JP2009303305A - 車両用駆動モータユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のケースからなるモータハウジング7と、モータ3のパワードライブユニット8を収容するパワードライブユニットケース9とを締結して構成される車両用駆動モータユニットであって、前記複数のケースのうちパワードライブユニット8から延びる通電ライン20,20,20の接続ターミナル21U,21V,21Wを備えたサイドケース5とパワードライブユニットケース9の一端側が固定され、パワードライブユニットケース9の他端が変形可能なL字型のブラケット50を介してミッションケース6にボルト47、固定ボルト53により固定されている。
【選択図】図2
Description
これに対して、モータのケーシングと駆動回路のケーシングを別体で形成し、両者を固定することも考えられるが、駆動回路からモータへの通電ラインの接続を考慮し、両者を位置ずれなく剛性を確保しつつ固定するのが困難であるという問題がある。
また、パワードライブユニットケースの他端側をL字形状のブラケットを介してボルトにより固定することで、モータハウジングを分割したため、各ハウジング同士での取付位置のずれをブラケットの変形により吸収して、パワードライブユニットケースの他端側において、他のケースとパワードライブユニットケースの他端側とを位置ずれなく固定することができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、ブラケットの一方の取付壁に設けたネジ孔にボルトを締め付けて、他のケースあるいはパワードライブユニットケースにブラケットを取り付けておき、ブラケットの他方の取付壁に設けた挿通孔にボルトを挿入してパワードライブユニットケースあるいは他のケースにブラケットの他方の取付壁を締結して、パワードライブユニットケースを他のケースに取り付けることができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、一方の取付壁と他方の取付壁とに対応する他のケースとパワードライブユニットケースの取付面の位置がずれていたとしても、易撓み部により一方の取付壁と他方の取付壁との位置関係を変化させることで、他のケースとパワードライブユニットケースの取付面とブラケットの両取付壁の取付面に対する位置関係を調整して確実に両者を取り付けることができる効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、モータハウジングとパワードライブユニットケースとを別体で構成して固定する構造を採用したことで、一のケースの振動がパワードライブユニットケースの一端側から他端側に伝達され、パワードライブユニットケースの他端側に振動が伝達されても、ブラケットが制振材で形成されているため、モータハウジングに対するパワードライブユニットケースの振動を抑制することができ、振動抑制効果を発揮できる効果がある。
請求項5に記載した発明によれば、モータハウジングが振動をしても、パワードライブユニットケースの重心部分は通電ラインが設けてある側とは反対側の他端側であるため、通電ラインに負荷がかかることを防止できる効果がある。
図1は燃料電池車両の前部を示すものであって、車体前部のモータルーム1内には車両駆動用のモータユニット2がモータ3の軸方向を車幅方向に向けて配置されている。モータユニット2のモータ3の駆動回路であるパワードライブユニット8には燃料電池(FC)が接続されている。
一方、モータケース4の右側の端部には周囲に複数の取付座16,16…が設けられ、これら取付座16,16…において車幅方向内側に向かって挿通された固定ボルト17によってサイドケース5が取り付けられている。
PDU接続部23は矩形に形成され開口部22の周囲にフランジ部26が形成され、このフランジ部26に下側から4本の取付ボルト27が挿通されるようになっている。
ミッションケース6のインナケース14の前側と後側には各々前側に向いた前側取付座32(図4参照)と後側取付座33(図2参照)が形成されている。各取付座32,33にはネジ孔34が形成されている。
このパワードライブユニットケース9の開口部36から下側に向かってU相、V相、W相の通電ライン20,20,20が延びている。
ここで、取付部43とケース本体40のフランジ部fには挿通孔55が形成され、この挿通孔55にボルト47が挿通され、このボルト47がブラケット50の横壁52に形成されたネジ孔34に締結固定されている。
また、縦壁51の挿通孔56は固定ボルト53が上下方向及び左右方向に位置決めができるように、余裕をもって形成され、この挿通孔56に挿入された固定ボルト53が前側取付座33に形成されたネジ孔34に締結固定される。
そして、ブラケット50の縦壁51にはコーナ部分の近傍に横壁52との付け根部分から縦壁51に向かって弧状に凹設され容易に撓み変形が可能な易撓み部54が、幅方向に渡って形成されている。
また、パワードライブユニットケース9の他端側においては、ブラケット50を介してミッションケース6の前側取付座32と後側取付座33にケース本体40のフランジ部fと取付部42,43がボルト47,47と固定ボルト53,53により固定されることとなる。
予め、パワードライブユニットケース9のケース本体40のフランジ部f及び取付部42,43にボルト47を挿入して各ブラケット50の横壁52のネジ孔34に仮に締め付けておく。
次に、サイドケース5のフランジ部26をパワードライブユニットケース9のベースプレート35の一端側にある開口部36の周囲の取付面37に合わせ、かつサイドケース5に設けた各固定座28の中空のノックピン29をパワードライブユニットケース9のベースプレート35の取付部44の受け入れ部に挿入して位置決めした状態で、取付ボルト27を下から上に向かってパワードライブユニットケース9の取付面37に締め付け、かつボルト46を各固定座28に締め付ける。
そして、各ブラケット50の縦壁51の挿通孔56に固定ボルト53を挿通して縦壁51を前側取付座32、後側取付座33に対して締め付けて固定する。この際に、ボルト47も本締めする。
その後、サイドケース5の蓋31を開いて、通電ライン接続用作業孔25から通電ライン20,20,20を接続ターミナル21U,21V,21Wに接続する。
したがって、モータハウジング7をモータケース4とサイドケース5とミッションケース6に分割し、ミッションケース6をアウタケース13とインナケース14とに分割したため、隣接する部材同士の周方向のずれが、各ブラケット50の縦壁51と前側取付座32及び後側取付座33との取付面方向のずれとなって生じた場合であっても、組付けの最後にブラケット50の縦壁51を固定ボルト53によりミッションケース6のインナケース14に締め付ける際に、ブラケット50の縦壁51が易撓み部54で変形して前側取付座32及び後側取付座33に対して当接する方向に変形することでこれを吸収することができる。
また、パワードライブユニットケース9に収容されたパワードライブユニット8の重心がパワードライブユニットケース9の他端側寄りに設けられているため、モータハウジング7が振動しても、この振動を受ける部位は通電ライン20,20,20が配索してある側とは反対側であるため、通電ライン20,20,20や接続ターミナル21U,21V21Wに負荷がかかるのを最小限に抑えることができる。
5 サイドケース(一のケース)
6 ミッションケース(他のケース)
7 モータハウジング
8 パワードライブユニット(駆動回路)
9 パワードライブユニットケース
20 通電ライン
21U,21V,21W 接続ターミナル(接続部)
47 ボルト
51 縦壁(他方の取付壁)
50 ブラケット
52 横壁(一方の取付壁)
53 固定ボルト(ボルト)
56 挿通孔
Claims (5)
- 複数のケースを締結して組み立てられる分割構造のモータハウジングと、モータの駆動回路を収容するパワードライブユニットケースとを締結して構成される車両用駆動モータユニットであって、前記複数のケースのうち前記駆動回路から延びる通電ラインの接続部を備えた一のケースと前記パワードライブユニットケースの一端側が固定され、前記パワードライブユニットケースの他端側が変形可能なL字型のブラケットを介して他のケースにボルトにより固定されていることを特徴とする車両用駆動モータユニット。
- 前記L字型のブラケットの一方の取付壁にはネジ孔が他方の取付壁にはボルトの挿通孔が設けられていることを特徴とする請求項1記載の車両用駆動モータユニット。
- 前記ブラケットの一方の取付壁と他方の取付壁の少なくとも何れか一方の付け根部に易撓み部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用駆動モータユニット。
- 前記ブラケットは制振材で形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両用駆動モータユニット。
- 前記駆動回路の重心が前記パワードライブユニットケースの他端側寄りに設定されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の車両用駆動モータユニット。
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