JP2010020966A - 燃料電池発電システムおよびその動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な発電が可能な燃料電池発電システムおよびその動作方法を提供する。
【解決手段】燃料電池発電システムは、燃料極と酸化剤極とを有する燃料電池と、燃料ガスを燃料極に供給する供給手段と、酸化剤ガスを当該酸化剤ガスの温度よりも高くかつ燃料電池の温度よりも低い温度に昇温し、当該昇温された酸化剤ガスを酸化剤極に供給する昇温手段と、酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスの少なくとも一部を回収する排出ガス回収手段と、排出ガス回収手段にて回収された酸化剤極排出ガスの温度を下げる排熱手段と、排熱手段にて降温された酸化剤極排出ガスと外部から供給される空冷用ガスとを混合して、降温された酸化剤極排出ガスよりも低い温度の混合ガスを生成する空冷ガス混合手段と、空冷ガス混合手段にて生成された混合ガスを用いて、燃料電池を冷却する空冷式冷却手段と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスを用いて燃料電池で発電を行う燃料電池発電システムにおいて、燃料電池から排出される酸化剤排出ガスを冷却用ガスと混合して混合ガスを生成し、その混合ガスを燃料電池の冷却用として再利用し、また、燃料電池の温度の高低に合わせて、冷却用ガスの流量を増減させることによって、発電および燃料電池の冷却のために燃料電池に供給する酸化剤ガスの流量を削減し、酸化剤ガスの予熱に必要なエネルギーを減少させた高発電効率の燃料電池発電システムとその動作方法に関する。
燃料電池として固体酸化物形燃料電池を用いた燃料電池発電システムを例に、従来の燃料電池発電システムを説明する。
図3は、従来の燃料電池発電システムの構成(例えば、非特許文献1参照。)を示したブロック図である。
図3に示した従来の燃料電池発電システムは、主な構成要素として、脱硫器2、改質器3、固体酸化物形燃料電池57、空気予熱器80、空気予熱器バーナ81、出力調整装置86、流量制御弁37および62、ブロワ13、エジェクタ59、ならびに配管類を含む。固体酸化物形燃料電池57は、燃料極54、固体酸化物電解質55、および酸化剤極56を含む。
なお、図3および以下の説明では、各要素の名称を以下のように簡略化する。
酸化剤として使用される空気18を、「空気18」と称する。水素リッチな改質ガス27を、「改質ガス27」と称する。水蒸気と脱硫天然ガスの混合ガス28を、「混合ガス28」と称する。固体酸化物形燃料電池57を、「燃料電池57」と称する。固体酸化物形燃料電池用空気58を、「空気58」と称する。改質器リサイクル用固体酸化物形燃料電池燃料排出ガス60を、「排出ガス60」と称する。固体酸化物形燃料電池燃料排出ガス61を、「排出ガス61」と称する。固体酸化物形燃料電池空気排出ガス63を、「排出ガス63」と称する。空気予熱器用固体酸化物形燃料電池燃料排出ガス64を、「排出ガス64」と称する。空気予熱器排出ガス84を、「排出ガス84」と称する。燃料電池直流出力88を、「直流出力88」と称する。送電端交流出力89を、「交流出力89」と称する。
なお、上記「水素リッチ」は、電池反応によって発電に寄与するに足りる濃度の水素を含有することを意味する。
図3において、流量制御弁37は、燃料である天然ガス1の脱硫器2への流量を制御する。エジェクタ59は、排出ガス60の流量を制御する。また、エジェクタ59では、排出ガス60と脱硫天然ガス29とが混合されて、混合ガス28が作られる。流量制御弁62は、燃料電池57の酸化剤極56へ供給される空気(酸化剤ガス)58の流量を制御する。
以下、図3を用いて、従来の燃料電池発電システムの作用について説明する。
天然ガス1は、脱硫器2に供給される。
天然ガス1の流量は、予め設定した直流出力88と天然ガス1の流量の関係に基づいて、流量制御弁37のガス流量を制御することによって、直流出力88に見合った値に設定される。
