフォン100)ではないと判別された場合には(ステップS421で“NO”)、次に、CPU41は、送信元が外部機器2(タブレット端末200)であるか否かを判別する(ステップS423)。
外部機器2であると判別された場合には(ステップS423で“YES”)、CPU41は、ドライバ53に制御信号を送り、振動報知パターン2で第2振動モータ52を動作させる(ステップS406)。そして、CPU41は、メッセージ受信処理を終了する。
外部機器2ではないと判別された場合には(ステップS423で“NO”)、送信元が外部機器3であると判断されて、CPU41は、ドライバ61に制御信号を送り、振動報知パターン3で第3振動モータ60を動作させる(ステップS408c)。そして、CPU41は、メッセージ受信処理を終了する。
なお、4台目以降の外部機器が設定された場合には、ステップS423の判別処理で“NO”に分岐した後、更に、送信元が当該4台目以降の外部機器であるか否かを順番に判別して、該当する場合には、当該外部機器に対応する振動報知パターンでの報知動作を行わせる処理を追加すれば良い。
以上のように、第3実施形態の電子腕時計400cは、互いに所定の距離を離して設けられた第1振動モータ50、第2振動モータ52及び第3振動モータ60を備える。そして、これら3つの振動モータの中から報知情報に係る分類に応じて選択された組み合わせで動作される。従って、体感的により分かりやすく、且つ、より多くのバリエーションで振動による報知動作を行うことが出来る。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態の電子腕時計について説明する。
図19は、第4実施形態の電子腕時計400dの内部構成を説明するブロック図である。
この第4実施形態の電子腕時計400dは、第4振動モータ62及びそのドライバ63が追加されており、また、報知設定記憶部43aへの記憶内容及びイベント報知プログラム42aに係るメッセージ受信処理の内容が異なる点を除き、第3実施形態の電子腕時計400cと同一の構成であり、同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
図20は、電子腕時計400dにおける振動モータの配置を示す図である。この図では、図4と同様に、電子腕時計400dを裏面側から見た底面図においてケーシング72及び裏蓋71の内部に設けられた振動モータの位置及びバッテリ75の位置が破線で描かれている。
本実施形態の電子腕時計400dは、4つの振動モータを備えている。第1振動モータ50、第2振動モータ52、第3振動モータ60及び第4振動モータ62は、それぞれ12時、3時、6時、9時の方向(それぞれ、表示画面の上辺側、右辺側、下辺側及び左辺側)に90度間隔で配置されている。
次に、この実施形態の電子腕時計400dにおけるメッセージ受信に係る動作について説明する。
図21は、本実施形態の電子腕時計400dにおける報知設定記憶部43aの記憶内容を示す図表である。
この電子腕時計400dでは、メッセージ内容の分類に応じて送信元の外部機器ごとに異なる振動報知パターンで報知動作を行わせるものと、送信元の外部機器によらず共通の振動報知パターンで報知動作を行わせるものとがある。この報知設定記憶部43aでは、メッセージ分類が電話着信の場合とEメール着信の場合には、外部機器ごとに異なる振動報知パターンで報知動作が行われ、メッセージ分類がスケジュール着信の場合には、送信元の外部機器によらず共通の振動報知パターンで報知動作が行われる設定がなされている。
図22には、本実施形態の電子腕時計400dにおける4つの振動モータによる振動報知パターンを示している。
図22(a)に示すように、振動報知パターン1では、第1振動モータ50のみが断続的にオンオフが切り替えられて動作する。また、図22(b)に示すように、振動報知パターン2では、第2振動モータ52のみが断続的にオンオフが切り替えられて動作する。
図22(c)に示すように、振動報知パターン3では、第1振動モータ50と第3振動モータ60とが交互にオンされて動作する。
図22(d)に示すように、振動報知パターン4では、先ず、第1振動モータ50が所定時間オンされて回転動作し、次いで、第2振動モータ52のみが所定時間オンされて回転動作し、その後、第3振動モータ60のみが所定時間オンされて回転動作し、最後に、第4振動モータ62のみが所定時間オンされて回転動作する。また、図22(e)に示すように、振動報知パターン5では、先ず、第4振動モータ62が所定時間オンされて回転動作し、次いで、第3振動モータ60のみが所定時間オンされて回転動作し、その後、第2振動モータ52のみが所定時間オンされて回転動作し、最後に、第1振動モータ50のみが所定時間オンされて回転動作する。
