JP2009522215A - 多価金属塩を含む油中アルコール形エマルジョン - Google Patents
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Abstract
【選択図】なし
Description
かくて、発汗抑制剤配合物は匂いを防ぎ且つ体により生成される汗を減らす。
かくて、油中アルコール形エマルジョンのような、異なる系を提供することが示唆される。この油中アルコール形エマルジョンは水が無いためそれ自体エマルジョンではない。しかし、それはそのままでは混合しない2つのタイプの液体、即ち低級アルコールと油、の混合物である。しかし、例えば多価金属イオンのような粒子を高濃度で含むそのような種類の油中アルコール形エマルジョンが不安定と考えられることは、確立された技術知識である。
水の存在下で塩酸を遊離するであろう懸濁粒子の化学的な安定性を改善するため、油中アルコール形エマルジョンのような水を含まない組成物の必要性がある。同時に、該水を含まないエマルジョンは該懸濁粒子の均質な配分を提供するため高濃度の電解質の存在下でも安定でなければならない。
(i)油相を提供し、
(ii)アルコール相中の多価金属塩の懸濁液を提供し、
(iii )工程(i)で提供された該油相を工程(iiで提供された該懸濁液と混合して混合物
を得、
(iv)更なるアルコール相中の多価金属塩の懸濁液を提供し、そして
(v)工程(iii )で得られた該混合物を、工程(iv)で提供された該更なるアルコール相
中の多価金属塩の懸濁液と混合して該油中アルコール形エマルジョンを得る。
(i)アルミニウム塩、(ii)低級アルコール相、及び(iii )油相を含む。
本発明の第1の態様において、油中アルコール形エマルジョンが提供される。該エマルジョン形は多価金属塩、低級アルコール相、及び油相を含む。この態様において、油中アルコール形エマルジョンは懸濁した多価金属塩を貯蔵中均質に保つに十分な粘度を持つ。該油中アルコール形エマルジョンは、水を含まないか又は本質的に含まず該懸濁した多価金属塩の良好な化学的安定性をもたらすという明白な利点を持つ。本発明の油中アルコール形エマルジョンは、高いイオン濃度にも拘らず安定であることが理解されるべきである。
本発明のもう1つの態様において、油中アルコール形エマルジョンを製造する方法が提供され、該方法は次の工程を含む:
(i)油相を提供し、
(ii)アルコール相中の多価金属塩の懸濁液を提供し、
(iii )工程(i)で提供された油相を工程(ii)で提供された該懸濁液と混合して混合物
を得、
(iv)アルコール相中の多価金属塩の更なる懸濁液を提供し、そして
(v)工程(iii )で得られた混合物を工程(iv)で提供されたアルコール相中の多価金属
塩の更なる懸濁液と混合して該油中アルコール形エマルジョンを得る。
1つの実施態様において、工程ii)で提供される該多価金属塩は、乳酸アルミニウム又はその水和物のような有機酸の金属塩であり得る。この実施態様において、該有機酸の金属塩は緩衝塩として機能する。
1実施態様において、該多価金属塩は塩化アルミニウムである。
1つの実施態様において、工程ii)で提供される該多価金属塩は乳酸アルミニウム又はその水和物であり得る。この実施態様において、該有機酸の多価金属塩は緩衝塩として機能する。
本発明に含まれる該多価金属塩は油中アルコール形エマルジョン中の高濃度の電解質を提供する如何なる多価金属塩でもよい。該多価金属塩は有機酸及び/又は無機酸の塩の何れでもよい。
1実施態様において、該金属塩は有機酸の多価金属塩と無機酸の多価金属塩との組合せを含む。
好ましい実施態様において、該多価金属塩は発汗抑制効果を持つ多価金属塩と緩衝効果を持つ多価金属塩との組合せである。典型的には、緩衝効果を持つ該多価金属塩が有機酸の多価金属塩である場合、発汗抑制効果を持つ該多価金属塩は無機酸塩である。
「利用され得る水を含まない」及び「実質的に水を含まない」という用語は互換的に用いられ、該配合物中に存在する水が、存在量が余りに少ないか又は該組成物中の他の成分により余りに強く拘束されているためのどちらかにより、該アルミニウム塩を溶媒和することが無いことを意味する。かくて、AlCl3は、例えば95%エタノール中又は液状ソルビトール中では加水分解を受けない。
従って、幾つかの実施態様において、該油中アルコール形エマルジョンに含まれるべき該金属イオンは、アルミニウム(Al)、鉄(Fe)、ジルコニウム(Zr)、カルシウム(Ca)、銅(Cu)、マグネシウム(Mg)、チタニウム(Ti)、鉛(Pb)、錫(Sn)及びそれらの水和物からなる群から撰ばれ得る。
発汗抑制効果を持つことが技術的に知られているアルミニウム塩は、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックス PEG(アルミニウムクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムクロロハイドレックス PG(アルミニウムクロロハイドレックス プロピレングリコール)、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックス PEG(アルミニウムジクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムジクロロハイドレックス PG(アルミニウムジクロロハイドレックス プロピレングリコール)、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックス PEG(アルミニウムセスキクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムセスキクロロハイドレート PG(アルミニウムセスキクロロハイドレート プロピレングリコール)、硫酸アルミニウム(緩衝された硫酸アルミニウム)、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムテトラコロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックス GLY及びそれらの任意の組合せ、又は任意の他のFDAが承認した発汗抑制剤もしくはそれらの剤の組合せ(FDAの該剤のリストはしばしば更新される)、からなる群から選ばれた活性アルミニウム化合物を含む。
あり得る。
本発明の好ましい実施態様において、該油中アルコール形エマルジョンは、例えば塩化アルミニウムと乳酸アルミニウムの組合せのような、該アルミニウム塩が活性アルミニウム塩とアルミニウム緩衝剤との組合せであるアルミニウム塩を含む。
該油中アルコール形エマルジョンは、典型的には不連続相中に存在する低級アルコールを含み、その場合該油相は典型的に連続相中に存在する。好ましい実施態様において、不連続アルコール相中に存在する該アルコールは例えば1〜10個の炭素原子を持つアルコールのような、例えば2〜8個の炭素原子を持つアルコール、例えば2〜6個の炭素原子を持つアルコールのような、例えば2〜4個の炭素原子を持つアルコールのような、低級アルコールである。
本発明の文脈において、「不連続相」という用語は、該アルコール相が該油相中に部分的に懸濁されているため、該アルコール相を指す。かくて、該アルコール相のこれらの部分は連続していない。
本発明の文脈において、「連続相」という用語は、該油相が該アルコール相を取巻く実質的に1個の一貫した(coherent)相であるため、該油相を指す。
1実施態様において、該アルコール相は低級アルコール相を含み、含まれる該低級アルコールは枝分かれのない炭素鎖を持つアルコールであり得る。
1実施態様において、該アルコール相は低級アルコール相を含み、含まれる該低級アルコールは、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、エチレングリコール、1-ブタノール、2-ブタノール又はそれらの任意の組合せからなる群から選ばれ得る。
1実施態様において、該アルコール相は、低級アルコールのようなアルコールを、該油中アルコール形エマルジョンの全量に対する比率として45〜95%(重量/重量)、55〜85%(重量/重量)、例えば65〜75%(重量/重量)の範囲で含む。
好ましくは、該油中アルコール形エマルジョンは、連続した油相を含み、その場合該油相は植物源から得られる水素化油又はその任意の誘導体又は合成生産される任意の同様な生成物から選ばれる1種又はより多種の油及び/又は油脂を含む。本発明の1実施態様において、該油相は、植物源から得られる水素化油及びその任意の誘導体又は合成生産される任意の同様な生成物から選ばれる2種またはより多種の生成物の組合せ、例えば植物源から得られる水素化油及びその任意の誘導体又は合成生産される任意の同様な生成物から選ばれる3種又はより多種の組合せを含む。
本発明の好ましい実施態様において、該植物源から得られる水素化油は、水素化ヒマシ油又はその任意の誘導体又は任意の同様な合成生産される生成物であり得る。
本発明の生成物は、該生成物である該油中アルコール形エマルジョンが、該油中アルコール形エマルジョン中の該多価金属塩の高度な均質性を提供する高度なエマルジョン安定性を持つ特徴がある。この高度な安定性は、該生成物を貯蔵しそして該貯蔵の後で該形のエマルジョンの相分離を測定することで証明される。
かくて、本発明による該油中アルコール形エマルジョンは、半月貯蔵後に相分離が起り、内径6.8mmの容器中の0.5リットルの量の油中アルコール形エマルジョンについて測定された場合、高々10mm、例えば高々5mm、例えば高々3mmのような、例えば高々1mm、例えば高々0.7mmのような、例えば高々0.5mm、例えば0.4mmのような、例えば高々0.3mm、例えば高々0.2mmのような、例えば高々0.1mmのような、相分離を持つ。
別に、該油中アルコール形エマルジョンを長い貯蔵期間貯蔵したとき、該油中アルコール形エマルジョンは、半月、例えば1月のような、例えば1月半、2月のような、例えば3月、4月のような、例えば5月、例えば6月のような、例えば12月、の期間貯蔵後に相分離が起り、内径6.8mmの容器中の0.5リットルの量の油中アルコール形エマルジョンについて測定された場合、高々5mm、例えば高々1mm の相分離を持つ。
この、発生するかもしれない僅かな相分離の主な理由は、日中の該アルコール相の蒸発とそれに続く夜間の該アルコール相の凝縮により引き起こされ得る。かくて、該相分離の顕著な改善は該油中アルコール形エマルジョンを温度及び光線の影響が無いか又は制限された条件下で貯蔵することにより得られ得る。
ここで用いる「密度」という用語はml当たりのgとして測定した該油中アルコール形エマルジョンの重量と理解される。該測定は20℃で行なわれる。
本発明の該油中アルコール形エマルジョンは、該エマルジョンが、高いイオン及び/又は電解質濃度にも拘らず安定であるという点で特異的である。従って、本発明の油中アルコール形エマルジョンは高濃度のイオンを含む安定なエマルジョンが望まれる場合常に利用可能である。高濃度のイオンを含む該油中アルコール形エマルジョンは従って塗料又は発汗抑制剤、シャンプー又はボヂーローションのような化粧品に用途を見出し得る。
