JP5409277B2 - 配電システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電源から供給される電力を配電する配電システムに関する。
従来から、例えば特許文献1に記載されるように、クリーンエネルギーにより発電する太陽電池などを非商用電源(第1の電源)として備え、非商用電源から供給される電力と商用電源(第2の電源)から供給される電力とを、負荷機器に配電する配電システムが知られている。そして、このような配電システムでは、一般に負荷機器が使用する電力量を非商用電源から供給される電力ではまかなえない場合に、商用電源から供給される電力を利用するようになっている。
特開2009−153303号公報
ところで、負荷機器への電力の供給は、非商用電源からの電力も商用電源からの電力も同じ配線を介して行われる。そのため、負荷機器の使用者には、負荷機器に供給される電力が非商用電源のものなのか、商用電源のものなのかの区別がつかず、電力の供給源を意識させることができなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、省エネ意識の促進に寄与することができる配電システムを提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、クリーンエネルギーにより発電した電力を供給する第1の電源及び非クリーンエネルギーにより発電した電力を供給する第2の電源のうち少なくとも一方から供給される電力によって負荷機器を駆動可能な配電システムにおいて、前記負荷機器の駆動状態時に前記第1の電源及び前記第2の電源のうち電力供給源として使用中の電源を報知する使用電源報知手段を備え、前記使用電源報知手段は、前記負荷機器の駆動に伴い点灯可能な点灯部により構成されており、前記点灯部は、前記負荷機器のプラグが接続されるコンセントに設けられ、前記電力供給源として前記第1の電源のみを用いている場合と、前記電力供給源として前記第2の電源のみを用いている場合と、前記電力供給源として前記第1の電源及び前記第2の電源を用いている場合とを識別可能な点灯態様で点灯することを要旨とする。
上記構成によれば、負荷機器の使用時に環境に優しいクリーンエネルギーにより発電する第1の電源を使用しているのか、それとも非クリーンエネルギーにより発電する第2の電源を使用しているのかが、使用電源報知手段により報知されるので、環境保護意識に基づく省エネ意識の促進に寄与することができる。
上記構成によれば、点灯部の点灯態様を視認することにより、第1の電源を使用しているのか、それとも第2の電源を使用しているのかを容易に識別することができる。
上記構成によれば、負荷機器の使用時に該負荷機器の使用者はコンセントに設けられた点灯部を視認することにより比較的容易に使用中の電源を確認することが可能になる。
上記構成によれば、負荷機器の使用時にコストのかかる商用電源を使用しているのか、それとも非商用電源を使用しているのかが、使用電源報知手段により報知されるので、省コスト意識の促進に寄与することができる。
求項に記載の発明は、請求項に記載の配電システムにおいて、前記点灯部は、前記負荷機器が駆動開始してからの消費電力量の積算値が前記コンセント毎に任意に設定可能な点灯変更閾値になったときに、前記点灯態様をそれまでと変化させることを要旨とする。
上記構成によれば、長時間に亘る負荷機器の駆動状態時に点灯部の点灯態様を変化させることで、使用者に対して消費電力量を意識付けることができる。すなわち、例えばコストの高い商用電源を使用している場合には、使用者に対して電気代の増加を意識付けることができる。一方、供給可能な容量が限定されている非商用電源を使用している場合には、使用者に対して有料の商用電源への切り替えが必要になることを示唆して省コスト意識を喚起することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の配電システムにおいて、前記第2の電源は商用電源を含み、前記点灯部は、前記負荷機器の駆動状態時に前記商用電源から供給される電力が占める割合に応じて前記点灯態様を変更することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の配電システムにおいて、前記負荷機器には予め重要度が設定されており、前記点灯部は、前記重要度が高いものから優先的に前記点灯態様を変更することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のうち何れか一項に記載の配電システムにおいて、電力を充電及び放電可能な蓄電池をさらに備え、前記負荷機器が前記蓄電池から放電された電力を消費して駆動している場合、前記点灯部は、前記負荷機器の駆動開始後において前記蓄電池の残容量が商用電源の停電時におけるバックアップ容量に相当する容量まで減少したときに前記点灯態様をそれまでと変化させることを要旨とする。
