JP2009293601A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Hiroyuki Tanaka
宏幸 田中
Shinichi Soejima
慎一 副島
Keisuke Kawai
圭助 河井
Naoto Kato
直人 加藤
Isato Nakada
勇人 仲田
Iku Otsuka
郁 大塚
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Abstract

【課題】内燃機関の制御装置に関し、内燃機関の製造ばらつきや経時変化によらず内燃機関の最大トルクを保障できるようにする。
【解決手段】内燃機関への要求トルクが最大トルク以上のときには、スロットル弁の弁開度を最大開度に設定する。この最大開度は機関吸気量が最大になるときのスロットル弁の弁開度であって、制御装置にはその学習値を記憶する。最大開度の学習は、スロットル弁の弁開度が最大開度に設定されているときにスロットル弁を動作させ、そのときに取得される機関吸気量の変化に関する情報に基づいて行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関し、詳しくは、機関吸気量を調整する吸気量調整弁を備えた内燃機関の制御装置に関する。
内燃機関が出力するトルクは筒内に吸入される空気量(以下、吸気量)によって制御することができる。この吸気量を調整するため、内燃機関の吸気管には吸気量調整弁が配備されている。吸気量調整弁の代表的なものはスロットル弁であり、また、リフト量連続可変機構を備えた吸気弁も吸気量調整弁に相当する。
このような吸気量調整弁の制御に関しては、従来、種々の技術が提案されている。例えば、特開2001−248487号公報には、要求トルクに基づいてスロットル弁を制御する所謂トルクデマンド制御に関する技術(以下、従来技術という)が開示されている。トルクデマンド制御では要求トルクと機関回転数から目標空気量が算出され、この目標空気量と機関回転数とに基づいてスロットル弁の弁開度が決定される。
上記従来技術では、内燃機関の製造ばらつきや経時変化、環境変化によらず内燃機関の出力性能を最大限に引き出すため、アクセル開度が所定開度以上の領域では、要求トルクを現在の機関回転速度における設計上の最大トルクよりも大きい値に設定するようにしている。より詳しくは、機関回転数と要求トルクとの関係を規定したマップを参照して上記所定開度以上の領域における要求トルクの値を設定している。そのマップでは、各機関回転数における最大トルクの製造ばらつき範囲の上限値又はそれよりも少し大きい値となるように要求トルクが規定されている。
特開2001−248487号公報
しかしながら、上記公報にも記載の通り、内燃機関の出力性能は経時変化によって変化する。このことはスロットル弁開度−トルク特性、つまり、スロットル弁の弁開度とトルクとの関係についても当てはまる。上記従来技術のようなトルクデマンド制御では、要求トルクに基づいてスロットル弁の弁開度が設定されるため、弁開度−トルク特性が変化した場合には要求トルクを正確に実現することができない。したがって、上記従来技術のように要求トルクを設計上の最大トルクよりも大きい値に設定したとしても、内燃機関の経時変化の程度によっては必ずしも最大トルクを出力できない場合がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、内燃機関の製造ばらつきや経時変化によらず内燃機関の最大トルクを保障できるようにした内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、機関吸気量を調整する吸気量調整弁を備えた内燃機関の制御装置において、
機関吸気量が最大になるときの前記吸気量調整弁の弁開度を前記吸気量調整弁の最大開度として記憶した最大開度記憶手段と、
前記内燃機関への要求トルクを取得する要求トルク取得手段と、
前記要求トルクが前記内燃機関が出力可能な最大トルク以上のときには前記吸気量調整弁の弁開度を前記最大開度に設定する弁開度設定手段と、
前記吸気量調整弁の弁開度が前記最大開度に設定されているとき、弁開度を前記最大開度から変化させるように前記吸気量調整弁を動作させる弁制御手段と、
前記吸気量調整弁の弁開度が前記最大開度から変化したときの機関吸気量の変化に関する情報(以下、吸気量変化情報という)を取得する吸気量変化情報取得手段と、
前記吸気量変化情報に基づいて前記最大開度を学習する最大開度学習手段と、
を備えることを特徴としている。
第2の発明は、第1の発明において、
前記弁制御手段は、前記内燃機関が定常状態のときに前記吸気量調整弁の弁開度を前記最大開度から変化させることを特徴としている。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、
前記弁制御手段は、前記吸気量調整弁の弁開度を前記最大開度に対して徐々に拡大させていくことを特徴としている。
第4の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、
前記吸気量変化情報取得手段は、前記内燃機関の吸気系に配置されたセンサと、前記内燃機関の排気系に配置されたセンサとを用いて前記吸気量変化情報を取得することを特徴としている。
第5の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、
前記内燃機関は排気系に空燃比センサを備えた内燃機関であって、
前記吸気量変化情報取得手段は、前記空燃比センサの信号を前記吸気量変化情報として取得することを特徴としている。
第6の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、
前記内燃機関は排気系に空燃比センサを備えた内燃機関であって、
前記空燃比センサの信号に基づいて排気ガスの空燃比が所定の空燃比となるように燃料供給量をフィードバック制御するフィードバック制御手段を備え、
前記吸気量変化情報取得手段は、前記フィードバック制御に係るフィードバック補正量を前記吸気量変化情報として取得することを特徴としている。
吸気量調整弁の弁開度が機関吸気量を最大にする弁開度になっているかどうかは、吸気量調整弁を動作させたときの機関吸気量の変化状態によって検証することができる。例えば、吸気量調整弁をある弁開度から開き側に動作させたとき、そのときの弁開度が機関吸気量を最大にする弁開度になっているならば、機関吸気量に変化は生じない。しかし、そのときの弁開度が機関吸気量を最大にする弁開度よりも小さいときには、吸気量調整弁を開き側に動作させると機関吸気量は増加する。一方、そのときの弁開度が機関吸気量を最大にする弁開度よりも大きいときには、吸気量調整弁を閉じ側に動作させたとき、弁開度が機関吸気量を最大にする弁開度よりも小さくなるまでは機関吸気量に変化が生じない。
第1の発明によれば、機関吸気量を最大にする弁開度が最大開度として記憶されており、その最大開度は機関吸気量の変化に関する情報に基づいて学習される。したがって、第1の発明によれば、内燃機関の製造ばらつきや経時変化によらず機関吸気量を最大にする弁開度を正確に実現することが可能であり、ひいては最大トルクの出力を保障することができる。
第2の発明によれば、最大開度の学習を内燃機関が定常状態のときに行うことによって、機関吸気量の過渡的な変動が最大開度の学習値に与える影響を排除することができる。したがって、第2の発明によれば、機関吸気量を最大にする弁開度をより正確に実現することができるようになる。
第3の発明によれば、弁開度を徐々に拡大させながら学習を行うことによって、弁開度の変化に伴う機関吸気量の過渡的な変動が最大開度の学習値に与える影響を排除することができる。
第4の発明によれば、吸気系に設けられているセンサと排気系に設けられているセンサとを併用することによってセンサの故障時のロバスト性を高めることができる。
第5の発明によれば、排気系に設けられている空燃比センサを利用して吸気量変化情報を取得することができる。
第6の発明によれば、空燃比を所定の空燃比とするためのフィードバック制御に係るフィードバック補正量を最大開度の学習に利用することができる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1について図1乃至図4の各図を参照して説明する。
本実施の形態の制御装置は、要求トルクを取得してその要求トルクを実現するように吸気量調整弁の動作を制御するトルクデマンド型の制御装置として構成されている。図1は、本実施の形態の制御装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る内燃機関は、吸気量調整弁としてスロットル弁2を備えている。このスロットル弁2の動作を制御するための要素として、本実施の形態の制御装置は、要求トルク取得部20、スロットル弁開度設定部22及びスロットル弁制御部24を備えている。以下、これらの要素の機能について説明する。
内燃機関への要求トルクは要求トルク取得部20で取得される。要求トルク取得部20には、アクセル開度センサ10からのアクセル開度信号が入力される。アクセル開度信号はドライバのアクセル操作が反映された信号であって、ドライバのトルク要求はこのアクセル開度信号に含まれている。要求トルク取得部20は入力されたアクセル開度信号をトルクの値に変換し、それをドライバ要求トルクとして取得する。
また、要求トルク取得部20は、VSC(Vehicle Stability Control system)やTRC(Traction Control system)等の他の制御システムからの信号も入力される。要求トルク取得部20は、これら制御システムからの信号にトルク要求が含まれる場合、各制御において必要なトルクを計算し、他制御要求トルクとして取得する。そして、前述のドライバ要求トルクに他制御要求トルクを加算した値を最終的な要求トルクとして算出する。
スロットル弁開度設定部22は、要求トルク取得部20で取得された要求トルクをスロットル弁2の要求開度に変換する。スロットル弁制御部24は、スロットル弁2を動作させるための制御信号をスロットル弁開度設定部22で設定された要求開度に基づいて生成する。このような一連の処理によって、要求トルクの実現に向けてスロットル弁2の動作が制御されることになる。
図1に示す構成によれば、要求トルクに対するスロットル弁2の動作特性はスロットル弁開度設定部22内の処理によって決定される。そこで、次に、スロットル弁開度設定部22の内部の構成について説明する。図2はスロットル弁開度設定部22の構成を示すブロック図である。
スロットル弁開度設定部22は、要求トルクをスロットル弁2の弁開度(要求開度)に変換するための複数の計算要素から構成されている。図2における信号の上流側から説明すると、その最上流には要求トルクTQを要求充填効率KLに変換するTQ−KL変換部50が配置されている。要求トルクはこのTQ−KL変換部50に入力される。TQ−KL変換部50は、マップ或いは多項近似式によって要求トルクTQを要求吸気量KLに変換する。そのマップ或いは多項近似式では、吸気弁及び排気弁のバルブタイミング、ACIS(Acoustic Control Induction System)の動作状態、空燃比等がパラメータとして用いられている。
TQ−KL変換部50の次にはKL−PM変換部52が配置されている。TQ−KL変換部50で得られた要求吸気量KLは、このKL−PM変換部52において要求吸気管圧PMに変換される。KL−PM変換部52は、マップ或いは多項近似式によって要求吸気量KLを要求吸気管圧PMに変換する。そのマップ或いは多項近似式では、吸気弁及び排気弁のバルブタイミング、ACISの動作状態、空燃比等がパラメータとして用いられている。
KL−PM変換部52の次にはPMWOTガード部54が配置されている。PMWOTガード部54は、KL−PM変換部52で得られた要求吸気管圧PMの値を上限ガード値であるPMWOTによって制限する。吸気管圧が飽和点に達するとスロットル弁開度を変化させても機関吸気量は変化しなくなる。PMWOTガード部54による処理は、このような飽和領域でのスロットル弁2の無駄な動作を制限するために設けられている。KL−PM変換部52で得られた要求吸気管圧PMがPMWOTよりも大きい値の場合、PMWOTガード部54から出力される要求吸気管圧PMの値はPMWOTに制限される。
PMWOTガード部54の下流にはフィルタ56を挟んでΔPM算出部58が配置されている。PMWOTガード部54でガード処理された要求吸気管圧PMは、フィルタ56によってノイズ成分を除去された後、ΔPM算出部58に入力される。ΔPM算出部58は、要求吸気管圧PMと現在の吸気管圧との差分ΔPMを算出する。この差分ΔPMは吸気管圧の要求変化量である。
ΔPM算出部58の下流には要求吸気管圧変化量ΔPMを空気量に変換するための計算要素60,62,64が配置されている。固定ゲイン処理部60と線形ゲイン処理部64、及び要求吸気管圧変化量ΔPMの値から線形ゲインの値を決定する線形ゲイン設定部62である。要求吸気管圧変化量ΔPMに固定ゲインを乗算し、さらに線形ゲインを乗算することで要求空気量変化量ΔKLが算出される。
要求吸気管圧変化量ΔPMから変換された要求空気量変化量ΔKLは、KL算出部66に入力される。KL算出部66は、要求空気量変化量ΔKLを現在の吸気量に加算したものをTA算出用の要求吸気量KLとして算出する。
KL算出部66の下流にはフィルタ68を挟んでKL−TA変換部70が配置されている。TA算出用の要求吸気量KLは、このKL−TA変換部70において要求開度TAに変換される。KL−TA変換部70は、マップ或いは多項近似式によって要求吸気量KLを要求開度TAに変換する。そのマップ或いは多項近似式では、吸気弁及び排気弁のバルブタイミング、ACISの動作状態、空燃比等がパラメータとして用いられている。
図2に示す構成によれば、PMWOTガード部54で用いられるPMWOTの値によって要求開度TAの最大値が決まる。スロットル弁開度が最大要求開度に制御されたときの機関吸気量が制御上の最大吸気量である。PMWOTの値は、この制御上の最大吸気量が内燃機関の構造から決まる真の最大吸気量と一致するように設定されている。PMWOTの値の決定には、試験用の内燃機関による適合が用いられている。
再び図1に戻り、本実施の形態の制御装置の構成について説明を続ける。本実施の形態の制御装置は、PMWOTの値を記憶したPMWOT値記憶部26を備えている。このPMWOT値記憶部26に記憶されているPMWOTの値がスロットル弁開度設定部22にて使用されるようになっている。PMWOT値記憶部26はPMWOTの値の読み出しだけでなく、その更新も可能になっている。
ところで、前述のように、PMWOTの値は試験用の内燃機関を用いた適合によって決定されているが、個々の内燃機関には製造ばらつきが存在する。また、経時変化によってスロットル弁開度と吸気量との対応関係が変化することもある。このため、実際の内燃機関では、必ずしもPMWOTの値から決まる制御上の最大吸気量と内燃機関が実現可能な最大吸気量とが一致するとは限らない。内燃機関が出力可能な最大トルクは、機関吸気量が内燃機関が実現可能な最大吸気量のときに実現される。したがって、制御上の最大吸気量が内燃機関が実現可能な最大吸気量に満たない場合には、要求トルクとして内燃機関が出力可能な最大トルクが要求されていても、実際に出力されるトルクは内燃機関の最大トルクよりも低いトルクになってしまう。
本実施の形態の制御装置は、内燃機関の構造から決まる最大吸気量と制御上の最大吸気量とのずれをPMWOTの学習によって解消する。PMWOTの学習は、PMWOTによる規制を超えてスロットル弁2を動作させたときの機関吸気量の変化に基づいて行われる。PMWOTが内燃機関が実現可能な最大吸気量に対応しているならば、PMWOTによる規制を超えてスロットル弁2を動作させても機関吸気量に変化は無い。しかし、PMWOTに対応する機関吸気量が内燃機関が実現可能な最大吸気量に満たない場合には、PMWOTによる規制を超えてスロットル弁2を動作させることで機関吸気量は増大することになる。この場合、スロットル弁2をそれ以上開いても機関吸気量に変化が生じなくなったときが真の最大吸気量であり、そのときの弁開度が最大トルクを実現するための真の最大開度となる。本実施の形態の制御装置は、この真の最大開度に対応するPMWOTの値を学習し、その学習値をPMWOT値記憶部26に記憶するようになっている。
PMWOTの学習を行うため、本実施の形態の制御装置は、学習の開始を判定する学習開始判定部30と、機関吸気量の変化に関する情報を取得する吸気量変化情報取得部32と、取得した吸気量変化情報に基づいてPMWOTを学習するPMWOT値学習部28とを備えている。また、PMWOTによる規制を超えてスロットル弁2を動作させるための機能として、弁開度変化量設定部34を備えている。以下、PMWOTの学習に関係する各要素の機能について説明する。
学習開始判定部30は、要求トルク取得部20で取得された要求トルクと内燃機関が出力可能な最大トルクとを比較する。要求トルクが最大トルク以上である場合には、以下に説明する学習条件が成立したときにPMWOTの学習開始を宣言する。
学習開始判定部30は、以下の条件1A及び1Bが共に成立したときに学習条件が成立したと判定する。
条件1A:機関回転数の単位時間当たりの変化量が所定の閾値よりも小さいこと。
条件1B:要求トルクの単位時間当たりの変化量が所定の閾値よりも小さいこと。
これらの条件1A及び1Bは内燃機関が定常状態であることを確かめるための条件である。内燃機関が定常状態であることを学習条件としたのは、吸気量の過渡的な変動が学習結果に与える影響を排除するためである。
また、学習開始判定部30は、前記の条件1A及び1Bの成立時の他、以下の条件2が成立したときにも学習条件が成立したと判定する。
条件2:サービス端子がオンになっていること
整備工場等にて内燃機関の整備が行われる場合がこれに該当する。制御装置に診断装置が接続され、診断装置を介してサービス端子がオンにされたら、学習開始判定部30はPMWOTの学習が可能になったものと判断する。
学習開始判定部30による判定結果は弁開度変化量設定部34に供給される弁開度変化量設定部34は、学習開始判定部30によって学習開始が宣言された場合には、要求開度に対する弁開度変化量をスロットル弁制御部24に入力する。弁開度変化量が入力された場合、スロットル弁制御部24は、その弁開度変化量分だけ最大要求開度を超えてスロットル弁2を動作させる。弁開度変化量の設定方法の詳細については後述する。
学習開始判定部30による判定結果はPMWOT値学習部28にも供給される。PMWOT値学習部28は、学習開始判定部30によって学習開始が宣言された場合には、PMWOTの学習を開始する。PMWOTの学習には、吸気量変化情報取得部32で取得された吸気量変化情報が用いられる。吸気量変化情報取得部32は、吸気通路に配置されたエアフローセンサ12から信号を受信し、その信号から吸気量変化情報を得ている。また、PMWOTの学習には、学習モードにおいてスロットル弁2が最大要求開度を超えて動作したときの弁開度変化量も用いられる。PMWOT値学習部28ではPMWOTの学習更新量を計算し、その学習更新量によってPMWOT値記憶部26に記憶されているPMWOTの値を更新する。PMWOTの学習更新量の計算方法の詳細については後述する。
図3は本実施の形態の制御装置によって実行されるスロットル弁開度制御のルーチンを示すフローチャートである。このルーチンには上述のPMWOTの学習に係る処理も含まれている。以下、図3のフローチャートを用いてPMWOTの学習方法について具体的に説明する。
図3に示すルーチンの最初のステップS2では、要求トルク取得部20によって要求トルクが取得される。そして、その要求トルクに基づいてスロットル弁開度設定部22において要求開度TAが算出される。
次のステップS4では、学習開始判定部30によって、まず、要求トルクが最大トルク以上になっているか否か判定される。また、学習開始判定部30によって、学習条件が成立しているか否か判定される。要求トルクが最大トルクよりも小さい場合、或いは、学習条件が成立していない場合には、ステップS14に進む。ステップS14では、スロットル弁制御部24によって要求開度TAに基づいたスロットル弁2の制御が行われる。
ステップS4において学習開始のための条件が全て成立した場合には、PMWOTの学習が開始される。この場合、ステップS2で算出された要求開度TAは、PMWOTの値に対応する最大要求開度になっている。
まず、ステップS6では、弁開度変化量設定部34で設定された弁開度変化量ΔTAが最大要求開度TAに加算される。最大要求開度TAに弁開度変化量ΔTAを加算して得られる値がPMWOTの学習のための学習用開度TAとされる。次のステップS8では、スロットル弁制御部24によって学習用開度TAに基づいたスロットル弁2の制御が行われる。
ステップS10では、吸気量変化情報取得部32によって吸気量の変化の有無が判定される。最大要求開度TAを超えてスロットル弁2を動作させたときに吸気量が増大したのであれば、吸気量が最大となる真の最大開度は最大要求開度TAよりも大きい弁開度であることが分かる。吸気量に変化がなくなるまで最大要求開度TAに対する弁開度変化量ΔTAを少しずつ大きくしていき、吸気量に変化がなくなったときの弁開度を取得することによって、吸気量が最大となる真の最大開度を探し当てることができる。
そこで、ステップS10の判定の結果、吸気量に変化がある場合には、再びステップS6に戻ってステップS6及びS8の処理が行われる。そして、ステップS10で吸気量に変化がなくなったと判定されるまで、ステップS6乃至S10の処理が繰り返し実行される。ステップS6で設定される弁開度変化量ΔTAは、この繰り返し回数と機関回転数とをパラメータとするマップから算出される。ステップS6の繰り返し回数に応じて、弁開度変化量ΔTAはより大きい値に設定されるようになっている。
ステップS10で吸気量に変化がなくなったと判定された場合には、ステップS12に進む。ステップS12では、PMWOT値学習部28によってPMWOTの学習更新量が計算される。PMWOT値学習部28は、吸気量変化情報取得部32によって取得された吸気量の変化量からトルク変化量ΔTQを計算する。そして、トルク変化量ΔTQと弁開度変化量ΔTAとの比(ΔTQ/ΔTA)を計算し、機関回転数とΔTQ/ΔTAとをパラメータとするマップからPMWOTの学習更新量を算出する。この学習更新量がPMWOT値記憶部26に記憶されているPMWOTの値に加算されることによって、最大トルクに相当するスロットル弁開度が現在のスロットル弁開度TAになるようにPMWOTの値が変更されることになる。
図4は、図3に示すスロットル弁開度制御のルーチンが実行されたときの効果について説明するための図である。図4において破線は、試験用の内燃機関を用いた適合で得られたスロットル弁開度に対するトルクの出力特性を示している。この出力特性によれば、内燃機関に最大トルクを出力させるためのスロットル弁開度はTA1になる。ラインオフ時のPMWOTの値はこの最大開度TA1に相当する値に設定されている。しかし、内燃機関の製造ばらつきや経時変化によって、実際のスロットル弁開度に対するトルクの出力特性は図4において実線で示すような出力特性になっていることがある。この場合、スロットル弁開度を最大開度TA1に設定しても内燃機関に最大トルクを出力させることができない。
本実施の形態の制御装置によれば、図3に示すスロットル弁開度制御のルーチンが実行されることで、最大トルクを出力させる真の最大開度TA2が探し当てられ、PMWOTの値は最大開度TA2に対応する値に更新される。これにより、内燃機関の製造ばらつきや経時変化によらず機関吸気量を最大にする弁開度を正確に実現することが可能になる。つまり、本実施の形態の制御装置によれば、内燃機関の製造ばらつきや経時変化によらず最大トルクの出力を保障することができる。
以上、本発明の実施の形態1としての制御装置について説明した。実施の形態1と本発明との対応関係は次の通りである。
図1に示す構成において、PMWOT値記憶部26は第1の発明の「最大開度記憶手段」に相当する。要求トルク取得部20は第1の発明の「要求トルク取得手段」に相当する。スロットル弁開度設定部22は第1の発明の「弁開度設定手段」に相当する。また、スロットル弁制御部24、学習開始判定部30及び弁開度変化量設定部34により第1、第2及び第3の発明の「弁制御手段」が構成されている。吸気量変化情報取得部32は第1の発明の「吸気量変化情報取得手段」に相当する。PMWOT値学習部28は第1の発明の「最大開度学習手段」に相当する。
実施の形態2.
本発明の実施の形態1について図5乃至図7の各図を参照して説明する。
図5は、本発明の実施の形態2としての内燃機関の制御装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態の制御装置は、実施の形態1の制御装置の構成に空燃比制御のための要素を加えた構成になっている。空燃比制御のための要素として、本実施の形態の制御装置は、空燃比情報取得部40、推定吸気量算出部42及び空燃比F/B制御部44を備えている。以下、これらの要素の機能について説明する。なお、図5に示す構成において、実施の形態1のものと共通する要素については同一の符号を付している。
空燃比制御のための空燃比情報は空燃比情報取得部40で取得される。空燃比情報取得部40には、A/Fセンサ16からの信号が入力される。A/Fセンサ16は内燃機関の排気通路に配置されたセンサであって、その信号は排気ガスの空燃比の変化に対してリニアに対応する。空燃比情報取得部4は入力されたA/Fセンサ16の信号を空燃比に変換し、それを空燃比情報として取得する。
空燃比F/B制御部44は、空燃比情報取得部40で取得された空燃比情報と内燃機関の推定吸気量とに基づいて目標空燃比を実現するために必要な燃料噴射量のフィードバック補正量を算出する。そして、フィードバック補正量が反映された燃料噴射量に基づいて燃料噴射弁4の駆動時間を算出する。
内燃機関の推定吸気量は推定吸気量算出部42で算出される。推定吸気量算出部42による推定吸気量の算出過程では、PMWOT値記憶部26に記憶されたPMWOTの値が参照されるようになっている。以下、推定吸気量算出部42の内部の構成について説明する。図6は推定吸気量算出部42の構成を示すブロック図である。
図6における信号の上流側から説明すると、その最上流には、スロットル弁開度の目標値(TA目標)と現在値(現在TA)との偏差ΔTAを算出するΔTA算出部80が配置されている。TA目標は制御装置の内部の計算値を用いることができる。現在TAは図示略のスロットル開度センサによって計測することができる。
ΔTA算出部80の次にはΔTA−ΔPM変換部82が配置されている。ΔTA算出部80で得られた弁開度偏差ΔTAは、このΔTA−ΔPM変換部82において吸気管圧変化量ΔPMに変換される。ΔTA−ΔPM変換部82は、マップ或いは多項近似式によって弁開度偏差ΔTAを吸気管圧変化量ΔPMに変換する。そのマップ或いは多項近似式では、吸気弁及び排気弁のバルブタイミング、ACISの動作状態、空燃比等がパラメータとして用いられている。
ΔTA−ΔPM変換部82の次にはPM算出部84が配置されている。PM算出部84では、ΔTA−ΔPM変換部82で得られた弁開度偏差ΔTAが積算され、その積算値が推定吸気管圧PMとして出力される。
PM算出部84の次にはPMWOTガード部86が配置されている。PMWOTガード部86は、PM算出部84で得られた推定吸気管圧PMの値を上限ガード値であるPMWOTによって制限する。このPMWOTガード部86において、PMWOT値記憶部26(図5参照)に記憶されているPMWOTの値が用いられる。前述の学習によってPMWOTの値が更新されたときには、PMWOTガード部86で用いられるPMWOTの値も更新される。
PMWOTガード部86の次にはPM−KL変換部88が配置されている。PMWOTガード部86でガード処理された推定吸気管圧PMは、このPM−KL変換部88において推定吸気量KLに変換される。PM−KL変換部88は、マップ或いは多項近似式によって推定吸気管圧PMを推定吸気量KLに変換する。そのマップ或いは多項近似式では、吸気弁及び排気弁のバルブタイミング、ACISの動作状態、空燃比等がパラメータとして用いられている。
上述のように、本実施の形態の制御装置によれば、学習されたPMWOTの値が推定吸気量の計算にも反映される。これにより、スロットル弁開度が最大開度近傍となる高負荷域での推定吸気量の精度を高めることができ、ひいては、目標空燃比の実現精度を高めることができる。
再び図5に戻り、本実施の形態の制御装置の構成について説明を続ける。本実施の形態の制御装置は、吸気量変化情報取得部36の機能にも特徴がある。吸気量変化情報取得部36には、エアフローセンサ12からの信号の他、A/Fセンサ16からの信号が入力される。また、空燃比F/B制御部44の内部で計算されているフィードバック補正量も吸気量変化情報取得部36に入力されている。本実施の形態では、これらの入力情報に基づいて吸気量の変化量が計算される。
図7は吸気量変化情報取得部36において実行されるルーチンを示すフローチャートである。最初のステップS20では、空燃比F/B制御部44にて空燃比フィードバック制御が行われているか否か判定される。空燃比フィードバック制御が行われている場合にはステップS22の処理が行われ、空燃比フィードバック制御が行われていないのであればステップS24の処理が行われる。
ステップS22では、空燃比F/B制御部44の内部で計算されているフィードバック補正量から吸気量変化量が計算される。ここでの吸気量変化量の計算には、目標空燃比とフィードバック補正量とをパラメータとするマップが用いられる。スロットル弁開度が最大要求開度のときの目標空燃比及びフィードバック補正量をマップに当てはめて得られる計算値と、スロットル弁開度を変化させた後の目標空燃比及びフィードバック補正量をマップに当てはめて得られる計算値との差が吸気量変化量として算出される。ただし、吸気量の変化がフィードバック補正量の変化に現れるまでには時間遅れがある。このため、前記の計算はスロットル弁2を動作させてから一定時間が経過した後に実施される。また、その一定時間は機関回転数に応じて設定する。
ステップS24では、A/Fセンサ16の信号から吸気量変化量が計算される。ここでの吸気量変化量の計算には、目標空燃比とA/Fセンサ16の信号とをパラメータとするマップが用いられる。スロットル弁開度が最大要求開度のときの目標空燃比及びA/Fセンサ信号をマップに当てはめて得られる計算値と、スロットル弁開度を変化させた後の目標空燃比及びA/Fセンサ信号をマップに当てはめて得られる計算値との差が吸気量変化量として算出される。ただし、吸気量の変化がA/Fセンサ16の信号に現れるまでには時間遅れがあるので、前記の計算はスロットル弁2を動作させてから一定時間が経過した後に実施される。この場合も一定時間は機関回転数に応じて設定される。
ステップS22或いはS24の処理の次にはステップS26の処理が行われる。ステップS26では、エアフローセンサ12の信号から吸気量変化量が計算される。エアフローセンサ12の信号の変化量はそのまま吸気量の変化量に対応している。
次のステップS28では、ステップS22或いはS24で算出された吸気量変化量と、ステップS26で算出された吸気量変化量との平均値が算出される。そして、その平均値が学習用の吸気量変化量としてPMWOT値学習部28に出力される。
上述のように、本実施の形態の制御装置では、吸気系に配置されたエアフローセンサ12だけでなく排気系に配置されたA/Fセンサ16も利用して学習用の吸気量変化量が算出される。これによれば、何れか一方のセンサに異常が発生した場合であってもPMWOTを学習することができる。つまり、センサの故障に対するロバスト性を高めることができる。
以上、本発明の実施の形態2としての制御装置について説明した。図7に示す構成において、空燃比F/B制御部44は第6の発明の「フィードバック制御手段」に相当する。また、吸気量変化情報取得部36は第4、第5及び第6の発明の「吸気量変化情報取得手段」に相当する。実施の形態2と本発明とのその他の対応関係に関しては、実施の形態1と本発明との対応関係に共通している。
その他.
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、以下のように変形して実施してもよい。
上述の実施の形態ではPMWOTの値を学習することによってスロットル弁の最大開度を間接的に学習しているが、スロットル弁の最大開度を直接学習することもできる。
また、吸気管圧センサを備える内燃機関の場合には、吸気管圧センサの信号から吸気量変化量を計算してもよい。また、A/Fセンサの代わりに所謂Oセンサを備える内燃機関の場合には、Oセンサの信号から吸気量変化量を計算してもよい。
また、上述の実施の形態では、スロットル弁を備えた内燃機関を制御対象としているが、本発明の制御装置が制御対象としうる内燃機関がこれに限定されるものではない。スロットル弁は機関吸気量を調整する吸気量調整弁の一例であり、吸気量調整弁としてはリフト量を連続的に変化させることができる連続式VVLを備えた吸気弁であってもよい。その場合の最大開度とは最大リフト量若しくは最大作用角を意味する。
本発明の実施の形態1としての内燃機関の制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1にかかるスロットル弁開度設定部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1で実行されるスロットル弁開度制御のルーチンを示すフローチャートである。 図3に示すルーチンが実行されたときの効果について説明するための図である。 本発明の実施の形態2としての内燃機関の制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2にかかる推定吸気量算出部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2で実行される吸気量変化量の算出のためのルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
2 スロットル弁
4 燃料噴射弁
10 アクセル開度センサ
12 エアフローセンサ
14 機関回転数センサ
16 A/Fセンサ
20 要求トルク取得部
22 スロットル弁開度設定部
24 スロットル弁制御部
26 PMWOT値記憶部
28 PMWOT値学習部
30 学習開始判定部
32,36 吸気量変化情報取得部
34 弁開度変化量設定部
40 空燃比情報取得部
42 推定吸気量算出部
44 空燃比F/B制御部

Claims (6)

  1. 機関吸気量を調整する吸気量調整弁を備えた内燃機関の制御装置において、
    機関吸気量が最大になるときの前記吸気量調整弁の弁開度を前記吸気量調整弁の最大開度として記憶した最大開度記憶手段と、
    前記内燃機関への要求トルクを取得する要求トルク取得手段と、
    前記要求トルクが前記内燃機関が出力可能な最大トルク以上のときには前記吸気量調整弁の弁開度を前記最大開度に設定する弁開度設定手段と、
    前記吸気量調整弁の弁開度が前記最大開度に設定されているとき、弁開度を前記最大開度から変化させるように前記吸気量調整弁を動作させる弁制御手段と、
    前記吸気量調整弁の弁開度が前記最大開度から変化したときの機関吸気量の変化に関する情報(以下、吸気量変化情報という)を取得する吸気量変化情報取得手段と、
    前記吸気量変化情報に基づいて前記最大開度を学習する最大開度学習手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記弁制御手段は、前記内燃機関が定常状態のときに前記吸気量調整弁の弁開度を前記最大開度から変化させることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記弁制御手段は、前記吸気量調整弁の弁開度を前記最大開度に対して徐々に拡大させていくことを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記吸気量変化情報取得手段は、前記内燃機関の吸気系に配置されたセンサと、前記内燃機関の排気系に配置されたセンサとを用いて前記吸気量変化情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記内燃機関は排気系に空燃比センサを備えた内燃機関であって、
    前記吸気量変化情報取得手段は、前記空燃比センサの信号を前記吸気量変化情報として取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記内燃機関は排気系に空燃比センサを備えた内燃機関であって、
    前記空燃比センサの信号に基づいて排気ガスの空燃比が所定の空燃比となるように燃料供給量をフィードバック制御するフィードバック制御手段を備え、
    前記吸気量変化情報取得手段は、前記フィードバック制御に係るフィードバック補正量を前記吸気量変化情報として取得することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011137435A (ja) * 2010-01-04 2011-07-14 Hitachi Automotive Systems Ltd エンジンの制御装置
KR101840946B1 (ko) * 2016-12-13 2018-03-21 주식회사 현대케피코 전자식 쓰로틀 전개 영역 학습 방법

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