JP2010007692A - バウンドストッパ付きダストカバー - Google Patents

バウンドストッパ付きダストカバー Download PDF

Info

Publication number
JP2010007692A
JP2010007692A JP2008164498A JP2008164498A JP2010007692A JP 2010007692 A JP2010007692 A JP 2010007692A JP 2008164498 A JP2008164498 A JP 2008164498A JP 2008164498 A JP2008164498 A JP 2008164498A JP 2010007692 A JP2010007692 A JP 2010007692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
bound stopper
bound
dust cover
wall portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008164498A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yabe
健治 矢部
秀夫 ▲ただ▼野
Hideo Tadano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2008164498A priority Critical patent/JP2010007692A/ja
Publication of JP2010007692A publication Critical patent/JP2010007692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

【課題】ショックアブソーバのバウンド時におけるバウンドストッパの軸直角方向外方側への逃げ変形を抑制して、ショックアブソーバの変位制限機能を高める。
【解決手段】ダストカバー10は、保持金具4の装着凹所5に装着されてバウンドストッパ12の上端部12Aを内側に嵌合保持するストッパ保持部14を備える。ストッパ保持部は、バウンドストッパの上面12Bを受け止めるとともに装着凹所によって外周面が拘束された状態に保持される上壁部20と、バウンドストッパの上端部外周面12Cに外嵌する周壁部22とからなる。バウンドストッパの上面12Bと該上面に当接するストッパ保持部14の上壁部20の下面20Bに、互いに嵌合することでバウンドストッパ12の軸直角方向Yにおける変位を制限する凸条40と凹溝42を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車などの車両のサスペンション機構におけるショックアブソーバのピストンロッドに外挿されて装着されるダストカバーに関する。
従来、自動車のサスペンション機構におけるショックアブソーバには、ピストンロッドの摺動部等へのダストの侵入を防止するために、ピストンロッドの周りを取り囲むようにゴム製のダストカバーが設けられている。
この種のダストカバーにおいては、ショックアブソーバのバウンド時における過大な入力を緩衝的に制限するために、発泡ウレタン等の発泡弾性体からなるバウンドストッパ(バウンドバンパ−とも称される。)を内部に収容保持させる場合がある(下記特許文献1〜3参照)。
このような従来のバウンドストッパ付きダストカバーにおいて、ダストカバーは、下向きの嵌合凹所を有するストッパ保持部と、その下端外周縁から軸方向下方に一体に延設された薄肉筒状のカバー部とからなり、上記ストッパ保持部の嵌合凹所内にバウンドストッパの上端部が嵌合保持されることで構成されている。
特開平06−137357号公報 特開2000−104781号公報 特開2003−056634号公報
上記バウンドストッパ付きダストカバーにおいては、ショックアブソーバのバウンド時、上方に変位するアブソーバ本体によりバウンドストッパが圧縮されることで、ショックアブソーバの変位をバウンドストッパによって緩衝的に制限する。
しかしながら、上記従来のバウンドストッパ付きダストカバーであると、過大なバウンド荷重の入力時に、アブソーバ本体の変位によって軸方向に圧縮されるバウンドストッパが軸直角方向外方側に逃げるように変形し、上記本来の機能が損なわれることが判明した。すなわち、上記従来の構成において、バウンドストッパは、その上端部外周面がストッパ保持部の嵌合凹所の内周面によって嵌合保持されており、軸方向への抜け止めのための係止構造は設けられているものの、軸直角方向への変位を制限するための構造は設けられていない。そのため、従来の構成では、バウンドストッパが軸方向に圧縮されたとき、その軸直角方向外側への変位を制限することができず、バウンドストッパが外側に逃げることにより、ショックアブソーバの変位を制限するという機能が損なわれてしまう。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ショックアブソーバのバウンド時におけるバウンドストッパの軸直角方向外方側への逃げ変形を抑制して、ショックアブソーバの変位制限機能を高めることができるバウンドストッパ付きダストカバーを提供することを目的とする。
