JP2009534258A - 容器用ストッパー装置、そのような装置を取付けた容器、およびそのような装置の製作方法 - Google Patents
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Abstract
容器(B)用のこのストッパー装置(3)は、密閉ディスク(2)を有しており、この密閉ディスク(2)は、容器(B)の首(1)の端壁(12)を密閉し、接着接合し、或いは遮蔽するに適している一方、首から外側に向かって半径方向に突き出ている。装置は、さらにストッパー(4)を有しており、このストッパー(4)は、首(1)に取付けられるのに適しているとともに、推力を密閉ディスク(2)に及ぼしてディスク(2)を首(1)から離れさせることを可能にする内部の突起部を備えている。この内部の突起部は、ストッパー(4)と一体で形成されるとともに、略円錐台形であって端壁(413)方向に収束する(α)形態で、ストッパーの端壁(413)方向に折り曲げられる舌(412)によって形成されている。
Description
本発明は、ストッパー装置およびそのような装置を取付けた容器に関する。さらに、本発明はそのようなストッパー装置を製作する方法にも関する。
食品包装或いは医薬品の分野において、プラスティック材料製の瓶に、瓶の首の端縁上への誘導によって密封加熱された剥離式密閉膜を備えた密閉ディスクを取付けることは知られている。そのようなディスクは、瓶に入っている製品を初めて使用する前に除去する必要があるが、これには難しい操作が伴っており、特に子供或いは老人は不完全に操作する危険を冒す。さらに、その後に、密閉ディスクおよびその膜を処分する必要があり、それらはゴミ箱に入れる必要がある。
スイス国特許第556,274号(CH−A−556,274)は、アルミニウムシートを備えたディスクを適切な位置で保持するための内部リブを有するストッパーを開示している。ディスクをストッパーに取付けるためには、ディスクを一時的に変形させる必要がある。反対方向に変形するディスクは、特に瓶を初めて開封する際にディスクが首に対してしっかりと保持される限りにおいて、意図せずにストッパーから引き抜かれてしまう危険性を有している。さらに、ディスクがストッパーの適切な位置に置かれている間中、ディスクの周辺のエッジに損傷を与える危険性があり、それによって、結果として生じる密閉に悪影響を及ぼす。
これらの問題を軽減するために、国際公開第03/089310号(WO−A−03/089310)は、首の中心軸に対して軸方向に延びる突起部を備えたエッジを有する内側リングを取付けた二部分のストッパーを開示している。この装置は、信頼性の点で満足のいくものである。しかしながら、ストッパーの二部分構造および組み立てに必要なアセンブリ段階の故に、その原価は相対的に高い。
スイス国特許第556,274号明細書
国際公開第03/089310号パンフレット
本発明は、密閉ディスクの使用に対応するとともに容器を初めて使用する際に装置が取り除かれることを保証する容器用ストッパー装置を提供し、他方特に魅力的な原価をも提示することによって、これらの欠点を改善することを特に求めるものである。
この目的のために、本発明は、首を供えた容器用のストッパー装置を提供するものであり、この装置は、
−首から外側に向かって半径方向に突き出るように、首の端壁を密閉し、接着接合し、或いは遮蔽するのに適した密閉ディスクと、
−首に取付けられるのに適しているとともに、密閉ディスクに推進力を及ぼしてディスクを首から離れるようとさせるのに適した内部突起部を備えたストッパーとを有し、
このストッパーの内部突起部は、ストッパーと一体に形成される舌によって形成されるとともに、ストッパーの端壁方向に収束する略円錐台形の形態で、ストッパーの端壁方向に折り曲げられている。
−首から外側に向かって半径方向に突き出るように、首の端壁を密閉し、接着接合し、或いは遮蔽するのに適した密閉ディスクと、
−首に取付けられるのに適しているとともに、密閉ディスクに推進力を及ぼしてディスクを首から離れるようとさせるのに適した内部突起部を備えたストッパーとを有し、
