JP2010003911A - トレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

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重典 相崎
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Abstract

【課題】トレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法において、トレンチ内に設けられたゲート電極の抵抗値を小さくする。
【解決手段】半導体層14に形成されたトレンチ18内を覆ってノンドープの第1のポリシリコン層20を形成し、その後、第1のポリシリコン層20に例えばN型の不純物を拡散する。次に、第1のポリシリコン層20を覆って、ノンドープの第2のポリシリコン層22を形成し、その後、第2のポリシリコン層22に、第1のポリシリコン層20に拡散したものと同じ不純物を、第1のポリシリコン層20と同じ不純物濃度となるよぅに拡散する。そして、第1のポリシリコン層20及び第2のポリシリコン層22をエッチングすることにより、トレンチ18内に埋め込まれたゲート電極を形成する。
【選択図】図10

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、特に、トレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法に関する。
DMOSトランジスタは、二重拡散されたMOS電界効果型トランジスタであり、電源回路やドライバー回路等の電力用半導体素子として用いられている。DMOSトランジスタの一種として、トレンチゲート型トランジスタが知られている。トレンチゲート型トランジスタは、半導体基板の表面に形成された半導体層に形成される。その半導体層にはトレンチが設けられており、トレンチ内にはゲート絶縁膜を介してポリシリコン等からなるゲート電極が埋め込まれている。
以下に、このゲート電極の形成方法の一例について説明する。図13に示すように、まず、例えばN−型の半導体層114の表面にP型のボディ層116を形成し、ボディ層116の表面から半導体層114の厚さ方向の途中に至る領域にトレンチ118を形成する。そのトレンチ118内からその外側には、ゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜119を形成する。
次に、トレンチ118内を含むシリコン酸化膜119を覆って、ポリシリコン層120を形成し、その後、ポリシリコン層120に、その表面から例えばN型の不純物を拡散する。その後、ポリシリコン層120をエッチングして、これをゲート電極とする。さらに、トレンチ118の外側でボディ層116の表面にソース層(不図示)を形成する
なお、トレンチゲート型トランジスタについては、特許文献1に記載されている。
特開2003−158092号公報
しかしながら、上述の製造方法においては、不純物はトレンチ118のポリシリコン層120の中に均一には拡散されない。つまり、トレンチ118内において、底部のポリシリコン層120の不純物濃度は、上部のポリシリコン層120の不純物濃度に比べて低くなり、ポリシリコン層120からなるゲート電極の抵抗値が所望の値よりも高くなるという問題があった。また、ポリシリコン層120の底部の不純物濃度が低くなると、その部分が空乏化して、トランジスタ特性に悪影響を及ぼすおそれもあった。
本発明のトレンチゲート型トランジスタの製造方法は、半導体層の表面にトレンチを形成する工程と、トレンチを覆ってゲート絶縁膜を形成する工程と、ゲート絶縁膜で覆われたトレンチの中に、第1のシリコン層を形成する工程と、第1のシリコン層の中に、その表面から不純物を拡散する工程と、トレンチの中に、第1のシリコン層を覆って、第2のシリコン層を形成する工程と、第2のシリコン層の中に、その表面から不純物を拡散する工程と、第1のシリコン層及び第2のシリコン層をエッチングすることによりトレンチの中に埋め込まれたゲート電極を形成する工程と、を備え、第1のシリコン層の中に拡散された不純物の濃度と第2のシリコン層の中に拡散された不純物の濃度は同じであることを特徴とする。
また、本発明のトレンチゲート型トランジスタは、半導体層と、半導体層の表面に形成されたトレンチと、トレンチを覆うゲート絶縁膜と、トレンチの中にゲート絶縁膜を介して形成され、不純物が拡散された第1のシリコン層と、第1のシリコン層の表面を覆う自然酸化膜と、トレンチの中で自然化膜を介して第1のシリコン層上に積層され、不純物が拡散された第2のシリコン層と、を備え、第1のシリコン層の中に拡散された不純物の濃度と第2のシリコン層の中に拡散された不純物の濃度は同じであり、第1のシリコン層及び第2のシリコン層をゲート電極とすることを特徴とする。
