JP2009279185A - 遊技場用景品交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無制限営業を行う遊技場において、新たなサービスを提供することで1回交換営業と同様の計数処理を遊技者に行わせる。
【解決手段】計数装置4がレシートを発行してからPOS端末5が当該レシートを受付けるまでの期間である受付期間が長くなるほど交換率を遊技者にとって有利になるように構成した。遊技により出玉を獲得したが計数することなく遊技を続ける遊技者に対して計数を積極的に促すことができ、遊技場内における貨幣の動きを活性化させることができると共に遊技者の満足度を向上させることができ、しかも、遊技島1内の遊技玉が不足する事態を未然に回避することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技者が獲得した遊技媒体を景品と交換するための遊技場用景品交換装置に関する。
パチンコホールなどの遊技場では、遊技者が獲得した遊技媒体を希望の景品と交換可能な端末機が設置されている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−113445号公報
近年、遊技者へのサービスのため、遊技者が獲得した遊技媒体(出玉)をそのまま遊技に使用することを許可する所謂無制限営業を行う遊技場が多数見受けられる。しかしながら、無制限営業を行う場合には、大当たり1回毎に出玉を計数して交換する所謂1回交換営業と比較して以下のような問題点がある。
1つ目の問題点としては売上金が減少する点が挙げられる。これは、たとえ利益金額が同じであっても売上金額(投資金額)の多いほうが遊技場内における貨幣の動きの活性化及び遊技者の満足度の向上に繋がる(例えば2千円投資して千円の景品交換を行うよりも、2万1千円投資して2万円の景品交換を行う方が遊技者にとっての満足感や達成感が高い)ものであるが、遊技者が無制限営業により出玉を使用すれば、その分、投資金額が減少することになるので、上記した効果を奏し得ないということである。2つ目の問題点としては遊技場が多くの遊技玉を準備する必要がある点が挙げられる。これは、遊技者が出玉を手元に置いとけば、その分、遊技島内の遊技玉が不足することになるので、遊技場が予め多くの遊技玉を準備しなければならないということである。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、無制限営業を行う遊技場において、新たなサービスを提供することで1回交換営業と同様の計数処理を遊技者に行わせることを可能とする遊技場用景品交換装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体である獲得遊技媒体を計数し、その計数した獲得遊技媒体数を特定可能な記憶媒体を発行する発行装置が発行した記憶媒体を受付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた記憶媒体に基づいて前記獲得遊技媒体数を特定し、その特定した獲得遊技媒体数を交換対象となる交換対象媒体数として特定する媒体特定手段と、遊技者が前記獲得遊技媒体との交換を希望する景品を特定する操作を受付ける操作手段と、前記獲得遊技媒体との交換対象になる景品について景品毎に交換対価となる遊技媒体数である対価媒体数を記憶する対価記憶手段と、前記操作手段が受付けた操作と前記対価記憶手段が記憶する前記対価媒体数とに基づいて遊技者が交換を希望する景品の交換対価である交換対価媒体数を特定し、その特定した交換対価媒体数が前記媒体特定手段により特定される前記交換対象媒体数を超えないことを条件として遊技者が前記獲得遊技媒体との交換を希望する景品と前記獲得遊技媒体とを対応付ける交換処理を行う交換手段と、前記交換手段による交換処理に関する情報を表示する表示手段と、を備えた遊技場用景品交換装置において、前記発行装置が前記記憶媒体を発行してから前記受付手段が前記記憶媒体を受付けるまでの期間である受付期間に対応した情報である媒体情報についての条件である媒体条件を複数段階に区分して記憶する条件記憶手段と、前記受付手段が受付けた記憶媒体に基づいて前記媒体情報を特定し、その特定した媒体情報が前記条件記憶手段により記憶される前記媒体条件のいずれに該当するのかを特定する条件特定手段と、を備え、前記対価記憶手段は、少なくとも1つの景品についての前記対価媒体数を前記条件記憶手段が記憶する前記媒体条件に対応する受付期間が長くなるほど遊技者にとって有利になるように媒体条件に対応付けて複数段階に区分して記憶し、前記交換手段は、前記条件特定手段が特定した前記媒体条件に対応付けて前記対価記憶手段が記憶する前記対価媒体数に基づいて前記交換対価媒体数を特定するところに特徴を有する。
請求項2に記載した発明は、前記条件記憶手段は、前記受付期間そのもの、記憶媒体発行後の遊技に関する情報である遊技情報であって記憶媒体に対応する遊技者の遊技情報である発行後遊技情報、同一の遊技者に対応する記憶媒体数である発行媒体数及び同一の遊技者に対応する複数の記憶媒体の発行間隔である媒体発行間隔のうち少なくとも1つを媒体情報とし、その情報範囲を区分して記憶することで媒体条件を区分して記憶し、前記対価記憶手段は、前記発行後遊技情報が媒体条件である場合には発行後遊技情報に応じて、前記発行媒体数が媒体条件である場合には発行媒体数に応じて、前記媒体発行間隔が媒体条件である場合には媒体発行間隔に応じて対応する受付期間が長くなるとして対価媒体数を媒体条件に対応付けて記憶するところに特徴を有する。
請求項3に記載した発明は、所定の有価価値を対価として遊技媒体を遊技者へと貸出す台毎装置であって遊技者IDを受付可能に構成される台毎装置から遊技者に対して貸出した遊技媒体数である貸出数或いはその対価となる貸出対価額である売上情報を特定可能な売上信号及び受付けた遊技者IDを特定可能な貸出ID信号を受信し、その受信した売上信号により特定される売上情報と当該受信した貸出ID信号により特定される遊技者IDとを対応付けて管理する遊技情報管理手段と、前記発行装置であって前記遊技者IDを受付可能に構成される発行装置から発行した記憶媒体を特定可能な発行信号及び当該発行信号に対応する遊技者IDを特定可能な発行ID信号を受信し、その受信した発行信号により特定される記憶媒体と当該受信した発行ID信号により特定される遊技者IDとを対応付けて管理する発行情報管理手段と、を備え、前記条件特定手段は、前記受付手段が受付けた記憶媒体に対応付けて前記発行情報管理手段が管理する前記遊技者IDに対応付けて前記遊技情報管理手段が管理する売上情報のうち前記受付手段が受付けた記憶媒体を前記発行装置が発行した以降の売上情報を媒体情報として特定し、前記条件記憶手段は、売上情報を媒体情報として所定範囲毎に区分して媒体条件を記憶し、前記対価記憶手段は、売上情報である貸出数が多くなるほど或いは貸出対価額が大きくなるほど対応する受付期間が長くなるとして前記対価媒件数を前記媒体条件に対応付けて記憶するところに特徴を有する。
