JP2009275777A - 無段変速機の制御装置および無段変速機の制御方法 - Google Patents

無段変速機の制御装置および無段変速機の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スリップが発生した場合その後のグリップ回復時のショックが軽減された無段変速機の制御装置および無段変速機の制御方法を提供する。
【解決手段】無段変速機の制御装置は、駆動輪のスリップを検出するスリップ検出部(車輪速センサ440,Gセンサ442)と、検出部によって駆動輪のスリップが検出された場合には、スリップが検出されていない場合と比較して、変速比を増速側に変化させる制御部1000とを備える。好ましくは、制御装置は、車体速を検出する車体速検出部(車輪速センサ441)をさらに備える。制御部1000は、駆動輪のスリップが検出された場合には、変速比を車体速検出部で検出された車体速に対応する目標変速比に近づけるように、変速比を変化させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、無段変速機の制御装置および無段変速機の制御方法に関し、特に駆動輪のスリップ時の制御に関する。
車両に搭載される自動変速機は、エンジンとトルクコンバータ等を介して繋がるとともに複数の動力伝達経路を有してなる変速機構を有して構成される。自動変速機は、例えば、アクセル開度および車速に基づいて自動的に変速比(走行速度段)の切換えを行なうように構成される。
トルクコンバータは、発進時にはトルク増大作用があり好都合であるが、通常走行時はいくらか滑りを生じるので、燃費が悪くなる。そこで、トルクコンバータは、通常走行時にその入力軸と出力軸とを直結するロックアップクラッチを備えている。
特開2001−132828号公報(特許文献1)は、駆動輪のスリップを検出したときには、スリップ直前の変速比を保持しつつ、ライン圧を増加補正し、さらにロックアップクラッチを解放することが開示されている。
特開2001−132828号公報 特開2003−48462号公報
ところで、スリップ時には路面からの反力がなく、駆動輪の回転速度が上昇する。変速比が一定であると、エンジン回転速度も上昇する。その状態でグリップが回復すると、エンジンのイナーシャ(慣性)トルクによるショックが車体に発生するおそれがある。
この発明の目的は、スリップが発生した場合その後のグリップ回復時のショックが軽減された無段変速機の制御装置および無段変速機の制御方法を提供することである。
この発明は、要約すると、無段変速機の制御装置であって、駆動輪のスリップを検出するスリップ検出部と、検出部によって駆動輪のスリップが検出された場合には、スリップが検出されていない場合と比較して、変速比を増速側に変化させる制御部とを備える。
好ましくは、制御装置は、車体速を検出する車体速検出部をさらに備える。制御部は、車体速に対応する目標変速比を記憶した記憶部を含む。制御部は、駆動輪のスリップが検出された場合には、変速比を車体速検出部で検出された車体速に対応する目標変速比に近づけるように、変速比を変化させる。
より好ましくは、制御部は、車体速検出部で検出された車体速が目標変速比よりも増速側であったときには、変速比を増速側に変化させることを行なわない。
より好ましくは、記憶部は、車速に基づいて変速比を定めるための変速マップをさらに記憶している。目標変速比は、車体速検出部で検出された車体速を車速としたときに変速マップ上で取り得る変速比の範囲の最も増速側となる変速比である。
より好ましくは、目標変速比は、車体速検出部で検出された車体速で定常走行を行なうときに設定される変速比である。
好ましくは、無段変速機は、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータによって内燃機関と接続される。制御部は、駆動輪のスリップが検出された場合には、ロックアップクラッチの係合状態を解放側に変化させる。
この発明は、他の局面においては、無段変速機の制御方法であって、駆動輪のスリップを検出するステップと、検出部によって駆動輪のスリップが検出された場合には、スリップが検出されていない場合と比較して、変速比を増速側に変化させるステップとを備える。
好ましくは、無段変速機が搭載される車両は、車体速を検出する車体速検出部と、車体速に対応する目標変速比を記憶した記憶部とを含む。変速比を増速側に変化させるステップは、駆動輪のスリップが検出された場合には、変速比を車体速検出部で検出された車体速に対応する目標変速比に近づけるように、変速比を変化させる。
より好ましくは、制御方法は、車体速検出部で検出された車体速が目標変速比よりも増速側であったときには、変速比を増速側に変化させることを行なわないステップをさらに備える。
より好ましくは、記憶部は、車速に基づいて変速比を定めるための変速マップをさらに記憶する。目標変速比は、車体速検出部で検出された車体速を車速としたときに変速マップ上で取り得る変速比の範囲の最も増速側となる変速比である。
より好ましくは、目標変速比は、車体速検出部で検出された車体速で定常走行を行なうときに設定される変速比である。
好ましくは、無段変速機は、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータによって内燃機関と接続される。制御方法は、駆動輪のスリップが検出された場合には、ロックアップクラッチの係合状態を解放側に変化させるステップをさらに備える。
この発明によれば、スリップが発生した場合その後のグリップ回復時のショックが軽減され、運転快適性が向上する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付し、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[車両のパワートレーンの構成]
図1は、本実施の形態に係る車両のパワートレーンの構成を示す図である。
図1を参照して、この車両のパワートレーンは、エンジン100と、トルクコンバータ200と、前後進切換装置290と、ベルト式無段変速機構300と、デファレンシャルギヤ800と、制御部1000と、油圧制御部1100とを含む。
なお、無段変速機は、トルクコンバータ200と、前後進切換装置290と、ベルト式無段変速機構300と、油圧制御部1100とを含む。
エンジン100の出力軸は、トルクコンバータ200の入力軸に接続される。エンジン100とトルクコンバータ200とは回転軸により連結されている。したがって、エンジン回転速度センサ430により検出されるエンジン100の出力軸回転速度Ne(エンジン回転速度Ne)とトルクコンバータ200の入力軸回転速度(ポンプ回転速度)とは同じである。
トルクコンバータ200は、入力軸と出力軸とを直結状態にするロックアップクラッチ210と、入力軸側のポンプ羽根車220と、出力軸側のタービン羽根車230と、ワンウェイクラッチ250を有しトルクを増幅するステータ240とを含む。トルクコンバータ200とベルト式無段変速機構300とは、回転軸により接続される。トルクコンバータ200の出力軸回転速度Nt(タービン回転速度Nt)は、タービン回転速度センサ400により検出される。
トルクコンバータ200とベルト式無段変速機構300との間には、オイルポンプ260が設けられる。オイルポンプ260は、たとえば、ギヤポンプであって、入力軸側のポンプ羽根車220が回転すると作動する。オイルポンプ260は、油圧制御部1100の各種ソレノイドに油圧を供給する。
ベルト式無段変速機構300は、前後進切換装置290を介在させてトルクコンバータ200に接続される。ベルト式無段変速機構300は、入力側のプライマリプーリ500と、出力側のセカンダリプーリ600と、プライマリプーリ500とセカンダリプーリ600とに巻き掛けられた金属製のベルト700とを含む。
プライマリプーリ500は、プライマリシャフトに固定された固定シーブおよびプライマリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブとを含む。セカンダリプーリ600は、セカンダリシャフトに固定されている固定シーブおよびセカンダリシャフトに摺動のみ自在に支持されている可動シーブとを含む。
プライマリプーリ500およびセカンダリプーリ600の油圧アクチュエータ(いずれも図示せず)には、それぞれ作動油が給排されている。変速は、各プーリ500,600の固定シーブと可動シーブとの間の溝幅を連続的に変化させることにより、ベルトの巻き掛け半径が大小に変化して行なわれる。
油圧制御部1100は、プライマリプーリ500の回転速度を目標回転速度に一致させる変速比となるように、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータに供給される油圧を制御する。さらに、油圧制御部1100は、セカンダリプーリ600の可動シーブを固定シーブ側に押圧してベルトを挟みつけてトルクを伝達するのに必要な張力が得られるようにセカンダリプーリ600の油圧アクチュエータに供給される油圧を制御する。
ベルト式無段変速機構300のプライマリプーリ500の回転速度NINは、プライマリプーリ回転速度センサ410により検出され、セカンダリプーリ600の回転速度NOUTは、セカンダリプーリ回転速度センサ420により検出される。
これら回転速度センサは、プライマリプーリ500やセカンダリプーリ600の回転軸やこれに繋がるドライブシャフトに取付けられた回転検出用ギヤの歯に対向して設けられている。これらの回転速度センサは、ベルト式無段変速機構300の、入力軸であるプライマリプーリ500や出力軸であるセカンダリプーリ600の僅かな回転の検出も可能なセンサであり、たとえば、一般的に半導体式センサと称される磁気抵抗素子を使用したセンサである。
前後進切換装置290は、ダブルピニオンプラネタリギヤ、リバース(後進用)ブレーキB1および入力クラッチC1を有している。プラネタリギヤは、そのサンギヤが入力軸に連結されており、第1および第2のピニオンを支持するキャリヤがプライマリ側固定シーブに連結されており、そしてリングギヤが後進用摩擦係合要素となるリバースブレーキB1に連結されており、またキャリヤとリングギヤとの間に入力クラッチC1が介在している。この入力クラッチC1は、前進クラッチやフォワードクラッチとも呼ばれ、シフトポジションセンサ448が検出するシフトレバーのポジションが、パーキング(P)ポジション、リバース(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション以外のポジションであって車両が前進する前進ポジションにおいて係合状態で使用される。
