JP2009539281A - クロック復元装置およびクロック復元方法 - Google Patents

クロック復元装置およびクロック復元方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009539281A
JP2009539281A JP2009512398A JP2009512398A JP2009539281A JP 2009539281 A JP2009539281 A JP 2009539281A JP 2009512398 A JP2009512398 A JP 2009512398A JP 2009512398 A JP2009512398 A JP 2009512398A JP 2009539281 A JP2009539281 A JP 2009539281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
signal
pulse
output
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009512398A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5027876B2 (ja
Inventor
ホッホライトナー、ヨーゼフ
カール、ハラルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2009539281A publication Critical patent/JP2009539281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5027876B2 publication Critical patent/JP5027876B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/027Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information extracting the synchronising or clock signal from the received signal spectrum, e.g. by using a resonant or bandpass circuit
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/027Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information extracting the synchronising or clock signal from the received signal spectrum, e.g. by using a resonant or bandpass circuit
    • H04L7/0276Self-sustaining, e.g. by tuned delay line and a feedback path to a logical gate

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

本発明は、とりわけ、ディジタルデータ信(DATA)を供給するためのディジタルデータ信号入力(E10)と、復元クロック信号(Q0)を出力するためのクロック出力(T10)とを有し、ディジタルデータ信号が予め定められた公称クロック周波数(fn)を有するクロック復元装置に関する。本発明によれば、クロック復元装置がディジタル回路によって構成されている。