本発明に係るバウンドストッパ付きダストカバーは、車両のサスペンション機構におけるショックアブソーバのピストンロッドを取り囲むように配されるゴム状弾性体からなる筒状のダストカバーと、前記ダストカバー内に保持されて前記ピストンロッドに外挿される発泡弾性体からなる筒状のバウンドストッパとを備えてなるものである。前記ダストカバーは、下向きの装着凹所を持つ保持金具の当該装着凹所に装着されるものであって前記バウンドストッパの上端部を嵌合保持する嵌合凹所を有するストッパ保持部と、前記ストッパ保持部の下端外周縁から軸方向下方に一体に延設されて前記ピストンロッドを覆う薄肉筒状のカバー部とを備えてなる。また、前記ストッパ保持部は、下面で前記バウンドストッパの上面を受け止めるとともに外周面が前記装着凹所の内周面によって拘束された状態に嵌合保持される上壁部と、前記バウンドストッパの上端部外周面に外嵌して当該バウンドストッパを保持する周壁部とを備えてなり、前記上壁部と前記周壁部とにより前記嵌合凹所が形成される。そして、前記バウンドストッパの上面に、周方向に延びる第1凸条又は第1凹溝が設けられるとともに、前記バウンドストッパの上面に当接する前記ストッパ保持部の上壁部の下面に、前記第1凸条又は第1凹溝に嵌合することで前記バウンドストッパの軸直角方向における変位を制限する周方向に延びる第1凹溝又は第1凸条が設けられている。
本発明によれば、バウンドストッパの上面とこれに当接するストッパ保持部の上壁部の下面に、互いに嵌合することでバウンドストッパの軸直角方向における変位を制限する凹凸嵌合部としての第1凸条と第1凹溝を設けたので、ショックアブソーバのバウンド時、バウンドストッパが軸方向に圧縮されたときに、バウンドストッパが軸直角方向外方側に逃げるように変形することを防止することができる。特に、ストッパ保持部の上壁部は、保持金具の装着凹所の内周面に外周面が拘束された状態に嵌合保持されるものであり、すなわち、保持金具によって軸直角方向外方側への変形が規制された部分であるので、この上壁部の下面に上記凹凸嵌合部を設けたことにより、バウンドストッパの軸直角方向外方側への逃げ変形を効果的に抑制することができる。そのため、ショックアブソーバの変位制限機能を効果的に発揮することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るダストカバーについて図面を参照して説明する。図1は実施形態に係るバウンドストッパ12付きダストカバー10の断面図、図2は同ダストカバー10を自動車のサスペンション機構に組み込んだ状態を示す断面図である。
ダストカバー10は、円筒状をなすゴム製部材であり、ショックアブソーバ1のシリンダ2から上向きに突出したピストンロッド3の外周を取り囲むように当該ピストンロッド3に外挿されるものである。ダストカバー10は、その内部に、ピストンロッド3に外挿される発泡ウレタン製のバウンドストッパ12を収容保持している。ここで、上下方向は、ピストンロッド3の軸方向Xであり、図2中での上下方向である。車両搭載状態では、軸方向Xが鉛直線に対して傾いている場合もある。
ダストカバー10は、ピストンロッド3の先端部側に設けられた伏せ皿状の保持金具4に嵌め込まれた状態に装着される。保持金具4は、下向きに開かれた装着凹所5を備えており、この装着凹所5に下方からダストカバー10の上端部が嵌め込まれて装着される。装着凹所5は、その内周面5Aが上方(即ち、凹所の底に向かう方向)ほど漸次小径のテーパ面状に形成されている。
ダストカバー10は、バウンドストッパ12の上端部12Aを保持して上記装着凹所5に嵌め込まれて装着されるストッパ保持部14と、その下端外周縁から軸方向下方に一体に延設されて前記ピストンロッド3とともにシリンダ2の上端部を覆う薄肉円筒状のカバー部16とからなる。
ストッパ保持部14は、バウンドストッパ12の上端部12Aを嵌合保持するための下向きに開かれた嵌合凹所18を内側に備える。詳細には、図2,4に示すように、ストッパ保持部14は、外周面20Aが装着凹所5の内周面5Aによって拘束された状態に嵌合保持される厚肉中空円板状の上壁部20と、その下端外周縁から一体に延設された厚肉短円筒状の周壁部22とからなり、これら上壁部20と周壁部22とによりその内側に上記嵌合凹所18が形成されている。