上記構成によれば、蓄電池の残容量がバックアップ容量に相当する容量まで減少したときに点灯部の点灯態様を変化させることで、蓄電池の残量を示唆して省エネ意識を喚起することができる。
本実施形態における電力供給システムのブロック図。 直流コンセントのブロック図。 (a)は直流コンセントの模式図、(b)は直流コンセントに接続されるテレビの模式図。
以下、本発明を電力供給システムに具体化した実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1に示すように、住宅には、宅内に設置された各種機器(照明機器、エアコン、家電、オーディオビジュアル機器等)に電力を供給する配電システムとしての電力供給システム1が設けられている。電力供給システム1は、家庭用の商用電源としての商用交流電源(AC電源)2を電力として各種機器を動作させる。なお、商用交流電源2は、電力会社が有している電源であり、本実施形態では、主に石油などの非クリーンエネルギーにより発電した電力を供給する第2の電源として機能しているものとする。
また、電力供給システム1は、クリーンエネルギーとしての太陽光により発電する第1の電源としての太陽電池3(非商用電源)の電力も各種機器に電源として供給する。そして、電力供給システム1は、直流電源(DC電源)を入力して動作する負荷機器としてのDC機器5の他に、交流電源(AC電源)を入力して動作する負荷機器としてのAC機器6にも電力を供給する。
電力供給システム1には、同システム1の分電盤としてのコントロールユニット7及びDC分電盤(直流ブレーカ内蔵)8が設けられている。また、電力供給システム1には、住宅のDC機器5の動作を制御する機器として制御ユニット9及びリレーユニット10が設けられている。
コントロールユニット7には、交流電源を分岐させるAC分電盤11が交流系電力線12を介して接続されている。コントロールユニット7は、このAC分電盤11を介して商用交流電源2に接続されるとともに、直流系電力線13を介して太陽電池3に接続されている。コントロールユニット7は、AC分電盤11から交流電力を取り込むとともに太陽電池3から直流電力を取り込み、これら電力を機器電源として所定の直流電力に変換する。そして、コントロールユニット7は、この変換後の直流電力を、直流系電力線14を介してDC分電盤8に出力したり、又は直流系電力線15を介して蓄電池16に出力して同電力を蓄電したりする。コントロールユニット7は、AC分電盤11から交流電力を取り込むのみならず、太陽電池3や蓄電池16の直流電力を交流電力に変換してAC分電盤11に供給することも可能である。コントロールユニット7は、信号線17を介してDC分電盤8とデータやり取りを実行する。
DC分電盤8は、直流電力対応の一種のブレーカである。DC分電盤8は、コントロールユニット7から入力した直流電力を分岐させ、その分岐後の直流電力を、直流系電力線18を介して制御ユニット9に出力したり、直流系電力線19を介してリレーユニット10に出力したりする。また、DC分電盤8は、信号線20を介して制御ユニット9とデータやり取りをしたり、信号線21を介してリレーユニット10とデータやり取りをしたりする。
制御ユニット9には、複数のDC機器5,5…が接続されている。これらDC機器5は、直流電力及びデータの両方を1対の線によって搬送可能な直流供給線路22を介して制御ユニット9と接続されている。直流供給線路22は、DC機器の電源となる直流電圧に、高周波の搬送波によりデータを電送する通信信号を重畳する、いわゆる電力線搬送通信により、1対の線で電力及びデータの両方をDC機器5に搬送する。制御ユニット9は、直流系電力線18を介してDC機器5の直流電源を取得し、DC分電盤8から信号線20を介して得る動作指令を基に、どのDC機器5をどのように制御するのかを把握する。そして、制御ユニット9は、指示されたDC機器5に直流供給線路22を介して直流電圧及び動作指令を出力し、DC機器5の動作を制御する。
制御ユニット9には、宅内のDC機器5の動作を切り換える際に操作するスイッチ23が直流供給線路22を介して接続されている。また、制御ユニット9には、例えば赤外線リモートコントローラからの発信電波を検出するセンサ24が直流供給線路22を介して接続されている。よって、DC分電盤8からの動作指示のみならず、スイッチ23の操作やセンサ24の検知によっても、直流供給線路22に通信信号を流してDC機器5が制御される。
さらに、制御ユニット9には、例えば壁コンセントや床コンセントの態様で住宅に建て付けられた直流コンセント45が直流供給線路22を介して接続されている。なお、この直流コンセント45にDC機器5のプラグ46(図3参照)を差し込めば、同機器に直流電力を供給することが可能である。
リレーユニット10には、複数のDC機器5,5…がそれぞれ個別の直流系電力線25を介して接続されている。リレーユニット10は、直流系電力線19を介してDC機器5の直流電源を取得し、DC分電盤8から信号線21を介して得る動作指令を基に、どのDC機器5を動作させるのかを把握する。そして、リレーユニット10は、指示されたDC機器5に対し、内蔵のリレーにて直流系電力線25への電源供給をオンオフすることで、DC機器5の動作を制御する。また、リレーユニット10には、DC機器5を手動操作するための複数のスイッチ26が接続されており、スイッチ26の操作によって直流系電力線25への電源供給をリレーにてオンオフすることにより、DC機器5が制御される。
また、商用交流電源2とAC分電盤11との間には、商用交流電源2の使用量を遠隔検針可能な電力メータ29が接続されている。電力メータ29には、商用電源使用量の遠隔検針の機能のみならず、例えば電力線搬送通信や無線通信の機能が搭載されている。電力メータ29は、電力線搬送通信や無線通信等を介して検針結果を電力会社等に送信する。
電力供給システム1には、宅内の各種機器をネットワーク通信によって制御可能とするネットワークシステム30が設けられている。ネットワークシステム30には、同システム30のコントロールユニットとして宅内サーバ31が設けられている。宅内サーバ31は、インターネットなどのネットワークNを介して宅外の管理サーバ32と接続されるとともに、信号線33を介して宅内機器34に接続されている。また、宅内サーバ31は、DC分電盤8から直流系電力線35を介して取得する直流電力を電源として動作する。
宅内サーバ31には、ネットワーク通信による宅内の各種機器の動作制御を管理するコントロールボックス36が信号線37を介して接続されている。コントロールボックス36は、信号線17を介してコントロールユニット7及びDC分電盤8に接続されるとともに、直流供給線路38を介してDC機器5を直接制御可能である。コントロールボックス36には、例えば使用したガス量や水道量を遠隔検針可能なガス/水道メータ39が接続されるとともに、ネットワークシステム30の操作パネル40に接続されている。操作パネル40には、例えばドアホン子器やセンサやカメラからなる監視機器41が接続されている。
宅内サーバ31は、ネットワークNを介して宅内の各種機器の動作指令を入力すると、コントロールボックス36に指示を通知して、各種機器が動作指令に準じた動作をとるようにコントロールボックス36を動作させる。また、宅内サーバ31は、ガス/水道メータ39から取得した各種情報を、ネットワークNを通じて管理サーバ32に提供可能であるとともに、監視機器41で異常検出があったことを操作パネル40から受け付けると、その旨もネットワークNを通じて管理サーバ32に提供する。
次に、直流コンセント45の回路構成について図2に基づいて説明する。
図2に示すように、直流コンセント45は、プラグ46(図3参照)の差込口48と、制御ユニット9から送信された発光指令に基づいて点灯する点灯部としての発光素子49と、信号重畳分離装置55とを備えている。なお、信号重畳分離装置55は、信号重畳分離回路56と、発光制御部57と、電圧変換回路58と、電源回路部59とを備えている。
信号重畳分離回路56は、直流供給線路22を通じて制御ユニット9に接続されていると共に、差込口48及び発光制御部57に接続されている。そして、信号重畳分離回路56は、制御ユニット9から重畳して電送された直流電力と発光素子49の点灯指令とを分離し、分離した直流電力を差込口48側へ供給すると共に、発光素子49の点灯指令を発光制御部57へ送信する。
また、電圧変換回路58は、信号重畳分離回路56が分離した直流電力を取得すると共に、発光素子49を発光させるための所定電圧(例えば1.5V)に変換し、電圧変換後の電力を発光制御部57に入力する。さらに、電源回路部59は、信号重畳分離回路56が分離した直流電力を取得すると共に、所定電圧に変換して発光制御部57に電力を供給する。
そして、発光制御部57は、制御ユニット9から送信された点灯指令に基づいて電圧変換回路58から入力された直流電力を発光素子49に供給して該発光素子49を点灯させる。
図3(a),(b)に示すように、直流コンセント45は、化粧パネル47を備えている。そして、化粧パネル47には、プラグ46の差込口48と、発光素子49とが設けられている。なお、本実施形態では、異なる色で発光する複数種類(例えば赤色と緑色の2種類)の発光素子49が設けられ、電力供給源に応じて点灯態様が変化するようになっている。すなわち、発光素子49は、直流コンセント45を介して接続されたDC機器5が駆動されて電力が供給される際に点灯すると共に、電力の非供給時には消灯する。
具体的には、各発光素子49は、それぞれコントロールユニット7から供給される直流電力と、電力供給源に応じてコントロールユニット7から送信される点灯指令に基づいて点灯するようになっている。したがって、コントロールユニット7及び発光素子49は使用電源報知手段として機能する。
次に、発光素子49を点灯させて電力供給源を報知する場合の作用を、直流コンセント45にプラグ46を接続してDC機器としてのテレビ50に直流電力を供給する場合を例に説明する。
まず、太陽電池3が発電しておらず、さらに蓄電池16からも電力の供給がなされない場合には、コントロールユニット7は、商用交流電源2から供給された交流電力を直流電力に変換する。さらに、コントロールユニット7は、変換した直流電力をDC分電盤8を介して制御ユニット9へ供給する。なお、このときコントロールユニット7は、電力供給源に基づいて作成した発光素子49の点灯指令を信号線17、DC分電盤8、信号線20を介して制御ユニット9へ送信する。
すなわち、例えば、コントロールユニット7は、電力供給源として商用交流電源2のみを用いている場合には、赤色の発光素子49を点灯させる点灯指令を送信する。したがって、制御ユニット9は、供給された直流電力を直流コンセント45、及びプラグ46を介してテレビ50に供給すると共に、点灯指令に基づいて赤色の発光素子49を点灯させる。
一方、テレビ50を含むDC機器5及びAC機器6の消費電力を太陽電池3及び蓄電池16から供給する電力でまかなえる場合には、コントロールユニット7は、太陽電池3及び蓄電池16から供給された直流電力をDC分電盤8を介して制御ユニット9へ供給する。さらに、コントロールユニット7は、直流電力を交流電力に変換し、AC分電盤11を介してAC機器6へ供給する。また、このときコントロールユニット7は、電力供給源として商用交流電源2を使用せずに太陽電池3及び蓄電池16のみを用いている場合の点灯指令として、緑色の発光素子49を点灯させる点灯指令を制御ユニット9へ送信する。
したがって、制御ユニット9は、供給された直流電力を直流コンセント45、及びプラグ46を介してテレビ50に供給すると共に、点灯指令に基づいて緑色の発光素子49を点灯させる。
さらに、太陽電池3及び蓄電池16から電力を供給するものの、DC機器5及びAC機器6の消費電力を太陽電池3及び蓄電池16だけではまかなえない場合には、コントロールユニット7は商用交流電源2からも電力を取得する。すなわち、コントロールユニット7は、商用交流電源2から供給された交流電力を直流電力に変換してDC機器5に供給する。もしくは、コントロールユニット7は、太陽電池3及び蓄電池16から供給された直流電力を交流電力に変換し、商用交流電源2から取得した交流電力と共にAC機器6へ供給する。
そして、このように住宅外から電力を供給する商用交流電源2と、住宅内に設けられた太陽電池3及び蓄電池16との双方から電力が供給される場合には、コントロールユニット7は、赤色と緑色の発光素子49を共に点灯させる点灯指令を制御ユニット9へ送信する。
したがって、制御ユニット9は、供給された直流電力を直流コンセント45及びプラグ46を介してテレビ50に供給すると共に、点灯指令に基づいて発光素子49を点灯させる。すなわち、発光素子49は、赤色と緑色の混合色である黄色に発光する。
そして、コントロールユニット7は、直流コンセント45を介する電力の供給が連続して行われ、消費電力量の積算値が予め設定した点灯変更閾値になったと判断した場合には、点灯態様を変化させるために点灯指令を送信する。すなわち、コントロールユニット7は、例えば20Vの直流電力を連続して1時間使用したような場合に点灯変更閾値を超えたと判断し、点灯中の発光素子49を第1のタイミングで点滅させる点灯指令を送信する。なお、点灯変更閾値は、直流コンセント45毎に設定が可能であり、さらにユーザが操作パネル40を操作して電圧値や時間、電力量等を任意に設定することで点灯変更閾値を変更することもできる。
さらに、コントロールユニット7は、蓄電池16の残容量がバックアップ容量に相当する容量まで減少したときに、点灯中の発光素子49を第1の点滅タイミングとは異なる第2のタイミングで点滅させる点灯指令を送信する。なお、バックアップ容量とは、商用交流電源2の停電時にDC機器5及びAC機器6を正常停止させるのに必要な容量、もしくは電灯などの主要なDC機器5及びAC機器6を一定時間動作させるのに最低限必要な容量であって、住宅毎に設定される。
そして、コントロールユニット7は、発光素子49を第2のタイミングで点滅させた後、蓄電池16からの電力の供給を停止する。すなわち、コントロールユニット7は、例えば太陽電池3が発電をしていない状態において、緑色の発光素子49を第2のタイミングで点滅させると、その後、蓄電池16からの電力の供給を停止して、商用交流電源2からの電力の供給に切り換える。さらに、コントロールユニット7は、赤色の発光素子49を点灯させる点灯指令を制御ユニット9へ出力し、赤色の発光素子49を点灯させる。
また、コントロールユニット7は、例えば商用交流電源2、太陽電池3、蓄電池16、から電力が供給されている状態において、蓄電池16の残容量がバックアップ容量まで減少すると、赤色と緑色の発光素子49を第2のタイミングで点滅させる。そして、コントロールユニット7は、蓄電池16からの電力の供給を停止すると共に、商用交流電源2からの電力の供給を増加させる。なお、このとき太陽電池3が発電した電力は継続して供給されている。
すなわち、蓄電池16からの電力の供給が停止すると、DC機器5及びAC機器6には、商用交流電源2及び太陽電池3から電力が供給されることになる。そのため、コントロールユニット7は、赤色と緑色の発光素子49を点灯させる点灯指令を送信し、点滅状態から点灯状態へ切り換える。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)DC機器5及びAC機器6の使用時に環境に優しい太陽光により発電する太陽電池3を使用しているのか、それとも非クリーンエネルギーにより発電する商用交流電源2を使用しているのかが、発光素子49の点灯により報知されるので、環境保護意識に基づく省エネ意識の促進に寄与することができる。
(2)DC機器5及びAC機器6の使用時にコストのかかる商用交流電源2を使用しているのか、それとも太陽電池3や蓄電池16を使用しているのかが、発光素子49の点灯により報知されるので、省コスト意識の促進に寄与することができる。
(3)赤色と緑色の発光素子49の点灯態様を視認することにより、発光素子49の色から商用交流電源2を使用しているのか、それとも太陽電池3もしくは蓄電池16を使用しているのかを容易に識別することができる。
(4)長時間に亘るDC機器5及びAC機器6の駆動状態時に発光素子49を第1のタイミングで点滅させることで、使用者に対して消費電力量を意識付けることができる。すなわち、例えばコストの高い商用交流電源2を使用している場合には、使用者に対して電気代の増加を意識付けることができる。一方、供給可能な容量が限定されている蓄電池16を使用している場合には、使用者に対して有料の商用交流電源2への切り替えが必要になることを示唆して省コスト意識を喚起することができる。
(5)蓄電池16の残容量がバックアップ容量に相当する容量まで減少したときに発光素子49を第2のタイミングで点滅させることで、蓄電池16の残量を示唆して省エネ意識を喚起することができる。
(6)DC機器5及びAC機器6の使用時に該DC機器5及びAC機器6の使用者は直流コンセント45に設けられた発光素子49を視認することにより比較的容易に使用中の電源を確認することが可能になる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、DC機器5及びAC機器6に発光素子49を設け、発光素子49の点灯態様によって電力供給源を報知するようにしてもよい。すなわち、例えば、図3(b)に示すように、テレビ50に発光素子51を設けるようにしてもよい。また、プラグ46に発光素子52を設けるようにしてもよい。さらに、テレビ50のディスプレイ53に電源供給源を表示させるようにしてもよい。また、スイッチ23,26、宅内機器34、操作パネル40、監視機器41に発光素子49を設けてもよい。
・上記実施形態において、AC分電盤11に接続されて交流電力が供給される交流コンセントを備え、さらに交流コンセントに発光素子49を備えて電力供給源を報知するようにしてもよい。また、電話対応信号と電力とを重畳して出力可能な電話用コンセント、テレビ信号と電力とを重畳して出力可能なテレビ用コンセント、さらにLANコンセントなどに発光素子49を設けてもよい。
・上記実施形態において、コントロールユニット7は、DC機器5及びAC機器6へ供給される電力のうち、商用交流電源2から供給される電力が占める割合を算出し、各機器の消費電力に伴って該各機器毎に発光素子49の点灯態様を変更するようにしてもよい。すなわち、例えば、商用交流電源2から供給される電力が消費電力の半分を占める場合には、DC機器5及びAC機器6のうち半分の機器において赤色の発光素子49を点灯させると共に、半分の機器において緑色の発光素子49を点灯させる。なお、このとき予め各機器に重要度を設定しておき、例えば電灯などの重要度が高いものは優先的に緑色を点灯させるようにしてもよい。また、電源がOFFされた状態にある機器の待機電力といった重要度が低いものには赤色を点灯させるようにしてもよい。すなわち、重要度の低い機器に商用交流電源2から供給される有料の電力を使用している旨を報知することにより、さらに省エネ意識を喚起することができる。
・上記実施形態において、電力供給システム1に設けられる発光素子49は1種類としてもよい。すなわち、例えば、赤色の発光素子49のみを備える場合には、商用交流電源2を利用時に点灯させ、商用交流電源2と太陽電池3とを利用する場合には点滅させる。さらに、太陽電池3のみを利用する場合には、消灯させるようにしてもよい。同様に、緑色の発光素子49のみを備える場合には、例えば商用交流電源2からの電力供給が行われずに、太陽電池3が発電した電力のみを利用するときに点灯させる。そして、商用交流電源2と太陽電池3とを利用する場合には点滅させる。さらに、商用交流電源2のみを利用する場合には消灯させるようにしてもよい。
・上記実施形態において、発光素子49の色は任意に変更することができる。さらに、発光素子49は、発光ダイオード(LED)、エレクトロルミネセンス(EL)、電球など電力の供給によって点灯態様を変更可能なものを利用することができる。
・上記実施形態において、発光素子49を点滅させることなく、該発光素子49の点灯と非点灯との切替えにより、電力供給源を報知するようにしてもよい。
・上記実施形態において、電力供給源の報知方法は発光素子49の点灯に限らず、音声もしくは音による報知を行う報知器としてもよい。
・上記実施形態において、非商用電源としては、住宅に設置可能であって且つ発電可能な発電手段、もしくは給電可能な給電手段ならば任意に選択することができる。すなわち、例えば、風力、水力などのエネルギーをエネルギー変換によって直流電力を発電する風力発電機、水力発電機などの発電手段を用いて発電するようにしてもよい。また、水素と酸素などの化学反応によって電気を発生させる燃料電池や、機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する発電機を発電手段として用いてもよい。さらに、充放電可能な蓄電池(2次電池)や、給電可能な1次電池を給電手段として設けてもよい。そして、非商用電源としては、これらの発電手段及び給電手段のうち少なくとも1つを備えていればよい。