請求項4に記載した発明は、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体である獲得遊技媒体を計数し、その計数した獲得遊技媒体数を特定可能な記憶媒体を発行する発行装置が発行した記憶媒体を受付ける受付手段と、前記受付手段が受付けた記憶媒体に基づいて前記獲得遊技媒体数を特定し、その特定した獲得遊技媒体数を交換対象となる交換対象媒体数として特定する媒体特定手段と、遊技者が前記獲得遊技媒体との交換を希望する景品を特定する操作を受付ける操作手段と、前記獲得遊技媒体との交換対象になる景品について景品毎に交換対価となる遊技媒体数である対価媒体数を記憶する対価記憶手段と、前記操作手段が受付けた操作と前記対価記憶手段が記憶する前記対価媒体数とに基づいて遊技者が交換を希望する景品の交換対価である交換対価媒体数を特定し、その特定した交換対価媒体数が前記媒体特定手段により特定される前記交換対象媒体数を超えないことを条件として遊技者が前記獲得遊技媒体との交換を希望する景品と前記獲得遊技媒体とを対応付ける交換処理を行う交換手段と、前記交換手段による交換処理に関する情報を表示する表示手段と、を備えた遊技場用景品交換装置において、遊技機に対応して設けられる台毎装置であって遊技者IDを受付可能に構成される台毎装置から受付けた遊技者IDを特定可能な遊技ID信号を受信すると共に、当該台毎装置に対応する遊技機から所定条件が成立した場合に入賞率が高くなる状態である大当たり状態となったことを特定可能な大当信号を受信し、その受信した遊技ID信号により特定される遊技者IDと当該受信した大当信号により特定される大当時刻とを対応付けて管理する遊技情報管理手段と、前記発行装置であって前記遊技者IDを受付可能に構成される発行装置から発行した記憶媒体を特定可能な発行信号及び当該発行信号に対応する遊技者IDを特定可能な発行ID信号を受信し、その受信した発行信号により特定される記憶媒体及び当該記憶媒体の発行時刻と当該受信した発行ID信号により特定される遊技者IDとを対応付けて管理する発行情報管理手段と、遊技機にて大当たり状態となってから発行装置が記憶媒体を発行するまでの期間である大当発行期間である媒体情報についての条件である媒体条件を複数段階に区分して記憶する条件記憶手段と、前記受付手段が受付けた記憶媒体に対応付けて前記発行情報管理手段が管理する遊技者IDに対応付けて前記遊技情報管理手段が管理する大当時刻と当該記憶媒体に対応付けて前記発行情報管理手段が管理する発行時刻とに基づいて大当発行期間を特定し、その特定した大当発行期間が前記条件記憶手段により記憶される媒体条件のいずれに該当するのかを特定する条件特定手段と、を備え、前記対価記憶手段は、少なくとも1つの景品についての前記対価媒体数を前記条件記憶手段が記憶する前記媒体条件に対応する大当発行期間が短くなるほど遊技者にとって有利になるように媒体条件に対応付けて複数段階に区分して記憶し、前記交換手段は、前記条件特定手段が特定した前記媒体条件に対応付けて前記対価記憶手段が記憶する前記対価媒体数に基づいて前記交換対価媒体数を特定するところに特徴を有する。
請求項5に記載した発明は、前記対価記憶手段は、前記対価媒体数を複数段階に区分して記憶する景品のうち少なくとも1つの景品を特殊景品として記憶し、前記条件特定手段は、前記受付手段が交換手段による1回の交換処理において複数の記憶媒体を受付けた場合に記憶媒体毎に前記媒体条件を特定し、前記媒体特定手段は、前記条件特定手段により特定される前記媒体条件が共通する記憶媒体により特定される前記獲得遊技媒体数を合算することで媒体条件毎に交換対象媒体数を特定し、前記交換手段は、前記媒体特定手段が前記媒体条件毎に特定した前記交換対象媒体数により交換可能な特殊景品の景品数を媒体条件毎に特定し、前記表示手段は、前記交換手段が前記媒体条件毎に特定した交換可能な特殊景品の景品数の合計値に基づいて交換可能な特殊景品の景品数を表示するところに特徴を有する。
請求項6に記載した発明は、前記交換手段により前記媒体条件毎に交換可能な特殊景品の景品数が特定された場合に、当該交換可能な特殊景品を交換した場合に生ずる余り媒体数を媒体条件毎に特定する余り特定手段と、前記余り特定手段により特定された前記媒体条件毎の余り媒体数を合算し、その合算した余り媒体数に基づいて前記対価記憶手段により複数段階に区分して記憶される前記対価媒体数のうち所定の対価媒体数により交換可能な特殊景品の景品数を特定する余り景品数特定手段と、を備え、前記表示手段は、前記余り景品数特定手段が特定した特殊景品の景品数と前記交換手段が前記媒体条件毎に特定した交換可能な特殊景品の景品数との合計値に基づいて交換可能な特殊景品の景品数を表示するところに特徴を有する。
請求項7に記載した発明は、前記対価記憶手段は、少なくとも複数の景品を特殊景品として記憶し、当該特殊景品のうち少なくとも1つの特殊景品を特別景品として記憶し、当該特別景品に対応する特殊景品を補正景品として記憶し、さらに特別景品に対応する所定係数である補正係数を記憶し、特別景品として前記対価記憶手段により記憶される特殊景品について前記交換手段が媒体条件毎に特定した交換可能な景品数の合計値が所定数以上である場合に、当該合計値と前記対価記憶手段が記憶する補正係数とに基づいて補正景品数を特定する補正数特定手段と、前記補正数特定手段が特定した補正景品数を当該補正景品として前記対価記憶手段により記憶される特殊景品について前記交換手段が特定した媒体条件毎に交換可能な景品数の合計値に加算した値を当該補正景品として前記対価記憶手段により記憶される特殊景品の交換可能な景品数である交換補正景品数として特定する一方、前記補正数特定手段により特定される補正景品数に相当する特別景品の数を前記特別景品についての合計値から減算した値を当該特別景品として前記対価記憶手段により記憶される特殊景品の交換可能な景品数である交換特別景品数として特定する交換補正手段と、を備え、前記表示手段は、前記交換補正手段が特定した交換補正景品数及び交換特別景品数に基づいて交換可能な特殊景品数を表示するところに特徴を有する。
請求項1に記載した発明によれば、発行装置が記憶媒体を発行してから受付手段が記憶媒体を受付けるまでの期間である受付期間が長くなるほど遊技者にとって有利になるように構成したので、その受付期間が長くなるほど所謂交換率を遊技者にとって有利になるように変更することにより、例えば遊技により遊技媒体を獲得したが計数することなく遊技を続ける遊技者に対して計数を積極的に促すことができ、遊技場内における貨幣の動きを活性化させることができると共に遊技者の満足度を向上させることができ、しかも、遊技島内の遊技玉が不足する事態を未然に回避することができる。
請求項2に記載した発明によれば、発行後遊技情報が大きくなるほど所謂交換率を遊技者にとって有利になるように変更することにより、遊技者が発行後に現金などを投資して遊技することを期待することができ、発行媒体数が多くなるほど所謂交換率を遊技者にとって有利になるように変更することにより、遊技者が獲得遊技媒体を計数する意欲を高めることができ、媒体発行間隔が長くなるほど所謂交換率を遊技者にとって有利になるように変更することにより、遊技者が早めに獲得遊技媒体を計数して次の計数のために遊技することを期待することができる。