ストッパ保持部14の上壁部20は、その下面20Bでバウンドストッパ12の上面12Bを受け止めるゴム部分であり、嵌合凹所18の底面を構成する。上壁部20の中央部には、ピストンロッド3が挿通される程度の小径の貫通穴24が設けられている。上壁部20の外周面20Aは、上記装着凹所5のテーパ面状の内周面5Aに対応して上方ほど漸次小径のテーパ面状に形成されており、これにより、装着凹所5に嵌め込まれるように構成されている。
ストッパ保持部14の周壁部22は、バウンドストッパ12の上端部外周面12Cに外嵌して当該バウンドストッパ12を保持するゴム部分であり、嵌合凹所18の内周面を構成する。周壁部22は、保持金具4の装着凹所5から下方にはみ出した部分であり、その外周面22Aは装着凹所5により拘束されていない。
周壁部22の内周面22Bは、図4に示すように、上壁部20の下面20Bから下方ほど逆テーパ状に広がる上側略半分の第1内周面部22B1と、軸方向Xに内径が一定のストレート筒状をなす下側略半分の第2内周面部22B2とからなる。周壁部22の内周面22Bには、軸直角方向Yで内向きに断面矩形状の抜け止め用凸条(第2凸条に相当)26が全周にわたって突設されており、詳細には、該抜け止め用凸条26は上記第2内周面部22B2に設けられている。
カバー部16は、上記周壁部22の下端外周縁から下向きに延設されており、軸方向Xの全体にわたって薄肉蛇腹状に形成されている。カバー部16の下端は下向きに開口した下端開口部28として形成されている。
ストッパ保持部14に保持されるバウンドストッパ12は、ピストンロッド3が挿入される中空部を持つ厚肉円筒状をなしており、外周面には周方向に延びる複数の凹部30が軸方向Xに離間して設けられるとともに、内周面にも周方向に延びる凹部32が設けられ、これらの凹部30,32が軸方向Xにおいて交互に配されている。なお、符号34は、バウンドストッパ12の下端部外周側に設けられた樹脂製の拘束リングである。
バウンドストッパ12を形成する発泡弾性体としての発泡ウレタンは、特に限定するものではないが、独泡率(独立気泡率)が65%以上であることが好ましく、また、密度が0.4〜0.8g/cmであることが好ましい。このような発泡弾性体を用いることにより、バウンドストッパ12の含水率を低くすることができ、耐久性を向上する上で有利である。
バウンドストッパ12の上端部12Aは、上記のように、ダストカバー10のストッパ保持部14によって保持される部分であり、図6に示すように、その下方のバウンドストッパ本体よりも外径が大きく形成されている。そして、その外周面12Cには、ストッパ保持部14の抜け止め用凸条26が嵌り込む断面矩形状の抜け止め用凹溝(第2凹溝に相当)36が全周にわたって設けられている。詳細には、上端部外周面12Cは、上記周壁部22の内周面22Bに対応して、テーパ状をなす上側略半分の第1外周面部12C1と、ストレート筒状をなす下側略半分の第2外周面部12C2とからなり、この第2外周面部12C2に抜け止め用凹溝36が設けられている。
バウンドストッパ12の上端部12Aは、ストッパ保持部14の嵌合凹所18に嵌め入れることで、図3に示すように上記抜け止め用凸条26と抜け止め用凹溝36とが嵌合し、これにより、図1に示すように、バウンドストッパ12は、その上端部12Aが嵌合凹所18内に保持され、そこから軸方向X下方に向かって突出した状態にて、ダストカバー10内に保持される。なお、符号38は、バウンドストッパ12の上端部12Aにおける周方向の複数箇所に設けられて軸方向Xに延びるエア抜き溝である。
このようにして嵌合保持されるバウンドストッパ12において、本実施形態のものでは、その上面(即ち、軸方向Xの上端面)12Bに、周方向C(図5参照)に延びる変位規制凸条(第1凸条に相当)40が設けられている。変位規制凸条40は、図6に示すように断面矩形状をなし、図5に示すように、周方向Cの2箇所の上記エア抜き溝38部分を除いて全周にわたり設けられている。
また、図4に示すように、バウンドストッパ12の上面12Bに当接するストッパ保持部14の上壁部20の下面20Bには、周方向Cに延びる変位規制凹溝(第1凹溝に相当)42が設けられている。図3に示すように、変位規制凹溝42は、上記変位規制凸条40に嵌合することでバウンドストッパ12の軸直角方向Yにおける変位を制限する凹溝であり、図4に示すように断面矩形状をなし、周方向Cの全周にわたって設けられている。
以上よりなるダストカバー10とバウンドストッパ12は、それぞれ別々に成形された後、バウンドストッパ12を、ダストカバー10の下端開口部28から挿入して、上端部のストッパ保持部14に嵌入して保持させる。これにより、バウンドストッパ12付きダストカバー10が組み立てられる。組み立てられたバウンドストッパ12付きダストカバー10は、図2に示すように、ショックアブソーバ1のピストンロッド3に外挿された状態に、車両に組み付けられる。なお、符号6は、ショックアブソーバ1の周りに設けられたコイルスプリングであり、保持金具4の外周部に設けられたスプリングシート7により上端が係止される。
