JP2009525431A - 液体噴射を用いる2行程燃焼機関 - Google Patents

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Abstract

2行程原理に従って運転される燃焼機関であって、この2行程原理は、交互に行われる仕事行程と圧縮行程を有しており、ここで、前記燃焼機関は、少なくとも一つのシリンダ(1)及び前記シリンダ(1)の中で往復運動を行うピストン(2)と;前記シリンダ(1)及び前記ピストン(2)により境界が定められる燃焼室(3)と;前記燃焼室(3)の中への燃焼空気を導入するための、少なくとも一つの入口(13)と;前記燃焼室(3)からの排ガスを排出するための、少なくとも一つの出口(14)と;を有している。前記エンジンは、全く同一の圧縮行程の前またはその間に、前記燃焼室(3)の中へ燃料以外の液体を噴射するための手段(6,7,8)を有しており、ここで、前記手段(6,7,8)は、前記燃焼室(3)の中へ前記液体を噴射するためのバルブと;全く同一の圧縮行程の前またはその間に、前記燃焼室(3)からの排ガスの排出の終了に関連して、且つ前記燃焼室(3)の中への空気の導入の開始前に、前記液体を噴射するために、前記バルブ(6)を開けるように設けられたソフトウエアを備えたコントロール・ユニット(8)と;を有している。

Description

本発明は、2行程原理に基づいて運転される燃焼機関の運転のための方法に係り、この2行程原理は、交互に行われる仕事行程と圧縮行程を有している。ここで、この燃焼機関は、少なくとも一つのシリンダ及び前記シリンダの中で往復するピストンと;及び前記シリンダ及びピストンにより境界が定められる燃焼室と;及び前記燃焼室の中への燃焼空気の導入のための少なくとも一つの入口と;及び前記燃焼室からの排ガスの排出のための少なくとも一つの出口と;を有している。
本発明はまた、2行程原理に基づいて運転される燃焼機関にも係る。前記原理は、交互に行われる仕事行程と圧縮行程を有している。ここで、この燃焼機関は、少なくとも一つのシリンダ及び前記シリンダの中で往復するピストンと;及び前記シリンダ及び前記ピストンにより境界が定められる燃焼室と;及び前記燃焼室の中への燃焼空気の導入のための少なくとも一つの入口と;及び前記燃焼室からの排ガスの排出のための少なくとも一つの出口と;を有している。
入口および/または出口には、好ましくは、自由に調整可能なバルブが設けられているが、代替形態として、通過するピストンにより開けられ且つ閉じられるポートを有することも可能である。前記ポートは、シリンダ・ウォールの中に設けられ、好ましくは、ピストンの下死点の領域内に設けられる。自由に調整可能なバルブは、好ましくは、コンピュータ・ベースのコントロール・システムによりコントロールされ、このコントロール・システムは、例えば、点火のコントロール及び前記燃焼室の中への燃料、水、水蒸気、その他の噴射のために使用される既存のコントロール・システムの一部を形成しても良い。
前記シリンダの中で、ピストンが、二つの限界位置の間、即ち、それぞれ上及び下限界位置の間で、往復する。ここで、上限界位置から下限界位置までのピストンの運動は、仕事行程として規定され、そして、下限界位置から上限界位置までのピストンの運動は、圧縮行程として規定される。エンジンが運転されるとき、燃焼が、圧縮行程の終了に続いて、開始され、そして、燃焼ガスが、仕事行程の終了に続いて、排出される。
排ガスの排出は、対応するバルブまたはバルブのそれぞれ開放及び閉鎖と同時に、始まりそして終わると想定される。対応するやり方で、空気の流入は、対応するバルブまたはバルブのそれぞれ開放及び閉鎖と同時に、始まりそして終わると想定される。同じ想定は、前記液体の導入に対してもなされ、この液体の導入は、別のバルブまたは別のノズルを介して行われても良い。