・上記実施形態において、クリーンエネルギーは、一般にグリーンエネルギー、自然エネルギー、再生可能エネルギーとも言われ、太陽光エネルギー、風力エネルギー、バイオマスエネルギー、小水力エネルギー、波力エネルギー、潮力エネルギーなどが含まれる。そして、第1の電源としては、これらのクリーンエネルギーにより発電した電力を供給する発電手段を任意に選択することができる。また、クリーンエネルギーによる発電は、廃棄物による環境負荷の小さな発電であって、燃料電池による発電が含まれる。
・上記実施形態において、非クリーンエネルギーは、一般に枯渇性エネルギーとも言われ、化石燃料(石油、石炭、天然ガス、オイルサンド、メタンハイドレード、オイルシェール)などが含まれる。
・上記実施形態において、蓄電池16が商用交流電源2から供給されてた電力を蓄電して該電力を供給する場合には、蓄電池16を第2の電源と看做し、発光素子49の点灯態様を商用交流電源2から電力が供給される場合と同様の点灯態様としてもよい。
・上記実施形態において、クリーンエネルギーに基づいて発電する発電所から電力を取得する場合には、商用交流電源2を第1の電源としてもよい。すなわち、例えば太陽電池を設置した太陽光発電所から電力が供給される場合には、商用交流電源2から電力が供給される場合の発光素子49の点灯態様を、太陽電池3から電力が供給される場合と同様の点灯態様としてもよい。また、住宅に化石燃料などを原料として機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換する発電機を備える場合には、非商用電源を第2の電源とし、発光素子49の点灯態様を商用交流電源2から電力が供給される場合と同様の点灯態様としてもよい。
1…電力供給システム(配電システム)、2…商用交流電源(第2の電源、商用電源,電力供給源)、3…太陽電池(第1の電源、非商用電源、電力供給源)、5…DC機器(負荷機器)、6…AC機器(負荷機器)、7…コントロールユニット(使用電源報知手段)、16…蓄電池(電力供給源)、45…直流コンセント(コンセント)、46…プラグ、49,51,52…発光素子(点灯部)。

Claims (5)

  1. クリーンエネルギーにより発電した電力を供給する第1の電源及び非クリーンエネルギーにより発電した電力を供給する第2の電源のうち少なくとも一方から供給される電力によって負荷機器を駆動可能な配電システムにおいて、
    前記負荷機器の駆動状態時に前記第1の電源及び前記第2の電源のうち電力供給源として使用中の電源を報知する使用電源報知手段を備え
    前記使用電源報知手段は、前記負荷機器の駆動に伴い点灯可能な点灯部により構成されており、
    前記点灯部は、前記負荷機器のプラグが接続されるコンセントに設けられ、前記電力供給源として前記第1の電源のみを用いている場合と、前記電力供給源として前記第2の電源のみを用いている場合と、前記電力供給源として前記第1の電源及び前記第2の電源を用いている場合とを識別可能な点灯態様で点灯する
    ことを特徴とする配電システム。
  2. 前記点灯部は、前記負荷機器が駆動開始してからの消費電力量の積算値が前記コンセント毎に任意に設定可能な点灯変更閾値になったときに、前記点灯態様をそれまでと変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の配電システム。
  3. 前記第2の電源は商用電源を含み、
    前記点灯部は、前記負荷機器の駆動状態時に前記商用電源から供給される電力が占める割合に応じて前記点灯態様を変更する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配電システム。
  4. 前記負荷機器には予め重要度が設定されており、
    前記点灯部は、前記重要度が高いものから優先的に前記点灯態様を変更する
    ことを特徴とする請求項3に記載の配電システム。
  5. 電力を充電及び放電可能な蓄電池をさらに備え、
    前記負荷機器が前記蓄電池から放電された電力を消費して駆動している場合、前記点灯部は、前記負荷機器の駆動開始後において前記蓄電池の残容量が商用電源の停電時におけるバックアップ容量に相当する容量まで減少したときに前記点灯態様をそれまでと変化させる
    ことを特徴とする請求項2〜請求項4のうち何れか一項に記載の配電システム。
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