Description

本発明は、予め定められた公称クロック周波数を有するディジタルデータ信号を供給するためのディジタルデータ信号入力と、復元されたクロック信号(復元クロック信号)を出力するためのクロック出力とを有するクロック復元装置に関する。
周知のように、現代の同期通信プロトコルは、物理的な伝送層において、しばしば4B/5Bまたは8B/10Bコーディングに基づくラインコーディングもしくはデータコーディングを使用する。この場合に、コーディングモジュールにおいて、データおよびクロックが唯一のビットストリームに統合され、しかる後に、例えば無線電信装置または光ファイバのような伝送媒体を介して送出される。コーディングの枠内において、4Bもしくは8Bのデータ信号が他のビットの付加によって5もしくは10ビット幅のデータ符号へ拡張される。このような他のビットの付加によって、送出信号の直流分相殺が保証されると共に、付加的にビットストリームにおける十分な回数のビット変化もしくはエッジ変化が保証される。しかる後にデータ符号が公知の方法にしたがって再び元のデータ単位、したがって4ビットもしくは8ビットデータ信号にデコードされる。
受信されたデータビットストリームからのクロック信号の復元は、周知のように、アナログの位相調節回路、一般にはPLL位相調節回路の助けにより行なわれる。これらのアナログのPLL位相調節回路の場合には、制御可能なクロック発生器のクロックエッジがデータ信号エッジに一致するまで、クロック発生器の周波数および位相が変化させられる。しかる後に、入力側に印加されるデータビットストリームが、そのようにして発生されたクロックによりサンプリングされ、まさにこのクロックの助けを借りてデコードされる。しかしながら、クロックの発生のために必要な位相調節回路は、高コストの非常に特殊なアナログ回路を必要とする。
そこで、本発明の課題は、従来のクロック復元装置よりも低コストにて実現することができるクロック復元装置を提供することにある。
この課題は、本発明によれば、請求項1による特徴を有するクロック復元装置によって解決される。本発明によるクロック復元装置の有利な構成は従属請求項に示されている。
それにしたがって、本発明によれば、クロック復元装置がディジタル回路によって構成されている。
本発明によるクロック復元装置の主要な利点は、このクロック復元装置がアナログの構成要素の助けを借りることなしに構成可能であり、したがって、例えば専ら、例えばFPGAモジュール(FPGA:自由にプログラム可能なゲートアレイ)またはASICモジュールのような標準論理モジュールを用いて実現可能であることにある。
クロック復元装置が、データ信号の少なくとも1つの予め定められた信号変化型の信号変化を検出し、かつ各信号変化時にそ都度1つのパルスを発生する信号変化検出装置を有するならば、特に簡単に、したがって有利にこのようなクロック復元装置を構成することができる。信号変化検出装置は、例えば論理「0」から論理「1」への信号変化、またはその代わりの論理「1」から論理「0」への信号変化を検出するとよい。代替として、信号変化検出装置は両種類の信号変化、すなわち0から1への変化およびその逆の変化を検出するように構成することもできる。
クロック復元装置が、更に、データ信号の公称クロック周波数にて補助パルスを発生する補助パルス発生装置を有するとよい。信号変化検出装置および補助パルス発生装置に接続されている出力装置は、パルスの存在時ならびに補助パルスの存在時にその都度1つの出力パルスを形成し、そのように形成された出力パルスにより復元クロック信号を発生するように構成されているとよい。
復元クロック信号の位相位置がディジタルデータ信号の位相位置にできるだけ高速にマッチングすることに関して、補助パルス発生装置は入力側において出力装置の出力に接続され、補助パルスの発生が時間的に復元クロック信号の信号変化によって制御される、特にトリガされるもしくは開始されるように構成されているならば有利である。
補助パルス発生装置が、例えば、復元されたクロック信号(復元クロック信号)の各出力パルスに基づいて、しかも公称クロック周波数に相当する1つの周期の経過後にその都度1つの補助パルスを発生するように構成されているとよい。
クロック復元装置が、データ信号の公称クロック周波数の予め定められた複数倍である発生器周波数を持つ自走クロック発生器を含むとよい。
予め定められた複数倍が、例えば整数複数倍であり、かつ少なくとも3であるとよい。
信号変化検出装置が、クロック発生器の出力信号を与えられ、データ信号の信号変化を発生器周波数によるオーバーサンプリングによって検出すると有利である。
出力装置はフリップフロップ、特にDフリップフロップによって特に簡単に、したがって有利に構成することができる。
