JP2010014514A - 光断層画像化装置及び光断層画像化装置における干渉信号の処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】SS−OCTにおいてOCT測定によって得られた複数の干渉信号データを用いて処理する際に、位相ずれによってその効果が低下することなく効率的に断層画像の画質を改善する。
【解決手段】SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置における干渉信号の処理方法であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行うことを特徴とする。また、位相補正処理を行った後、フーリエ変換前に平均化処理を行うことを特徴とする。また、位相補正処理を行った後、ドップラー方式を適用することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置における干渉信号の処理方法であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行うことを特徴とする。また、位相補正処理を行った後、フーリエ変換前に平均化処理を行うことを特徴とする。また、位相補正処理を行った後、ドップラー方式を適用することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、光断層画像化装置及び光断層画像化装置における干渉信号の処理方法に係り、特に、波長掃引光源を用いたSS−OCTにおける干渉信号の位相補正処理の応用技術に関する。
従来、生体組織等の測定対象を切断せずに断面画像を取得する方法として光干渉断層(OCT;Optical Coherence Tomography)計測法を利用した光断層画像化装置が知られている。OCT計測法は、光源から射出された光を測定光と参照光に分け、測定光を測定対象に照射して測定対象で反射した反射光と参照光とを合波して得られた干渉光から断層画像を生成する光干渉計測法の一種である。OCTは大きく分けてTD−OCT(Time Domain OCT)とFD−OCT(Fourier Domain OCT)に分類される。FD−OCTはさらにSD−OCT(Spectral Domain OCT)とSS−OCT(Swept Source OCT)に分かれる。
TD−OCTは、光源から射出された光を測定光と参照光に分け、測定光を測定対象に照射して測定対象で反射した反射光と参照光とを合波して干渉光を得るものであるが、測定光と参照光との光路長が一致したときに干渉光が検出されることを利用した計測方法であり、参照光の光路長を変更することにより測定対象に対する測定位置(測定深さ)を変更可能としたものである。
SD−OCTは、広帯域の低コヒーレンス光を測定光と参照光とに分割した後、測定光を測定対象に照射させ、測定対象からの反射光と参照光とを干渉させ、この干渉光を各周波数成分に分解したチャンネルドスペクトルをフーリエ変換することにより、深さ方向の走査を行わずに光断層画像を構成するようにしたものである。
また、SS−OCTは、光源から射出されるレーザ光の周波数を掃引させて反射光と参照光とを各波長において干渉させ、一連の波長に対する干渉信号をフーリエ変換することにより測定対象の深さ位置における反射光強度を検出し、これを用いて光断層画像を構成するようにしたものである。
このとき、OCT計測によって得られたOCTデータから信号処理によって断層画像の画質を改善する様々な方法が考えられている。
例えば、画質を改善するため複数枚のOCT画像を平均化し、画像の特徴を強調する方式(例えば、特許文献1等参照)や、A方向(深さ方向)のOCTデータを離散フーリエ変換(DFT)し、位相角度を求め、A方向に隣り合う角度の差から位相差を算出して位相差を補正するようにしたもの(例えば、特許文献2等参照)が知られている。またあるいは、反射光の角度成分毎にOCT測定を行って平均化処理をすることでスペックルを除去して画像の分解能を向上させるようにしたもの(例えば、非特許文献1等参照)などが知られている。
なお、上記特許文献2ではドップラーOCTについて言及されているが、これはスペクトル干渉情報をフーリエ変換することによって得られる位相の変化量がドップラー信号として測定対象の移動速度に対応することを利用して血流などの速度を求める方法である。
米国特許出願公開第2006/0109423号明細書
