JP2009517140A - 脈波伝播速度の推定方法 - Google Patents

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Abstract

単一位置での、脈波波形の記録から、大動脈の血圧の脈波伝播速度(PWV)を推定する方法であって、1.中心圧力波形(CPW)を判断するために時間に関連した患者の動脈圧力を測定するステップと、2.前記CPWから患者の大動脈の脈圧パルスの伝達時間(PPTT)を推定するステップと、3.前記患者の肉体的特徴から患者の頚動脈と大腿動脈との距離を推定するステップと、4.患者のPWVを推定するために、算出された患者のPPTTによって患者の算出された頚動脈と大腿動脈の距離を除算するステップとを備える方法。

Description

本発明は、単一位置での圧力波形の記録から大動脈における血圧脈波伝播速度(PWV)を推定する方法に関する。
動脈の硬化は、循環系の病気が心臓血管の危険を引き起こす主要なメカニズムである。動脈の樹形状分岐構造における動脈の硬化の増加は、中心の心臓収縮及び脈圧を増やし、及び左心室上の負荷を増やし、心拡張期における冠状動脈を通しての潅流圧を下げる。それによって、心臓発作、心不全及び脳卒中の危険性が増加する。
PWVは、動脈の樹形状分岐構造における二つの位置間の区間内の動脈硬化の度合いを得るための確立した技術である。動脈に沿った脈波の速度は、動脈のその長さにおける硬直性に依存する。最も一般的には、PWVは、大動脈の動脈硬直の主な度合いを提供するために頚動脈と大腿周辺の動脈部位との間で測定される。大動脈のPWVは加齢により増加し、一般的には、30歳と60歳の間では倍増する。
生活水準が向上するにつれ、ライフスタイルに密接して影響を受ける、高血圧、肥満及び高脂質血症のような疾患の発生率が次第に増加する。動脈壁の異常又は退化の原因による動脈硬化は、これらの疾患に関係する主な合併症であること、及び心不全、心臓発作及び脳卒中のような循環器系の疾患を引き起こす合併症であることが周知である。その結果として、循環器系疾患及び脳卒中は、先進国の死亡率及び疾病率の主な原因である。これらの数の上昇によって、循環系の疾患の早期発見及び治療の必要が臨床的な優先事項となっている。歴史的に、医療の専門家は、これらの疾患の兆候を示す患者を治療することを優先してきた。早期の検出及び発見を成功させるため、未症候性の「危険な」患者を発見する必要がある。循環系の危険の所見及び処置は、疾患の発症を遅らせるだけでなく、医療費用を削減し、さらに生活の質を向上するであろう。
PWVは、動脈の硬化を測定する臨床医にとっては、価値の基準(gold standard)である。臨床研究において以下の研究成果が報告され、広く確認されてきた。
PWVは、動脈硬化性の負荷又は循環系の危険の指標として示唆される、
大動脈のPWVは、独立的に所見される糖尿病の合併症の発病度と相関がある、
動脈の硬直は、高齢者及び高血圧、糖尿病、動脈硬化、及び腎臓病の末期段階にあるような人に増加する、
大動脈PWVは、動脈硬化の存在とその程度、及び大動脈の構造の衰弱に強く関係し、さらに高血圧症患者の心臓血管の危険の強力な指標及び預言者に相当する、及び
大動脈PWVは、循環系の強い独立の預言者であり、さらに血液透析上の末期の腎臓病患者の死亡率の要因である。
したがって、動脈硬化の計測は、循環系疾患の影響の高い危険な患者を識別するのには重要なツールである。これらの患者を識別するための能力は、危険の層別化及び早期化さらには予防療法の費用対効果をもたらす。
PWVを測定するのによく使われてきた周知のシステムは、本出願人のスフィグモコア・ピーヴイエックスSphygmoCor PVx (登録商標)脈波伝播速度システムである。このシステムは脈波伝播速度モードにあって、上皮の二つの動脈位置間の血圧波形を測定する。このシステムは、単一リード心電図(ECG)と、二つの周辺動脈位置(例えば、頚動脈と大腿)における順次圧脈波形のトノメータ(血圧計)との同時測定を行う。この装置は、自動化されたソフトウェア分析及びデータベース手段を備え、さらにその利用の容易さが医師のオフィスに適している。このシステムを使用するためには一人の操作者だけですむ。しかしながら、このシステムは、中間時間基準点として、ECGのR−波ピークを用いること、また比較的に時間を費やし、さらに患者にとってはわずかに侵襲性であるような二つの逐次的な測定を必要とする。
