JP2010021426A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光特性の低下を抑制しながら、放熱特性を向上させることが可能な発光装置を提供する。
【解決手段】この表面実装型LED(発光装置)100は、光を出射するLED素子10と、LED素子10が載置される載置部21と載置部21上に載置されたLED素子10を囲む枠体部22とを含み、枠体部22の内側面23aがLED素子10からの光を反射させる反射面とされる反射部材20と、LED素子10と電気的に接続される突出部31を含み、平面的に見た場合に突出部31が枠体部22の内側に位置するように、反射部材20に固定された電極部材30と、LED素子10を封止する透光性部材40とを備えている。そして、反射部材20は、放熱材料から構成されており、載置部21と枠体部22とが放熱材料から一体に形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、発光装置に関し、特に、発光素子と、この発光素子からの光を反射させる反射部材とを備えた発光装置に関する。
従来、発光素子からの光を反射させる反射枠体(反射部材)を備えた発光装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)素子(発光素子)の発光により生じた熱を、反射枠体からも放熱させるために、反射枠体を金属材料から構成した発光装置が記載されている。この発光装置は、LED素子が実装されたプリント基板と、上記した反射枠体とを備えており、反射枠体は、接着層を介してプリント基板上に固定されている。
特開2005−229003号公報
上記特許文献1に記載の発光装置では、接着層を介して基板上に反射枠体が固定されているため、基板と反射枠体との間に接着層が介在することになる。このような接着層は、一般的に、エポキシ樹脂やアクリル樹脂などの樹脂材料から構成されているため、熱伝導率が低い。このため、LED素子の発光により生じた熱を反射枠体からも放熱させるために、反射枠体を金属材料から構成したとしても、基板と反射枠体との間に介在する接着層の熱抵抗によって、LED素子からの熱を反射枠体に効率良く伝達させることが困難になるという不都合がある。これにより、LED素子からの熱を反射枠体から効率良く放熱させることが困難になるので、放熱特性向上の効果が得られ難いという問題点がある。
また、LED素子が実装されるプリント基板は、ガラスエポキシやLCP(Liquid Crystal Polymer;液晶ポリマー)などの絶縁材が基材として用いられるため、LED素子からの光によって、基材部分の表面が変色(光劣化)するという不都合がある。そして、プリント基板の基材部分が変色(光劣化)することにより、発光装置から取り出される光の光量が低下するので、発光特性が低下するという問題点もある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、発光特性の低下を抑制しながら、放熱特性を向上させることが可能な発光装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による発光装置は、光を出射する発光素子と、発光素子が載置される載置部と載置部上に載置された発光素子を囲む枠体部とを含むとともに、枠体部の内周面が発光素子からの光を反射させる反射面とされ、かつ、放熱材料から構成される反射部材と、発光素子と電気的に接続される接続部を含み、平面的に見た場合に接続部が枠体部の内側に位置するように、反射部材に固定された電極部材と、発光素子を封止する封止体とを備えている。
この一の局面による発光装置では、上記のように、反射部材を、発光素子が載置される載置部と載置部上に載置された発光素子を囲む枠体部とを含むように構成することによって、発光素子の発光により生じた熱を載置部および枠体部の両方から放熱させることができる。これにより、発光素子が発光することにより生じた熱を、反射部材から効果的に放熱させることが可能となるので、発光装置の放熱特性を向上させることができる。また、放熱特性を向上させることによって、発光に伴い発光素子が発熱したとしても、発光素子の温度を低く保つことができる。これにより、発光素子の温度上昇に起因して、発光特性が低下するという不都合が生じるのを抑制することができる。その結果、良好な発光特性を得ることができる。
また、一の局面では、発光素子が載置された載置部と発光素子を囲む枠体部とを含むように反射部材を構成することによって、平面的に見た場合に、枠体部の内側には載置部が位置しているので、その分、枠体部の内側に露出される電極部材の表面領域を低減することができる。このため、電極部材が、ガラスエポキシやLCPなどの絶縁材を基材(基材部)として含んでいたとしても、枠体部の内側に露出される絶縁材の表面領域を低減することができる。これにより、発光素子からの光が絶縁材に長時間照射されることによって絶縁材の表面が変色(光劣化)した場合でも、変色する領域が低減されるので、発光装置から取り出される光の光量が低下するのを抑制することができる。その結果、発光特性が低下するのを抑制することができる。なお、発光特性の低下を抑制することによって、発光装置の長寿命化を図ることができる。
上記一の局面による発光装置において、好ましくは、載置部および枠体部は、放熱材料から一体に形成されている。このように構成すれば、発光素子の発光によって生じた熱を、載置部から放熱させることができるとともに、載置部と一体に形成されている枠体部からも放熱させることができる。ここで、載置部と枠体部とを含む反射部材は、上記のように、熱伝導性の優れた放熱材料から構成されている。このため、発光素子からの熱を載置部から効果的に放熱させることができる。また、載置部と枠体部との間には、接着層などが介在しないので、載置部から枠体部に効果的に熱を伝えることができるとともに、載置部を介して伝達された発光素子からの熱を枠体部からも効果的に放熱させることができる。これにより、発光素子が発光することにより生じた熱を、反射部材から効果的に放熱させることが可能となるので、発光装置の放熱特性を向上させることができる。
なお、上記一の局面による発光装置において、別体で形成された載置部および枠体部を、たとえば、熱伝導性の優れた半田などを用いて互いに固定することによって、載置部と枠体部とが一体化された構成にしてもよい。このように構成した場合でも、発光装置の放熱特性を向上させることができる。
上記一の局面による発光装置において、好ましくは、放熱材料は、金属材料である。このように構成すれば、発光素子からの熱を反射部材からより効果的に放熱させることができるので、容易に、発光装置の放熱特性を向上させることができる。
上記一の局面による発光装置において、好ましくは、放熱材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金である。このように構成すれば、発光素子からの熱を反射枠体からさらに効果的に放熱させることができるので、より容易に、発光装置の放熱特性を向上させることができる。