HCCI(均一チャージ圧縮点火:Homogeneous Charge Compression Ignition)は、燃焼機関の運転のための良く知られた原理である。HCCI及び高負荷運転の間に、問題が生ずる。それは、温度の過剰な上昇のために、点火が起こるタイミングが早くなり過ぎることに起因している。
更にまた、燃焼機関の運転の間、窒素酸化物NOxの排出を最小にすると言う、一般的な要求がある。
一般的に、効率の観点から、仮にそうでなければ前記燃焼室の中の温度及び圧力の低下により可能になるものと比べて、より大きな量の燃焼空気の導入を可能にすることも望ましい。
これらの異なる要求は、既に知られており、そして、本発明の基礎を形成している。
本発明の目的は、最初に説明された種類の2行程の運転に続いて、そして特にHCCIにおいて、前記燃焼室の中へのより大きな量の酸化性流体、例えば空気、の導入を可能にするために、および/または、早過ぎる点火を防止するために、且つ、燃焼の後の排ガスNOxの量の減少を可能にするために、前記燃焼室の中の温度及び圧力の相対的な低下を実現することである。
本発明の目的は、最初に規定された方法により実現される。この方法の特徴は、全く同一の圧縮行程の前またはその間に、前記燃焼室からの排ガスの排出の終了に続いて且つ前記燃焼室の中への空気の導入の開始前に、前記燃焼室の中へ燃料以外の液体が噴射されることにある。この液体は、噴射の瞬間の間に前記燃焼室の中に存在する圧力及び温度で、完全にまたは部分的に気化するような種類の液体である。この結果を実現するために、液体の量、液体の温度、またはその組成が調整されても良い。好ましくは、液体はその大きな部分は、水からなる。
本発明は、特定のシーケンスを規定し、そのシーケンスによれば、少なくとも排ガスの排出の開始が、新鮮空気の導入の開始に先行する。ピストンがその下死点に到達するとき、高い圧力が前記燃焼室の中に存在し、そして、この段階で、排ガスが、出口バルブを通って流出することが可能になる。この出口バルブは、好ましくは、シリンダ・ヘッドの中に設けられる。その後に、またはそれに続いて、液体が噴射される。液体が気化することができるので、温度、そしてそれにより前記燃焼室の中の圧力が減少することになる。温度の低下によって、後続のステップの間に、所与の圧力のより大きな量の新鮮空気が導入されることが可能である。従って、より効率の良いガス交換が実現される。
液体は、圧縮行程の間に噴射されるが、圧縮行程の正に圧縮が起こる部分では噴射されない、と想定される。なお、上記の部分は、正に先行技術が示唆する部分である。しかしながら、本発明の中の従属特許請求項の内の一つは、この可能性について規定する、しかしながら、それは、この第一の噴射に対する補助としてのみである。
残っている燃焼ガスの中の熱は、液体の瞬間的な気化及び燃焼ガスの同時の冷却に使用され、圧力の低下をもたらす。それにより、より大きな量の空気が導入されることが可能になる。導入される液体の量の調整により、燃焼室の中のガスの平均温度が、要求された水準にコントロールされることが可能である。先に説明された理由により、これは、特に、HCCIの間の利点である。
もし、例えば、液体が水を含んでいる場合には、水の気化が実現される。そのような気化及び後続の冷却の利点は、燃焼の間の、窒素酸化物(NOx)の形成の減少である。水蒸気は、NOxの生成を減少させる共通の方法であるEGR(排ガス再循環)と同じ効果を有している。添加される液体の量をコントロールすることにより、NOxの生成をコントロールすることが可能である。ディーゼル・オイルが燃料として使用されるとき、NOx及びススの両方の生成が減少されることが可能であり、それは、好ましいことである。
残っている、気化されない液体(これは、圧縮行程の後段の部分の間に気化されることになる)は、伝達される熱により、圧縮の仕事を減らすことになり、それによって、効率の改善をもたらし、そして恐らくは、NOxの生成の更なる減少をもたらす。スプレイの噴射による適切な、液体の添加は、問題の燃焼機関の中に(または、それに付属して)、この目的のために設けられた手段があることを想定している。
本発明の好ましい実施形態は、液体の噴射の始動が、前記燃焼室からの排ガスの排出が終了される瞬間から、20度のクランク角度の中で始められることを含み、好ましくは10度のクランク角度で、そして、好ましくは5度のクランク角度で、始められることを含む。
好ましくは、液体の噴射は、前記燃焼室からの排ガスの排出が終了された後に、好ましくはその直後に、あるいは、それと同時に、開始される。噴射の技術的な効果は、それによって、最良となる。
しかしながら、液体の噴射は、まだ排ガスの排出が行われている時間の間に、始まっても良い。これは、最大の技術的な効果を得るために、特に高い回転速度において、好ましいこともある。高い回転速度において、出口バルブの閉鎖と入口バルブの開放の間の期間は、より短くなり、そして負になること、即ち、吸入と排出の間にオーバーラップがあることもある。このことは、液体の噴射を、排ガスの排出または空気の導入のいずれか、またはその両者にオーバーラップさせることを必要にすることがある。出口バルブの閉鎖を、入口バルブの閉鎖の後に行わせることさえも、考えられ得る。
一つの実施形態によれば、本発明の方法は、液体の噴射がまだ続いている間に、燃焼室の中への空気の導入が開始されることにより、特徴付けられる。
前記燃焼室の中への空気の導入が終了される前に、前記燃焼室の中への液体の噴射が終了されることが好ましい。最も遅い場合には、燃焼室の中への液体の噴射は、前記燃焼室の中への空気の導入の終了と同時に、終了されることになる。
燃焼室への燃料の導入が、前記液体の噴射と同時に起こることもあり、そして、前記燃焼室への燃料の導入が、前記液体が噴射されるバルブと同一のバルブを通って、行われても良い。
一つの実施形態によれば、前記液体は、アルコールとともに噴射される。好ましくは、このアルコールは、それによって、圧縮行程に続く仕事行程の間に燃焼されることになる燃料の少なくとも一部を構成する。
他の実施形態によれば、燃料が、空気の導入と同時に前記燃焼室の中へ導入される。例えば、これは、HCCIの間に当てはまる。燃料が、圧縮行程のより遅い段階で別個に導入されることも、可能である。
本発明更なる実施形態によれば、燃料以外の液体の第二の噴射が、燃焼室への空気の導入が終了されたときに、圧縮行程の間に行われる。この液体は、先に噴射された液体と同じタイプであっても、異なるタイプであっても良く、そして、残っている圧縮の仕事を減少させるために、同様に、気化されて、前記燃焼室の中の温度及び圧力を低下させ、それによって効率を改善すると想定される。
それが液体の第一の噴射であるか第二の噴射であるかに拘わらず、液体は、好ましくは、水を有する。液体が燃焼室の中へ導入される前に、その液体は、燃焼室の中に入るときにスプレイの液滴の少なくとも一部が自然に破裂するような程度まで、加圧され且つ加熱される。
本発明の目的はまた、最初に規定された燃焼室を用いて実現される。この燃焼室は、全く同一の圧縮行程の前またはその間に、燃焼室の中へ燃料以外の液体を噴射するための手段、及び、ソフトウエアを備えたコントロール・ユニット、を有している。このソフトウエアは、全く同一の圧縮行程の前またはその間に、前記燃焼室からの排ガスの排出の終了に続いて、そして前記燃焼室の中への空気の導入が開始される前に、前記液体を噴射するために、バルブを開けるように構成されている。
前記手段は、前記燃料を噴射するためのバルブを有していても良く、前記バルブは、そのとき、好ましくは、調整可能なバルブであり、例えば、空気圧で、油圧式にまたは電磁石で作動されるバルブである。更にまた、前記手段は、ソフトウエアを備えたコントロール・ユニットを有していても良く、このソフトウエアは、示唆された、本発明の方法に基づいて、前記バルブの開放及び閉鎖をコントロールするように構成されている。
好ましくは、入口及び出口バルブは、いわゆる調整可能なバルブであり、即ち、クランク・シャフトに機械的に接続されたバルブではなく、クランク・シャフトの位置に拘わらず自由に調整可能なバルブである。従って、エンジン・シリンダの前記燃焼室へのバルブが、調整可能なバルブと呼ばれる、前記バルブは、例えば、加圧された流体の作用により、コンピュータ・ベースの(好ましくは電子的な)コントロール・システムからの信号に基づき、開けられ且つ閉じられる。