このようにして組み付けられたダストカバー10によれば、車輪のバウンド時、ショックアブソーバ1のシリンダ2の上端面がバウンドストッパ12に当接し、バウンドストッパ12が圧縮変形することによって衝撃が吸収される。
ここにおいて、本実施形態であると、バウンドストッパ12の上面12Bとこれに当接するストッパ保持部14の上壁部20の下面20Bに変位規制凸条40と変位規制凹溝42を設け、両者を互いに嵌合することでバウンドストッパ12の軸直角方向Yにおける変位を制限するようにしたので、上記バウンドによりバウンドストッパ12が軸方向Xに圧縮されたときに、バウンドストッパ12が軸直角方向外方側Yo(図3参照)に逃げるように変形することを防止することができる。
この場合、特に、保持金具4の装着凹所5により外周面20Aが拘束された上壁部20に対して、バウンドストッパ12との間で変位規制効果を発揮する凹凸嵌合部40,42を設けたことが重要である。このように剛体で外周部が動けないように拘束された上壁部20の下面20Bに凹凸嵌合部40,42を設けたことにより、バウンドストッパ12の軸直角方向外方側Yoへの逃げ変形をより効果的に抑制することができる。しかも、このような逃げ変形抑制効果を安価な構造で達成することができる。以上より、ショックアブソーバ1の変位制限機能を極めて効果的に、かつ安価な構成で達成することができる。
また、本実施形態であると、ストッパ保持部14の上壁部20の外周面20Aとこれが嵌合する装着凹所5の内周面5Aが下向きに広がるテーパ面状に形成されているので、ストッパ保持部14を装着凹所5に嵌め入れやすく作業性に優れる。しかも、このような嵌め入れやすい構造でありながら、上記変位規制凸条40と凹溝42の嵌合により、バウンドストッパ12の軸直角方向外方側Yoへの逃げ変形を効果的に抑制することができる。
図7は、他の実施形態に係るバウンドストッパ12付きダストカバー50の断面図、図8はその要部拡大図である。この実施形態では、ストッパ保持部14の上壁部20の外周面20Aの形状とカバー部16の形状が上記実施形態とは異なる。
すなわち、この例では、ストッパ保持部14の上壁部20の外周面20Aは、上記実施形態のようにテーパ面状ではなく、周壁部22との境界部においてくびれ状をなすように周方向に延びる係止凹溝部52が設けられている。図8に示すように、保持金具4の装着凹所5は、上記係止凹溝部52に嵌り込むように、下端開口部5Bが軸直角方向内向きに絞り形状をなして形成されている。
また、図7に示すように、カバー部16は、上端部に設けられた蛇腹部16Aと、該蛇腹部16Aの下端から延設され軸方向Xの全長にわたって一定の外径を持つストレート筒部16Bとで構成されている。また、カバー部16の下端開口部28には、ダストの侵入防止効果を高めるために、径方向内方に突出する内フランジ状部54が設けられている。
その他の構成及び作用効果は、上記実施形態と同じである。図7,8中、図1〜6と同一符号を付した箇所は、同様の構成を有するものとして説明を省略する。
なお、上記の実施形態では、変位規制凸条40をバウンドストッパ12の上面12Bに設け、変位規制凹溝42をストッパ保持部14の上壁部20に設けたが、これとは逆に、バウンドストッパ12の上面12Bに変位規制凹溝42を設け、ストッパ保持部14の上壁部20に変位規制凸条40を設けてもよい。
また、上記の実施形態では、抜け止め用凸条26をストッパ保持部14の周壁部22に設け、抜け止め用凹溝36をバウンドストッパ12の上端部外周面12Cに設けたが、これとは逆に、ストッパ保持部14の周壁部22に抜け止め用凹溝36を設け、バウンドストッパ12の上端部外周面12Cに抜け止め用凸条26を設けてもよい。
本発明の一実施形態に係るバウンドストッパ付きダストカバーの断面図 同バウンドストッパ付きダストカバーを自動車のサスペンション機構に組み込んだ状態を示す断面図 同バウンドストッパ付きダストカバーの要部拡大断面図 同ダストカバーの要部拡大断面図 同バウンドストッパの平面図 同バウンドストッパの断面図(図5のVI−O−VI線断面図) 他の実施形態に係るバウンドストッパ付きダストカバーの断面図 他の実施形態のバウンドストッパ付きダストカバーの要部拡大断面図
符号の説明
1…ショックアブソーバ
3…ピストンロッド
4…保持金具
5…装着凹部、5A…内周面
10,50…ダストカバー
12…バウンドストッパ、12A…上端部、12B…上面、12C…上端部外周面
14…ストッパ保持部
16…カバー部
18…嵌合凹所
20…ストッパ保持部の上壁部、20A…外周面、20B…下面
22…ストッパ保持部の周壁部、22B…内周面
26…抜け止め用凸条(第2凸条)
36…抜け止め用凹溝(第2凹溝)
40…変位規制凸条(第1凸条)
42…変位規制凹溝(第1凹溝)
C…周方向
X…軸方向(上下方向)
Y…軸直角方向

Claims (4)