フリップフロップが、補助パルス発生装置と一緒に、2進法により少なくとも予め定められた複数倍まで計数することができる2進カウンタを形成するとよい。予め定められた複数倍が例えば3である場合、2進カウンタは例えば2つのDフリップフロップと1つのANDゲートとで構成可能であり、2つのDフリップフロップのうちの1つが出力装置を構成する。
クロック復元装置のディジタル回路が専らディジタルゲートまたはフリップフロップによって構成されるとよい。なぜならば、この種の構成要素は、標準FPGAモジュール内に、またはASICモジュールのような類似の構成要素の中に存在しているからである。
更に、予め定められた公称クロック周波数を有するディジタルデータ信号から復元クロック信号を発生する方法は独立した発明と見なされる。
このような方法を特に簡単にかつ低コストにて実施することができるようにするために、本発明によれば、クロック復元がディジタル手段のみで行なわれる。
この方法の有利な実施態様によれば、公称クロック周波数の整数複数倍に一致する発生器周波数によりデータ信号がサンプリングされ、データ信号の少なくとも1つの予め定められた信号変化型の信号変化が検出される。各検出された信号変化時に1つのパルスが発生される。更に、データ信号の公称クロック周波数にて補助パルスが発生され、パルスの存在時または補助パルスの存在時にそれぞれ1つの出力パルスが形成される。そのように形成された出力パルスにより復元クロック信号が発生される。
以下において実施例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図面において模範的に、
図1は本発明による方法も模範的に説明される本発明によるクロック復元装置の実施例を示し、
図2は復元されたクロック信号が時間的に延長された出力パルスを有する模範例について図1によるクロック復元装置において発生する信号経過を示し、
図3は復元されたクロック信号が時間的に短縮されたパルス間隔を有する模範例について図1によるクロック復元装置において発生する信号経過を示し、
図4は図1によるクロック復元装置のためのデータ信号のデータパケットの構成を模範的に示す。
図1ないし図4においては、同一または同等の構成要素または信号に関して常に同一の参照符号が使用される。更に、個々のケースにおいて異なることが示されていないかぎり、模範的に全てのサンプリングが正のクロックエッジで行なわれることが仮定されている。
図1にはクロック復元装置10の実施例が示されている。クロック復元装置10はディジタルデータ信号入力E10に信号変化検出装置20を有する。信号変化検出装置20にはディジタルの、例えば同期データ信号DATAが供給される。信号変化検出装置20は入力側にDフリップフロップ30を備え、このDフリップフロップ30のD信号入力にデータ信号DATAが入力される。Dフリップフロップ30のクロック入力T30は自走クロック発生器40に接続されている。自走クロック発生器40は出力側に発生器周波数ftを有するクロック信号Tを発生する。
発生器周波数ftは、例えばデータ信号DATAの公称クロック周波数fnの整数複数倍に一致するように選ばれている。以下においては、模範的にデータ信号DATAの公称クロック周波数fnがfn=125MHzであることが仮定されているので、発生器周波数ftは3なる倍数の場合にはそれに応じてft=375MHzの値を有する。
fn=125MHzなる公称クロック周波数は、例えば高速イーサネット100BaseFX規格において伝送されるデータ信号において発生する。高速イーサネット100BaseFX規格は一般に毎秒100メガビットのデータ転送速度で動作するので、4B/5Bコーディングの場合に、125メガボーのラインコーディングもしくは通信速度もしくは125MHzの相応のクロック周波数が発生する。
Dフリップフロップ30の出力側には他のDフリップフロップ45が接続され、このDフリップフロップ45のクロック入力T45が同様に自走クロック発生器40に接続されている。他のDフリップフロップ45の反転出力/Qは、AND素子50の一方の入力E50aに接続されている。このAND素子50の他方の入力E50bはDフリップフロップ30の出力Qに接続されている。したがって、AND素子50の両入力E50a,E50bには、他のDフリップフロップ45の出力側に形成された信号「Data Del.」ならびにDフリップフロップ30の出力信号「Data Sync.」が入力される。
AND素子50の出力信号は図1においては参照符号P1で示されている。これは信号変化検出装置20の出力A20に与えられ、したがってOR素子60の一方の入力E60aに供給される。OR素子60の他方の入力E60bは補助パルス発生装置70の補助パルスP2を入力される。
補助パルス発生装置70は入力側にDフリップフロップ80を有し、このDフリップフロップ80の後にはAND素子90が接続されている。AND素子90の出力は、OR素子60の他方の入力E60bに達する補助パルスP2を発生する。