このストッパーの内部突起部は、ストッパーと一体に形成される舌によって形成されるとともに、ストッパーの端壁方向に収束する略円錐台形の形態で、ストッパーの端壁方向に折り曲げられている。
本発明によって、円錐台形の形態の折り曲げられた舌は、推進力をストッパーから密閉ディスクへと効果的に伝達させ、密閉ディスクからの反動力は舌の頂点において角度を増加させる効果を有し、そしてこの舌は首の外面に当接するとともに折り曲げられた形態で保持される。舌は、首の周りで連続であってもよいし、不連続であっても良い。
有利ではあるが必須でない態様によれば、そのようなストッパー装置は次に示す特徴の一つ或いはそれ以上を組み込んでも良い。
−舌は、変形可能な部分を介してストッパーにつなげられる。この変形可能な部分は、自由端の近傍において舌よりも薄くなっているのが有利であり、その自由端を介して舌は推進力をディクスに及ぼすことができる。
−舌の自由端は、舌をストッパーの内面につなげている舌の部分から隔たっており、ディスクを押すための特別領域(privileged region)を備えている。スカートの自由端は、波状の形状を示しても良い。
−ストッパーは、少なくとも一つの破断可能な領域を介して、ストッパーの主要部分につながった不正開封防止バンドを備えており、このバンドは、ストッパーを初めて取り外す際に、首の外側に形成された阻止用突起部に隣接する部分に当接するのに適しており、ストッパーを初めて取り外す前において、隣接部を形成する部分と阻止用突起部との間の距離は、折り曲げられた舌と密閉ディスクとの間の最小の軸上距離よりも小さくなっており、その結果、ストッパーを初めて取り外す際、舌が推進力を及ぼす前に、不正開封防止バンドが阻止用突起部に当接するようになっている。このように、推進力は、破断可能領域が破れた後に初めてディスクに及ぼされるので、容器の次の使用者は、容器が既に開封されていることがわかるようになっている。
−舌は、変形可能な部分を介してストッパーにつなげられる。この変形可能な部分は、自由端の近傍において舌よりも薄くなっているのが有利であり、その自由端を介して舌は推進力をディクスに及ぼすことができる。
−舌の自由端は、舌をストッパーの内面につなげている舌の部分から隔たっており、ディスクを押すための特別領域(privileged region)を備えている。スカートの自由端は、波状の形状を示しても良い。
−ストッパーは、少なくとも一つの破断可能な領域を介して、ストッパーの主要部分につながった不正開封防止バンドを備えており、このバンドは、ストッパーを初めて取り外す際に、首の外側に形成された阻止用突起部に隣接する部分に当接するのに適しており、ストッパーを初めて取り外す前において、隣接部を形成する部分と阻止用突起部との間の距離は、折り曲げられた舌と密閉ディスクとの間の最小の軸上距離よりも小さくなっており、その結果、ストッパーを初めて取り外す際、舌が推進力を及ぼす前に、不正開封防止バンドが阻止用突起部に当接するようになっている。このように、推進力は、破断可能領域が破れた後に初めてディスクに及ぼされるので、容器の次の使用者は、容器が既に開封されていることがわかるようになっている。
本発明は、また、上述したストッパー装置を取付けた容器、特にプラスチック材料でできた瓶を提供している。
最後に、本発明は、上述のストッパー装置を製作する方法を提供している。その方法は、次に示す幾つかの段階を有している。
a)ストッパーの端壁から隔てて収束する略円錐台形の内側の舌を有するストッパーを型で作る段階。
b)ストッパーの端壁の近傍において密閉ディスクを取付ける段階。
c)舌が端壁方向に略円錐台形の形態を取るように、舌をストッパーの端壁方向に折り曲げる段階。
a)ストッパーの端壁から隔てて収束する略円錐台形の内側の舌を有するストッパーを型で作る段階。
b)ストッパーの端壁の近傍において密閉ディスクを取付ける段階。
c)舌が端壁方向に略円錐台形の形態を取るように、舌をストッパーの端壁方向に折り曲げる段階。
