JP2009292351A - 摩耗測定装置及び摩耗測定方法 - Google Patents

摩耗測定装置及び摩耗測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理によりトロリ線の摩耗を測定するための摩耗測定装置及び摩耗測定方法を提供する。
【解決手段】トロリ線42を撮像するラインセンサ10からの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成する手段と、前記ラインセンサ画像の各画素について輝度値が所定の閾値未満の画素を黒部31とし所定の閾値以上の画素を白部30とする二値化処理を施して二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、点在する縞状白部32を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリ線42の線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータ34を作成する手段と、前記エッジデータ34を用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う手段とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、摩耗測定装置及び摩耗測定方法に関する。
電気鉄道車両へ電力を供給するトロリ線は、車両が通過するたびに集電装置と接触が生じる。このため、電気鉄道車両を運用していく中でトロリ線は徐々に摩耗して行き、交換をしない場合は最終的には破断して事故を招くことになる。そのため、トロリ線には摩耗限界が設けられており、その摩耗限界を目安にトロリ線を交換し電気鉄道車両の安全性を確保している。
従来のトロリ線の摩耗を測定する方法としては、トロリ線の厚みを直接測定する方法、トロリ線摩耗部の幅を計算して摩耗部の幅からトロリ線の厚みを換算する方法の2つの方法に大きく分けられる。
トロリ線の厚みを直接測定する方法としては、まず、ノギス等の定規を用いてトロリ線の厚みを測定する方法がある。これは作業者が測定したいトロリ線部分の厚みをノギス等の定規を用いて手作業にて測定する方法で、測定したいトロリ線の厚みを確実に求めることができる。その反面、測定には手間がかかり自動化できないため、長い距離の区間を測定することは困難である。
トロリ線の厚みを直接測定するもう1つの方法としては、光学センサを用いるものがある。これは回転ローラをトロリ線に押し付け、ローラ台にトロリ線を挟むように取り付けたレーザ照射装置と受光装置により、装置に挟まれたトロリ線部分での受光量を測定し、その受光量からトロリ線の厚みを換算するものである。
この方式は、連続的にトロリ線の厚みを測定することが可能であるが、トロリ線との接触を伴うため低速での運用を行う必要があり、トロリ線をセンサが挟む構造であるため、ポイント、エアーセクション、アンカーといったセンサと衝突するような構造物が存在する部分での使用が不可能であり、また、それら既存構造物の存在する場所では衝突しないよう測定位置から装置を離す必要がある。
トロリ線の摩耗部の幅を計測する方法として、ナトリウムランプやレーザ光を照射してトロリ線の摩耗部を測定する方法がある。これはトロリ線下部が丸いひょうたん形状になっていて、摩耗によりトロリ線が平たく削れて行くほど削れた部分の幅が広くなることを利用したもので、摩耗部の幅からその箇所のトロリ線の厚みを換算する。
トロリ線の摩耗部の測定方法としては、ナトリウムランプやレーザ光といった光源から照射した際のトロリ線の摩耗部からの反射光を正反射で受光するように受光部のラインセンサとの位置を精密に調整し、正反射による強い光を撮像することでトロリ線の摩耗部をホワイトアウト状態にし、その強い光を受けたホワイトアウト部分の幅からトロリ線の摩耗部の幅を求めるものである。この方式は非接触であるため高速な運用が可能である。
しかしながら、トロリ線を挟んでいるクランプや背景に映る構造物などのノイズの影響を受け易く、何らかのノイズにより間違った計測結果を得た場合はそれを確認する方法がなく、トロリ線の摩耗として問題があった部分については、結局は直接トロリ線の厚みを測定する方法を使用して確認する。また、光源と受光装置の位置を精密に調整して正反射光を受けるようにする必要がある。
これらに対し、画像処理によるトロリ線摩耗測定方法(下記特許文献1参照)は、ラインセンサ画像から画像処理によって非接触に短時間で長い距離を測定することができるものである。そして、トロリ線の摩耗状態のひとつとして、摩耗部が波を打ったような摩耗(以下、波状摩耗という)がある。この波状摩耗の場合、二値化画像も縞状に転々と摩耗部が表示されるため、うまく摩耗部の幅を計測することができないといった問題点が挙げられる。
特開2006−248411号公報 特開2006−250774号公報
上述したように、従来のトロリ線の摩耗の測定方法としては、(1)『トロリ線の厚みをノギスなどの定規を用いて直接測定する方法』、(2)『トロリ線の厚みを光学センサを用いて直接測定する方法』、(3)『トロリ線摩耗部の幅をナトリウムランプやレーザ光を照射して測定し摩耗部からトロリ線の厚みを換算する方法』、(4)『画像処理によるトロリ線摩耗測定方法(下記特許文献1参照)』等があり、これらには以下の問題点がある。
(1)『トロリ線の厚みをノギスなどの定規を用いて直接測定する方法の問題点』
トロリ線の厚みをノギスなどの定規を用いて直接測定する方法の場合、作業者が手作業にて測定を行うため、測定には手間がかかり自動化できないため、長い距離の区間を短期間で測定することは困難である。
(2)『トロリ線の摩耗部の幅をナトリウムランプやレーザ光を照射して測定し摩耗部からトロリ線の厚みを換算する方法の問題点』
トロリ線の厚みを光学センサを用いて直接測定する方法の場合、回転ローラとトロリ線との接触を伴うため低速での運用を行う必要がある。また、トロリ線をセンサが挟む構造であるため、ポイント、エアーセクション、アンカーといったセンサと衝突するような構造物が存在する部分での使用が不可能であり、それら既存構造物の存在する場所では衝突しないよう測定位置から装置を離す必要がある。
(3)『トロリ線摩耗部の幅をナトリウムランプやレーザ光を照射して測定し摩耗部からトロリ線の厚みを換算する方法の問題点』
トロリ線の摩耗部の幅をナトリウムランプやレーザ光を照射して測定し摩耗部の幅からトロリ線の厚みを換算する方法の場合、まず、ナトリウムランプやレーザ光といった特殊な照明光を用意する必要があり、特にレーザ光を使用する場合は人体への影響を考慮する必要があるため取り扱いに注意が必要である。
そして、トロリ線を挟んでいるクランプや背景に映る構造物などのノイズの影響を受け易く、何らかのノイズにより間違った計測結果を得た場合はそれを確認する方法がないため、トロリ線の摩耗として問題があった部分についてもその原因を確認する手段がなく、結局は直接トロリ線の厚みを測定する方法を使用して確認する手間がかかる。また、光源と受光装置の位置を精密に調整して正反射光を受けるようにする必要がある。
(4)『画像処理によるトロリ線摩耗測定方法(上記特許文献1参照)の問題点』
トロリ線には波状摩耗と呼ばれる摩耗が存在する。波状摩耗とはトロリ線の摩耗部の表面が波を打ったように摩耗される現象で、この箇所をカメラ等で撮像すると照明の当たり具合で明るい箇所と暗い箇所が交互に撮像されることとなり、良好な計測結果が得られない。
以上のことから、本発明は、画像処理によりトロリ線の摩耗を測定するための摩耗測定装置及び摩耗測定方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決する第1の発明に係る摩耗測定装置は、
トロリ線を撮像するラインセンサからの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成する手段と、
前記ラインセンサ画像の各画素について輝度値が所定の閾値未満の画素を黒部とし所定の閾値以上の画素を白部とする二値化処理を施して二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
前記二値化ラインセンサ画像の左上から右下まで白部を探索して発見した白部を始点とし、該始点から一番近い白部を任意の半径と角度で探索して発見した最も近い白部と前記始点とを直線で結び点在する縞状白部を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリ線の線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータを作成する手段と、
前記エッジデータを用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う手段と
を備える
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第2の発明に係る摩耗測定装置は、
トロリ線を撮像するラインセンサからの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成する手段と、
前記ラインセンサ画像における所定の範囲の輝度値を有する画素が集合する画素の塊(以下、クラスという)が、前記ラインセンサ画像が二値化した時に背景部及びパターン領域に関するクラス内分散とクラス間分散の分散比が最大になるように閾値を決定し、前記ラインセンサ画像の各画素について前記閾値未満の画素を黒部とし前記閾値以上の画素を白部とする二値化処理を施して判別分析二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
前記判別分析二値化ラインセンサ画像の左上から右下まで白部を探索して発見した白部を始点とし、該始点から一番近い白部を任意の半径と角度で探索して発見した最も近い白部と前記始点とを直線で結び点在する縞状白部を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリの線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータを作成する手段と、
前記エッジデータを用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う手段と
を備える
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第3の発明に係る摩耗測定方法は、
トロリ線を撮像するラインセンサからの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成し、
前記ラインセンサ画像の各画素について輝度値が所定の閾値未満の画素を黒部とし所定の閾値以上の画素を白部とする二値化処理を施して二値化ラインセンサ画像を作成し、
前記二値化ラインセンサ画像の左上から右下まで白部を探索して発見した白部を始点とし、該始点から一番近い白部を任意の半径と角度で探索して発見した最も近い白部と前記始点とを直線で結び点在する縞状白部を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成し、
前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成し、
前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリ線の線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータを作成し、
前記エッジデータを用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う
ことを特徴とする。
上記の課題を解決する第4の発明に係る摩耗測定方法は、
トロリ線を撮像するラインセンサからの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成し、
前記ラインセンサ画像における所定の範囲の輝度値を有する画素が集合する画素の塊(以下、クラスという)が、前記ラインセンサ画像が二値化した時に背景部及びパターン領域に関するクラス内分散とクラス間分散の分散比が最大になるように閾値を決定し、前記ラインセンサ画像の各画素について前記閾値未満の画素を黒部とし前記閾値以上の画素を白部とする二値化処理を施して判別分析二値化ラインセンサ画像を作成し、
前記判別分析二値化ラインセンサ画像の左上から右下まで白部を探索して発見した白部を始点とし、該始点から一番近い白部を任意の半径と角度で探索して発見した最も近い白部と前記始点とを直線で結び点在する縞状白部を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成し、
前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成し、
前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリの線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータを作成し、
前記エッジデータを用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う
ことを特徴とする。
本発明によれば、画像処理によりトロリ線の摩耗を測定するための摩耗測定装置及び摩耗測定方法を実現することが可能である。
以下、本発明に係る摩耗測定装置及び摩耗測定方法の実施例について図を用いて説明する。なお、図1は本発明の第1の実施例に係る摩耗測定装置の装置構成を示した図、図2は本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法における摩耗部の幅を求める手順を示した図、図3は本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法における摩耗部の二値化ラインセンサ画像を示した図、図4は本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法における縞状摩耗部の二値化ラインセンサ画像を示した図、図5は本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法の波状摩耗補間処理における扇状フィルタを示した図、図6は本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法におけるエッジデータを示した図、図7は本発明の第2の実施例に係る摩耗測定装置の装置構成を示した図、図8は本発明の第2の実施例に係る摩耗測定方法における摩耗部の幅を求める手順を示した図、図9は本発明の第2の実施例に係る摩耗測定方法におけるヒストグラムの例を示した図、図10は本発明に係る摩耗測定装置とその周辺を示した図である。
はじめに、本発明に係る摩耗測定装置とその周辺について説明する。
図10に示すように、電気鉄道車両(以下、車両という)40は、車両40の屋根上に設置されたパンタグラフ41によりトロリ線42から電力を集電しながら軌道43上を走行している。本発明に係る摩耗測定装置では、撮像手段としてラインセンサ10を用い、照明43には通常の照明を利用する。
ラインセンサ10は車両の屋根上に鉛直上向きを見上げるように設置し、ラインセンサ10の走査線は車両40の進行方向と直交する向きになるようにラインセンサ10を設置して、ラインセンサ10の走査線がトロリ線42を横切るようにする。
そして、ラインセンサ10より得られるラインセンサ10の走査線の輝度信号を計測用PC44において時系列に並べてラインセンサ画像(平面の画像)を作成し、このラインセンサ画像を記憶装置45に保存する。なお、図10中に破線で示す部分は車両40内部に設置されることを意味している。
以下、本発明の第1の実施例に係る摩耗測定装置及び摩耗測定方法について説明する。
はじめに、本実施例に係る摩耗測定装置の構成について説明する。
図1に示すように、本実施例に係る摩耗測定装置は、ラインセンサ10、ラインセンサ画像作成部11、第1メモリ12、第2メモリ13、二値化処理部14、波状摩耗補間処理部15、ノイズ除去処理部16、トロリ線摩耗部エッジ検出部17及びトロリ線摩耗部幅計算部18等により構成されている。
なお、ラインセンサ画像作成部11、二値化処理部14、波状摩耗補間処理部15、ノイズ除去処理部16、トロリ線摩耗部エッジ検出部17及びトロリ線摩耗部幅計算部18における処理の内容については、後述する本実施例に係る摩耗測定方法における、入力したラインセンサ画像を画像処理してパンタグラフ41(図10参照)によるトロリ線42の摩耗部の幅を求める手順について説明する箇所において詳細に説明する。
ラインセンサ10は、ラインセンサ10の走査線の輝度信号をラインセンサ画像作成部11に送信する。ラインセンサ画像作成部11は、輝度信号を基にラインセンサ画像を作成して第1メモリ12に送信する。第1メモリ12は、ラインセンサ画像を記憶しラインセンサ画像を第2メモリ13へ送信する。
第2メモリ13は、パラメータ及びラインセンサ画像を二値化処理部14へ送信する。二値化処理部14は、ラインセンサ画像に二値化処理を施し二値化ラインセンサ画像を作成して第2メモリ13へ送信する。
また、第2メモリ13は、二値化ラインセンサ画像を波状摩耗補間処理部15へ送信する。波状摩耗補間処理部15は、二値化ラインセンサ画像に波状摩耗補間処理を施して補間後二値化ラインセンサ画像を作成して第2メモリ13へ送信する。
また、第2メモリ13は、補間後二値化ラインセンサ画像をノイズ除去処理部16へ送信する。ノイズ除去処理部16は、補間後二値化ラインセンサ画像にノイズ除去処理を施してノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成して第2メモリ13へ送信する。
また、第2メモリ13は、パラメータ及びノイズ除去後二値化ラインセンサ画像をトロリ線摩耗部エッジ検出部17へ送信する。トロリ線摩耗部エッジ検出部17は、ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像にトロリ線摩耗部エッジ検出処理を施しエッジデータを取得して第2メモリ13へ送信する。
また、第2メモリ13は、パラメータ、トロリ線高さデータ及びエッジデータをトロリ線摩耗部幅計算部18へ送信する。トロリ線摩耗部幅計算部18は、トロリ線高さデータ及びエッジデータよりトロリ線摩耗部幅計算を行いトロリ線摩耗部幅データを取得して第2メモリ13へ送信する。
なお、ラインセンサ画像作成部11、第1メモリ12、第2メモリ13、二値化処理部14、波状摩耗補間処理部15、ノイズ除去処理部16、トロリ線摩耗部エッジ検出部17及びトロリ線摩耗部幅計算部18の機能は計測用PC44(図10参照)に担わせるようにしてもよいし、例えば、ラインセンサ画像作成部11及び第1メモリ12等の一部の機能をラインセンサ10に担わせるようにしてもよいし、これら以外の構成としてもよい。
次に、本実施例に係る摩耗測定方法における、入力したラインセンサ画像を画像処理してパンタグラフ41(図10参照)によるトロリ線42の摩耗部(以下、摩耗部という)の幅を求める手順について説明する。
図2に示すように、ステップS1において、ラインセンサ10の走査線の輝度信号を基にラインセンサ画像作成部11においてラインセンサ画像を作成し取得する。
ステップS2において、二値化処理により摩耗部を強調する。トロリ線摩耗部はトロリ線42がパンタグラフ41により削られた部分であるため、摩耗していない部分に比べて強い光沢がある、このためラインセンサ画像上においても摩耗部は背景部と比較して輝度値の異なる帯状の部分として撮影されている。
そこで、帯状に撮影された摩耗部とそのほかの背景部とを切り分けるために所定の閾値を設定し、その閾値を用いて二値化処理部14においてラインセンサ画像に対して二値化処理を施して二値化ラインセンサ画像を作成する。なお、閾値は、第2メモリ13に予め記憶させておき、二値化処理部14は閾値を第2メモリ13からパラメータとして取得するようにしてもよい。
本実施例においては、ラインセンサ画像の各画素について、輝度値が所定の閾値未満の画素を黒とし、所定の閾値以上の画素を白とする二値化処理を施して二値化ラインセンサ画像を作成するものとする。この二値化処理により、二値化ラインセンサ画像において、図3に示すように摩耗部が白部30、背景部が黒部31となるような二値化ラインセンサ画像が構成される。
ステップS3において、二値化ラインセンサ画像に対して波状摩耗補間処理を施す。一般的な摩耗状態のトロリ線42の二値化ラインセンサ画像は図3に示すように光沢のある摩耗部が連続的に作成されるが、波状摩耗状態のトロリ線42の二値化ラインセンサ画像は図4に示すように光沢のある摩耗部が縞状に点在する縞状摩耗部の縞状白部32として作成される。
そこで、波状摩耗補間処理部15において、光沢のある摩耗部が縞状に点在する縞状摩耗部の縞状白部32をつないで1本の白部30(図3参照)となるように波状摩耗補間処理を施して補間後二値化ラインセンサ画像を作成する。
ここで、本実施例に係る摩耗測定方法における波状摩耗補間処理について説明する。
トロリ線42は基本的に直線で構成されているため、縦方向に補間すればいいのだが、車両40自体の振動や軌道43がカーブしている場所などにおいてラインセンサ10でトロリ線42を撮像すると本来直線であるトロリ線42の画像が曲がっていたり、ゆがんで撮像される場合がある。そこで、単純にラインセンサ画像を上から下へ垂直に補間するのではなく、図5に示すような扇状の扇状フィルタを用いた上で補間を行う。
この扇状フィルタは、図5中に示す始点(x1,y1)から半径R及び角度θ(R、θは任意に設定可能)の範囲で、始点(x1,y1)から最も近い白の部分(x2、y2)を探索し、発見された白の部分(x2、y2)と始点(x1,y1)を直線でつなぐ。そして、これを繰り返すことで二値化ラインセンサ画像上に縞状に分布する縞状摩耗部の縞状白部32(図4参照)が1本の白部30(図3参照)として補間される。
なお、図5中の半径rは、始点(x1,y1)から白の部分(x2、y2)までの距離であり、図5中の角度φは、扇状のフィルタの中心線からと始点(x1,y1)から白の部分(x2、y2)とを結ぶ線とのなす角の角度を意味している。
ステップS4において、補間後二値化ラインセンサ画像にノイズ除去処理を施す。ラインセンサ画像から二値化処理により二値化ラインセンサ画像を構成した場合、そのままではトロリ線摩耗部の傷や背景部の状態により細かな点々状のノイズが含まれる場合がある。そこで、ノイズ除去処理部16において、二値化処理の膨張処理及び収縮処理を行いこれらのノイズを除去してノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成する。
ステップS5において、トロリ線摩耗部のエッジ検出を行う。トロリ線摩耗部エッジ検出部17において、ノイズや既存構造物を除去したノイズ除去後二値化ラインセンサ画像上に白部30(図3参照)で表されているトロリ線摩耗部の両側のエッジを検出する。このエッジ検出は、ある走査線について左から探索した場合、背景部の黒部31から摩耗部の白部30へ変化する点が摩耗部左側のエッジ点とし、摩耗部の白部30から背景の黒部31へ変化する点を摩耗部右側のエッジ点として行う。このようなエッジ検出をノイズ除去後二値化ラインセンサ画像の上から下ヘ走査線毎に行うことで図6に示すような1枚の二値化ラインセンサ画像に関するトロリ線摩耗部のエッジデータ33を作成する。
ステップS6において、摩耗部の幅の計算を行う。ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像から検出した摩耗部の両側のエッジデータ33を用いて、トロリ線摩耗部幅計算部18においてラインセンサの1つの走査線上にある両側のエッジ点間距離を摩耗部の幅として計算する。
ここで、本実施例に係る摩耗測定方法におけるトロリ線摩耗部幅計算の方法ついて説明する。
はじめに、ラインセンサ10からトロリ線42までの高さデータ、レンズ焦点距離、センサ幅及びセンサ画素数から、1画素[pix]に対する実寸法[mm]の度合いである画像分解能[mm/pix]を計算する。そして、エッジ点間距離と画像分解能とを乗算することによりトロリ線摩耗部の幅を計算する。
なお、トロリ線摩耗部の幅の計算に用いるラインセンサ10からトロリ線42までの高さデータについては、例えば、上記特許文献2に開示される画像処理によるパンタグラフ動作測定装置等の手段や、それ以外の手段によって得られる高さデータを用いるものとする。また、レンズ焦点距離、センサ幅及びセンサ画素数は、第2メモリ13に予め記憶させておき、トロリ線摩耗部幅計算部18はレンズ焦点距離、センサ幅及びセンサ画素数を第2メモリ13からパラメータとして取得するようにしてもよい。
そして、求めたエッジデータ、トロリ線摩耗部、トロリ線摩耗部の幅の計算に用いたラインセンサ画像及び対応するライン番号を指し示すデータ等を第2メモリ13に送信する。
また、第2メモリ13はこれらのデータを記憶装置45(図10参照)に送信し、記憶装置45はこれらのデータを記憶する。
以上のように、本実施例に係る摩耗測定装置及び摩耗測定方法によれば、非接触の方式であるため高速な運用が可能であり、短期間で長い距離の区間を測定することができる。
また、波状摩耗の存在するトロリ線42においても、正確なトロリ線摩耗幅を求めることができる。
また、装置の構成上、ポイント、エアーセクション、アンカーといった既存構造物から離れた位置にラインセンサ10(図1参照)が設置されているため、従来の回転ローラと光学センサを用いてトロリ線42(図10参照)の厚みを直接計測する方法に比べて既存構造物との衝突を考慮する必要がなく、既存構造物が存在する場所であっても連続的に測定を行うことができる。
また、基本的に全ての区間においてラインセンサ画像の撮像が可能であるため、測定区間でのトロリ線42及びその近傍にある既存構造物の画像データを取得することができる。
また、照明43に特別な照明を使用する必要がなく従来の特別な光源を用いるものに比べコスト的に有利である。
また、従来のレーザ光を使用するような人体への影響を考慮するような取り扱いに困難さがなく、取り扱いが容易である。
また、従来のように摩耗部の反射光を正反射で受ける必要がないため、光源と受光装置間で精密な位置合わせを行う煩わしさがない。
また、波状摩耗の箇所においても二値化ラインセンサ画像に波状摩耗補間処理を施すことによりトロリ線42が抽出されない現象が改善される。
また、記憶装置45にデータとして測定区間のラインセンサ画像が残っているため、トロリ線摩耗として問題があった部分については、その部分のラインセンサ画像を見ることで問題の確認を容易に行うことができる。
以下、本発明の第2の実施例に係る摩耗測定装置及び摩耗測定方法について説明する。
図2にステップS11で示す第1の実施例における二値化処理において、閾値を固定値で決めた場合、撮像時の環境によっては、摩耗部以外が強調されてしまったり、抽出されてしまったり、又は、摩耗部自体が抽出されないといった問題が発生する可能性がある。そこで、本実施例においては、トロリ線42の変位やトロリ線42からの反射光の強さの違いに対応するために判別分析二値化処理を行うこととした。
本実施例に係る摩耗測定装置では、第1の実施例における図1に示す二値化処理部14に替えて、図7に示す判断分析二値化処理部20を用いるものとし、それ以外の構成については第1の実施例に係る摩耗測定装置と同様とする。