本発明の更なる特徴及び優位性は、以下の詳細な説明及び添付図面の中で示される。
次に、本発明が、例として、添付図面を参照しながら説明される。
図1に、本発明に基づく燃焼機関の一部を概略的に示す。好ましくは、この燃焼機関は、自動車、バスまたはトラックのような、車両を推進するように構成されている。この燃焼機関は、シリンダ1、シリンダ1の中で往復運動をするように設けられたピストン2、シリンダ及びピストンにより境界が定められる燃焼室3、入口バルブ4、出口バルブ5、及び燃料以外の液体を噴射するためのバルブまたはノズル6を有している。ノズル6が、前記液体を噴射することの他に、エタノールのような、アルコールのような、燃料の少なくとも一部を噴射するためにも使用されて良いと、考えられる。排ガス・システムなどが、出口バルブ5が配置された出口に接続されても良い。
この図において、ピストン2は、2行程サイクルの中の、圧縮行程の間で運動中であり、そして、空気が、恐らくは燃料とともに、開放されている入口バルブ3を通って燃焼室の中へ流れている。出口バルブ4は、ピストン2がその下死点位置にあるときには開けられていたが、今は、閉じられている。
回路7は、バルブ4及び5及びノズル6へのアクチュエータの運転のために使用される。コントロール・ユニット8は、回路7及び前記回路に接続されたバルブ4及び5及びノズル6の信号コントロールをもたらすために、回路7に動作可能に接続されている。回路7は、電気的なコンポーネント及び圧力流体回路、好ましくは空気圧式の圧力流体回路を有していても良い。例えば、回路7は、パイロット・バルブ(図示せず)を有していても良く、このパイロット・バルブは、電磁石により駆動される。それの目的は、空気のような、圧力流体のアクチュエータ・チャンバへの(図示せず)流れをコントロールすることにあり、その中に配置されたアクチュエータ・ピストンを作動させるためであり、これらのアクチュエータ・ピストンにより、入口バルブ4及び入口バルブ5が駆動される。
部材9が、例えばガス・ペダルが、トルクの指令をもたらすために、コントロール・ユニット8に動作可能に接続される。センサー10は、クランク・シャフト11の上に配置された勾配が付けられたプレート12に隣接していて、コントロール・ユニット8に動作可能に接続され、、回転速度及びクランク・シャフトの位置および/またはシリンダ1の中でのピストン2の位置に関する情報を、コントロール・ユニット8に連続的に与える。コントロール・ユニット8は、いつ調整可能なバルブ4及び5が開けられまたは閉じられるかを、及び、前記流体を噴射するために、いつノズル6が開けられるかを決定する。
2行程エンジンの運転において、図2に示すように、燃焼ガスの排出“a”、燃料以外の液体の噴射“b”、及び、空気及び燃料の導入“c”は、本発明によれば、以下のように、起こることもあり得る:
仕事行程の最後に、ピストン2がその下死点にあるとき、出口バルブ5が、燃焼ガスの排出のために開けられ、その燃焼ガスは、パルスとして燃焼室3から流れることになる。これは、その中の圧力が、排ガス・システムまたは前記出口に接続された排ガスのパイプの中の圧力と比べて、かなり高いことの結果として生ずる。前記パルスに続いて、燃焼室3の中の圧力が、入口に接続された空気供給チャネルの圧力より低くなる。燃焼室3からのガスの流れが終了する瞬間に、燃焼室3の中の圧力がその最小となり、そして、好ましい実施形態において、出口バルブ5が、それによって、閉じられることになり、排出を停止させ、そして、その後で直ぐに、入口バルブ4が、空気の供給のために開けられることになる。図2の実施形態に示すように、出口バルブの閉鎖5と入口バルブの開放4の間に、期間が、好ましくは、許容されることになる。