第一の手法において、段階c)は段階b)に先行し、舌は、段階b)の間に密閉ディスクが取付けられるように、弾性的に変形されるとともにストッパーの内側の面に向かって半径方向に変形される。
変形として、段階b)およびc)が同時であり、舌は密閉ディスクが取付けられている間に密閉ディスクによって折り曲げられるか、或いは、ストッパーの端壁方向に密閉ディスクを移動させるための部材によって折り曲げられる。
本発明の原則にしたがったストッパー装置の三つの実施態様に関する次の記載、および、例によって純粋に与えられ付随の図を参照して成されるそのような装置を製作する方法に関する次の記載を考慮して、本発明はより良く理解されるとともに、その利点はさらに明りょうになる。
図1において部分的に示された瓶Bは、外側スレッド11と、外面13に当接する密閉ディスク2を受容するようになっている外面13を有する部分12とを備えた首1を有しており、このディスク2はストッパー装置の一部を形成している。密閉ディスクは、外面13から半径方向に突き出た合成材料のコアと、アルミニウム系の層から成る膜22とを有し、この膜22は、そのほとんど全体の表面領域にわたってコア21に接着接合される。膜22は、部分12の近傍における首1の半径方向の外面14の直径とほぼ等しい直径を有している。
ディスク2に加えて、ストッパー装置3は、キャップ41と不正開封防止バンド42とを有する一体のストッパー4からなり、要素41および42は単一の操作で成型されるとともに破断可能領域43を介して一緒につなげられる。
キャップ41は、スレッド11と協働するための内側スレッド411を備えており、ストッパー4を回して首1の取り付けおよび取り外しができるようになっている。
参照X1は、首1の中心軸を示している。参照X4は、ストッパー4の中心軸を示している。装置3が首1に取付けられる形態にある場合、軸X1およびX4は一致する。
キャップの周辺のスカート414の内面において、キャップ41はスカートと一体に形成された変形可能な舌412を備えている。
参照Pは、軸X4に垂直であるとともに領域4211の中心を通る平面を示しており、この領域4211において舌412はスカート414につながっている。図4に示されるように、舌412は、型から離れる際、平面Pに対して、端壁413から隔てて延びている。
不正開封防止バンド42は、バンド42と一体に形成されるとともにつながり領域4211を介してバンドにつながる内側の舌421を備えている。参照P'は、軸X4に垂直であるとともに領域4211の中心を通る平面を示している。図4に示されるように、スカート421は、型から離れる際、平面P'に対して、端壁413から隔てて延びている。
舌412および421の方向は、型から離れる際にスカートが高い生産率で容易に成型できるような方向である。
ディスク2がキャップ1の内側であって端壁413の近傍に設置されるとき、ディスクは、図4の矢印F1の方向で端壁413の方向に動かされるピストン100上に置かれる。ピストン100は、ディスク2をその外側の周辺端23まで支持する。ディスクを矢印F1の方向に動かすことによって、ディスクはスカート421に当接し、ディスクはそのスカート421を、バンド42の内面425の方向、つまり図4の矢印F2の方向に折り曲げる。
ディスクのキャップ41への挿入動作を継続すると、ピストン100によって支持されたディスク2は、さらに舌412をスカート414の内面415の方向、すなわち図4の矢印F3の方向に折り曲げる。
このように、ディスク2がキャップ41に設置されるとき、装置3が首1に取付けられる前に舌412は折り曲げられ、その結果、舌412は端壁413の方向に収束する概ね円錐台形の形態を示し、頂角αにおける半角は約40°を有する。実際には、角度αは10°から60°の範囲に存する値を有する。
本発明は、つながり領域4121が変形可能であり、それによって、舌412が図4の形態から図1の形態に容易に移ることを可能にするという事実を利用している。
装置3を製作する方法の変形において、密閉ディスク2が端壁413の近傍に設置される前に、舌412はピストン100のような用具によって図4の矢印F3の方向に折り曲げられてもよい。その後、ディスクは、舌412を、図1および2に示される位置から一時的に離れさせて、表面415に向かう半径方向外側の方向に変形させることによって設置される。