また、本実施例に係る摩耗測定方法における摩耗部の幅を求める手順においては、第1の実施例における図2にステップS11で示す二値化処理に替えて、図8にステップS20で示す判断分析二値化処理を行うものとし、それ以外の手順については第1の実施例に係る摩耗測定方法と同様とする。
ここで、本実施例に係る摩耗測定方法における判別分析二値化処理について説明する。
判別分析二値化処理とは、各ラインセンサ画像に応じて閾値を適宜決定する二値化処理方法である。
具体的には、図9に示すように、はじめに、各ラインセンサ画像において横軸に輝度値、縦軸に各画素の個数Nを取ったグラフ(以下、ヒストグラムという)を作成する。次に、このヒストグラムにおいて、2つの所定の範囲の輝度値を有する画素が集合するヒストグラム上の塊(以下、クラスという)を見出す。
図9においては、2つのクラスはそれぞれA,Bで示す範囲の塊である。最後に、ヒストグラム上の2つのクラスを輝度値におけるある閾値で分けたとき、各クラスの分散の平均であるクラス内分散と各クラスの平均の分散であるクラス間分散との比が最大になるように閾値を決定する。
そして、ラインセンサ画像の各画素について決定した閾値未満の画素を黒部31(図3参照)とし決定した閾値以上の画素を白部30とする二値化処理を施して判別分析二値化ラインセンサ画像を作成する。
以上のように、本実施例に係る摩耗測定装置及び摩耗測定方法によれば、第1の実施例に係る摩耗測定装置及び摩耗測定方法による効果に加え、判別分析二値化法を用いることにより、いかなるラインセンサ画像においても比較的良好な閾値を決定して、摩耗部を抽出することができる。
本発明は、例えば、画像処理によるトロリ線の摩耗測定、特に、トロリ線の摩耗部の幅を測定する摩耗測定装置及び摩耗測定方法に利用することが可能である。
本発明の第1の実施例に係る摩耗測定装置の装置構成を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法における摩耗部の幅を求める手順を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法における摩耗部の二値化ラインセンサ画像を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法における縞状摩耗部の二値化ラインセンサ画像を示した図である。 本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法の波状摩耗補間処理における扇状フィルタを示した図である。 本発明の第1の実施例に係る摩耗測定方法におけるエッジデータを示した図である。 本発明の第2の実施例に係る摩耗測定装置の装置構成を示した図である。 本発明の第2の実施例に係る摩耗測定方法における摩耗部の幅を求める手順を示した図である。 本発明の第2の実施例に係る摩耗測定方法におけるヒストグラムの例を示した図である。 本発明に係る摩耗測定装置とその周辺を示した図である。
符号の説明
10 ラインセンサ
11 ラインセンサ画像作成部
12 第1メモリ
13 第2メモリ
14 二値化処理部
15 波状摩耗補間処理部
16 ノイズ除去処理部
17 トロリ線摩耗部エッジ検出部
18 トロリ線摩耗部幅計算部
20 判断分析二値化処理部
30 白部
31 黒部
32 縞状白部
34 エッジデータ
40 車両
41 パンタグラフ
42 トロリ線
43 軌道
44 計測用PC
45 記憶装置

Claims (4)

  1. トロリ線を撮像するラインセンサからの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成する手段と、
    前記ラインセンサ画像の各画素について輝度値が所定の閾値未満の画素を黒部とし所定の閾値以上の画素を白部とする二値化処理を施して二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
    前記二値化ラインセンサ画像の左上から右下まで白部を探索して発見した白部を始点とし、該始点から一番近い白部を任意の半径と角度で探索して発見した最も近い白部と前記始点とを直線で結び点在する縞状白部を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
    前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
    前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリ線の線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータを作成する手段と、
