JP2009541649A5

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Publication number: JP2009541649A5
Application number: JP2009517076A
Authority: JP
Filing date: 2007-06-04
Publication date: 2010-08-05
Anticipated expiration: 2027-06-04

Claims

内燃機関（１０）用の点火装置の作動方法であって、
当該点火装置は、
レーザ装置（２６）と、
ポンピング光源（３０）とを有しており、
前記レーザ装置は、受動的なＱスイッチ（４６）を備えたレーザ活性固体（４４）並びに、当該受動的なＱスイッチ（４６）の後に配置されている光学的な増幅器（７０）を有しており、燃焼室（１４）内への放射のためにレーザパルス（２４）を生成し、
前記ポンピング光源（３０）は、ポンピング光（６０）をレーザ装置（２６）のレーザ活性固体（４４）と光学的な増幅器（７０）のために供給する形式の方法において、
前記ポンピング光（６０）の波長を変えることによって、前記レーザパルス（２４）のエネルギーを制御する、
ことを特徴とする、内燃機関用の点火装置の作動方法。
前記光学的な増幅器（７０）に、レーザ活性固体（４４）または受動的なＱスイッチ（４６）を通過する、ポンピング光源（３０）のポンピング光のみを供給する、請求項１記載の方法。
ポンピング光源（３０）として半導体レーザダイオードを使用し、前記半導体レーザダイオードの温度を調整することによって、前記ポンピング光（６０）の波長を変える、請求項１または２記載の方法。
可能な最大エネルギーを有するレーザパルス（２４）を生成して、前記レーザ装置（２６）の燃焼室窓を清掃する、請求項１から３までのいずれか１項記載の方法。
可能な最大エネルギーを有するレーザパルス（２４）を周期的に生成して、前記レーザ装置（２６）の燃焼室窓を清掃する、請求項１から４までのいずれか１項記載の方法。
前記可能な最大エネルギーを有するレーザパルス（２４）を、今後の動作周期のための点火可能な空気／燃料混合気が燃焼室（１４）内に存在しない場合にのみ生成する、請求項４または５記載の方法。
前記レーザパルス（２４）のエネルギーを、内燃機関（１０）の動作状態に依存して調整する、請求項１から６までのいずれか１項記載の方法。
内燃機関用の点火装置（１０）であって、
レーザ装置（２６）と、
ポンピング光源（３０）とを有しており、
前記レーザ装置は、受動的なＱスイッチ（４６）を備えたレーザ活性固体（４４）並びに、当該受動的なＱスイッチ（４６）の後に配置されている光学的な増幅器（７０）を有しており、燃焼室（１４）内への放射のためにレーザパルス（２４）を生成し、
前記ポンピング光源（３０）は、ポンピング光（６０）をレーザ装置（２６）のレーザ活性固体（４４）と光学的な増幅器（７０）のために供給する形式のものにおいて、
前記ポンピング光（６０）の波長が変えられることによって、前記レーザパルス（２４）のエネルギーが制御される、
ことを特徴とする、内燃機関の点火装置。
前記光学的な増幅器（７０）は前記ポンピング光源（３０）に関して前記レーザ活性固体（４４）ないしはそのＱスイッチ（４６）後に配置され、
当該光学的な増幅器には、レーザ活性固体（４４）または受動的なＱスイッチ（４６）を通過する、ポンピング光源（３０）のポンピング光のみが供給される、請求項８記載の点火装置。
前記ポンピング光（６０）の放射方向に沿った前記レーザ活性固体（４４）または受動的なＱスイッチ（４６）の長さは、前記ポンピング光（６０）の使用されている波長の少なくとも一部に対する前記ポンピング光（６０）が、前記レーザ活性固体（４４）または受動的なＱスイッチ（４６）において既に完全に吸収されないように選択されている、請求項９記載の装置。