JP2009290571A - コンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

コンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2009290571A
JP2009290571A JP2008141103A JP2008141103A JP2009290571A JP 2009290571 A JP2009290571 A JP 2009290571A JP 2008141103 A JP2008141103 A JP 2008141103A JP 2008141103 A JP2008141103 A JP 2008141103A JP 2009290571 A JP2009290571 A JP 2009290571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
data
distribution
unicast
server device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008141103A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4675396B2 (ja
Inventor
Toshimi Morizumi
俊美 森住
Katsuhiko Kawazoe
雄彦 川添
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2008141103A priority Critical patent/JP4675396B2/ja
Publication of JP2009290571A publication Critical patent/JP2009290571A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4675396B2 publication Critical patent/JP4675396B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】より少ない電波資源やより短い時間でコンテンツを配信することができるコンテンツ配信サーバ装置を提供する。
【解決手段】放送波によりコンテンツを送出するCP10(例えば放送局)と、前記CP10からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置(BM−SC20)と、前記CP10からの放送によるコンテンツの受信および前記BM−SC20との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末(UE30)とを備え、前記BM−SC20は、CP10からのコンテンツを一時期的に蓄積する機能と、UE30から受け取った欠損状況データ(NACK)を解析して配信スケジュールデータを作成する機能と、前記蓄積データをマルチキャスト、ユニキャストにより各々配信し、その開始と終了を制御する機能と、受信データを削除する機能とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送と通信の双方によりコンテンツなどのデータをユーザ端末に配信するコンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体に関する。
従来の放送や通信によるデータ配信は、例えば次のような方式で行われていた。
(a)従来の放送波によるデータ配信(コンテンツ配信)は、あまり精度が高くない一方向通信で行う必要があるため、標準規格(ARIBSTD−B24)に於いて規定されている繰り返し配信(データカルーセル配信)を用いた配信が行われている。しかし、この方式は精度が高くないばかりでなく、電波資源の無駄遣いも多い。
(b)また、高い精度でデータを配信する際には、通信を用いる事が多いが、サーバの計算機資源や通信帯域を節約するためには、1対多通信(マルチキャスト)やエラー訂正(FEC)を併用する方式を必要としたり、極めて高い精度を必要とする場合には、特許文献1、2で示されているような、通信タイミングを明示的にずらす方式の併用を必要とした。
特開平11−219281号公報(特願平10−22421、特許第3518985号) 特開2003−283690号公報(特願2002−80180、特許第3822830号)
前記(a)の繰り返し配信方式は、精度が高くないばかりでなく電波資源の無駄遣いも多い。特に携帯電話のような移動体は、受信状態が変動するので、特に、データ放送のデータ欠落の影響が大きいという問題があった。
また前記(a)の繰り返し配信方式と前記(b)の通信方式を併用したとしても、非常に多数の端末に対してコンテンツを完全に配信するのは長い時間を必要としたり、ユーザが明示的にコンテンツダウンロードを指示し、コンテンツをダウンロードさせたりするという手間を必要としていた。
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、より少ない電波資源やより短い時間でコンテンツを配信することができるコンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
本発明では、一方向通信(放送)と1対多(マルチキャスト)と1対1(ユニキャスト)を切り替えることによって、放送と通信の双方でデータを配信するように構成した。
すなわち、請求項1に記載のコンテンツ配信サーバ装置は、放送波によりコンテンツを送出するコンテンツ発信装置と、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置と、前記コンテンツ発信装置からの放送によるコンテンツの受信および前記コンテンツ配信サーバ装置との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末装置とを備えたシステムにおけるコンテンツ配信サーバ装置であって、前記コンテンツ配信サーバ装置は、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積手段と、前記ユーザ端末装置から、欠損状況データを受け取るデータ受け取り手段と、前記データ受け取り手段により受け取った欠損状況データの内容を解析し、前記ユーザ端末装置に対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成手段と、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをマルチキャストにより配信するマルチキャスト配信手段と、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信手段と、前記コンテンツ発信装置から受信したデータを削除するデータ削除手段と、前記マルチキャスト配信の開始と終了を制御するマルチキャスト配信期間制御手段と、前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御手段とを備えたことを特徴としている。
また請求項2に記載のコンテンツ配信サーバ装置は、放送波によりコンテンツを送出するコンテンツ発信装置と、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置と、前記コンテンツ発信装置からの放送によるコンテンツの受信および前記コンテンツ配信サーバ装置との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末装置とを備えたシステムにおけるコンテンツ配信サーバ装置であって、前記コンテンツ配信サーバ装置は、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積手段と、前記ユーザ端末装置から、欠損状況データを受け取るデータ受け取り手段と、前記データ受け取り手段により受け取った欠損状況データの内容を解析し、前記ユーザ端末装置に対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成手段と、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信手段と、前記コンテンツ発信装置から受信したデータを削除するデータ削除手段と、前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御手段とを備えたことを特徴としている。
また請求項3に記載のコンテンツ配信サーバ装置は、請求項1又は2において、前記配信スケジュールデータ作成手段は、同一欠損部分を持つユーザ端末装置の欠損状況データからデータブロック毎に欠損状況を集計した結果に基づいて配信スケジュールデータを作成し、該配信スケジュールデータを前記ユーザ端末装置に送信することを特徴としている。
また、請求項4に記載のコンテンツ配信方法は、放送波によりコンテンツを送出するコンテンツ発信装置と、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置と、前記コンテンツ発信装置からの放送によるコンテンツの受信および前記コンテンツ配信サーバ装置との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末装置とを備えたシステムにおけるコンテンツ配信方法であって、前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ蓄積手段が、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ受け取り手段が、前記ユーザ端末装置から、欠損状況データを受け取るデータ受け取りステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置の配信スケジュールデータ作成手段が、前記データ受け取りステップにより受け取った欠損状況データの内容を解析し、前記ユーザ端末装置に対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のマルチキャスト配信手段が、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをマルチキャストにより配信するマルチキャスト配信ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のユニキャスト配信手段が、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ削除手段が、前記コンテンツ発信装置から受信したデータを削除するデータ削除ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のマルチキャスト配信期間制御手段が、前記マルチキャスト配信の開始と終了を制御するマルチキャスト配信期間制御ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のユニキャスト配信期間制御手段が、前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御ステップとを備えたことを特徴としている。
また請求項5に記載のコンテンツ配信方法は、放送波によりコンテンツを送出するコンテンツ発信装置と、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置と、前記コンテンツ発信装置からの放送によるコンテンツの受信および前記コンテンツ配信サーバ装置との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末装置とを備えたシステムにおけるコンテンツ配信方法であって、前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ蓄積手段が、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ受け取り手段が、前記ユーザ端末装置から、欠損状況データを受け取るデータ受け取りステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置の配信スケジュールデータ作成手段が、前記データ受け取りステップにより受け取った欠損状況データの内容を解析し、前記ユーザ端末装置に対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のユニキャスト配信手段が、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ削除手段が、前記コンテンツ発信装置から受信したデータを削除するデータ削除ステップと、前記コンテンツ配信サーバ装置のユニキャスト配信期間制御手段が、前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御ステップとを備えたことを特徴としている。
また請求項6に記載のコンテンツ配信方法は、請求項4又は5において、前記配信スケジュールデータ作成ステップは、同一欠損部分を持つユーザ端末装置の欠損状況データからデータブロック毎に欠損状況を集計した結果に基づいて配信スケジュールデータを作成し、該配信スケジュールデータを前記ユーザ端末装置に送信することを特徴としている。
また、請求項7に記載のコンテンツ配信プログラムは、コンピュータを請求項1ないし3のいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのコンテンツ配信プログラムである。
また請求項8に記載の記録媒体は、コンピュータを請求項1ないし3のいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(1)放送と通信の双方でデータを配信することで、同程度の確度の配信をより少ない電波資源でコンテンツを配信することができる。
(2)放送と通信の双方でデータを配信することで、同程度の確度の配信をより少ない計算機資源でコンテンツを配信することができる。
(3)放送と通信の双方でデータを配信することで、配信時のデータ欠損を減少させ、より確度の高いコンテンツの配信が可能となる。
(4)放送と通信の双方でデータを配信することで、従来方式と同程度の確度の配信を短時間で行うことができる。
(5)放送と通信の双方でデータ配信をすることにより、ユーザの端末操作等の手間を省くことができる。
(6)特に受信状態が変動する、ユーザ側の移動端末において、受信状態に最適の配信に切り替えることができるため、効率的なデータ配信が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。
図1は、本発明を携帯端末向けコンテンツ配信システムに適用した実施例における、システム全体の構成とシーケンスを示している。
図1において、10は、放送波によりコンテンツを送出する、本発明のコンテンツ発信装置としてのコンテンツプロバイダであり、例えば放送局から成る。
尚このコンテンツプロバイダ(contents provider)10を、以下CPと称する。
20は、前記CP10からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行う、本発明のコンテンツ配信サーバ装置としてのネットワークサービス事業者のサーバ装置であり、以下BM−SC(Broadcast Multicast Service Center)(通常は移動体キャリアのシステム内又はそれに近いところに設置されるサーバ)と称する。
30は、前記CP10からの放送によるコンテンツの受信および前記BM−SC20との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末であり、例えば携帯電話から成る。尚このユーザ端末30を、以下UE(User Equipment)と称することもある。
前記BM−SC20が有する機能構成を図2に示す。図2において21は、前記CP10からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積手段である。
22は、前記UE(ユーザ端末30)から、欠損状況データ(以下、NACKと称することもある)を受け取るデータ受け取り手段である。
23は、前記データ受け取り手段22により受け取ったNACKの内容を解析し、前記UEに対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成手段である。
24は、前記データ蓄積手段21に蓄積されたデータをマルチキャストにより配信するマルチキャスト配信手段である。
25は、前記データ蓄積手段21に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信手段である。
26は、前記CP10から受信したデータを削除するデータ削除手段である。
27は、前記マルチキャスト配信の開始と終了を制御するマルチキャスト配信期間制御手段である。
28は、前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御手段である。
尚、前記各手段21〜28が実行する8個の機能は各々コンピュータにより実現され、それらを機能#1〜機能#8と称する。
図1中のA〜Nはシーケンス中の各機能ブロックを示し、各機能ブロックA〜Nの動作は次の表1のとおりである。
Figure 2009290571
次に、図1のシーケンスに沿ってシステム全体の動作を説明する。
まず、既存の放送および、本発明を使用する方式において、放送局(CP10)がデータ通信を行う際には、カルーセル配信を行う。カルーセル配信は、放送と同様に放送時刻が決められており、放送開始から一定の時間、放送されている(機能ブロックA)。
このデータカルーセル配信でコンテンツを送信する際には、そのコンテンツをいつくかのパケットに分割して送信を行い、全てのパケットの受信により、配送を完了と見なす方式で、同一のパケットを長時間、配信し続ける事で、1対多通信を実現している。
この放送がされている時間の間に、UE30が全データを受信する事ができると、当該データの受信は完了となるが、データに欠損がある場合には受信が完了とならない。この場合、UE30は、当該データの受信が完了していない事を検出すると、受信すべきデータのうちのどの部分が欠損をしているかを検出し、その欠損部分を予め定められているBM−SC20が具備するサーバに対して通知を行う(機能ブロックB)。
すなわち、UE1〜UE3が放送波を受信して受信できなかったコンテンツ(又はその一部)を、「随時」又は「断続的」にNACKとしてBM−SC20のデータ受け取り手段22に通知する。
ここで、BM−SC20が、機能を果たすためには、まずCP10からコンテンツを受け取る(データ蓄積手段21に蓄積される)必要がある。さらに、CP10がカルーセル伝送方式を用いてデータの放送による配信を実施している必要があり、このどちらかが満たされていない場合には、それらが満たされるのを待ち、処理は実行されない。
この条件が満たされる時に、UE30から、当該コンテンツに対するNACKが送られてくると、BM−SC20は同じ欠損部分を持つ受信機毎に集計を行う(機能ブロックC)。また、1つのUE(UE1〜UE3のいずれか1つ)が複数の欠損を通知してきた場合には、それぞれ個別に集計を行う。(つまり、複数の欠損があるUEは、複数の登録が成される。)
これにより、おなじ欠損を持つUEのグルーピングが完了し、その結果を踏まえ、その欠損部分毎のマルチキャスト配信の時刻とその受信方法、およびユニキャスト配信の時刻とその取得方法を配信スケジュールデータとして作成し(配信スケジュールデータ作成手段23)、該配信スケジュールデータを各UEに対して通知を行う(機能ブロックD)。
ここで、前記機能ブロックCにおけるNACKの集計方法の一例を図10とともに説明する。
図10において、a,b,c…r,s,tは論理的に区切られたデータブロックである。各ユーザ端末UE1〜UE11で欠損が検出されたブロックを黒で表しており、11台のユーザ端末UE1〜UE11で一通りのデータ送出(NSCK通知)が終わった段階での状況を示している。
本発明の請求項3、6の集計方式では、データブロック毎に欠損状況を集計するものであり、
データbの欠損…ユーザ端末UE1,UE3,UE4,UE6,UE7,UE10
データcの欠損…ユーザ端末UE1,UE2,UE3,UE6,UE7,UE10,UE11
データdの欠損…ユーザ端末UE1,UE2,UE3,UE6,UE7,UE10



(以下同様)
のように集計される。
したがって、例えば再配信時刻がそれぞれ、Ta,Tb,Tc,Td,Te…Ts,Ttとされる場合、ユーザ端末UE1には、Tb,Tc,Td,Tn,To,Tpという配信スケジュールデータを、ユーザ端末UE2には、Tc,Td,Tn,To,Tpという配信スケジュールデータを各々渡すことになる。
なお、このNACKに関する処理は、放送によるデータ通信完了時以外にも、マルチキャスト通信の終了時にも同様に実施されるもので、その処理の内容は、NACKに含まれる情報として、放送による配信に対するNACKか通信に対するNACKかを示す識別子を除いて、同等である。また、マルチキャストによる配信を実施するか、ユニキャストによる配信を実施するかは、BM−SC運用者の運用ポリシーにより定める事が可能で、マルチキャストによる配信を実施せずに、放送による配信の後のNACKを受け取り、すぐにユニキャストによる配信のための配信時刻と受信方法を通知し、ユニキャストによる配信に移行する事もできる。
例えばNACKが一定数より多い場合には、CP10からのデータカルーセル配信を続ける。また、NACKが一定数よりも下回ると、同一の欠損部分を持つUEをグルーピングし、その欠損部分を通信により配信する時間をCBS[CellBroadcastService]方式でそのグループ毎にBMC[Broadcast Multicast Contorol]形式でUE30に通知する(機能ブロックD)。
また、BM−SC20のマルチキャストやユニキャストによる配信スケジュールを定める、データ受け取り手段22および配信スケジュール作成手段23は、受信するNACKの件数により、マルチキャストによる配信時刻を縮めたり、伸ばしたり、マルチキャストによる配信を終了し、ユニキャストによる配信に遷移させるかを決定するアルゴリズムを有しており、それらに伴い配信スケジュールデータを作成する。
そしてBM−SC20が発出する配信スケジュールデータを受信したUE30は、そのスケジュールデータに従い、指定された時刻に指定された方法でサーバ(BM−SC20)にアクセスを行い、データの受信を行い、欠損しているデータを補完する事により、データの蓄積が完了する。
すなわち、BM−SC20からMBMS[Multimedia Broadcast/Multicast Service]方式で配信を開始し(マルチキャスト配信手段24;機能ブロックE)、各UEは事前に配信されたBMCにより自端末内で欠損しているコンテンツの通信時間となった際に、MBMSにJoin(接続)し(機能ブロックF)、コンテンツの欠損部分を通信手段により補完する。
通信による配信を受信した後でも欠損が検出された場合(機能ブロックG)には、さらにNACKを通知し(機能ブロックH)、NACKが一定数を下回るまで、前記機能ブロックC〜Hの行程を繰り返す(機能ブロックI)。
