JP2012029421A - ハイブリッド電源接続インタフェース装置 - Google Patents

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久晴 加藤
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Abstract

【課題】太陽光発電などの自家発電システムから供給される直流電力を直流負荷へ、外部交流電力網から供給される交流電力を変換して直流負荷へ配電でき、また余剰電力を蓄電池に蓄えると共に外部交流電力網に配電できるハイブリッド電源接続インタフェース装置を提供する。
【解決手段】自家発電システムから出力された直流電力を取り込み、直流負荷に電力を直接供給する直流配電回路と、該直流配電回路と接続され、余剰直流電力を蓄えて電力不足の際に放出する蓄電池と、直流配電回路と接続され、余剰直流電力を外部へ送電するため直流電力を交流電力系統の位相に同期した交流電力に変換すると共に変換された交流電力を交流電力系統に逆潮流するパワーコンディショナと、交流電力系統から送電されてくる交流電力を取り込み、取り込んだ交流電力を直流電力に変換して直流配電回路に電力を供給する交流/直流コンバータ回路とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電等から供給される直流と、外部電力(売電)から供給される交流を、従来の家電と将来導入予定の直流家電にハイブリッドに配電できるハイブリッド電源接続インタフェース装置の技術に関する。
近年、一般住宅に普及してきた太陽光発電システムや今後普及していく燃料電池は、小型分散電源として有機的に結合し、協調しながら安定的にエネルギーの利用率を高めることが期待されている。小型分散電源は、太陽光発電を最大限に利用すべく、発電余剰電力を蓄電池に蓄え、夜間等の発電不足時は蓄電池の放電により負荷への電力供給も行う。さらに、小型分散電源は、発電余剰電力を直流から交流に変換して売電を行うこともできるものである。
また一方で、太陽光発電等の使用効率を向上すべく、太陽光発電等から得た直流電力をそのまま使用可能な直流家電の導入が計画されている。直流家電には、従来の蛍光灯にかわり低圧直流負荷であるLED照明や、中圧直流負荷であるエアコン・冷蔵庫・テレビ等の次世代情報家電などがある。今後、直流家電の普及によって、小型分散電源の役割の重要性が高まっていくことになる。
かかる状況下、太陽光発電システムや燃料電池などから供給される直流電力を、一度交流に変換して交流用の分岐回路部に送り、負荷の端子部と直流機器の間にACアダプターを介在させて再び直流に変換して、使用する直流機器へ電力を供給する装置を改善し、交流分岐回路部に交流―直流電力変換装置を介して直流分岐回路部に接続可能としたものが知られている(特許文献1)。
かかる技術によれば、直流電力を使用する機器に、直接、直流電力を供給することができるので、機器毎にACアダプターを設置する必要のないといった利点がある。また、盤内に引き込んだ配線を交流分岐回路部の分岐ブレーカー又は直流分岐回路部の分岐ブレーカーのどちらかに接続することにより、配線を交流電力用又は直流電力用に任意に選択することができるものである。
特開2004−282802号公報
近い将来、先ず低圧のLED照明が先に普及し、次に中圧の直流家電が段階的に普及することが予想される。直流負荷を太陽光発電などの自家発電システムだけでは100%対応することは困難である。小型分散電源の役割の重要性が高まると共に、太陽光発電等から供給される直流電力と、送電されてくる交流電力とを、交流負荷だけでなく直流負荷に配電すると共に、余剰電力を外部へ売電できるようなインタフェースを早期に構築する必要性が高まっている。
しかしながら、現状では、太陽光発電等から供給される直流電力を交流電力に変換して交流負荷に供給したり、太陽光発電等から供給される直流電力を蓄電池に蓄えて、余剰電力を外部交流電力網に売電する装置が存在するものの、太陽光発電等から供給される直流電力を直流負荷へ、外部交流電力網から供給される交流電力を変換して直流負荷へ、余剰電力を蓄電池に蓄えると共に外部交流電力網へとハイブリッドに配電できる装置は見当たらない。
上記状況に鑑みて、本発明は、太陽光発電などの自家発電システムから供給される直流電力を直流負荷へ、外部交流電力網から供給される交流電力を変換して直流負荷へ配電でき、また余剰電力を蓄電池に蓄えると共に外部交流電力網に配電できるハイブリッド電源接続インタフェース装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明のハイブリッド電源接続インタフェース装置は、下記1)〜4)を備える。
1)太陽光発電やガス発電などの自家発電システムから出力された直流電力を取り込み、直流負荷に電力を直接供給する直流配電回路
2)上記1)の直流配電回路と接続され、余剰直流電力を蓄えて電力不足の際に放出する蓄電池
3)上記1)の直流配電回路と接続され、余剰直流電力を外部へ送電するため直流電力を交流電力系統の位相に同期した交流電力に変換すると共に変換された交流電力を交流電力系統に逆潮流するパワーコンディショナ
4)外部の交流電力系統から送電されてくる交流電力を取り込み、取り込んだ交流電力を直流電力に変換して、上記1)の直流配電回路に電力を供給する交流/直流コンバータ回路
上記1)〜4)の構成によれば、太陽光発電やガス発電などの自家発電システムから取り込んだ直流電力、外部の交流電力系統から取り込んだ交流電力を直流負荷にハイブリッドに配電することができる。また、パワーコンディショナを介して外部の交流電力系統に余剰電力を逆潮流することができる。
また、蓄電池を用いて余剰直流電力を蓄えて、太陽光発電やガス発電などの自家発電システムから取り出せる電力が不足する際に直流負荷に放出することででき、電力供給の安定化を図ることができる。
なお、上記のパワーコンディショナは、自立運転機能を有するが好ましい。外部電源からの送電が停止した場合に、交流電力系統に逆潮流する電力を外部電源からの送電交流電力として取り込めるからである。
また、本発明のハイブリッド電源接続インタフェース装置は、好ましくは、外部の交流電力系統から送電されてくる2本の電圧線と1本の中性線から成る単相3線式の交流電力を取り込み、1本の電圧線と1本の中性線から成る単相2線式の第1系統と第2系統の2つの系統の交流電力に分電する2系統分電回路であって、該2系統分電回路が2つのブレーカーで構成され、各々のブレーカーの入力引き込み電圧線の1路には、単相3線式の中性線が分岐されたものが接続されているもの、を更に備え、第1系統の出力側は交流負荷に接続され、交流負荷に電力を供給し、第2系統の出力側は上述の交流/直流コンバータ回路に接続され、直流配電回路を介して直流負荷に接続され、直流負荷に電力を供給する、構成とされる。
かかる構成によれば、外部の交流電力系統から送電されてくる2本の電圧線と1本の中性線から成る単相3線式の交流電力を取り込み、1本の電圧線と1本の中性線から成る単相2線式の2系路の交流電力に分電し、それぞれの系路の交流電力を独立して利用できる。
外部の交流電力系統から供給される交流を、従来の交流家電と将来導入予定の直流家電にハイブリッドに配電することができる。
ここで、上記1)の直流配電回路は、第1の直流/直流コンバータ回路をさらに備え、交流/直流コンバータ回路から出力された直流電力、太陽電池や燃料電池などの直流電源から取り出された直流電力、又は、蓄電池から放出される直流電力の電圧レベルを所望の電圧レベルに変換して、直流負荷に供給されることが好ましい態様である。
直流電力の電圧レベルを所望の電圧レベルに変換するのは、直流機器には、例えば、LED照明などの12V/1.5Aの低電圧の直流負荷や、エアコン・冷蔵庫などの24V/5Aの中圧の直流負荷が混在するからである。
また、上記1)の直流配電回路は、第2の直流/直流コンバータ回路を備え、第2の直流/直流コンバータ回路を介して、自家発電システムから出力された直流電力、又は、蓄電池から出力される直流電力の電圧レベルを、パワーコンディショナの入力電圧仕様範囲内の電圧レベルに昇圧して、パワーコンディショナに供給することが好ましい態様である。
パワーコンディショナの入力電圧仕様範囲内の電圧レベルに昇圧するのは、自家発電システムから出力された直流電力および蓄電池から出力される直流電力の電圧レベルと、市販のパワーコンディショナの入力電圧仕様が異なるためであり、直流配電回路がそれらの電圧レベルの相違を自動調整できるようにしたものである。
また、本発明のハイブリッド電源接続インタフェース装置における上述の2系統分電回路は、具体的には、外部の交流電力系統から送電されてくる2本の電圧線と1本の中性線から成る単相3線式の交流電力を取り込み、1本の電圧線と1本の中性線から成る単相2線式の2系路の交流電力に分電する分電回路であって、第1ブレーカーと第2ブレーカーで構成され、各々のブレーカーの第1入力引き込み電圧線には、単相3線式の中性線が分岐されたものが接続され、第2入力引き込み電圧線には、単相3線式の2本の電圧線のうち、第1ブレーカーと第2ブレーカーで異なる電圧線が接続された構成とされる。
