JP2009504719A - 結核症の治療のためのピラゾロン誘導体 - Google Patents

結核症の治療のためのピラゾロン誘導体 Download PDF

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バンドッドカー,バラチャンドラ・シャンカー
シュミット,ステファン
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Abstract

Figure 2009504719

結核症(M.tb)の治療において有用な、式(I)の化合物及び医薬的に受容可能な塩又はin vivoで加水分解可能なこれらのエステル。

Description

本発明は、化学化合物、その製造、並びにこれを含有する医薬組成物、並びに療法、特に結核症におけるその使用に関する。
結核症は、世界中で毎年約200万人を殺す、単一の最も大きい感染性疾病の殺人者である。毎秒世界中の誰かがTBに感染し、そして世界の人口の殆んど1%が、毎年新しくTBに感染している。全体として、世界の人口の3分の1がTB菌に感染し、そしてTBに感染したヒトの5ないし10%が、その人生のある時期に病気又は感染性となる。今日使用されている薬物は、40年以上も前に発見され、そしてそれ以来、いずれかの新しい治療剤の発見及び開発のための主要な医薬的研究努力はない。薬物耐性、並びに感受性のTBに対して迅速に有効であるものである薬物によるこの疾病と戦うための緊急な医学的必要性が存在する。
TBのための組合せ療法は、最低6ヶ月間の期間投与される四つの薬物、リファンピシン、イソニアジド、ピラジナミド(pyrizinamide)及びエタンブトールを含む。多剤の使用は、薬物耐性変異体の出現の防止を助け、そして6ヶ月の治療は、再発の防止を助ける。他方、多剤療法及び長期間の療法は、服薬遵守の主要な障害である。DOTS(直接監視下治療)による“服薬遵守”を実行することを目的とした管理プログラムは、いずれもの治療において大きな管理上の負担を及ぼした。現在、DOTSは、25%のTB患者のみで利用可能である。WHOは、治療の4ヶ月への減少さえ、DOTSが、世界中の50%より多いTB患者に達することが可能となり、そして従ってTB管理プログラムの直接の利益を有することとなるものであることを推定している。四つのTB薬物の中で、リファンピシンが治療期間を6ヶ月に短縮することに主要な役割を演じ、そして期間はリファンピシン耐性TBの場合、18ヶ月に増加する。
結核菌(Mycobacrerium tuberculosis)シキミ酸キナーゼ(MtSK)は、結核菌の増殖に必須である(T.Parish et al,Microbiology,2002,148,3069−3077)。従ってMtSKは、薬物発見の目的のための潜在的標的である。
本出願人等は、今やある種のピラゾロン誘導体が、MtSK酵素の阻害剤として有用であることを発見した。
従って本発明によれば、本出願人等は、以下の式(I):
Figure 2009504719
[式中、G及びGは、C又はNから独立に選択され、そしてこれらを含んでなる芳香族環は、更に一つ又は二つのC1−6アルキル基によって所望により置換されていてもよく;
Yは、O、N又はC=Oであり;
R1は、H又はC1−6アルキルであり;
R2は、H又はC1−6アルキル;C6−10アリール−C1−6アルキル−、C6−10ヘテロアリール−C1−6アルキル−、C1−6アルコキシ、C6−10アリール−C1−6アルコキシ−、C6−10ヘテロアリール−C1−6アルコキシ−、或いは一つ又は二つのC1−4アルキル基によって置換された−Nであり;
R3は、H、C1−6アルキル、C6−10アリール−C1−6アルキル−、又はC6−10ヘテロアリール−C1−6アルキル−、C1−6アルコキシ、C6−10アリール−C1−6アルコキシ−、C6−10ヘテロアリール−C1−6アルコキシ−、或いは一つ又は二つのC1−4アルキル基によって置換された−Nであり;
R4は、YがO又はC=Oである場合、R4が非存在であることを除き、H又はC1−6アルキルであり;
R5は、C1−6アルキル、C5−10アリール、C5−10ヘテロアリール、C5−10アリール−C1−6アルキル−、C5−10ヘテロアリール−C1−6アルキル、SO−C5−10アリール又はSO−C5−10ヘテロアリール、C=O−C5−10アリール又はC=O−C5−10ヘテロアリールであり;
そしてYがC=Oである場合、更に−NH−C5−10アリール又は−NH−C5−10ヘテロアリールであり、
ここにおいて、ヘテロアリールは、N、O、又はSから独立に選択される1-3個の異種原子を含んでなり、そしてここにおいて、それぞれのアリール又はヘテロアリールは、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、NO、アミノ、ジ−C1−6アルキルアミノ、フェニル又はCNから独立に選択される1−3個の基によって所望により置換されていてもよい]
の化合物、又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステルを提供する。
本明細書において、用語‘アルキル’は、単独で又は接尾語としてのいずれかで使用された場合、直鎖又は分枝鎖及び環式構造を含む。これらの基は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、t−ブチル、及びイソブチル、ペンチル、ヘキシルのように6個までの炭素原子を含有し、そして一つ又はそれより多い不飽和、及び一つ又はそれより多いキラル中心を含有することができる。
用語“ハロ”は、例えばフルオロ、クロロ及びブロモ;フルオロ、クロロ;フルオロ;クロロ;ブロモのように、フルオロ、クロロ、ブロモ及びヨードを含む。
“アリール”に対する言及は、10個までの炭素原子の、例えば6個までの炭素原子の芳香族炭素環式基を含む。例は、ナフチル及びフェニル基を含む。
“ヘテロアリール”は、芳香族の特徴を有し、そして10個までの環の原子を含んでなる複素環基を指す。これらは、その1、2、3又は4個の環の原子が窒素、硫黄及び酸素から選択される5ないし10個の環の原子を含有する、単環式又は二環式アリール環を含む。このような環の例は、ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル、トリアジニル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、インドリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インダゾリル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾトリアゾリル、キノリニル、イソキニリニル及びナフチリジニルを含む。
都合のよい複素環基の例は、チエニル、ピリジル、及びキノリニルを含む。
用語“アラルキル”は、10又は8個の炭素原子のように、16個までの炭素原子のアリールで置換されたアルキル基、特にフェネチル又はベンジル、更に特にベンジル基を指す。
用語“ヘテロアラルキル”は、10個までの環の原子のヘテロアリール分子と連結した6個までの炭素原子のアルキル基を指す。
都合よくは(一緒に選択されるか又はそれぞれ独立に)、
は、Nである;
は、Cである;
Yは、Nである;Yは、Oである;Yは、C=Oである;
R1は、Hである;
R2は、H;エチル又はメチルのようなC1−4アルキルである;
R3は、H又はC1−4アルキル、フェネチル又はベンジルのような12個までの炭素原子のアラルキルである;
R4は、Hである;
R5は、それぞれC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフクオロメトキシ、ハロゲン、ヒドロキシ又はNOから独立に選択される3個までの置換基によって所望により置換されていてもよいSO−C5−10アリール又はSO−C5−10ヘテロアリールである。
更に都合よくは(一緒に選択されるか又はそれぞれ独立に)
は、Nである;
は、Cである;
Yは、N又はC=Oである;
R1は、Hである;
R2は、エチル又はメチル、特にメチルである;
R3は、エチル又はメチル、特にフェネチル又はベンジルのような10個までの炭素原子のアラルキルである;
R4は、Hである;
R5は、それぞれメチル、エチル、プロピル、i−プロピル、i−ブチル、メトキシ、ジ−フルオロメチル、ジフルオロメトキシ、塩素、フッ素、臭素、ヒドロキシ又はNOから独立に選択される3個までの置換基によって所望により置換されていてもよいSO−フェニル、SO−ナフチル、又はSO−チエニルである。
本発明の特別な化合物(一緒に選択されるか又はそれぞれ独立に)は:
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3−メトキシ.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−4−メトキシ.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−4−(トリフルオロメトキシ).
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3−フルオロ.
ベンゼンスルホンアミド,3−ブロモ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,3−クロロ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−4−フルオロ.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3−ニトロ.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−4−プロピル.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2,3,4−トリフルオロ.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3−メチル.
ベンゼンスルホンアミド,3−クロロ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2−メチル.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−4−(1−メチルエチル).
ベンゼンスルホンアミド,4−(ジフルオロメトキシ)−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,3−(ジフルオロメトキシ)−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,4−クロロ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3−(トリフルオロメチル).
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−4−メトキシ−2−ニトロ.
2−ナフタレンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
1−ナフタレンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3,5−ジメチル.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3,5−ジメチル.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3−(トリフルオロメトキシ).
ベンゼンスルホンアミド,4−ブロモ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2,4−ジフルオロ.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−4−(1,1−ジメチルエチル).
8−キノリンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,3,4−ジクロロ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
3−チオフェンスルホンアミド,2,5−ジクロロ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3,5−ジフルオロ.
ベンゼンスルホンアミド,3,5−ジクロロ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンメタンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,3,5−ジクロロ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2−ヒドロキシ
ベンゼンスルホンアミド,2−ブロモ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,2,4−ジクロロ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,5−ブロモ−N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2−メトキシ.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3,4−ジメチル.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−2,5−ジメトキシ.
N−[6−(4−ベンジル−3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−3−ニトロベンゼンスルホンアミド.
N−[6−(4−ベンジル−3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−4−フルオロベンゼンスルホンアミド.
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−[2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−4−(フェニルメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−3−ピリジニル]−4−プロピル.
ベンゼンスルホンアミド,3−クロロ−N−[6−[2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−4−(フェニルメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,N−[6−[2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−4−(フェニルメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−3−ピリジニル]−4−(1,1−ジメチルエチル).
1−ナフタレンスルホンアミド,N−[6−[2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−4−(フェニルメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−3−ピリジニル].
ベンゼンスルホンアミド,3−クロロ−N−[6−[2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−4−(フェニルメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−3−ピリジニル]−4−フルオロ.
3−フルオロ−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
4−tert−ブチル−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
4−フルオロ−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
4−シアノ−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
3−シアノ−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド.
N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド.
4−ジメチルアミノ−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
2−メトキシ−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
4−メチル−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]チオフェン−2−カルボキシアミド.
2−フルオロ−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
3−(ジメチルアミノ)−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド.
ベンズアミド,3−シアノ−N−[6−[2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−4−(フェニルメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−3−ピリジニル].
ベンズアミド,4−シアノ−N−[6−[2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−4−(フェニルメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−3−ピリジニル].
2−{6−[2−(4−アミノフェニル)エトキシ]ピリダジン−3−イル}−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−[6−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメトキシ)ピリダジン−3−イル]−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−{6−[(4−メトキシベンジル)オキシ]ピリダジン−3−イル}−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
5−メチル−2−(6−{[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]オキシ}ピリダジン−3−イル)−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−{6−[(3−アミノベンジル)オキシ]ピリダジン−3−イル}−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
5−メチル−2−(6−{[4−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}ピリダジン−3−イル)−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
5−メチル−2−(6−{[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]オキシ}ピリダジン−3−イル)−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−{6−[(4−フルオロベンジル)オキシ]ピリダジン−3−イル}−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−[6−(ベンジルオキシ)ピリダジン−3−イル]−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−[6−(1,1’−ビフェニル−4−イルメトキシ)ピリダジン−3−イル]−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
5−メチル−2−{6−[(4−メチルベンジル)オキシ]ピリダジン−3−イル}−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−{6−[(2,4−ジクロロベンジル)オキシ]ピリダジン−3−イル}−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−{6−[(2,5−ジメチルベンジル)オキシ]ピリダジン−3−イル}−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
5−メチル−2−{6−[(3−メチルベンジル)オキシ]ピリダジン−3−イル}−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−{6−[(3−クロロベンジル)オキシ]ピリダジン−3−イル}−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
2−[6−(2−フリルメトキシ)ピリダジン−3−イル]−5−メチル−1,2−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン.
である。
式(I)の化合物の適した医薬的に受容可能な塩は、メタンスルホン酸塩、フマル酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩並びにリン酸及び硫酸と形成された塩のような酸付加塩を含む。もう一つの側面において、適した塩は、アルカリ金属塩、例えばナトリウム、アルカリ土類金属塩、例えばカルシウム又はマグネシウム、有機アミン塩、例えばトリエチルアミン、モルホリン、N−メチルピペリジン、N−エチルピペリジン、プロカイン、ジベンジルアミン、N,N−ジベンジルエチルアミン又はアミノ酸、例えばリシンのような塩基塩である。荷電された官能基の数及びカチオン又はアニオンのイオン価にもよるが、一つより多いカチオン又はアニオンが存在することができる。好ましい医薬的に受容可能な塩は、ナトリウム塩である。
カルボキシ又はヒドロキシ基を含有する式(I)の化合物のin vivoで加水分解可能なエステルは、例えば、ヒト又は動物の体内で加水分解されて、母体酸又はアルコールを産生する医薬的に受容可能なエステルである。
カルボキシのために適した医薬的に受容可能なエステルは、C1−6アルキルエステル例えば、エチルエステルのようなアルキルエステル、C1−6アルコキシメチルエステル例えばメトキシメチル、C1−6アルカノイルオキシメチルエステル例えばピバロイルオキシメチル、フタリジルエステル、C3−8シクロアルコキシ−カルボニルオキシC1−6アルキルエステル例えば1−シクロヘキシルカルボニルオキシエチル;1,3−ジオキソレン−2−オニルメチルエステル例えば5−メチル−1,3−ジオキソレン−2−オニルメチル;及びC1−6アルコキシカルボニルオキシエチルエステル例えば1−メトキシカルボニルオキシエチルを含み、そして本発明の化合物中のいずれかのカルボキシ基において形成することができる。
式(I)の化合物の適した医薬的に受容可能なエステルは、ヒドロキシ基を含有する式(I)の化合物のin vivoで加水分解可能なエステルであり、リン酸エステル及びα−アシルオキシアルキルエーテル及び関連する化合物のような、in vivoのエステル分解の加水分解の結果として、母体ヒドロキシ基を与える無機エステルを含む。α−アシルオキシアルキルエーテルの例は、アセトキシメトキシ及び2,2−ジメチルプロピオニルオキシメトキシを含む。ヒドロキシのためのin vivoで加水分解可能なエステル形成基の選択は、アルカノイル、ベンゾイル、フェニルアセチル並びに置換されたベンゾイル及びフェニルアセチル、アルコキシカルボニル(炭酸アルキルエステルを与える)、ジアルキルカルバモイル及びN−(ジアルキルアミノエチル)−N−アルキルカルバモイル(カルバミン酸エステルを与える)ジアルキルアミノアセチル並びにカルボキシアセチルを含む。
In vivoで加水分解可能ではないエステルは、式(I)の化合物の製造における中間体として有用であり、そして従ってこれらは、本発明の更なる側面を形成する。
式(I)の化合物は、適当には、以下のように調製される:
(i)YがNである場合、
以下の式(II)の化合物:
Figure 2009504719
[式中、R、R、R、R、G及びGは、式(I)に関連して定義したとおりである]
を、以下の式(III):
R5−SO−Z (III)
[式中、Rは、式(I)に関連して定義したとおりであり、そして
ここにおいて、Zは、脱離基(クロロ、ブロモ、ヨード、O−アルキル、O−アリール、O−ヘテロアリールのような)である]
の化合物と、適当な反応条件下で反応させることにより;
(ii)YがNである場合、上記で定義したとおりの式IIの化合物を、以下の式(IV):
−CO−Z (IV)
[式中、Rは、式(I)に関連して定義したとおりであり、そして
ここにおいて、Zは、脱離基(ヒドロキシ又はClのような)である]
の化合物と、適当な反応条件下で反応させることにより;或いは
(iii)YがOであるなら、以下の式(V):
Figure 2009504719
[式中、R、R、R、G及びGは、式(I)に関連して定義したとおりであり、
ここにおいて、Zは、脱離基(クロロ、ブロモ、ヨード、O−アルキル、O−アリール、O−ヘテロアリールのような)である]
の化合物を、以下の式(VI):
−OH (VI)
[式中、Rは、式(I)に関連して定義したとおりである]
の化合物と反応させることにより;
そしてその後、所望する又は必要な場合、いずれかの置換基を定義したとおりのもう一つの置換基に転換する。
いずれかの都合のよい脱離基Zを使用することができる。このような基の例は、 “Organic Chemistry”by Jonathan Clayden et al,published by Oxford University Press (3rd Edn 2005)のような標準的な化学教本中に与えられている。これらは、ヒドロキシ及びクロロ又はブロモのようなハロゲンを含む。
式(I)の化合物は、適当には、以下のように調製される:
(i)YがNである場合、R、R、R、R、G及びGが式(I)に関連して定義したとおりである式(II)の化合物の、Rが式(I)中で定義したとおりである塩化スルホニル(RSOCl)との反応は、適した塩基及び溶媒の存在中で、0℃ないし室温の範囲温度で行うことができる。適した塩基の例は、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンを含む。特にピリジンが使用される。適した溶媒は、クロロホルム及びジクロロメタンのような塩素化溶媒、又はテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンのようなエーテルを含む。特にジクロロメタンが使用される。反応の温度は、0℃ないし室温間で、好ましくは0℃で行われる。
(ii)YがNである場合、R、R、R、R、G及びGが式(I)に関連して定義したとおりである式(II)の化合物の、Rが式(I)中で定義したとおりである酸(RCOH)との反応は、適したカップリング試薬及び塩基の存在中で、溶媒中で0℃ないし室温の範囲の温度で行うことができる。適したカップリング剤の例は、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(EDCI)及びヘキサフルオロリン酸2−(7−アザ−1h−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウム(HATU)を含む。最も好ましくはEDCIが使用される。塩基は、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン及び4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)を含む。最も好ましくはDMAPが使用される。適した溶媒は、クロロホルム及びジクロロメタンのような塩素化溶媒、又はテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンのようなエーテルを含む。好ましくはジクロロメタンが使用される。反応の温度は、0℃ないし室温で、好ましくは室温で行うことができる。
(iii)YがOであるなら、R、R、R、G及びGが、式(I)に関連して定義したとおりである式(V)の化合物を、Rが、式(I)に関連して定義したとおりであるROHと反応させることによることは、適した塩基の存在中で、溶媒中で室温ないし還流温度の範囲の温度で行うことができる。適した塩基の例は、セシウム、カリウム、リチウム又はナトリウムからのもののような金属アルコキシドを含む。最も好ましくはカリウムtert−ブトキシドが使用される。適した溶媒は、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、グリム及びジグリムのようなエーテルを含む。好ましくはテトラヒドロフランが使用される。反応の温度は、10℃ないし120℃間で、好ましくは70℃で行うことができる。
式(II)の化合物等は、既知の化合物であるか、又はこれらは、既知の化合物から慣用的な文献の方法によって調製することができるかのいずれかである。
本発明の更なる側面によれば、ヒト又は動物の身体の療法による治療の方法において使用するための、本明細書中で定義したとおりの式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステルが提供される。
本発明の更なる側面によれば、有効な量の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能な塩、或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステルを、前記ヒト又は動物に投与することを含んでなる、MtSKを阻害することによるM.Tbのための治療法が提供される。
本発明は、更に本明細書中で定義したとおりの式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能な塩、或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステルを、医薬的に受容可能な希釈剤又は担体との組合せで含んでなる医薬組成物を提供する。
本発明の組成物は、経口使用(例えば錠剤、ロザンジ、硬質又は軟質カプセル、水性又は油性懸濁液、乳液、分散性粉末又は顆粒、シロップ剤又はエリキシル剤として)、局所使用(例えばクリーム、軟膏、ゲル、或いは水性又は油性の溶液又は懸濁液として)、吸入による投与(例えば微細に分割された粉末又は液体エアゾールとして)、通気法による投与(例えば微細に分割された粉末として)、又は非経口投与(例えば静脈内、皮下、筋肉内又は筋肉内投与のための滅菌水性又は油性溶液として、或いは直腸投与のための座薬として)のために適した形態であることができる。
本発明の組成物は、慣用的な方法によって、当技術において公知の慣用的な賦形剤を使用して得ることができる。従って、経口使用を意図する組成物は、例えば、一つ又はそれより多い着色剤、甘味剤、芳香剤及び/又は保存剤を含有することができる。
錠剤製剤のために適した医薬的に受容可能な賦形剤は、例えば、ラクトース、炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム又は炭酸カルシウムのような不活性希釈剤、コーンスターチ又はアルギン酸のような顆粒化及び崩壊剤;デンプンのような結合剤;ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸又はタルクのような潤滑剤;−ヒドロキシ安息香酸エチル又はプロピルのような保存剤、及びアスコルビン酸のような抗酸化剤を含む。錠剤の製剤は、被覆されないか、又はその崩壊性及びその後の胃腸管内の活性成分の吸収を変更するため、或いはその安定性及び/又は外観を改良するためのいずれかのために、いずれの場合も当技術において公知の慣用的な被覆剤及び方法を使用して被覆することができる。
経口使用のための組成物は、活性成分が不活性の固体希釈剤、例えば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム又はカオリンと混合されている硬質ゼラチンカプセル、或いは活性成分が水又はピーナツ油、液体パラフィン、若しくはオリーブ油のような油と混合されている軟質ゼラチンカプセルの形態であることができる。
水性懸濁液は、一般的に、微細に粉砕された形態の活性成分を、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニル−ピロリドン、トラガカントゴム及びアラビアゴムのような一つ又はそれより多い懸濁剤;レシチン或いはアルキレンオキシドの脂肪酸との縮合産物(例えばステアリン酸ポリオキシエチレン)、又はエチレンオキシドの長鎖脂肪族アルコールとの縮合産物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール、又はモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトールのようなエチレンオキシドの脂肪酸及びヘキシトールから誘導された部分エステルとの縮合産物、又はエチレンオキシドの長鎖脂肪族アルコールとの縮合産物、例えばヘプタデカエチレンオキシセタノール、又はモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビトールのようなエチレンオキシドの脂肪酸及びヘキシトールから誘導された部分エステルとの縮合産物、又はエチレンオキシドの脂肪酸及びヘキシトール無水物から誘導される部分エステルとの縮合産物、例えばモノオレイン酸ポリエチレンソルビタンのような分散又は湿潤剤と一緒に含有する。水性懸濁液は、更に一つ又はそれより多い保存剤(−ヒドロキシ安息香酸エチル又はプロピルのようなもの)、抗酸化剤(アスコルビン酸のようなもの)、着色剤、芳香剤、及び/又は甘味剤(スクロース、サッカリン又はアスパルテームのようなもの)を含有することもできる。
油性懸濁液は、活性成分を、植物油(ピーナツ油、オリーブ油、ゴマ油又はヤシ油のようなもの)又は鉱油(液体パラフィンのようなもの)中に懸濁することによって調合することができる。油性懸濁液は、更に蜜蝋、硬質パラフィン又はセチルアルコールにような増粘剤を含有することもできる。先に記載したもののような甘味剤、及び芳香剤を加えて、口当たりのよい経口製剤を提供することができる。これらの組成物は、アスコルビン酸のような抗酸化剤の添加によって保存することができる。
水の添加による水性懸濁液の調製のために適した分散性粉末及び顆粒は、一般的に活性成分を、分散又は湿潤剤、懸濁剤及び一つ又はそれより多い保存剤と一緒に含有する。適した分散又は湿潤剤及び懸濁剤は、既に先に記述されたものによって例示されている。甘味剤、芳香剤及び着色剤のような更なる賦形剤も更に存在することができる。
本発明の医薬組成物は、更に水中油乳液の形態であることもできる。油相は、オリーブ油又はピーナツ油のような植物油、或いは例えば液体パラフィンのような鉱油、或いはこれらのいずれかの混合物であることができる。適した乳化剤は、例えば、アラビアゴム又はトラガカントゴムのような天然に存在するゴム、ダイズ又はレシチンのような天然に存在するリン脂質、脂肪酸及びヘキシトール無水物から誘導されるエステル又は部分エステル(例えばモノオレイン酸ソルビタン)、並びにモノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタンのような前記の部分エステルとエチレンオキシドの縮合産物であることができる。乳液は、更に甘味剤、芳香剤及び保存剤を含有することもできる。
シロップ剤及びエリキシル剤は、グリセロール、プロピレングリコール、ソルビトール、アスパルテーム又はスクロースのような甘味剤と調合することができ、そして更に粘滑剤、保存剤、芳香剤及び/又は着色剤を含有することもできる。
医薬組成物は、更に滅菌注射用水性又は油性懸濁液であることもでき、これは、既知の方法によって、先に記述した一つ又はそれより多い適当な分散又は湿潤剤及び懸濁剤を使用して調合することができる。滅菌注射用製剤は、更に非毒性の非経口的に受容可能な希釈剤又は溶媒中の滅菌注射用溶液或いは懸濁液、例えば1,3−ブタンジオール中の溶液であることもできる。
座薬の製剤は、活性成分を、通常の温度では固体であるが、しかし直腸の温度では液体であり、そして従って直腸で溶解して、薬物を放出する、適した非刺激性の賦形剤と混合することによって調製することができる。適した賦形剤は、例えば、ココアバター及びポリエチレングリコールを含む。
クリーム、軟膏、ゲル及び水性又は油性溶液或いは懸濁液のような局所製剤は、一般的に活性成分を、慣用的な局所的に受容可能なベヒクル又は希釈剤と、当技術において公知の慣用的な方法を使用して調合することによって得ることができる。
通気法による投与のための組成物は、例えば30μ、又はそれよりはるかに小さい平均直径の粒子を含有する微細に分割された粉末の形態であることができ、粉末自体は、活性成分を単独で、又はラクトースのような一つ又はそれより多い生理学的に受容可能な担体で希釈されてのいずれかで含んでなる。次いで通気法のための粉末は、都合よくは、既知の薬剤クロモグリク酸ナトリウムの通気法のために使用されるようなターボ吸入器で使用するために、例えば1ないし50mgの活性成分を含有するカプセル中に保持される。
吸入による投与のための組成物は、微細に分割された粉末、又は液体の液滴を含有するエアゾールのいずれかとして活性成分を分配するように手配された、慣用的な加圧式エアゾールの形態であることができる。揮発性フッ素化炭化水素又は炭化水素のような慣用的なエアゾール噴射剤を使用することができ、そしてエアゾールデバイスは、都合よくは計量された量の活性成分を分配するように手配される。
製剤に対する更なる情報のために、読者は、Comprehensive Medicinal Chemistry(Corwin Hansch;Chairman of Editorial Board),Pergamon Press 1990の第5巻の第25.2章を参照されたい。
単一の剤形を製造するために、一つ又はそれより多い賦形剤と組合される活性成分の量は、治療される宿主及び投与の特定の経路によって必然的に変化するものである。例えば、ヒトへの経口投与を意図する製剤は、一般的に、例えば0.5mgないし2gの活性成分を、全組成物の5ないし約98重量パーセントで変化することができる適当な、そして都合のよい量の賦形剤と配合されて含有するものである。投与単位の形態は、一般的に、約1mgないし約500mgの活性成分を含有するものである。投与の経路及び投与管理に対する更なる情報のために、読者は、Comprehensive Medicinal Chemistry(Corwin Hansch;Chairman of Editorial Board),Pergamon Press 1990の第5巻の第25.3章を参照されたい。
式Iの化合物の治療又は予防目的のための投与量の大きさは、症状の性質及び重度、動物又は患者の年齢及び性別並びに投与の経路によって、医学の公知の原理によって当然変化するものである。先に記述したように、式Iの化合物は、単独で又は部分的にラットのファルネシル化の影響による疾病又は医学的症状の治療において有用である。
治療又は予防的目的のための式Iの化合物の使用において、これは、一般的に、例えば、体重kg当り0.5mgないし75mgの範囲の日量が、必要な場合分割投与で投与されるように投与されるものである。一般的に、非経口経路が使用される場合、より低い投与量が投与されるものである。従って、例えば静脈内投与のために、例えば体重kg当り0.5mgないし30mgの範囲の投与量が一般的に使用するものである。同様に、吸入による投与のために、例えば体重kg当り0.5mgないし25mgの範囲の投与量が使用されるものである。然しながら、経口投与が好ましい。
原料及び方法
タンパク質の精製
結核菌シキミ酸キナーゼ(MtSK)タンパク質を、J.S.Oliveira et al,Protein Expression and Purification,2001,22,430−435中に記載されているプロトコルによって調製した。
結核菌シキミ酸キナーゼ(MtSK)−aroK、(Rv2539C)をコードする遺伝子を、ヒスチジン標識が、トロンビン開裂部位(20アミノ酸N−末端標識)が続くN−末端に導入されるようにpET15bプラスミド中にクローンした。このプラスミドで形質移入されたE.coli BL21(DE3)細胞を、Luriaブロス中で37℃でOD600が0.6に達するまで増殖した。MtSKの発現を、1mMのIPTGの添加、それに続く20℃における一晩のインキュベーションによって誘導した。細胞を超音波処理によって溶解し、そして細胞質ゾル画分中に存在するHisで標識されたMtSKを、金属イオンアフィニティーカラム(QIAGENから入手のNi−ニトリロ酢酸(NTA))を使用して精製した。精製したタンパク質をトロンビンで処理し、そしてアフィニティーカラムを使用して再び精製した。再精製後、タンパク質は95%の純度であった。
酵素アッセイ
結核菌シキミ酸キナーゼ(MtSK)の活性を、ATPの加水分解によるシキミ酸リン酸の形成後に形成されたADPを、ピルビン酸キナーゼ(PK)及び乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)を使用して検出する結合アッセイ形式で測定した。PK−LDH中のNADHのNADへの酸化の活性を、340nmでモニターした。アッセイ混合物は、100mMのpH7.5のTris.Cl、100mMのNaCl、5mMのMgCl、0.001重量/容量%のBrij 35、0.2mMのATP、0.4mMのシキミ酸、1mMのホスホエノールピルビン酸、0.15mMのNADH、2U/mlのPK−LDH及び200ng/mlのMtSKタンパク質を100マイクロリットル中に含有していた。アッセイを室温で96ウェルの半面積マイクロタイタープレート(Corning Inc.)で行い、そしてOD340をSpectramax(Molecular Devices Inc.)分光計を使用して測定した。最初の読取りを0分に、そして最後の読取りを60分に取った。最初及び最後OD340nm間の差を、活性の計算に使用した。
上記の酵素アッセイで試験した場合、本明細書で例示した全ての試料は、20μMより小さいIC50を有する。
本発明は、ここに以下の実施例を参照することによって例示されるものであるが、しかし制約されるものではない。
〔実施例1〕
N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3−メトキシベンゼンスルホンアミド

工程A:2−ヒドラジノ−5−ニトロピリジン塩酸塩
Figure 2009504719
250mLの丸底フラスコ中で、ヒドラジン水和物(3.15g、3.07mL、63.07mmol)を、2−クロロ−5−ニトロピリジン(5g、31.53mmol)の懸濁液に加えた。懸濁液は緑色の溶液に変化した。数分以内に、緑色の沈殿物が現れ始めた。混合物を2時間室温で攪拌した。固体を真空中でポンプで濾過し、エタノールで洗浄し、そして真空中で乾燥して、表題化合物を、鮮やかな緑色の固体(5.5g、91%)として得た。
MS(ES):154;H NMR(DMSO−d,ppm):δ 4.70(brs,3H),6.80(brs,1H),8.18(s,1H),8.88(s,1H),9.23(s,1H)。

工程B:1,2−ジヒドロ−5−メチル−2−(5−ニトロ−2−ピリジニル)−3H−ピラゾール−3−オン
Figure 2009504719
80mLのCEMマイクロ波反応管中で、アセト酢酸エチル(4.56g、4.4mL、35.03mmol)を、2−ヒドラジノ−5−ニトロピリジン塩酸塩(4.5g、23.61mmol)のエタノール(25mL)中の懸濁液に加えた。混合物を室温で15分間撹拌し、そして次いで150℃で45分間マイクロ波(150W)にかけた。黄色の結晶質の沈殿物が反応混合物中に観察された。次いでこれを氷浴中で冷却し、結晶を濾過し、冷エタノールで洗浄し、そして真空中で乾燥して、表題化合物を黄色の結晶質の固体(3.8g、73%)として得た。
MS(ES):220.1;H NMR(DMSO−d,δ ppm):δ 2.20(s,3H),5.19(s,1H),8.68(s,2H),9.21(s,1H),12.38(brs,1H)。

工程C:2−(5−アミノ−2−ピリジニル)−1,2−ジヒドロ−5−メチル−3H−ピラゾール−3−オン
Figure 2009504719
工程Bからの中間体(3.0g、13.64mmol)の、メタノール(30mL)中の、氷酢酸(3mL)及び10%Pd−C(0.5g)を含有する懸濁液を、約2.8kg/cm(40psi)のH下で2.5時間水素化した。反応混合物をCelite(登録商標)床を通して濾過して、Pd−Cを除去した。Celite(登録商標)床を5%酢酸を含有するメタノールで徹底的に洗浄した。濾液を混合し、そして溶媒を真空下で蒸発した。残ったシロップ剤状の物質を酢酸エチル(20mL)中に懸濁し、そしてヘキサン(100mL)で希釈した。結晶質の黄色の固体の懸濁液を得た。これを10分間撹拌し、そして固体を濾過し、ヘキサンで洗浄し、そして真空中で乾燥して、所望の化合物を、緑色がかった黄色の結晶質の固体(2.3g、89%)として得た。
MS(ES):190.1;H NMR(DMSO−d,ppm):δ 2.12(s,3H),5.21(s,1H),5.38(brs,2H),7.15(dd,1H),7.71(s,1H),7.75(d,1H),12.00(brs,1H)。

工程D:N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−3−メトキシベンゼンスルホンアミド
Figure 2009504719
10mLの反応管中で、ピリジン(1mL)を、2−(5−アミノ−2−ピリジニル)−1,2−ジヒドロ−5−メチル−3H−ピラゾール−3−オン(0.19g、1mmol)の2mLのジクロロメタン中の溶液に加えた。混合物を0℃に冷却した。冷混合物に、塩化3−メトキシベンゼンスルホニル(0.21g、1mmol)を滴下により加えた。反応混合物を0℃で3時間攪拌した。次いでこれをジクロロメタン(20mL)で希釈し、そして10%塩酸(2×10mL)、水(2×10mL)及び食塩水(10mL)で洗浄した。抽出物を乾燥(NaSO)し、そして溶媒を真空下で蒸発した。残渣をメタノール(5mL)中に溶解した。溶液に10%水酸化ナトリウム溶液(2mL)を加えた。混合物を一晩攪拌した。次いでこれを水(10mL)で希釈し、そして氷酢酸で酸性化した。沈澱した固体を真空中で濾過し、冷水で洗浄し、そして真空下で乾燥した。粗製の固体を酢酸エチル(10mL)中に懸濁し、そして数分間超音波処理した。濾過し、酢酸エチルで洗浄し、そして真空中で乾燥して、表題化合物を明るい褐色の固体(62%)として得た。
MS(ES):361.1;HNMR(DMSO−d,ppm):δ2.1(s,3H),3.75(s,3H),5.05(s,1H),7.2(m,3H),7.45(m,1H),7.55(m,1H),8.05(s,1H),8.3(d,1H),10.35(s,1H),11.95(s,1H)。
以下に記載した化合物を、実施例1と同様な方法で、適当な出発物質を使用して調製した。
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719
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Figure 2009504719
Figure 2009504719
〔実施例46〕
4−メチル−N−[6−(3−メチル−5−オキソ−2,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−1−イル)ピリジン−3−イル]ベンズアミド
上記実施例1の工程Cからの中間体を、ここで使用した。
工程D:N−[6−(2,5−ジヒドロ−3−メチル−5−オキソ−1H−ピラゾール−1−イル)−3−ピリジニル]−4−メチルベンズアミド
Figure 2009504719
10mLの熱反応管中で、4−メチル安息香酸(0.13g、1.0mmol)、EDCI・HCl(0.23g、1.2mmol)、4−ジメチルアミノピリジン(0.15g、1.2mmol)を、ジクロロメタン(5mL)中で一緒に混合した。混合物を30分間撹拌して、透明な溶液を得た。撹拌された溶液に、工程Cからの中間体(0.19g、1mmol)を加え、そして反応混合物を15時間攪拌した。沈澱した固体を真空中で濾過し、そして冷ジクロロメタンで洗浄した。粗製の固体を酢酸エチル(10mL)中に懸濁し、そして数分間超音波処理した。濾過し、酢酸エチルで洗浄し、そして真空中で乾燥して、表題化合物を、オフホワイト色の固体(0.11g、36%)として得た。
H NMR:(DMSOD6,δ ppm):2.15(s,3H),2.40(s,3H),5.09,5.55(brs,1H),7.35(d,2H),7.70−7.88,8.15−8.50(m,2H),7.91(d,2H),8.85(s,1H),10.40(brs,1H),12.00(brs,1H)。(ロータマー)
MS(ES+)308.1。
以下に記載した化合物を、実施例46と同様な方法で、適当な出発物質を使用して調製した。
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719
〔実施例62〕
1,2−ジヒドロ−5−メチル−2−{6−[[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]メトキシ]−3−ピリダジニル}−3H−ピラゾール−3−オン
Figure 2009504719
工程A:(3Z)−3−[(6−クロロ−3−ピリダジニル)ヒドラゾノ]−ブタン酸,エチルエステル
Figure 2009504719
100mLの丸底フラスコ中で、アセト酢酸エチル(3.24g、3.15mL、24.90mmol)を、3−クロロ−6−ヒドラジノピリダジン(3g、20.75mmol)のエタノール(25mL)中の撹拌された懸濁液に加えた。混合物は非常に濃厚になり、そして数分後撹拌が困難になった。これを室温で1時間保った。濃厚な懸濁液を冷エタノール(20mL)で希釈し、そしてポンプで濾過した。固体を冷エタノール(20mL)で洗浄し、そして真空中で乾燥して、表題化合物を、黄色みがかった褐色の結晶質の固体(3.00g、56%)として得た。更なる収穫(0.5g)を、濾液から小体積まで濃縮した後、回収することができた。
1H NMR(CDCl):δ 1.30(t,3H),2.15(s,3H),3.38(s,2H),4.22(q,2H),7.28(s,1H),7.40(d,1H),7.62(d,1H),8.80(brs,1H)。

工程B:2−(6−クロロ−3−ピリダジニル)−1,2−ジヒドロ−5−メチル−3H−ピラゾール−3−オン
Figure 2009504719
100mLの丸底フラスコ中で、KOtBu(1.13g、10.11mmol)を、単一ロットで工程Aからの中間体(2.18g、8.43mmol)のエタノール(25mL)中の溶液に加えた。黄色の溶液は、直ちに暗緑色に変化し、そして暗緑色の沈殿物が現れ始めた。反応混合物を室温で3時間撹拌した。溶媒を真空中で除去した。残渣を水(25mL)中に取込み、そしてエーテル(30mL)で抽出した。水層を冷却し、そして氷酢酸で酸性化した。黄褐色の沈殿物が観察された。これをポンプで濾過し、そして冷水で洗浄した。真空中で乾燥して、表題化合物を、黄褐色の固体(1.78g、93%)として得た。
1H NMR(DMSOD,ppm):δ 2.20(s,3H),5.18(s,1H),7.98(d,1H),8.78(d,1H),12.55(brs,1H)。

工程C:1,2−ジヒドロ−5−メチル−2−{6−[[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]メトキシ]−3−ピリダジニル}−3H−ピラゾール−3−オン
20mLの熱反応管中で、工程Bからの中間体(0.15g、0.71mmol)、4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼンメタノール(0.55g、0.29mmol)、KOtBu(0.32g、0.29mmol)を、乾燥THF(10mL)中で混合し、そして混合物を15時間還流した。次いで反応混合物を水(20mL)で希釈し、そしてエーテル(3×20mL)で抽出した。次いで水層を氷酢酸で酸性化した。沈澱した固体を真空中で濾過し、水で洗浄し、そして乾燥した。粗製の個体(約0.25g)をシリカゲルのカラムのクロマトグラフィーによって、ジクロロメタン中の3%メタノールを溶出剤として使用して精製し、続いてメタノールから再結晶して、表題化合物を、白色の結晶質の固体(0.09g、35%)として得た。
H NMR(DMSOD6,δ ppm):2.19(s,3H),5.15(s,1H),5.65(s,2H),7.50(d,2H),7.53(d,1H),7.62(d,2H),8.64(d,1H),12.38(brs,1H)。
以下に記載した化合物を、実施例62と同様な方法で、適当な出発物質を使用して調製した。
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719
Figure 2009504719

Claims (9)

  1. 以下の式(I):
    Figure 2009504719
    [式中、G及びGは、C又はNから独立に選択され、そしてこれらを含んでなる芳香族環は、一つ又は二つのC1−6アルキル基によって更に所望により置換されていてもよく、
    Yは、O、N又はC=Oであり、
    R1は、H又はC1−6アルキルであり、
    R2は、H又はC1−6アルキル;C6−10アリール−C1−6アルキル−、C6−10ヘテロアリール−C1−6アルキル−、C1−6アルコキシ、C6−10アリール−C1−6アルコキシ−、C6−10ヘテロアリール−C1−6アルコキシ−、或いは一つ又は二つのC1−4アルキル基によって置換された−Nであり;
    R3は、H、C1−6アルキル、C6−10アリール−C1−6アルキル−、又はC6−10ヘテロアリール−C1−6アルキル−、C1−6アルコキシ、C6−10アリール−C1−6アルコキシ−、C6−10ヘテロアリール−C1−6アルコキシ−、或いは一つ又は二つのC1−4アルキル基によって置換された−Nであり;
    R4は、H又はC1−6アルキルである{しかし、YがO又はC=Oである場合はR4は非存在である}、
    R5は、C1−6アルキル、C5−10アリール、C5−10ヘテロアリール、C5−10アリール−C1−6アルキル−、C5−10ヘテロアリール−C1−6アルキル、SO−C5−10アリール又はSO−C5−10ヘテロアリール、C=O−C5−10アリール又はC=O−C5−10ヘテロアリールであり、
    そしてYがC=Oである場合、更に−NH−C5−10アリール又は−NH−C5−10ヘテロアリールであり、
    ここにおいて、ヘテロアリールは、N、O、又はSから独立に選択される1-3個の異種原子を含んでなり、そしてここにおいて、それぞれのアリール又はヘテロアリール基は、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、NO、アミノ、ジ−C1−6アルキルアミノ、フェニル又はCNから独立に選択される1−3個の基によって所望により置換されていてもよい]
    の化合物又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステル。
  2. YがNであり、そしてR5が、所望により置換されていてもよいC(=O)−C5−10アリール又はC(=O)−C5−10ヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステル。
  3. YがNであり、そしてR5が、所望により置換されていてもよいSO−C5−10アリール又はSO−C5−10ヘテロアリールである、請求項1に記載の化合物又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステル。
  4. YがOであり、そしてR5が、所望により置換されていてもよいC6−10アリール−C1−4アルキル−又はC6−10ヘテロアリール−C1−4アルキル−である、請求項1に記載の化合物又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステル。
  5. R2が、C1−4アルキルである、請求項1に記載の化合物又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステル。
  6. 療法によるヒト又は動物の身体の治療の方法において使用するための、請求項1−5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステル。
  7. 請求項1−5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能な塩、或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステルを、医薬的に受容可能な希釈剤又は担体との組合せで含んでなる医薬組成物。
  8. ヒト又は動物に、有効な量の請求項1−5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステルを投与することを含んでなる、結核症の治療のための方法。
  9. 請求項1−5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又は医薬的に受容可能な塩或いはin vivoで加水分解可能なこれらのエステルの調製のための方法であって:
    (i)YがNである場合、
    以下の式(II)の化合物:
    Figure 2009504719
    [式中、R、R、R、R、G及びGは、式(I)に関連して定義したとおりである]
    を、以下の式(III):
    R5−SO−Z (III)
    [式中、Rは、式(I)に関連して定義したとおりであり、そして
    ここにおいて、Zは、脱離基である]
    の化合物と、適当な反応条件下で反応させることにより;
    (ii)YがC=Oである場合、上記で定義したとおりの式IIの化合物を、以下の式(IV):
    −CO−Z (IV)
    [式中、Rは、式(I)に関連して定義したとおりであり、そして
    ここにおいて、Zは、脱離基である]
    の化合物と、適当な反応条件下で反応させることにより;或いは
    (iii)YがOである場合、以下の式(V):
    Figure 2009504719
    [式中、R、R、R、G及びGは、式(I)に関連して定義したとおりであり、
    ここにおいて、Zは、脱離基である]
    の化合物を、以下の式(VI):
    −OH (VI)
    [式中、Rは、式(I)に関連して定義したとおりである]
    の化合物と、適当な反応条件下で反応させることにより;
    そしてその後、所望する又は必要な場合、いずれかの置換基を定義したとおりのもう一つの置換基に転換することを含んでなる、前記方法。
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