上記から理解されるように、該油中アルコール形エマルジョンは発汗抑制剤として使用し得る。
即ち、1実施態様において、該油中アルコール形エマルジョンは発汗低下のための発汗抑制剤として使用し得る。
そのような発汗低下は、人の腋の下、手の中又は足の下又は上で得られる。
発汗抑制剤としての使用の結果として、該油中アルコール形エマルジョンは望ましくない臭いの低下のために用い得る。
特に、発汗抑制剤としての該油中アルコール形エマルジョンの使用は多汗症の症状を治療し又は向上することができる。
本発明の1実施態様において、提供される及び/又は製造中の該油中アルコール形エマルジョンの温度は、該油中アルコール形エマルジョンがアルコール中油形エマルジョンに転換することがあるため、40℃を超えない。
活性アルミニウム塩及びアルミニウム緩衝塩を含む油中アルコール形エマルジョンの製造
活性アルミニウム塩とアルミニウム緩衝剤を含む油中アルコール形エマルジョンのpHと導電率
油中アルコール形エマルジョンと水との混合物が提供され、得られる該混合物についてpH及び導電率が測定される。
得られた結果は下記表に表示される。
本発明の組成物の安定性
安定性試験は実施例1と同様にして提供される該油中アルコール形エマルジョンについて行なわれた。
実施例1と同様にして提供された該油中アルコール形エマルジョンは25mlのびん中で25℃で培養(incubate)された。1週間後該びんは該培養器から外されそして該安定性が評価された。検査後、該びんは更に1週間(合計2週間)該培養器中に戻された。2週間後、該びんは再び培養器から外されそして該安定性が再度評価された。該試験は4回繰り返された。
上の結果は、本発明により提供される該油中アルコール形エマルジョンが、高濃度の多価金属塩(乳酸アルミニウム及びAlCl3)が存在しても安定で均質であり、2週間の静置後も相分離が無いことを示す。
加速安定性試験が実施例1と同様にして提供された該油中アルコール形エマルジョンについて30℃で行なわれ、該油中アルコール形エマルジョンは24、48、72及び96時間後に分析された。
実施例1と同様にして提供された該油中アルコール形エマルジョンは、25mlのびん中30℃で培養された。24,48,72及び96時間後びんは該培養器から外され、室温に冷却されそして分析された。
培養時(0時間)に、密度のみならず乳酸アルミニウム及びAlCl3の含有量が測定された。
時間 乳酸アルミニウム AlCl3 密度
0時間 10.34%(重量/重量) 10.27%(重量/重量) 0.9191
培養前、培養直後(冷却前)及び該びんの室温到達後における重量の一貫性は、生成物の損失がなく、そして重量の僅かな違いは試験方法の間の僅かな変動によるものであろうことを示す。
加速試験はまた相分離及び沈殿の無い常に均質な液相を示し、そして一定な密度は高濃度の多価金属塩(乳酸アルミニウム及びAlCl3)を含む安定な油中アルコール形エマルジョンを示す。
乳酸アルミニウムとAlCl3の量が一定に保たれているように、乳酸アルミニウムとAlCl3は該油中アルコール形エマルジョン中に含まれている場合如何なる分解も化学反応も受けないことを示す。
本発明の油中アルコール形エマルジョン(次の生成物2)の安定性は、EP 0 386 018中に記載された発汗抑制剤組成物(次の生成物1)と比較され得る。
該生成物1及び2は500mlのびん中に室温で置かれ、日中及び夜間光に当てられ、夜間に約5℃の僅かな温度低下があり、揺動又は移動は無かった。
生成物1は不安定な配合物を成しており、丁度10分後に凝集/沈殿を生じ、異なる相に分離する。
生成物2は、試験が行なわれた全9日間安定な配合物を成す。2mmの清澄液という極めて僅かな相分離が観察された(6日後に1mmで始まり、9日後に2mmに到達した)。この僅かな相分離は「キャリヤー物質」である該アルコールが日中及び夜間の僅かな温度変化により凝縮するために起るが、該生成物2の安定性には影響しない。該僅かな相分離は、該びんを緩やかに揺らすか又は1回か2回該びんを回転するだけで容易に消すことができ、該均質で安定な生成物が再生される。
Claims (80)
- i)多価金属塩
ii)低級アルコール相
iii )油相
を含む油中アルコール形エマルジョン。 - 該多価金属塩が、該油中アルコール形エマルジョンの5〜50%重量/重量の範囲、例えば10〜40%重量/重量のような範囲、例えば15〜35%重量/重量のような範囲、の量で含まれる、請求項1に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該多価金属塩が2価、3価又は4価の金属イオンを含む、請求項1に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該金属イオンが、アルミニウム(AL)、鉄(Fe)、ジルコニウム(Zr)、カルシウム(Ca)、銅(Cu)、マグネシウム(Mg)、チタニウム(Ti)、鉛(Pb)、錫(Sn)及びそれらの水和物からなる群から選ばれる、請求項3に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該多価金属塩がアルミニウム塩である、請求項1〜4の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該アルミニウム塩が、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックス PEG(アルミニウムクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムクロロハイドレックス PG(アルミニウムクロロハイドレックス プロピレングリコール)、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックス PEG(アルミニウムジクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムジクロロハイドレックス PG(アルミニウムジクロロハイドレックス プロピレングリコール)、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックス PEG(アルミニウムセスキクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムセスキクロロハイドレート PG(アルミニウムセスキクロロハイドレート プロピレングリコール)、硫酸アルミニウム(緩衝された硫酸アルミニウム)、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムテトラコロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックス GLY及びそれらの任意の組合せ、からなる群から選ばれた活性アルミニウム化合物を含む、請求項5に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該アルミニウム塩が乳酸アルミニウムのようなアルミニウム緩衝剤を含む、請求項5に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該アルミニウム塩が塩化アルミニウムと乳酸アルミニウムの組合せを含む、請求項5〜7の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該アルミニウム塩がアルミニウム塩ハイドレートである、請求項5〜8の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンの全量に対する該アルミニウム塩の量比が、5〜50%重量/重量の範囲、例えば10〜40%重量/重量のような範囲、例えば15〜35%重量/重量のような範囲である、請求項5〜8の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該多価金属塩が塩化第2鉄又はジルコニウム粉又はそれらの任意の組合せを含む、請求項1〜4の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該低級アルコール相が炭素数1〜10のアルコールである、請求項1〜11の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該低級アルコール相がモノ-又はジ-アルコールである、請求項1〜12の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該低級アルコール相が枝なしの炭素鎖を持つアルコールである、請求項1〜13の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該低級アルコール相が、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、エチレングリコール、1-ブタノール、2-ブタノール又はそれらの任意の組合せからなる群から選ばれたアルコールを含む、請求項1〜14の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンの全量に対する該低級アルコールの量比が、45〜95%(重量/重量)、55〜85%(重量/重量)、例えば65〜75%(重量/重量)、のような範囲である、請求項1〜15の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油相が、植物源から得られた水素化油又はその任意の誘導体、又は合成生産された任意の同様な生成物、から選ばれた1種又は多種の油及び/又は脂肪生成物を含む、請求項1〜16の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油相が、更に、シロキサン、シラン、ワックス、脂肪酸エステル、グリセロールエステル及びそれらの任意の誘導体、又は任意の同様な合成生産されたこの群の成分、からなる群から選ばれた添加物を含む、請求項1〜17の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンの全量に対する該油相の量比が、0〜20%(重量/重量)の範囲、例えば0.05〜20%(重量/重量)のような、例えば0.1〜20%(重量/重量)の範囲、例えば0.5〜20%(重量/重量)のような、例えば1〜20%(重量/重量)の範囲、例えば3〜15%(重量/重量)のような、例えば5〜10%(重量/重量)の範囲、例えば1〜5%(重量/重量)のような、例えば1〜2%(重量/重量)の範囲、例えば1〜15%(重量/重量)のような、例えば2〜10%の、例えば3〜5%(重量/重量)のような範囲、である、請求項1〜18の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、半月貯蔵後に相分離が起り、内径6.8mmの容器中の0.5リットルの量の油中アルコール形エマルジョンについて測定された場合、高々10mm、例えば高々5mm、例えば高々3mmのような、例えば高々1mm、例えば高々0.7mmのような、例えば高々0.5mm、例えば0.4mmのような、例えば高々0.3mm、例えば高々0.2mmのような、例えば高々0.1mmのような、相分離を持つものである、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、半月、例えば1月のような、例えば1月半、2月のような、例えば3月、4月のような、例えば5月、例えば6月のような、例えば12月、の期間貯蔵後に相分離が起り、内径6.8mmの容器中の0.5リットルの量の油中アルコール形エマルジョンについて測定された場合、高々5mm、例えば高々1mm