そしてデータ欠損状況の検出(機能ブロックJ)およびデータ欠損状況のアップロード(機能ブロックK)を行った後、NACKが一定数を下回った場合、配信スケジュールデータ作成手段23が、欠損を検出したUEの欠損部分別のユニキャストグループ(ユニキャスト配信すべき端末リスト)を生成する(機能ブロックL)。
次にユニキャスト(http)を用いたpull型の通信を実施する旨のBMCをUE30に通知し(機能ブロックM)、各UEからのリクエストに従いユニキャストによるコンテンツの送信を行う(ユニキャスト配信手段25;機能ブロックN)。
なお、指定時刻、指定方法以外にBM−SC20に受信機がアクセスした場合は、全て接続が拒否される。また、放送局(CP10)からコンテンツをBM−SC20が受け取る際に、当該コンテンツをBM−SC20が一時的に蓄積していてもよい期限や、配信してもよい期限を設定されている際には、その時刻に達した時点で、配信の終了処理や、データ蓄積手段21に蓄積されているデータの削除処理を行う(データ削除手段26)。
次に図1のシステムの各部の処理の詳細を図3〜図9のフローチャート1、2、3−1、3−2、4−1、4−2、5とともに説明する。
尚図3〜図9の各フローチャート1、2、3−1、3−2、4−1、4−2、5と図1の各機能ブロックA〜Nは、次の表2のように対応している。
Figure 2009290571
図3のフローチャート1はCP10(放送局)(図1の機能ブロックA)の処理の流れを示している。
まずステップS101において、配信するデータがあるか否かを判定し、ある場合はステップS102において配信中のデータの配信残り時間が残っているかどうかを調べる。
前記時間が残っている場合は、配信残り時間があるデータを放送波で配信し、残っていない場合は、ステップS104において残り時間がゼロになったデータの配信を終了し、ステップS105において当該データを通信による配信システム(BM−SC20)に送信する。
図4のフローチャート2は、マルチキャスト、ユニキャストの双方に必要な制御を表し、BM−SC20の機能#1、#2、#3、#6(図1の機能ブロックB,C,D,H,G,K,L,M)の処理の流れを示している。
まずステップS201において、放送局からデータ受信要求があるか否かを判定し、ある場合はステップS202においてデータを受信し、識別子と共にデータ蓄積手段21に格納し、ステップS201に戻る。
データ受信要求がない場合は、NACKの受信要求があるか否かを調べ(ステップS203)、ある場合はNACKを受信し(ステップS204)、そのNACKが放送に対するものかどうかを判定する(ステップS205)。
NACKが放送に対するものである場合は、ステップS206においてNACKを識別子毎に集計し、配信者リスト1を生成した後、ステップS201に戻る。
NACKが放送に対するものではない場合は、NACKがマルチキャストに対するものかどうかを判定し(ステップS207)、マルチキャストに対するものである場合はステップS208においてNACKを識別子毎に集計し、配信者リスト2を生成した後、ステップS201に戻る。
NACKがマルチキャストに対するものではない場合はステップS209において無効なNACKを通知した後、ステップS201に戻る。
前記ステップS203においてNACKの受信要求がないと判定された場合は、ステップS210においてスケジュール配信時刻であるか否かを判定する。
配信時刻である場合は、ステップS211において識別子毎の配信者リスト1に従ってマルチキャスト配信スケジュールをUEに送信し、ステップS212において識別子毎の配信者リスト2に従ってユニキャスト配信スケジュールをUEに送信した後、ステップS201に戻る。
またスケジュール配信時刻ではない場合は、ステップS213においてCP10(放送局)から受信したデータの削除時刻になったか否かを判定する。
データの削除時刻になった場合は、配信者リスト1、配信者リスト2および当該コンテンツを削除し(ステップS214〜S216)、ステップS217において全パラメータ・フラグを初期化した後、ステップS201に戻る。
図5のフローチャート3−1は、マルチキャスト配信の開始/終了制御を表し、BM−SC20の機能#7(図1の機能ブロックE)の処理の流れを示している。
まずステップS301において、配信するデータを受け取っているか否かを判定し、受け取っている場合はステップS302において当該データの配信リスト1が作成されているか否かを判定する。
配信リスト1が作成されている場合は、ステップS303において当該データの配信スケジュールが決まっているか否かを判定し、決まっていない場合はステップS304において、データサイズから配信スケジュール(配信時刻)を算出し、配信スケジュールを決定した後、ステップS301に戻る。
データの配信スケジュールが決まっている場合は、ステップS305においてデータの配信スケジュールの配信が終わっているか否かを判定し、終わっている場合はステップS306においてデータのマルチキャスト配信開始時刻になったか否かを判定する。
配信開始時刻である場合は、データのマルチキャスト配信フラグMCを1にし(ステップS307)、ステップS308においてデータのマルチキャスト配信終了時刻か否かを判定し、配信終了時刻である場合はステップS309においてデータのマルチキャスト配信フラグMCを−1にした後、ステップS301に戻る。
図6のフローチャート3−2は、マルチキャストによる通信を表し、BM−SC20の機能#4(図1の機能ブロックE、F)の処理の流れを示している。
まずステップS401においてマルチキャスト配信への接続要求があるか否かを判定し、ある場合はステップS402においてその要求が正しい接続要求であるか否かを判定し、正しい場合はステップS403において配信者リスト1の中にそのユーザがあるか否かを判定する。
ユーザがある場合は、ステップS404において、マルチキャスト配信用の鍵交換を行い、接続要求を受け付けた後、ステップS401に戻る。
前記ステップS402において正しい接続要求ではないと判定された場合と、ステップ403において配信者リスト1の中にそのユーザがないと判定された場合は、ステップS405において接続要求拒否を通知した後、ステップS401に戻る。
前記ステップS401において接続要求がないと判定された場合は、ステップS406においてデータ配信フラグMCが1となった通信があるか否かを判定する。
その通信があると判定された場合は、当該コンテンツの配信を終了し(ステップS407)、データ配信フラグMCを0にし(ステップS408)、データのユニキャスト状態遷移フラグUMを1にし(ステップS409)、該データの配信者リスト1を削除し(ステップS410)、その後ステップS401に戻る。
前記ステップS406においてデータ配信フラグMCが−1となった通信がないと判定された場合、ステップS411においてデータ配信フラグMCが1のデータがあるか否かを判定する。
データ配信フラグMCが−1となった通信がある場合は、ステップS412において当該コンテンツの配信を開始した後、ステップS413において全データの送信を確認する。全データを送信した場合は、送信を終了し(ステップSS414)、配信者リスト2を参照し(ステップS415)、リスト2の総数(又は割合)が閾値を下回ったか否かを判定する(ステップS416)。
リスト2の総数(又は割合)が閾値を下回った場合は、データのユニキャスト状態遷移フラグUMを1にし(ステップS417)、データ配信フラグMCを0にし(ステップS418)、該データの配信者リスト1を削除し(ステップS419)、その後ステップS401に戻る。
またリスト2の総数(又は割合)が閾値を下回っていない場合は、ステップS420において配信者リスト1を配信者リスト2で上書きし、その後ステップS401に戻る。
図7のフローチャート4−1は、ユニキャスト配信の開始/終了制御を表し、BM−SC20の機能#8(図1の機能ブロックN)の処理の流れを示している。
まずステップS501において、配信するデータを受け取っているか否かを判定し、受け取っている場合はステップS502において当該データの配信リスト2が作成されているか否かを判定する。
配信リスト2が作成されている場合は、ステップS503において当該データの配信スケジュールが決まっているか否かを判定し、決まっていない場合はステップS504において、データサイズから配信スケジュール(配信時刻)を算出し、配信スケジュールを決定した後、ステップS501に戻る。
データの配信スケジュールが決まっている場合は、ステップS505においてデータの配信スケジュールの配信が終わっているか否かを判定し、終わっている場合はステップS506においてデータのユニキャスト配信開始時刻になったか否かを判定する。
配信開始時刻である場合は、データのユニキャスト配信フラグUCを1にし(ステップS507)、ステップS508においてデータのユニキャスト配信終了時刻か否かを判定し、配信終了時刻である場合はステップS509においてデータのユニキャスト配信フラグUCを0にした後、ステップ5301に戻る。
またデータのユニキャスト配信開始時刻になっていない場合は、ステップS510において状態遷移フラグUMが1か否かを判定し、UM1である場合はステップS507へ進み、UM1ではない場合はステップS508へ進む。
図8のフローチャート4−2は、ユニキャスト通信処理を表し、BM−SC20の機能#5(図1の機能ブロックN)の処理の流れを示している。
まずステップS601においてユニキャストによるコンテンツ取得要求があるか否かを判定し、ある場合はステップS602においてその要求は正しいか否かを判定する。
要求が正しい場合はステップS603において当該コンテンツのユニキャスト配信フラグUCが1か否かを判定し、1である場合はステップS604において配信者リスト2の中にそのユーザが含まれているか否かを判定する。
ユーザが含まれている場合はステップS605においてコンテンツ要求元に対して対応したコンテンツの転送を開始し、その後ステップS601に戻る。
また前記ステップS602〜S604の各判定結果がNOの場合は、ステップS606においてコンテンツ取得要求を拒否し、その後ステップS601に戻る。
またユニキャストによるコンテンツ取得要求がない場合は、ステップS607においてコンテンツの転送が終了したセッションがあるか否かを判定し、ある場合はステップS608において配信者リスト2の中にそのユーザが含まれているか否かを判定する。
ユーザが含まれていない場合はステップS601に戻り、含まれている場合はステップS609において配信者リスト2から当該ユーザの情報を削除し、その後ステップS601に戻る。
またステップS607において、終了したセッションがないと判定された場合はステップS610においてコンテンツ配信終了時刻が過ぎたコンテンツがあるか否かを判定する。
終了時刻を過ぎたコンテンツがない場合はステップS601に戻り、ある場合はステップS611においてデータのユニキャスト配信フラグUCを0にし、その後ステップS601に戻る。
図9のフローチャート5は、受信側のフローチャートであり、BM−SC20の機能#1およびUE(図1の機能ブロックG,J,F,N,D,M,B,H,K)の処理の流れを示している。
まずBM−SC20側では、ステップS701において放送によるデータ配信があるか否かを判定し、ある場合はそのデータを受信して(ステップS702)、データ蓄積手段21に蓄積する(ステップS703)。これらデータの受信および蓄積は、ステップS704の判定においてUE(ユーザ端末30)からのNACK通知信号を受信するまで繰り返される。
次にUE側では、ステップS705において放送によるデータに欠損部分があるか否かを判定し、ある場合は該欠損部分の識別子をNACKとしてBM−SC20へ通知し(ステップS706)、その後ステップS701に戻る。
次にステップS701の判定結果がNOである場合、UE側ではステップS707において、BM−SC20からの通信スケジュールを受信したか否かを判定し、受信した場合は受信処理時刻と受信方法を記憶し(ステップS708)、その後ステップS701に戻る。
通信スケジュールを受信していない場合は、ステップS709においてスケジュールに記された時刻になったか否かを判定し、その時刻になった場合は、ステップS710においてNSCK通知時刻か否かを判定する。
NACK通知時刻である場合はステップS711においてデータに欠損部分があるか否かを判定し、欠損部分がなければステップS701に戻り、欠損部分がある場合はステップS712において欠損部分の識別子をNACKとして通知し、その後ステップS701に戻る。
前記ステップS710の判定においてNACK通知時刻ではない場合は、ステップS713においてマルチキャスト配信の受信時刻か否かを判定し、受信時刻である場合はステップS714においてJoin(接続要求)を通知する。
そしてステップS715の判定によりデータの配信がはじまったことを条件にステップS716においてデータを受信して蓄積し、その後ステップS701に戻る。
前記ステップS713の判定結果がマルチキャスト配信の受信時刻ではない場合は、ステップS717においてユニキャスト配信の受信時刻か否かを判定する。
ユニキャスト配信受信時刻である場合は、HTTPでリクエストし(ステップS718)、データを受信して蓄積し(ステップS719)、その後ステップS701に戻る。
尚、前記実施例では、配信の流れとして、ブロードキャスト→マルチキャスト→ユニキャストの流れで運用していたが、表1の機能ブロックEの補足説明でも記述したとおり、マルチキャスト配信に割当てる時刻を定めなければ、ブロードキャスト→ユニキャストという運用も可能である。
この場合、請求項2、5の実施形態として、図2のマルチキャスト配信手段24(機能#4)およびマルチキャスト配信期間制御手段27(機能#7)を削除し、図1のシーケンスから機能ブロックC〜機能ブロックKを削除した構成とする。
また、本実施形態のコンテンツ配信サーバ装置における各手段の一部もしくは全部の機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、本実施形態のコンテンツ配信方法における手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその機能を実現するためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えばFD(Floppy(登録商標) Disk)や、MO(Magneto−Optical disk)、ROM(Read Only Memory)、メモリカード、CD(Compact Disk)−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)−ROM、CD−R、CD−RW、BLu−ray Disk(登録商標)、HDD,リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。
本発明の一実施形態例を示すシステムの構成図。 本発明の一実施形態例の要部構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態例における放送局側の処理を示すフローチャート。 本発明の一実施形態例におけるマルチキャスト、ユニキャストの双方に必要な制御の処理の流れを示すフローチャート。 本発明の一実施形態例におけるマルチキャスト配信の開始/終了制御の処理の流れを示すフローチャート。 本発明の一実施形態例におけるマルチキャスト配信の処理の流れを示すフローチャート。 本発明の一実施形態例におけるユニキャスト配信の開始/終了制御の処理の流れを示すフローチャート。 本発明の一実施形態例におけるユニキャスト配信の処理の流れを示すフローチャート。 本発明の一実施形態例における受信側の処理の流れを示すフローチャート。 本発明の一実施形態例における欠損状況データの集計方法の一例を示す説明図。