Dフリップフロップ80のクロック入力T80は自走クロック発生器40に接続されている。Dフリップフロップ80のD信号入力D80は、出力装置を形成するDフリップフロップ100のQ出力に接続されている。Dフリップフロップ100のクロック入力T100は自走クロック発生器40に接続され、Dフリップフロップ100のD入力はOR素子60の出力A60に接続されている。
図1においては更に検出されるように、クロック復元装置10に更にサンプリング装置200が接続されている。サンプリング装置200は、信号変化検出装置20の他のDフリップフロップ45によって形成された遅延データ信号「Data Del.」を、クロック復元装置10のクロック出力T10に与えられる「復元された」クロック信号Q0により、しかもその立下りエッジにより、サンプリングする。代替として、フリップフロップ100の反転信号/Q0をサンプリングのために正のエッジを用いて使用することもできる。この場合にフリップフロップ200のクロック入力の手前におけるインバータ210は不要である。
更に、次になおも詳しく説明するように、補助パルス発生装置70のDフリップフロップ80およびAND素子90とDフリップフロップ100とが共通の1つのカウンタを構成し、このカウンタは2進法の3つのカウント値をとる。すなわち、両フリップフロップ80,100の/Q出力において、2進法のカウント値「11」,「10」,「01」をとり、そして両フリップフロップ80,100のQ出力において、2進法のカウント値「00」、「10」,「01」をとる。
以下において、図1によるクロック復元装置10の動作態様を図2および図3に基づいて詳細に説明する。
図2において、自走クロック発生器40のクロック信号Tが検出され、このクロック信号Tはクロック周波数ft=375MHzを有する。クロック信号Tの下側に、ここでは模範的にのみ理解すべきである経過を有するデータ信号DATAが示されている。データ信号DATAは、例えばイーサネット互換フォーマットにて伝送される4B/5Bコード化信号であってよい。
データ信号DATAは信号変化検出装置20のDフリップフロップ30に到達し、Dフリップフロップ30は出力側にほんの僅かに遅延されたデータ信号「Data Sync」を発生する。信号「Data Sync」は他のDフリップフロップ40に供給され、Dフリップフロップ40は出力側に更に遥かに遅延された信号、すなわち信号「Data Del.」を形成する(Delは、Delayed、すなわち遅延されていることを意味する)。
両信号「Data Del.」および「Data Sync」を用いてAND素子50が出力側にパルスP1を形成し、このパルスP1は一目瞭然にわかるようにその都度データ信号DATAの信号変化を信号化する。データ信号DATAは、データ信号DATAのクロック周波数ft=125MHzよりも頻度の少ない信号変化を有するので、AND素子50出力信号はそれに応じて同様に、データ信号DATAの公称クロックよりも少ないパルスP1を有する。
したがって、復元されたクロック信号(復元クロック信号)Q0を発生するためには、以下において補助パルスと呼ぶ他のパルスが形成されなければならない。補助パルスの発生は補助パルス発生装置70によって行なわれる。補助パルス発生装置70は、データ信号DATAの公称クロック周波数でもって補助パルスP2を発生し、補助パルスP2をOR素子60へ伝達する。この補助パルスP2はデータ信号DATAの公称クロック周波数に一致する周波数を有する。なぜならば、両フリップフロップ80,100とAND素子90とによって分周器が形成され、この分周器がクロック発生器40の発生器クロックftを係数3だけ引き下げるからである。したがって、補助パルスP2は位相位置まで既に入力側に印加されるデータ信号DATAのクロックに比較的正確に一致する。
OR素子60に補助パルスP2またはパルスP1が入力されるや否や、そのパルスがフリップフロップ100のD入力に到達するので、クロック発生器40から相応のトリガ信号が発生されてフリップフロップ100のクロック入力T100に送られるや否や、出力側において論理「1」を有する信号Q0が発生される。
Dフリップフロップ100によって形成された出力パルスは、同時にクロック復元装置10の復元クロック信号Q0を形成する。この出力パルスの時間的経過が図2のタイムチャートに示されている。パルスP1と補助パルスP2との重ね合わせに基づいて、例えばパルス延長または間隔短縮が発生することによって、データ信号DATAに対する相対的な復元クロック信号Q0の同期化がもたらされることが検出される。
延長された出力パルスが図2に参照符号V1で示されている。
パルス延長の代わりに、パルスP1と補助パルスP2との重ね合わせに基づいて、Dフリップフロップ100の出力パルスQ0間の時間的間隔の短縮も結果的にもたらされ得る。これが模範的に図3において示されている。短縮された間隔は図3に参照符号V2で示されている。
復元クロック信号Q0により今や遅延データ信号「Data Del.」が負のエッジによりサンプリングされる。このために、図1によるサンプリング装置を構成するDフリップフロップ200が使用される。出力側において同期化されたサンプリング信号Dsが形成される。このサンプリング信号Dsは、再び、例えば4B/5B方式にしたがって動作する従来技術から公知のでコードユニットにより評価される。相応するデコードユニットは図1に参照符号300で示されている。
図4には、データ信号DATAをビット的にどのように構成することができるかが模範的に示されている。図4から分かるように、データストリームの開始時にその都度符号組合せJ/Kが同期符号として送出されるので、受信側ではデータパケット伝送の開始を確認することができる。データパケット伝送の終了後に、符号組合せJ/Kの形での次の同期符号が次のデータパケットの開始を表すまで、専ら信号変化が伝送されるとよい。個々のデータパケット間の信号変化は図4に符号「Idle」で示されている。
図1によるデコードユニット300においては、例えばク、ロック復元装置10の復元クロック信号Q0により作動させられるシフトレジスタが含まれているとよい。シフトレジスタの並列出力において、各クロック変化の際に、特徴的なビットパターンが発見されるかどうかがチェックされる。このような特徴的なビットパターンは、例えば、図4に示されている同期符号J/Kに相当する同期符号によって形成されているとよい。これがそうである場合には、入力側に到来するデータ信号DATAの評価が開始される。
図1による実施例においては、模範的に、データ信号DATAがこのデータ信号の公称クロック周波数の3倍に一致する発生器クロックでサンプリングされることを仮定した。代替としてデータ信号のサンプリングのためにより高いクロック周波数を使用することもできる。クロック発生器40の発生器周波数ftがデータ信号DATAのボーレート(通信速度)もしくは公称周波数fnのn倍である場合、フリップフロップ100の出力における復元クロックQ0は、データ信号のクロックに対する時間間隔(n−1)×Ta,n×Ta,(n+1)×Taを有する。ただし、Taはクロック信号Tの周期である。
上記のクロック復元方法はディジタル回路、例えばASICまたはFPGAモジュールにより実施可能である。なぜならば、ゲートおよびフリップフロップのみが必要とされ、時間遅延要素などのアナログ要素が必要とされないからである。方法は、例えば4B/5Bまたは8B/10Bのラインコーディングにしたがって動作する送信器および受信器において実現可能である。
更に、上記の方法は、あらゆる通信プロトコルと、例えば高速イーサネット100BaseFXプロトコルと互換性がある。データ転送速度が、例えば毎秒100メガビット(=125メガボー)である場合に、既に375MHzの発生器クロックを用いて純粋にディジタル式にクロック信号を復元することができ、復元したクロック信号により、入力側に現われるディジタルデータ信号の評価を実施することができる。
上述のクロック復元は、多くの技術分野において利用することができ、特に磁気浮上鉄道分野においても適用することができる。
本発明による方法も模範的に説明される本発明によるクロック復元装置の実施例を示す回路図 復元されたクロック信号が時間的に延長された出力パルスを有する模範例について図1によるクロック復元装置において発生する信号経過を示すタイムチャート 復元されたクロック信号が時間的に短縮されたパルス間隔を有する模範例について図1によるクロック復元装置において発生する信号経過を示すタイムチャート 図1によるクロック復元装置のためのデータ信号のデータパケットの構成を模範的に示す概略図
符号の説明
10 クロック復元装置
20 信号変化検出装置
30 Dフリップフロップ
40 クロック発生器
45 他のDフリップフロップ
50 AND素子
60 OR素子
70 補助パルス発生装置
80 Dフリップフロップ
90 AND素子
100 Dフリップフロップ
200 サンプリング装置
210 インバータ
300 デコードユニット
E50a,E50b 入力
E60a,E60b 入力
T80 クロック入力
T100 クロック入力
D80 データ入力
DATA データ信号
Data Syn. データ信号
Data Del. 遅延信号
fn 公称クロック周波数
ft 発生器周波数
Idle 信号変化
J/K 同期符号
P1 パルス
P2 補助パルス
Q0 復元クロック信号
T 発生器クロック
Ta 周期
V 延長出力信号
V2 短縮パルス間隔