排ガスの排出の終了に続いて、ノズル6が、燃焼室3の中へ液体を、好ましくは水を、噴射するために作動される。液体の量及び組成、及び温度は、燃焼室3の中に入った直後に、好ましくは、出口バルブの閉鎖5と入口バルブの開放4の間の先に述べた期間の間に、液体の少なくとも大部分を気化させるために、適合されることになる。気化の結果として、燃焼室3の中で、仮に液体が噴射されなかったであろう場合と比較して、圧力の相対的な更なる低下が実現されることになる。所与の圧力の、相対的に大きな量の空気の供給のための前提条件が、それによって、形成されている。
出口バルブがまだ開いているときに、ノズル6を動作させることも、即ち、排ガスの排出と液体の噴射の間で、特定のオーバーラップを設けることも、可能性のあるオプションである。そのようなオーバーラップの範囲が、より高い回転速度で大きくなることも自然であり、特に、もし、エンジンの回転速度が更に増大することが許容されながら、関連するバルブ及びノズルの速度が上限に到達する場合に、そのようになる。
その後に、入口バルブ4が開けられる。燃焼室3の中の圧力が、空気の供給のためのチャネルの中の圧力と比べて、かなりより低いので、空気が、パルスとして燃焼室3の中へ流れ、燃焼室3の中の圧力が増大することになる。燃焼室3の中への空気の流れが自動的に終了するときに、圧力がその最大値に到達する。そして、好ましい実施形態によれば、入口バルブ4が、可能な限りこの瞬間の近くに続いて、閉じられることになる。入口バルブ4が開けられた状態で保たれているときに、噴射が続いていても良く、そして、入口バルブ4が閉じられるまで、続いていても良い。
しかしながら、図2は、入口バルブが空気の供給のために開けられる前に、またはそれと同時に、液体の噴射が終了される実施形態を示す。ここで留意すべきことは、回転速度が増大する間に、以上で論じた理由のために、先に述べた期間が、減少しても良く、終わっても良く、また、排ガスの排出と空気の導入のオーバーラップにより置換えられても良いことである。ここで、前記液体の噴射が、前記排出並びに前記導入とオバーラップしても良い。
図2に更に示されているように、圧縮行程の遅い段階の間に、燃焼室3の中への前記液体の更なる、第二の噴射“d”を、噴射ノズル6により実施することもまた、可能である。このとき、その目的は、気化を実現することにあり、そして、その結果として、相対的な圧力が減少し(実際には、圧力の実際の増分が減少する)、そして、それによって、圧縮行程の残りの部分の間の、圧縮の仕事が減少する。
ガス交換の目的のために、180度のクランク・シャフト角度の範囲内で、出口バルブ5を開け且つ入口バルブ4を開けて閉じることは、本発明の範囲内である。バルブが、回転速度に対して独立に、ほぼ同じ速度で作動される場合には、その間にこのガス交換が行われる範囲は、回転速度の増大に伴い増大することになる。好ましくは、出口バルブ5が、下死点の前の、その最も早い90度のクランク角度で開けられ、下死点の後の、最も遅い90度のクランク角度で閉じられる。入口バルブ4は、如何なる状況においても、出口バルブ5の開放の後に開けられることになるが、出口バルブの閉鎖の前に、既に閉じられていても良い。下死点と上死点の間に、180度のクランク角度がある。
図3は、本発明に基づく方法の代替となる実施形態を示し、この形態は、以上において説明されたように、本発明の範囲内である。ここで、出口バルブは、約−45度のクランク角度で、即ち、ピストンの下死点2の45度手前で開けられ、そして、約0度のクランク角度で閉じられる。入口バルブ4は、−10度のクランク角度で開けられ、そして、35度のクランク角度で閉じられる。ノズル6は、−20度のクランク角度で、即ち、入口バルブの開放4の前に開けられ、そして、10度のクランク角度で、即ち、入口バルブ4がまだ開けられている期間の中で閉じられる。従って、図3は、本発明により考えられる方法のステップの、オーバーラップの可能性のある多くのケースの内の一つを示している。
今日の自由に調整可能なバルブ・オープナーは、電子機械的に、油圧式にまたは空気圧により作動される。空気圧で作動されるバルブは、関連する機能のために必要な量よりも大きくない所与の可動量のために、そしてエネルギーのより低い消費で、起動の他の方法よりも速く、特定のリフト高さに到達することがあり得る。前記可動量での、特定のリフト高さまでのバルブの開放と、その閉鎖の間の経過時間は、空気圧で作動されるバルブを用いて、前記方法のその他のための対応するバルブと比べて、かなり短くなることがあり得る。可能な限り速くバルブの運動を行うこと、即ち、最適な動的効果のために、排ガスの排出のため及び空気の供給のために、十分な断面積で開けて閉じることの必要性があるので、空気圧で作動されるバルブの使用は、本発明の好ましい実施形態である。
本発明はまた、本発明に基づく燃焼機関での本発明に基づく方法の実施のための、読み出し可能なコンピュータ・プログラム媒体に貯えられるコンピュータ・プログラム製品にも係る。
本発明は、定常的な2行程運転に限定されることが無く、2行程運転が4行程運転で置き換えられる実施形態、あるいは、通常の仕事行程の代わりに、燃焼の無い行程が行われる実施形態を有していても良い。従って、本発明は、2行程運転を有する運転の一部の間、またはその少なくとも一部の間に、実行されると想定される。
ここで理解すべきことは、全く同一のシリンダ2に、複数の入口バルブ4及び複数の出口バルブ5、並びに、液体を噴射するための複数のノズル6が設けられても良いことである。このとき、好ましくは、出口バルブおよび/または入口バルブは、シリンダ・ヘッドの中に設けられる。バルブが、好ましくは、圧力流体により作動され、自由に調整可能であるので、バルブの個別のコントロールの可能性があり、そして、例えば、二つの出口バルブの内の一つが、バルブの前記対の他方のバルブの前及び直前または後に、開けられても良い。そのような場合には、排ガスの排出は、出口バルブの内の何れかが開けられる最初の瞬間に始まり、前記出口バルブの内のいずれか一つが最後に閉められるまで続く。これはまた、もし、入口バルブ及び噴射ノズルが複数有る場合に、入口バルブのため及び噴射ノズルのために適切である。
図1は、本発明に基づく燃焼機関の一部の概略図である。 図2は、本発明の方法の実施形態のステップのためのタイム・スケジュールの図である。 図3は、本発明の方法の更なる実施形態のステップのタイム・スケジュールの図である。

Claims (20)

  1. 2行程原理に従って運転される燃焼機関の運転のための方法であって、
    この2行程原理は、交互に行われる仕事行程と圧縮行程を有しており、
    ここで、前記燃焼機関は、少なくとも一つのシリンダ(1)及び前記シリンダの中で往復運動を行うピストン(2)と;前記シリンダ(1)及び前記ピストン(2)により境界が定められる燃焼室(3)と;前記燃焼室(3)の中へ燃焼空気を導入するための、少なくとも一つの入口(13)と;前記燃焼室(3)から排ガスを排出するための、少なくとも一つの出口(14)と;を有している方法において、
    全く同一の圧縮行程の前またはその間に、前記燃焼室(3)からの排ガスの排出の終了に続いて、且つ前記燃焼室(3)の中への空気の導入の開始前に、燃料以外の液体が前記燃焼室(3)の中へ噴射されることを特徴とする方法。
  2. 下記特徴を有する請求項1に記載の方法:
    前記液体の噴射は、前記燃焼室(3)からの排ガスの排出の終了の直後に開始される。
  3. 下記特徴を有する請求項1に記載の方法:
    前記液体の噴射は、前記燃焼室(3)からの排ガスの排出の終了から、クランク角度の20度以内に、好ましくはクランク角度の10度以内に、更に好ましくはクランク角度の5度で、開始される。
  4. 下記特徴を有する請求項1または2に記載の方法:
    前記液体の噴射は、排ガスの排出がまだ続いている間に開始される。
  5. 下記特徴を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の方法:
    前記燃焼室(3)の中への空気の導入は、前記液体の噴射がまだ続いている間に開始される。