他の周知のPWVシステムは、ECGを不要として、主動脈位置に適用された、同時式直接接触血圧センサを用いる、アーテック・メディカル・コンプリアArtech Medical Complior (登録商標) システムがある。これは、同一脈圧波が体を通過するときに、同一脈圧波の同時記録を行い、その後、PWV、心拍数及び脈伝播時間を計算する。このシステムの課題は、二つの動脈位置にて異なる波形のせいで誤りとなる傾向がある相互相関アルゴリズムを用いることである。
別の周知のシステムは、コリン・メディカルColin Medicalのコリン・ヴァスキュラ・プロファイル・ヴイピー−1000COLIN Vascular Profile VP-1000 (登録商標)システムである。このシステムは、動脈硬化の非侵襲性評価のためのスクリーニングデバイスである。このシステムは、「ウェーブフォーム・アナリシス・アンド・ヴアスキュラ・エヴァリューション」"Waveform Analysis and Vascular Evaluation" ウェイブWAVE(登録商標)技術を使用し、PWV及びABI(アンクル・ブラキエル・インデックス:Ankle Brachial Index)によって動脈を評価する。ECG及び心音図記録に加えて全四肢上の同時性血圧及び波形測定を用いることで、二つの指標が得られる。このシステムの課題は、システムが高価であること及びかさばること、及び脈波が反対方向に移動するときに上肢及び下肢のために広い距離の訂正を組み込むことである。
(発明の目的)
本発明の目的は、上述の課題を解決するか、又は実質的に一つ以上を改善することである。
(発明の概要)
したがって、第1の特徴にあって、本発明は、単一位置での、脈波波形の記録から、大動脈の血圧の脈波伝播速度(PWV)を推定する方法であって、
1.中心圧力波形(CPW)を判断するために時間に関連した患者の動脈圧力を測定するステップと、
2.前記CPWから患者の大動脈圧力パルス伝達時間(PPTT)を推定するステップと、
3.前記患者の肉体的特徴から患者の頚動脈と大腿動脈との距離を推定するステップと、
4.患者のPWVを推定するために、算出された患者のPPTTによって患者の算出された頚動脈と大腿動脈の距離を除算するステップとを
備える。
患者の単一位置圧力測定は、好ましくは非侵襲性とされる、最も好ましくは本出願人のスフィグモコア・ピーエックスSphygmoCor Px (登録商標)脈波分析システムを用いることである。好ましい形にあって、患者の橈骨動脈圧が患者の中心圧力波形(CPW)を推測するために、測定される。別の例にあって、患者の頚動脈の圧力は測定され、CPWの近似として用いられる。
患者の頚動脈と大腿動脈の距離は、患者の身長、体重及び体格指数(BMI)から推定されるのが好ましい。あるいは、頚動脈と大腿動脈間の距離を直接測定することもできるし、或いは上層身体表面の測定から経路長を推定できる。
患者の大動脈PPTTは、好ましくは、患者のCPWの進行圧波形(IPW)及び反射圧波形(RPW)成分を推定することによって、患者のCPWから推定される。それにより、患者の大動脈PPTTは、IPWの基底部(foot)とRPWの基底部(foot)との間の時間差を伴う線形な関係を有する。
大動脈圧力パルス伝達時間(PPTT)、及び前記IPW及びRPW成分の両方は、好ましくは上昇動脈圧波形(CPW)測定から非侵襲的に計算される。その測定は、本出願人のApplicant's SphygmoCor Px (登録商標)パルス波形分析システムを用いることによって引き起こされる。前記CPWを前記IPW及び前記RPW成分に分解することにより、三角形状の流量波形(FL)は、前記CPWの基底部の時間でゼロから前記CPWの第1心臓収縮のピーク(T1)に達する。それは、ピーク流量の時間に対応し、その後、大動脈弁の閉鎖時間にて0に戻る。前記推定された三角形状の流量波形(FL)の高さは、任意である。特性インピーダンス(Zc)は、次に、CPW及び推定された三角形状の流量波形(FL)の両方の高速フーリエ変換(FFT)の比を用いることによって計算される。前記特性インピーダンス(Zc)は、CPW、Zc及び推定された三角形状の流量波形(FL)を入力パラメータとして利用する、動脈波反射モデルに基づいて、前記IPW及び前記RPWを得るために必要とされる。
しかしながら、前記推定された三角形状の流量波形(FL)を用いることは、IPW及びRPWの生理学的に現実性に欠ける波形を与える。これを改善するために、3つの条件が課せられる。RPWは少なくともT1まで一定であり、T1の後のIPWには反射はなく、さらにRPWの初期はスプライン補間を用いることによって滑らかにされる。前記(改善された)推定された流量波形(FLimp)における処理結果の第2ステージは、前記IPW及びRPWを、当初(仮説に基づく)の計算の結果よりも、より滑らかにし、さらにより生理学的に表現する。推定されたPPTTは、その後、IPW及びRPWの基底部間の時間で、又は精度を高めるために相互相関アルゴリズムを用いることにより、計算される。スフィグモコア・パルス・ウェィブ・ヴェロシティSphygmoCor Pulse Wave Velocity とスフィグモコア・パルス・ウェィブ・アナリシスSphygmoCor Pulse Wave Analysisの同時刻の同一の患者の測定値を含むデータベースの分析に基づいて、前記推定されたPPTTを、頚動脈と大腿動脈間の時間を示すように変換するため、回帰方程式が用いられる。患者の頚動脈と大腿動脈間のPWVは、その後、前記動脈距離を前記頚動脈と大腿間の伝送時間で除算することにより、計算される。
前記頚動脈と大腿のPWVは、患者のCPWのIPW及びRPW成分から算出される。最も好ましい推定は、以下のステップを用いることである。
1.前記CPWの基底部から第1の心臓収縮ピーク(T1)に至る時間を測定する、
2.前記CPWの基底部から前記大動脈弁の閉鎖に至る、放出期間(ejection duration(ED))を表す時間を測定する、
3.前記IPWの基底部で0流量、T1でピーク流量及びEDで再び0流量であると見なす三角形状流量波形(FL)を推定する、
4.以下の数式を用いてインピーダンスの大きさ(Z)を決定するために、CPW及び推定された三角形状流量波形(FL)の両方の高速フーリエ変換(FFT)を計算する、
Z=FFT(CPW)/FFT(FL);
5.第4から第7ハーモニクスの平均のような特性インピーダンスZcを算出する、
6.次の方程式を用いてIPW(順方向)圧波形関数(Pf(t))を計算する、
Pf(t)=[CPW(t)+ZcFl(t)]/2;
7.次の方程式を用いてRPW(逆方向)圧波形関数(Pb(t))を計算する、
Pb(t)=[CPW(t)-ZcFl(t)]/2
8.前記Pbの最大dp/dtを計算すると共に、反射波の開始(Ti)を初めに推定するために、基線と上向き傾斜の交点とを定める、
9.Pbの点で基準圧力と等しいTiの前の圧力値を形成すると共に次の式を用いて新しいPb及びPf(Pb1及びPf1)の推定値を計算する、
Figure 2009517140
10.スプライン補間を用いてEDまでの波形のピークを滑らかにすることにより順方向波形(Pf2)の新しい推定を計算する、
11.次の方程式を用いてPb (Pb2)の新しい推定を計算する、
Figure 2009517140
12.次の方程式を用いてPb2及びPf2から(改善された)推定された流量波形(FLimp)を計算する、
Figure 2009517140
13.ED前のPb2のいかなる圧力値も基準圧力より小さければ、一つのサンプリングポイントでT1を低減し、さらにステップ3−12を繰り返し、そうでなければ、次のステップに進み、
14.Pb2 及びPf2は両方が同一の高さを有するように再校正され、さらに相互相関が計算され、最も高い相関の時間が推定された大動脈のPPTTであり、
15.線形の回帰方程式を用いて、前記推定された大動脈PPTTを頚動脈と大腿PPTTに変換し、
16.直接的な外的測定値又は身長及び体重又はBMIから自動的に、頚動脈と大腿の距離を計算する、
17.前記頚動脈と大腿のPPTTによって頚動脈と大腿の距離を除算することによって頚動脈と大腿のPWVを決定する。
(好ましい実施の形態の詳細な説明)
図1aは上昇大動脈圧波形を示す。図1bは、進行波と、逆方向又は反射波という二つの成分への圧力波形の分析を示す。進行波は、心臓の収縮の結果としての左心室の運動に関する。逆方向又は反射波は、主に反射する動脈の弾性特質に関する。