符号の説明
10…コンテンツプロバイダ(CP)、20…ネットワークサービス事業者のサーバ装置(BM−SC)、21…データ蓄積手段、22…データ受け取り手段、23…配信スケジュールデータ作成手段、24…マルチキャスト配信手段、25…ユニキャスト配信手段、26…データ削除手段、27…マルチキャスト配信期間制御手段、28…ユニキャスト配信期間制御手段、30…ユーザ端末(UE)。

Claims (8)

  1. 放送波によりコンテンツを送出するコンテンツ発信装置と、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置と、前記コンテンツ発信装置からの放送によるコンテンツの受信および前記コンテンツ配信サーバ装置との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末装置とを備えたシステムにおけるコンテンツ配信サーバ装置であって、
    前記コンテンツ配信サーバ装置は、
    前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積手段と、
    前記ユーザ端末装置から、欠損状況データを受け取るデータ受け取り手段と、
    前記データ受け取り手段により受け取った欠損状況データの内容を解析し、前記ユーザ端末装置に対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成手段と、
    前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをマルチキャストにより配信するマルチキャスト配信手段と、
    前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信手段と、
    前記コンテンツ発信装置から受信したデータを削除するデータ削除手段と、
    前記マルチキャスト配信の開始と終了を制御するマルチキャスト配信期間制御手段と、
    前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信サーバ装置。
  2. 放送波によりコンテンツを送出するコンテンツ発信装置と、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置と、前記コンテンツ発信装置からの放送によるコンテンツの受信および前記コンテンツ配信サーバ装置との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末装置とを備えたシステムにおけるコンテンツ配信サーバ装置であって、
    前記コンテンツ配信サーバ装置は、
    前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積手段と、
    前記ユーザ端末装置から、欠損状況データを受け取るデータ受け取り手段と、
    前記データ受け取り手段により受け取った欠損状況データの内容を解析し、前記ユーザ端末装置に対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成手段と、
    前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信手段と、
    前記コンテンツ発信装置から受信したデータを削除するデータ削除手段と、
    前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信サーバ装置。
  3. 前記配信スケジュールデータ作成手段は、同一欠損部分を持つユーザ端末装置の欠損状況データからデータブロック毎に欠損状況を集計した結果に基づいて配信スケジュールデータを作成し、該配信スケジュールデータを前記ユーザ端末装置に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ配信サーバ装置。
  4. 放送波によりコンテンツを送出するコンテンツ発信装置と、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置と、前記コンテンツ発信装置からの放送によるコンテンツの受信および前記コンテンツ配信サーバ装置との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末装置とを備えたシステムにおけるコンテンツ配信方法であって、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ蓄積手段が、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ受け取り手段が、前記ユーザ端末装置から、欠損状況データを受け取るデータ受け取りステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置の配信スケジュールデータ作成手段が、前記データ受け取りステップにより受け取った欠損状況データの内容を解析し、前記ユーザ端末装置に対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のマルチキャスト配信手段が、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをマルチキャストにより配信するマルチキャスト配信ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のユニキャスト配信手段が、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ削除手段が、前記コンテンツ発信装置から受信したデータを削除するデータ削除ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のマルチキャスト配信期間制御手段が、前記マルチキャスト配信の開始と終了を制御するマルチキャスト配信期間制御ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のユニキャスト配信期間制御手段が、前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御ステップと
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  5. 放送波によりコンテンツを送出するコンテンツ発信装置と、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信するとともに、通信回線を介してデータの送受信を行うコンテンツ配信サーバ装置と、前記コンテンツ発信装置からの放送によるコンテンツの受信および前記コンテンツ配信サーバ装置との間で通信によるデータの送受信を可能とするユーザ端末装置とを備えたシステムにおけるコンテンツ配信方法であって、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ蓄積手段が、前記コンテンツ発信装置からのコンテンツを受信して一時期的に蓄積するデータ蓄積ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ受け取り手段が、前記ユーザ端末装置から、欠損状況データを受け取るデータ受け取りステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置の配信スケジュールデータ作成手段が、前記データ受け取りステップにより受け取った欠損状況データの内容を解析し、前記ユーザ端末装置に対する通信手段と通信時刻のスケジューリングを行う配信スケジュールデータ作成ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のユニキャスト配信手段が、前記データ蓄積手段に蓄積されたデータをユニキャストにより配信するユニキャスト配信ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のデータ削除手段が、前記コンテンツ発信装置から受信したデータを削除するデータ削除ステップと、
    前記コンテンツ配信サーバ装置のユニキャスト配信期間制御手段が、前記ユニキャスト配信の開始と終了を制御するユニキャスト配信期間制御ステップと
    を備えたことを特徴とするコンテンツ配信方法。
  6. 前記配信スケジュールデータ作成ステップは、同一欠損部分を持つユーザ端末装置の欠損状況データからデータブロック毎に欠損状況を集計した結果に基づいて配信スケジュールデータを作成し、該配信スケジュールデータを前記ユーザ端末装置に送信することを特徴とする請求項4又は5に記載のコンテンツ配信方法。
  7. コンピュータを請求項1ないし3のいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのコンテンツ配信プログラム。
  8. コンピュータを請求項1ないし3のいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのコンテンツ配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2008141103A 2008-05-29 2008-05-29 コンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Active JP4675396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141103A JP4675396B2 (ja) 2008-05-29 2008-05-29 コンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141103A JP4675396B2 (ja) 2008-05-29 2008-05-29 コンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009290571A true JP2009290571A (ja) 2009-12-10
JP4675396B2 JP4675396B2 (ja) 2011-04-20

Family

ID=41459333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008141103A Active JP4675396B2 (ja) 2008-05-29 2008-05-29 コンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4675396B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109456A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Ntt Docomo Inc 通信放送連携システム
JP2011188301A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信制御システム、通信制御方法、通信制御プログラム
WO2016199548A1 (ja) * 2015-06-09 2016-12-15 ソニー株式会社 サーバ装置、通信装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2017092581A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 住友電気工業株式会社 ゲートウェイ装置、放送受信装置、放送中継方法、放送受信方法、放送中継プログラムおよび放送受信プログラム
JP2020113853A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 沖電気工業株式会社 放送装置
WO2021186755A1 (ja) * 2020-03-17 2021-09-23 ソニーグループ株式会社 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10336089A (ja) * 1997-04-02 1998-12-18 Fujitsu Ltd 情報配送システム
JPH1168686A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Toyota Motor Corp 車両用放送受信システム
JP2001337882A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Sony Corp 情報配信方法、情報配信システム、情報配信装置および通信端末
JP2002123446A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Star Alpha Kk コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びコンテンツ配信プログラムが記憶された記憶媒体
JP2002237813A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Mobile Contents Fund:Kk 情報配信システム及びデータ通信端末
JP2002290357A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Clarion Co Ltd デジタル放送における再放送信号の配信システムおよび配信方法並びに配信管理システム
JP2003258889A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 帯域保証通信サービスにおける情報伝送の帯域幅と時間の予約方法及びその通信システム並びにプログラム
JP2004349932A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Nec Corp デジタル放送の補完視聴サービスサーバ、携帯受信機、及びデジタル放送補完視聴サービス方式
JP2005130082A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Canon Inc コンテンツ取得システム
JP2006165915A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Kddi Corp データ放送装置、端末およびデータ放送システム
JP2008011259A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Kyocera Corp 無線通信システム、無線基地局装置、無線通信装置及び無線通信方法
JP2008533809A (ja) * 2005-03-10 2008-08-21 トムソン ライセンシング ハイブリッド型メッシュ・ルーティング・プロトコル

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10336089A (ja) * 1997-04-02 1998-12-18 Fujitsu Ltd 情報配送システム
JPH1168686A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Toyota Motor Corp 車両用放送受信システム
JP2001337882A (ja) * 2000-05-25 2001-12-07 Sony Corp 情報配信方法、情報配信システム、情報配信装置および通信端末
JP2002123446A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Star Alpha Kk コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びコンテンツ配信プログラムが記憶された記憶媒体
JP2002237813A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Mobile Contents Fund:Kk 情報配信システム及びデータ通信端末
JP2002290357A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Clarion Co Ltd デジタル放送における再放送信号の配信システムおよび配信方法並びに配信管理システム
JP2003258889A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Telecommunication Advancement Organization Of Japan 帯域保証通信サービスにおける情報伝送の帯域幅と時間の予約方法及びその通信システム並びにプログラム
JP2004349932A (ja) * 2003-05-21 2004-12-09 Nec Corp デジタル放送の補完視聴サービスサーバ、携帯受信機、及びデジタル放送補完視聴サービス方式
JP2005130082A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Canon Inc コンテンツ取得システム
JP2006165915A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Kddi Corp データ放送装置、端末およびデータ放送システム
JP2008533809A (ja) * 2005-03-10 2008-08-21 トムソン ライセンシング ハイブリッド型メッシュ・ルーティング・プロトコル
JP2008011259A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Kyocera Corp 無線通信システム、無線基地局装置、無線通信装置及び無線通信方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011109456A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Ntt Docomo Inc 通信放送連携システム
JP2011188301A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信制御システム、通信制御方法、通信制御プログラム
WO2016199548A1 (ja) * 2015-06-09 2016-12-15 ソニー株式会社 サーバ装置、通信装置、方法及びコンピュータプログラム
JPWO2016199548A1 (ja) * 2015-06-09 2018-03-29 ソニー株式会社 サーバ装置、通信装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2017092581A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 住友電気工業株式会社 ゲートウェイ装置、放送受信装置、放送中継方法、放送受信方法、放送中継プログラムおよび放送受信プログラム
JP2020113853A (ja) * 2019-01-09 2020-07-27 沖電気工業株式会社 放送装置
JP7225807B2 (ja) 2019-01-09 2023-02-21 沖電気工業株式会社 放送装置
WO2021186755A1 (ja) * 2020-03-17 2021-09-23 ソニーグループ株式会社 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4675396B2 (ja) 2011-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4675396B2 (ja) コンテンツ配信サーバ装置、コンテンツ配信方法、コンテンツ配信プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
CN110049450B (zh) 单小区的点对多点传输的方法
KR102261243B1 (ko) 멀티캐스트 서비스 판독 및 송신 방법, 및 관련 장치
CN110366199B (zh) 一种事件监控方法及装置
CN107623937B (zh) 发送和接收***消息的方法、基站和用户设备
US20180103453A1 (en) Scheduling of Software Package Transmissions on a Multimedia Broadcast Multicast Service Channel
EP2188946B1 (en) Technique for controlling content distributions in point-to-multipoint-enabled network environments
CN109151997B (zh) 寻呼消息的发送方法、装置及存储介质
US9226266B2 (en) Method for determining delay parameters for user data flow synchronization for eMBMS
TW200307474A (en) Method and system for reducing message instances
CN102421066B (zh) 多媒体广播组播业务计数方法及***
KR20160022352A (ko) 서비스에 대한 다수의 flute(file delivery over unidirectional transport) 프로토콜 세션들
CN104469691A (zh) 一种组通信方法、设备及***
CN101931875A (zh) 一种业务控制信息的发送、接收方法及其***
WO2017124802A1 (zh) 多媒体广播多播业务的发送处理方法及装置
WO2015032052A1 (zh) 基站及组播数据发送处理方法
CN104704895A (zh) 用于m2m和mtc通信的广播/多播的使用
CN101873528A (zh) 多播控制信道发送方法及设备、接收方法及设备
EP3262841A1 (en) Availability start time adjustment by device for dash over broadcast
CN104782078A (zh) 用于执行文件修复过程的用户设备节点、服务器节点以及在此类节点中执行的方法
EP3443789B1 (en) Checking capacity for a multimedia session
WO2018233313A1 (zh) 一种无线接入网络中用户面选择方法、装置及***
CN112714400B (zh) 基于mbms的处理方法、装置、相关设备及存储介质
WO2018100687A1 (ja) エッジデバイスの制御方法、IoTハブ及び記憶媒体
CN101715168A (zh) 计费***、计费信息产生设备和方法及记录其程序的介质

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4675396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350