  1. 車両のサスペンション機構におけるショックアブソーバのピストンロッドを取り囲むように配されるゴム状弾性体からなる筒状のダストカバーと、前記ダストカバー内に保持されて前記ピストンロッドに外挿される発泡弾性体からなる筒状のバウンドストッパとを備えてなり、
    前記ダストカバーは、下向きの装着凹所を持つ保持金具の当該装着凹所に装着されるものであって前記バウンドストッパの上端部を嵌合保持する嵌合凹所を有するストッパ保持部と、前記ストッパ保持部の下端外周縁から軸方向下方に一体に延設されて前記ピストンロッドを覆う薄肉筒状のカバー部とを備えてなり、
    前記ストッパ保持部は、下面で前記バウンドストッパの上面を受け止めるとともに外周面が前記装着凹所の内周面によって拘束された状態に嵌合保持される上壁部と、前記バウンドストッパの上端部外周面に外嵌して当該バウンドストッパを保持する周壁部とを備えてなり、前記上壁部と前記周壁部とにより前記嵌合凹所が形成され、
    前記バウンドストッパの上面に、周方向に延びる第1凸条又は第1凹溝が設けられるとともに、前記バウンドストッパの上面に当接する前記ストッパ保持部の上壁部の下面に、前記第1凸条又は第1凹溝に嵌合することで前記バウンドストッパの軸直角方向における変位を制限する周方向に延びる第1凹溝又は第1凸条が設けられた、
    ことを特徴とするバウンドストッパ付きダストカバー。
  2. 前記バウンドストッパの上端部外周面に周方向に延びる第2凹溝又は第2凸条が設けられるとともに、前記ストッパ保持部の周壁部の内周面に前記第2凹溝又は第2凸条に嵌合することで前記バウンドストッパの上端部を前記嵌合凹所内に保持するための周方向に延びる第2凸条又は第2凹溝が設けられたことを特徴とする請求項1記載のバウンドストッパ付きダストカバー。
  3. 前記ストッパ保持部の前記上壁部の外周面が上方ほど漸次小径のテーパ面状に形成され、上方ほど漸次小径のテーパ面状の内周面を持つ前記装着凹所に嵌め込まれるよう構成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のバウンドストッパ付きダストカバー。
  4. 前記バウンドストッパの上面に前記第1凸条が設けられ、前記ストッパ保持部の上壁部の下面に前記第1凹溝が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のバウンドストッパ付きダストカバー。
JP2008164498A 2008-06-24 2008-06-24 バウンドストッパ付きダストカバー Pending JP2010007692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008164498A JP2010007692A (ja) 2008-06-24 2008-06-24 バウンドストッパ付きダストカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008164498A JP2010007692A (ja) 2008-06-24 2008-06-24 バウンドストッパ付きダストカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010007692A true JP2010007692A (ja) 2010-01-14

Family

ID=41588441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008164498A Pending JP2010007692A (ja) 2008-06-24 2008-06-24 バウンドストッパ付きダストカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010007692A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185755A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Tokai Rubber Ind Ltd ダストカバー組立体
JP2020173007A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 Toyo Tire株式会社 緩衝装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6177505A (ja) * 1984-09-26 1986-04-21 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd リバウンドバンパ
JPS61206835A (ja) * 1985-03-08 1986-09-13 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd バウンドバンパ−