この分析は、心臓と血管の運動の間の相互作用の一層の理解をもたらし、さらに波形特性にとって心臓又は血管の活動のどちらかが、直接に関係することを認める。
本発明の一実施の形態は、大動脈PWVに関するとして周知の心臓における反射波の戻り到着時間の測定を可能にするという説明を行う。さらに詳しくは、本実施例は、進行波及び反射波が、パルス波分析モードにおける、本出願人のSphygmoCor Vx (登録商標) Pulse Wave Velocity システムにて利用できるパラメータから非侵襲性で、算出することを可能とする。これらの波形からの特徴は大動脈パルス波速度(PWV)又は動脈硬化に直接的に関する。
患者の単一位置血圧測定からPWVを推定する方法の実施の形態の全体的なステップを図11に示し、以下に説明する。
第1に、大動脈圧伝達時間を推定するために、進行及び反射圧波形(IPW及びRPW)が、非観血的中心圧力波形(CPW)測定から算出される。非観血的中心圧力波形(CPW)測定は、パルス波分析モードにおける、本出願人のスフィグモコア・ヴイエックスSphygmoCor Vx (登録商標) パルス・ウェイブ・ベロシティPulse Wave Velocity システムを用いることによって行われる。前記波形を分析するため、推定三角形状流量波形(FL)が必要とされる。これは、ピーク流量の時間に対応する、波形の基底部から第1の心臓収縮ピーク(T1)までの時間、及び、前記CPWの放出期間(ED)を示す、前記波形の基底部から前記大動脈弁の閉鎖までの時間を用いることによって推定される。前記推定された三角形状流量波形の高さは、任意である。
特性インピーダンスは、その後、前記CPWと前記三角形状流量波形(FL)の両方の高速フーリエ変換の比率を用いることによって算出される。前記特性インピーダンスは、前記IPW及び前記RPW成分を演繹するために必要とされる。しかしながら、三角形状の流量推定を用いることは、前記IPW及びRPW成分の現実性に欠ける生理学上の波形を生ずる。これを解決するために、3つの条件が課せられる。
1.RPWは少なくともT1まで一定であり、
2.T1の後でIPWの反射はない、
3.RPWの初期はスプライン補間を用いることにより滑らかにされる。
この処理は、(改善された)推定された流量波形(FLimp)という結果になり、前記IPW及びRPWは、初期の計算から生じた結果よりも滑らか及び生理学的により表現的となる。
推定されたPPTTは、その後、正確性を高めるために相互相関アルゴリズムを用いることで、前記IPWとRPWの基底部間の時間として算出される。スフィグモコア・パルス・ウェイブ・ヴィロシティSphygmoCor Pulse Wave Velocity及びスフィグモコア・パルス・アナリシスSphygmoCor Pulse Wave Analysisを含んだデータベース(同じ時間に同じ患者のための測定)の分析から大動脈と大腿伝送時間を表すのに、前記推定されたPPTTを変換するために回帰方程式が用いられる。
動脈の長さ(頚動脈と大腿)は、直接測定又は患者の身長及び体重又はBMI(体格指数)を用いることから推定される、いずれかから外面的に推定される。患者の頚動脈と大腿のPWVは、その後、大動脈と大腿のPPTTによって前記動脈距離を除算することで算出される。流量(flow)測定を用いることなしに、反射波の伝達時間を前記アルゴリズムが計算することを理解するべきである。三角形状の流量波形の推定が要求されるだけである。信号処理を伴うアルゴリズムは、中心波形を初期の計算の未加工の結果よりも、より滑らか及びより生理学的に現実的な順方向(進行)及び逆方向(反射)波形に分解する。前記アルゴリズムの結果から算出された前記流量波形は、本当の流量波形に近似する。PWVを算出するため、前記アルゴリズムは第1の心臓収縮の時間及びCPWから計算される心臓収縮期の終了の時間のみを必要とする。3次のスプライン補間、導関数及び相互相関の組み合わせの使用は、非侵襲性の中心圧波形から大動脈のPWVを計算するために使われる。反射及び進行波形についてのアルゴリズムによってなされた推定は、大動脈伝播時間の検出を向上する。もし、第1の心臓収縮T1の時間が正確に設定されなければ、反復理論を使うアルゴリズムが順方向波形のピークの時間を、それが生理学的に容認可能な流量、逆方向及び順方向の波形となるまで、調整する。