の相分離を持つものである、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、1.02〜0.82 g/mlの範囲、例えば0.87〜0.97のような範囲、例えば0.90〜o.95のような範囲、の密度を持つ、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、20℃における50%(重量/重量)の油中アルコール形エマルジョンと50%(重量/重量)の水との混合物について測定した場合、0〜5の範囲、例えば0〜4のような範囲、例えば0〜3のような範囲のpHを持つ、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、20℃における50%(重量/重量)の油中アルコール形エマルジョンと50%(重量/重量)の水との混合物について測定したとき、4〜18ms/cmの範囲、例えば5〜16ms/cmのような範囲、例えば6〜15ms/cmのような範囲、例えば7〜14ms/cmのような範囲、例えば8〜13ms/cmのような、例えば9〜12ms/cmのような、例えば10〜11ms/cmのような範囲、の導電率を持つものである、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが45〜95%(重量/重量)の範囲、例えば55〜85%(重量/重量)のような範囲、例えば65〜75%(重量/重量)のような範囲、の量のアルコールを含む、請求項1〜24の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、乳酸アルミニウムのような緩衝塩を、4〜17%(重量/重量)、例えば5〜16%(重量/重量)のような、例えば6〜15%(重量/重量)のような、例えば7〜14%(重量/重量)のような、例えば8〜13%(重量/重量)のような、例えば7〜12%(重量/重量)のような範囲の量で含む、請求項1〜25の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、アルミニウム塩のような活性アルミニウム化合物を、4〜17%(重量/重量)、例えば5〜16%(重量/重量)のような、例えば6〜15%(重量/重量)のような、例えば7〜14%(重量/重量)のような、例えば8〜13%(重量/重量)のような、例えば7〜12%(重量/重量)のような範囲の量で含む、請求項1〜26の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、シクロペンタシロキサンのようなシロキサン誘導体を、1〜9%(重量/重量)、例えば2〜8%(重量/重量)のような、例えば3〜7%(重量/重量)のような、例えば4〜6%(重量/重量)のような範囲の量で含む、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、グリセリルステアレートのようなグリセリルエステルを、5%(重量/重量)未満、例えば4%(重量/重量)未満のような、例えば3%(重量/重量)未満のような、例えば2%(重量/重量)のような、例えば1%(重量/重量)のような量で含む、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、セチルパルミテートのようなセチルエステルを、5%(重量/重量)未満、例えば4%(重量/重量)未満のような、例えば3%(重量/重量)未満のような、例えば2%(重量/重量)未満のような、例えば1%(重量/重量)未満のような量で含む、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、マイクロクリスタリンワックスのようなワックスを、5%(重量/重量)未満、例えば4%(重量/重量)未満のような、例えば3%(重量/重量)未満のような、例えば2%(重量/重量)未満のような、例えば1%(重量/重量)未満のような量で含む、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、水素化ヒマシ油のような油を、5%(重量/重量)未満、例えば4%(重量/重量)未満のような、例えば3%(重量/重量)未満のような、例えば2%(重量/重量)未満のような、例えば1%(重量/重量)未満のような量で含む、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 該油中アルコール形エマルジョンが、塗料、又は発汗抑制剤、シャンプー又はボディーローションのような化粧品に使用される、上記全請求項の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン。
- 油中アルコール形エマルジョンを製造する方法であって、次の工程を含む方法:
(i)油相を提供し、
(ii)アルコール相中の多価金属塩の懸濁液を提供し、