米国特許出願公開第2006/0279742号明細書
A.E.Desjardins,et al.,"Angle-resolved Optical Coherence Tomography with sequential angular selectivity for speckle reduction",Vol.15,No.10,OPTICS EXPRESS 6200
しかしながら、上記従来技術においては、例えば、平均化処理やドップラーOCT処理など様々な処理を行って断層画像の画質を改善するようにしているが、複数の干渉信号データを用いて処理する際に、位相ずれによってその効果が低下するという問題がある。
例えば、上記特許文献1に記載のものは、画像上のノイズを平均化処理して信号強調することで特徴的な構造情報を強調することができ分解能は上がるが、センシティビティ自体が上がるわけではないので信号レベルでのS/Nを改善することはできない。また上記特許文献2に記載されているドップラーOCTにおいては計算速度が遅く、位相補正と計算速度の両立という点で問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、SS−OCTにおいてOCT測定
によって得られた複数の干渉信号データを用いて処理する際に、位相ずれによってその効果が低下することなく効率的に断層画像の画質を改善することのできる光断層画像化装置及び光断層画像化装置における干渉信号の処理方法を提供することを目的とする。
によって得られた複数の干渉信号データを用いて処理する際に、位相ずれによってその効果が低下することなく効率的に断層画像の画質を改善することのできる光断層画像化装置及び光断層画像化装置における干渉信号の処理方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置における干渉信号の処理方法であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行うことを特徴とする光断層画像化装置における干渉信号の処理方法を提供する。
これによれば、複数の干渉信号を用いて処理する際に位相ずれによって画質改善効果が低下することなく断層画像の画質を改善することが可能となる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置における干渉信号の処理方法であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行った後、フーリエ変換前に平均化処理を行うことを特徴とする光断層画像化装置における干渉信号の処理方法を提供する。
これにより、SS−OCTにおいてOCT測定データからの信号処理において平均化処理における信号レベルでのS/Nを改善することができる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置における干渉信号の処理方法であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行った後、ドップラー方式を適用することを特徴とする光断層画像化装置における干渉信号の処理方法を提供する。
これにより、位相補正と計算速度とを両立させ、ドップラーOCTにおけるデータ相互の位相ずれ量のS/Nを向上させ画質を効率的に改善することができる。
また、請求項4に示すように、前記位相補正処理が、前記干渉信号の電圧信号をもとに算出された値を用いることを特徴とする。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行う位相補正手段を有することを特徴とする光断層画像化装置を提供する。
これによれば、複数の干渉信号を用いて処理する際に位相ずれによって画質改善効果が低下することなく断層画像の画質を改善することが可能となる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行う位相補正手段と、前記位相補正処理後の干渉信号に対してフーリエ変換前に平均化処理を施す平均化手段と、を有すことを特徴とする光断層画像化装置を提供する。
これにより、SS−OCTにおいてOCT測定データからの信号処理において平均化処理における信号レベルでのS/Nを改善することができる。