図23は、本実施形態の電子腕時計400dにより実行されるメッセージ受信処理のCPU41による制御手順を説明するフローチャートである。
このメッセージ受信処理は、第1実施形態の電子腕時計400により実行されるメッセージ受信処理におけるステップS403の判別処理で“YES”に分岐した後の処理、及び、ステップS405の処理より後の処理が変更されている。同一の内容の処理については、同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
ステップS403の判別処理でメッセージ内容の分類が電話着信であると判別された場合には(ステップS403で“YES”)、次に、CPU41は、送信元が外部機器1(スマートフォン100)であるか否かを判別する(ステップS421a)。送信元が外部機器1であると判別された場合には(ステップS421aで“YES”)、CPU41は、ドライバ51に制御信号を出力し、第1振動モータ50を振動報知パターン1で動作させる(ステップS404)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
送信元が外部機器1ではないと判別された場合には(ステップS421aで“NO”)、送信元が外部機器2ということになり、CPU41は、ドライバ53に制御信号を出力して第2振動モータ52を振動報知パターン2で動作させる(ステップS406)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
ステップS405の判別処理でメッセージ内容の分類がEメール着信であると判別された場合には(ステップS405で“YES”)、次に、CPU41は、送信元が外部機器1(スマートフォン100)であるか否かを判別する(ステップS421b)。送信元が外部機器1であると判別された場合には(ステップS421bで“YES”)、CPU41は、ドライバ51、53、61、63に制御信号を出力し、第1振動モータ50、第2振動モータ52、第3振動モータ60及び第4振動モータ62を振動報知パターン4で動作させる(ステップS410d)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
送信元が外部機器1ではないと判別された場合には(ステップS421bで“NO”)、送信元が外部機器2ということになり、CPU41は、ドライバ51、53、61、63に制御信号を出力して第1振動モータ50、第2振動モータ52、第3振動モータ60及び第4振動モータ62を振動報知パターン5で動作させる(ステップS411d)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
ステップS405の判別処理でメッセージ内容の分類がEメール着信ではないと判別された場合には(ステップS405で“NO”)、メッセージ内容の分類がスケジュール着信ということになり、CPU41は、ドライバ51、61に制御信号を出力して第1振動モータ50及び第3振動モータ60を振動報知パターン3で動作させる(ステップS408d)。そして、メッセージ受信処理を終了する。
以上のように、第4実施形態の電子腕時計400dは、互いに90度ずつ離して設けられた第1振動モータ50、第2振動モータ52、第3振動モータ60及び第4振動モータ62を備える。そして、報知内容や報知情報の送信先に係る分類に応じてこれら4つの振動モータから選択されたものを動作させて振動による報知動作を行う。従って、分類数が多いような場合にも無理なくユーザが体感的に知得可能な振動パターンで報知動作を行わせることが出来る。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、表示内容に係る分類は、着信手段に応じて分類したが、更に、着信の相手先、即ち、電話着信やSMS着信における電話番号やEメール着信における送信者(情報の発信者)に応じて分類することとしても良い。
また、上記実施の形態では、異なる振動報知パターンに対し、同一の振動モータを利用した異なる振動タイミングのもの(例えば、図22の(d)、(e))を含むこととしたが、振動モータの数が必要な振動報知パターン数に対して必要な数以上の場合には、振動モータの組み合わせだけで全ての振動報知パターンを設定することが出来る。例えば、4個の振動モータを利用する2つの振動報知パターンの代わりに、一方を2個の振動モータの動作で示す設定とすることが出来る。
また、上記実施の形態では、複数の外部機器からの報知内容の着信を前提として説明したが、単一の外部機器から報知内容が取得される場合であっても、同様に、報知内容に応じた分類ごとに異なる振動報知パターンで複数のモータによる報知動作を行わせることが出来る。