    前記エッジデータを用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う手段と
    を備える
    ことを特徴とする摩耗測定装置。
  2. トロリ線を撮像するラインセンサからの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成する手段と、
    前記ラインセンサ画像における所定の範囲の輝度値を有する画素が集合する画素の塊(以下、クラスという)が、前記ラインセンサ画像が二値化した時に背景部及びパターン領域に関するクラス内分散とクラス間分散の分散比が最大になるように閾値を決定し、前記ラインセンサ画像の各画素について前記閾値未満の画素を黒部とし前記閾値以上の画素を白部とする二値化処理を施して判別分析二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
    前記判別分析二値化ラインセンサ画像の左上から右下まで白部を探索して発見した白部を始点とし、該始点から一番近い白部を任意の半径と角度で探索して発見した最も近い白部と前記始点とを直線で結び点在する縞状白部を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
    前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成する手段と、
    前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリの線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータを作成する手段と、
    前記エッジデータを用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う手段と
    を備える
    ことを特徴とする摩耗測定装置。
  3. トロリ線を撮像するラインセンサからの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成し、
    前記ラインセンサ画像の各画素について輝度値が所定の閾値未満の画素を黒部とし所定の閾値以上の画素を白部とする二値化処理を施して二値化ラインセンサ画像を作成し、
    前記二値化ラインセンサ画像の左上から右下まで白部を探索して発見した白部を始点とし、該始点から一番近い白部を任意の半径と角度で探索して発見した最も近い白部と前記始点とを直線で結び点在する縞状白部を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成し、
    前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成し、
    前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリ線の線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータを作成し、
    前記エッジデータを用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う
    ことを特徴とする摩耗測定方法。
  4. トロリ線を撮像するラインセンサからの輝度信号を基にラインセンサ画像を作成し、
    前記ラインセンサ画像における所定の範囲の輝度値を有する画素が集合する画素の塊(以下、クラスという)が、前記ラインセンサ画像が二値化した時に背景部及びパターン領域に関するクラス内分散とクラス間分散の分散比が最大になるように閾値を決定し、前記ラインセンサ画像の各画素について前記閾値未満の画素を黒部とし前記閾値以上の画素を白部とする二値化処理を施して判別分析二値化ラインセンサ画像を作成し、
    前記判別分析二値化ラインセンサ画像の左上から右下まで白部を探索して発見した白部を始点とし、該始点から一番近い白部を任意の半径と角度で探索して発見した最も近い白部と前記始点とを直線で結び点在する縞状白部を連結して補間後二値化ラインセンサ画像を作成し、
    前記補間後二値化ラインセンサ画像に対してノイズ除去処理を施しノイズ除去後二値化ラインセンサ画像を作成し、
    前記ノイズ除去後二値化ラインセンサ画像において前記トロリの線摩耗部のエッジ検出を行いエッジデータを作成し、
    前記エッジデータを用いトロリ線摩耗部幅の計算を行う
    ことを特徴とする摩耗測定方法。
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