上記一の局面による発光装置において、電極部材は、第1電極部材および第2電極部材を含み、第1電極部材は、アノードとして機能する一方、第2電極部材は、カソードとして機能するように構成することができる。
上記一の局面による発光装置において、好ましくは、電極部材は、金属板から構成されており、反射部材に絶縁固定されている。このように構成すれば、電極部材には、ガラスエポキシやLCPなどの絶縁材が含まれないので、発光素子からの光が電極部材に長時間照射された場合でも、電極部材表面が変色(光劣化)するのを抑制することができる。これにより、長時間使用した場合でも、発光装置から取り出される光の光量が低下するのをより抑制することができるので、発光特性が低下するのをより抑制することができる。
この場合において、金属板は、銅または銅合金から構成されているのが好ましい。
上記一の局面による発光装置において、電極部材は、平面的に見て、載置部と隣り合うように、絶縁性接着層を介して反射部材の枠体部に固定することができる。
上記反射部材がアルミニウムまたはアルミニウム合金から構成されている場合において、反射部材には、アルマイト処理が施されていてもよい。このようなアルマイト処理を反射部材に施すことによって、反射部材の表面に絶縁被膜が形成されるので、容易に、電極部材を反射部材に絶縁固定することができる。
上記一の局面による発光装置において、好ましくは、電極部材は、樹脂からなる基材部と、基材部上に形成され、接続部として機能する導体とを含むプリント基板からなる。このように構成した場合でも、発光装置の放熱特性を向上させることができるとともに、発光特性の低下を抑制することができる。
この場合において、電極部材は、平面的に見て、載置部と隣り合うように、反射部材の枠体部に固定されていてもよい。
上記一の局面による発光装置において、好ましくは、電極部材は、載置部と所定の距離を隔てて固定されている。このように構成すれば、より容易に、電極部材を反射部材に絶縁固定することができる。
この場合において、好ましくは、封止体には、拡散材または蛍光体が含有されており、拡散材または蛍光体は、封止体内で沈降されることにより、電極部材と載置部との間に形成された隙間部分を含む所定領域に集中して存在している。このように構成すれば、発光素子からの光を隙間部分の拡散材または蛍光体で反射させることができるので、隙間部分からの光漏れを効果的に抑制することができる。
上記一の局面による発光装置において、反射部材の枠体部は、上方に向かって開口幅が広がるように構成されている。このような構成を上記一の局面による発光装置に適用すれば、発光特性を向上させることができる。
上記一の局面による発光装置において、発光素子を、発光ダイオード素子とすることができる。
以上のように、本発明によれば、発光特性の低下を抑制しながら、放熱特性を向上させることが可能な発光装置を容易に得ることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、発光装置の一例である表面実装型LED(Light Emitting Diode)に本発明を適用した場合について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの全体斜視図であり、図2は、本発明の第1実施形態による表面実装型LEDを一部省略して示した分解斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態による表面実装型LEDを上側から見た平面図であり、図4は、図3のA1−A1線に沿った断面図である。図5〜図14は、本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの構造を説明するための図である。なお、図4は、第1実施形態による表面実装型LEDを実装基板に実装した状態を示している。まず、図1〜図14を参照して、本発明の第1実施形態による表面実装型LED100の構造について説明する。
第1実施形態による表面実装型LED100は、図1および図2に示すように、光源としての発光ダイオード素子(LED素子)10と、LED素子10からの光を反射させる反射部材20と、LED素子10と電気的に接続される電極部材30と、LED素子10を封止する透光性部材40とを備えている。なお、LED素子10は、本発明の「発光素子」の一例であり、透光性部材40は、本発明の「封止体」の一例である。
反射部材20は、放熱特性(熱伝導性)に優れた金属材料から構成されており、図3および図9に示すように、平面的に見て、略長方形形状に形成されている。具体的には、反射部材20は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から構成されており、X方向に約4.5mmの長さLを有するとともに、Y方向に約2mmの幅Wを有している。
ここで、第1実施形態では、図3および図4に示すように、反射部材20は、LED素子10が載置される載置部21と、載置部21上に載置されたLED素子10を囲む枠体部22とを含んでいる。この載置部21と枠体部22とは、図7、図11および図12に示すように、アルミニウムまたはアルミニウム合金から一体に形成されている。
反射部材20を構成する枠体部22の中央部には、図9および図10に示すように、開口部23が形成されている。この開口部23の内側面23aは、図4および図6に示すように、LED素子10から発光された光を反射させる反射面として機能する。また、開口部23は、その開口幅が上方に向かってテーパ状(放射状)に広がるように構成されている。このように、開口部23の内側面23aは、LED素子10から発光された光を効率よく上方に反射させることが可能に構成されている。なお、枠体部22の内側面23aは、本発明の「内周面」および「反射面」の一例である。
また、第1実施形態では、図8、図10および図11に示すように、枠体部22の底面と側端面(X方向(長手方向)の側端面24)とによって構成される角部に、切欠部25が設けられている。この切欠部25は、レジストなどの樹脂部材50(図4参照)によって覆われている。なお、切欠部25を覆う樹脂部材50は、透光性部材40と同じ形成材料を用いてもよい。この場合には、透光性部材40の形成時に同時に樹脂部材50を形成することができる。その他の方法として、接着層51の形成時に、接着層51と同一部材で樹脂部材50を構成してもよい。また、反射部材20の枠体部22は、図10に示すように、約0.6mmの厚みt1を有している。