脱硫器2は、天然ガス1中に腐臭剤として添加されているメルカプタン等の硫黄分を吸着除去して、脱硫天然ガス29を出力する。なお、メルカプタン等の硫黄分は、改質器3の改質触媒と燃料電池57の燃料極54での電極触媒の劣化原因となる。
脱硫天然ガス29は、燃料電池57で電池反応により生成された排出ガス60と混合されて混合ガス28となり、改質器3に供給される。
排出ガス60の流量は、予め設定された天然ガス1の流量と排出ガス60の流量の関係に基づいて、エジェクタ59のガス流量を制御することによって、天然ガス1の流量に合わせて、混合ガス28が予め設定された所定のスチームカーボン比(炭素のモル数に対する水蒸気のモル数の比率)を有するように設定される。
改質器3には、ニッケル系触媒、ルテニウム系触媒等の改質触媒が充填されている。改質器3では、改質触媒の働きにより、天然ガス1に含まれる炭化水素の水蒸気改質反応が行われ、改質ガス27がつくられる。
天然ガス1の主成分であるメタンの水蒸気改質反応は、(1)式で表される。
(メタンの水蒸気改質反応)
CH4+H2O→CO+3H2 (1)
この(1)式に示したメタンの水蒸気改質反応等の炭化水素の水蒸気改質反応は、吸熱反応である。よって、この反応で効率的に水素を生成させるためには、改質器3に外部から必要な反応熱を供給し、改質器3の温度を700〜750度(摂氏)に維持する必要がある。
このため、改質器3の近傍には、800〜1000度(摂氏)で発電を行う燃料電池57が設置されている。燃料電池57の排熱は、炭化水素の水蒸気改質反応に必要な反応熱として改質器3に供給される。
改質器3でつくられた改質ガス27は、燃料電池57の燃料極54に供給される。
一方、燃料電池57の酸化剤極56には、空気(酸化剤ガス)58が供給される。具体的には、空気予熱器80で、ブロワ13を用いて取り込んだ空気(酸化剤ガス)18を、空気予熱器バーナ81を用いて昇温し、空気58として酸化剤極56に供給する。なお、空気58の温度は、空気18の温度よりも高く、かつ、燃料電池57の温度よりも低い。
空気58の流量は、予め設定した天然ガス1の流量と空気58の流量の関係に基づいて、流量制御弁62のガス流量を制御することによって、天然ガス1の流量に見合った値に設定される。
なお、図3では、燃料電池57は、燃料極54、固体酸化物電解質55、および酸化剤極56からなる単セルとして示されている。しかしながら、単セル電圧は1V以下と低い。このため、所定の電力を取り出すために、実際は、燃料電池57は、単セルを複数組み合わせたセルスタックで構成される。
酸化剤極56には、金属酸化物系電極触媒が設けられている。このため、酸化剤極56では、金属酸化物系電極触媒の働きで、空気58中の酸素が、(2)式に示す酸化剤極反応により電子(e-)と反応して酸化物イオン(O2-)に変わる。
(酸化剤極反応)
1/2(O2)+2e-→O2- (2)
酸化剤極56で生成した酸化物イオンは、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)等の固体酸化物電解質55の内部を移動し、燃料極54に到達する。
燃料極54には、ニッケル−YSZサーメット、ルテニウム−YSZサーメット等の金属系電極触媒が設けられている。
このため、酸化物イオンは、燃料極54に到達すると、金属系電極触媒の働きで、(3)式および(4)式に示す反応により、改質ガス27中の水素および一酸化炭素と反応し、水蒸気、および、二酸化炭素と電子が生成される。
(燃料極反応)
2+O2-→H2O+2e- (3)
CO+O2-→CO2+2e- (4)
燃料極54で生成された電子は、外部回路(図示せず)を移動し、酸化剤極56に到達する。酸化剤極56に到達した電子は、前述した(2)式に示した酸化剤極反応により酸素と反応する。電子が外部回路を移動する過程で、電気エネルギーを直流出力88として取り出すことができる。
(2)式と(3)式、および(2)式と(4)式をまとめると、燃料電池57の電池反応は、(5)式に示した水素と酸素から水蒸気ができる水の電気分解の逆反応と、(6)式に示す一酸化炭素と酸素から二酸化炭素が生成する反応として表すことができる。
(電池反応)
2+1/2(O2)→H2O (5)
CO+1/2(O2)→CO2 (6)
燃料電池57の発電によって得られた直流出力88は、出力調整装置86によって、負荷87に合わせて電圧の変換と直流から交流への変換が行われ、その後、交流出力89として負荷87に供給される。
なお、図3に示した例では、出力調整装置86が、直流出力88を直流から交流に変換しているが、出力調整装置86は、電圧変換のみを行い、直流出力を負荷87に供給してもよい。
燃料電池57の動作温度は一般的に800〜1000度(摂氏)であり、電池反応による発熱により動作温度が維持されている。このため、燃料電池57の排熱は、前述したように改質器3で天然ガス1の水蒸気改質反応の反応熱として利用することができる。
実際、燃料電池57での電池反応による発熱量は多い。このため、燃料電池57を800〜1000度(摂氏)の動作温度範囲に維持するためには、酸化剤極56で(2)式に示した酸化剤極反応に使用する酸素に比べて過剰の酸素を含む大量の空気58が、酸化剤極56に供給されて、燃料電池57が冷却される。このため、酸化剤極56での酸素利用率は、20%程度である。
燃料極54で電池反応により生成された排出ガス61の一部は、前述したように、改質器3での炭化水素の水蒸気改質反応に必要な水蒸気を供給するために、排出ガス60としてリサイクルされ、脱硫天然ガス29と混合される。
燃料極54からの排出ガス64と、酸化剤極56の排出ガス(酸化剤極排出ガス)63は、空気予熱器バーナ81に供給される。
空気予熱器バーナ81では、排出ガス64中の未反応燃料、未反応水素、および未反応一酸化炭素が、排出ガス63中の未反応酸素と燃焼され、空気予熱器80が加熱される。空気予熱器80では、熱交換により、空気18が昇温する。
水素と一酸化炭素の燃焼反応を(7)式および(8)式に示す。
(水素の燃焼反応)
2+1/2(O2)→H2O (7)
(一酸化炭素の燃焼反応)
CO+1/2(O2)→CO2 (8)
空気予熱器80で昇温した空気18は、空気58として、酸化剤極56に供給され、燃料電池57の発電および冷却に用いられる。
また、空気予熱器バーナ81からは、排出ガス64と排出ガス63を燃焼させることによって生じた排出ガス84が排出される。
電気学会・燃料電池発電次世代システム技術調査専門委員会編:「燃料電池の技術」,オーム社,pp.203−208(2002)
次に、図3に示した従来の燃料電池発電システムの問題点について述べる。
図3に示した従来の燃料電池発電システムでは、燃料電池57を所定の発電温度に維持するために、電池反応に使用する酸素量に見合った量よりもかなり大量の空気(酸化剤ガス)を、酸化剤極56に供給して、燃料電池57を冷却している。
常温の空気をそのまま高温の燃料電池57に供給すると、燃料電池57が破壊する恐れがある。よって、空気予熱器80では、大量の空気58を予熱する必要がある。
このため、空気予熱器80で空気58の予熱のために消費されるエネルギーが大きく、燃料電池発電システムの発電効率を上昇させることが困難であるという課題や、大型の空気予熱器80が必要となり、設置スペースの増加とシステムコストの上昇が避けられない等の課題があった。
本発明の目的は、燃料電池から排出される酸化剤極排出ガスを空冷用ガスと混合して混合ガスを生成し、その混合ガスを燃料電池の冷却に再利用することによって、燃料電池の冷却のために燃料電池に供給する酸化剤ガスの流量を削減し、酸化剤ガスの予熱に必要なエネルギーを減少させた高発電効率の燃料電池発電システムおよびその動作方法を提供することにある。
本発明の燃料電池発電システムは、燃料極と酸化剤極とを有し、前記燃料極に燃料ガスが供給されると共に前記酸化剤極に酸化剤ガスが供給されると、当該燃料ガスと当該酸化剤ガスとを用いて発電して前記酸化剤極から酸化剤極排出ガスを排出する燃料電池と、燃料ガスを前記燃料極に供給する供給手段と、酸化剤ガスを、当該酸化剤ガスの温度よりも高くかつ前記燃料電池の温度よりも低い温度に昇温し、当該昇温された酸化剤ガスを前記酸化剤極に供給する昇温手段と、前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスの少なくとも一部を回収する排出ガス回収手段と、前記排出ガス回収手段にて回収された酸化剤極排出ガスを降温する排熱手段と、前記排熱手段にて降温された酸化剤極排出ガスと、外部から供給された空冷用ガスと、を混合して、前記降温された酸化剤極排出ガスよりも低い温度の混合ガスを生成する空冷ガス混合手段と、前記空冷ガス混合手段にて生成された混合ガスを用いて、前記燃料電池を冷却する空冷式冷却手段と、を含む。
本発明の燃料電池発電システムの動作方法は、燃料極と酸化剤極とを有する燃料電池を含む燃料電池発電システムの動作方法であって、燃料ガスを前記燃料極に供給する供給ステップと、酸化剤ガスを、当該酸化剤ガスの温度よりも高くかつ前記燃料電池の温度よりも低い温度に昇温し、当該昇温された酸化剤ガスを前記酸化剤極に供給する昇温ステップと、前記燃料極に供給された燃料ガスと前記酸化剤極に供給された酸化剤ガスとを用いて前記燃料電池にて発電を行う発電ステップと、前記酸化剤極から、前記発電に伴って発生する酸化剤極排出ガスを排出する排出ステップと、前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスの少なくとも一部を回収する排出ガス回収ステップと、前記回収された酸化剤極排出ガスを降温する排熱ステップと、前記降温された酸化剤極排出ガスと、外部から供給された空冷用ガスと、を混合して、前記降温された酸化剤極排出ガスよりも低い温度の混合ガスを生成する空冷ガス混合ステップと、前記混合ガスを用いて、前記燃料電池を冷却する空冷式冷却ステップと、を含む。
前記排熱手段は、前記排出ガス回収手段にて回収された酸化剤極排出ガスの熱で、前記酸化剤ガスを昇温することによって、当該酸化剤極排出ガスを降温する熱交換手段であることが望ましい。
前記燃料電池発電システムは、前記燃料電池の温度を計測する温度計測手段と、前記温度計測手段にて計測された温度に基づいて、前記空冷ガス混合手段に供給される空冷用ガスの流量を制御する空冷用ガス流量制御手段と、をさらに含むことが望ましい。
前記昇温手段は、前記空冷式冷却手段からの排出ガスを燃焼して、前記酸化剤ガスを昇温することが望ましい。
前記排出ガス回収手段は、前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスの一部を回収し、前記昇温手段は、前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスのうち、前記排出ガス回収手段にて回収されなかった酸化剤極排出ガスの少なくとも一部を燃焼して、前記酸化剤ガスを昇温することが望ましい。
本発明によれば、燃料電池から排出される酸化剤極排出ガスを空冷用ガスと混合して混合ガスを生成し、その混合ガスを燃料電池の冷却に再利用することによって、燃料電池の冷却のために燃料電池に供給する酸化剤ガスの流量を削減することができる。
その結果、酸化剤ガスの予熱に必要なエネルギーを減少させることが可能になり、発電に消費できる燃料のエネルギーが増加し、高発電効率の燃料電池発電システムおよびその動作方法を実現することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明の燃料電池発電システムの一実施形態(これを実施形態1とする。)を表すブロック図である。
図1に示した燃料電池発電装置では、燃料電池57として、固体酸化物形燃料電池が用いられる。
図1に示した燃料電池発電システムは、主な構成要素として、脱硫器2、改質器3、燃料電池57、温度検出器10、冷却器9、空気予熱器80、空気予熱器バーナ81、熱交換器8、混合器4、出力調整器86、エジェクタ59、流量制御弁37、62および6、ブロワ7および13、ならびに配管類を含む。
図1において、冷却用空気5は、空冷用ガス(冷却用酸化剤ガス)の一例である。排出ガス11は、混合器排出ガスである。排出ガス65は、酸化剤極排出ガスの一例であり、燃料電池57の酸化剤極56からの排出ガスである。排出ガス66は、酸化剤極排出ガスの一例であり、燃料電池57の酸化剤極56からの排出ガスである。