また、同様に前記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行う位相補正手段と、前記位相補正処理後の干渉信号に対してドップラー方式を適用する手段と、を有することを特徴とする光断層画像化装置を提供する。
これにより、位相補正と計算速度とを両立させ、ドップラーOCTにおけるデータ相互の位相ずれ量のS/Nを向上させ画質を効率的に改善することができる。
また、請求項8に示すように、前記位相補正手段は、前記干渉信号の電圧信号をもとに算出された値を用いることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、SS−OCTにおいてOCT測定データからの信号処理において、複数の干渉信号を用いて処理する際に位相ずれによって画質改善効果が低下することなく断層画像の画質を改善することが可能となる。
また、ドップラーOCTにおける位相補正と計算速度とを両立させ、ドップラーOCTにおけるデータ相互の位相ずれ量のS/Nを向上させ画質を効率的に改善することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る光断層画像化装置及び光断層画像化装置における干渉信号の処理方法について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る光断層画像化装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の光断層画像化装置はSS−OCT(Swept Source OCT)計測法を用いるものであり、波長掃引される光の1掃引(1パルス)のトリガ信号であるAトリガに対するジッタ量を読み取って干渉信号の位相ずれを補正し、その補正結果を平均化処理あるいはドップラー方式に適用しようというものである。
図1に示すように、本実施形態の光断層画像化装置1は、光源ユニット10と、光源ユニット10から射出された光を測定用の光と位相整合用の光の2つに分ける光分割手段3と、測定用の光から第1の干渉信号を生成する第1の干渉系I1と、第1の干渉信号を検出する第1のディテクタD1と、位相整合用の光から第2の干渉信号を生成する第2の干渉系I2と、第2の干渉信号を検出する第2のディテクタD2と、第1の干渉信号及び第2の干渉信号をデジタル信号に変換するADボード44と、ADボード44からの出力信号に対して処理を行い断層画像を形成する処理系55とから構成される。
光源ユニット10は周波数を一定の周期で掃引させながら光を射出するものである。第1の干渉系I1は通常のOCTの計測を行う干渉信号(ここでは第1の干渉信号と言う)を得るためのものであり、第2の干渉系I2は位相整合用の干渉信号(ここでは第2の干渉信号と言う)を得るためのものである。光源ユニット10から射出された光は光分割手段3によって第1の干渉系I1に送る測定用の光と第2の干渉系I2に送る位相整合用の光に分けられるが、このとき光のパワーとしては、測定用が99に対して位相整合用が1ぐらいの割合で良く、位相整合用の光のパワーは非常に少なくて良い。
ADボード44は第1の干渉信号及び第2の干渉信号に対してAD(Analog-digital)変換を施しデジタル信号とするものである。ADボード44には光源ユニット10からAトリガが入力されるようになっており、ADボード44はAトリガに基づいて第1の干渉信号及び第2の干渉信号を取り込んでデジタル信号に変換して処理部55に渡すようになっている。
処理部50は、デジタル信号に変換された干渉信号に対して様々な処理を施すものであり、詳しくは後述するが、位相補正手段、平均化手段そしてドップラー方式を適用する手段などの役割を果たすものである。
図2に、本実施形態の光断層画像化装置1のさらに詳しい構成を示す。
図2に示すように、光源ユニット10は、周波数を一定の周期で掃引させながらレーザ光Laを射出するものであり、一定の波長帯域を有する光を射出する光源11と、該光源11から射出される波長を選択する波長選択手段12とを備えている。光源11は、光ファイバFB10とループ状に接続された、自然放出光を射出するとともに光ファイバFB10から導波された自然放出光を増幅する半導体光増幅器(半導体利得媒質)13から成っている。この光源11は、駆動電流の注入により微弱な自然放出光を光ファイバFB10の一端側に射出するとともに、光ファイバFB10の他端側から入射された光を増幅する機能を有している。そして、半導体光増幅器13に駆動電流が供給されたとき、半導体光増幅器13及び光ファイバFB10によって形成されるレーザ光源共振器によりパルス状のレーザ光Laが光ファイバFB11へ射出されるようになっている。