いずれにしても、一旦ディスク2が端壁413の近傍に置かれると、装置3が首1に取付けられるまで、ディスク2は舌412によって位置を保持される。一旦取付けられると、膜22は表面13に加熱密閉することができ、それによって、その結果得られる密閉閉止が保証される。
これによって、図1に示される位置が得られる。この位置において、軸上の距離、すなわち舌412の自由端4122とディスク2との間の軸X1に平行な距離をd1と記載する。同様に、スカート421の自由端4212と、首1の半径方向の外側カラー16によって形成される肩部15との間の距離をd2と記載する。この肩部15はこれに当接する自由端4212を受容するように設計されている。
距離d2は距離をd1の最小値よりも小さくなるように選択されるが、これはキャップ41を回して外す間に、スカート421がカラー16に隣接して、それによって舌412とディスク2との間で何らかの接触が起こる前に、領域43を破断させるようにするためである。
この破断の後、回して外す動作を継続させると、舌412の自由端4122をディスク2の表面の部分26に当接させる効果をもたらす。この部分26は、端壁413から離れて面しているとともに部分12の半径方向外側に突き出ている。キャップ41を回して外す動作を継続することによって、ディスク2を表面13から引き離すために十分な力F4をディスク2に及ぼすことができ、この力は軸X1の周りに分配される。
これによって、図6の形態が得られる。
ディスク2による反動力F'4は、舌412を下方に折り曲げようとする方向に作用するが、舌412が表面14に当接するため、下方に下り曲がるのは可能でない。その結果、舌412は力F4を伝達する点で効果的であり、それによって、表面13上の膜22を密閉することから得られた接続を破断させることができる。
図4および5において特に見られるように、舌412の自由端4122は、舌412の自由端4122の他の部分4124よりもつながり領域4121からさらに遠ざかる方向に延びる部分4123を幾つか備えている。このように、自由端4122の部分4123は、力F4を及ぼすための特別領域を形成する一方、領域4124は、ディスク2を持ち上げ或いは引き剥がそうとする力を全く備えていない。
自由端4122の厚さe4122は、つながり領域の厚さe4121よりも大きく、それによって、舌412に、力F4をディスク2に伝達する十分な剛性をその領域に与える。その一方、ヒンジを形成している領域4121は十分に可とう性があり、図4の形態から図1および2の形態に移らせることを容易にしている。
図示されていない本発明の変形において、舌412は、角度のある特定領域にわたって、特に部分4124に対応する領域にわたって妨げられても良い。そのような状況の下では、舌412は、容器の首の周りに配分されるギャップによって隔てられた複数の舌部分からなっている。
図7に示された本発明の第二の実施態様において、第一の実施態様の要素に類似した要素は同一の参照が与えられている。この実施態様が、先行の実施態様と相違している点はディスク2の形状であり、つまり、ディスク2は密閉膜を含んでおらず、首1の開口部の近傍で首1の半径方向の内面17に当接するスカート24を含んでいる点である。ディスク2は、首1の端壁13に接着接合される。
図8に示された本発明の第三の実施態様において、第三の実施態様に類似した要素は同一の参照が与えられている。この実施態様が、先行の実施態様と相違している点は、ディスク2が首1の内側に部分的に係合しているとともに首1の自由端18を覆う外側の周辺端25を有しているという点である。ディスク2は、首1の内面17の内側で挟まる。
これらの二つの実施態様において、ストッパー4のキャップ41は、型から離れる際の破線で示された位置から、実線で示された位置に折り曲げられる内部の舌412を備えている。舌412は、対応する容器が開封されたときに、ディスク2を首1から引き抜くことを可能にしている。
実施態様が何であれ、ストッパー4はプラスチック材料、例えば、高密度のポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン、もっと一般的にはポリオレフィンからなっている。さらに、瓶の首は、プラスチック材料、例えばポリエチレン、或いはガラスからなっている。
Claims (9)
- 首(1)を備えた容器(B)用のストッパー装置(3)であって、
−首から外側に向かって半径方向に突き出るように、首の端壁(12、13、17、18)を密閉し、接着接合し、或いは遮蔽するのに適した密閉ディスク(2)と、
−首に取付けられるのに適しているとともに、密閉ディスクに推進力(F4)を及ぼしてディスクを首から離れさせるのに適した内部突起部を備えたストッパー(4)とを有し、
このストッパーの内部突起部は、ストッパーと一体に形成される舌(412)によって形成されるとともに、ストッパーの端壁方向に収束する(α)略円錐台形の形態で、ストッパーの端壁(413)方向に折り曲げられる(F3)、装置。 - 舌は、変形可能な部分(4121)を介してストッパーにつながっている請求項1に記載の装置。
- 変形可能な部分(4121)は、その自由端(4122)の近傍における舌の厚さ(e4122)よりも薄い厚さ(e4121)を有しており、舌はその自由端を介して推進力(F4)をディスク(2)に及ぼすことができる、請求項2に記載の装置。
- 舌をストッパー(4)の内面(415)につなげている舌の部分(4121)から隔たっている舌の自由端(4122)は、ディスク(2)を押すための特別領域(4123)を備えている、請求項1から3のいずれかに記載の装置。
- ストッパー(4)は、少なくとも一つの破断可能な領域(43)を介して、ストッパーの主要部分(41)につながった不正開封防止バンド(42)を備えており、このバンドは、ストッパーを初めて取り外す際に、首(1)の外側に形成された阻止用突起部(15)に隣接する部分に当接するのに適しており、ストッパーを初めて取り外す前において、隣接部を形成する部分(422)と阻止用突起部(15)との間の距離(d2)は、折り曲げられた舌(412)と密閉ディスク(2)との間の最小の軸上距離(d1)よりも小さくなっており、その結果、ストッパーを初めて取り外す際、舌(412)が推進力(F4)を及ぼす前に、不正開封防止バンド(42)が阻止用突起部(15)に当接する、請求項1から4のいずれかに記載の装置。
- 請求項1から5のいずれかにしたがったストッパー装置(3)を取付けた容器、特に、プラスチック材料からなる瓶(B)。
- 首(1)を備えた容器(B)用のストッパー装置(3)を製作する方法であって、この装置は、
−首から外側に向かって半径方向に突き出るように、首の端壁(12、13、17、18)を密閉し、接着接合し、或いは遮蔽するのに適した密閉ディスク(2)と、
−首に取付けられるのに適しているとともに、密閉ディスクに推進力(F4)を及ぼしてディスクを首から離れるようとさせるのに適した内部突起部を備えたストッパー(4)とを有し、
この方法は、
a)ストッパーの端壁(413)から隔てて収束する略円錐台形の内側の舌(412)を有するストッパーを型で作る段階と、
b)ストッパーの端壁の近傍において密閉ディスクを取付ける(F1)段階と、
c)舌が端壁方向に略円錐台形の形態(α)を取るように、舌をストッパーの端壁方向に折り曲げる(F3)段階と、を有する方法。 - 段階b)およびc)が同時であり、舌(412)は密閉ディスク(2)が取付けられている間に密閉ディスク(2)によって折り曲げられるか、或いは、ストッパー(4)の端壁(413)方向に密閉ディスクを移動させるための部材(100)によって折り曲げられる、請求項7に記載の方法。
- 段階c)は段階b)に先行し、舌は、段階b)の間に密閉ディスクが取付けられるように、弾性的に変形されるとともにストッパー(4)の内側の面(415)に向かって半径方向(F3)に変形される、請求項7に記載の方法。
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