(iii )工程(i)で提供された該油相を工程(iiで提供された該懸濁液と混合して混合物
を得、
(iv)更なるアルコール相中の多価金属塩の懸濁液を提供し、そして
(v)工程(iii )で得られた該混合物を、工程(iv)で提供された該更なるアルコール相
中の多価金属塩の懸濁液と混合して該油中アルコール形エマルジョンを得る。 - 工程(iii )が、工程(i)で提供された油相を、工程(ii)で提供された該懸濁液に徐々に添加することにより行なわれる、請求項34に記載の方法。
- 工程(v)が、工程(iv)で提供された該更なる懸濁液を、工程(iii )で得られた該混合物に徐々に添加して該油中アルコール形エマルジョンを得ることにより行なわれる、請求項34〜35の何れか1項に記載の方法。
- 工程(ii)及び/又は工程(iv)の該多価金属塩が、2価、3価又は4価の金属イオンを含む、請求項34〜36の何れか1項に記載の方法。
- 該金属イオンが、アルミニウム(Al)、鉄(Fe)、ジルコニウム(Zr)、カルシウム(Ca)、銅(Cu)、マグネシウム(Mg)、チタニウム(Ti)、鉛(Pb)、錫(Sn)、又はそれらの水和物からなる群から選ばれる、請求項37に記載の方法。
- 工程(ii)における該多価金属塩が有機酸の多価金属塩である、請求項34〜38の何れか1項に記載の方法。
- 該有機酸の多価金属塩が乳酸アルミニウム又はその水和物である、請求項39に記載の方法。
- 工程(iv)における該多価金属塩が無機酸の多価金属塩である、請求項34〜40の何れか1項に記載の方法。
- 該無機酸の多価金属塩が、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックス PEG(アルミニウムクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムクロロハイドレックス PG(アルミニウムクロロハイドレックス プロピレングリコール)、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックス PEG(アルミニウムジクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムジクロロハイドレックス PG(アルミニウムジクロロハイドレックス プロピレングリコール)、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックス PEG(アルミニウムセスキクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムセスキクロロハイドレート PG(アルミニウムセスキクロロハイドレート プロピレングリコール)、硫酸アルミニウム(緩衝された硫酸アルミニウム)、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムテトラコロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックス GLY及びそれらの任意の組合せ、からなる群から選ばれた活性アルミニウム化合物を含む、請求項41に記載の方法。
- 該無機酸の多価金属塩が塩化アルミニウム又はその水和物である、請求項42に記載の方法。
- 工程(v)で得られた該油中アルコール形エマルジョンの50%(重量/重量)の混合物として測定したときのpHが、20℃における油中アルコール形エマルジョン50%(重量/重量)と50%(重量/重量)の水との混合物について測定したとき、0〜5の範囲、例えば0〜4のような範囲、例えば0〜3のような範囲である、請求項34〜43の何れか1項に記載の方法。
- 工程(v)で得られた該油中アルコール形エマルジョンの50%(重量/重量)の混合物として測定したときの導電率が、20℃における50%(重量/重量)の油中アルコール形エマルジョンと50%(重量/重量)の水との混合物として測定したとき、4〜18ms/cmの範囲、例えば5〜16ms/cmのような範囲、例えば6〜15ms/cmのような範囲、例えば7〜14ms/cmのような範囲、例えば8〜13ms/cmのような範囲、例えば9〜12ms/cmのような範囲、例えば10〜11ms/cmのような範囲である、請求項34〜44の何れか1項に記載の方法。
- (i)アルミニウム塩、
(ii)低級アルコール相、及び
(iii )油相
を含む発汗抑制剤。 - 該アルミニウム塩が無機酸のアルミニウム塩及び/又は有機酸のアルミニウム塩を含む、請求項46に記載の発汗抑制剤。
- 該無機酸のアルミニウム塩が、塩化アルミニウム、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムクロロハイドレックス PEG(アルミニウムクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムクロロハイドレックス PG(アルミニウムクロロハイドレックス プロピレングリコール)、アルミニウムクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレート、アルミニウムジクロロハイドレックス PEG(アルミニウムジクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムジクロロハイドレックス PG(アルミニウムジクロロハイドレックス プロピレングリコール)、アルミニウムセスキクロロハイドレート、アルミニウムセスキクロロハイドレックス PEG(アルミニウムセスキクロロハイドレックス ポリエチレングリコール)、アルミニウムセスキクロロハイドレート PG(アルミニウムセスキクロロハイドレート プロピレングリコール)、硫酸アルミニウム(緩衝された硫酸アルミニウム)、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムオクタクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムテトラコロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロハイドレックス GLY、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロハイドレックス GLY及びそれらの任意の組合せ、からなる群から選ばれた活性アルミニウム化合物を含む、請求項47に記載の発汗抑制剤。
- 該アルミニウム塩が塩化アルミニウムである、請求項46〜48の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該アルミニウム塩が乳酸アルミニウムのようなアルミニウム緩衝剤を含む、請求項46〜49の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該アルミニウム塩が塩化アルミニウムと乳酸アルミニウムの組合せを含む、請求項50に記載の発汗抑制剤。
- 該アルミニウム塩がアルミニウム塩水和物である、請求項46〜51の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗防止剤の全量に対する該アルミニウム塩の量比が、5〜50%(重量/重量)、例えば10〜40%(重量/重量)のような、例えば15〜35%(重量/重量)のような範囲である、請求項46〜52の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該低級アルコール相が炭素数1〜10のアルコールである、請求項46〜53の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該低級アルコール相がモノ-又はジ-アルコールである、請求項46〜54の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該低級アルコール相が枝分かれのない炭素鎖を持つアルコールを含む、請求項46〜55の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該低級アルコール相が、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノール、エチレングリコール、1-ブタノール、2-ブタノール又はそれらの任意の組合せからなる群から選ばれたアルコールを含む、請求項46〜56の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該低級アルコール相の該発汗抑制剤の全量に対する量比が45〜95%(重量/重量)、55〜85%(重量/重量)、例えば65〜75%(重量/重量)のような範囲である、請求項46〜57の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該油相が、植物源から得られた水素化油又はその任意の誘導体、又は合成生産された任意の同様な生成物から選ばれた1種又は多種の油及び/又は脂肪生成物を含む、請求項46〜58の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該油相がシロキサン、シラン、ワックス、脂肪酸エステル、グリセロールエステル及びそれらの任意の誘導体、又は任意の同様な合成生産されたこの群の成分からなる群から選ばれた添加物を含む、請求項46〜59の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該油中アルコール形エマルジョンの全量に対する該油相の量比が、0〜20%(重量/重量)の範囲、例えば3〜15%(重量/重量)のような範囲、例えば5〜10%(重量/重量)の範囲、例えば1〜5%(重量/重量)のような、例えば1〜2%(重量/重量)の範囲、例えば1〜15%(重量/重量)のような範囲、例えば2から10%(重量/重量)の範囲、例えば3〜5%(重量/重量)の範囲、である、請求項46〜60の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、半月貯蔵後に相分離が起り、内径6.8mmの容器中の0.5リットルの量の油中アルコール形エマルジョンについて測定された場合、高々10mm、例えば高々5mm、例えば高々3mmのような、例えば高々1mm、例えば高々0.7mmのような、例えば高々0.5mm、例えば0.4mmのような、例えば高々0.3mm、例えば高々0.2mmのような、例えば高々0.1mmのような、相分離を持つものである、請求項46〜61の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、半月、例えば1月のような、例えば1月半、2月のような、例えば3月、4月のような、例えば5月、例えば6月のような、例えば12月、の期間貯蔵後に相分離が起り、内径6.8mmの容器中の0.5リットルの量の油中アルコール形エマルジョンについて測定された場合、高々5mm、例えば高々1mm の相分離を持つものである、請求項46〜62の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、1.02〜0.82 