波長選択手段12は、波長掃引光源用のフィルタとして光ファイバFB10から導波される自然放出光の波長を選択するものであって、光ファイバFB10に結合された光分岐器(サーキュレータ)14から光ファイバFB11を介して自然放出光が入射されるようになっている。波長選択手段12は、コリメータレンズ15、回折格子素子16、光学系(面倒れ補正レンズ)17及び回転多面鏡(ポリゴンミラー)18等を有している。
光ファイバFB11から入射した光はコリメータレンズ15、回折格子素子16、光学系17を介して回転多面鏡(ポリゴンミラー)18において反射される。反射された光は光学系17、回折格子素子16、コリメータレンズ15を介して再び光ファイバFB11に入射される。
回転多面鏡18は、矢印R1方向に回転し、各反射面の角度が光学系17の光軸に対して変化するようになっている。これにより、回折格子素子16において分光された光のうち、特定の周波数域からなる光のみが再び光ファイバFB11に戻るようになっている。
この光ファイバFB11に戻る光の周波数は光学系17の光軸と反射面との角度によって決まる。光ファイバFB11に入射した特定の周波数域からなる光が光分岐器14から光ファイバFB10に入射され、結果として特定の周波数域からなるレーザ光Laが光ファイバカプラ6から光ファイバFB8側に射出されるようになっている。
従って、回転多面鏡18が矢印R1方向に等速で回転したとき、再び光ファイバFB11に入射される光の波長は一定の周期で掃引することになる。つまり、光源ユニット10から波長が一定の周期で掃引され、例えば1回の掃引で波長が1.25μmから1.35μmまで変化するレーザ光Laが光ファイバカプラ6を介して光ファイバFB8側に射出されることとなる。
光ファイバFB8は光分割手段3に接続されている。光分割手段3は、例えば2×2の光ファイバカプラからなっている。光ファイバFB8を介して導波されたレーザ光Laは、光分割手段3によって測定用の光と位相整合用の光とに分割され、測定用の光は光ファイバFB3によって第1の干渉系I1に導かれ、位相整合用の光は光ファイバFB9によって第2の干渉系I2に導かれる。
第1の干渉系I1は、光ファイバFB3を介して導波されたレーザ光Laを測定光L1と参照光L2に分割する光分割手段2と、測定対象Sに対して測定光L1を照射するためのプローブ30と、断層画像の取得を開始する位置を調整するために、参照光L2の光路長を変えるための光路長調整手段20を備えている。
光分割手段2は、前述した光分割手段3と同様に光ファイバカプラで構成され、光分割手段2には、さらに2つの光ファイバFB2及びFB4が接続されている。光分割手段2によって分割された測定光L1は光ファイバFB2によってプローブ30側に導波され、参照光L2は光ファイバFB4によって光路長調整手段20側に導波されるようになっている。
光ファイバFB4の一方の先端は光分岐器(サーキュレータ)32に接続しており、光分岐器32にはさらに光ファイバFB5及び光ファイバFB7が接続されている。光ファイバFB4から導波された参照光L2は光分岐器32から光ファイバL5に導波される。そして、光ファイバFB5の先には光路長調整手段20が配置されている。
光路長調整手段20は、光ファイバFB5から射出された参照光L2を反射させる反射ミラー22と、反射ミラー22と光ファイバFB5との間に配置された第1光学レンズ21aと、第1光学レンズ21aと反射ミラー22との間に配置された第2光学レンズ21bとを有している。
第1光学レンズ21aは、光ファイバFB5から射出された参照光L2を平行光にするとともに、反射ミラー22により反射された参照光L2を光ファイバFB5のコアに集光する機能を有している。また、第2光学レンズ21bは、第1光学レンズ21aにより平行光にされた参照光L2を反射ミラー22上に集光するとともに、反射ミラー22により反射された参照光L2を平行光にする機能を有している。
これにより、光ファイバFB5から射出された参照光L2は、第1光学レンズ21aにより平行光となり、第2光学レンズ21bにより反射ミラー22上に集光される。その後、反射ミラー22により反射された参照光L2は、第2光学レンズ21bにより平行光になり、第1光学レンズ21aにより光ファイバFB5のコアに集光される。