なお、燃料電池57は、燃料極54と酸化剤極56とを有し、燃料極54に改質ガス(燃料ガス)27が供給されると共に酸化剤極56に空気(酸化剤ガス)58が供給されると、改質ガス27と酸化剤ガス58とを用いて発電して酸化剤極56から排出ガス(酸化剤極排出ガス)63を排出する。
改質器3は、供給手段の一例である。改質器3は、燃料である天然ガス1を改質して改質ガス(燃料ガス)27を生成し、改質ガス27を燃料極54に供給する。
空気予熱器80と空気予熱器バーナ81は、昇温手段の一例である。空気予熱器80と空気予熱器バーナ81は、空気18(酸化剤ガス)を、空気18の温度よりも高くかつ燃料電池57の温度よりも低い温度に昇温し、その昇温された空気58(酸化剤ガス)を酸化剤極56に供給する。
ブロワ7は、排出ガス回収手段の一例である。ブロワ7は、酸化剤極56から排出された排出ガス(酸化剤極排出ガス)63の少なくとも一部(排出ガス65)を回収する。
熱交換器8は、排熱手段の一例である。熱交換器8は、ブロワ7にて回収された排出ガス65の温度を下げる。
なお、排熱手段は、熱交換器に限らず適宜変更可能である。例えば、排出ガス65が混合器4に供給されるまでの還流ルートに設けられた蛇腹構造体もしくは水冷式の排熱器が、排熱手段として用いられてもよい。
また、熱交換器8は、熱交換手段の一例である。熱交換器8は、ブロワ7にて回収された排出ガス65の熱で、空気18を昇温することによって、排出ガス65の温度を下げる。
混合器4は、空冷ガス混合手段の一例である。混合器4は、熱交換器8にて降温された排出ガス65と、外部から供給される冷却用空気(空冷用ガス)5と、を混合して、降温された排出ガス65よりも低い温度の排出ガス(混合ガス)を生成する。
冷却器9は、空冷式冷却手段の一例である。冷却器9は、排出ガス(混合ガス)11を用いて、燃料電池57を冷却する。
なお、空気予熱器80と空気予熱器バーナ81は、冷却器9からの排出ガスを燃焼して、空気18を昇温してもよい。
温度検出器10は、温度計測手段の一例である。温度検出器10は、燃料電池の温度を計測する。
流量制御弁6は、空冷用ガス流量制御手段の一例である。流量制御弁6は、温度検出器10にて計測された温度に基づいて、混合器4に供給される空冷用空気5の流量を制御する。
なお、ブロワ7が、酸化剤極56から排出された排出ガス63の一部である排出ガス65を回収する場合、空気予熱器80と空気予熱器バーナ81は、酸化剤極56から排出された排出ガス63のうち、ブロワ7にて回収されなかった排出ガス66の少なくとも一部を燃焼して、空気18を昇温してもよい。
図1において、図3に示したものと同一構成のものは同一符号を付してあり、これらのものについてはその主な説明を省略する。
次に、本発明の実施形態1の燃料電池発電システムの作用について、図1を参照して説明する。
排出ガス65と空気18は、熱交換器8で熱交換され、排出ガス65の冷却と空気18の昇温が行われる。排出ガス65は、熱交換器8で冷却された後、ブロワ7によって混合器4に供給される。一方、混合器4には、ブロワ13を用いて取り込まれた空気18の一部である冷却用空気5も供給される。
混合器4は、排出ガス65と冷却用空気5とを混合して、排出ガス65と冷却用空気5との混合ガスである排出ガス11を生成する。なお、排出ガス11は、排出ガス65と冷却用空気5の混合によって、排出ガス65の温度よりも低い所定の温度になる。
排出ガス11は、冷却器9にリサイクルされ、冷却器9で燃料電池57と熱交換することによって、燃料電池57を冷却する。
排出ガス65の流量は、ブロワ7を用いて制御される。
なお、熱交換器8を設けずに、ブロワ7を用いて排出ガス65をそのまま混合器4に供給してもよい。
また、熱交換器8は、ブロワ7の前後いずれに設けてもよいが、ブロワ7の温度劣化を考慮すると、ブロワ7の前に設けるほうが望ましい。
さらに、ブロワ7の代わりにファン(排出ガス回収手段)を用いてもよい。その場合には、ファンを用いて排出ガス65の流量を制御する。
冷却用空気5の流量は、温度検出器10で検出した燃料電池57の温度に基づいて、流量制御弁6を用いて制御する。