また、第1実施形態では、図7〜図9に示すように、反射部材20を構成する載置部21は、枠体部22の開口部23の一部を塞ぐように、枠体部22の底面側に配設されている。この載置部21は、図10に示すように、約0.2mmの厚みt2を有している。そして、図8に示すように、厚みt2(図10参照)を有する載置部21が枠体部22の底面側に配設されることによって、反射部材20の裏面側に段差部26が形成されている。この段差部26は、X方向(長手方向)の一方端側および他方端側のそれぞれに形成されている。また、図7〜図9に示すように、載置部21のX方向(長手方向)の一方端側および他方端側には、略円弧状の凹状部21aがそれぞれ形成されている。そして、この凹状部21aによって、枠体部22の内側の領域に、貫通部27が形成されている。この貫通部27は、枠体部22の内側の領域において、X方向(長手方向)の一方端側および他方端側の2カ所に形成されている。なお、載置部21に凹状部21aを形成することによって、貫通部27を形成する場合でも、載置部21の平面積が大きくなるように反射部材20を構成することが可能となる。
なお、第1実施形態では、上記のように、載置部21が枠体部22の開口部23の一部を塞ぐように枠体部22の底面側に配設されることによって、平面的に見た場合に、枠体部22の内側に載置部21が位置した状態となっている。すなわち、枠体部22の内側の領域に、載置部21の載置面21bが露出された状態となっている。
また、開口部23の内側面23aを含む反射部材20の表面には、アルマイト処理が施されている。これにより、反射部材20の表面には所定の厚みを有する絶縁被膜(図示せず)が形成されている。なお、絶縁被膜は、反射部材20の底面にも形成されている。この絶縁被膜は、10μm以上の厚みを有するように比較的厚く形成されている。
電極部材30は、図5に示すように、載置部21の厚みt2よりも小さい厚みt3(約0.15mm)を有する金属板から構成されており、図2に示すように、Y方向(短手方向)に約2mmの幅を有している。また、電極部材30は、アノードとして機能する電極部材30a(30)と、カソードとして機能する電極部材30b(30)とを含んでいる。これらの電極部材30は、金属リードフレームの所定部分が切り離されることによって形成されている。なお、電極部材30を構成する金属板は、銅または銅合金(たとえば、黄銅など)から構成されている。また、アノードとして機能する電極部材30aは、本発明の「第1電極部材」の一例であり、カソードとして機能する電極部材30bは、本発明の「第2電極部材」の一例である。
また、電極部材30の側面には、平面的に見てX方向に突出する突出部31が一体に形成されている。この突出部31は、平面的に見て、載置部21の凹状部21aに対応した略円弧状に形成されている。そして、図3および図13に示すように、この突出部31と載置部21の凹状部21aとが対応するように、電極部材30が、反射部材20に絶縁固定されている。具体的には、電極部材30は、平面的に見て載置部21と隣り合うように、接着層51(図4および図5参照)を介して反射部材20の段差部26の底面(枠体部22の底面)に固定されている。これにより、図3に示すように、電極部材30の突出部31が、平面的に見た場合に枠体部22の内側に位置するように構成されている。すなわち、上記のように電極部材30が固定されることによって、電極部材30の突出部31の上面31aが反射部材20の貫通部27を介して枠体部22の内側に露出されている。なお、電極部材30の突出部31は、本発明の「接続部」の一例である。
また、電極部材30を固定する接着層51は、絶縁性接着層から構成されている。この接着層51は、たとえば、ポリオレフィンからなる主剤とエポキシ系の硬化剤とからなる接着剤などから構成されている。これにより、電極部材30を反射部材20に固定した際に、十分な接着強度および機械的な固定強度を得ることが可能となる。
また、図4、図5および図13に示すように、電極部材30と反射部材20とが電気的に短絡するのを抑制するために、電極部材30は、載置部21と所定の距離d(図13参照)を隔てて固定されている。このため、電極部材30と載置部21との間には隙間部分46が形成されている。なお、電極部材30は、その底面が、載置部21の底面(載置面21bと反対側の面)と実質的に同一面となるように反射部材20に固定されている。
LED素子10は、青色の光を発光する機能を有しており、反射部材20の載置部21上に複数個載置(搭載)されている。具体的には、図1〜図3に示すように、載置部21の載置面21b上に、3個のLED素子10が接着材52(図4参照)でそれぞれ固定されている。すなわち、LED素子10は、それぞれ、枠体部22の内側の領域に位置するように載置部21の載置面21b上に固定されている。また、LED素子10の一方の電極部(図示せず)は、ボンディングワイヤ44を介して、電極部材30(30a)の突出部31の上面31aに電気的に接続されている。一方、LED素子10の他方の電極部(図示せず)は、ボンディングワイヤ45を介して、電極部材30(30b)の突出部31の上面31aに電気的に接続されている。また、3個のLED素子10は、互いに並列接続されている。なお、ボンディングワイヤ44および45は、Au、Alなどの金属細線から構成されている。
透光性部材40は、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂などの透明樹脂材料(封止材料)から構成されており、枠体部22の開口部23内に、LED素子10、ボンディングワイヤ44および45を封止するように設けられている。この透光性部材40は、図4に示すように、LED素子10、ボンディングワイヤ44および45を封止することによって、LED素子10、ボンディングワイヤ44および45が、空気や水分などと接するのを抑制する機能を有している。また、透光性部材40は、上記透明樹脂材料を反射部材20(枠体部22)の開口部23内に充填した後、硬化させることによって形成されている。硬化前の透明樹脂材料は、流動性を有しているため、開口部23内に充填された透明樹脂材料は、電極部材30と載置部21との間の隙間部分46などにも充填される。このため、上記透光性部材40は、反射部材20(枠体部22)の開口部23内のみならず、電極部材30と載置部21との間の隙間部分46にも形成されている。
また、透光性部材40には、図14に示すように、LED素子10から出射された青色光を波長変換する蛍光体41の粒子が含有されている。これにより、表面実装型LED100からの出射光が、白色光となるように構成されている。また、蛍光体41は、透光性部材40中で沈降されて、上記隙間部分46を含む所定の領域に集中して存在している。すなわち、電極部材30と載置部21との間の隙間部分46には、蛍光体41の粒子が多数充填されている。このため、電極部材30と載置部21との間の隙間部分46から漏れようとする光が隙間部分46に充填された蛍光体41の粒子によって反射されるので、隙間部分46からの光漏れが効果的に抑制される。なお、電極部材30と載置部21との間の距離d(図13参照)を小さくすることによって、隙間部分46からの光漏れ抑制効果は向上する一方、距離dを小さくしすぎると電極部材30と載置部21(反射部材20)とが電気的に短絡し易くなる。すなわち、電極部材30と反射部材20との絶縁を確保することが困難となる。このため、電極部材30と載置部21との間の距離d(隙間部分46の距離d)は、0.1mm〜0.3mm程度とするのが好ましい。