本発明のトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法によれば、トレンチ内に設けられたゲート電極の抵抗値を低くすることができる。また、ゲート電極の底部が空乏化してトランジスタ特性に悪影響を及ぼすことを防止できる。
以下に、本発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図11は、本実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。図4、図6、図8、及び図11は、それぞれ、図3、図5、図7、及び図10のトレンチ18の近傍を示す部分拡大図である。
図1に示すように、まず、P−型の単結晶シリコンからなる半導体基板10の表面であって、トレンチゲート型トレンジスタを形成する領域に、N型不純物、例えばアンチモン(Sb)を含む拡散ソースを塗布し、熱拡散処理を行うことにより、N+型の埋め込み層12を形成する。次に、半導体基板10の表面であって、素子分離層を形成する領域に、P型不純物、例えばボロン(B)をイオン注入することにより、第1の素子分離層13Aを形成する。
次に、埋め込み層12を含む半導体基板10の表面に、単結晶シリコンからなるN−型の半導体層14をエピタキシャル成長させる。このとき、第1の素子分離層13A及び埋め込み層12は、半導体層14の中に拡散される。その後、熱酸化処理を行うことによって半導体層14の表面に、シリコン酸化膜15を形成する。次に、半導体層14の表面であって、第2の素子分離層13Bを形成する領域にP型不純物、例えばボロン(B)をイオン注入することにより、第2の素子分離層13Bを形成する。
次に、半導体層14の表面であって、P型のボディ層16を形成する領域に、P型不純物、例えばボロン(B)をイオン注入して、かつ拡散することにより、P型のボディ層16を形成する。さらに、第2の素子分離層13B上にLOCOS層13Cを形成してもよい。これらの第1の素子分離層13A、第2の素子分離層13B、及びLOCOS層13Cは、1つの素子分離層として機能する。
次に、図2に示すように、ボディ層16の表面から半導体層14の厚さ方向の途中に到達するトレンチ18を形成する。トレンチ18の深さは、好ましくは約1000nmである。このトレンチ18は、開口部を有した不図示のレジスト層をマスクとして、ボディ層16及び半導体層14の一部をエッチングすることにより形成される。
その後、熱酸化処理を行うことによって、トレンチ18内を含む半導体層14及びボディ層16の各表面に、ゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜19を形成する。以降、これより前の工程で形成されたシリコン酸化膜15と本工程で形成されたシリコン酸化膜19を合わせて、1つのシリコン酸化膜19として図示する。なお、シリコン酸化膜15はトレンチ18形成前に除去されることもある。
次に、図3に示すように、LPCVD法により、トレンチ18内を含むシリコン酸化膜19上を覆って、ノンドープの第1のポリシリコン層20を形成する。このとき形成されるノンドープの第1のポリシリコン層20の膜厚は、好ましくは約150nm〜200nmである。また、第1のポリシリコン層20は、トレンチ18の側壁から底部を覆っているが、トレンチ18を完全に埋めるものではなく、トレンチ18内において窪みを有して形成される。
その後、半導体基板10及びその上層の各層からなる積層体を拡散炉(不図示)内に載置し、その拡散炉内に、例えば窒素(N)及び酸素(O)をキャリアガスとしてオキシ塩化リン(POCl)を導入し、好ましくは、約850℃〜900℃で30分程度の拡散処理を行う。
その際、オキシ塩化リンに含まれるリン(P)と第1のポリシリコン層20に含まれるシリコン(Si)が反応することにより、第1のポリシリコン層20の表面には、リンガラス膜(不図示)が形成される。そして、そのリンガラス膜に含まれるリン(P)が、N型の不純物として、第1のポリシリコン層20の中に拡散される。
このように、本実施形態においては、まず、ノンドープの第1のポリシリコン層20をLPCVD法で形成し、その後、不純物を拡散しているので、トレンチ18の段差による第1のポリシリコン層20のステップカバレージを良好に保つことができる。
次に、半導体基板10を含む上記積層体を拡散炉内から取り出し、第1のポリシリコン層20の表面に形成されたリンガラスをエッチングして除去する。すると、図4に示すように、露出された第1のポリシリコン層20の表面には、大気と触れ合うことにより、約1nm〜3nmの膜厚を有した自然酸化膜21が形成される。なお、説明の便宜上、図3では自然酸化膜21の図示を省略している。
次に、図5及び図6に示すように、第1のポリシリコン層20上に、自然酸化膜21の表面を覆って、ノンドープの第2のポリシリコン層22を形成する。このとき形成されるノンドープの第2のポリシリコン層22の膜厚は、好ましくは約150nm〜200nmである。また、第2のポリシリコン層22は、トレンチ18における第1のポリシリコン層20の窪みを埋めると共に、トレンチ18の外側に延びて形成される。
その後、半導体基板10及びその上層の各層からなる積層体を拡散炉(不図示)内に載置し、その拡散炉内に、例えば窒素(N)及び酸素(O)をキャリアガスとしてオキシ塩化リン(POCl)を導入し、好ましくは、約850℃〜900℃で30分程度の拡散処理を行う。即ち、この拡散処理の条件は、上述した第1のポリシリコン層20に対する拡散処理の条件と同じである。
これにより、第1のポリシリコン層20における上記拡散処理と同様に、第2のポリシリコン層22の表面には、リンガラス膜(不図示)が形成される。そして、そのリンガラス膜に含まれるリン(P)が、第1のポリシリコン層20に拡散されたものと同じN型の不純物として、第2のポリシリコン層22の中に拡散される。この拡散処理により、第2のポリシリコン層22の不純物濃度は、第1のポリシリコン層20と同じ不純物濃度となる。
なお、上記2つの拡散処理が、第1のポリシリコン層20の不純物濃度と第2のポリシリコン層22の不純物濃度が同じになるように行われる限り、第1のポリシリコン層20の膜厚と第2のポリシリコン層22の膜厚は、同じであってもよいし、異なるものであってもよい。
次に、半導体基板10を含む積層体を拡散炉内から取り出し、第2のポリシリコン層22の表面に形成されたリンガラスをエッチングして除去する。この場合にも、第1のポリシリコン層20上の自然酸化膜の除去と同様に、露出された第2のポリシリコン層22の表面には、大気と触れ合うことにより、約1nm〜3nmの膜厚を有した自然酸化膜が形成される。この第2のポリシリコン層22の表面に形成される自然酸化膜の図示については省略する。
次に、図7に示すように、第1のポリシリコン層20、自然酸化膜21、及び第2のポリシリコン層22を、シリコン酸化膜19が残留するように、ボディ層16の表面近傍までエッチングする。これにより、第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22の積層体からなり、トレンチ18の中に埋め込まれたゲート電極を形成する。このとき用いられるエッチングガスは、例えば臭化水素(HBr)と酸素(O)の混合ガスである。その他のエッチング条件、例えば圧力やパワー等は、エッチング装置に応じて異なる。
この工程では、まず、第2のポリシリコン層22がエッチングされ、次に、自然酸化膜21がエッチングされ、さらに、第1のポリシリコン層20及び第2のポリシリコン層22がエッチングされる。その際、自然酸化膜21は、第2のポリシリコン層22よりも遅くエッチングされるため、トレンチ18内で第1のポリシリコン層20の窪みを覆う第2のポリシリコン層22は、第1のポリシリコン層20よりも速くエッチングされる。即ち、図8に示すように、トレンチ18内において、第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22の間に若干の段差が生じる。
ただし、この段差は、第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22の不純物濃度が異なる場合に生じる同様の段差(不図示)と比べると、小さい段差となっている。即ち、第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22の不純物濃度が異なる場合、同一のエッチング条件でエッチングを行うと、第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22のいずれか一方が速くエッチングされてしまう。そのため、トレンチ18内で第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22に生じる段差が大きくなる。
これに対して本実施形態では、上記のように、第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22の不純物濃度が同じであることから、同一のエッチング条件によって、第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22を同じ速さでエッチングすることができ、上記段差を最小限に止めることができる。
なお、上記ゲート電極を形成するエッチングでは、ゲート電極を構成する第2のポリシリコン層22は、各トレンチ18の内側から外側に延びて互いに接続されるように、不図示のマスクを介してパターニングされることが好ましい。
ところで、第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22の間に介在する自然酸化膜21は、極めて薄いため、僅かな絶縁性を有するものの、実質的には第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22を絶縁することはない。そのため、トレンチ18内における第1のポリシリコン層20、自然酸化膜21、及び第2のポリシリコン層22からなる積層体は、ゲート電極として十分に機能する。
次に、図9に示すように、ボディ層16の表面であって、N+型のソース層23を形成する領域に、ボディ層16の厚さ方向の途中まで、N型不純物、例えばヒ素(As)をイオン注入することにより、N+型のソース層23を形成する。これにより、ボディ層16とソース層23との二重拡散構造が得られる。
次に、図10及び図11に示すように、シリコン酸化膜19、トレンチ18内の第1のポリシリコン層20及び第2のポリシリコン層22、及びトレンチ18の外側に延びる第2のポリシリコン層22を覆って、層間絶縁膜24を形成する。
さらに、好ましくはトレンチ18の外側で互いに接続された第2のポリシリコン層22上において、層間絶縁膜25の表面上に、不図示の開口部を通して第2のポリシリコン層22と接続する不図示の配線を形成する。
次に、ボディ層16の形成されていない領域において、層間絶縁膜24の表面から埋め込み層12に到達するドレイン引き出し用トレンチ(不図示)を形成する。その後、層間絶縁膜14の表面上に、ドレイン引き出し用トレンチ内を通して埋め込み層12と接続するドレイン電極(不図示)を形成する。
なお、トレンチ18内に埋め込まれた第1のポリシリコン層20と第2のポリシリコン層22の積層体からなるゲート電極、及びソース層23との配置は、図12の平面図のようになる。図12のX−X線に沿った断面は、図1乃至図11の断面図に対応している。
こうして完成したトレンチゲート型トランジスタによれば、トレンチ18内に設けられたゲート電極の抵抗値を低くすることができる。また、ゲート電極の底部が空乏化してトランジスタ特性に悪影響を及ぼすことを防止できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更が可能であることは言うまでもない。例えば、本発明は、上記実施形態において、第1のポリシリコン層20及び第2のポリシリコン層22に替えて、それ以外の2層のシリコン層、例えば第1のアモルファスシリコン層及び第2のアモルファスシリコン層が形成された場合にも適用可能である。さらに、上記実施形態では、半導体基板10は単結晶シリコン基板であり、半導体層14も単結晶シリコンで形成されているが、本発明は、半導体基板10、半導体層14が他の半導体材料である場合にも適用可能である。
また、本発明は、上記実施形態において、半導体基板10、埋め込み層12、半導体層14、ボディ層16、ソース層23の各導電型を逆導電型に変更した場合についても適用可能である。また、本発明は、トレンチゲート型のIGBTなどのデバイスにも適用可能である。
さらに、上記実施形態においては、第1のポリシリコン層20及び第2のポリシリコン層22に不純物を拡散するにあたって、オキシ塩化リン(POCl)を拡散源として用いているが、その他の拡散方法、イオン注入法、イオン注入と拡散の組合せを用いることもできる。
さらにまた、上記実施形態においては、ポリシリコン層を2回に分けて形成しているが、3回以上に分けて形成しても良い。