さらに、光路長調整手段20は、第2光学レンズ21bと反射ミラー22とを固定した可動ステージ23と、該可動ステージ23を第1光学レンズ21aの光軸方向に移動させるミラー移動機構24とを有している。そして可動ステージ23が矢印H方向に移動することにより、参照光L2の光路長が変更するように構成されている。
光路長調整手段20により光路長が変更された光は、再び光ファイバFB5に入射され、さらに光分岐器32を介して光ファイバFB7側に導波される。
一方、測定光L1を導波する光ファイバFB2の先には光分岐器(サーキュレータ)34が接続しており、光分岐器34にはさらに光ファイバFB1及び光ファイバFB6が接続されており、測定光L1は光分岐器34から光ファイバFB1側に導波される。
光ファイバFB1の一方の先端にはプローブ30が光学的に接続されており、測定光L1は光ファイバFB1からプローブ30内の光ファイバFB0に導波されるようになっている。プローブ30は、例えば鉗子口から鉗子チャンネルを介して体腔内に挿入されるものであって、光学コネクタOCによって光ファイバFB1に対して着脱可能に取り付けられている。
プローブ30は、光学コネクタOCを介して光ファイバFB1と接続されており、光ファイバFB1によって導波された測定光L1がプローブ30内の光ファイバFB0に入射される。入射された測定光L1は光ファイバFB0によって伝送され測定対象Sに照射される。そして測定対象Sで反射した戻り光(反射光)L3は、光ファイバFB0に入射し、これにより測定対象SのOCT撮像が行われる。
光ファイバFB0に入射した反射光L3は、光ファイバFB0から光学コネクタOCを介して光ファイバFB1に射出されるようになっている。
光ファイバFB1に入射した反射光L3は、光分岐器34を介して光ファイバFB6側に導波されるようになっている。一方、光路長調整手段20により光路長が変更された参照光L2は、光ファイバFB5及び光分岐器32を介して光ファイバFB7側に導波されている。
光ファイバFB6によって導波された反射光L3及び光ファイバFB7によって導波された参照光L2は、合波手段4によって合波され干渉光L4、L5として出力される。
干渉光L4、L5は、第1のディテクタD1によって検出される。第1のディテクタD1は、検出器40a、40b及び干渉光検出部40から構成される。
干渉光L4は検出器40aに入射され、また干渉光L5は検出器40bに入射されるようになっている。
干渉光検出部40は、反射光L3と参照光L2を合成して生成された干渉光L4、L5を干渉信号として検出するものである。また、干渉光検出部40は、検出器40a及び検出器40bの検出結果に基づいて、合波手段4から出力される干渉光L4及びL5の強度のバランスを調整する機能を有している。干渉光検出部40で検出された干渉信号は第1の干渉信号としてADボード44に出力される。
また、光分割手段3で分割され光ファイバFB9によって導波された位相整合用の光は第2の干渉系I2に導かれる。
第2の干渉系I2は、光分割手段5、合波手段7及び長さの異なる2つの光ファイバFB12、FB13とから構成される。
光分割手段5及び合波手段7は、いずれも光分割手段3等と同様の光ファイバカプラで構成されている。また、光ファイバFB12と光ファイバFB13における光路長差をΔlとすると、Δlは通常2mm以下の範囲で用いられる。ここで、Δlの長さは位相ずれのバラツキ量に応じた最適値があり、この最適化の方法については後述する。光分割手段5で2つに分割された光はそれぞれ光ファイバFB12及び光ファイバFB13を経由した後、合波手段7で合波されて干渉信号が生成される。
この干渉信号は検出器42a及び42bを介して干渉光検出部42に入力され、干渉光検出部42から第2の干渉信号としてADボード44に出力されるようになっている。
ADボード44は、第1の干渉信号及び第2の干渉信号をそれぞれAD変換し、デジタル信号として処理系55に出力する。
処理系55は、処理部50、表示部52及び制御操作部54から構成されている。
処理部50は、測定部位におけるプローブ30と測定対象Sとの接触している領域、より正確にはプローブ30のプローブ外筒の表面と測定対象Sの表面とが接触しているとみなせる領域を検出し、ADボード44から入力された第1の干渉信号及び第2の干渉信号に基づいて位相補正処理、平均化処理、あるいはドップラー方式の処理などの各種処理を行い、断層画像を形成する。
表示部52は、CRTあるいは液晶表示装置等で構成され、処理部50で取得された断層画像を表示する。
制御操作部54は、キーボード、マウス等の入力手段と、入力された情報に基づいて各種条件を管理する制御手段とを有し、処理部50及び表示部52に接続されている。制御操作部54は、入力手段から入力されたオペレータの指示に基づいて、処理部50における各種処理条件等の入力、設定、変更や、表示部52の表示設定及び変更等を行う。
次に、平均化処理について説明する。
図3に、平均化処理の流れを示す。
ここでの平均化処理は、測定用の光から得られる第1の干渉信号に対して行われる。光源ユニット10から一定の周期で波長が一定の波長帯域で変化する光Laが射出され、そのとき波長の1掃引におけるある一定のタイミングを示すAトリガが光源ユニット10からADボード44に入力される。ADボード44はそのAトリガに基づいて干渉光検出部40から干渉光L4(第1の干渉光)を入力してデジタル信号に変換し処理部50に引き渡す。
このようにして、図3のステップS101において、処理部50は干渉信号(第1の干渉信号)を取得する。
次に、ステップS102において、処理部50は受け取った干渉信号に対してリスケール処理を行う。これは、干渉信号を波数リニアに変換する処理である。リスケール処理の済んだデータはメモリにストアしておく。
次に、ステップS111において、処理部50は次のAトリガ基準での干渉信号をADボード44から取得する。そして、ステップS112において、この干渉信号に対してもリスケール処理を行い、処理後のデータをメモリにストアする。
このようにして、測定対象Sの同じ測定部位を複数回OCT計測して得られた複数の干渉信号に対してリスケール処理を施した複数のデータが得られたら、次にステップS103において、これらの複数の干渉信号から得られた複数のデータに対して平均化処理を行う。この平均は単純な平均である。
次に、ステップS104において、平均化されたデータに対してフーリエ変換を行う。フーリエ変換によって、測定対象Sの測定部位における深さ方向の反射強度分布が得られる。
次のステップS105において、フーリエ変換されたデータに基づいて画像形成処理を行い、断層画像を形成する。
次に、干渉信号に対して位相ずれを補正してから平均化処理を行う処理について説明する。
図4に、干渉信号の位相補正を行った結果に対して平均化を行う処理の流れを示す。
まず、図4のステップS201において、処理部50は、測定用の第1の干渉信号及び位相整合用の第2の干渉信号を取得する。
ここで第1の干渉信号は、前述した図3に示す平均化処理の場合と同様にAトリガ基準でサンプリングされるが、第2の干渉信号は、Aトリガよりもt0秒後の値を取得する。
これについて図5及び図6を用いて説明する。
図5に干渉信号の波形の例を示す。図5(a)は第1の干渉信号、図5(b)はAトリガ信号、図5(c)は第2の干渉信号である。また図6は、図5(c)の破線で囲まれた領域Rを拡大して示したものであり、横軸が時間tで縦軸が電圧Vである。
信号は常にメモリに読み込まれており、第1の干渉信号は、Aトリガが検出された時点からポストトリガ分だけ前の時点のデータから所定のデータ取得範囲のデータが、メモリ中から取得される。
また、第2の干渉信号は、Aトリガより時間t0秒後のデータが取得される。この時間t0は、予め測定して設定されている時間である。t0は、以下述べるように、第2の干渉信号の振幅が最大となる近辺で、かつAトリガジッタばらつきの中心で0Vになる値に設定すると好適である。
すなわち、図6の時間軸t方向の矢印で示すようにAトリガジッタばらつき(ジッタ量)が存在し、これに対し出力電圧Vの変動幅が縦軸方向に矢印で示す出力変動幅だけ存在するとするとき、出力変動幅の中心が0Vとなる位置をt=t0と設定する。
図6に示すようにV=0となるところをt=t0とすることにより、第2の干渉信号の正弦波の直線部分を一番広く使用することができる。
以上説明したように、Aトリガジッタ量に合わせて第2の干渉信号の取得タイミング(遅延量t0)を決定する。
このようにt0を一度設定したらその値をずっと使用するようにする。その後、第2の干渉信号を取得する毎に出力電力Vは、図6の出力変動幅の中で変動する。このとき、V=0となるようにt0を決めていても、例えばその後の温度の変動等によって中心がV=0からずれることも起こり得る。
次に図4のステップS202において、補正処理を行う。
図7に、位相ずれの補正方法を示す。