JPS6260402U (ja) * 1985-10-07 1987-04-15
JPH0450525A (ja) * 1990-06-19 1992-02-19 Nissan Motor Co Ltd ショックアブソーバのバンパーラバー取付構造
JPH06229437A (ja) * 1993-01-29 1994-08-16 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 車両用サスペンションのバウンドバンパ
JP2001173709A (ja) * 1999-12-16 2001-06-26 Nissan Motor Co Ltd サスペンション装置のストラット上部支持用軸受組立体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6177505A (ja) * 1984-09-26 1986-04-21 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd リバウンドバンパ
JPS61206835A (ja) * 1985-03-08 1986-09-13 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd バウンドバンパ−
JPS6260402U (ja) * 1985-10-07 1987-04-15
JPH0450525A (ja) * 1990-06-19 1992-02-19 Nissan Motor Co Ltd ショックアブソーバのバンパーラバー取付構造
JPH06229437A (ja) * 1993-01-29 1994-08-16 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 車両用サスペンションのバウンドバンパ
JP2001173709A (ja) * 1999-12-16 2001-06-26 Nissan Motor Co Ltd サスペンション装置のストラット上部支持用軸受組立体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014185755A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Tokai Rubber Ind Ltd ダストカバー組立体
JP2020173007A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 Toyo Tire株式会社 緩衝装置
CN111810573A (zh) * 2019-04-12 2020-10-23 通伊欧轮胎株式会社 缓冲装置
JP7199292B2 (ja) 2019-04-12 2023-01-05 Toyo Tire株式会社 緩衝装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6435741B2 (ja) バンプストッパキャップ
US9022188B2 (en) Dust seal structure for shock absorber
JP6315147B2 (ja) ボールジョイント
EP2143972B1 (en) Bump stopper
JP5912621B2 (ja) 懸架装置およびダストカバーの保持部材
JP2007016972A (ja) スラスト軸受及び車両用サスペンション
JP2005256991A (ja) 油圧緩衝器
JP2006200558A (ja) 油圧緩衝器のリバウンド部材
JP2010007692A (ja) バウンドストッパ付きダストカバー
JP4367835B2 (ja) 油圧緩衝器の懸架ばね支持構造
JP2007132386A (ja) 防振装置
JP5426355B2 (ja) 油圧緩衝器
WO2018096814A1 (ja) バンプストッパ
JP4188270B2 (ja) 車両用懸架装置
JP4847138B2 (ja) バネガイド
JP2008309201A (ja) バウンドストッパ付きダストカバー
JP2006002796A (ja) 車両用サスペンション構造
JP5965274B2 (ja) 車体側パネルへのストラットロッドの取付構造
JP4609235B2 (ja) シャープペンシル
JP2001271864A (ja) バウンドストッパ
JP4555166B2 (ja) 形態保持構造
JP2005248972A (ja) 懸架装置
CN220248787U (zh) 汽车减震器用帽构件以及汽车减震器
JP7008471B2 (ja) 緩衝器
JPH06229437A (ja) 車両用サスペンションのバウンドバンパ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120403