実施の形態をより詳細に説明する。まず、非侵襲性の中間圧力波形(CPW)測定、例えば図1aに示されている、が本出願人のSphygmoCor Vx (登録商標) Pulse Wave Velocity システムを用いて、行われる。このシステムは、脈波分析モードにあって、以下に説明するように、患者の橈骨血圧波形を測定し、患者のCPWを得る。図10は、患者22のCPWを測定するために医師20によって用いられる装置、すなわち、血圧計24、電子回路モジュール26、コンピュータ(ソフトウェアを伴う)28及びテープメジャ30の一具体例を示す。前記血圧計24は、前記コンピュータ28に接続している前記モジュール26に接続している。
測定処理は、患者22の、身長、体重及び頚動脈と大腿動脈位置間の距離をテープメジャ30を用いて測定することを含めた、医師20によって行われる人体計測的な測定を含む。一旦、これらの特徴がコンピュータ28に記録されると、医師20は患者22の橈骨(radial)動脈上に血圧計24を取り付け、コンピュータ28のスクリーン上の橈骨血圧波形を観測する。橈骨圧波形は、均一な脈圧高さ及び水平な基準線を伴って生理学的に正確と見られる。一旦、10秒間の有効データが観察されると、医師20はこの橈骨血圧波形データを取り込み、コンピュータ28に記録する。コンピュータ28内のソフトウェアは、その後、前記測定されたデータから、図1に示したような、前記CPWを得る。
図1bに示されるような、進行及び反射血圧波形(IPW及びRPW)の両方はその後、前記CPWから、以下に説明するように、算出される。
先ず初めに、前記波形を分解するために、図3に示した三角形状流量波形(FL)が、ピーク流量の時間に相当する、はの基底部から第1心臓収縮ピーク(T1)への時間、及び図2に示した前記CPWからの放出期間(ED)を表すところの、前記波形の基底部から前記大動脈弁の閉鎖までの時間、を用いることにより推定される。前記波形の高さは、計算に影響を与えないように、任意である。
CPWと、推定された三角形状の流量波形(FL)の両方の高速フーリエ変換(FFT)が、その後、計算され、次の式を用いて、インピーダンスの大きさ(|Z|)を見つけるのに使われる。
Figure 2009517140
前記|Z|は、低ハーモニクスにあっては高いが、第3又は4のハーモニクス(図4参照)の後、安定する。特性インピーダンス(Z)は、第4から第7ハーモニクスの|Z|平均として計算される。
進行(順方向)及び反射(逆方向)血圧波形(Pf とPb)は、その後、次の方程式を用いて算出される。その結果が、図5に示される。
Figure 2009517140
前記Pbの最大dp/dtがその後、計算され、前記Pb (図6参照)の基準線を伴う最大dp/dtへの上向きの交点が計算される。これは、反射波(Ti)の開始の初期の推定を決定する。
Pbの点で基準線圧力と等しいTiの前の圧力値を形成すると共に次の式を用いて新しいPb及びPf (Pb1及びPf1)の推定値を計算する。
Figure 2009517140
その後、スプライン補間を用いてEDまでの前記波形のピークを滑らかにすることによって順方向波形(Pf2)の新しい推定を算出する。すなわち、Pb (Pb2)の新しい推定は、次の方程式を用いて算出される。
Figure 2009517140
その結果、より滑らかになった波形が提供される(図7参照)。
次の方程式を用いてPb2及びPf2から流量を計算することにより、より丸みのある流量波形(FLimp)を生成する(図8参照)。
もし、ED前のPb2のいかなる圧力値も基準線圧力より小さければ、一つのサンプリングポイントでT1を低減し、さらに繰り返しのすべてのステップが反映される。もし、そうでなければ、次のステップに進む。
Pb2 及びPf2は、両方が同一の高さを有するように再校正され、さらに相互相関(図9)が計算される。最も高い相関の時間は、大動脈の伝送時間に関する推定された大動脈のPPTTである。
線形の回帰方程式を用いて、前記推定されたPPTTを頚動脈と大腿PPTTに変換する。線形の回帰方程式は、SphygmoCor Pulse Wave Velocity及びSphygmoCor Pulse Wave Analysisを含んだデータベース(同じ時間に同じ患者のための測定)の分析から推定される。
頚動脈と大腿動脈の距離は、外面的で生理学的な測定(例えば、テープメジャ30)によって推定される、又は身長、体重及び体格指標データから推定される。