  6. 下記特徴を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の方法:
    前記燃焼室(3)の中への液体の噴射は、前記燃焼室(3)の中への空気の導入の終了の前に終了される。
  7. 下記特徴を有する請求項1から5のいずれか1項に記載の方法:
    前記燃焼室(3)の中への液体の噴射は、前記燃焼室(3)の中への空気の導入の終了と同時に終了される。
  8. 下記特徴を有する請求項1から7のいずれか1項に記載の方法:
    空気の導入の開始前に前記燃焼室(3)の中へ噴射される前記液体の少なくとも大部分は、空気の導入が開始される前に気化される。
  9. 下記特徴を有する請求項1から8のいずれか1項に記載の方法:
    空気の導入の開始前に噴射された前記液体の実質的に全てが、空気の導入が開始される前に気化される。
  10. 下記特徴を有する請求項1から9のいずれか1項に記載の方法:
    前記燃焼室(3)への燃料の供給は、前記液体の噴射と同時に行われる。
  11. 下記特徴を有する請求項1から10のいずれか1項に記載の方法:
    前記燃焼室(3)の中への燃料の導入は、前記液体が噴射されるバルブと同一のバルブを用いて行われる。
  12. 下記特徴を有する請求項10または11に記載の方法:
    前記液体は、アルコールとともに噴射される。
  13. 下記特徴を有する請求項12に記載の方法:
    前記アルコールは、圧縮行程に続く仕事行程において燃焼されることになる燃料の少なくとも一部を構成する。
  14. 下記特徴を有する請求項1から13のいずれか1項に記載の方法:
    燃料が、空気の導入と同時に、前記燃焼室(3)に供給される。
  15. 下記特徴を有する請求項1から14のいずれか1項に記載の方法:
    前記燃焼室(3)の中への空気の導入の終了の後、圧縮行程の間に燃料以外の液体の第二の噴射が行われる。
  16. 下記特徴を有する請求項1から15のいずれか1項に記載の方法:
    前記液体は、一般的に水を有している。
  17. 下記特徴を有する請求項1から16のいずれか1項に記載の方法:
    前記液体は、前記燃焼室の中へ入ったときにスプレイの液滴の少なくとも一部が自然に破裂する程度に、前記燃焼室の中に導入される前に加圧され且つ加熱される。
  18. 2行程の原理に従って運転される燃焼機関であって、
    この2行程の原理は、交互に行われる仕事行程と圧縮行程を有しており、
    少なくとも一つのシリンダ(1)及び前記シリンダ(1)の中で往復運動を行うピストン(2)と;
    前記シリンダ(1)及び前記ピストン(2)により境界が定められる燃焼室(3)と;
    前記燃焼室(3)の中への燃焼空気の導入のための、少なくとも一つの入口(13)と;
    前記燃焼室(3)からの排ガスの排出のための、少なくとも一つの出口(14)と;
    を有する燃焼機関において、
    当該燃焼機関は、全く同一の圧縮行程の前またはその間に、前記燃焼室(3)の中へ燃料以外の液体を噴射するための手段(6,7,8)を有していること、
    前記手段(6,7,8)は、前記燃焼室(3)の中へ前記液体を噴射するためのバルブと;全く同一の圧縮行程の前またはその間に、前記燃焼室(3)からの排ガスの排出の終了に続いて、且つ前記燃焼室(3)の中への空気の導入の開始前に、前記液体を噴射するために、前記バルブ(6)を開くように設けられたソフトウエアを備えたコントロール・ユニット(8)と;を有していること、
    を特徴とする燃焼機関。
  19. 下記特徴を有する請求項18に記載の燃焼機関:
    前記入口(13)には、自由に調整可能な入口バルブ(4)が設けられている。
  20. 下記特徴を有する請求項18または19に記載の燃焼機関:
    前記出口には、自由に調整可能な出口バルブ(5)が設けられている。
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