Claims (13)

  1. ディジタルデータ信号(DATA)を供給するためのディジタルデータ信号入力(E10)と、復元されたクロック信号(Q0)を出力するためのクロック出力(T10)とを有するクロック復元装置であって、クロック復元装置がディジタル回路によって構成されていることを特徴とするクロック復元装置。
  2. クロック復元装置が、
    データ信号の少なくとも1つの予め定められた信号変化型の信号変化を検出し、各信号変化時に1つのパルス(P1)を発生する信号変化検出装置(20)と、
    データ信号の公称クロック周波数(fn)にて補助パルス(P2)を発生する補助パルス発生装置(70)と、
    信号変化検出装置(20)および補助パルス発生装置(70)に接続され、パルス(P1)の存在時および補助パルス(P2)の存在時にその都度1つの出力パルスを形成し、そのように形成された出力パルスにより復元クロック信号(Q0)を発生する出力装置(100)と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のクロック復元装置。
  3. 補助パルス発生装置が、入力側において出力装置(100)の出力(A100)に接続され、補助パルス(P2)の発生が時間的に復元クロック信号(Q0)の出力パルスによって制御されるように構成されていることを特徴とする請求項2記載のクロック復元装置。
  4. 補助パルス発生装置が、復元クロック信号(Q0)の1つの出力パルスに基づいて、公称クロック周波数に相当する1つの周期またはその周期の複数倍の期間の経過後にその都度1つの補助パルス(P2)を発生するように構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載のクロック復元装置。
  5. クロック復元装置が、データ信号の公称クロック周波数(fn)の予め定められた複数倍である発生器周波数(ft)を持つ自走クロック発生器(40)を含むことを特徴とする請求項1乃至4の1つに記載のクロック復元装置。
  6. 予め定められた複数倍が整数複数倍であり、かつ少なくとも3であることを特徴とする請求項5記載のクロック復元装置。
  7. 信号変化検出装置が、クロック発生器の出力信号(T)を与えられ、データ信号の信号変化を発生器周波数によるオーバーサンプリングによって検出することを特徴とする請求項5又は6記載のクロック復元装置。
  8. 出力装置がフリップフロップ(100)によって構成されていることを特徴とする請求項2乃至7の1つに記載のクロック復元装置。
  9. フリップフロップ(100)が、補助パルス発生装置と一緒に、2進法により少なくとも予め定められた複数倍の数まで計数することができる2進カウンタを形成することを特徴とする請求項8記載のクロック復元装置。
  10. ディジタル回路が専らディジタルゲートまたはフリップフロップによって構成されていることを特徴とする請求項1乃至9の1つに記載のクロック復元装置。
  11. ディジタル回路がFPGAモジュールまたはASICモジュールにおいて実現されていることを特徴とする請求項1乃至10の1つに記載のクロック復元装置。
  12. 予め定められた公称クロック周波数(fn)を有するディジタルデータ信号(DATA)から、復元されたクロック信号(Q0)を発生する方法であって、クロック復元がディジタル手段のみで行なわれることを特徴とするクロック復元方法。
  13. 公称クロック周波数(fn)の整数複数倍に一致する発生器周波数(ft)によりデータ信号がサンプリングされ、データ信号の少なくとも1つの予め定められた信号変化型の信号変化が検出され、各信号変化時に1つのパルス(P1)が発生され、
    更にデータ信号の公称クロック周波数にて補助パルス(P2)が発生され、
    パルス(P1)の存在時または補助パルスの存在時にその都度1つの出力パルスが形成され、そのように形成された出力パルスにより復元クロック信号(Q0)が発生されることを特徴とする請求項12記載の方法。
JP2009512398A 2006-05-31 2006-05-31 クロック復元装置およびクロック復元方法 Expired - Fee Related JP5027876B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/DE2006/000971 WO2007137538A1 (de) 2006-05-31 2006-05-31 Taktrückgewinnungseinrichtung und verfahren zum taktrückgewinnen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009539281A true JP2009539281A (ja) 2009-11-12
JP5027876B2 JP5027876B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=37667476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009512398A Expired - Fee Related JP5027876B2 (ja) 2006-05-31 2006-05-31 クロック復元装置およびクロック復元方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8144826B2 (ja)
EP (1) EP2022206B1 (ja)
JP (1) JP5027876B2 (ja)
CN (1) CN101449507B (ja)
AT (1) ATE549812T1 (ja)
DE (1) DE112006003980A5 (ja)
WO (1) WO2007137538A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005124A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Hynix Semiconductor Inc 位相固定ループ及びその動作方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1860808A1 (en) * 2006-05-25 2007-11-28 STMicroelectronics (Research & Development) Limited Frame synchronization and clock recovery using preamble data that violates a bi-phase mark coding rule
JP4186083B2 (ja) * 2006-10-03 2008-11-26 日本電気株式会社 クロック同期回路
CN102916681B (zh) * 2012-10-31 2015-04-22 电子科技大学 一种脉宽可调的nrz/rz码转换装置
US9813087B2 (en) 2015-10-28 2017-11-07 Huawei Techonologies Co., Ltd. Clock tone power boosting
WO2018040011A1 (zh) * 2016-08-31 2018-03-08 华为技术有限公司 一种时钟恢复装置以及时钟恢复的方法
CN106788844B (zh) * 2016-12-16 2019-08-23 深圳市声菲特科技技术有限公司 一种多路音频同步传输电路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020090044A1 (en) * 2000-10-23 2002-07-11 Hyuek-Jae Lee Device for recovering burst-mode optical clock

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4700084A (en) * 1985-08-26 1987-10-13 Rockwell International Corporation Digital clock recovery circuit apparatus
US5553275A (en) * 1993-07-13 1996-09-03 Intel Corporation Method and apparatus for synchronously detecting phase relationships between a high-frequency clock and a low-frequency clock
FR2781943B1 (fr) * 1998-07-30 2000-09-15 Thomson Multimedia Sa Procede de recuperation d'horloge lors de l'echantillonnage de signaux de type numerique
US6853696B1 (en) * 1999-12-20 2005-02-08 Nortel Networks Limited Method and apparatus for clock recovery and data qualification
US7609798B2 (en) * 2004-12-29 2009-10-27 Silicon Laboratories Inc. Calibrating a phase detector and analog-to-digital converter offset and gain

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020090044A1 (en) * 2000-10-23 2002-07-11 Hyuek-Jae Lee Device for recovering burst-mode optical clock

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012005124A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Hynix Semiconductor Inc 位相固定ループ及びその動作方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP2022206B1 (de) 2012-03-14
US20090189648A1 (en) 2009-07-30
CN101449507A (zh) 2009-06-03
US8144826B2 (en) 2012-03-27
EP2022206A1 (de) 2009-02-11
JP5027876B2 (ja) 2012-09-19
ATE549812T1 (de) 2012-03-15
DE112006003980A5 (de) 2009-04-30
CN101449507B (zh) 2013-09-11
WO2007137538A1 (de) 2007-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5027876B2 (ja) クロック復元装置およびクロック復元方法
EP1648128B1 (en) Selective scrambler for use in a communication system and method to minimize bit error at the receiver
US6545507B1 (en) Fast locking CDR (clock and data recovery circuit) with high jitter tolerance and elimination of effects caused by metastability
US9300421B2 (en) Methods to achieve accurate time stamp in IEEE 1588 for system with FEC encoder
US9455738B2 (en) Decoding a Manchester code without a PLL for short data sequences
JP2003526984A (ja) データクロックト回復回路
US7826581B1 (en) Linearized digital phase-locked loop method for maintaining end of packet time linearity
EP1547296B1 (en) System and method for transferring data among transceivers substantially void of data dependent jitter
CN112385157B (zh) 数据网络的用户设备
JP7280587B2 (ja) 受信装置および送受信システム
US9258110B2 (en) Phase detector
KR101985082B1 (ko) 위상 고정 루프 회로를 이용하지 않는 순수 디지털 클록 데이터 복원 장치
JP2012222497A (ja) 受信回路及びエラー検出方法
US11444746B1 (en) Phasing detection of asynchronous dividers
AU2001225168B2 (en) Method and system for data and timing recovery in a bi-phase coded data signal
JP3725869B2 (ja) クロック再生回路
US20240204897A1 (en) Hybrid clock synchronization
JP2005142615A (ja) マンチェスタ符号データ受信装置
KR20150045313A (ko) 싱크의 송신 클럭 생성 장치 및 생성된 송신 클럭을 이용한 송신 방법
JP4159580B2 (ja) シンボルクロック再生回路
JP2014239363A (ja) 受信クロック抽出回路
US20100052754A1 (en) Input-signal recovery circuit and asynchronous serial bus data reception system using the same
JP2007288660A (ja) データ通信システム、データ通信装置及びデータ通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2019110449A (ja) データ通信装置およびデータ通信方法
FIFO Transmitter PCS Datapath for Arria V GX, SX, GT, and ST Devices and Arria V GZ Standard PCS

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110907

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110907

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120622

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5027876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees