JP2009511326A - エアバッグシステム、エアバッグシステムを装備するビークル用シート及びエアバッグシステムの開き方 - Google Patents

エアバッグシステム、エアバッグシステムを装備するビークル用シート及びエアバッグシステムの開き方 Download PDF

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Abstract

本発明は、一体化開き装置がエアバッグモジュールと一緒に自動的に固定されるエアバッグシステム、該エアバッグシステムを装備するビークルシート、及びこのようなエアバッグシステムの実施方法に関するものである。

Description

本発明はエアバッグシステム、エアバッグシステムを装備するシート及びエアバッグシステムの開き方に関するものである。
本発明の用途は陸上、空中及び水上のビークルを対象とするが、ここではその代表例として自動車シートへの適用を説明する。今日、自動車シートをはじめ、いろいろなビークル用シートには多種類の安全装備や安全機能を有するようになっているが、特に胸部サイドエアバッグがエアバッグシステムの一部としてこれらのシートに内蔵し、一体化されている。
同一の原出願人が、縫製品など類似材質で覆われるエアバッグに関する「シーム裂け目よる開き方」の技術について出願した特許出願書DE19860840A1及び同時に出願したアメリカの特許US6.299.197または国際特許協力条約PCT/DE2005/000765に提示したもう一つのデザインモデルなどはあるが、本発明は量産における組立て作業の信頼性、とくに引き裂きリボン(以下「リボン」と称する)及びそのシステム全体への影響に注目している。
今までの前記出願書では、引き裂く手段、例えばリボンやシルク糸、あるいはエアバッグに対し規定された通し糸で縫製された類似の手段などをおおむね提示している。各種類の「案内手段」によって引き裂く手段/リボンを組み付けることで、エアバッグが膨らむ前に負荷が加わって、その負荷が引き裂く手段により、引き裂きシームにおいてシーム裂け目または穴を作る。その後、膨らみ続ける引き裂く手段エアバッグが、引き裂きシームを引き続き引き裂きやすくする。このシステムはその他のシステムより優れた機能を有するため、縫い糸の種類や材質にかかわらず、良い効果が得られる。
現在利用されている技術では、他の方法で縫い糸の開き方の難問解決を図る。即ち、シームの強度を低減したり膨張しやすい材質を使用したり、また別途に縫い付けた低膨張性の保護カバーを付けるなどの方法がある。しかし、これらの方法は製造上、材料面に問題があり、そのコントロールには費用がかかる。
本発明は、今まで出願された特許出願書DE19860840A1及び同時に出願されたアメリカの特許US6.299.197または国際特許協力条約PCT/DE2005/000765に提示したすべての技術やモデル例に関与し、特にエアバッグ装置の仕掛け及びその使い方に対する改善を行ったものである。故に、明らかな踏襲という疑いを避けるため、本明細書において、それら在来の出願書に公表されたすべての内容、特にエアバッグの手段の仕掛け及びその使い方に関する内容を参考として添付している。
本発明の目的は公知の従来の工程をさらに改善することにあり、また達成している。
本発明はこれによって、一体化開き装置がエアバッグモジュールと一緒に自動的に固定される、エアバッグモジュールを有するエアバッグシステムを開発した。
本発明はこれによって、好適な方式で量産によるリボンの組立て作業における自動監視の問題を解決したので、独自の引き裂き技術の選択にも役立つ。
もう一つのモデルでは、主に単独でまたは任意に次のようなものを組み合わせて設けている。
―連結固定部品としてのトルクによる電子方式検出のボルト。
―連結固定部品としてのトルクによる電子方式検出のリベットまたは類似のもの。
―エアバッグモジュールの下底部における共同確認されたエアバッグ開き、引き裂きシステムによる固定方式。
―エアバッグモジュールには蓋があり、且つその蓋には引き裂き手段を連結するための通し跳ね出し穴がある。
―エアバッグモジュールには蓋があり、且つその蓋の前端稜にはレインフォスメント(補強材)があり、特にそこでレインフォスメントはエアバッグが膨らむ期間内、引き裂き手段/リボンの案内手段の役割をし、引き裂き手段/リボンの案内手段を上昇、偏向させることによって、それをエアバッグの引き裂きシームから跳ね出す。また/あるいは、
―編みリボンや主に編み異型部品に設計された引き裂き手段を設け、リボンを形成させる。特に、その中には他に次のようなものを設けることができる。
・出来るだけ大きな穴を作るための縫い込んだT形リボン。
・大きな皮剥き効果を生じるための縫い込んだV形リボン。また/あるいは、
・大きな穴を作り、繋ぎ目の糸1本で通し跳ね出し穴を作るための縫い込んだX形リボン。
その中、また優先的に次のようなものを設けることができる。即ち、
・極小な引き裂き力にするための繋ぎシームのみによるリボン。また/あるいは、
・最初にエアバッグを跳ね出す必要がある箇所に1本以上のリボンを縫い付ける。
さらに改善されたモデルでは、次のようなものを、主に単独でまたは任意な組み合わせで追加し、あるいは前記各モデルのオプションモデルとして、設ける。
―蓋の運動に対し2倍の引き伸ばし長さを有するように設計して、その中、もう一つの案内手段として、複滑車のメカニズムによる2倍の引き伸ばし長さを有すると同時に前記確認された処置(エアバッグ開きシステム)を施し、また、主に偏向、固定でき、トルクによる電子方式検出の唯一のボルトによって連結できるリボン開きシステム。
―新たにもっと強い作用力を補償できるように設計したリボン開きシステム。
―案内手段やボルトが紛失しないようにシートカバーと共に供給でき、またある目的で確認できるボルト連結になるように設計したリボン開きシステム。
―「ソフトカバー」モジュールを含み、同時にリボン開口技術を含み、そこで、フォーム屑が飛び出さないようにフォーム層を覆う下半分のソフトカバーを優先的に設ける。また/あるいは、
それぞれリボンやモジュールの固定ボルトを収容できる穴を有する上と下半分のソフトカバーを設ける。また/あるいは、開く時リボンを連動できるようにソフトカバーの上半分を強化する。また/あるいは、
「ソフトカバー」モジュールに、エアバッグに差し込めるまたはエアバッグを通せる唯一の薄いステー構造を設け、そこで特に、モジュールがシートの背もたれ構造に掛けられるように、当該構造にフックを設ける。またモジュール及びリボンシステムが唯一のボルトで組立てができるように当該構造に穴を設ける。
なお、本発明によって、前記のようなエアバッグシステム及びその開き方法を有するビークル用シートが開発された。また、本発明はこのようなエアバッグシステムに適切な組立て方法を提供した。
各特許の仕様及びその組み合わせ並びに本出願書に基づき、本発明の最適なまた/あるいは好適なモデルを作り出した。
次はモデル例を通じて図面を参照しながら、代表的なものとして本発明の詳細を説明する。
図1乃至53は本発明のモデル例を示す。
次の説明や図で示されるモデル及び応用例によって、代表的なものとして本発明の詳細を説明する。即ち、本発明はこれらのモデルや応用例に限らず、また各モデルや応用例の範囲での手段や方法の説明から得られる手段及び方法の特徴がある各組み合わせに限らない。
具体的なモデル例で説明あるいは表示した各特徴は、これらのモデル例またはこれらのモデル例のその他の特徴を利用した組み合わせに限らない。本明細書には他の異なる製品を取り上げていないが、技術上の可能な範囲で、他の異なる製品と組み合わせることも出来る。
各図面や挿絵では、同じ記号を持って同一の部品または類似の部品、そして同じ働きまたは類似の働きを示す。記号をつけない特徴がここで説明されるかどうかにかかわらず、このような記号により、記号のない特徴を明示することができる。一方、この説明に含まれる特徴は図面では見られないし表示もしていないが、専門家の方々は理解できるものである。
なお、本説明の最後の記号一覧も本説明の一部となる。
発明を実施するための形態
図1は、基材2に縫い付けた、欠かせないワッシャ5付きのボルト4を設けたリボン3を有するシートの背もたれ1の断面図である。エアバッグモジュール6には、エアバッグモジュール6の底部9に鋳込んだ通し穴8付きのドーム7がある。エアバッグモジュール6の蓋10にはボルト4でリボン3を組み立てるための通し穴11がある。通し穴11の前端稜には鋳込んだレインフォスメント12がある。組み立てる時、縫い込んだリボン3を、ボルト4とワッシャ5でシートの背もたれのフレーム14に組み入れる。リボン3が基材2に固定されているため、ボルト連結は基材2をシートの背もたれのフレーム14から半分程度引き出されたとき行なわなければならない。そして、ドーム7ではボルトで自動的にモジュールの底部9に連結されることになる。ここでは、リボン3は自動的に蓋10に一体化された内蔵の「案内手段」15の位置に来る。電子方式で検出されるボルトスバナー(図示しない)でエアバッグモジュール6とリボン3を締め付けてみると、このエアバッグモジュール6を有するエアバッグシステムの利点が明らかであるため、このエアバッグシステムを優先的に採用することになっている。これによって、エアバッグモジュール6とリボン3が正しく連結されたシートの背もたれ1が、シートの取り付けラインから確実に離れることを保証する。図2は重要箇所の拡大図である。
図3は、エアバッグ16が膨らむ瞬間を示す。このとき、エアバッグ16はエアバッグモジュール6の蓋10を持ち上げる。と同時に、案内手段15も持ち上げられてリボン3を縮める。エアバッグ16が跳ね出されたとき、両側でリボン3へ突きつける。図4はエアバッグモジュール6の平面図である。それが左と右へ跳ね出されたとき、リボン3はそれが基材上のエアバッグ開きシーム17まで引き続き前へ進んで、引き裂かれる。引き裂きに強いエアバッグ16はこのときできた穴(図示しない)から出てくる。基材に縫い付け、ボルトでエアバッグモジュール6と連結されたリボン3が解された後、エアバッグ開きシーム17の基材2を開くことになる。それと同時に、リボン3は自動的に案内手段15の位置に来る。図5〜図8ではこのような三つの段階を示す。図5はエアバッグモジュール6の拡大図で、本発明により改善した部分を示す。蓋10の連結部とモジュール底部9との間では、技術的に可能でよく利用されている蓋10の通し穴11とレインフォスメント12を設けた。断面図Aの中央部は、モジュール底部9の一部としてのドーム7及び蓋10における、リボン3及びそのボルト4のための通し穴11と案内手段15のレインフォスメント12を示す。断面図Bは蓋10のレインフォスメント12を示す。断面図Cはモジュール底部9と蓋10の間にある、技術的に可能でよく利用されている連結部品18を示す。
図9はリボン3のオプション配置とそのモデルである。上部のリボン3(この場合は胸部サイドエアバッグ用となる)が、内側へ最適な引き裂き初期穴に傾く。下部のリボン2(この場合は臀部衝突エアバッグの通し開き用となる)が、エアバッグ開きシーム17を通す。また、リボン2は可能な方式でエアバッグのラベルにもなることが可能である。
図10はリボン3がエアバッグモジュール6の後側でボルトで例えば発生器(図示しない)と連結した場合のオプションモデルである。エアバッグモジュール6を横切るリボン3には、固定部19以外、モジュール底部9あるいはシートの背もたれのフレーム14にボルトで連結できる案内手段20も設ける。図11〜13は、当業者には理解できる形や通常の図形で案内手段20の拡大図を示す。これも認証されたため、エアバッグモジュールとシートの背もたれとの連結に新しい技術を提供できる。図14はガスガイド21を示し、モデルには組立て作業中それをぶら下げるためのフック22を2個成形させる。図15のように、ガスガイド21はここでガス発生器を固定するようなものに変形した。薄い板によるガスガイドを必要としない場合、二つのフックは直接枠に固定してもいい。また、ガスガイド21には、ガスの出口21aや枠の固定部21bがある。図16では、シートの背もたれのフレーム14にぶら下げる細長い口部23が見られる。また、エアバッグモジュール6の位置決め用の穴部24を設けている。モジュール底部9に鋳込んだ突出部25を穴部24に嵌めこむことによって、シートの背もたれのフレーム14に固定されているナット13の位置決めが容易になる。エアバッグモジュール6またはモジュール底部9およびリボン3はこのナット13によって、ボルト4とともに固定される(図1〜3を参照)。勿論、シート基材を使用した場合、この技術の利用は胸部サイドエアバッグと臀部衝突エアバッグに限らない。附加した縫製覆い層を設けるいかなるエアバッグでもこの確認しやすい「プレオープン」技術を利用することができる。
次に説明するその他の二つのモデル例では、単層縫製覆いの下部に設けるエアバッグシステム向けに、リボン技術のほかのオプションモデルを2タイプを示す。特にそれはシートの背もたれに位置するサイドエアバッグに相応しいものである。
図17と図18は、伸ばし長さが2倍になるリボンのオプションモデルであり、主に覆い内部の真皮のような硬質基材材質に使用される。ポイントはその組立てが確認できることである。図3で示したリボン26の伸ばし技術と違ったところは、図17で示す複滑車系におけるリボン26の2倍の伸び距離である。その利点は、「硬質」シートカバー27、例えば底層28内の真皮を採用した場合、伸び長さがいっそう大きくなることである。しかも、モジュールの蓋29は半分の距離しか開けないで済む。そのため、オプションモデル1〜3で述べたように、まずボルト30でリボン26をエアバッグモジュール40の下底部31に固定し、そしてボルトで偏向板32を取り付け、その上方の細長い口部33によってリボン26を案内する。ボルト30はここに来てシートの背もたれ34においてナット35と締め付けられる。図17は衝突の開始を示す。ここではモジュールの蓋29はエアバッグ36に押し出され、モジュールの蓋におけるリボンの案内手段37がリボンの2つの横バーを上へ引き上げる。図3のように、エアバッグの引き裂きシーム38がこれで半分の時間内、またはモジュールの蓋が半分程度開けられたとき引き裂かれる。図18は図17で示した技術の静止状態である。偏向板32とボルト30はシートカバー27に縫い込んでおり、アッセンブリーパーツとして供給する。組立てに対する確認を確実にするため、偏向板32は下底部31とモジュールの蓋29の間にある穴39に差し込んで、これによって、偏向板32の穴41aはボルト30を下底部31のドーム42の穴41bに通すのに役立つ。そして、電子検出方式でボルト35の締め付け状態を監視することが出来る。リボン26を設けた場合、図19で示したように、この複滑車技術の採用により、2倍の速さまたはモジュールの蓋29が半分の開き距離で、リボンが引き伸ばされ、モジュールの蓋29には倍の作用力が発生することになる。リボン26を附加した縫製品43の角に縫い込むことがそれだけ好適になる。
図19と図20は、オプション提案として、図17と図18で示したエアバッグのもっと強い作用力に対する要望に応えるリボンの配置を示す。図19はリボン26、ボルト30、偏向板32、案内手段37及びエアバッグ引き裂きシーム配置の平面図である。但し、リボンを配置した場合、図20のように、エアバッグ36に必要とされる作用力は半減できる。図20はリボン26及び欠かせない偏向板23、欠かせないボルト30からなるアッセンブリーである。リボン26に2倍の伸び長さが必要としない場合、例えば、織物底層やレザー底層を採用したとき、偏向板(図示しない)を取り除くことができる。
そのアッセンブリーにおけるリボン26はエアバッグ引き裂きシーム38でシートの背もたれ34に縫い込んで組み立てられる(予定案による「強制」)。これで組み立て工程での確認を保証する(図17に関する解説を参照)。
もう一つのオプション提案では、エアバッグモジュール51にいわゆる「ソフトカバー」52がある。コストダウンの対策として、「ソフトカバー」52はエアバッグ36に紡績品または紙材質のカバー37などを付ける保護カバーである。図21〜図24は「ソフトカバー」モジュールやリボン技術に対し行なわれた重要改善箇所を示す。図21ではこのようなエアバッグモジュール51が示され、リボン技術に関連して改善された部分は次の通りである。エアバッグ36が開かれたときフォームの屑の飛散を防ぐため、「ソフトカバー」52の下半分をZ形にしてフォームの周辺(図示しない)に設けることである。また図に示すように、「ソフトカバー」52の上半分は上部に平行して設ける。ソフトカバーの二つの半分は運搬と保存時の保護層として、粘着や縫製の方式で繋ぎ合うことが出来る。リボン26のボルト連結をしやすくため、図に示すように、ソフトカバーの二つの半分では穴53が設けてある。図22は「ソフトカバー」付きエアバッグモジュール51の平面図である。リボン26を短縮するため、上半分のソフトカバーでは、ボルト30が通る穴53を有するレインフォースメント54を設ける。また「ソフトカバー」付きエアバッグモジュールに対し、図23と図24のように、本発明に基づき薄い板55を設けることを提案する。図23に示すように、薄い板55には、下向きに直角に曲げてシートの背もたれ34の細長い口(図示しない)の中に固定できる二つのフック56がある。フック56を固定させる穴57では、共用のボルト30により薄い板55、偏向板32とリボン26が繋がる。又、薄い板55にはガスを意図的に通す穴58がある。図24に示すように、薄い板55は発生器58の周りに絡んで、発生器58を定着させる。図24には、アッセンブリーにおけるモジュールを固定させるフック56も示される。また図21で明らかなように、薄い板55がエアバッグ36を貫通している。なお、発生器58は主に側面から貫通していることが分かる。
前記他種類のモデル例(図17〜図24)の恩恵としては、エアバッグモジュールはリボン技術を利用し、紡績品の覆い層を簡易に開くことが出来ることから、組立て工程の簡易化やコストダウンが出来、確認も可能であることが挙げられる。さらにそれは新たに設ける「ソフトカバー」付きモジュールと相まって機能することである。在来技術よりも低い費用でエアバッグ開きの優れた技術を提示する本提案は1シートにつき、何ユ−ロもコストダウンできる。
特に、図17〜図24および前記の異なるモデルを参照して、図9と図10に示す各モデルを観察・理解することができる。
図25ではオプション提案の一つが示され、プラスチック製カバー116または真皮、レザーで作られる覆い層117などで覆う、ポルシェなどに使われている移動式のシート115において、露出された胸部サイドエアバッグをいかにして隠蔽されたエアバッグに転換するかが表示されてある。この提案では、胸部サイドエアバッグのカバー118が一体化されたプラスチック製カバー116に内蔵し、通用技術でU形の外周の設定断裂点119及びフィルムヒンジ120を設ける。真皮、レザーで作られる覆い層117が灰色部分121に軽く粘着したり、全然粘着しない状態である。衝突時、胸部サイドエアバッグのカバー118により、真皮、レザーで作られる覆い層117が上昇し膨らむことで、エアバッグ111に開き口を形成させる。
図26は、断面図で示される一体化された胸部サイドエアバッグのカバー付きのエアバッグモジュール122が閉鎖時の状態であるが、開放状態は点線で表示されている。従来の技術により設計したように、前面のシートカバー112は枠123に縫い付けられている。枠123はシートカバー112とともに、粘着しないでプラスチック製カバー116のU形設置面にぶら下げている。このモデル例の特典は、真皮、レザーで作られる覆い層117がU形設置面に粘着しないで引っかかることである。もう一つのオプション提案では、それは軽く粘着している。衝突時、真皮、レザーで作られる覆い層117がU形設置面から引き出されてエアバッグの通路を作ることになる。また他のオプション提案では、真皮、レザーで作られる覆い層は胸部サイドエアバッグのカバー118であり、フィルムヒンジ120を形成させる。このモデルの利点はコストが少なく、品質のいい外観を有する。
図27では、透視図により、従来の胸部サイドエアバッグ125の「パッケージ」を示す。
胸部サイドエアバッグ125が巻かれたり(図のように)畳まれたりしたとき、カバー126でそれを支える。織物の自身応力で常に中央において「バックル」128を形成させる。したがって、このような形状を有するエアバッグ129をプラスチック製カバー116に納めることができない。「バックル」を形成させないために、広く応用されてきている「ソフトエアバッグ」130、即ち、ソフトカバー131を有するエアバッグに設けるべきである。
図28はエアバッグの「バックル」128の問題に対応するソリューションである。畳まれたり巻かれたりしたソフトエアバッグ130は、低堅牢度の糸132及び長い縫い目133で、場合によって、一本糸または複糸線で「平整」に縫い付ける。衝突時、こういう引き裂きシーム134は支障なく引き裂かれることになる。これで、折りたたみエアバッグを支えるカバー126及びカバー131(「ソフトカバー」とも言う)を省くことができる。
図29では、リボン技術と「ソフトカバーモジュール」135を合わせて使用するオプション提案を示す。ソフトカバーモジュール135には蓋がないため、リボン109の前方では案内手段144の設置が必要となる。また、リボン109は、モジュールの後方で単独またはソフトカバーモジュール135とともに電子トルク監視により、ボルト連結を行う。図30は衝突時の状態を示す。図31はソフトカバーモジュール135、リボン109および案内手段144の側面図である。図32はソフトカバーモジュール135とリボン109および案内手段144とリボン109、ソフトカバーモジュール135の共用固定部品145を示す。エアバッグ111が最初に引き裂き手段エリアで膨らむ場合は、リボン技術の採用が好適になる。
また、図34と図35のオプション提案に示すように、エアバッグ111が折りたたまれることも利点である。ここでは、エアバッグ111が押されて動くことなく、低侵害性でいっそう速く引き出されることになる。図33に示す折りたたまれていないエアバッグ111がそれから図34または図35のように折りたたまれ、図36のように前面から見る状態になる。それから、図37に示すように上と下の部分が重なっていく。このように包装されたエアバッグ111は、引き裂き手段が可能な限り展開したときのみ、上下に膨らまされ、引き裂きシーム136において引き裂かれた穴(図示しない)が上と下の両方へ有効に広がっていく。勿論、上半分または下半分のみ、また上と下部分が向き合いで折りたたまれることも可能である。こういうエアバッグ111では、低堅牢度の糸132を使用して固定することも積極的な意味を持つ。
図38は、リボン152を使用して、エアバッグの引き裂きシーム154を支障なく開くもう一つのオプション提案である。当面使用しているオプションモデルに示されているように、エアバッグの引き裂きシーム154とともにリボンを縫い付けるようになっている。リボン152の案内手段の特徴としては、この場合、ガイドループ155が織物類などの軟質材料を使用することである。この織物はリボンでも構わないし、ガイドループ155はリボン152のもう一つの端でも構わない。ここに示す例では、リボン152は自体のガイドループ155を通じ、差し込まれて大きなループ156を形成している。組み立て時、それによってエアバッグモジュール150に差込んでリボン152と共にボルトで締め付けられる。
図38の補足として、図39のモデル例では縫製リボン159をつけるもう一つのオプション提案が示されている。ここでは、ガイドループ155の代わりに、リボン152を低い抵抗で通せるチェーンリンク158を縫い付ける。プリントしたバーコード157は、後述のその他のモデル例で説明するように、設けるときの位置決め用である。
図40と図41を参照して、特にシートの背もたれ163において、フォーム層161に設けているエアバッグモジュール162を採用する場合、通常の方法でエアバッグが跳ね出されたとき発生するフォーム屑の飛散を防止しなければならない。そのため、通常の方法では、フォーム層161に一体化された網状物を設けたり、シートカバーに織物の欠けらを縫いつけエアバッグモジュール162の下に固定する。本発明では、その代わり、図40と図41に示すように、モジュールボックス164に一体化されたエッジ165を付けることにする。このエッジ165は、エアバッグが跳ね出したときフォーム層161を押し下げてその脱出を阻む。補充案として、このエッジにはよりよくフォーム層161を縛り付けるフック166を設けることも出来る。なお、このエッジの中間断裂部がリボンのガイドや位置決めに役立つことになる(前章で既に説明している)。
図42は平面図でモジュールボックス201の通常の使用モデルを示す。それは、エアバッグ(図示しない)が跳ね出しやすくなるように蓋203に断裂点を設定する。これは当面の技術レベルに相応しい。図43はそのため、モジュールボックス201の代表的な断面図を示す。それは13本のフック204がある蓋203からなるが、フックは二つの壁面206(それぞれ開き口がある)に挟まれるモジュールボックス201の底部にかかる。必要な支えになるように、前方にはレインフォスメント208を鋳込んでいる。なお、図44はもう一つのオプションモデルの断面図である。これは蓋203と底部205がフィルムヒンジ210で繋ぐいわゆる「蝶モジュール」209である。図43で説明したようにモジュールボックス201を折り畳んで前方に噛みつけている。基準記号207は開き口を記す。
それに対し、図45〜図51では、本発明のモデル例を示す。図45は下向き開放している一体樹脂成形したモジュールボックス201である。図46は、下部の開き口211の内面に爪を樹脂成形させて、それがエアバッグモジュールアッセンブリー(図示しない)の中に押された後、向こう側のフック213に掛かってモジュールケース201を閉じる。図47は爪212の側面図である。勿論、爪212は単独の蓋(図示しない)に取り替えることもできるし、別途で固定することもできる。図48はモジュールボックス201の断面図であり、ここでは3つの壁面203の必要がなくなった。図49はボルト215またはフック(図示しない)を使用してモジュールボックス201に取り付けられるエアバッグ発生器を示す。図50で分かるように、固定部品を含むエアバッグアッセンブリーに押し込まれるように、一体樹脂成形したモジュールボックス201は楕円形に成形されなければならない。モジュールボックス201でより簡易に通し穴216を見つけるために、その周りには優先的に細長い口217(図51)を設けることにした。その他のモデルでもそれが理解できる。
このように、上述してきた、また図42〜51で説明したエアバッグシステムを使用するモデルはシートのエアバッグモジュールの寸法を小さくしようとし、また維持できるようにする。その厚さはフォームの厚さと、シートの幅で決まる。また、本発明によると、図42〜51に示す、特にシートに適用するエアバッグモジュールパッケージのモデル例を採用する場合、次の利点がある。
1. 小さい外形寸法で、低重量、低コストが実現できる。それがシート背もたれのフォームにも反映される。
2. 日々サイズが大きくなっているエアバッグのために空間を作り出す。
3. フォーム部品周囲の滑らかなケースによりよくマッチできる。
4. 例えば、モジュールボックスだけでも80gの重量が低減できる。また、シート背もたれが8mmなどと狭くなるため、フォーム層にあるモジュールボックスによりよくマッチできる。
本発明における「一体化」されたハードカバーモジュールは従来技術によるモジュールと違う。従来のモジュールでは、サイドエアバッグモジュールボックスを採用し、底部が蓋とともに挿入し、前部と後部が壁面厚さの三倍になり、または蓋と底部が一体として、一つのフィルムヒンジで繋ぎ合い前部にだけかかる。これに対し、本発明では、「一体化」されたハードカバーモジュールは下から樹脂成形された一つの爪で閉じるようになっている。これによって、幅を何mmも減少させスペースと重量の節約が出来る。また、周囲がほぼ滑らかなモジュールがフォーム層の開き口によりよくマッチすることになる。特に、エアバッグシステムのアッセンブリーを組み立てるために、ケースを楕円形にプレスー加工することにした。また、ボルトやフックの対象穴を見つけるように、こういう穴の周りに細長い口が設けてある。手段の側面の開き口の後方のケースが「柔軟的」であるため、壁面厚さの中の後方薄い板が内部や外部の手段に取り付けるべきである。後方の薄い板の手段の設計がないが、フック用爪は当面の技術レベルに見合う。フックの位置決めのところには、フックがリボンの設置面ともなっている。
図52で明らかなように、これまで説明してきたモジュールボックスまたはその他のモジュールボックス201は、図52と図53に示すもう一つのモデル例では、一番目のオプション提案のリボン218によりループ219の形で囲まれる。ループ219はガイドノッチ220に載っている。実際に期待すべき、あるいは必要性さえあるのは、同時に確認しなければならない。即ち、ループ219を適正な位置に組み立て、その設置を保障する必要がある。図52と図53に示すモデル例に基づき、本発明は通常のまたは正常なラベル221を正確に位置づける(例えばロボットによる製造工程で)こととバーコード222を設けることを提案する。正しく設置した場合、ループ219がバーコード222をある面積で覆うことになる。なお、バーコードのレザー検出器によりこのプロセスを検出してデーター収集手段に送信する。ここで有意義なことは、共に必要とされるデーター検出コードと位置識別コードが共通のバーコード222に含まれ、共に検出すべきことである。ループ219はモジュール上のバーコードにマッチする位置でもバーコード225を有する。バーコード225はループ219を水平方向に、ねじれが出ないように正しくセットすることを確保するものである。また左右両方の設置ミスも避けられる。
図53はこういう技術のもう一つのオプション提案である。当面の技術では常にシートエアバッグモジュールをカフス223に押し込むが、高価なカメラによる監視は正しい確認を実現できなかった。ここでは同じように説明したバーコード技術を駆使する。カフス223では、所要箇所に位置する穴が望ましいバーコードに開き口224を提供する。
本発明におけるエアバッグシステムは、ハードカバーモジュールおよびリボンループを有するリボンシステムである。その他の利点は後述するが、このシステムでは、リボンは所定位置で極小な力で弱くならなかったシームを開ける。その利点は次の通りである。
1. シームの調整の必要がない。糸と縫い目強度のバラツキが100%を超えても影響が出ない。また、縫い目の強度が1000Nより低いため、明らかな鎖状縫いの必要がない。これはもう一連の試験によって確かめられたもので、又バイスで簡易に検証できる。
2. 基材の膨らみもリボンの膨らみを遥かに超えるため、重要な問題にならない。もっと簡単で折り目なしに膨らませることに有利な材料を張るべきである。これらの材料のほとんどはコストが低い。
3. モジュールの前壁がフォーム層を覆うため、フォーム屑の飛散が発生しない。これは既に試験で証明された。
4. OOP-(位置離脱―)性能が優れる:エアバッグが1000N強度のシームから跳ね出す場合、100〜200強度のシームから跳ね出す場合より、攻撃性が強くなることは論理的である。このほか、跳ね出す位置は「位置離脱」性能と協調し一致している。即ち、その位置は試験人形が極僅かな潜在危険を受けるところにある。
5. 側壁面でエアバッグの跳ね出す面積を縮小させるため、衝突性能が改善できる。論理上明らかなところは、隙間に押し詰められ、1000N強度のシームから跳ね出すエアバッグは100〜200強度のシームから跳ね出す場合より跳ね出し難い。このほか、リボンが「複滑車効能」で倍の伸び距離を生じ、即ち、半分の伸び距離でシームは保護カバーに対し、既に開くことになる。
6. 製品品質を考慮して、アメリカは顧客にゼロ欠陥の製品を提供する。本システムは理想的なものであると考えられる。非人為的な組立てミスを排除すべきである。保護カバーはトラブルが発生しやすい。
7. 正しく組立てられたことを確認する:ループ付きのリボンシステムでは、モジュールがループに差込、ループが位置決めノッチのすぐそばに締め付けられるはずである。また、ここではリボンがモジュールバーコードの上部にある。当面の通常のデーター以外、当該バーコードはリボンの位置決め識別コードを含む。また、リボンはモジュールバーコードにマッチする位置では自身のバーコードを持つべきである。当該バーコードはループの水平方向での正しい位置決めやねじれしないこと、左右の間違いがないことなどを確保する。
正しく組み立てた場合、二つのバーコードは指定した公差で上下交互になり共に検査を受ける。その他の通常データーも同時に検査を受けることによって、検査の時間を省くことができる。
8. エアバッグシステムは出来るだけ起動しないようにする。試験で明らかなところ、エアバッグが予定位置で「尖ったヘッド」の形で跳ね出し、それからシームが上と下方向へ引き裂かれていく。新規な開発や設計を行う際の注意すべきことは、それは主にリボンループ「内」で展開することである。これは、いままではそれほどの必要性がなかったが、もっと最適化していく潜在性が現れる。試験に使われた5つの機種では、一種類のエアバッグモジュールは、リボンの後ろ側では一回目の圧力上昇でガスの噴出につながるため、ここではその一つの跳ね出し口を閉じるか設置するかの必要性があることが分かる。もっと簡単でより優れた効果がある手段をもって、且つ低いコストで開発を完遂することができる。これは製造プロセスにおけるマスタ顧客の改善希望にも適う。
上記のように、本発明はエアバッグシステム、特に縫製覆い層から跳ね出すエアバッグの開きシステムに関するものである。その利点として、このようなシステムをモジュールとともに固定して、両方が組立て時共同確認できるようにすることである。特に、システムの中に引き裂きシームに縫い付けるリボンを附加して、当面使用している縫製固定織物層(保護カバーとも言う)及び通常使用している低堅牢度の糸によるエアバッグ糸目を省略できる、コストダウンを図るシステムに関するものである。もう一つの利点は、リボンの固定システムとモジュールとの組み合わせによって、費用を増やさなくてもモジュールの固定に対する電子方式検出が実施し、確認できることである。本発明では何種類ものモデル例を取り上げて、最適化された胸部サイドエアバッグの異なる製品として、信頼性のある装備に注目することによって、確認や外観改良、機能改善及びコスト低減などができる。
前記説明や図面に取り上げたモデル例を通じて、本発明の代表的なものについて紹介していたが、これらのモデル例に限らず、すべての変形、変更、代替及び組み合わせを含んでいる。専門家の方々が本資料、特に特許要件及び前言の一般的な図示枠で、モデル例の説明及びその図面の表示からこういう内容を調べ、有する専門知識及び当面技術のレベルと結合できる。特に、すべての各特徴は本発明の各設計の可能性及び本発明の変更モデルと組み合わせることができる。
基材2に縫い付けた、欠かせないワッシャ5付きのボルト4を設けたリボン3を有するシートの背もたれ1の断面図である。 重要箇所の拡大図である。 エアバッグ16が膨らむ瞬間を示す。 図4はエアバッグモジュール6の平面図である。 エアバッグモジュール6の拡大図で、本発明により改善した部分を示す。 エアバッグモジュールの3つの段階の1つを示す。 エアバッグモジュールの3つの段階の1つを示す。 エアバッグモジュールの3つの段階の1つを示す。 リボン3のオプション配置とそのモデルである。 リボン3がエアバッグモジュール6の後側でボルトで例えば発生器(図示しない)と連結した場合のオプションモデルである。 案内手段20の拡大図を示す。 案内手段20の別の拡大図を示す。 案内手段20のまた別の拡大図を示す。 ガスガイド21を示す。 ガス発生器を固定するようなものに変形したガスガイド21を示す。 細長い口部23を示す。 伸ばし長さが2倍になるリボンのオプションモデルであり、衝突の開始を示す。 伸ばし長さが2倍になるリボンのオプションモデルであり、静止状態を示す。 オプション提案として、図17と図18で示したエアバッグのもっと強い作用力に対する要望に応えるリボンの配置を示す。 オプション提案として、図17と図18で示したエアバッグのもっと強い作用力に対する要望に応えるリボンの配置を示す。 「ソフトカバー」モジュールやリボン技術に対し行なわれた重要改善箇所を示し、エアバッグモジュール51を示す。 「ソフトカバー」付きエアバッグモジュール51の平面図である。 本発明に基づき薄い板55を設けることを提案する図である。 本発明に基づき薄い板55を設けることを提案する図である。 オプション提案の一つを示す。 一体化された胸部サイドエアバッグのカバー付きのエアバッグモジュール122の閉鎖時の状態を示す断面図であり、さらに開放状態を点線で示している。 在来の胸部サイドエアバッグ125の「パッケージ」を示す透視図である。 エアバッグの「バックル」18の問題に対応するソリューションである。 リボン技術と「ソフトカバーモジュール」135を合わせて使用するオプション提案を示す。 衝突時の状態を示す。 ソフトカバーモジュール135、リボン109および案内手段144の側面図である。 ソフトカバーモジュール135とリボン109および案内手段144とリボン109、ソフトカバーモジュール135の共用固定部品145を示す。 折りたたまれていないエアバッグ111を示す。 折りたたまれたエアバッグ111を示す。 折りたたまれたエアバッグ111を示す。 エアバッグ111を前面から見た状態である。 上と下の部分が重なった状態のエアバッグ111を示す。 リボン152を使用して、エアバッグの引き裂きシーム154を支障なく開くもう一つのオプション提案である。 縫製リボン159をつけるもう一つのオプション提案が示されている。 モジュールボックス164に一体化されたエッジ165を示す。 モジュールボックス164に一体化されたエッジ165を示す。 モジュールボックス201の通常の使用モデルを示す平面図である。 モジュールボックス201の代表的な断面図を示す。 もう一つのオプションモデルの断面図である。 本発明のモデル例を示す。 本発明のモデル例を示す。 本発明のモデル例を示す。 本発明のモデル例を示す。 本発明のモデル例を示す。 本発明のモデル例を示す。 本発明のモデル例を示す。 モジュールボックス201のもう一つのモデル例を示す。 モジュールボックス201のもう一つのモデル例を示す。
符号の説明
1 背もたれ
2 基材
3 リボン
4 ボルト
5 ワッシャ
6 エアバッグモジュール
7 ドーム
8 通し穴
9 底部
10 蓋
11 通し穴
12 レインフォスメント
13 ナット
14 フレーム
15 案内手段
16 エアバッグ
17 エアバッグ開きシーム
18 連結部品
19 固定部
20 案内手段
21 ガスガイド
21a ガスの出口
21b 枠の固定部
22 フック
23 細長い口部
24 穴部
25 突出部
26 リボン
27 シートカバー
28 底層
29 モジュールの蓋
30 ボルト
31 下底部
32 偏向板
33 口部
34 背もたれ
35 ナット
36 エアバッグ
37 案内手段
38 引き裂きシーム
39 穴
40 エアバッグモジュール
41a 穴
41b 穴
42 ドーム
43 縫製品
51 エアバッグモジュール
52 ソフトカバー
53 穴
54 レインフォスメント
55 薄い板
56 フック
57 穴
58 発生器
109 リボン
111 エアバッグ
115 移動式のシート
116 プラスチック製カバー
117 真皮、レザーで作られる覆い層
118 胸部サイドエアバッグのカバー
119 設定断裂点
120 フィルムヒンジ
121 灰色部分
122 エアバッグモジュール
123 枠
124 U形設置面
125 胸部サイドエアバッグ
126 カバー
127 織物
128 バックル
129 エアバッグ
130 ソフトエアバッグ
131 ソフトカバー
132 低堅牢度の糸
133 縫い目
134 引き裂きシーム
135 ソフトカバーモジュール
144 案内手段
145 固定部品
150 エアバッグモジュール
152 リボン
153 背もたれ
154 引き裂きシーム
155 ガイドループ
156 大きなループ
157 バーコード
158 チェーンリンク
159 縫製リボン
161 フォーム層
162 エアバッグモジュール
163 背もたれ
164 モジュールボックス
165 エッジ
166 フック
167 中間断裂部
201 モジュールボックス
202 断裂点
203 蓋
204 フック
205 底部
206 壁面
207 基準記号
208 レインフォスメント
209 蝶モジュール
210 モジュールボックス
211 開き口
212 爪
213 フック
214 エアバッグ発生器
215 ボルト
216 通し穴
217 細長い口
218 リボン
219 ループ
220 ガイドノッチ
221 ラベル
222 バーコード
223 カフス
224 バーコードの開き口
225 バーコード

Claims (61)

  1. 一体化開き装置がエアバッグモジュールと一緒に自動的に固定されることを特徴とするエアバッグモジュールを有するエアバッグシステム。
  2. 固定部品がトルクによる電子検出方式のボルト連結部品であることを特徴とする請求項1記載のエアバッグシステム。
  3. 固定部品が電子検出方式のリベットまたは類似のものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエアバッグシステム。
  4. 前記エアバッグモジュールの下底部と前記エアバッグを開く引き裂きシステムを固定させる方式が確認されたことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  5. 前記エアバッグモジュールに蓋があり、且つその蓋に引き裂き手段を連結するための通し穴があることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  6. 前記エアバッグモジュールに蓋があり、且つその蓋の前端稜にレインフォスメントがあることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  7. 前記レインフォスメントは、前記エアバッグが膨らむ期間内、引き裂き手段/リボンの案内手段の役割をし、前記引き裂き手段/リボンの案内手段を上昇、偏向させることによって、前記エアバッグを前記エアバッグの引き裂きシームから跳ね出すことを特徴とする請求項6記載のエアバッグシステム。
  8. 編みリボンや主に編み異型部品に設計された前記引き裂き手段を設けて、前記リボンを形成させることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  9. 出来るだけ大きな穴を作るため、前記リボンをT形に縫い出すことを特徴とする請求項8記載のエアバッグシステム。
  10. より大きな皮剥き効果を生じるため、前記リボンをV形に縫い出すことを特徴とする請求項8記載のエアバッグシステム。
  11. 大きな穴を作り、繋ぎ目の糸1本を通すため、前記リボンをX形に縫い出すことを特徴とする請求項8記載のエアバッグシステム。
  12. 小さな引き裂き力にするため、繋ぎシームのみ前記リボンを縫い出すことを特徴とする請求項8乃至請求項11記載のエアバッグシステム。
  13. 最初に前記エアバッグを跳ね出す必要がある箇所に1本以上の前記リボンを縫い付けることを特徴とする請求項8乃至請求項11記載のエアバッグシステム。
  14. 前記蓋の運動に対し2倍の引き伸ばし長さを有するようにリボン開きシステムを設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  15. もう一つの案内手段で、複滑車のメカニズムにより2倍の引き伸ばし距離を作り出すことを特徴とする請求項14記載のエアバッグシステム。
  16. 組立て時前記処置を確認すべきであることを特徴とする請求項14または請求項15記載のエアバッグシステム。
  17. トルクによる電子方式検出の唯一のボルトによって前記モジュールの連結、偏向とボルト連結を行うことができることを特徴とする請求項16記載のエアバッグシステム。
  18. 引き裂きシームシステムを設けることにより、前記請求項16及び17に基づいてもっと強い作用力を補償することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  19. 前記案内手段やボルト連結部品が紛失しないようにシートカバーと共に供給して、ある目的で確認できるボルト連結になるように、前記リボンシステムを設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  20. 「ソフトカバー」モジュールを含め、設計時リボン開き技術をも含めることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  21. フォーム屑が飛び出さないようにフォーム層を覆う下半分のソフトカバーを設けることを特徴とする請求項20記載のエアバッグシステム。
  22. 前記リボンや前記モジュールの前記固定ボルトを収容できる穴を有する上と下半分の前記ソフトカバーを設けることを特徴とする請求項20または請求項21記載のエアバッグシステム。
  23. 開く時前記リボンを連動できるように前記ソフトカバーの上半分を設けることを特徴とする請求項20乃至請求項22記載のエアバッグシステム。
  24. 前記ソフトカバーモジュールに、前記エアバッグに差し込めるかまたは前記エアバッグを通せる唯一の薄い板の構造を設けることを特徴とする請求項20乃至請求項23記載のエアバッグシステム。
  25. 前記モジュールが前記シートの背もたれ構造に掛けられるように、前記薄い板の構造にフックを設けることを特徴とする請求項24記載のエアバッグシステム。
  26. 前記モジュール及び前記リボンシステムが唯一の前記ボルトで組立てできるように前記薄い板の構造に穴を設けることを特徴とする請求項24または請求項25記載のエアバッグシステム。
  27. 前記エアバッグの上部覆い層を開く時前記リボンが倍の距離で引き伸びるように、前記「ソフトカバー」モジュールにリボンガイド口を設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  28. ワイヤまたは前記薄い板で支えられる前記案内手段が紛失せずにナットに固定できるように、倍の引き伸び距離を有するリボン引き伸び手段を設けることを特徴とする請求項27記載のエアバッグシステム。
  29. 前記案内手段及びそのナットが紛失せずにリボンとともに供給できるように、前記案内手段を設けることを特徴とする請求項28記載のエアバッグシステム。
  30. 変更せずに前記リボンの前記案内手段及び前記固定部品を収納できるように、特定のエアバッグモジュールボックスを設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  31. 変更せずに前記蓋の前記固定部品を前記リボンの前記固定部品及び前記案内手段として利用できるように、特定のエアバッグモジュールボックスを設けることを特徴とする請求項30記載のエアバッグシステム。