上記のように構成された第1実施形態による表面実装型LED100は、図4に示すように、外部の実装基板80上に実装されて、電子機器などに搭載される。このとき、電極部材30(30aおよび30b)は、それぞれ、半田層81などを介して、実装基板80に形成された配線用の導体80aと電気的に接続される。その一方、載置部21の底面は、熱伝導性接着層82などを介して、実装基板80に形成された放熱用の導体80bと熱的に接続される。そして、電極部材30aと電極部材30bとの間に電圧を加えることにより、ボンディングワイヤ44および45を介して、LED素子10に電流が流れ、それぞれのLED素子10が青色の光を発光する。LED素子10からの青色光は、透光性部材40中の蛍光体41(図14参照)によって波長変換され、白色光として外部に出射される。
一方、LED素子10の発光により生じた熱は、反射部材20の載置部21から放熱されるとともに、実装基板80の放熱用の導体80bを介して外部に放熱される。なお、反射部材20の載置部21は、その平面積が大きく構成されているので、LED素子10からの熱が載置部21から効果的に放熱される。また、載置部21と一体に形成されている枠体部22からも放熱される。このように、第1実施形態による表面実装型LED100では、LED素子10で発生した熱を効果的に放熱することが可能に構成されているので、LED素子10の温度上昇による発光効率の低下が抑制されるとともに、電流量に比例した高輝度が得られ、表面実装型LED100の機能性の向上、および、寿命の向上の効果が得られる。
第1実施形態では、上記のように、LED素子10が載置される載置部21と枠体部22とを一体に形成することによって、LED素子10の発光により生じた熱を、載置部21から放熱させることができるとともに、載置部21と一体に形成されている枠体部22からも放熱させることができる。ここで、載置部21と枠体部22とを含む反射部材20は、上記のように、熱伝導性の優れた金属材料(アルミニウムまたはアルミニウム合金)から構成されている。このため、LED素子10からの熱を載置部21から効果的に放熱させることができる。また、載置部21と枠体部22との間には、接着層などが介在しないので、載置部21から枠体部22に効果的に熱を伝えることができるとともに、載置部21を介して伝達されたLED素子10からの熱を枠体部22からも効果的に放熱させることができる。これにより、LED素子10が発光することにより生じた熱を、反射部材20から効果的に放熱させることが可能となるので、表面実装型LED100の放熱特性を向上させることができる。また、放熱特性を向上させることによって、発光に伴いLED素子10が発熱したとしても、LED素子10の温度を低く保つことができる。その結果、LED素子10の温度上昇に起因して、発光特性が低下するという不都合が生じるのを抑制することができるので、良好な発光特性を得ることができる。
また、第1実施形態では、電極部材30を、金属板から構成するとともに、金属板からなる電極部材30を反射部材20に絶縁固定することによって、電極部材30には、プリント基板などと異なり、ガラスエポキシやLCPなどの絶縁材が含まれないのでLED素子10からの光が電極部材30に長時間照射された場合でも、電極部材30表面が変色(光劣化)するのを抑制することができる。これにより、長時間使用した場合でも、表面実装型LED100から取り出される光の光量が低下するのをより抑制することができるので、発光特性が低下するのをより抑制することができる。
なお、電極部材30を金属板から構成することによって、プリント基板などのように電極パターンやスルーホールなどを形成する工程が不要となるので、製造工数を削減することができる。これにより、表面実装型LED100の製造工程を簡略化することができる。また、表面実装型LED100の製造工程を簡略化することによって、表面実装型LED100の製造コストを低減することができる。
また、第1実施形態では、反射部材20の表面にアルマイト処理を施すことによって、反射部材20の表面に絶縁被膜が形成されるので、容易に、電極部材30を反射部材20に絶縁固定することができる。なお、上記のようなアルマイト処理を施すことによって、反射部材20の反射率を向上させることもできる。
また、第1実施形態では、電極部材30を、載置部21と距離dを隔てて固定することによって、電極部材30と反射部材20(載置部21)とが電気的に短絡するのを抑制することができるので、より容易に、電極部材30を反射部材20に絶縁固定することができる。
さらに、第1実施形態では、透光性部材40に蛍光体41を含有するとともに、この蛍光体41を、透光性部材40内で沈降させて電極部材30と載置部21との間に形成された隙間部分46を含む所定領域に集中して存在させることによって、LED素子10からの光を隙間部分46の蛍光体41で反射させることができるので、隙間部分46からの光漏れを効果的に抑制することができる。このため、これによっても、発光特性の低下を抑制することができる。
また、枠体部22における開口部23の開口幅が上方に向かってテーパ状(放射状)に広がるように反射部材20を構成することによって、表面実装型LED100に指向性を持たせることができるとともに、発光特性を容易に向上させることができる。
図15〜図23は、本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための図である。次に、図1および図13〜図23を参照して、第1実施形態による表面実装型LED100の製造方法について説明する。
まず、約0.15mmの厚みを有する銅板または銅合金板にプレス加工(打ち抜き加工)やエッチング加工などを行うことによって、図15に示すような金属リードフレーム60を形成する。金属リードフレーム60の形成は、複数の電極部材30(図15のハッチング部分)を含むように形成する。
次に、図16に示すように、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる板状部材をプレス加工することによって、反射面となる開口部23を有する枠体部22とLED素子10が載置される載置部21とを一体に形成する。これにより、枠体部22と載置部21とからなる複数の反射部材20を含む反射部材集合体70が形成される。また、反射部材集合体70の枠体部22は、約0.6mmの厚みに形成するとともに、反射部材集合体70の載置部21は、約0.2mmの厚みに形成する。なお、反射部材集合体70に含まれる反射部材20は、後の工程においてダイシングラインPで分離した際に、反射部材20の各々が平面的に見て略長方形形状となるように形成する。また、反射部材集合体70の裏面には、Y方向に延びる凹部25aを形成しておく。その後、この反射部材集合体70にアルマイト処理を施すことによって、反射部材集合体70の表面全面に絶縁被膜(図示せず)を形成する。