図7に示すように、第1の干渉信号は、1からnまで、それに対応する出力電圧値の配列がv1からvnであるとする。また、第2の干渉信号の出力電圧値はVであるとし、これから出力変動幅の中心である基準電圧V0とのずれ量(V−V0)を、以下の式(1)で位相シフト量Δpx(画素数、ピクセルのずれ)に変換する。
Δpx=α・(V−V0) ・・・(1)
ここで基準電圧V0は、メンテナンス時にt=0でのVの中心値をV0として測定し、設定する。また、係数αは、図6において第2の干渉信号のグラフのt=t0における傾きであり、予め実測により定められる。また、電圧値と画素数との関係も予め実測により求められている。実測によれば、通常このピクセルのずれ量は、4ピクセル以下である。
ここで基準電圧V0は、メンテナンス時にt=0でのVの中心値をV0として測定し、設定する。また、係数αは、図6において第2の干渉信号のグラフのt=t0における傾きであり、予め実測により定められる。また、電圧値と画素数との関係も予め実測により求められている。実測によれば、通常このピクセルのずれ量は、4ピクセル以下である。
例えば、掃引周波数を20kHz、ADサンプリング周波数を80MHzとして、実際に測定した場合、4ピクセル=50nsecである。
ジッタ量が小さい場合は、ジッタと電圧との関係が略直線となる領域で最大範囲を使えるようαを大きく設定することが望ましい。ここで、αを大きくするには光路長差Δlを短くすれば良い。また、Δlの調整は、遅延器の挿入やファイバへの応力調整等の方法がある。
次に、画素数として表された位相シフト量Δpxを整数部aと少数部bとに分割する。この整数部の値aを用いて図7に示すように配列番号を、1、・・・、nから1+a、・・・、n+aのようにシフトする。
次に配列値v1、・・・、vnを、各隣り合った2つの値をb:1−bに内分するようにして補正する。すなわち、vi’=(1−b)・vi+b・vi+1、(i=1、・・・、n−1)とする。
次に図4のステップS203において、補正処理が行われた第1の干渉信号に対してリスケール処理を行う。リスケール処理を行ったデータは、メモリに格納しておく。
次にステップS211において、次のAトリガ基準でサンプリングされた第1の干渉信号と、そのAトリガ信号よりもt0秒後における第2の干渉信号の値を取得し、ステップS212において、上と同様にしてこの第1の干渉信号に対して第2の干渉信号を用いて補正処理を行う。その後ステップS213においてリスケール処理を行い同様にメモリに格納しておく。
このようにして、測定対象Sの同一部位に対して複数回OCT計測を行って得られた複数の干渉信号に対して上記補正処理を行った後、ステップS204において、これらの補正処理が施された複数の干渉信号に対して平均化処理を行う。平均化処理は、複数のデータの単純平均をとることで行う。
次に、ステップS205において、平均化処理されたデータに対してフーリエ変換を行い、ステップS206において画像形成処理を行い断層画像を取得する。
図8に、平均化処理のみを行った場合と、補正処理後に平均化処理を行った場合の結果をグラフで示す。横軸はpx、縦軸はdBであり、データは、ガルバノミラーをスキャンせずに(0Hz)、10ラインの平均をとったものである。
図8において、S0はシグナルの元データ、S1はシグナルの単純平均の結果、S2はシグナルの単純平均にさらに位相調整(補正)を行ったもの、N0はノイズの元データ、N1はノイズの単純平均の結果、N2はノイズの単純平均にさらに位相調整(補正)を行ったものを表す。
図8に符号Pで示すように、シグナルは単純平均のみだとAトリガジッタの影響により約2dBダウンしているが、位相調整を行うとほとんどAトリガジッタの影響はない。
また、符号Qで示すように、ノイズは単純平均のみでも低減することができる。今10ラインの平均であるから、10×log√(10)として理論的に計算して得られた値約5dBと同じだけ低減していることが図8から分かる。
このように、以上説明した実施形態においては、位相補正処理を行った結果に平均化処理を行うことで、シグナルはジッタの影響を受けず、一方ノイズは低減しており、SS−OCTにおいてOCT測定データからの信号処理において平均化処理における信号レベルでのS/Nを向上させ、位相ずれにより画質改善効果を低下させることなく、断層画像の画質を改善することができる。
次に、他の実施形態として、位相補正処理を行った結果をドップラー処理(ドップラーOCT)に適用するようにしても良い。
ドップラーOCTは、測定対象Sそのものの動きに由来する断層画像のゆがみを補正するために、干渉情報のフーリエ変換によって得られる位相の変化量としてのドップラー信号を検出し、それを用いて動きを検出するもので、計測データ情報を用いて位置関係を補正するものである。