また、本発明のハイブリッド電源接続インタフェース装置における上述の直流配電回路は、蓄電池の蓄電量と、自家発電システムから取り込んだ直流入力電力量と、交流/直流コンバータ回路を介して外部の交流電力系統から取り込んだ交流入力電力量と、パワーコンディショナを介して外部の交流電力系統に逆潮流した交流出力電力量と、直流負荷に供給した直流出力電力量と、を時間情報と共に記憶し外部にデータ出力する手段を更に備えることが好ましい態様である。
直流配電回路は、蓄電池、自家発電システム、交流/直流コンバータ回路、パワーコンディショナ、直流負荷と直接接続されることから、蓄電池の蓄電量、自家発電システムの出力電力量、外部交流電力系統から取り込んだ電力量、パワーコンディショナを介して外部交流電力系統に逆潮流した電力量、直流負荷に供給した電力量を検知することができる。
そして、直流配電回路は、USB等のデータI/Fや無線通信I/Fを搭載することで、 検知した各々の電力量等を、時間情報と共に記憶し外部にデータ出力できる。例えば、表示器にデータ出力することで、蓄電池の蓄電量や逆潮流した電力量を視覚的にユーザに把握させることができる。
本発明によれば、太陽光発電などの自家発電システムから供給される直流電力を直流負荷へ、外部交流電力網から供給される交流電力を変換して直流負荷へ配電でき、また余剰電力を蓄電池に蓄えると共に外部交流電力網に配電できるといった効果を有する。
実施例1のハイブリッド電源接続インタフェース装置の機能ブロック図 実施例1のハイブリッド電源接続インタフェース装置の説明図 実施例1における直流配電回路の説明図 実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置の機能ブロック図 実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置の利用イメージ 実施例2における2系統分電回路の説明図 実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置の概略結線図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
図1および図2は、実施例1のハイブリッド電源接続インタフェース装置の機能ブロック図を示している。また、図3は、実施例1のハイブリッド電源接続インタフェース装置における直流配電回路の機能ブロック図を示している。
図1に示すように、実施例1のハイブリッド電源接続インタフェース装置101は、直流配電回路1,交流/直流コンバータ回路3,パワーコンディショナ4,および蓄電池5から構成されている。
直流配電回路1は、図1に示すように、太陽光発電パネル10やガス発電モジュール20などの自家発電システムから出力された直流電力を取り込み、また交流/直流コンバータ回路3から直流電力を取り込み、12V低圧直流負荷6aや24V/48V中圧直流負荷6bに直流電力を直接供給すると共に、パワーコンディショナ4を介して電力を交流電力系統8に逆潮流するものである。
ここで、12V低圧直流負荷6aとは、例えば、LED照明や電話やパソコンなどであり、24V/48V中圧直流負荷6bとは、例えば、冷蔵庫やエアコンなどの直流家電である。
蓄電池5は、直流配電回路1と接続され、直流配電回路1から余剰直流電力を受け取り蓄電し、また電力不足の際には蓄電した直流電力を放出するものである。
交流/直流コンバータ回路3は、外部の交流電力系統8から送電されてくる交流電力を取り込み、取り込んだ交流電力を直流電力に変換して、直流配電回路1に電力を供給するものである。
パワーコンディショナ4は、直流配電回路1と接続され、余剰直流電力を外部へ送電するため直流電力を交流電力系統の位相に同期した交流電力に変換すると共に、変換された交流電力を交流電力系統8に逆潮流するものである。
図2は、実施例1のハイブリッド電源接続インタフェース装置に太陽光発電装置10を取り付けた場合の機能ブロックを示している。太陽光発電パネル10から出力された直流電力は、ZNR(サージ電圧吸収素子)11を経て、さらに安定化回路12を経て、ハイブリッド電源接続インタフェース装置101に取り込まれる。
直流負荷6が低圧直流負荷のLED照明など消費電力量の小さな負荷の場合は、太陽光発電パネル10の出力電力量だけで直流負荷6に対応できる。太陽光発電が行える日中に発電した直流電力のうち直流負荷6に供給されない余剰電力は、蓄電池に蓄電される。蓄電量が十分な場合、余剰電力はパワーコンディショナを介して外部の交流電力網に売電される。一方、直流負荷6が低圧直流負荷のLED照明など消費電力量の小さな負荷のみならず、中圧直流負荷のエアコンや冷蔵庫など消費電力量の大きい負荷も含まれる場合は、太陽光発電パネル10の出力電力量に加えて、外部の交流電力網から商用電力を買電し、AC/DCコンバータを介して直流負荷6に供給する。
次に、図3を用いて、実施例1のハイブリッド電源接続インタフェース装置における直流配電回路の機能ブロックについて説明する。
直流配電回路1は、配電回路30と、第1の直流/直流コンバータ回路31と、第2の直流/直流コンバータ回路32と、記憶回路33と、データ出力I/F35を備えている。
第1の直流/直流コンバータ回路31は、配電回路30から出力された直流電力の電圧レベルを所定の電圧レベル(例えば、12V,24V,48V)に変換して、それぞれ対応する直流負荷に供給する。
また、第2の直流/直流コンバータ回路32は、配電回路30から出力された直流電力の電圧レベルをパワーコンディショナ4の入力電圧仕様範囲内の電圧レベルに昇圧するものである。
このように、ハイブリッド電源接続インタフェース装置における直流配電回路1では、配電回路30が、太陽光発電パネル10の直流電力を取り込み(1a)、また交流電力網8の交流電力をAC/DCコンバータ3で変換した直流電力を取り込む(1b)。また、配電回路30は余剰の直流電力を蓄電池5に蓄電する(1c)。また上述の如く、第1の直流/直流コンバータ回路31を介して、所定の電圧レベルで直流負荷に供給する(1d)。また上述の如く、第2の直流/直流コンバータ回路32を介して、適切な入力電圧値の直流電力をパワーコンディショナ4側に供給する(1f)。電力が不足した場合は、蓄電池5から直流電力を取り込む(1e)。
配電回路30では、蓄電池5の蓄電量の情報を取り込み(1h)、また太陽光発電パネル10の発電量や、交流電力網からの買電量や、直流負荷やパワーコンディショナ4への電力供給量を、時間情報と共に記憶回路33に記憶する。記憶回路33は半導体メモリ素子からなるものである。記憶回路33に記憶されたデータは、データ出力I/F34を介して外部デバイスに出力できるようにしている(1j,1k)。
ここで、データ出力I/F34とはUSB等のデータケーブルや無線LANなどの通信手段を指す。また外部デバイスとは、液晶パネルなどの表示デバイスやデータ収集コンピュータである。
図4は、実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置の機能ブロック図を示している。また図6は、実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置における2系統分電回路の説明図を示している。また図7は、実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置の概略結線図を示している。
図4に示すように、実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置102は、直流配電回路1,2系統分電回路2,交流/直流コンバータ回路3,パワーコンディショナ4,および蓄電池5から構成されている。
直流配電回路1,パワーコンディショナ4,蓄電池5は、上述の実施例1と同様であり、説明は省略する。
図5に、実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置の利用イメージを示す。
図5において、左側は交流電力源である交流電力網8および直流電力源である太陽光発電パネル10とガス発電モジュール20を示し、右側は交流負荷および直流負荷(低圧直流負荷と中圧直流負荷)を示し、中央の点線で囲んだ部分は実施例2のハイブリッド電源接続インタフェース装置102を示している。
なお、太陽光発電パネル10の直流電力は安定化回路などの回路モジュールから成る接続箱15を介して、ハイブリッド電源接続インタフェース装置102に接続される。
一般的に、外部の交流電力系統から送電されてくる交流電力は、2本の電圧線と1本の中性線から成る単相3線式の電力線を用いて送電されている。通常、単相3線式の電力線を施設内に引き込む場合、図6(1)のようなブレーカーを用いている。
2系統分電回路2は、図6(2)に示すように、外部の交流電力系統から送電されてくる2本の電圧線(a,c)と1本の中性線bから成る単相3線式の交流電力を取り込み、1本の電圧線と1本の中性線から成る単相2線式の第1系統と第2系統の2つの系統の交流電力に分電するものである。具体的には、2系統分電回路2は2つのブレーカー(2a,2b)で構成され、各々のブレーカーの入力引き込み電圧線の1路には、単相3線式の中性線bが分岐されたものが接続されている。例えば、第1系統のブレーカー2aの出力側(a´,b´)は交流負荷7に接続され、第2系統のブレーカー2bの出力側(b´,c´)は交流/直流コンバータ回路(図示せず)に接続され、直流配電回路(図示せず)を介して直流負荷6に接続される。
交流/直流コンバータ回路3は、外部の交流電力系統8から送電されてくる交流電力を2系統分電回路2によって分岐された第2系統のブレーカー2bの出力側(b´,c´)から取り込み、取り込んだ交流電力を直流電力に変換して、直流配電回路(図示せず)に電力を供給している。
本発明は、太陽光発電などの自家発電設備を備え、直流負荷を有する建物の配電設備に有用である。
101,102 ハイブリッド電源接続インタフェース装置
1 直流配電回路
2 2系統分電回路
3 AC/DCコンバータ
4 パワーコンディショナ
5 蓄電池
6,6a,6b 直流負荷
7 交流負荷
8 交流電力網
10 太陽光発電パネル
11 ZNR(サージ電圧吸収素子)
12 安定化回路
15 接続箱
20 ガス発電モジュール

Claims (6)

  1. 太陽光発電やガス発電などの自家発電システムから出力された直流電力を取り込み、直流負荷に電力を直接供給する直流配電回路と、
    前記直流配電回路と接続され、余剰直流電力を蓄えて電力不足の際に放出する蓄電池と、
    前記直流配電回路と接続され、余剰直流電力を外部へ送電するため直流電力を交流電力系統の位相に同期した交流電力に変換すると共に変換された交流電力を交流電力系統に逆潮流するパワーコンディショナと、
    外部の交流電力系統から送電されてくる交流電力を取り込み、取り込んだ交流電力を直流電力に変換して、前記直流配電回路に電力を供給する交流/直流コンバータ回路と、
    を備えたことを特徴とするハイブリッド電源接続インタフェース装置。
  2. 外部の交流電力系統から送電されてくる2本の電圧線と1本の中性線から成る単相3線式の交流電力を取り込み、1本の電圧線と1本の中性線から成る単相2線式の第1系統と第2系統の2つの系統の交流電力に分電する2系統分電回路であって、
    前記2系統分電回路が2つのブレーカーで構成され、各々のブレーカーの入力引き込み電圧線の1路には、前記単相3線式の中性線が分岐されたものが接続されているもの、
    を更に備え、
    前記第1系統の出力側は交流負荷に接続され、交流負荷に電力を供給し、
    前記第2系統の出力側は前記交流/直流コンバータ回路に接続され、前記直流配電回路を介して直流負荷に接続され、直流負荷に電力を供給する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド電源接続インタフェース装置。
  3. 前記直流配電回路は、第1の直流/直流コンバータ回路を備え、第1の直流/直流コンバータ回路を介して、前記自家発電システムから取り出された直流電力、又は、前記蓄電池から放出される直流電力の電圧レベルを所望の電圧レベルに変換して、直流負荷に供給することを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッド電源接続インタフェース装置。
  4. 前記直流配電回路は、第2の直流/直流コンバータ回路を備え、第2の直流/直流コンバータ回路を介して、前記自家発電システムから取り出された直流電力、又は、前記蓄電池から放出される直流電力の電圧レベルを、前記パワーコンディショナの入力電圧仕様範囲内の電圧レベルに昇圧して、前記パワーコンディショナに供給することを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド電源接続インタフェース装置。
  5. 前記2系統分電回路は、外部の交流電力系統から送電されてくる2本の電圧線と1本の中性線から成る単相3線式の交流電力を取り込み、1本の電圧線と1本の中性線から成る単相2線式の2系路の交流電力に分電する分電回路であって、
    第1ブレーカーと第2ブレーカーで構成され、
    各々のブレーカーの第1入力引き込み電圧線には、前記単相3線式の中性線が分岐されたものが接続され、第2入力引き込み電圧線には、前記単相3線式の2本の電圧線のうち、第1ブレーカーと第2ブレーカーで異なる電圧線が接続されたことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド電源接続インタフェース装置。
  6. 前記直流配電回路は、前記蓄電池の蓄電量、前記自家発電システムから取り込んだ直流入力電力量、前記交流/直流コンバータ回路を介して外部の交流電力系統から取り込んだ交流入力電力量、前記パワーコンディショナを介して外部の交流電力系統に逆潮流した交流出力電力量、直流負荷に供給した直流出力電力量、を時間情報と共に記憶し外部にデータ出力する手段を更に有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のハイブリッド電源接続インタフェース装置。

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