すなわち、例えば、予め設定された燃料電池57の温度と冷却用空気5の流量の関係に基づいて、燃料電池57の温度が所定の温度もしくは温度範囲より上昇した場合には、流量制御弁6を開け冷却用空気5の流量を増加させることによって、燃料電池57の温度を低下させる。
逆に、燃料電池57の温度が所定の温度もしくは温度範囲より低下した場合には、流量制御弁6を閉め冷却用空気5の流量を減少させることによって、燃料電池57の温度を上昇させる。
図1では、燃料電池57の単セルあたり1個の冷却器9が設置されているように描かれているが、燃料電池57と冷却器9との関係は、これに限定されることはない。例えば、冷却器9を燃料電池57の任意の数のセルあたり1個設けてもよい。
また、図1では、燃料電池57の単セルあたり1個の温度検出器10が設置されているように描かれているが、燃料電池57と温度検出器10との関係は、これに限定されることはない。例えば、温度検出器10を燃料電池57の任意の数のセルあたり1個設けてもよい。冷却用空気5の流量の制御にあたっては、複数の温度検出器10を用いる場合には、各温度検出器10で検出した燃料電池の温度の平均値を燃料電池57の温度として用いてもよい。
排出ガス65を熱交換器8で空気18と熱交換させることによって、排出ガス65の冷却と空気18の昇温を行う。
排出ガス63の残りは、排出ガス66として空気予熱器バーナ81に供給され、空気予熱器バーナ81で排出ガス64と燃焼され、空気予熱器80での空気18の昇温に利用される。
また、空気予熱器バーナ81で排出ガス66と排出ガス64を燃焼させる代わりに、空気予熱器80で排出ガス66と熱交換させることによって空気18を昇温してもよい。
さらに、冷却器9で燃料電池57の冷却により昇温された排出ガス11は、排出ガス66といっしょに空気予熱器バーナ81に供給され、排出ガス64と燃焼させることにより空気18の昇温に利用したり、空気予熱器80で熱交換させることにより空気18の昇温に利用したりしてもよい。
場合によっては、排出ガス63をすべて排出ガス65として混合器4に供給してもよい。その場合には、冷却器9で燃料電池57の冷却に使われて昇温された排出ガス11を空気予熱器バーナ81に供給し、排出ガス64と燃焼させることにより空気18の昇温に利用したり、空気予熱器80で熱交換させることにより空気18の昇温に使用したりすればよい。排出ガス63をすべて排出ガス65として混合器4に供給する場合には、ブロワ7もしくはその代替のファンは設けなくてもよい。
本実施形態によれば、排出ガス63の一部もしくは全部を排出ガス65として冷却用空気5と混合して燃料電池57の冷却器9にリサイクルして再利用することにより、新たに外部から供給する冷却用を兼ねた酸化剤ガスである空気58の流量を削減できる。
その結果、空気予熱器80で消費される空気の昇温のためのエネルギーが減少し、燃料電池57の発電に使用できる燃料のエネルギーが増加することになる。これは、燃料電池57の発電効率の上昇をもたらす。
すなわち、図2に示すように、燃料電池発電システムでは、燃料のエネルギーは、主に発電、燃料改質、および空気予熱に使われ、その他は、損失として放出されると考えられる。このため、空気の昇温に使われる燃料のエネルギーを減少させることができれば、それに伴う損失の低減も可能となる。
したがって、燃料電池発電システム全体のエネルギーバランスを改善することができ、発電に使用できる燃料のエネルギーが増加し、発電量の増加による発電効率の向上が実現できる。
なお、燃料の昇温に必要なエネルギーは、燃料流量が空気流量と比較してわずかであるため、ここでは無視した。また、空気予熱器80での空気18の昇温が図3に示した従来の燃料電池発電システムと比較して少なくて済むので、空気予熱器80の小型化も可能である。
冷却器9への排出ガス65の流量は、例えば予め設定された直流出力88、交流出力、電池電流のうちのいずれか1つと排出ガス65の流量の関係に基づいて制御する。
また、本実施形態では、熱交換器8は、ブロワ7にて回収された排出ガス65の熱で、空気18を昇温することによって排出ガス65の温度を下げる。このため、排出ガス65の熱を有効に利用しながら、排出ガス65の温度を下げることができる。