前記PWVは、その後、頚動脈大腿PPTTによって頚動脈と大腿間の距離を除算することにより決定される。
説明された前記実施の形態の主な有利な特徴は、大動脈PWVが単一の中心波形、及び患者に非侵襲性である手順のみにより算出されることである。
本発明の好ましい形態は、事例のみの方法によって、添付する図面を参照することによって、ここに説明される。
図1aは中心圧力波形(CPW)対時間のグラフである。 図1bは図1aに示されたグラフを進行圧波形及び反射圧波形とした分析図である。 図2は収縮ピークT1及び放出エンド(ED)の時間を示す図1aのCPWである。 図3は図2に示されたT1及びEDに基づいた擬似的な三角形状波形を示す図である。 図4は特性インピーダンスの推定値とインピーダンス係数のグラフである。 図5は初期の推定順方向及び逆方向圧力のグラフである。 図6は反射波の基準と最大dp/dtの交点を示すグラフである。 図7は滑らかな順方向及び逆方向波形のグラフである。 図8はPf2及びPb2から算出された流量波形のグラフである。 図9はPf2及びPb2の相互相関を示す図である。 図10は本発明に係るPWVを推定するために用いられる装置の一実施例の概略図である。 図11は本発明に係るPWV推定方法の一実施の形態の基本的なフローチャートである。

Claims (19)

  1. 単一位置での、血圧波形の記録から、大動脈の血圧の脈波伝播速度(PWV)を推定する方法であって、
    1.中心血圧波形(CPW)を判断するために時間に関連した患者の動脈圧力を測定するステップと、
    2.前記CPWから患者の大動脈の圧力パルスの伝達時間(PPTT)を推定するステップと、
    3.前記患者の肉体的特徴から患者の頚動脈と大腿動脈との距離を推定するステップと、
    4.患者のPWVを推定するために、算出された患者のPPTTによって患者の算出された頚動脈と大腿動脈の距離を除算するステップとを
    備える方法。
  2. 前記患者の単一位置血圧測定は、非侵襲性で行われる請求項1記載の方法。
  3. 前記患者の単一位置血圧測定は、スフィグモコア・ピーエックス(登録商標)・パルス・ウェイブ・アナリシス・システムにより行われる請求項2記載の方法。
  4. 前記患者の橈骨動脈圧が測定され、それがその後前記患者のCPWを演繹するために用いられる、請求項1、2又は3記載の方法。
  5. 前記患者の頚動脈圧が測定され、前記患者のCPWの近似値として用いられる請求項1、2又は3記載の方法。
  6. 前記患者の頚動脈と大腿動脈の距離は、前記患者の身長、体重及び体格指標(MBI)から推定される請求項1乃至5のいずれか一に記載の方法。
  7. 前記患者の頚動脈と大腿動脈の距離は、頚動脈と大腿動脈の間の距離の直接の測定値から推定される請求項1乃至5のいずれか一に記載の方法。
  8. 前記患者の頚動脈と大腿動脈の距離は、表層面身体の表面測定値から推定される請求項1乃至5のいずれか一に記載の方法。
  9. 前記患者の大動脈PPTTは、前記患者のCPWの進行圧力波形(IPW)及び反射圧力波形(RPW)成分の推定によって、前記患者のCPWから推定され、それによって前記PPTTは前記IPWの基底部と前記RPWの基底部の間の時間差と線形な関係を有する請求項1乃至8のいずれか一に記載の方法。
  10. 前記大動脈PPTT、及び前記IPW及びRPW成分は、スフィグモコア・ピーエックス(登録商標)パルス・ウェイブ・アナリシス・システムを用いることによって得られた上り大動脈CPW測定から非侵襲性で計算される請求項10記載の方法。
  11. 前記CPWを前記IPW及びRPW成分に分解するために、三角形状流量波形(FL)は、ピーク流量の時間に対応する、前記波形の基底部の時間で0から前記CPWの第1の心臓収縮ピーク(T1)に至り、その後、前記CPWからの放出期間(ED)として推定される、大動脈弁の閉鎖時間で0に戻る、と推定される請求項10記載の方法。
  12. 前記特性インピーダンス(Zc)は、その後、前記CPW及び前記推定された三角形状流量波形(FL)の高速フーリエ変換(FFT)比を用いることで計算され、前記特性インピーダンス(Zc)はその後、CPW、Zc及び推定された三角形状の流量波形(FL)を入力パラメータとして利用する、動脈波反射モデルに基づいて、前記IPW及びRPW成分を演繹するために用いられる、請求項11記載の方法。