請求項3に記載した発明によれば、売上情報である貸出数が多くなるほど或いは貸出対価額が大きくなるほど所謂交換率を遊技者にとって有利になるように変更することにより、売上金額を直接的に増加させることができ、現金投資する場合であれば、遊技者が獲得した遊技媒体全ての計数を期待することができ、遊技島における予め準備しなければならない遊技玉を少なくすることができる。
請求項4に記載した発明によれば、遊技機にて大当たり状態となってから発行装置が記憶媒体を発行するまでの期間である大当発行期間が短くなるほど所謂交換率を遊技者にとって有利になるように変更することにより、大当たり状態になったが計数することなく遊技を続ける遊技者に対して計数を積極的に促すことができ、上記した請求項1に記載したものと同様にして、遊技場内における貨幣の動きを活性化させることができると共に遊技者の満足度を向上させることができ、しかも、遊技島内の遊技玉が不足する事態を未然に回避することができる。
請求項5に記載した発明によれば、記憶媒体毎に交換率を変更した場合に、1回の交換処理において複数の交換率が発生する場合があるが、交換率毎の交換可能な景品数を表示することにより、従業員が合算値を計算する手間を省くことができ、1回の交換処理において交換可能な景品数を従業員や遊技者に速やかに把握させることができる。
請求項6に記載した発明によれば、1回の交換処理において複数の交換率が発生する場合に、特殊景品についての所謂余り玉が交換率毎に発生し、その余り玉を合算することで特殊景品を交換可能な場合があるが、余り玉を合算した上での交換可能な特殊景品の景品数を表示することにより、この場合も、従業員が合算値を計算する手間を省くことができ、1回の交換処理において交換可能な景品数を従業員や遊技者に速やかに把握させることができる。
請求項7に記載した発明によれば、1回の交換処理において複数の交換率が発生する場合に、単純に交換率毎に特定した交換可能な景品数の合算値を表示するだけでは、景品交換を速やかに行うことができない場合があるが、交換補正景品数及び交換特別景品数に基づいて交換可能な特殊景品数を表示することにより、景品交換を速やかに行うことができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について、図1ないし図12を参照して説明する。
図1は、遊技場用景品交換システムの全体構成を概略的に示している。遊技場としてのパチンコホール内には複数の遊技機島1が設置されている。各遊技機島1には複数の遊技機2と当該遊技機2と1対1に対応する複数の貸出装置3(本発明でいう台毎装置)が設置されており、任意の遊技機島1には計数装置4(本発明でいう発行装置)が設置されている。尚、遊技機島1毎に計数装置4が設置されていても良い。
景品交換カウンタにはPOS端末5が設置されている。POS端末5は、CPUからなる制御部(本発明でいう媒体特定手段、交換手段、条件特定手段、余り特定手段、余り景品数特定手段、補正数特定手段、交換補正手段)と、HDDやRAMやROMなどからなる記憶部(本発明でいう対価記憶手段、条件記憶手段)とを有して構成されている。事務所には管理装置6が設置されている。管理装置6は、CPUからなる制御部(本発明でいう遊技情報管理手段、発行情報管理手段)と、HDDやRAMやROMなどからなる記憶部とを有して構成されている。管理装置6は、例えば店舗内LAN7により計数装置4及びPOS端末5にネットワーク接続されていると共に中継装置(図示せず)を介して遊技機2及び貸出装置3にネットワーク接続されている。
図2は、POS端末5の構成を示している。POS端末5は、テンキー8、PLU(Price Look Up)釦9(本発明でいう操作手段)、交換釦10(本発明でいう操作手段)、終了釦11、キャンセル釦12、その他の操作釦(貯玉操作や入庫操作など)、レシート発行部13、タッチパネルを有する表示部14(本発明でいう表示手段)、レシートを受付ける図示しないスキャナ(本発明でいう受付手段)などを備えて構成されている。交換釦10は、特殊景品の交換を仮確定するための釦である。終了釦11は、仮特定している特殊景品を確定するための釦である。キャンセル釦12は、交換釦10が押下げられてから終了釦11が押下げられるまでの間に景品の仮特定をキャンセルする場合など処理の確定前に操作内容をキャンセルするための釦である。
計数装置4は、遊技者が遊技により獲得した遊技媒体(出玉)を計数可能であり、出玉を計数した場合には、その計数値及び計数時刻(発行時刻)が記録されたレシート(本発明でいう記憶媒体)を発行する。管理装置6及びPOS端末5は、図3に示す景品対価玉数設定、図4に示す参照条件設定、図5に示すレシート条件を設定可能に構成されている。管理装置6は、自身が保持するこれらの情報を更新した場合には、その更新した情報を更新情報としてPOS端末5に送信し、POS端末5は、管理装置6から更新情報を受信した場合には、自身が保持するこれらの情報を当該管理装置6から受信した更新情報で更新する。尚、管理装置6は、計数装置4における各種設定情報や貸出装置3における各種設定情報をも設定可能に構成されている。
管理装置6及びPOS端末5は、景品対価玉数設定において、景品として例えば「大」、「中」、「小」、「たばこA」などを設定し、交換条件として「交換1」、「交換2」、「交換3」、「交換4」を設定し、それら景品毎の遊技媒体の対価玉数を交換条件毎に複数段階に区分して記憶している。「大」、「中」、「小」は第三者が買取ることを前提とする特殊景品であり、これら「大」、「中」、「小」については「交換n(nは1〜4)」において、n値が小さいほど遊技者にとって不利な交換条件であり、nの値が大きいほど遊技者にとって有利な交換条件である。
「補正景品」は、交換条件の異なるレシートを合算した場合に、特定した景品の合計値を実質的に交換し易い交換数とするための繰上げ対象となる景品、すなわち、対応する特殊景品を補正(換算)する上位の特殊景品を表し、「補正係数」は、繰上げする場合の価値倍率であり、補正する際の相当数を表す。すなわち、図3に示す例では、「中」の5個分が「大」の1個分に相当し、「小」の5個分が「中」の1個分に相当する。尚、特殊景品についてのみに交換玉数を複数段階に区分したが、たばこなどの一般景品についても交換玉数を複数段階に区分しても良い。
また、管理装置6及びPOS端末5は、参照条件設定において、上記した「交換1」、「交換2」、「交換3」、「交換4」の交換条件毎の参照条件(本発明でいう媒体条件)を設定して記憶している。尚、いずれの参照条件を参照するかは別途設定可能である。参照条件の項目としては「発行−交換」、「発行間」、「発行枚数」、「売上」がある。「発行−交換」は、計数装置4がレシートを発行してからPOS端末5が当該レシートを受付けるまでの期間を表し、計数装置4がレシートを発行した発行時刻とPOS端末5が当該レシートを受付けた受付時刻とから特定する。「発行間」は、計数装置4が複数のレシートを発行した場合の最大の時間間隔を表し、計数装置4が最初のレシートを発行した発行時刻と最後のレシートを発行した発行時刻とから特定する。「発行枚数」は、POS端末5がレシートを受付けた受付枚数を表す。尚、「発行間」、「発行枚数」は合算して(1交換中に複数のレシートを)受付けることで、複数のレシートを対応付ける。