また、本実施形態では、流量制御弁6は、温度検出器10にて計測された燃料電池57の温度に基づいて、混合器4に供給される冷却用空気5の流量を制御する。このため、冷却用空気5の流量を適切に制御することが可能になる。
また、本実施形態では、空気予熱器80と空気予熱器バーナ81が、冷却器9からの排出ガス11を燃焼して、空気18を昇温する場合、冷却器9からの排出ガス11の熱を有効に利用することができる。
また、本実施形態では、空気予熱器80と空気予熱器バーナ81が、酸化剤極56から排出された排出ガス63のうち、ブロワ7にて回収されなかった排出ガス66の少なくとも一部を燃焼して、空気18を昇温する場合、ブロワ7にて回収されなかった排出ガス66の熱を有効に利用することができる。
図1に示した本発明の実施形態1の燃料電池発電システムにおいて、燃料電池57として、溶融炭酸塩形燃料電池を用いてもよい。また、改質器3を用いずに燃料の水蒸気改質反応を直接燃料電池57の燃料極54で行わせて、燃料電池57の電池反応に必要な水素と一酸化炭素を生成させてもよい。この場合、流量制御弁37が、燃料ガスを燃料極54に供給する供給手段として機能する。
また、図1に示した本発明の実施形態1の燃料電池発電システムで、空気の代わりに純酸素を酸化剤ガスとして用いてもよい。
本発明は、前述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることは勿論である。
本発明の燃料電池発電システムの一実施形態(実施形態1)の構成を示す図である。 燃料電池発電システムでの燃料のエネルギーを説明するための説明図である。 従来の燃料電池発電システムの構成を示す図である。
符号の説明
1 天然ガス
2 脱硫器
3 改質器
4 混合器
5 冷却用空気
6 流量制御弁
7 ブロワ
8 熱交換器
9 冷却器
10 温度検出器
11 混合器排出ガス
13 ブロワ
18 空気
27 水素リッチな改質ガス
28 水蒸気と脱硫天然ガスの混合ガス
29 脱硫天然ガス
37 流量制御弁
54 燃料極
55 固体酸化物電解質
56 酸化剤極
57 固体酸化物形燃料電池
58 固体酸化物形燃料電池用空気
59 エジェクタ
60 改質器リサイクル用固体酸化物形燃料電池燃料排出ガス
61 固体酸化物形燃料電池燃料排出ガス
62 流量制御弁
63 固体酸化物形燃料電池空気排出ガス
64 空気予熱器用固体酸化物形燃料電池燃料排出ガス
65 酸化剤極排出ガス
66 酸化剤極排出ガス
80 空気予熱器
81 空気予熱器バーナ
84 空気予熱器排出ガス
86 出力調整器
87 負荷
88 燃料電池直流出力
89 送電端交流出力

Claims (10)

  1. 燃料極と酸化剤極とを有し、前記燃料極に燃料ガスが供給されると共に前記酸化剤極に酸化剤ガスが供給されると、当該燃料ガスと当該酸化剤ガスとを用いて発電して前記酸化剤極から酸化剤極排出ガスを排出する燃料電池と、
    燃料ガスを前記燃料極に供給する供給手段と、
    酸化剤ガスを、当該酸化剤ガスの温度よりも高くかつ前記燃料電池の温度よりも低い温度に昇温し、当該昇温された酸化剤ガスを前記酸化剤極に供給する昇温手段と、
    前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスの少なくとも一部を回収する排出ガス回収手段と、
    前記排出ガス回収手段にて回収された酸化剤極排出ガスを降温する排熱手段と、
    前記排熱手段にて降温された酸化剤極排出ガスと、外部から供給された空冷用ガスと、を混合して、前記降温された酸化剤極排出ガスよりも低い温度の混合ガスを生成する空冷ガス混合手段と、
    前記空冷ガス混合手段にて生成された混合ガスを用いて、前記燃料電池を冷却する空冷式冷却手段と、を含む燃料電池発電システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池発電システムにおいて、
    前記排熱手段は、前記排出ガス回収手段にて回収された酸化剤極排出ガスの熱で、前記昇温手段にて昇温される前の酸化剤ガスを昇温することによって、当該酸化剤極排出ガスを降温する熱交換手段である、燃料電池発電システム。