  32. 一体化された前記エアバッグモジュールと前記蓋が見えないで内蔵できるように(コンソールに設ける助手席エアバッグのように)、前記シートの後部覆い層を設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  33. 前記蓋が前記エアバッグの上部に開かれるように、前記シートの前記後部覆い層及び前記エアバッグの覆い層にカバー層を設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  34. 前記カバー層にある粘着エリアの存在により、前記カバーが引き裂くことなく前記エアバッグの蓋とともに上昇できるように、前記シートの前記後部覆い層及び前記エアバッグの前記覆い層に前記カバー層を設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  35. 衝突時、前記シートの前記後部覆い層がU形槽から引き出されて前記エアバッグの前記蓋を開くように、前記カバーの前記前部稜が前部カバーの枠に平行し、一体化として前記U形槽に内蔵し、特にそれらが共に引き止めるようになることを特徴とする請求項33または請求項34記載のエアバッグシステム。
  36. 折り畳んだエアバッグパッケージと引き裂き縫い目が共に縫い付けられ、小さく平かで望ましい形になることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  37. 前記エアバッグパッケージが折り畳まれたとき、前記縫い目の縫製強度が静止状態にある前記エアバッグパッケージの堅牢度を確保する一方、前記エアバッグが膨らむ時、縫製品が支障なく引き裂かれるように前記縫製強度を弱くできることを特徴とする請求項36記載のエアバッグシステム。
  38. 前記エアバッグパッケージが折り畳まれたとき、保護カバー及び覆いカバーの必要がなくなることを特徴とする請求項36または請求項37記載のエアバッグシステム。
  39. 折り畳んだとき、前記エアバッグが押されることなく引かれるように(図71a、b、c及び図72a、b、cに示すように)、前記エアバッグ切り口を設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  40. 前記エアバッグが膨らむ時、最初に手段部品を展開させるように、前記エアバッグの前記上部分と前記下部分が重なることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  41. 前記滑らかな糸により、より強力に引き裂くように、前記シートカバーに引き裂きシームを縫い付けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  42. 焼付けテフロン樹脂により、滑らかなコーティング層を形成させることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  43. ループ形の可動部品になるように設計されたリボン案内手段を有することを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  44. 可動部品が前記縫製物のループになるように、前記リボン案内手段を設けることを特徴とする請求項43記載のエアバッグシステム。
  45. 案内ループ自身が前記リボンの端になるように、前記リボン案内手段を設けることを特徴とする請求項43または請求項44記載のエアバッグシステム。
  46. 前記案内ループを通って、差し込む前記リボンが新たにループを形成させるように、前記リボンが前記ループとともに組み立てることを特徴とする請求項43乃至請求項45記載のエアバッグシステム。
  47. 大きい方の前記ループを通って、前記エアバッグモジュールに差し込んで、前記エアバッグモジュールを前記リボンとボルトで連結するように、前記リボンと二つのループで構成されるアセンブリーを設けることを特徴とする請求項46記載のエアバッグシステム。
  48. 一体化したエアバッグモジュールボックスに組立て用口を設けることを特徴とするエアバッグモジュールを有するエアバッグシステム。
  49. また前記請求項1乃至47のモデルであることを特徴とする請求項48記載のエアバッグシステム。
  50. 開き口がモジュールの幅の一番広い箇所、例えば側壁面の下に位置する前記エアバッグモジュールボックスを設けることを特徴とする請求項48または請求項49記載のエアバッグシステム。
  51. エアバッグが膨らむ時、封じ蓋が支え壁になるような前記エアバッグモジュールボックスを設けることを特徴とする請求項48乃至請求項50記載のエアバッグシステム。
  52. 封じ部品が向こう側に固定される尖った爪になるような前記エアバッグモジュールボックスを設けることを特徴とする請求項48乃至請求項50記載のエアバッグシステム。
  53. 爪が前記モジュールボックスにぶら下げるような、前記爪と前記モジュールボックスを設けることを特徴とする請求項52記載のエアバッグシステム。
  54. エアバッグアセンブリー及び連結部品を組み立てるために、楕円形になるような前記エアバッグモジュールボックスを設けることを特徴とする請求項48乃至請求項53記載のエアバッグシステム。
  55. 細長い口形状のモジュール底部で前記連結部品を「盲目組立て」するため、探し補助手段を設けることを特徴とする請求項48乃至請求項54記載のエアバッグシステム。
  56. バーコードの読み取りが補助手段及び/または前記エアバッグモジュールの位置が適正かどうかに左右され、また前記バーコードの読み取りによって、前記補助手段及び/または前記エアバッグモジュールの位置が適正であることを確認できるような配置がある前記補助手段及び補助手段を正しく組立てるために監視する前記バーコードを設けることを特徴とする請求項48乃至請求項54記載のエアバッグシステム。
  57. 前記リボンの開きの状態を監視する前記バーコードを設けることを特徴とする請求項56記載のエアバッグシステム。
  58. 保護カバーの状態を監視する前記バーコードを設けることを特徴とする請求項56記載のエアバッグシステム。
  59. 前記エアバッグシステムに関係するデーター、特に日付、型番及び/またはロットNo.及び/またはその他のデーターと/または位置識別コードを含め、主にレザー方式コード検出器で検出できるバーコードを設けることを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のエアバッグシステム。
  60. 前記請求項のいずれか記載の前記エアバッグシステムを含むことを特徴とするビークルシート。
  61. 規定した作業に従う請求項1乃至請求項59のいずれかであることを特徴とするエアバッグシステムに好適な開き方法。
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