「売上」は、計数装置4がレシートを発行した後の売上金額を表し、計数装置4がレシートを発行する時に会員ID(本発明でいう遊技者ID)を受付け、その情報信号(本発明でいう発行信号、発行ID信号)を管理装置6に送信して管理装置6にて管理し、その後、遊技機2などで貸出しを受ける場合に貸出装置3にて会員IDを受付け、その会員IDと売上金額を示す情報信号(本発明でいう売上信号、貸出ID信号)を管理装置6に送信して管理装置6にて管理しておき、両者を会員IDにより対応付けることでレシートと売上金額とを対応付ける。尚、レシートと売上金額との対応付けは、予め行っても良いし交換処理時に行っても良く、さらに交換処理時に会員IDを受付けても良い。
さらに、管理装置6及びPOS端末5は、レシート条件において、図4で説明した参照条件設定を参照するためのレシートの条件を図5のように設定して記憶している。レシートに記録されている玉数が最低玉数以上である場合で且つレシート間の発行時刻の間隔(前回のレシートの発行時刻からの経過時間)が最低間隔以上離れている場合に、図4で説明した参照条件設定を参照するレシートの条件を満たすことになる。
図6は、POS端末5が上記した「交換1」、「交換2」、「交換3」、「交換4」の交換条件を特定する具体的な例を示している。ここでは、計数装置4が「NO1」〜「NO7」の7枚のレシートを発行し、POS端末5が当該7枚のレシートを「21:00」に一括して受付けた場合における交換条件を特定する場合を説明する。尚、売上欄は前回のレシートの発行時から対応するレシートの発行時までに会員IDに対応する売上金額である。
上記した「NO1」〜「NO7」の7枚のレシートのうち図5のレシート条件を満たさないのは最低玉数が「800玉」である「NO1」のレシート及びレシート間の発行時刻の間隔(前回のレシートの発行時刻からの経過時間)が「5分」である「NO5」のレシートである。したがって、「NO1」、「NO5」のレシートの交換条件を遊技者にとって最も不利である「交換1」に特定する。尚、「NO2」のレシートもレシート間の発行時刻の間隔が「5分」であるが、前回に発行したレシートである「NO1」のレシートを上記した理由により対象外としているので、「NO2」のレシートを対象外としない。以下、「NO2」〜「NO4」、「NO6」、「NO7」のレシートの交換条件を特定する手順を説明する。
参照条件の項目が「発行−交換」の場合、対象とする「NO2」〜「NO4」、「NO6」、「NO7」のレシートの発行時刻とPOS端末5がレシートを受付けた受付時刻との差を計算し、その計算値と図4で説明した参照条件設定とを比較して各々のレシート毎の交換条件を特定する。すなわち、「NO2」のレシートでは発行時刻が「10:25」であるので、その「NO2」のレシートの発行時刻である「10:25」とPOS端末5が当該レシートを受付けた受付時刻である「21:00」との差を「635分」として計算し、交換条件として「交換4」を特定する。また、「NO7」のレシートでは発行時刻が「20:50」であるので、その「NO7」のレシートの発行時刻である「20:50」とPOS端末5が当該レシートを受付けた受付時刻である「21:00」との差を「10分」として計算し、交換条件として「交換1」を特定する。
参照条件の項目が「発行間」の場合、対象とする「NO2」〜「NO4」、「NO6」、「NO7」のレシートのうち最初に発行したレシートの発行時刻と最後に発行したレシートの発行時刻との差とを計算し、その計算値と図4で説明した参照条件設定とを比較して各々のレシート毎の交換条件を特定する。すなわち、最初に発行したレシートの発行時刻が「NO2」のレシートの発行時刻である「10:25」であり、最後に発行したレシートの発行時刻が「NO7」のレシートの発行時刻である「20:50」であるので、それらの差を「625分」として計算し、交換条件として「交換4」を特定する。
参照条件の項目が「発行枚数」の場合、対象とするレシートの枚数を計算し、その計算値と図4で説明した参照条件設定とを比較して各々のレシート毎の交換条件を特定する。すなわち、対象とするレシートの枚数が「5枚」であるので、交換条件として「交換2」を特定する。
参照条件の項目が「売上」の場合、対象とする「NO2」〜「NO4」、「NO6」、「NO7」のレシートを発行した後の売上金額と図4で説明した参照条件設定とを比較して各々のレシート毎の交換条件を特定する。すなわち、「NO2」のレシートでは当該レシートを発行した後の売上金額が「23000円」であるので、交換条件として「交換3」を特定する。「NO7」のレシートでは当該レシートを発行した後の売上金額が「0円」であるので、交換条件として「交換1」を特定する。
尚、参照条件の項目が「発行間」及び「発行枚数」の場合、交換条件を特定した後に参照条件設定を満たさないレシートの交換条件を同条件としても良い。勿論、その他の参照条件についても受付けたレシートのうち遊技者にとって最も有利な或いは最も不利な交換条件を特定したレシートの交換条件を受付けた全てのレシートに対応付けても良い。また、遊技者にとって有利な交換条件に上限枚数を設定し、上限枚数以上となった場合には、遊技者にとって次に有利な交換条件を特定しても良い。例えば「交換4」を1枚、「交換3」を2枚、「交換2」を3枚として上限枚数を設定した場合であれば、参照条件の項目が「発行間」であれば、「NO2」のレシートの交換条件として「交換4」を特定し、「NO3」、「NO4」のレシートの交換条件として「交換3」を特定し、「NO6」、「NO7」のレシートの交換条件として「交換2」を特定しても良い。尚、レシートの発行時刻が古い(発行順序が早い)方を優先することに限らず、レシートの発行時刻が新しい(発行順序が遅い)方を優先しても良いし、対応する玉数が多い方を優先しても良いし、対応する玉数が少ない方を優先しても良い。
POS端末5は、図7に示す受付レシート記憶領域、図8に示す仮特定景品記憶領域、図9に示す交換可能一時記憶領域を備えており、これらの記憶領域により交換対象となる景品を特定する。
POS端末5は、受付レシート記憶領域に、上記した「NO1」〜「NO7」の7枚のレシートについて、発行時刻、上記した図6で説明した手順にしたがって特定した交換条件を記憶する。「NO1」のレシートについては、「発行時刻」の欄に「10:20」を記憶し、「玉数」の欄に「800玉」を記憶し、「交換条件」の欄に「交換1」を記憶する。また、「NO2」のレシートについては、「発行時刻」の欄に「10:25」を記憶し、「玉数」の欄に「1000玉」を記憶し、「交換条件」の欄に「交換4」を記憶する。特定景品記憶領域には、景品釦やバーコードなどの景品選択操作により仮特定した景品の個数、交換対価玉数を記憶する。尚、上記例では「発行−交換」が参照条件として設定された場合を示している。
また、POS端末5は、交換可能一時記憶領域に、「交換1」〜「交換4」の交換条件毎に「総数」、「大」、「中」、「小」、「余り」の項目を設け、その個数及び交換対価玉数を記憶する。「総数」は、図7で説明した受付レシート記憶領域において記憶する交換条件が対応するレシートの玉数の合計から図8で説明した仮特定景品記憶領域の交換対価玉数を減算した値である。尚、仮特定景品の交換対価玉数は遊技者にとって不利な交換条件の順序で(「交換1」から「交換4」の順序で)減算する。すなわち、「交換1」については、「総数」の欄に、受付レシート記憶領域における交換条件が「交換1」である「NO1」、「NO5」、「NO7」の玉数の総計である「7800玉」から仮特定景品記憶領域における対価玉数である「75玉」を減算した「7725玉」を記憶する。
「大」、「中」、「小」は、大景品、中景品、小景品に対応し、その交換可能な景品数とその交換対価玉数である。すなわち、「交換1」の「大」については、「数」の欄に「7725玉」を対応する景品対価玉数である「2084玉」で除した商である「3個」を記憶し、「玉数」の欄に景品対価玉数である「2084玉」に「3個」を乗じた「6252玉」を記憶する。「交換1」の「中」については、「数」の欄に「7725玉」から「6252玉」を減算した「1473玉」を対応する景品対価玉数である「417玉」で除した商である「3個」を記憶し、「玉数」の欄に景品対価玉数である「417玉」に「3個」を乗じた「1251玉」を記憶する。「交換1」の「小」については、「数」の欄に「1473玉」から「1251玉」を減算した「222玉」を対応する景品対価玉数である「84玉」で除した商である「2個」を記憶し、「玉数」の欄に景品対価玉数である「84玉」に「2個」を乗じた「168玉」を記憶する。「交換1」の「余り」については、「玉数」の欄に「222玉」から「168玉」を減算した(「7725玉」から「6252玉」と「1251玉」と「168玉」とを減算した)「54玉」を記憶する。以下、「交換2」〜「交換4」の各々の「大」、「中」、「小」についても同様である。
「合計余り」の「総数」は、各交換条件の「余り」の合計である。すなわち、「合計余り」の「総数」については、「玉数」の欄に「交換1」の「余り」である「54玉」と「交換2」の「余り」である「68玉」と「交換3」の「余り」である「61玉」と「交換4」の「余り」である「54」玉との合計である「237玉」を記憶する。「合計余り」の「小」は、「交換1」を適用した場合の交換可能な景品数とその交換対価玉数である。すなわち、「数」の欄に「237玉」を対応する景品対価玉数である「84玉」で除した商である「2個」を記憶し、「玉数」の欄に景品対価玉数である「84玉」に「2個」を乗じた「168玉」を記憶する。「合計余り」の「余り」については、「玉数」の欄に「237玉」から「168玉」を減算した「69玉」を記憶する。尚、上記例から判るように、「大」、「中」、「小」の景品数は「総数」より景品対価玉数が多い景品を優先して特定する。
「小計」は、「大」、「中」、「小」の交換可能な景品数について交換条件毎の合計数と「合計余り」の数とを加算した値である。すなわち、「大」の「小計」の欄には「交換1」の交換可能な景品数である「3」と「交換2」の交換可能な景品数である「1」と「交換3」の交換可能な景品数である「1」と「交換4」の交換可能な景品数である「2」とを加算した「7」を記憶する。同様にして、「中」の「小計」の欄には「11」を記憶し、「小」の「小計」の欄には「7」を記憶する。
「補正」及び「表示」は、図3で説明した景品対価玉数設定における「補正景品」と「補正係数」とにしたがって「小計」を補正した結果を表す。この場合、「小計」を特定するまでの順序とは異なり、景品対価玉数が小さい「小」より特定する。すなわち、「小」は「補正景品」に設定されていないので、「小」の「補正」欄には「0」を記憶する。その一方で、「小」は「中」を「補正景品」として設定しているので、「小」の「小計」である「7」に「補正」の「0」を加算した「7」を「補正係数」である「5」で除した商である「1」を「補正景品」である「中」の「補正」の欄に記憶し、その余りである「2」を「小」の「表示」の欄に記憶する。同様に、「中」は「大」を「補正景品」として設定しているので、「中」の「小計」である「11」に「補正」の「1」を加算した「12」を「補正係数」である「5」で除した商である「2」を「補正景品」である「大」の「補正」の欄に記憶し、その余りである「2」を「中」の「表示」の欄に記憶する。そして、「大」は「補正景品」を設定していないので、「大」の「小計」である「7」に「補正」の「2」を加算した「9」をそのまま「大」の「表示」の欄に記憶する。
POS端末5は、このようにして算出した表示の値を交換中画面に表示する。図10は、受付けたレシートの交換条件が全て「交換2」の場合に、従業員が「たばこA」を選択した上で交換釦10を押下した場合に表示される交換中画面を示している。この場合は、
16800(玉数の総計)−75(仮特定景品の対価玉数)=16725
16725÷1786(大景品の交換2の対価玉数)=9(余り651)
651÷358(中景品の交換2の対価玉数)=1(余り293)
293÷72(小景品の交換2の対価玉数)=4(余り5)
を計算することにより、大景品の交換可能数として「9」を表示し、中景品の交換可能数として「1」を表示し、小景品の交換可能数として「4」を表示する。尚、POS端末5は、このように受付けたレシートの交換条件が全て同じである場合には、「交換条件」の欄にそのレシート全てで同じある「交換条件」(この場合は「交換2」)を表示する。また、POS端末5は従業員が交換釦10を押下したことで景品の交換可能数を反転表示する。図10では反転表示をハッチングを付して示している。
図11は、受付けたレシートの交換条件が互いに異なる場合に、従業員が「たばこA」を選択した表示される交換中画面を示している。この場合は、上記した図9で説明した態様に対応し、大景品の交換可能数として「9」を表示し、中景品の交換可能数として「2」を表示し、小景品の交換可能数として「2」を表示する。尚、POS端末5は、このように受付けたレシートの交換条件が互いに異なる場合には、「交換条件」の欄に「レシート毎」を表示し、各々の交換条件の詳細をも表示する。すなわち、「交換1」の交換条件については、レシートを受付けた回数が「3回」であり、その受付けた玉数が「7800玉」であり、交換可能な玉数が「7725玉」であり、余り玉数が「54玉」であり、交換可能な「大」の数が「3個」であり、交換可能な「中」の数が「3個」であり、交換可能な「小」の数が「2個」であることを表示する。「交換2」〜「交換4」の交換条件についても同様である。
次に、上記した構成の作用について説明する。
遊技機2にて出玉を獲得した遊技者は、獲得した出玉を計数装置4により計数する。計数装置4は、遊技者が獲得した出玉が投入されると、遊技者が獲得した出玉を計数した計数玉を特定する情報である計数情報を記録したレシートを発行する。
図12は、POS端末5が行う交換処理をフローチャートにより示している。遊技者が遊技を終了するときは、計数装置4が発行したレシートを景品交換カウンタに提出する。従業員は遊技者が提出したレシートに記録されている計数情報をスキャナで読取ることにより受付ける。
POS端末5は、レシートを受付けたか否かを判定しており(S1)、従業員が遊技者から提出されたレシートに記録されている計数情報をスキャナで読取ることでレシートを受付けた旨を判定すると(S1:YES)、交換条件を特定し(S2)、交換可能玉数を加算する(S4)。次いで、POS端末5は、交換可能な特殊景品数を特定し(S5)、特殊景品表示を更新し(S6)、次のレシートを受付けたか否かを判定する。ここで、POS端末5は、次のレシートを受付けた旨を判定すると(S6:YES)、上記したS2に戻り、S2〜S5を繰返して行う。すなわち、POS端末5は、レシートを受付ける毎に当該受付けたレシートの交換条件を特定し、交換可能玉数を加算し、交換可能な特殊景品数を特定し、特殊景品表示を更新する。
一方、従業員は、表示中の特殊景品を仮特定したいときには交換釦10を押下げる。POS端末5は、従業員が交換釦10を押下げた旨を判定すると(S7:YES)、表示中の特殊景品を仮特定し(S8)、特殊景品の表示を反転させる(上記した図10で説明した表示態様とする)(S9)。次いで、POS端末5は、仮特定した特殊景品の対価玉数を交換可能玉数から減算し(S10)、交換可能玉数が終了可能玉数(例えば50玉)以下になったか否かを判定する(S11)。
従業員は、交換処理を終了するときには終了釦11を押下げる。POS端末5は、交換可能玉数が終了可能玉数以下になった旨を判定し(S11:YES)、従業員が終了釦11を押下げた旨を判定すると(S12:YES)、仮特定中の交換景品を確定し(S13)、交換情報を管理装置6に送信する(S14)。
一方、POS端末5は、交換可能玉数が終了可能玉数以下になっていない旨を判定すると(S11:NO)、或いは交換可能玉数が終了可能玉数以下になったが従業員が終了釦11を押下げなかった旨を判定すると(S12:NO)、従業員がキャンセル釦12を押下したか否かを判定し(S15)、従業員がキャンセル釦12を押下しなかった旨を判定すると(S15:NO)、上記したS6に戻り、S6以降を繰返して行う。一方、POS端末5は、従業員がキャンセル釦12を押下した旨を判定すると(S15:YES)、それまでの仮特定中の全交換景品をキャンセルし(S16)、上記したS4に戻り、S4以降を繰返して行う。
また、POS端末5は、従業員が交換釦10を押下することなく(S7:NO)、従業員が景品選択操作を行った旨を判定すると(S17:YES)、交換可能玉数が対価玉数以上であるか否かを判定し(S18)、交換可能玉数が対価玉数以上である旨を判定すると(S18:YES)、選択景品の対価玉数を最も不利な交換可能から順に減算し(S19)、上記したS4に戻り、S4以降を繰返して行う。一方、POS端末5は、交換可能玉数が対価玉数以上でない旨を判定すると(S18:NO)、この場合も、上記したS11に移行し、S11以降を行う。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、計数装置4がレシートを発行してからPOS端末5が当該レシートを受付けるまでの期間である受付期間が長くなるほど交換率(景品対価玉数)を遊技者にとって有利になるように構成したので、遊技により出玉を獲得したが計数することなく遊技を続ける遊技者に対して計数を積極的に促すことができ、遊技場内における貨幣の動きを活性化させることができると共に遊技者の満足度を向上させることができ、しかも、遊技島1内の遊技玉が不足する事態を未然に回避することができる。
また、レシートを発行した後の遊技情報が大きくなるほど交換率を遊技者にとって有利になるように構成したので、遊技者が発行後に現金などを投資して遊技することを期待することができ、レシートを発行した回数が多くなるほど交換率を遊技者にとって有利になるように構成したので、遊技者が出玉を計数する意欲を高めることができ、レシートの発行間隔が長くなるほど交換率を遊技者にとって有利になるように構成したので、遊技者が早めに出玉を計数して次の計数のために遊技することを期待することができる。
また、売上情報が大きくなるほど交換率を遊技者にとって有利になるように構成したので、売上金額を直接的に増加させることができ、現金投資する場合であれば、遊技者が獲得した出玉全ての計数を期待することができ、遊技島における予め準備しなければならない遊技玉を少なくすることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図13を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。
第2の実施形態においては、遊技機2に対応して設けられる貸出装置3により遊技者IDの受付及び遊技機2から所定条件が成立した場合に入賞率が高くなる大当たり状態が発生したことを特定可能な大当信号を受信し、その大当信号の受信を開始した時刻である受信開始時刻(大当発生時刻)或いは当該大当信号の受信を終了した時刻である受信終了時刻(大当終了時刻)により特定される大当時刻から計数装置4における発行時刻までの期間である大当発行期間を図13に示す参照条件として設定し、大当発行期間が短くなるほど遊技者にとって有利になるように景品対価玉数を設定する。この場合、大当時刻は大当たり発生毎に更新されるので、レシートを発行する直前の大当時刻を参照する。尚、大当時刻としては更新せずに遊技者IDに対応する最先の大当たり状態に対応する大当時刻としても良い。この場合、遊技者が計数した場合には大当時刻をリセットしても良い。尚、その他の構成は上記した第1の実施形態と同じである。
この第2の実施形態によれば、遊技機2にて大当たり状態となってから計数装置4がレシートを発行するまでの期間である大当発行期間が短くなるほど交換率を遊技者にとって有利になるように構成したので、大当たり状態になったが計数することなく遊技を続ける遊技者に対して計数を積極的に促すことができ、上記した第1の実施形態に記載したものと同様にして、遊技場内における貨幣の動きを活性化させることができると共に遊技者の満足度を向上させることができ、しかも、遊技島1内の遊技玉が不足する事態を未然に回避することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
遊技機側から対応する遊技情報を特定可能な遊技信号を受信し、貸出装置にて遊技者IDを受付けて遊技情報と対応付ける構成であれば、参照条件としてレシートを発行後のアウト(使用媒体数)や大当たり数などを用いても良い。また、幾つかの参照条件を複合して設定しても良い。
参照条件は複数段階であれば2段階であっても良いし5段階以上であっても良い。
遊技媒体は遊技玉に限らずメダルなどの媒体であっても良い。また、受付対象となる記憶媒体はレシートに限らず例えばカードや携帯電話機などのレシート以外の記憶媒体であっても良い。会員IDを特定する方法は所謂会員カードなどの記憶媒体を例示できるが、これに限らず、生体認証など、記憶媒体を用いずに特定しても良い。
レシートに記憶する計数情報は、例示した計数値や発行時刻そのものを記憶する構成以外に、それらを管理装置などに記憶させる構成として、その記憶情報を特定可能な情報(レシートID)を計数情報としても良い。また、レシート受付時に管理装置にレシートの記憶情報を照合しても良い。
所謂貯玉のうち営業日当日に貯玉された分について本発明を適用しても良い。この場合、記憶媒体は会員カードとなり、受付手段はカードリーダとなり、レシート発行時刻は貯玉した時刻となり、玉数は貯玉数となる。
参照条件の「発行間」、「発行枚数」など複数のレシートを対応付ける場合に合算することを条件としたが、1人の遊技者のレシートであることを特定可能であれば、会員IDにより複数のレシートを対応付けても良い。
「補正係数」について、補正景品1つに対する補正景品の倍率を示したが逆数(すなわち、特別景品1つに対する補正景品の倍率)としても良い。
遊技者IDの受付や大当信号などの遊技信号を受信する台毎装置は、貸出装置に限らず、単なる情報表示装置であっても良いし、遊技機側から遊技信号を受信して当該受信した遊技信号を管理装置に送信する所謂中継装置を含んで構成しても良い。
条件毎の余り玉数に基づいて特殊景品を特定する処理や補正係数に基づいて特殊景品数を補正する処理を必ずしも行う必要はなく、それらの処理を省いても良い。
POS機能の一部を管理装置に持たせたり、管理装置の機能の全てをPOS端末に持たせたりしても良い。すなわち、本発明でいう遊技場用景品交換装置はPOS端末の単体で構成しても良いしPOS端末と管理装置との複数の装置により構成しても良い。
本発明の第1の実施形態を示す全体構成図 POS端末の外観斜視図 景品対価玉数設定の一例を示す図 参照条件設定の一例を示す図 レシート条件の一例を示す図 参照条件毎に交換条件を特定する一例を示す図 受付レシート記憶領域の一例を示す図 仮特定景品記憶領域の一例を示す図 交換可能一時記憶領域の一例を示す図 交換中画面の一例を示す図 図10相当図 フローチャート 本発明の第2の実施形態を示すもので、参照条件設定の一例を示す図
符号の説明
図面中、2は遊技機、3は貸出装置(台毎装置)、4は計数装置(発行装置)、5はPOS端末(媒体特定手段、対価記憶手段、交換手段、条件記憶手段、条件特定手段、余り特定手段、余り景品数特定手段、補正数特定手段、交換補正手段)、6は管理装置(遊技情報管理手段、発行情報管理手段)、9はPLU釦(操作手段)、10は交換釦(操作手段)、14は表示部(表示手段)である。

Claims (7)

  1. 遊技者が遊技により獲得した遊技媒体である獲得遊技媒体を計数し、その計数した獲得遊技媒体数を特定可能な記憶媒体を発行する発行装置が発行した記憶媒体を受付ける受付手段と、
    前記受付手段が受付けた記憶媒体に基づいて前記獲得遊技媒体数を特定し、その特定した獲得遊技媒体数を交換対象となる交換対象媒体数として特定する媒体特定手段と、
    遊技者が前記獲得遊技媒体との交換を希望する景品を特定する操作を受付ける操作手段と、
    前記獲得遊技媒体との交換対象になる景品について景品毎に交換対価となる遊技媒体数である対価媒体数を記憶する対価記憶手段と、
    前記操作手段が受付けた操作と前記対価記憶手段が記憶する前記対価媒体数とに基づいて遊技者が交換を希望する景品の交換対価である交換対価媒体数を特定し、その特定した交換対価媒体数が前記媒体特定手段により特定される前記交換対象媒体数を超えないことを条件として遊技者が前記獲得遊技媒体との交換を希望する景品と前記獲得遊技媒体とを対応付ける交換処理を行う交換手段と、
    前記交換手段による交換処理に関する情報を表示する表示手段と、を備えた遊技場用景品交換装置において、
    前記発行装置が前記記憶媒体を発行してから前記受付手段が前記記憶媒体を受付けるまでの期間である受付期間に対応した情報である媒体情報についての条件である媒体条件を複数段階に区分して記憶する条件記憶手段と、
    前記受付手段が受付けた記憶媒体に基づいて前記媒体情報を特定し、その特定した媒体情報が前記条件記憶手段により記憶される前記媒体条件のいずれに該当するのかを特定する条件特定手段と、を備え、
    前記対価記憶手段は、少なくとも1つの景品についての前記対価媒体数を前記条件記憶手段が記憶する前記媒体条件に対応する受付期間が長くなるほど遊技者にとって有利になるように媒体条件に対応付けて複数段階に区分して記憶し、
    前記交換手段は、前記条件特定手段が特定した前記媒体条件に対応付けて前記対価記憶手段が記憶する前記対価媒体数に基づいて前記交換対価媒体数を特定することを特徴とする遊技場用景品交換装置。
  2. 前記条件記憶手段は、前記受付期間そのもの、記憶媒体発行後の遊技に関する情報である遊技情報であって記憶媒体に対応する遊技者の遊技情報である発行後遊技情報、同一の遊技者に対応する記憶媒体数である発行媒体数及び同一の遊技者に対応する複数の記憶媒体の発行間隔である媒体発行間隔のうち少なくとも1つを媒体情報とし、その情報範囲を区分して記憶することで媒体条件を区分して記憶し、
    前記対価記憶手段は、前記発行後遊技情報が媒体条件である場合には発行後遊技情報に応じて、前記発行媒体数が媒体条件である場合には発行媒体数に応じて、前記媒体発行間隔が媒体条件である場合には媒体発行間隔に応じて対応する受付期間が長くなるとして対価媒体数を媒体条件に対応付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載した遊技場用景品交換装置。
  3. 所定の有価価値を対価として遊技媒体を遊技者へと貸出す台毎装置であって遊技者IDを受付可能に構成される台毎装置から遊技者に対して貸出した遊技媒体数である貸出数或いはその対価となる貸出対価額である売上情報を特定可能な売上信号及び受付けた遊技者IDを特定可能な貸出ID信号を受信し、その受信した売上信号により特定される売上情報と当該受信した貸出ID信号により特定される遊技者IDとを対応付けて管理する遊技情報管理手段と、
    前記発行装置であって前記遊技者IDを受付可能に構成される発行装置から発行した記憶媒体を特定可能な発行信号及び当該発行信号に対応する遊技者IDを特定可能な発行ID信号を受信し、その受信した発行信号により特定される記憶媒体と当該受信した発行ID信号により特定される遊技者IDとを対応付けて管理する発行情報管理手段と、を備え、
    前記条件特定手段は、前記受付手段が受付けた記憶媒体に対応付けて前記発行情報管理手段が管理する前記遊技者IDに対応付けて前記遊技情報管理手段が管理する売上情報のうち前記受付手段が受付けた記憶媒体を前記発行装置が発行した以降の売上情報を媒体情報として特定し、
    前記条件記憶手段は、売上情報を媒体情報として所定範囲毎に区分して媒体条件を記憶し、
    前記対価記憶手段は、売上情報である貸出数が多くなるほど或いは貸出対価額が大きくなるほど対応する受付期間が長くなるとして前記対価媒件数を前記媒体条件に対応付けて記憶することを特徴とする請求項2に記載した遊技場用景品交換装置。
  4. 遊技者が遊技により獲得した遊技媒体である獲得遊技媒体を計数し、その計数した獲得遊技媒体数を特定可能な記憶媒体を発行する発行装置が発行した記憶媒体を受付ける受付手段と、
    前記受付手段が受付けた記憶媒体に基づいて前記獲得遊技媒体数を特定し、その特定した獲得遊技媒体数を交換対象となる交換対象媒体数として特定する媒体特定手段と、
    遊技者が前記獲得遊技媒体との交換を希望する景品を特定する操作を受付ける操作手段と、
    前記獲得遊技媒体との交換対象になる景品について景品毎に交換対価となる遊技媒体数である対価媒体数を記憶する対価記憶手段と、
    前記操作手段が受付けた操作と前記対価記憶手段が記憶する前記対価媒体数とに基づいて遊技者が交換を希望する景品の交換対価である交換対価媒体数を特定し、その特定した交換対価媒体数が前記媒体特定手段により特定される前記交換対象媒体数を超えないことを条件として遊技者が前記獲得遊技媒体との交換を希望する景品と前記獲得遊技媒体とを対応付ける交換処理を行う交換手段と、
    前記交換手段による交換処理に関する情報を表示する表示手段と、を備えた遊技場用景品交換装置において、
    遊技機に対応して設けられる台毎装置であって遊技者IDを受付可能に構成される台毎装置から受付けた遊技者IDを特定可能な遊技ID信号を受信すると共に、当該台毎装置に対応する遊技機から所定条件が成立した場合に入賞率が高くなる状態である大当たり状態となったことを特定可能な大当信号を受信し、その受信した遊技ID信号により特定される遊技者IDと当該受信した大当信号により特定される大当時刻とを対応付けて管理する遊技情報管理手段と、
    前記発行装置であって前記遊技者IDを受付可能に構成される発行装置から発行した記憶媒体を特定可能な発行信号及び当該発行信号に対応する遊技者IDを特定可能な発行ID信号を受信し、その受信した発行信号により特定される記憶媒体及び当該記憶媒体の発行時刻と当該受信した発行ID信号により特定される遊技者IDとを対応付けて管理する発行情報管理手段と、
    遊技機にて大当たり状態となってから発行装置が記憶媒体を発行するまでの期間である大当発行期間である媒体情報についての条件である媒体条件を複数段階に区分して記憶する条件記憶手段と、
    前記受付手段が受付けた記憶媒体に対応付けて前記発行情報管理手段が管理する遊技者IDに対応付けて前記遊技情報管理手段が管理する大当時刻と当該記憶媒体に対応付けて前記発行情報管理手段が管理する発行時刻とに基づいて大当発行期間を特定し、その特定した大当発行期間が前記条件記憶手段により記憶される媒体条件のいずれに該当するのかを特定する条件特定手段と、を備え、
    前記対価記憶手段は、少なくとも1つの景品についての前記対価媒体数を前記条件記憶手段が記憶する前記媒体条件に対応する大当発行期間が短くなるほど遊技者にとって有利になるように媒体条件に対応付けて複数段階に区分して記憶し、
    前記交換手段は、前記条件特定手段が特定した前記媒体条件に対応付けて前記対価記憶手段が記憶する前記対価媒体数に基づいて前記交換対価媒体数を特定することを特徴とする遊技場用景品交換装置。
  5. 前記対価記憶手段は、前記対価媒体数を複数段階に区分して記憶する景品のうち少なくとも1つの景品を特殊景品として記憶し、
    前記条件特定手段は、前記受付手段が交換手段による1回の交換処理において複数の記憶媒体を受付けた場合に記憶媒体毎に前記媒体条件を特定し、
    前記媒体特定手段は、前記条件特定手段により特定される前記媒体条件が共通する記憶媒体により特定される前記獲得遊技媒体数を合算することで媒体条件毎に交換対象媒体数を特定し、
    前記交換手段は、前記媒体特定手段が前記媒体条件毎に特定した前記交換対象媒体数により交換可能な特殊景品の景品数を媒体条件毎に特定し、
    前記表示手段は、前記交換手段が前記媒体条件毎に特定した交換可能な特殊景品の景品数の合計値に基づいて交換可能な特殊景品の景品数を表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載した遊技場用景品交換装置。
  6. 前記交換手段により前記媒体条件毎に交換可能な特殊景品の景品数が特定された場合に、当該交換可能な特殊景品を交換した場合に生ずる余り媒体数を媒体条件毎に特定する余り特定手段と、
    前記余り特定手段により特定された前記媒体条件毎の余り媒体数を合算し、その合算した余り媒体数に基づいて前記対価記憶手段により複数段階に区分して記憶される前記対価媒体数のうち所定の対価媒体数により交換可能な特殊景品の景品数を特定する余り景品数特定手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記余り景品数特定手段が特定した特殊景品の景品数と前記交換手段が前記媒体条件毎に特定した交換可能な特殊景品の景品数との合計値に基づいて交換可能な特殊景品の景品数を表示することを特徴とする請求項5に記載した遊技場用景品交換装置。
  7. 前記対価記憶手段は、少なくとも複数の景品を特殊景品として記憶し、当該特殊景品のうち少なくとも1つの特殊景品を特別景品として記憶し、当該特別景品に対応する特殊景品を補正景品として記憶し、さらに特別景品に対応する所定係数である補正係数を記憶し、
    特別景品として前記対価記憶手段により記憶される特殊景品について前記交換手段が媒体条件毎に特定した交換可能な景品数の合計値が所定数以上である場合に、当該合計値と前記対価記憶手段が記憶する補正係数とに基づいて補正景品数を特定する補正数特定手段と、
    前記補正数特定手段が特定した補正景品数を当該補正景品として前記対価記憶手段により記憶される特殊景品について前記交換手段が特定した媒体条件毎に交換可能な景品数の合計値に加算した値を当該補正景品として前記対価記憶手段により記憶される特殊景品の交換可能な景品数である交換補正景品数として特定する一方、前記補正数特定手段により特定される補正景品数に相当する特別景品の数を前記特別景品についての合計値から減算した値を当該特別景品として前記対価記憶手段により記憶される特殊景品の交換可能な景品数である交換特別景品数として特定する交換補正手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記交換補正手段が特定した交換補正景品数及び交換特別景品数に基づいて交換可能な特殊景品数を表示することを特徴とする請求項5または6に記載した遊技場用景品交換装置。
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