g/mlの範囲、例えば0.87〜0.97のような範囲、例えば0.90〜o.95のような範囲、の密度を持つ、請求項46〜63の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、20℃における50%(重量/重量)の発汗抑制剤と50%(重量/重量)の水との混合物について測定した場合、0〜5の範囲、例えば0〜4のような範囲、例えば0〜3のような範囲のpHを持つ、請求項46〜64の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、20℃における50%(重量/重量)の発汗抑制剤と50%(重量/重量)の水との混合物について測定したとき、4〜18ms/cmの範囲、例えば5〜16ms/cmのような範囲、例えば6〜15ms/cmのような範囲、例えば7〜14ms/cmのような範囲、例えば8〜13ms/cmのような、例えば9〜12ms/cmのような、例えば10〜11ms/cmのような範囲、の導電率を持つものである、請求項46〜65の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が45〜95%(重量/重量)の範囲、例えば55〜85%(重量/重量)のような範囲、例えば65〜75%(重量/重量)のような範囲、の量のアルコールを含む、請求項46〜66の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、乳酸アルミニウムのような緩衝塩を、4〜17%(重量/重量)、例えば5〜16%(重量/重量)のような、例えば6〜15%(重量/重量)のような、例えば7〜14%(重量/重量)のような、例えば8〜13%(重量/重量)のような、例えば7〜12%(重量/重量)のような範囲の量で含む、請求項46〜67の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、アルミニウム塩のような活性発汗抑制剤を、4〜17%(重量/重量)、例えば5〜16%(重量/重量)のような、例えば6〜15%(重量/重量)のような、例えば7〜14%(重量/重量)のような、例えば8〜13%(重量/重量)のような、例えば7〜12%(重量/重量)のような範囲の量で含む、請求項46〜68の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、シクロペンタシロキサンのようなシロキサン誘導体を、1〜9%(重量/重量)、例えば2〜8%(重量/重量)のような、例えば3〜7%(重量/重量)のような、例えば4〜6%(重量/重量)のような範囲の量で含む、請求項46〜69の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、グリセリルステアレートのようなグリセリルエステルを、5%(重量/重量)未満、例えば4%(重量/重量)未満のような、例えば3%(重量/重量)未満のような、例えば2%(重量/重量)のような、例えば1%(重量/重量)のような量で含む、請求項46〜70の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、セチルパルミテートのようなセチルエステルを、5%(重量/重量)未満、例えば4%(重量/重量)未満のような、例えば3%(重量/重量)未満のような、例えば2%(重量/重量)未満のような、例えば1%(重量/重量)未満のような量で含む、請求項46〜71の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、マイクロクリスタリンワックスのようなワックスを、5%(重量/重量)未満、例えば4%(重量/重量)未満のような、例えば3%(重量/重量)未満のような、例えば2%(重量/重量)未満のような、例えば1%(重量/重量)未満のような量で含む、請求項46〜72の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が、水素化ヒマシ油のような油を、5%(重量/重量)未満、例えば4%(重量/重量)未満のような、例えば3%(重量/重量)未満のような、例えば2%(重量/重量)未満のような、例えば1%(重量/重量)未満のような量で含む、請求項46〜73の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 該発汗抑制剤が実質的に水を含まない、請求項46〜74の何れか1項に記載の発汗抑制剤。
- 発汗抑制剤における使用のための、請求項1〜33の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョンの使用。
- 汗を減少させるための、請求項1〜33の何れか1項に記載の油中アルコールエマルジョン又は請求項46〜75の何れか1項に記載の発汗抑制剤の使用。
- 該汗の減少が人の腋の下、手の中又は足の下又は上で得られる、請求項77に記載の使用。
- 望ましくない匂いを減少させるための、請求項1〜33の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン又は請求項46〜75の何れか1項に記載の発汗抑制剤の使用。
- 請求項1〜33の何れか1項に記載の油中アルコール形エマルジョン又は請求項46〜75の何れか1項に記載の発汗抑制剤の使用により多汗症の症状を治療し又は高める方法。
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