JP2009533374A - 新規のRu−錯体、その製造及び使用 - Google Patents
新規のRu−錯体、その製造及び使用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009533374A JP2009533374A JP2009504679A JP2009504679A JP2009533374A JP 2009533374 A JP2009533374 A JP 2009533374A JP 2009504679 A JP2009504679 A JP 2009504679A JP 2009504679 A JP2009504679 A JP 2009504679A JP 2009533374 A JP2009533374 A JP 2009533374A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkyl
- aryl
- group
- groups
- ligand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F17/00—Metallocenes
- C07F17/02—Metallocenes of metals of Groups 8, 9 or 10 of the Periodic System
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
Description
(a)直接ルテニウム中心に結合される又は配位されるシリル−配位子;又は
(b)再びシリル−及び/又はシロキシ−置換基を有する、ルテニウム中心に結合される又は配位される他の配位子。
2つの基SiRSi 3は、同じ又は異なっていてよく、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;及び
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール及びアルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択されるが、条件として、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつこの際、RSi 3は前記の意味を有するべきである;かつ
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環、例えば、ナフチル−基を形成することができる]の化合物である。
2つの基SiRSi 3は、同じ又は異なっていてよく、RSi 3は、全部、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;及び
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール及びアルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択されるが、条件として、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつこの際、RSi 3は前記の群及び付加的にトリアルキルから選択される;かつ
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環、例えば、ナフチル−基を形成することができる]の化合物である。
2つの基SiRSi 3は、同じ又は異なっていてよく、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;及び
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール及びアルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択されるが、条件として、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつこの際、RSi 3は前記の意味を有するべきである;かつ
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環、例えば、ナフチル−基を形成することができる;及び
Lは、中性の2−電子−供与体−配位子を表わす]の化合物である。
2つの基SiRSi 3は、同じ又は異なっていてよく、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;及び
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール及びアルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択されるが、条件として、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつこの際、RSi 3は前記の群及び付加的にトリハロゲンから選択される;かつ
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環、例えば、ナフチル−基を形成することができる;及び
Lは、中性の2−電子−供与体−配位子を表わす]の化合物である。
Xは、殊に、ヒドリド(H)、ハロゲニド、アルコキシ、シロキシ、アセテート及びトリフルオロアセテートを含む群から選択される陰イオン配位子を表わす;かつ
Lは、有利に、N−官能性配位子、殊に、ニトリル及びピリジン;P−官能性配位子、殊に、三級ホスフィン、例えば、トリアルキル−及びトリアリールホスフィン、ジ三級ホスフィン、例えば、ビス−ジフェニルホスフィノメタン(dppm)及びビス−ジフェニルホスフィノエタン(dppe);三級アルシン;三級スチビン;O−配位子、例えば、アセトン;S−配位子、例えば、DMSO及びC−配位子、例えば、CO及びイソニトリルを含む群から選択される中性の2−電子−給与体−配位子を表す;及び
L及びXは、任意に互いに結合してかつそれらが結合しているルテニウム原子と一緒に、場合により他の原子を含有する環を形成することができ、
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール、アルコキシ、ハロゲン、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択され、この際、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつ基R1〜R6の少なくとも1基は、SiRSi 3、OSiRSi 3又はSiRSi 3、OSiRSi 3で置換されたアルキル−、アリール−及びアルコキシ−基を表わすという条件と結び付いている;及び
存在するSiRSi 3及び/又はOSiRSi 3−基は、同じ又は異なっていてよく、この際、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす]の化合物である。
2つの基SiRSi 3−基は、同じ又は異なっていてよく、かつこの際、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;
及び2つのSiRSi 3−基は、任意に1個の置換基RSiを介して相互に結合していてよい;及び
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール及びアルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択されるが、条件として、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつこの際、RSi 3は前記の意味を有するべきである;かつ
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環、例えば、ナフチル−基を形成することができる]のシリル−置換基を有するη6−結合オレフィン配位子である。
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール、アルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択され、この際、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよい;及び
この際、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;及び
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環、例えば、ナフチル−基を形成することができる]の化合物である。
(a)好適なアレーンRu−前駆体へのSiH−官能性シラン及びシロキサンの酸化的付加を介して得られる(例えば、J. Y. Corey, J. Braddock-Wilking, Chem. Rev. 1999, 99, 175-292により);又は
(b)好適なRu−前駆体へのSiH−官能性シラン及びシロキサンの酸化的付加及び後続の配位子/アレーン交換を介して、Science of Synthesis, 2001, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, New York, Band 1, S. 931-936 に記載されているように得られ得る。
(A)少なくとも1個の脂肪族不飽和炭素−炭素−結合を有する化合物、
(B)少なくとも1個の珪素−水素−結合を有する化合物及び
(D)ルテニウム−化合物は、その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び1個のシリル−配位子を有するルテニウム−錯体;その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介してシリル−又はシロキシ−基が結合しているルテニウム−錯体及びその配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び少なくとも1個の他の配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介してシリル−又はシロキシ−基が結合しているルテニウム−錯体を含む群から選択されることを特徴とするルテニウム−化合物
を含むヒドロシリル化可能な組成物に関する。
(A)脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する基を有するポリオルガノシロキサン、
(B)Si−結合の水素原子を有するポリオルガノシロキサン又は(A)及び(B)の代わりに、
(C)脂肪族炭素−炭素−多重結合及びSi−結合水素原子を有するSiC−結合基を有するポリオルガノシロキサン、及び
(D)ルテニウム−化合物が、その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び1個のシリル−配位子を有するルテニウム−錯体;その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介してシリル−又はシロキシ−基が結合しているルテニウム−錯体及びその配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び少なくとももう1つの、それに直接又はスペーサーを介してシリル−又はシロキシ−基が結合している配位子を有するルテニウム−錯体を含む群から選択されることを特徴とするルテニウム−化合物
を含むポリオルガノシロキサン組成物が重要である。
RaRy bSiO(4−a−b)/2 式(X)
[式中、この際、
Rは、同じ又は異なっていてよく、脂肪族炭素−炭素−多重結合を含まない有機基を表わし、
Ryは、同じ又は異なっていてよく、脂肪族炭素−炭素−多重結合を有する一価の、場合により置換された、SiC−結合炭化水素基を表わし、
aは、0、1、2又は3であり、かつ
bは、0、1又は2であり、
条件として、a+bの合計は、3以下であり、かつ1分子当たり、平均して少なくとも2個の基Ryが存在する]の単位を含む直鎖又は分枝鎖のオルガノポリシロキサンが使用される。
RcHdSiO(4−c−d)/2 式(XI)
[式中、この際、
Rは、同じ又は異なっていてよく、前記の意味を有し、
cは、0、1、2又は3であり、かつ
dは、0、1又は2であり、
条件として、c+dの合計は、3以下であり、かつ1分子当たり、平均して少なくとも2個のSi−結合水素原子が存在する]の単位を含む、直鎖状、環状又は分枝鎖状のオルガノポリシロキサンが使用される。
成分(B)の分子量は、同様に広い範囲で、例えば、102〜106g/モルで変化し得る。即ち、成分(B)とは、比較的低分子のSiH−官能性オリゴシロキサン、例えば、テトラメチルジシロキサンであってよいが、連鎖位又は末端位のSiH−基を経て結合する高ポリマーのポリジメチルシロキサン又はSiH−基を有するシリコーン樹脂であってもよい。成分(B)を形成する分子の構造も、確定されていない;殊に、高分子の、要するに、オリゴマー又はポリマーのSiH−含有シロキサンの構造は、直鎖状、環状、分枝鎖状又は同様に樹脂状、架橋結合状であってよい。直鎖状又は環状のポリシロキサンは、有利に、式 R3SiO1/2、HR2SiO1/2、HRSiO2/2及びR2SiO2/2の単位から組成され、この際、Rは、前記の意味を有する。分枝鎖状及び架橋結合状のポリシロキサンは、付加的に、三官能性及び/又は四官能性の単位を含有し、この際、式 RSiO3/2、HRSiO3/2及びSiO4/2のものが有利である。成分(B)の基準を満たす、異なったシロキサンの混合物を使用することも当然可能である。殊に、成分(B)を形成する分子は、必須のSiH−基に付加的に、場合により同時に、脂肪族不飽和基を含有することができる。低分子のSiH−官能性化合物、例えば、テトラキス(ジメチル−シロキシ)シラン及びテトラメチルシクロテトラシロキサン、及び高分子のSiH−含有シロキサン、例えば、25℃で10〜10000mPa・sの粘度を有するポリ(水素メチル)シロキサン及びポリ(ジメチル水素メチル)シロキサン、又はメチル基の一部分が3,3,3−トリフルオルプロピル−又はフェニル基によって代えられている、類似のSiH−含有化合物の使用が特に有利である。
成分(B)は、有利に、本発明による架橋結合可能なシリコーン全組成物中で、SiH−基対脂肪族不飽和基のモル比が、0.1〜20、特に有利に1.0〜5.0であるような量で含有されている。
RgSiO4−g/2、RhRySiO3−h/2及びRiHSiO3−i/2
[式中、この際、
R及びRyは、前記の意味を有し、
gは、0、1、2又は3であり、
hは、0、1又は2であり、かつ
iは、0、1又は2であり、
条件として、1分子当たり、少なくとも2個の基Ry及び少なくとも2個のSi−結合水素原子が存在する]の単位を含むものが重要である。
例3:HMe2SiO−[SiMe2O]x−SiMe2H(x≒13)(H−ポリマー13)の、3−ビニルヘプタメチルトリシロキサン及び触媒(p−シモール)Ru(H)2[(SiMe2O)x−SiMe3]2(例1から)を用いた、160℃でのヒドロシリル化
H−ポリマー13 2.5g(約2.63ミリモル)及び3−ビニルヘプタメチルトリシロキサン1.44g(5.78ミリモル)を含む混合物に、(p−シモール)Ru(H)2[(SiMe2O)x−SiMe3]2(Ru約300ppm)28.4mgを加え(例1による方法によって得られる)、かつ160℃で攪拌する。ヒドロシリル化反応の分析(変換率、選択率、収率)を、1H−NMRにより行なう。
H−ポリマー13 2.51g(約2.63ミリモル)及び3−ビニルヘプタメチルトリシロキサン1.44g(5.78ミリモル)を含む混合物に、[(p−シモール)RuCl2]2(Ru384ppm)4.6mgを加え、かつ160℃で攪拌する。ヒドロシリル化反応の分析(変換率、選択率、収率)を、1H−NMRにより行なう。
H−ポリマー13 2.5g(約2.63ミリモル)及び3−ビニルヘプタメチルトリシロキサン1.44g(5.78ミリモル)を含む混合物に、(p−シモール)Ru(h4−TMDVS)(例2による方法によって得られる)(Ru約300ppm)5.1mgを加え、120℃で攪拌する。ヒドロシリル化反応の分析(変換率、選択率、収率)を、1H−NMRにより行なう。
α,ω−ジビニル−ポリジメチルシロキサン、粘度η=500mPa・s(Wacker-interner Name VIPO 500)10gに、Ru−触媒(成分の全質量に対して、Ru300ppm)を加え、丸底フラスコ中で強力に混合させ、かつ式 Me3SiO−[Si(H)Me−O]48−SiMe3のSiH−官能性ポリシロキサン(Wacker-interner Name Vernetzer V24)250mgを加え、再度、強力に混合させる。
例3からの成分を、針金ドクター(60μ)で層としてスライドガラス上に載せ、加熱台上120℃で温度処理する。
6:液状系
5:架橋結合し始めた帯域を有する液状系
4:架橋結合層、1回の指摩擦後に崩壊
3:架橋結合層、2〜4回の指摩擦後に崩壊
2:架橋結合層、>4回の指摩擦後に崩壊
1:架橋結合層、指摩擦によってもはや崩壊することができない。
Claims (14)
- 一般式(1a):
2つの基SiRSi 3は、同じ又は異なっていてよく、RSi 3は、全部、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;及び
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール及びアルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択されるが、条件として、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつこの際、RSi 3は前記の基及び付加的にトリアルキルから選択される;かつ
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環を形成することができる]の化合物。 - 一般式(2a):
2つの基SiRSi 3は、同じ又は異なっていてよく、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;及び
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール及びアルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択されるが、条件として、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつこの際、RSi 3は前記の基及び付加的にトリハロゲンから選択される;かつ
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環を形成することができる;及び
Lは、中性の2−電子−供与体−配位子を表わす]の化合物。 - 一般式(3a)、(3b)、(3c)及び(3d):
Xは、任意の陰イオン配位子を表わす;かつ
Lは、任意の中性の2−電子−給与体−配位子を表す;及び
L及びXは、任意に互いに結合し、かつそれらが結合しているルテニウム原子と一緒に、場合により他の原子を含有する環を形成することができ、
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール、アルコキシ、ハロゲン、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択され、この際、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつ基R1〜R6の少なくとも1基は、SiRSi 3、OSiRSi 3又はSiRSi 3、OSiRSi 3で置換されたアルキル−、アリール−及びアルコキシ−基を表わすという条件と結び付いている;及び
存在するSiRSi 3及び/又はOSiRSi 3−基は、同じ又は異なっていてよく、この際、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす]の化合物。 - 一般式(4):
2つの基SiRSi 3は、同じ又は異なっていてよく、この際、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;
及び2つのSiRSi 3−基は、任意に各々1個の置換基RSiを介して相互に結合していてよい;及び
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール及びアルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択されるが、条件として、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよく、かつこの際、RSi 3は前記の意味を有するべきである;かつ
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環を形成することができる]の化合物。 - 一般式(5):
基R1〜R6は、相互に無関係で、水素(H)、アルキル、アリール、アルコキシ、SiRSi 3及びOSiRSi 3を含む群から選択され、この際、アルキル−、アリール−及びアルコキシ−基は、任意に再び、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換されていてよい;及び
この際、RSi 3は、全部、トリアルキル、トリアリール、ジアルキルハロゲン、ジアリールハロゲン、アルキル(アリール)ハロゲン、アルキルジハロゲン、アリールジハロゲン、トリハロゲン、ジアルキル(アルコキシ)、ジアリール(アルコキシ)、アルキル(アリール)アルコキシ、アルキル(ジアルコキシ)、アリール(ジアルコキシ)、トリアルコキシ、Me(OSiMe3)2、Ph(OSiMe3)2、(OSiMe3)3、(ジアルキルシロキシ)n−SiMe3、(ジアリールシロキシ)n−SiMe3及び[アルキル(アリール)シロキシ]n−SiMe3を含む群から選択される基を表わし、この際、nは、各々1〜500の数を表わす;及び
2つの隣接基R1〜R6は、任意にもう1つの環を形成することができる]の化合物。 - R1〜R6が、SiRSi 3及びOSiRSi 3−基で置換された基を表わす場合には、これらは、−(CH2)n−SiRSi 3、−O−SiRSi 3、−O(CH2)m−SiRSi 3、−(CH2)m−OSiRSi 3及び−O(CH2)m−OSiRSi 3を含む群から選択され、この際、mは、1〜3の整数であり、かつRSi 3は、そうでなければ、各々、請求項1、2、3、4又は5のいずれか1項に記載の意味を有するべきであることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の化合物。
- ルテニウム−触媒の存在下でのヒドロシリル化法において、該ルテニウム−触媒が、その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び1個のシリル−配位子を有するルテニウム−錯体;その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介して1個のシリル−又はシロキシ−基が結合されているルテニウム−錯体及びその配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び少なくとも1個の他の配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介して1個のシリル−又はシロキシ−基が結合しているルテニウム−錯体を含む群から選択されることを特徴とする方法。
- 請求項1から6までのいずれか1項に記載の化合物を使用し、かつ請求項1に記載の化合物中のRSi 3は、付加的にトリアルキルを表わし、かつ請求項2に記載の化合物中のそれは付加的にトリハロゲンを表わすことができる、請求項7に記載の方法。
- ヒドロシリル化触媒として、その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び1個のシリル−配位子を有するルテニウム−錯体;その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介して1個のシリル−又はシロキシ−基が結合されているルテニウム−錯体及びその配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び少なくとも1個の他の配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介して1個のシリル−又はシロキシ−基が結合しているルテニウム−錯体を含む群から選択されるルテニウム−化合物の使用。
- 請求項1から6までのいずれか1項に記載の化合物を使用し、かつ請求項1に記載の化合物中のRSi 3は、付加的にトリアルキルを表わし、かつ請求項2に記載の化合物中のそれは付加的にトリハロゲンを表わすことができる、請求項9に記載の使用。
- (A)少なくとも1個の脂肪族不飽和炭素−炭素−結合を有する化合物、
(B)少なくとも1個の珪素−水素−結合を有する化合物及び
(D)ルテニウム−化合物は、その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び1個のシリル−配位子を有するルテニウム−錯体;その配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介して1個のシリル−又はシロキシ−基が結合しているルテニウム−錯体及びその配位子球中に少なくとも1個のη6−結合アレーン配位子及び少なくとも1個の他の配位子を有し、それに直接又はスペーサーを介してシリル−又はシロキシ−基が結合しているルテニウム−錯体を含む群から選択されることを特徴とするルテニウム−化合物
を含むヒドロシリル化可能な組成物。 - 成分(D)中のルテニウム−化合物として、請求項1から6までのいずれか1項に記載のルテニウム−化合物を使用し、かつ請求項1に記載の化合物中のRSi 3は、付加的に、トリアルキルを表わし、かつ請求項2に記載の化合物中のそれは付加的にトリハロゲンを表わし得る、請求項11に記載のヒドロシリル化可能な組成物。
- 請求項11又は12に記載のヒドロシリル化可能な組成物の架橋結合によって得られるシリコーンエラストマー。
- 請求項11又は12に記載のヒドロシリル化可能な組成物の架橋結合によって得られる被覆物。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE102006017594A DE102006017594A1 (de) | 2006-04-13 | 2006-04-13 | Neuartige Ru-Komplexe, deren Herstellung und Verwendung |
DE102006017594.8 | 2006-04-13 | ||
PCT/EP2007/052968 WO2007118774A2 (de) | 2006-04-13 | 2007-03-28 | Neuartige ru-komplexe, deren herstellung und verwendung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009533374A true JP2009533374A (ja) | 2009-09-17 |
JP5032561B2 JP5032561B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=38121731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009504679A Expired - Fee Related JP5032561B2 (ja) | 2006-04-13 | 2007-03-28 | 新規のRu−錯体、その製造及び使用 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8124711B2 (ja) |
EP (1) | EP2004663B1 (ja) |
JP (1) | JP5032561B2 (ja) |
AT (1) | ATE556081T1 (ja) |
DE (1) | DE102006017594A1 (ja) |
WO (1) | WO2007118774A2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013510807A (ja) * | 2009-11-14 | 2013-03-28 | ユミコア・アクチエンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト | Ru(0)−オレフィン錯体を調製するためのプロセス |
WO2014133014A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-04 | 国立大学法人九州大学 | 単核ルテニウム錯体およびそれを使用した有機合成反応 |
JP2015166432A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | 信越化学工業株式会社 | 縮合反応硬化型シリコーン組成物 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008002364A1 (de) | 2008-06-11 | 2009-12-17 | Wacker Chemie Ag | Ru-Solfoxid-Komplexe, deren Herstellung und Verwendung |
DE102009011166A1 (de) * | 2009-03-04 | 2010-09-09 | Tesa Se | Herstellung von Trennmaterialien für Haftklebebänder |
US10174169B2 (en) * | 2013-11-26 | 2019-01-08 | Momentive Performance Materials Inc. | Moisture curable compound with metal-arene complexes |
US9884316B2 (en) | 2014-03-10 | 2018-02-06 | Kyushu University, National University Corporation | Mononuclear ruthenium complex and organic synthesis reaction using same |
JP6327426B2 (ja) | 2014-08-12 | 2018-05-23 | 国立大学法人九州大学 | ヒドロシリル化反応触媒 |
EP3181226A4 (en) | 2014-08-12 | 2018-04-18 | Kyushu University, National University Corporation | Hydrosilylation reaction catalyst |
JP6761997B2 (ja) | 2014-08-19 | 2020-09-30 | 国立大学法人九州大学 | ヒドロシリル化鉄触媒 |
EP3406616B1 (en) | 2016-01-22 | 2022-06-29 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Novel isocyanide compound and hydrosilylation reaction catalyst |
DE102020113737A1 (de) | 2020-05-20 | 2021-11-25 | CHT Germany GmbH | Hybridelastomermaterial |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996005207A1 (en) * | 1994-08-15 | 1996-02-22 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Method of synthesizing arylsilanes |
WO2001014060A2 (en) * | 1999-08-25 | 2001-03-01 | Massachusetts Institute Of Technology | Surface-confined catalytic compositions |
JP2003045822A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Hitachi Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JP2004536153A (ja) * | 2001-07-31 | 2004-12-02 | バイエル ケミカルズ アクチエンゲゼルシャフト | 新規遷移金属錯体及び遷移金属−触媒反応におけるその使用 |
JP2008504260A (ja) * | 2004-06-25 | 2008-02-14 | イーストマン ケミカル カンパニー | ホスフィン−アミノホスフィン配位子のルテニウム錯体 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3715334A (en) * | 1970-11-27 | 1973-02-06 | Gen Electric | Platinum-vinylsiloxanes |
US3775452A (en) * | 1971-04-28 | 1973-11-27 | Gen Electric | Platinum complexes of unsaturated siloxanes and platinum containing organopolysiloxanes |
DE2810032C2 (de) * | 1977-03-23 | 1983-03-24 | Chisso Corp., Osaka | Verfahren zur Herstellung von monosubstituierten Dichlorsilanen |
JP2606924B2 (ja) | 1989-05-31 | 1997-05-07 | 東燃株式会社 | アミノプロピルシラン化合物の製造方法 |
US5248802A (en) * | 1993-02-16 | 1993-09-28 | Dow Corning Corporation | Ruthenim catalyzed process for preparation of β-cyanoalkylsilanes |
US5736480A (en) * | 1994-02-22 | 1998-04-07 | California Institute Of Technology | Supported phase chiral sulfonated BINAP catalyst solubilized in alcohol and method of asymmetric hydrogenation |
US5559284A (en) * | 1995-04-17 | 1996-09-24 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Method for determining elongational viscosity and dynamic surface tension in liquid solutions |
FR2813081B1 (fr) * | 2000-08-17 | 2005-12-23 | Rhodia Chimie Sa | Procede de preparation d'huiles silicones par hydrosilylation de synthons contenant au moins un cycle hydrocarbone dans lequel est inclus un atome d'oxygene en presence d'un complexe metallique catalytique |
US6888018B2 (en) * | 2000-08-31 | 2005-05-03 | Sekisui Chemical Co., Ltd. | Organometallic compound having high metathesis activity and method for preparation thereof, methathesis reaction catalyst comprising the compound, method of polymerization using the catalyst, and polymer produced by the method of polymerization |
US20040092759A1 (en) * | 2002-11-12 | 2004-05-13 | Westmeyer Mark D. | Process for making haloalkylalkoxysilanes |
CH697457B1 (de) | 2004-07-14 | 2008-10-31 | Holding Fuer Industriebeteiligungen Ag | Druckwalzeneinheit. |
GB0418643D0 (en) | 2004-08-20 | 2004-09-22 | Univ Edinburgh | Ruthenium (II) compounds |
DE102006017588A1 (de) * | 2006-04-13 | 2007-10-18 | Wacker Chemie Ag | Hydrosilylierungsverfahren in Gegenwart von Ruthenium-Katalysatoren |
FR2914643B1 (fr) * | 2007-04-06 | 2009-06-05 | Finorga Soc Par Actions Simpli | Procede de preparation du 2-(n-butyl)-5-nitrobenzofurane |
JP5276043B2 (ja) * | 2009-05-19 | 2013-08-28 | 高砂香料工業株式会社 | 含ケイ素置換基で置換された芳香環を配位子とするルテニウム錯体及びその製造方法 |
-
2006
- 2006-04-13 DE DE102006017594A patent/DE102006017594A1/de not_active Withdrawn
-
2007
- 2007-03-28 US US12/296,370 patent/US8124711B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2007-03-28 AT AT07727440T patent/ATE556081T1/de active
- 2007-03-28 EP EP07727440A patent/EP2004663B1/de not_active Not-in-force
- 2007-03-28 WO PCT/EP2007/052968 patent/WO2007118774A2/de active Application Filing
- 2007-03-28 JP JP2009504679A patent/JP5032561B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996005207A1 (en) * | 1994-08-15 | 1996-02-22 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Method of synthesizing arylsilanes |
WO2001014060A2 (en) * | 1999-08-25 | 2001-03-01 | Massachusetts Institute Of Technology | Surface-confined catalytic compositions |
JP2003045822A (ja) * | 2001-07-31 | 2003-02-14 | Hitachi Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JP2004536153A (ja) * | 2001-07-31 | 2004-12-02 | バイエル ケミカルズ アクチエンゲゼルシャフト | 新規遷移金属錯体及び遷移金属−触媒反応におけるその使用 |
JP2008504260A (ja) * | 2004-06-25 | 2008-02-14 | イーストマン ケミカル カンパニー | ホスフィン−アミノホスフィン配位子のルテニウム錯体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013510807A (ja) * | 2009-11-14 | 2013-03-28 | ユミコア・アクチエンゲゼルシャフト・ウント・コムパニー・コマンディットゲゼルシャフト | Ru(0)−オレフィン錯体を調製するためのプロセス |
WO2014133014A1 (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-04 | 国立大学法人九州大学 | 単核ルテニウム錯体およびそれを使用した有機合成反応 |
US9782762B2 (en) | 2013-03-01 | 2017-10-10 | Kyushu University, National University Corporation | Substituted mononuclear ruthenium complexes for catalysis of synthetic organic reactions |
JP2015166432A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | 信越化学工業株式会社 | 縮合反応硬化型シリコーン組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102006017594A1 (de) | 2007-10-18 |
EP2004663A2 (de) | 2008-12-24 |
WO2007118774A2 (de) | 2007-10-25 |
US8124711B2 (en) | 2012-02-28 |
US20090171056A1 (en) | 2009-07-02 |
JP5032561B2 (ja) | 2012-09-26 |
ATE556081T1 (de) | 2012-05-15 |
EP2004663B1 (de) | 2012-05-02 |
WO2007118774A3 (de) | 2008-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5032561B2 (ja) | 新規のRu−錯体、その製造及び使用 | |
JP4934190B2 (ja) | ルテニウム触媒の存在におけるヒドロシリル化法 | |
JP3507778B2 (ja) | 硬化可能なオルガノポリシロキサン材料、白金錯体及びオルガノポリシロキサン材料からなる成形体 | |
US5260399A (en) | Regiospecific catalyst for the synthesis of epoxysiloxane monomers and polymers | |
JPH07149780A (ja) | 遷移金属含有オルガノシロキサン、ヒドロシリル化法、オルガノポリキシロールオキサン組成物並びに遷移金属含有オルガノシロキサンの製造法 | |
JP2007527932A (ja) | 金属触媒の存在下に脱水素縮合によって架橋できるシリコーン組成物 | |
JP2009513594A (ja) | ヒドロシリル化方法 | |
US8013095B2 (en) | Ru sulfoxide complexes, their preparation and use | |
JP4119825B2 (ja) | アルキノール基を有する有機ケイ素化合物、それを含有する架橋性材料、この材料から製造された成形品 | |
KR20200032145A (ko) | 귀금속 촉매의 안정화 | |
KR101124032B1 (ko) | 수소규소화 방법 | |
US10513584B2 (en) | Platinum catalyzed hydrosilylation reactions utilizing cyclodiene additives | |
JP6803474B2 (ja) | ヒドロシリル化、脱水素性シリル化及びシリコーン組成物の架橋のための触媒として有用なコバルト化合物 | |
US20240009659A1 (en) | Internal Diene Compounds And Their Periodic Group IX, X and Pt Group Metal Complexes For Catalyzed Reactions Including Hydrosilylation | |
WO2016118256A1 (en) | Platinum catalyzed hydrosilylation reactions utilizing cyclodiene additives | |
JPH07258418A (ja) | 不飽和シロキサン配位子を有する第8副族の金属錯体の製法、Si−結合水素原子を有する珪素化合物を脂肪族多重結合へ付加させる法及び金属錯体を含有する組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101228 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101227 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120120 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120530 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120628 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |