JP2009287610A - ベルト伝動用歯付プーリ - Google Patents

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喜隆 佐藤
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H55/00Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
    • F16H55/02Toothed members; Worms
    • F16H55/17Toothed wheels
    • F16H55/171Toothed belt pulleys

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Abstract

【課題】軽量であるとともに十分な精度と強度を備えた簡略な構成のベルト伝動用の歯付プーリを提供する。
【解決手段】環状の鋼材の外周面にホブ加工によりプーリ歯12Tを形成して歯付リム部12とする、歯付リム部12に熱処理を施し歯部の硬度を高める。薄板鉄板にプレス加工を施すことにより、ボス部13、リム装着部14、ウェブ部15、フランジ部16を備えたディスク部11を一体成形する。リム装着部14の外周部に歯付リム部12を圧入して、ディスク部11と歯付リム部12とを一体化し、歯付プーリ10を得る。
【選択図】図2

Description

本発明は、歯付ベルトを用いた伝動装置の歯付プーリに関し、特に自動二輪車等における車両駆動用動力などの大きな動力を伝達するための歯付プーリに関する。
後輪駆動にベルト伝動を用いた量産型の自動二輪車においては、多くの場合、後輪の歯付プーリにアルミダイカストを用いるとともに、歯部に硬質クロム処理などの硬質表面処理を施し、軽量化とともにプーリ歯の強度の強化を図っている。また、一部の機種では、プレス成型により歯形が形成されたステンレス製リムをステンレス製のボスに接合した歯付プーリが用いられる。更に、鋼板からなるウェブの外縁部に射出成形による合成樹脂製の歯付リムを埋込み固定した構成も提案されている(特許文献1)。
特開昭60−208669号公報
しかし、従来技術では、その製造方法から歯形の精度が十分に得られず、プーリ歯形の公差を大きく取る必要がある。しかし、公差を広げると騒音や振動の発生を誘発するとともに、ベルトやプーリの摩耗を早め、耐久性を低下させるという問題がある。また、合成樹脂製の歯は強度において劣る。一方、硬質表面処理が施されたアルミやステンレス製のプーリ歯では、通常の使用においては十分な強度と言えるが、小石やダストが多い環境ではその強度が十分と言えない。
本発明は、軽量であるとともに高精度および十分な強度を備えた簡略な構成のベルト伝動用の歯付プーリを提供することを目的としている。
本発明のベルト伝動用歯付プーリは、歯付ベルトを用いて車両動力を伝達するためのベルト伝動用歯付プーリであって、プーリ歯が設けられた歯付リム部と、シャフトに装着されるボス部と歯付リム部を装着するリム装着部とボス部とリム装着部とを連絡するウェブ部と歯付ベルトの位置ズレを防止するフランジ部とが一体成形されたディスク部とを備え、歯付リム部がディスク部よりも硬質な材料から形成されたことを特徴としている。
歯付リム部をリム装着部に圧入して、歯付リム部とディスク部とを一体化する構成とすることにより、簡略な作業で歯付リム部をディスク部に取り付けることができる。
歯付リム部に鋼材を用いるとともに、硬度を高めるための熱処理を施すことにより、プーリ歯に高い耐久性を持たせることができる。また、プーリ歯をホブ加工により成形することにより、プーリ歯形の精度が上げられ、ベルトとプーリの精密な噛み合いが可能になり、騒音の発生を抑制し、耐久性も向上することができる。
ディスク部は、1枚の薄板鉄板からプレス加工により成形されることが好ましく、これにより、簡略な工程でディスク部を一体成型できるとともに、更にディスク部の軽量化が図られる。
以上のように本発明によれば、軽量であるとともに高精度および十分な強度を備えた簡略な構成のベルト伝動用の歯付プーリを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態であるベルト伝動用の歯付プーリの正面図である。また、図2は図1の線分2−2に沿った中央断面図である。
本実施形態の歯付プーリ10は、例えば自動二輪車の後輪に装着され、エンジンからの動力を後輪へと伝達するベルト伝動装置において用いられる。歯付プーリ10は、例えば後輪車軸に装着されるディスク部11と、ディスク部11の外周部に一体的に取り付けられる歯付リム部12(図2において斜線が施された部材)とから構成される。
ディスク部11は、例えばプレス加工により1枚の薄肉鉄板から成形される。より具体的には、ディスク部11の中央部はシャフト(後輪車軸)に取り付けられるボス部13が形成され、外周部は歯付リム部12が取り付けられるリム装着部14が形成される。ボス部13とリム装着部14とはウェブ部15により連絡され、リム装着部14には周縁に沿ってベルトの位置ズレを防止するフランジ部16が形成される。
ボス部13の中央には、シャフト(後輪車軸)が嵌挿されるセンタボア17が形成されるとともに、センタボア17の周りには、シャフトへの締結に用いられるボルト穴18がボア軸Xを中心に複数(例えば4つ)略等間隔で設けられる。ウェブ部15には、軽量化のために複数(例えば5つ)の穴19が形成され、穴19はボア軸Xを中心に周方向沿って略等間隔で配置される。また、ボス部13からウェブ部15にかけた断面形状は、強度を高めるために径方向に沿って所定の形状で湾曲される。
ウェブ部15の外周部に接続するリム装着部14は、ボア軸Xを中心とする円筒形状をなす。すなわち、ディスク部11の断面形状は、ウェブ部15の外縁部においてボア軸X方向に平行となるように屈曲してリム装着部14を形成する。また、リム装着部14においてウェブ部15とは反対側の端部には、円筒周縁に沿ってフランジ部16が設けられる。すなわち、フランジ部16は、円筒形状のリム装着部14から径方向外側に延出し、リム装着部14の円筒面とフランジ部16の円環状の平面は直交する。
一方、歯付リム部12は円環状の鋼材(ディスク部よりも硬質な材料)の外周部にプーリ歯12Tを設けたものであり、その内周面12Sは、リム装着部14の外周面14Sと嵌合する円筒形状を呈する。歯付リム部12は、例えば加熱膨張された後、その一方のプーリ歯の側面がフランジ部16に当接するまでリム装着部14に圧入される。これにより、歯付リム部12はディスク部11と一体化される。
また、図2に示すように、歯付リム部12のボア軸Xに沿った長さ(歯幅)は、リム装着部14のボア軸X方向長さよりも長く、歯付リム部12がリム装着部14に装着されたとき(一方のプーリ歯側面がフランジ部16に当接するとき)、歯付リム部12は、ウェブ部15の面からボア軸Xに沿って突出する。
本実施形態では、歯付リム部12は、ディスク部11に対して内周面12Sとウェブ部15との境界線に沿って、数カ所(例えば4カ所)に渡って溶接(溶接部20)される。このとき、歯付リム部12がウェブ部15の面よりも外側に突出しているため、溶接部20はリムよりも内側に位置することとなり、溶接部20と他の部品等との接触が防止される。
また、歯付リム部12のプーリ歯12Tは、例えば環状の鋼材を同軸的に積み上げ、その外周部をホブ加工することにより高精度で成形される。歯付リム部12は、ホブ加工後に熱処理され、プーリ歯12Tの硬度が高められる。
以上のように、本実施形態によれば、プーリ歯形の公差を小さくすることができるとともに、プーリ歯の強度を十分に高めることができ、騒音の発生を抑え、歯部の耐摩耗性を向上して耐久性を高めることができる。また、ディスク部を薄い鉄板で構成することにより、歯付プーリ全体の軽量化を図ることができる。
更に、本実施形態では、圧入により歯付リム部をディスク部に固定するため、別体として成形された歯付リム部とディスク部とを極めて簡略に一体化することができる。
また本実施形態では、ボス部、ウェブ部、リム装着部、フランジ部が一体的にプレス加工により得られるので、ディスク部の加工が極めて簡素化され、コストが低減される。また、アルミやステンレスなどの材料を使用せず、歯部に対して硬質表面処理を施す必要がないので更にコストを削減することができる。
なお、本実施形態では、歯付リム部にホブ加工された鋼材が用いられ、ティスク部にプレス加工された薄板鉄板が用いられたが、加工法や素材は本実施形態に限定されるものではなく、歯付リム部には、硬質な素材に高精度な歯形成形が行わればよく、ディスク部には、軽量な素材が用いられればよい。
また、本実施形態では、歯付リム部をディスク部に圧入するとともに溶接により補強して両部材を一体化させたが、溶接は省略することも可能であり、圧入に代えてスプライン機構やボルトなどの締結具を用いた方法により両部材を一体化させることも可能であり、これらの方法を組み合わせることも可能である。
本発明の一実施形態である歯付プーリの平面図である。 図1の線分2−2に沿った歯付プーリの中央断面図である。
符号の説明
10 ベルト伝動用歯付プーリ
11 ディスク部
12 歯付リム部
12T プーリ歯
13 ボス部
14 リム装着部
15 ウェブ部
16 フランジ部

Claims (5)

  1. 歯付ベルトを用いて車両動力を伝達するためのベルト伝動用歯付プーリであって、
    プーリ歯が設けられた歯付リム部と、
    シャフトに装着されるボス部と、前記歯付リム部を装着するリム装着部と、前記ボス部とリム装着部とを連絡するウェブ部と、前記歯付ベルトの位置ズレを防止するフランジ部とが一体成形されたディスク部とを備え、
    前記歯付リム部が前記ディスク部よりも硬質な材料から形成される
    ことを特徴とするベルト伝動用歯付プーリ。
  2. 前記歯付リム部が、前記リム装着部へ圧入されて前記ディスク部に装着され一体化されることを特徴とする請求項1に記載のベルト伝動用歯付プーリ。
  3. 前記歯付リム部が鋼材からなるとともに、硬度を高めるための熱処理が施されたことを特徴とする請求項2に記載のベルト伝動用歯付プーリ。
  4. 前記プーリ歯が、ホブ加工により成形されることを特徴とする請求項3に記載のベルト伝動用歯付プーリ。
  5. 前記ディスク部が、1枚の薄板鉄板からプレス加工により成形されたことを特徴とする請求項3に記載のベルト伝動用歯付プーリ。
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