また、上記実施の形態では、内容分類と送信元の外部機器とに基づいて機械的に振動モータの振動報知パターンと対応付けて報知動作を行わせることとしたが、振動報知パターンに意味を持たせても良い。例えば、4つの振動モータの動作個数を重要度と対応させることが出来る。そして、例えば、勤務先の携帯電話への電話着信が有った場合に、この4つの振動モータの動作を行わせ、勤務先の携帯電話へのEメール着信が有った場合には、3つの振動モータの動作を行わせ、スマートフォンに私用の電話着信が有った場合には、他の3つの振動モータの動作を行わせる、というような設定を行わせることも出来る。
また、上記実施の形態では、Bluetooth通信を用いた近距離無線通信を例に挙げて説明したが、通信手段は、これに限られない。無線LANやその他の通信手段を用いても良く、この通信手段は、近距離に限らず、中長距離の伝播が可能なものであっても良い。
また、上記実施の形態では、電子腕時計により受信される情報に分類に係る情報が含まれているものとしたが、必ずしも含まれていなくても良い。メッセージ中に含まれる特定の用語、例えば、「デンワ」、「TEL」、「メール」、「SMS」などを抽出して分類することとしても良い。この場合、これらの用語が特に文頭に現れたり、日時に続いて現れたりするなど、出現場所が定まっている場合には、当該箇所のみを確認する処理を行えば良い。
また、上記実施の形態では、メッセージの表示動作と共に振動報知に係る動作が行われることとしたが、この形態に限られない。例えば、加速度センサを備えた電子腕時計において、電子腕時計の表示画面がユーザに視認される姿勢に変化する動作を検出してから表示を行わせることも出来る。或いは、ユーザが所定のボタン操作を行ったのを検出してから表示画面にメッセージを表示させても良い。
また、上記実施の形態では、電子腕時計を例に挙げて説明したが、身体の予め定められた箇所に所定の方向で装着されて用いられる電子端末であれば、他のものでも良い。手首に装着されるものとしては、例えば、電子歩数計が挙げられる。また、上腕部、胸部や腰部に装着される血圧計や放射線量計などであっても良い。
その他、上記実施の形態で示した構成、回路や処理手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
所定の距離を離して設けられた複数の振動モータと、
外部機器と無線通信を行うための無線通信手段と、
ユーザに対して報知する情報が前記無線通信手段により取得された場合に、予め設定された分類に応じて選択された前記複数の振動モータのうちの一部又は全部を動作させる振動報知制御手段と
を備えることを特徴とする身体装着型端末。
<請求項2>
前記分類に応じた前記振動モータの動作には、2つ以上の前記振動モータを所定の動作タイミングでそれぞれ動作させる場合を含むことを特徴とする請求項1記載の身体装着型端末。
<請求項3>
前記分類は、情報の内容種別、前記外部機器の種別、及び、情報の発信者のうち少なくとも一つに基づいて設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の身体装着型端末。
<請求項4>
前記無線通信手段は、複数の前記外部機器と同時に通信接続状態を維持することが可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の身体装着型端末。
<請求項5>
前記複数の振動モータのうち、少なくとも二つは、互いに異なる振動方向の振動が出力されるように設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の身体装着型端末。
<請求項6>
身体装着型端末本体と、
当該身体装着型端末をユーザの身体に固定するための保持部と、
を備え、
前記複数の振動モータのうち、少なくとも一つは、前記保持部に設けられている
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の身体装着型端末。
<請求項7>
ユーザと接触し、前記振動モータの振動をユーザに伝えるカバー部を有し、
前記カバー部は、前記複数の振動モータにそれぞれ対応して設けられた複数のカバー部材が接合されて形成されている
ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の身体装着型端末。
<請求項8>
前記複数のカバー部材は、所定の緩衝部材を介して接合されていることを特徴とする請求項7記載の身体装着型端末。
<請求項9>
ユーザと接触し、前記振動モータの振動をユーザに伝えるカバー部を有し、
