JP2009303426A - 発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】商用電源および発電装置のいずれか一方が停電した場合であっても、端末装置を機能させることができる発電システムを提供する。
【解決手段】発電システム1は、外部の商用電源4に接続される第1の電力線21と、発電装置2と、第1の電力線を介して負荷5に接続される電力変換部7と、第1の電力線上の電力変換部と負荷との間に配置される第1のスイッチ8と、第1の電力線の第1のスイッチと商用電源との間に接続される第1のコネクタ13と、第1の電力線の電力変換部と第1のスイッチとの間に接続される第2の電力線22と、第2の電力線に接続される第2のコネクタ11dと、電力変換部を制御するとともに、電力変換部の運転状態に関する情報を取得して情報を端末装置6へ送信する制御部9と、第1および第2のコネクタに着脱自在に構成され、電力と情報とを取得する端末装置6とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、住宅等に設置される発電装置と当該発電装置の運転状態を把握する端末装置とを備える発電システムに関する。
太陽電池や風力発電機などは、自然エネルギーを利用して直流電力を出力する地球温暖化ガスを排出しないシンプルでクリーンなエネルギー源として知られている。たとえば、太陽電池が既存建造物の屋根や敷地内に設置され、その太陽電池にて得られた直流電力を交流電力に変換した上で、その交流電力をその建造物内の負荷へと出力する太陽光発電システムが知られている。また、太陽光発電システムの中には、商用電力系統に連系されて、余分な電力を商用電力系統へと逆潮流することにより、発電した電力を電力会社などに売却できるタイプもある。
そして、たとえば、特開平10−150778公報(特許文献1)には、系統連系インバータが開示されている。特開平10−150778公報(特許文献1)によれば、この系統連系インバータは、太陽電池、太陽電池の出力を交流電力に変換し系統電力線に出力するインバータ装置本体、インバータ装置本体を遠隔操作するリモートコントローラからなる。この系統連系インバータは、インバータ本体とリモートコントローラの通信インターフェイス部を備える。通信インターフェイス部は、A/D変換回路と、符号化回路と、変調回路と、帯域通過フィルタと、復調回路と、復号化回路と、D/A変換回路とからなる。
また、特開平10−150778公報(特許文献1)には、ケーブルを介してインバータ装置に遠隔操作部が接続される構成も開示されている。
また、特開平9−322554公報(特許文献2)では、インバータ出力波形に、インバータ装置の単独運転時にその出力周波数に変動が生じる歪みを与えることで、負荷インピーダンスにおける力率が1に近い状態で交流電力系統から切り離されても、インバータ出力に周波数変動を発生させることにより、インバータ装置の単独運転を検知することが開示されている。
特開平10−150778公報 特開平9−322554公報
しかしながら、特開平10−150778公報(特許文献1)に記載されている発電システムにおいては、遠隔操作部が連系保護開閉器よりも商用電力系統側に接続されており、事故や災害により商用電力系統が停電した場合に連系保護開閉器が切断されるように構成されている。そのため、商用電力系統が停電した場合には、遠隔操作部が機能しなくなる。つまり、商用電力系統が停電した場合には、ユーザがインバータ装置の運転状態を把握することができない。
また、特開平10−150778公報(特許文献1)に記載されているインバータ装置にケーブルを介して遠隔操作部が接続される構成においては、遠隔操作部とインバータ装置本体とを専用のケーブルで接続する必要がある。つまり、専用のケーブルの敷設工事をしなければならず、配線工事費が増大する虞がある。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、本発明の主たる目的は、商用電源が停電した場合に、かつ発電装置が発電可能な状態の場合に発電装置の電力を端末装置へ供給させて端末装置を機能させることができる発電システムを提供することである。
この発明のある局面に従う発電システムは、発電装置と、外部の商用電源および負荷に接続される第1の電力線と、発電装置と第1の電力線との間に接続される電力変換部と、第1の電力線に配置される第1のスイッチとを備える。前記第1のスイッチは、電力変換部と負荷との間に配置され、電力変換部と負荷とを接続/遮断する。発電装置は、第1のスイッチと、第1の電力線の第1のスイッチと商用電源との間に電気的に接続される第1のコネクタと、第1の電力線の電力変換部と第1のスイッチとの間に電気的に接続される第2の電力線と、第2の電力線に電気的に接続される少なくとも1つの第2のコネクタと、電力変換部を制御する制御部と、第1および第2のコネクタに着脱自在に構成される端末装置とをさらに備える。制御部は、電力変換部の運転状態に関する情報を取得して、第1および第2の電力線の少なくとも一方を介して、情報を端末装置へと送信する。端末装置は、第1および第2の電力線の少なくとも一方を介して電力変換部からの電力を取得することによって動作し、第1および第2の電力線の少なくとも一方を介して情報を取得する。
好ましくは、発電システムは、商用電源が停電であるか否かを検知する第1の検知部をさらに備える。商用電源が停電である場合に第1のスイッチが遮断され、商用電源が停電でない場合に、かつ発電装置が発電可能な状態の場合に第1のスイッチが接続される。