  13. 前記推定された三角形状の流量波形(FL)は、RPWは少なくともT1まで一定であり、T1の後のIPWには反射は無く、さらにRPWの初期はスプライン補間を用いることによって滑らかにされる、という3つの条件を課すことで向上される、請求項12記載の方法。
  14. 前記患者の推定されたPPTTは、その後、前記IPW及びRPWの基底部間の時間を用いることによって算出される請求項14記載の方法。
  15. 前記患者の推定されたPPTTは相互相関アルゴリズムを用いることによって算出される請求項13記載の方法。
  16. 同時刻での同一の患者のスフィグモコア・パルス・ウェイブ・ヴエロシティとスフィグモコア・パルス・ウェイブ・アナリシスの測定値を含むデータベースの分析に基づいて、回帰方程式が前記患者の推定されたPPTTを前記頚動脈と大腿の伝達時間に変換するために使われる、請求項14又は15記載の方法。
  17. 前記患者の頚動脈と大腿のPWVは、前記頚動脈と大腿の伝達時間で前記患者の頚動脈と大腿動脈距離を除算することによって算出される請求項16記載の方法。
  18. 前記頚動脈と大腿のPWVは、患者のCPWのIPW及びRPW成分から、以下のステップを用いることにより推定される請求項9記載の方法。
    1.前記CPWの基底部から第1の心臓収縮ピーク(T1)に至る時間を測定する、
    2.前記CPWの基底部から前記大動脈弁の閉鎖に至る、放出期間(ED)を表す時間を測定する、
    3.前記IPWの基底部で0流量、T1でピーク流量及びEDで再び0流量であると見なす三角形状流量波形(FL)を推定する、
    4.以下の数式を用いてインピーダンスの大きさ(Z)を決定するために、CPW及び推定された三角形状流量波形(FL)の両方の高速フーリエ変換(FFT)を計算する、
    Z=FFT(CPW)/FFT(FL);
    5.第4から第7ハーモニクスの平均として特性インピーダンスZcを算出する、
    6.次の方程式を用いてIPW(順方向)血圧波形関数(Pf(t))を計算する、
    Pf(t)=[CPW(t)+ZcFl(t)]/2;
    7.次の方程式を用いてRPW(逆方向)血圧波形関数(Pb(t))を計算する、
    Pb(t)=[CPW(t)-ZcFl(t)]/2
    8.前記Pbの最大dp/dtを計算すると共に、反射波の開始(Ti)を初めに推定するために、基準線と上向き傾斜の交点とを定める、
    9.Pbの点で基準圧力と等しいTiの前の圧力値を形成すると共に次の式を用いて新しいPb及びPf(Pb1及びPf1)の推定値を計算する、
    Figure 2009517140
    10.スプライン補間を用いてEDまでの波形のピークを滑らかにすることにより順方向波形(Pf2)の新しい推定を計算する、
    11.次の方程式を用いてPb(Pb2)の新しい推定を計算する、
    Figure 2009517140
    12.次の方程式を用いてPb2及びPf2から改善された推定された流量波形(FLimp)を計算する、
    Figure 2009517140
    13.ED前のPb2のいかなる圧力値も基準線圧力より小さければ、そのときは一つのサンプリングポイントでT1を低減し、さらにステップ3−12を繰り返し、そうでなければ、次のステップに進み、
    14.Pb2 及びPf2は両方が同一の高さを有するように再校正され、さらに相互相関が計算され、最も高い相関の時間が推定された大動脈のPPTTであり、
    15.線形の回帰方程式を用いて、前記推定された大動脈PPTTを頚動脈と大腿PPTTに変換し、
    16.直接的な外的測定値又は身長及び体重又はBMIから自動的に、頚動脈と大腿の距離を計算し、
    17.前記頚動脈と大腿のPPTTによって頚動脈と大腿の距離を除算することによって頚動脈と大腿のPWVを決定する。
  19. ここにおいて添付した図面を参照して実体上説明された、前記理論にて、大動脈からの単一位置での血圧波形の読み取りから、血圧脈波伝播速度(PWC)を推定する方法。
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