本発明の実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。 図3のトレンチ近傍を示す部分拡大図である。 本発明の実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。 図5のトレンチ近傍を示す部分拡大図である。 本発明の実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。 図7のトレンチ近傍を示す部分拡大図である。 本発明の実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。 本発明の実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。 図10のトレンチ近傍を示す部分拡大図である。 本発明の実施形態によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する平面図である。 従来例によるトレンチゲート型トランジスタ及びその製造方法を説明する断面図である。
符号の説明
10 半導体基板 12 埋め込み層
13A 第1の素子分離層 13B 第2の素子分離層
13C LOCOS層 14,114 半導体層
15,19,119 シリコン酸化膜 16,116 ボディ層
18,118 トレンチ 20 第1のポリシリコン層
21 自然酸化膜 22 第2のポリシリコン層
23 ソース層 24 層間絶縁膜
120 ポリシリコン層

Claims (7)

  1. 半導体層の表面にトレンチを形成する工程と、
    前記トレンチを覆ってゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜で覆われた前記トレンチの中に、第1のシリコン層を形成する工程と、
    前記第1のシリコン層の中に、その表面から不純物を拡散する工程と、
    前記トレンチの中に、前記第1のシリコン層を覆って、第2のシリコン層を形成する工程と、
    前記第2のシリコン層の中に、その表面から不純物を拡散する工程と、
    前記第1のシリコン層及び前記第2のシリコン層をエッチングすることにより前記トレンチの中に埋め込まれたゲート電極を形成する工程と、を備え、
    前記第1のシリコン層の中に拡散された不純物の濃度と前記第2のシリコン層の中に拡散された不純物の濃度は同じであることを特徴とするトレンチゲート型トランジスタの製造方法。
  2. 前記第1のシリコン層及び前記第2のシリコン層をエッチングすることにより前記トレンチの中に埋め込まれたゲート電極を形成する工程において、前記第1のシリコン層及び前記第2のシリコン層に対するエッチング条件が同じであることを特徴とする請求項1に記載のトレンチゲート型トランジスタの製造方法。
  3. 前記第1のシリコン層及び前記第2のシリコン層の中に各不純物を拡散する工程は、オキシ塩化リンを拡散源とする拡散工程であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトレンチゲート型トランジスタの製造方法。
  4. 前記第1のシリコン層と前記第2のシリコン層との間に自然酸化膜が形成されており、前記第1のシリコン層、前記第2のシリコン層、及び前記自然酸化膜を連続的にエッチングする工程を含むことを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記載のトレンチゲート型トランジスタの製造方法。
  5. 前記第1のシリコン層と前記第2のシリコン層との間に自然酸化膜が形成されており、前記第1のシリコン層、前記第2のシリコン層、及び前記自然酸化膜を同時にエッチングする工程を含むことを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれかに記載のトレンチゲート型トランジスタの製造方法。
  6. 半導体層と、
    前記半導体層の表面に形成されたトレンチと、
    前記トレンチを覆うゲート絶縁膜と、
    前記トレンチの中に前記ゲート絶縁膜を介して形成され、不純物が拡散された第1のシリコン層と、
    前記第1のシリコン層の表面を覆う自然酸化膜と、
    前記トレンチの中で前記自然化膜を介して前記第1のシリコン層上に積層され、不純物が拡散された第2のシリコン層と、を備え、
    前記第1のシリコン層の中に拡散された不純物の濃度と前記第2のシリコン層の中に拡散された不純物の濃度は同じであり、前記第1のシリコン層及び前記第2のシリコン層をゲート電極とすることを特徴とするトレンチゲート型トランジスタ。
  7. 前記不純物は、リンであることを特徴とする請求項6に記載のトレンチゲート型トランジスタ。
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