続いて、図17および図18に示すように、金属リードフレーム60上に接着層51(図18参照)を介して(接着剤によって)反射部材集合体70を固定する。この際、金属リードフレーム60のダイシングラインP(P11、P12)(図15参照)と反射部材集合体70のダイシングラインP(P21、P22)(図16参照)とが重なるように固定する。このとき、電極部材30が載置部21と距離d(図13参照)を隔てるように、金属リードフレーム60と反射部材集合体70とを固定する。また、反射部材集合体70を金属リードフレーム60上に固定する前に、反射部材集合体70の凹部25a内にレジストなどからなる樹脂部材50を充填しておく。なお、レジストなどからなる樹脂部材50の充填を省略し、透光性部材40の形成時に同時に同一部材40にて凹部25a内を充填する構成としてもよい。すなわち、樹脂部材50を透光性部材40と同一部材から構成してもよい。その他の方法として、接着層51の形成時に、接着層51と同一部材で樹脂部材50を構成してもよい。
次に、図19および図20に示すように、反射部材20の載置部21の載置面21b上に、それぞれ、3個のLED素子10を接着材52(図20参照)で固定する。そして、ワイヤボンディングを行うことによって、LED素子10と電極部材30とを電気的に接続する。具体的には、ボンディングワイヤ44によって、LED素子10の一方の電極部(図示せず)と電極部材30(30a)とを電気的に接続するとともに、ボンディングワイヤ45によって、LED素子10の他方の電極部(図示せず)と電極部材30(30b)とを電気的に接続する。
そして、図21に示すように、粘着シート90上に、反射部材集合体70が固体された金属リードフレーム60を貼り付ける。なお、粘着シート90は、金属リードフレーム60と同等以上の大きさを有するものを使用し、金属リードフレーム60の隙間を覆うように金属リードフレーム60の裏面に貼り付ける。
その後、図22に示すように、シリコーン樹脂などからなる透明樹脂材料(封止材料)を反射部材集合体70の開口部23内に注入(充填)する。ここで、上記透明樹脂材料には、蛍光体41(図14参照)の粒子を含有させておく。そして、蛍光体41の粒子を沈降させながら、注入された透明樹脂材料を硬化させる。なお、蛍光体41を沈降し易くするために、蛍光体41の粒子は、10μm程度の比較的大きい粒径を有するものを用いるのが好ましい。また、透明樹脂材料は、硬化前の粘度が比較的低いものを使用するとともに、硬化までの時間を長く確保することにより、蛍光体41を効果的に沈降させることができる。これにより、開口部23の内側の領域に、LED素子10などを封止する透光性部材40が形成される。また、この透光性部材40は、金属リードフレーム60の隙間にも形成される。また、図14に示したように、隙間部分46を含む所定領域に、蛍光体41の粒子が集中して存在するように構成される。
続いて、図22および図23に示すように、ダイシングラインPで反射部材集合体70および金属リードフレーム60を切断(ダイシング)することにより個片化する。具体的には、X方向のダイシングラインP(P11、P21)およびY方向のダイシングラインP(P21、P22)に沿って、粘着シート90の途中の深さまで、反射部材集合体70および金属リードフレーム60を切断する。ここで、図22に示すように、Y方向のダイシングラインP(P12、P22)は、反射部材集合体70に形成された凹部25aを通っている。このため、凹部25a内の樹脂部材50によって、金属バリの発生が抑制されるので、金属バリが発生することに起因して、電極部材30と反射部材20とが電気的に短絡するという不都合が生じるのが抑制される。
最後に、個片化された表面実装型LED100から粘着シート90を取り除くことによって、図1に示した本発明の第1実施形態による表面実装型LED100が得られる。なお、透明樹脂材料の硬化後に粘着シート90を除去し、その後、再び粘着シート90を貼り付けてダイシングによる個片化を行ってもよい。このように構成すれば、表面実装型LED100の裏面に、粘着シート90の粘着物質が残存するのを効果的に抑制することが可能となる。
第1実施形態による表面実装型LED100の製造方法では、上記のように、金属リードフレーム60を用いることによって、プリント基板などのように電極パターンやスルーホールなどを形成する工程が不要となるので、製造工数を削減することができる。また、LED素子10を搭載(固定)する工程等を実施する前に、予め、金属リードフレーム60と反射部材集合体70とを固定しておくことによって、金属リードフレーム60を変形し難くすることができるので、金属リードフレーム60を自動搬送機などで安定して流すことができ、LED素子10を搭載する工程などを自動化ラインで行うことができる。その結果、表面実装型LED100の製造プロセスを簡略化することができるとともに、量産化に適用することができる。
また、第1実施形態では、金属リードフレーム60の裏面側に粘着シート90を貼り付けた後、LED素子10を封止する透明樹脂材料を開口部23の内側の領域に充填(注入)することによって、金属リードフレーム60の隙間部分46から透明樹脂材料が漏れるのを粘着シート90で抑止することができる。これにより、金属リードフレーム60を用いて、容易に、表面実装型LED100を製造することができる。なお、金属リードフレーム60を用いて表面実装型LED100を構成することによって、表面実装型LED100の構造をシンプルにすることができる。
また、第1実施形態では、金属リードフレーム60を銅板または銅合金板から構成することによって、容易に、ダイシングを行うことができる。また、ダイシング時のバリの発生を抑制することができる。
(第2実施形態)
図24は、本発明の第2実施形態による表面実装型LEDを一部省略して示した分解斜視図である。図25は、本発明の第2実施形態による表面実装型LEDを上側から見た平面図である。図26は、図25のA−A線に沿った断面図である。次に、図24〜図26を参照して、本発明の第2実施形態による表面実装型LED200について説明する。
この第2実施形態による表面実装型LED200では、図24に示すように、電極部材230がプリント基板から構成されている。この電極部材230は、図26に示すように、ガラスエポキシやLCPなどの絶縁性樹脂からなる基材部231を備えており、基材部231の上面上および下面上に、それぞれ、上面側電極層232および下面側電極層233が形成された構造を有している。また、電極部材230(基材部231)の所定部分には、厚み方向に貫通するスルーホール234が形成されており、このスルーホール234を介して、上面側電極層232と下面側電極層233とが互いに電気的に接続されている。
また、図24に示すように、電極部材230は、上記第1実施形態の電極部材と同様の形状を有しており、電極部材230の側面には、平面的に見てX方向に突出する突出部235が一体に形成されている。この突出部235の上面には、上記した上面側電極層232が形成されている。