好ましくは、発電システムは、第2の電力線に介挿されて、第2のコネクタと第1の電力線とを接続/遮断する第2のスイッチと、端末装置が第2のコネクタに接続されたか否かを検知する第2の検知部とをさらに備える。端末装置が第2のコネクタに接続された場合に第2のスイッチが接続され、端末装置が第2のコネクタに接続されない場合に第2のスイッチが遮断される。
好ましくは、制御部は、電力変換部の運転状態に関する情報を取得する情報取得部と、情報取得部が取得した情報を蓄積する装置記憶部と、情報を端末装置へと送信し、端末装置からの命令を受信する送受信部とを含む。
好ましくは、送受信部は、第1の検知部からの信号に基づいて、商用電源の停電状態が終了した際に、商用電源の停電状態開始後に装置記憶部に蓄積された情報を端末装置へと送信する。
好ましくは、送受信部は、第2の検知部からの信号に基づいて、端末装置が第2のコネクタに接続された際に、商用電源の停電状態開始後に装置記憶部に蓄積された情報を、第2の電力線と第2のコネクタとを介して端末装置へと送信する。
好ましくは、端末装置は、第1および第2のコネクタに着脱可能なプラグと、制御部からの情報を記憶する端末記憶部と、端末記憶部に記憶されている情報を表示する表示部と、外部からの命令を受け付ける操作部と、プラグを介して制御部から情報を受信し、プラグを介して命令を制御部へ送信する端末送受信部とを含む。
好ましくは、発電装置は、太陽光を利用して直流電力を発電する太陽電池である。電力変換装置は、直流電力を交流電力へ変換して出力する。
本発明により、商用電源が停電した場合に、かつ発電装置が発電可能な状態の場合においては発電装置の電力を端末装置へ供給させて端末装置を機能させることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお以下の説明では、同一の部品については同一の符号を付すものとし、その部品の名称や機能が同一である場合には、その部品についての詳細な説明は繰り返さない。
<発電システムの概略構成>
以下では、本実施の形態に係る発電システム1の構成の概略について説明する。図1は、本実施の形態に係る発電システム1の構成を示す概略図である。図1に示すように、本実施の形態に係る発電システム1は、発電装置の代表例である太陽電池2と、電力変換装置3と、商用電力系統4と、負荷5と、端末装置6と、第1のコネクタ(コンセント)13と、系統電力線21とを備える。電力変換装置3は、電力変換部7と、第1のスイッチ8と、装置制御部9と、装置インターフェイス10と、自立出力部11とを含む。
ただし、発電装置は、太陽電池2に限定されるものではなく、商用電力系統4から独立して発電可能なものであればよく、たとえば風力発電装置やその他の自家発電装置であってもよい。
そして、本実施の形態に係る系統電力線21および後述する自立電力線22は、電力を送電するとともに、データを送信するデータ通信回線として使用されるものである。つまり、本実施の形態に係る発電システム1は、いわゆるPLC(Power Line Communication)技術を利用するものである。
図2は、端末装置6が自立出力部11に接続された状態の発電システム1の概略図である。図1および図2に示すように、本実施の形態に係る発電システム1では、端末装置6が、電力変換部7と商用電力系統4とを接続する系統電力線21に電気的に接続される第1のコネクタ13と、系統電力線21の電力変換部7側に接続される自立出力部11に電気的に接続される第2のコネクタ(コンセント)11aとに着脱自在に構成されている。そのため、ユーザは、商用電力系統4が正常に稼動している場合には、端末装置6を第1のコネクタ13に接続させることによって、端末装置6を機能させることができる。そして、ユーザは、商用電力系統4が停電している場合に、かつ発電装置が発電可能な状態の場合においては、端末装置6を第2のコネクタ11aに接続させることによって、端末装置6を機能させることができる。
以下、このような機能を実現するための構成について詳述する。
<発電システム1のハードウェア構成>
図1および図2を参照して、発電システム1のハードウェア構成について説明する。まず、太陽電池2は、発電システム1を有する住宅や施設などの建物上に設けられる。太陽電池2は、太陽エネルギー(光エネルギー)から直流電力を生成する。太陽電池2は、電力変換部7に接続され、生成した直流電力を電力変換部7に出力する。
電力変換装置3は、住宅や施設などの建物内外の壁面に設置される。電力変換部7は、太陽電池2と接続される。電力変換部7は、系統電力線21を介して、負荷5や商用電力系統4に接続される。そして、電力変換部7は、太陽電池2が出力した直流電力を交流電力に変換して、当該交流電力を系統電力線21に出力する。また、電力変換部7は、装置制御部9に接続されており、装置制御部9によって制御される。電力変換部7や太陽電池2は、装置制御部9を介して後述する端末装置6によっても制御され得る。
系統電力線21は、電力変換部7や外部の商用電力系統4に電気的に接続される。系統電力線21は、住宅や施設などの建物で使用される負荷5に分電盤55を介して接続される。系統電力線21には、商用電力系統4が停電した場合に、商用電力系統4から発電システム1を切り離すための第1のスイッチ8が設けられている。
具体的には、電力変換装置3内部に系統電圧や周波数を監視している停電検知部56が備えられている。停電検知部56は商用電力系統4の停電を検知する。停電検知部56が商用電力系統4の停電を検知した場合に、第1のスイッチ8が遮断される。本実施の形態に係る発電システム1においては、停電検知部56が装置制御部9に接続されており、装置制御部9は停電検知部56からの信号に基づいて、第1のスイッチ8を接続/遮断する。
また、系統電力線21の第1のスイッチ8と商用電力系統4との間には、第1のコネクタ13が電気的に接続されている。第1のコネクタ13は、端末装置6が接続できる形状(たとえば、ソケット形状など)に形成されていればよい。ただし、第1のコネクタ13は、家屋内に設置された100Vコネクタと同様の構成であることが好ましく、当該100Vにて代用されるものであることが好ましい。
系統電力線21には、第1のスイッチ8の系統側に、第1の信号線23が接続されている。第1の信号線23は、一端が系統電力線21に接続され、他端が装置インターフェイス10に接続されている。第1の信号線23には、系統電力線21と装置インターフェイス10との接続をオン/オフする第1の通信スイッチ12が設けられている。第1の通信スイッチ12は、装置制御部9に接続されており、装置制御部9によってオン/オフが制御される。
装置制御部9は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置によって実現される。装置制御部9は、電力変換部7や装置インターフェイス10や停電検知部56や各種のスイッチなどに接続されている。装置制御部9は、電力変換装置3の各部へ信号を送信することによって、電力変換装置3の各部を制御する。また、装置制御部9は、装置インターフェイス10や系統電力線21や後述する自立電力線22を介して端末装置6からの操作命令を受け付ける。
ここで、装置制御部9は、周知の構成を有するコンピュータがプログラムを実行することによって、ハードウェアとソフトウェアの協働として実現される。あるいは、装置制御部9は、その一部または全部が、各処理を実現する回路素子の組み合わせのようなハードウェアによって実現されてもよい。そして、装置制御部9は、電力変換装置3に対して与えられる操作入力に基づいて、あるいは電力変換装置3の内部において予め設定された条件が成立したことに基づいて、電力変換装置3の各部の動作を制御する。
装置インターフェイス10は、装置制御部9や第1の信号線23および第2の信号線24に接続されている。装置インターフェイス10は、装置制御部9からの信号を第1の信号線23を介して系統電力線21に送信し、第2の信号線24を介して自立電力線22に出力する。また、装置インターフェイス10は、端末装置6からの信号を装置制御部9へ出力する。
自立出力部11は、複数の第2のコネクタ11aと、第2のスイッチ11bと、自立電力線22と、検知スイッチ11dと、第2の通信スイッチ11eとを含む。
自立電力線22は、その一端が系統電力線21上の電力変換部7と第1のスイッチ8との間に電気的に接続され、他端が第2のコネクタ11aに電気的に接続される。
第2のコネクタ11aは、第1のコネクタ13と同様の形状であって、端末装置6が接続できる形状に形成されている。好ましくは、自立出力部11には、自立電力線22に電気的に接続される複数の第2のコネクタ11aが形成される。
自立電力線22には、系統電力線21と第2のコネクタ11aとの接続をオン/オフする第2のスイッチ11bが設けられている。第2のスイッチ11bは、装置制御部9に接続される。第2のスイッチ11bは、装置制御部9からの信号に基づいて、系統電力線21と第2のコネクタ11aとの接続をオン/オフする。
自立電力線22の第2のスイッチ11bと第2のコネクタ11aとの間には、第2の信号線24が接続されている。これにより、装置インターフェイス10からの信号が、自立電力線22を介して第2のコネクタ11aに到達する。第2の信号線24には、自立電力線22と装置インターフェイス10との接続をオン/オフするための第2の通信スイッチ11eが設けられている。第2の通信スイッチ11eは、装置制御部9に接続されており、装置制御部9によってオン/オフが制御される。
第2のコネクタ11aには、端末装置6などの専用負荷が第2のコネクタ11aに差し込まれたか否かを検知するための検知スイッチ11dが設けられている。検知スイッチ11dは、たとえば、第2のコネクタ11aの表面に設けられた突起上のスイッチであって、端末装置6などの専用負荷が第2のコネクタ11aに差し込まれた際に、第2のコネクタ11a内部へ押し込まれるように構成されている。検知スイッチ11dは、装置制御部9に接続されている。検知スイッチ11dは、端末装置6などの専用負荷が第2のコネクタ11aに差し込まれた旨の信号を装置制御部9に送信する。
端末装置6は、電力変換装置3や太陽電池2に対する操作命令を受け付けるとともに、電力変換装置3や太陽電池2の運転状態を表示する。より具体的には、端末装置6は、端末インターフェイス6aと、表示部6bと、プラグ6cと、端末制御部6dと、端末記憶部6eと、操作部6fと、電源部6gを含む。
端末インターフェイス6aは、端末制御部6dとプラグ6cとに接続されている。端末インターフェイス6aは、端末制御部6dからの操作命令に関するデータを信号に変換してプラグ6cへと出力し、プラグ6cからの信号を電力変換装置3や太陽電池2の運転状態に関するデータとして端末制御部6dへ出力する。本実施の形態に係る発電システム1は、系統電力線21や自立電力線22をデータ通信回線として利用するものであるため、端末インターフェイス6aおよび装置インターフェイス10は、PLCモデムとしての役割を果たす。
表示部6bは、たとえば、液晶ディスプレイ装置、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ装置、LED(Light Emitting Diode)、文字表示装置等により実現される。表示部6bは、端末制御部6dに接続される。端末制御部6dからの情報に基づいて、外部に画像やテキストを表示する。具体的には、端末制御部6dから端末記憶部6eに記憶されている電力変換装置3や太陽電池2の運転状態に関するデータを受け取って、当該データに基づいて情報を表示する。
プラグ6cは、第1のコネクタ13や第2のコネクタ11aに接続可能に構成されている。すなわち、ユーザは、第1のコネクタ13から端末装置6のプラグ6cを引き抜いて、端末装置6を第2のコネクタ11aに差し込むことができる。プラグ6cは、端末インターフェイス6aに接続されており、端末インターフェイス6aにて生成された信号を、第1のコネクタ13を介して系統電力線21や自立電力線22へと出力する。そして、プラグ6cは、系統電力線21や自立電力線22から信号を受信して、端末インターフェイスへと出力する。
端末制御部6dは、CPUなどの演算装置によって実現されるものであって、端末インターフェイス6aや表示部6bや端末記憶部6eや操作部6fなどに接続される。端末制御部6dは端末装置6の各部を制御する。具体的には、端末制御部6dは、操作部6fから操作命令を受け付けて、操作命令に関するデータを端末インターフェイス6aへ出力する。端末制御部6dは、操作部6fから表示命令を受け付けて、端末記憶部6eから電力変換装置3や太陽電池2の運転状態に関するデータを読み出して、当該データに基づき表示部6bを介して電力変換装置3や太陽電池2の運転状態に関する情報を表示する。
端末記憶部6eは、RAM(Random Access Memory)などによって実現されるものであって、端末制御部6dに接続される。端末記憶部6eは、端末制御部6dを制御するためのプログラムや、装置制御部9から受信した電力変換装置3や太陽電池2の運転状態に関するデータなどを格納する。
操作部6fは、スイッチその他の入力装置により実現される。操作部6fは、端末制御部6dに接続される。操作部6fは、ユーザからの操作命令を受け付けて、当該操作命令を端末制御部6dに出力する。
ここで、表示部6bと操作部6fとは、たとえばタッチパネルのように、一体的に構成されてもよい。
<発電システム1の機能構成>
次に、本実施の形態に係る発電システム1が有する各機能について、特に装置制御部9が有する機能について説明する。ただし、ハードウェア構成として上述したものについては説明を繰り返さない。
図3は、発電システム1の機能構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、発電システム1は、太陽電池2と、電力変換装置3と、商用電力系統4と、負荷5と、端末装置6と、第1のコネクタ13と、停電検知部56と、系統電力線21とを備える。電力変換装置3は、電力変換部7と、発電情報取得部9bと、電力判断部9cと、通信判断部9dと、発電情報送受信部9eと,装置記憶部9aと、第1のスイッチ8と、系統電力線21の一部と、自立電力線22と、第1の信号線23と、第2の信号線24と、第2のスイッチ11bと、検知スイッチ11dと、第2のコネクタ11aと、第1の通信スイッチ12と、第2の通信スイッチ11eとを含む。
発電情報取得部9bと、電力判断部9cと、通信判断部9dと、発電情報送受信部9eとは、CPUなどによって実現される装置制御部9が有する機能である。より詳細には、発電情報取得部9bと、電力判断部9cと、通信判断部9dと、発電情報送受信部9eとは、たとえば、CPUが装置記憶部9aなどに記憶されるプログラムを実行することによって発揮される機能である。ただし、各ブロックの機能や各ステップの処理をソフトウェアによって実現する代わりに、その一部または全部を専用のハードウェア回路等によって実現してもよい。
発電情報取得部9bは、電力変換部7から太陽電池2が発電した発電電力量を随時取得する。たとえば、発電情報取得部9bは、電力変換部7に設けられた電流計や電圧計からの出力値に基づいて、太陽電池2が発電した瞬時電力(発電電力)を取得する。発電情報取得部9bは、取得した発電電力量を装置記憶部9aに蓄積する。発電情報取得部9bは、装置記憶部9aに蓄積された発電電力量に基づいて、積算発電電力量を計算する。
電力判断部9cは、停電検知部56による情報により商用電力系統4が停電しているか否かに関する情報を取得する。
電力判断部9cは、太陽電池2にて発電が行われている場合、たとえば太陽電池2による発電電力が予め定められたしきい値以上である場合(晴れている昼間)に、第1のスイッチ8をオンする。電力判断部9cは、太陽電池2にて発電が行われていない場合、たとえば太陽電池2による発電電力が予め定められたしきい値未満である場合(夜間や雨天)に、第1のスイッチ8をオフする。
または、電力判断部9cは、商用電力系統4が停電しておらず、かつ太陽電池2にて発電が行われている(太陽電池2が発電可能な状態である)場合に、第1のスイッチ8をオンする。そして、電力判断部9cは、商用電力系統4が停電している場合、もしくは太陽電池2にて発電が行われていない場合に、第1のスイッチ8をオフする。
そして、電力判断部9cは、停電検知部56の出力結果に基づいて、商用電力系統4が停電している場合に、検知スイッチ11dからの信号に基づいて、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されているか否かをさらに判断する。そして、電力判断部9cは、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続された場合に、第2のスイッチ11bをオンする。一方、電力判断部9cは、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されていない場合に、第2のスイッチ11bをオフする。
または、電力判断部9cは、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続された場合に、第2のスイッチ11bをオンする。一方、電力判断部9cは、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されていない場合、第2のスイッチ11bをオフする。
通信判断部9dは、検知スイッチ11dからの信号に基づいて、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されているか否かを判断する。そして、通信判断部9dは、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続された場合に、第1の通信スイッチ12をオフするともに、第2の通信スイッチ11eをオンする。一方、通信判断部9dは、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されていない場合に、第1の通信スイッチ12をオンするともに、第2の通信スイッチ11eをオフする。
あるいは、通信判断部9dは、太陽電池2にて発電が行われており、かつ端末装置6が第2のコネクタ11aに接続された場合に、第1の通信スイッチ12をオフするともに、第2の通信スイッチ11eをオンする。一方、通信判断部9dは、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されていない場合に、第1の通信スイッチ12をオンするともに、第2の通信スイッチ11eをオフする。
発電情報送受信部9eは、装置制御部9や装置インターフェイス10によって実現される。発電情報送受信部9eは、系統電力線21や自立電力線22を介して、端末装置6からの操作命令を受信する。発電情報送受信部9eは、装置記憶部9aに記憶された電力変換部7や太陽電池2の運転状態に関する情報(たとえば、発電電力量や積算発電電力量など)を、系統電力線21や自立電力線22を介して端末装置6へ送信する。
また、発電情報送受信部9eは、商用電力系統4の停電が終了して復電した後、発電が開始する前に装置記憶部9aに蓄積された情報を端末装置6へと送信する。あるいは、発電情報送受信部9eは、商用電力系統4が停電しており、端末装置6が第2のコネクタ11aに差し込まれた後に、発電が開始した後に装置記憶部9aに蓄積された情報を、第2の信号線24と第2のコネクタ11aとを介して端末装置6へと送信する
<発電システムの動作概要>
次に、上記構成の発電システム1の動作について説明する。図1から図3に示すように、日射強度がある昼間時において個人住宅や公共施設などの建物の屋根に設置されている太陽電池2に日射が当たると、電力変換装置3の装置制御部9は第1のスイッチ8をオンして電力変換装置3と商用電力系統4とを接続する。すなわち、電力変換装置3は、自動的に連系運転を開始する。連系運転時に発電システム1の発電電力が建物で使用される電気負荷5が消費する消費電力を上回ると、余剰電力は商用電力系統4に逆潮流される。
このとき、端末装置6は建物の第1のコネクタ13に接続されており、端末装置6は商用電力系統4から電力を取得する。商用電力系統4が通電中は、発電システム1内の第1の通信スイッチ12がオンされ、装置制御部9が装置インターフェイス10と第1の信号線23と系統電力線21とを介して端末装置6とデータの送受信を行う。端末装置6は、現在の発電システム1の発電電力値やある期間の積算発電電力量の表示や、発電システム1の状態を表示する。装置制御部9は、端末装置6からの操作命令に基づいて、電力変換部7や太陽電池2の動作を制御する。
一方、夕方になって日射強度がほとんどなくなると、電力変換装置3の装置制御部9は電力変換部7を停止させて第1のスイッチ8をオフする。すなわち、電力変換装置3が自動的に停止して、電力変換装置3と商用電力系統4との接続がオフされて、連系運転が自動的に停止する。このとき、端末装置6は電力変換装置3が設置されている場所から離れた第1のコネクタ13に接続されており、商用電力系統4から電力が供給されている。スイッチ8がオフされる前に制御部9は端末装置6へ前回の電力変換装置3の情報を送信する。商用電力系統4が通電中は、夜間でも管理者または所有者は端末装置6でその日の電力変換装置3の情報を確認することができる。端末装置6は、日射強度がない夜間でも、商用電力系統4からの電力を利用して、その日に発電した積算発電電力などを表示できる。
そして、日射強度がある昼間時において災害や事故等により商用電力系統4の停電が発生した場合は、日射強度があるにもかかわらず、電力変換装置3の装置制御部9は商用電力系統4の停電を検出して第1のスイッチ8をオフする。すなわち、装置制御部9は電力変換部7を停止させ、電力変換装置3と商用電力系統4との接続を遮断して連系運転を自動的に停止する。商用電力系統4が停電すると、端末装置6に電力が供給されなくなるとともに、商用電力系統4の電力に電力変換装置3からのデータを重畳させることができなくなるため、端末装置6は動作せず、連系運転時の積算電力量を確認することができない。
そして、装置制御部9は、商用電力系統4の停電が復旧するまで連系運転の停止を継続する。ここでシステム1を自立運転するには、端末装置6を第2のコネクタ11aに接続する。第2のコネクタ11aは第1のコネクタ13と同形状のため、発電システム1の管理者または使用者が手動で簡単に端末装置6を電力変換装置3の自立出力部11内の第2のコネクタ11aに差し込むことができる。これによって、商用電力系統4の停電状態が続いている間であっても、日射強度があれば発電システム1は商用電力系統4から切り離された状態で自立運転を行い、第2のコネクタ11aに接続された専用負荷に発電電力を供給することができる。
上述したように、第2のコネクタ11aには突起状の検知スイッチ11dが設けられており、端末装置6のプラグ6cが第2のコネクタ11aに差し込まれると、突起状の検知スイッチ11dがプラグ6cに押されて検知スイッチ11dがオンする。一方、端末装置6のプラグ6cが第2のコネクタ11aから引き抜かれると、突起状の検知スイッチ11dがプラグ6cに押されないので、検知スイッチ11dは元の状態に戻ってオフする。
以下、発電システム1の自立運転について説明する。まず、日射強度がある昼間時に電力変換装置3が運転しており、商用電力系統4が停電し、端末装置6へ通信されなくなると、発電システム1の管理者または使用者は、端末装置6を商用電力系統4に接続している第1のコネクタ13からプラグ6cを抜いて、電力変換装置3の自立出力部11内の第2のコネクタ11aに差し込むことができる。プラグ6cが第2のコネクタ11aに差し込まれると、検知スイッチ11dは、プラグ6cが第2のコネクタ11aに差し込まれた旨の信号を装置制御部9に送信する。
装置制御部9は信号を受け付けて、第2のスイッチ11bをオンし、第1の通信スイッチ12をオフし、第2の通信スイッチ11eをオンする。すなわち、装置制御部9は、第2のコネクタ11aを系統電力線21の第1のスイッチ8よりも電力変換部7側に電気的に接続する。これよって、電力変換部7は、自立電力線22および第2のコネクタ11aを介して、端末装置6へと電力を供給することができる。そして管理者または所有者は手動で端末装置6の操作部を操作して自立運転を開始する。その結果、端末装置6は、商用電力系統4が停電しているときも動作することができる。
このとき、第2のコネクタ11aに接続された他の専用電気負荷にも電力が供給される。
<発電システム1における動作手順>
次に、図4を参照して、本実施の形態に係る発電システム1の動作について詳述する。図4は、本実施の形態に係る発電システム1における動作手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず装置制御部9は、太陽電池2が十分に発電可能か否かを太陽電池からの入力電圧により判断する(ステップS102)。太陽電池2が発電していない場合(ステップS102にてNOの場合)、第1のスイッチ8がオフされる(ステップS104)。一方、太陽電池2が発電可能な場合(ステップS102にてYESの場合)、装置制御部9は、装置インターフェイス10と、第1の信号線23と、系統電力線21とを介して、前回の電力変換装置3の情報を端末装置6へと送信する(ステップS105)。そして、第1のスイッチ8がオンされ(ステップS106)、電力変換装置3が運転を開始し、連系運転を行う(ステップS107)。装置制御部9は、端末装置6へ発電電力量を送信する。
次に、装置制御部9は入力電圧がしきい値以上か否かを判断する(ステップS108)。入力電圧がしきい値以下の場合(ステップS108にてNOの場合)、端末装置6に現在の電力変換装置3の情報を送信して(ステップS109)、電力変換部7を停止し、第1のスイッチをオフする(ステップS104)。一方、入力電圧がしきい値以上の場合(ステップS108にてYESの場合)、次に、装置制御部9は、停電検知部56からの信号に基づいて、商用電力系統4が停電しているか否かを判断する(ステップS110)。商用電力系統4が停電していない場合(ステップS110にてNO場合)、装置制御部9はステップS107からの動作を繰り返す(ステップS107〜S110)。
一方、商用電力系統4が停電している場合(ステップS110にてYES場合)、電力変換部7を停止して、装置制御部9は第1のスイッチ8をオフする(ステップS112)。すなわち、電力変換装置3と商用電力系統4との連系運転が停止される。
そして、装置制御部9は、検知スイッチ11dからの信号に基づいて、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されたか否かを判断する(ステップS116)。端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されない場合、たとえば端末装置6が第1のコネクタ13に接続されたままである場合(ステップS116にてNOの場合)、装置制御部9はステップS110からの処理を繰り返す(ステップS110〜S116)。
一方、ユーザが端末装置6を第1のコネクタ13から取り外して第2のコネクタ11aに差し込むと、すなわち端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されると(ステップS116にてYESの場合)、装置制御部9は第2のスイッチ11bをオンする、とともに第1の通信スイッチ12をオフし、第2の通信スイッチ11eをオンするとともに電力変換部7を運転する(ステップS118)。これによって、電力変換部7からの電力が自立電力線22と第2のコネクタ11aとを介して端末装置6へと供給され、端末装置6が機能し始める。
装置制御部9内の装置記憶部9aに記憶された、前回の停電前の電力変換装置3の情報が、装置インターフェイス10と第2の信号線24と第2のコネクタ11aとを介して、端末装置6へと送信される(ステップS120)。その後、管理者または所有者が端末装置6の操作部6fを操作して、電力変換装置3が自立運転を開始すると、装置制御部9が瞬時電力量を演算して端末装置6へ送信する(ステップS122)。これによって、端末装置6は、電力変換部7や太陽電池2の運転状態を表示することができ、電力変換部7や太陽電池2を制御することができる。つまり、管理者または所有者は自立運転時でも端末装置6を介して、連系運転時に発電した積算電力量を確認したり、自立運転時の瞬時発電電力量や太陽電池2の発電状態を把握したり、電力変換部7を制御したりすることができる。
次に、装置制御部9は、停電検知部56からの信号に基づいて停電が継続しているかを判断する(ステップS124)。停電が継続している場合は、装置制御部9はステップS122〜S124を繰り返す。停電が終了し、復電した場合(S124にてNOの場合)、装置制御部9は第2の信号線24を介して、端末装置6に復電したことを表示させる(S125)。そして、装置制御部9は、検知スイッチ11dからの信号に基づいて、端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されているか否かを判断する(ステップS128)。
端末装置6が第2のコネクタ11aに接続されている場合(ステップS128にてYESの場合)、装置制御部9はステップS122からの処理を繰り返す(ステップS122〜ステップS124)。
一方、管理者または所有者が端末装置6を第2のコネクタ11aから取り外すと(ステップS128にてNOの場合)、電力変換部7を停止させ、装置制御部9は第2のスイッチ11bをオフする、とともに第1の通信スイッチ12をオンし、第2の通信スイッチ11eをオフする(ステップS126)。
<まとめ>
最後に、図5を参照しながら、先行の発電システム101と本実施の形態に係る発電システム1との差異について説明する。図5は、先行の発電システム101を示す概略図である。
図5に示すように、先行の発電システム101においては、端末装置106が連系保護開閉器(第1のスイッチ)108よりも商用電力系統104側に接続されており、日中に発電システム101が発電している時に、事故や災害により商用電力系統104が停電した場合に連系保護開閉器108が切断されるように構成されている。また、系統電力線121がデータ通信回線として利用されている。そのため、電力変換装置103と端末装置106とを専用の有線ケーブルで接続する必要がなく、専用ケーブルの敷設工事が不要であるとともに、屋内の商用電力系統104に接続可能な場所であればどこでも自由に端末装置106を設置して機能させることができる。
しかしながら、従来技術の発電システム101においては、端末装置106の電源電力が室内の系統電力線121からしか供給されないので、事故や災害により商用電力系統104が停電した場合には端末装置106が機能しなくなる。つまり、日中に発電システム101が発電できる状態の時に、商用電力系統104の停電時には、連系保護開閉器108が切断されるので、ユーザは発電システム101の発電量や状態を確認することができなくなる。
また、端末装置106によって電力変換装置103や太陽電池102を制御する場合には、仮に電力変換装置103に専用負荷用のコネクタなどを設けても、発電システム101が専用負荷に発電電力を供給できない場合があった。より詳細には、商用電力系統104が停電していても、太陽電池102が発電できる状態であれば発電システム101は商用電力系統104から独立して専用負荷に発電電力を供給できるにもかかわらず、停電により端末装置106が機能しなくなるため、発電システム101が専用負荷に発電電力を供給できない場合が生じる。
一方、本実施の形態に従う発電システム1によれば、事故や災害により商用電力系統4が停電した場合においても、日中に発電システム101が発電できる状態であれば、管理者または所有者が容易に端末装置6を第2のコネクタ11aに接続することができ、端末装置6を機能させることができる。すなわち、商用電力系統4が停電した場合においても、ユーザは発電システム1の発電電力量や発電状態を確認することができる。
また、商用電力系統4が停電していても日中の太陽電池に日射があたって発電できる状態であれば、発電システム1は端末装置6によって制御され、商用電力系統から独立して第2のコネクタ11aに接続された専用負荷に発電電力を供給できる。加えて、商用電力系統4の停電中に電力変換装置3が自立運転で発電した積算発電電力量を装置制御部9が記憶することができるため、停電が復旧した後や端末装置6が第2のコネクタ11aに接続された際に、ユーザが積算発電電力量を端末装置6において確認することができる。
前記開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内においてのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る発電システムの構成を示す概略図である。 端末装置が自立出力部に接続された状態の発電システムの概略図である。 発電システムの機能構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る発電システムにおける動作手順を示すフローチャートである。 先行の発電システムを示す概略図である。
符号の説明
1 発電システム、2 太陽電池、3 電力変換装置、4 商用電力系統、5 電気負荷、6 端末装置、6a 端末インターフェイス、6b 表示部、6c プラグ、6d 端末制御部、6e 端末記憶部、7 電力変換部、8 第1のスイッチ、9 装置制御部、9a 装置記憶部、9b 発電情報取得部、9c 電力判断部、9d 通信判断部、9e 発電情報送受信部、10 装置インターフェイス、11 自立出力部、11a 第2のコネクタ、11b 第2のスイッチ、11d 検知スイッチ、11e 第2の通信スイッチ、12 第1の通信スイッチ、13 第1のコネクタ、21 系統電力線、22 自立電力線、23 第1の信号線、24 第2の信号線、55 分電盤、56 停電検知部、101 発電システム、102 太陽電池、103 電力変換装置、104 商用電力系統、106 端末装置、108 連系保護開閉器、121 系統電力線。

Claims (8)

  1. 発電装置と、
    外部の商用電源および負荷に接続される第1の電力線と、
    前記発電装置と前記第1の電力線との間に接続される電力変換部と、
    前記第1の電力線に配置される第1のスイッチとを備え、
    前記第1のスイッチは、前記電力変換部と前記負荷との間に配置され、前記電力変換部と前記負荷とを接続/遮断し、
    前記第1の電力線の前記第1のスイッチと前記商用電源との間に電気的に接続される第1のコネクタと、
    前記第1の電力線の前記電力変換部と前記第1のスイッチとの間に電気的に接続される第2の電力線と、
    前記第2の電力線に電気的に接続される少なくとも1つの第2のコネクタと、
    前記電力変換部を制御する制御部と、
    前記第1および第2のコネクタに着脱自在に構成される端末装置とをさらに備え、
    前記制御部は、
    前記電力変換部の運転状態に関する情報を取得して、
    前記第1および第2の電力線の少なくとも一方を介して、前記情報を前記端末装置へと送信し、
    前記端末装置は、
    前記第1および第2の電力線の少なくとも一方を介して前記電力変換部からの電力を取得することによって動作し、
    前記第1および第2の電力線の少なくとも一方を介して前記情報を取得する、発電システム。
  2. 前記商用電源が停電であるか否かを検知する第1の検知部をさらに備え、
    前記商用電源が停電である場合に前記第1のスイッチが遮断され、
    前記商用電源が停電でない場合に、かつ前記発電装置が発電可能な状態の場合に前記第1のスイッチが接続される、請求項1に記載の発電システム。
  3. 前記第2の電力線に介挿されて、前記第2のコネクタと前記第1の電力線とを接続/遮断する第2のスイッチと、
    前記端末装置が前記第2のコネクタに接続されたか否かを検知する第2の検知部とをさらに備え、
    前記端末装置が前記第2のコネクタに接続された場合に前記第2のスイッチが接続され、
    前記端末装置が前記第2のコネクタに接続されない場合に前記第2のスイッチが遮断される、請求項2に記載の発電システム。
  4. 前記制御部は、
    前記電力変換部の運転状態に関する情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した前記情報を蓄積する装置記憶部と、
    前記情報を前記端末装置へと送信し、前記端末装置からの命令を受信する送受信部とを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の発電システム。
  5. 前記送受信部は、前記第1の検知部からの信号に基づいて、前記商用電源の停電状態が終了した際に、前記商用電源の停電状態開始後に前記装置記憶部に蓄積された前記情報を前記端末装置へと送信する、請求項4に記載の発電システム。
  6. 前記送受信部は、前記第2の検知部からの信号に基づいて、前記端末装置が前記第2のコネクタに接続された際に、前記商用電源の停電状態開始後に前記装置記憶部に蓄積された前記情報を、前記第2の電力線と前記第2のコネクタとを介して前記端末装置へと送信する、請求項4に記載の発電システム。
  7. 前記端末装置は、
    前記第1および第2のコネクタに着脱可能なプラグと、
    前記制御部からの前記情報を記憶する端末記憶部と、
    前記端末記憶部に記憶されている前記情報を表示する表示部と、
    外部からの命令を受け付ける操作部と、
    前記プラグを介して前記制御部から前記情報を受信し、前記プラグを介して前記命令を前記制御部へ送信する端末送受信部とを含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の発電システム。
  8. 前記発電装置は、太陽光を利用して直流電力を発電する太陽電池であって、
    前記電力変換装置は、前記直流電力を交流電力へ変換して出力する、請求項1から7のいずれか1項に記載の発電システム。
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