前記カバー部には、前記複数の振動モータにそれぞれ対応して振動を伝達する複数の突起部が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の身体装着型端末。
<請求項10>
所定の距離を離して設けられた複数の振動モータと、外部機器と無線通信を行うための無線通信手段と、を備えた身体装着型端末によるユーザへの報知方法であって、
ユーザに対して報知する情報を前記無線通信手段により取得する報知情報取得ステップ、
予め設定された分類に応じて選択された前記複数の振動モータのうちの一部又は全部を動作させる振動報知制御ステップ、
を含むことを特徴とする報知方法。
41 CPU
42 ROM
42a イベント報知プログラム
43 RAM
43a 報知設定記憶部
44 操作部
44a〜44d 押しボタンスイッチ
45 表示部
46 ドライバ
47 計時回路
48 Bluetoothモジュール
49 UART
50 第1振動モータ
50b 第1振動モータ
50a、52a 分銅
51 ドライバ
52 第2振動モータ
52b 第2振動モータ
53 ドライバ
54 照明部
55 ドライバ
56 ブザー
57 ドライバ
58 バス
60 第3振動モータ
61 ドライバ
62 第4振動モータ
63 ドライバ
71 裏蓋
71a 裏蓋上部
71b 裏蓋下部
71c 緩衝部材
71d 裏蓋
71e 裏蓋
710、711 突起部
72 ケーシング
72b ケーシング
72e ケーシング
73a、73b バンド
75 バッテリ
100 スマートフォン
200 タブレット端末
400 電子腕時計
400c 電子腕時計
400d 電子腕時計
AN4 アンテナ
S 報知システム

Claims (8)

  1. 所定の距離を離して設けられた複数の振動モータと、
    外部機器と無線通信を行うための無線通信手段と、
    ユーザに対して報知する情報が前記無線通信手段により取得された場合に、予め設定された分類に応じて選択された前記複数の振動モータのうちの一部又は全部を動作させる振動報知制御手段と
    を備え、
    ユーザと接触し、前記振動モータの振動をユーザに伝えるカバー部を更に有し、
    前記カバー部は、前記複数の振動モータにそれぞれ対応して設けられた複数のカバー部材が接合されて形成されていることを特徴とする身体装着型端末。
  2. 前記複数のカバー部材は、所定の緩衝部材を介して接合されていることを特徴とする請求項1記載の身体装着型端末。
  3. 所定の距離を離して設けられた複数の振動モータと、
    外部機器と無線通信を行うための無線通信手段と、
    ユーザに対して報知する情報が前記無線通信手段により取得された場合に、予め設定された分類に応じて選択された前記複数の振動モータのうちの一部又は全部を動作させる振動報知制御手段と
    を備え、
    ユーザと接触し、前記振動モータの振動をユーザに伝えるカバー部を更に有し、
    前記カバー部は、前記複数の振動モータにそれぞれ対応して振動を伝達する複数の突起部が形成されていることを特徴とする身体装着型端末。
  4. 前記分類に応じた前記振動モータの動作には、2つ以上の前記振動モータを所定の動作タイミングでそれぞれ動作させる場合を含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の身体装着型端末。
  5. 前記分類は、情報の内容種別、前記外部機器の種別、及び、情報の発信者のうち少なくとも一つに基づいて設定されることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の身体装着型端末。
  6. 前記無線通信手段は、複数の前記外部機器と同時に通信接続状態を維持することが可能であることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の身体装着型端末。
  7. 前記複数の振動モータのうち、少なくとも二つは、互いに異なる振動方向の振動が出力されるように設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の身体装着型端末。
  8. 身体装着型端末本体と、
    当該身体装着型端末をユーザの身体に固定するための保持部と、
    を備え、
    前記複数の振動モータのうち、少なくとも一つは、前記保持部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の身体装着型端末。
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