また、図24および図26に示すように、電極部材230は、上記第1実施形態と同様、接着層51(図26参照)を介して反射部材20の段差部26の底面(枠体部22の底面)に絶縁固定されている。これにより、図25に示すように、電極部材230の突出部235上に形成された上面側電極層232が、平面的に見た場合に枠体部22の内側に位置するように構成されている。すなわち、上記のように電極部材230が固定されることによって、電極部材230の上面側電極層232が反射部材20の貫通部27を介して枠体部22の内側に露出されている。このとき、上面側電極層232と反射部材20とが電気的に接続されないように、上面側電極層232が配されている。なお、上面側電極層232は、本発明の「接続部」および「導体」の一例である。
第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
第2実施形態では、上記のように、電極部材230をプリント基板から構成することによって、電極部材230と反射部材20との電気的な短絡を容易に抑制することができる。これにより、容易に、電極部材230を反射部材20に絶縁固定することができる。
また、第2実施形態では、LED素子10が載置された載置部21とLED素子10を囲む枠体部22とを一体に形成することによって、平面的に見た場合に、枠体部22の内側には載置部21(載置面21b)が位置しているので、その分、枠体部22の内側に露出される電極部材230の表面領域を低減することができる。このため、電極部材230を、ガラスエポキシやLCPなどの絶縁材(絶縁性樹脂)からなる基材部(基材)231を含むプリント基板から構成した場合でも、枠体部22の内側には電極部材230の突出部235の上面のみが露出されるので、枠体部22の内側に露出される基材部231の表面領域を低減することができる。また、突出部235の上面に上面側電極層232を形成することによって、突出部235の上面が上面側電極層232で覆われるので、枠体部22の内側に露出される基材部231の表面領域をより低減することができる。これにより、LED素子10からの光が基材部231表面に長時間照射されることによって基材部231の表面が変色(光劣化)した場合でも、変色する領域が低減されるので、表面実装型LED200から取り出される光の光量が低下するのを抑制することができる。その結果、発光特性が低下するのを抑制することができる。なお、発光特性の低下を抑制することによって、表面実装型LED200の長寿命化を図ることができる。
第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、図27に示すように、電極部材230を反射部材20の載置部21と接触するように固定することもできる。この場合には、電極部材230と反射部材20(載置部21)との間に隙間部分46が形成されないので、隙間部分からの光漏れを抑制することができる。なお、透光性部材40に含有される蛍光体41は、上記第1実施形態と同様、透光性部材40内で沈降させてもよいし、上記第1実施形態と異なり、透光性部材40内で均一に分散させてもよい。透光性部材40内で蛍光体41を均一に分散させた場合には、色むらの発生を抑制することが可能となる。
(第3実施形態)
図28は、本発明の第3実施形態による表面実装型LEDの全体斜視図である。図29は、本発明の第3実施形態による表面実装型LEDの反射部材の斜視図である。図30は、本発明の第3実施形態による表面実装型LEDの反射部材を下側から見た斜視図である。図31〜図34は、本発明の第3実施形態による表面実装型LEDを説明するための図である。次に、図28〜図34を参照して、本発明の第3実施形態による表面実装型LED300について説明する。
この第3実施形態による表面実装型LED300では、図28〜図30に示すように、載置部21と枠体部22とが別体で形成された反射部材320を備えている。この反射部材320は、上記第1および第2実施形態と同様、放熱特性(熱伝導性)に優れたアルミニウムまたはアルミニウム合金から構成されている。
反射部材320を構成する枠体部22の中央部には、図31および図32に示すように、厚み方向に貫通する開口部323が形成されている。この開口部323の内側面323aは、図28に示すように、LED素子10から発光された光を反射させる反射面として機能する。また、開口部323は、その開口幅が上方に向かってテーパ状(放射状)に広がるように構成されている。このように、開口部323の内側面323aは、LED素子10から発光された光を効率よく上方に反射させることが可能に構成されている。また、反射部材320の枠体部22は、図32に示すように、約0.6mmの厚みt1を有している。なお、枠体部22の内側面323aは、本発明の「内周面」および「反射面」の一例である。
反射部材320を構成する載置部21は、約0.2mmの厚みt2を有する板状部材から構成されている。そして、枠体部22の開口部323の一部を塞ぐように、熱伝導性に優れた半田(図示せず)によって、上記載置部21が枠体部22の底面(裏面)に固定されている。すなわち、載置部21は、枠体部22の底面側に半田接合されている。具体的には、載置部21の枠体部22と対向する面の所定領域(図31の斜線部分)、または、枠体部22の底面の所定領域(図31の斜線部分)に、半田(図示せず)を塗布したの後、載置部21と枠体部22とを貼り合わせることによって、反射部材320が構成されている。これにより、図33および図34に示すように、載置部21と枠体部22とが半田接合によって一体化された反射部材320が形成される。
載置部21と枠体部22とを固定するための半田(半田材料)としては、たとえば、AuSn、AuGeまたはAgロー(Ag蝋)などを用いることができる。
なお、反射部材320のその他の構成は、上記第1および第2実施形態と同様である。また、第3実施形態の反射部材320以外の構成は、上記第1実施形態と同様である。
また、第3実施形態の効果は、上記第1実施形態と同様である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、本発明を表面実装型LEDに適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、表面実装型LED以外の発光装置に本発明を適用してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、反射部材をアルミニウムまたはアルミニウム合金から構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、銅、マグネシウム、その他の金属材料から反射部材を構成してもよい。また、金属材料以外の材料から反射部材を構成してもよい。金属材料以外の材料としては、たとえば、樹脂に金属を分散させた材料などが考えられる。なお、反射部材を銅または銅合金から構成した場合には、その表面に、Ni−Agメッキ処理などの半田付け可能な表面処理を施しておくのが好ましい。このように構成した場合には、表面実装型LEDを実装基板上に実装した際に、半田層を介して(半田付けにより)、反射部材の載置部の底面を実装基板の放熱用の導体に熱的に接続することができる。これにより、より放熱特性を向上させることが可能となる。