具体的には、A方向(深さ方向)の測定対象Sの移動ぶれに起因する複数のA方向の断層画像の位相ずれを、ドップラー信号情報を用いて検出し、この検出結果に基づいてA方向の断層画像の速度情報を異なる色の分布等で表示再構成するものである。
このように、位相補正処理を行った結果をドップラー処理(ドップラーOCT)に適用することにより、測定対象Sの動きによる断層画像のゆがみを補正することができ、ドップラーOCTにおけるデータ相互の位相ずれ量のS/Nを向上させ、断層画像の画質を改善することができる。また、血管の中を流れる血流の速度を求めることもできる。
以上、本発明の光断層画像化装置及び光断層画像化装置における干渉信号の処理方法について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
1…光断層画像化装置、10…光源ユニット、11…光源、12…波長選択手段、14…光分岐器(サーキュレータ)、15…コリメータレンズ、16…回折格子素子、17…光学系、18…回転多面鏡(ポリゴンミラー)、20…光路長調整手段、22…反射ミラー、23…可動ステージ、24…ミラー移動機構、30…プローブ、32、34…光分岐器、40、42…干渉光検出部、44…ADボード、50…処理部、52…表示部、54…制御操作部、55…処理系、I1…第1の干渉系、I2…第2の干渉系、D1…第1のディテクタ、D2…第2のディテクタ
Claims (8)
- SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置における干渉信号の処理方法であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行うことを特徴とする光断層画像化装置における干渉信号の処理方法。
- SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置における干渉信号の処理方法であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行った後、フーリエ変換前に平均化処理を行うことを特徴とする光断層画像化装置における干渉信号の処理方法。
- SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置における干渉信号の処理方法であって、測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行った後、ドップラー方式を適用することを特徴とする光断層画像化装置における干渉信号の処理方法。
- 前記位相補正処理が、前記干渉信号の電圧信号をもとに算出された値を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光断層画像化装置における干渉信号の処理方法。
- SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置であって、
測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行う位相補正手段を有することを特徴とする光断層画像化装置。 - SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置であって、
測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行う位相補正手段と、
前記位相補正処理後の干渉信号に対してフーリエ変換前に平均化処理を施す平均化手段と、
を有することを特徴とする光断層画像化装置。 - SS−OCT計測法を用いた光断層画像化装置であって、
測定対象の同一測定部位を複数回計測して得られた複数の干渉信号の位相ずれを補正する位相補正処理を行う位相補正手段と、
前記位相補正処理後の干渉信号に対してドップラー方式を適用する手段と、
を有することを特徴とする光断層画像化装置。 - 前記位相補正手段は、前記干渉信号の電圧信号をもとに算出された値を用いることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の光断層画像化装置。
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