  3. 請求項1または2に記載の燃料電池発電システムにおいて、
    前記燃料電池の温度を計測する温度計測手段と、
    前記温度計測手段にて計測された温度に基づいて、前記空冷ガス混合手段に供給される空冷用ガスの流量を制御する空冷用ガス流量制御手段と、をさらに含む燃料電池発電システム。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の燃料電池発電システムにおいて、
    前記昇温手段は、前記空冷式冷却手段からの排出ガスを燃焼して、前記酸化剤ガスを昇温する、燃料電池発電システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の燃料電池発電システムにおいて、
    前記排出ガス回収手段は、前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスの一部を回収し、
    前記昇温手段は、前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスのうち、前記排出ガス回収手段にて回収されなかった酸化剤極排出ガスの少なくとも一部を燃焼して、前記酸化剤ガスを昇温する、燃料電池発電システム。
  6. 燃料極と酸化剤極とを有する燃料電池を含む燃料電池発電システムの動作方法であって、
    燃料ガスを前記燃料極に供給する供給ステップと、
    酸化剤ガスを、当該酸化剤ガスの温度よりも高くかつ前記燃料電池の温度よりも低い温度に昇温し、当該昇温された酸化剤ガスを前記酸化剤極に供給する昇温ステップと、
    前記燃料極に供給された燃料ガスと前記酸化剤極に供給された酸化剤ガスとを用いて前記燃料電池にて発電を行う発電ステップと、
    前記酸化剤極から、前記発電に伴って発生する酸化剤極排出ガスを排出する排出ステップと、
    前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスの少なくとも一部を回収する排出ガス回収ステップと、
    前記回収された酸化剤極排出ガスを降温する排熱ステップと、
    前記降温された酸化剤極排出ガスと、外部から供給された空冷用ガスと、を混合して、前記降温された酸化剤極排出ガスよりも低い温度の混合ガスを生成する空冷ガス混合ステップと、
    前記混合ガスを用いて、前記燃料電池を冷却する空冷式冷却ステップと、を含む燃料電池発電システムの動作方法。
  7. 請求項6に記載の燃料電池発電システムの動作方法において、
    前記排熱ステップでは、前記回収された酸化剤極排出ガスの熱で、前記昇温ステップで昇温される前の酸化剤ガスを昇温することによって当該酸化剤極排出ガスを降温する熱交換を行う、燃料電池発電システムの動作方法。
  8. 請求項6または7に記載の燃料電池発電システムの動作方法において、
    前記燃料電池の温度を計測する温度計測ステップと、
    前記計測された温度に基づいて、前記混合ガスを生成するために使用される空冷用ガスの流量を制御する空冷用ガス流量制御ステップと、をさらに含む燃料電池発電システムの動作方法。
  9. 請求項6から8のいずれか1項に記載の燃料電池発電システムの動作方法において、
    前記昇温ステップでは、前記燃料電池の冷却に使用された混合ガスを燃焼して、前記酸化剤ガスを昇温する、燃料電池発電システムの動作方法。
  10. 請求項6から9のいずれか1項に記載の燃料電池発電システムの動作方法において、
    前記排出ガス回収ステップでは、前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスの一部を回収し、
    前記昇温ステップでは、前記酸化剤極から排出された酸化剤極排出ガスのうち、前記排出ガス回収ステップで回収されなかった酸化剤極排出ガスの少なくとも一部を燃焼して、前記酸化剤ガスを昇温する、燃料電池発電システムの動作方法。
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