また、上記第1〜第3実施形態では、反射部材の表面にアルマイト処理を施した例を示したが、本発明はこれに限らず、反射部材の表面にアルマイト処理が施されていない構成にしてもよい。また、アルマイト処理による被膜の膜厚を薄く(たとえば、約1μm〜約3μm)することによって、光の反射効率を高めることを優先させてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、表面実装型LEDを実装基板上に実装した際に、反射部材の載置部の底面が、熱伝導性接着層を介して実装基板の放熱用の導体に熱的に接続されるように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、アルマイト処理の代わりに半田付け用の表面処理を反射部材の表面に施すことによって、半田層を介して(半田付けにより)、反射部材の載置部の底面を実装基板の放熱用の導体に熱的に接続させてもよい。また、載置部の底面にはアルマイト処理を施さずに半田付け用の表面処理を施すことによっても、半田層を介して(半田付けにより)反射部材の載置部の底面を実装基板の放熱用の導体に熱的に接続することができる。
また、上記第1〜第3実施形態では、アノードとして機能する電極部材およびカソードとして機能する電極部材の2つの電極部材を備えた構成を示したが、本発明はこれに限らず、アノードとして機能する電極部材およびカソードとして機能する電極部材のいずれか一方を備える構成にしてもよい。この場合、放熱部材の載置部をアノードまたはカソードとして用いる(機能させる)ことができる。なお、アノードとして機能する電極部材およびカソードとして機能する電極部材をそれぞれ複数備えるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、LED素子と電極部材とをボンディングワイヤで接続するために、放熱部材の載置部の一部に凹状部を設けることによって、電極部材の一部(突出部)が放熱部材の枠体部の内側に位置(露出)するように構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、凹状部を設ける構成以外の構成によって、電極部材の一部が放熱部材の枠体部の内側に位置(露出)するように構成してもよい。たとえば、載置部に凹状部を設けずに、電極部材の一部が放熱部材の枠体部の内側に位置(露出)するように構成してもよい。
なお、上記第1〜第3実施形態において、透光性部材中に、蛍光体の代わりに、たとえば、酸化チタンなどの白色粉末(拡散材)を少量混ぜる構成にしてもよい。この白色粉末(拡散材)を透光性部材中で沈降させることによって、電極部材と載置部との間の隙間部分を含む所定領域に集中して存在するように構成すれば、隙間部分からの光漏れを白色粉末(拡散材)により抑制することが可能となる。この場合、発光色は白色ではなく、青色等の単色またはR(赤色)、G(緑色)、B(青色)などの多色とすることができる。
また、上記第1〜第3施形態では、発光素子の一例としてLED素子を用いた例を示したが、本発明はこれに限らず、LED素子以外の発光素子を用いてもよい。たとえば、LED素子の代わりに有機EL素子を用いる構成にしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、LED素子を3個搭載した例を示したが、本発明はこれに限らず、1個、2個または4個以上のLED素子を搭載してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、LED素子を並列接続した例を示したが、本発明はこれに限らず、LED素子を直列接続してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、青色光を発光するLED素子を搭載した例を示したが、本発明はこれに限らず、青色光以外の色の光を発光するLED素子を搭載してもよい。
また、上記第1および第3実施形態では、電極部材を銅または銅合金から構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、銅または銅合金以外の金属板から電極部材を構成してもよい。なお、熱伝導率、熱膨張率、加工性(ダイシング加工の難易度等)、表面処理の適合性(アルマイト処理等)、および入手性などを考慮すると、反射部材の構成材料と電極部材の構成材料との組み合わせは、以下の組み合わせが好ましい。
・反射部材(アルミニウム又はアルミニウム合金+アルマイト処理)、電極部材(銅)
・反射部材(アルミニウム又はアルミニウム合金+アルマイト処理)、電極部材(黄銅)
・反射部材(銅+表面処理)、電極部材(銅)
なお、上記以外の組み合わせも可能であり、目的、用途に合わせて最適化することができる。
また、上記第3実施形態では、載置部と枠体部とを半田接合により一体化した例を示したが、本発明はこれに限らず、半田接合以外のたとえば溶接などによって、載置部と枠体部とを一体化してもよい。また、熱伝導性に優れた接着材であれば、半田以外の接着材を用いて載置部と枠体部とを一体化してもよい。
また、上記第3実施形態では、載置部および枠体部を、それぞれ、アルミニウムまたはアルミニウム合金から構成した例を示したが、本発明はこれに限らず、載置部と枠体部とを別材料から構成してもよい。たとえば、載置部は、熱伝導性、導電性および半田付け性を優先して、銅または銅合金から構成するとともに、枠体部は、光反射効率を優先して、アルミニウムまたはアルミニウム合金から構成することができる。なお、この場合、枠体部には、アルマイト処理を施すのが好ましい。また、載置部には、Agメッキ処理を施すのが好ましい。
なお、上記第3実施形態では、反射部材以外の構成を上記第1実施形態と同様に構成したが、反射部材以外の構成を上記第2実施形態と同様に構成してもよい。
本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの全体斜視図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDを一部省略して示した分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDを上側から見た平面図である。 図3のA1−A1線に沿った断面図である。 図3のA2−A2線に沿った断面図である。 図3のB−B線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの反射部材の斜視図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの反射部材を下側から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの反射部材を上側から見た平面図である。 図9のA1−A1線に沿った断面図である。 図9のA2−A2線に沿った断面図である。 図9のB−B線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDを下側から見た平面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの一部を拡大して示した概略断面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための平面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための平面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための平面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための平面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第1実施形態による表面実装型LEDの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の第2実施形態による表面実装型LEDを一部省略して示した分解斜視図である。 本発明の第2実施形態による表面実装型LEDを上側から見た平面図である。 図25のA−A線に沿った断面図である。 第2実施形態の変形例による表面実装型LEDを下側から見た平面図である。 本発明の第3実施形態による表面実装型LEDの全体斜視図である。 本発明の第3実施形態による表面実装型LEDの反射部材の斜視図である。 本発明の第3実施形態による表面実装型LEDの反射部材を下側から見た斜視図である。 本発明の第3実施形態による表面実装型LEDの反射部材を上側から見た平面図である。 図31のA1−A1線に沿った断面図である。 図31のA2−A2線に沿った断面図である。 図31のB−B線に沿った断面図である。
符号の説明
10 LED素子(発光素子)
20、320 反射部材
21 載置部
21a 凹状部
21b 載置面
22 枠体部
23、323 開口部
23a、323a 内側面(内周面、反射面)
24 側端面
25 切欠部
25a 凹部
26 段差部
27 貫通部
30、230 電極部材
30a 電極部材(第1電極部材)
30b 電極部材(第2電極部材)
231 基材部
232 上面側電極層(接続部、導体)
233 下面側電極層
234 スルーホール
31 突出部(接続部)
235 突出部
40 透光性部材(封止体)
41 蛍光体
44、45 ボンディングワイヤ
46 隙間部分
60 金属リードフレーム
70 反射部材集合体
100、200、300 表面実装型LED

Claims (15)

  1. 光を出射する発光素子と、
    前記発光素子が載置される載置部と前記載置部上に載置された前記発光素子を囲む枠体部とを含むとともに、前記枠体部の内周面が前記発光素子からの光を反射させる反射面とされ、かつ、放熱材料から構成される反射部材と、
    前記発光素子と電気的に接続される接続部を含み、平面的に見た場合に前記接続部が前記枠体部の内側に位置するように、前記反射部材に固定された電極部材と、
    前記発光素子を封止する封止体とを備えることを特徴とする、発光装置。
  2. 前記載置部および前記枠体部は、前記放熱材料から一体に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記放熱材料は、金属材料であることを特徴とする、請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記放熱材料は、アルミニウムまたはアルミニウム合金であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記電極部材は、第1電極部材および第2電極部材を含み、
    前記第1電極部材は、アノードとして機能する一方、前記第2電極部材は、カソードとして機能することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置。
  6. 前記電極部材は、金属板から構成されており、前記反射部材に絶縁固定されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置。
  7. 前記金属板は、銅または銅合金から構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の発光装置。
  8. 前記電極部材は、平面的に見て、前記載置部と隣り合うように、絶縁性接着層を介して前記反射部材の枠体部に固定されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の発光装置。
  9. 前記反射部材には、アルマイト処理が施されていることを特徴とする、請求項4〜8のいずれか1項に記載の発光装置。
  10. 前記電極部材は、樹脂からなる基材部と、前記基材部上に形成され、前記接続部として機能する導体とを含むプリント基板からなることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 前記電極部材は、平面的に見て、前記載置部と隣り合うように、前記反射部材の枠体部に固定されていることを特徴とする、請求項10に記載の発光装置。
  12. 前記電極部材は、前記載置部と所定の距離を隔てて固定されていることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の発光装置。
  13. 前記封止体には、拡散材または蛍光体が含有されており、
    前記拡散材または前記蛍光体は、前記封止体内で沈降されることにより、前記電極部材と前記載置部との間に形成された隙間部分を含む所定領域に集中して存在していることを特徴とする、請求項12に記載の発光装置。
  14. 前記反射部材の枠体部は、上方に向かって開口幅が広がるように構成されていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の発光装置。
  15. 前記発光素子は、発光ダイオード素子からなることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載の発光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012119376A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Toshiba Corp Ledパッケージ
WO2016017352A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 シーシーエス株式会社 Led実装用基板、led
JP2019523560A (ja) * 2016-07-28 2019-08-22 リンゼンス・ホールディング 発光デバイス及びその製造方法

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