これらのパワートレーンを制御する制御部1000および油圧制御部1100について説明する。制御部1000は、ECU(電子制御ユニット)によって実現される。なお制御部1000は、1つのECUによって実現されるものであってもよいし、複数のECUによって実現されるものであってもよい。
制御部1000には、タービン回転速度センサ400からタービン回転速度Ntを表わす信号が、プライマリプーリ回転速度センサ410からプライマリプーリ回転速度NINを表わす信号が、セカンダリプーリ回転速度センサ420からセカンダリプーリ回転速度NOUTを表わす信号が、入力される。
油圧制御部1100は、変速速度制御部1110と、ベルト挟圧力制御部1120と、ライン圧制御部1130と、ロックアップ係合圧制御部1132と、クラッチ圧力制御部1140と、マニュアルバルブ1150とを含む。制御部1000は、油圧制御部1100の変速制御用デューティソレノイド1200と、変速制御用デューティソレノイド1210と、ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド1220と、ライン圧制御用リニアソレノイド1230と、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド1240に対して制御信号を出力する。
変速速度制御部1110は、変速制御用デューティソレノイド1200の出力油圧に応じて、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータへの作動油の流入量を制御することにより増速側の変速速度を制御する。さらに、変速速度制御部1110は、変速制御用デューティソレノイド1210の出力油圧に応じて、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータからの作動油の流出量を制御して減速側の変速速度を制御する。制御部1000は、車輪速やアクセル開度に応じて、変速制御用デューティソレノイド1200,1210を制御する。変速速度制御部1110によりプライマリプーリ500の油圧アクチュエータに対する作動油の流入量と流出量とを制御することにより変速制御が行なわれる。
ベルト挟圧力制御部1120は、プライマリプーリ500の入力軸トルクと変速比とに応じて変化するベルト挟圧力制御用リニアソレノイド1220の出力油圧により、セカンダリプーリ600の油圧アクチュエータに供給される油圧を制御して、ベルト挟圧力を制御する。入力軸トルクは、たとえば、エンジン100の回転速度、吸入空気量等に基づくエンジン100の出力トルクとトルクコンバータ200におけるトルク比とから推定されてもよいし、直接的に検出されてもよい。
ライン圧制御部1130は、ライン圧制御用リニアソレノイド1230の出力油圧に応じてライン圧を制御する。プライマリプーリ500のアクチュエータの油圧は、プライマリプーリ500の油圧アクチュエータへの作動油の流入量と流出量とに基づいて推定される。ここで、ライン圧とは、オイルポンプ260により供給された油圧がレギュレータバルブ(図示せず)により調圧された油圧である。
ロックアップ係合圧制御部1132は、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド1240の出力油圧によりロックアップクラッチ210の係合と解放の切換え、および、ロックアップクラッチ210の係合圧の漸増および漸減を制御する。
マニュアルバルブ1150は、運転者のシフトレバーの操作に連動して作動して、油路を切換える。クラッチ圧力制御部1140は、入力クラッチC1またはリバースブレーキB1の係合時に、ライン圧制御用リニアソレノイド1230によりマニュアルバルブ1150を経由して供給される油圧をマニュアルバルブに供給する。
制御部1000には、さらにアクセルポジションセンサ444から運転者により踏まれているアクセルの開度を表わす信号Acc、スロットルポジションセンサ(図示せず)から、電磁スロットルの開度を表わす信号、エンジン回転速度センサ430から、エンジン100の回転速度(Ne)を表わす信号、シフトポジションセンサ448から前進走行ポジションか否かを示す信号、フットブレーキスイッチ446からフットブレーキが操作状態であるか否かを示す信号が、それぞれ入力される。
車輪速センサ440は、デファレンシャルギヤ800によって駆動力が伝達される駆動輪(図示せず)の回転速度を検出する。車輪速センサ440は、検出された駆動輪の回転速度を示す車輪速信号を制御部1000に送信する。なお、車速が検出できれば、特に車輪の回転速度を検出することに限定されるものではなく、たとえば、セカンダリプーリ回転速度と無段変速機から駆動輪までの減速比とに基づいて車速を演算するようにしてもよい。
車輪速センサ441は、それ自身にはエンジン100からの駆動力が伝達されない従動輪(図示せず)の回転速度を検出する。車輪速センサ441は、検出された従動輪の回転速度を示す車輪速信号を制御部1000に送信する。
Gセンサ442は、車両に取付けられた加速度センサである。たとえば、上り坂などを検出してニュートラル制御を上り坂では行なわないような制御に用いることができる。
制御部1000は、車輪速センサ440,441の出力を比較したり、車輪速センサ440の出力とGセンサ442の出力を比較したりすることにより駆動輪のスリップを検出することができる。
図2は、ベルト式無段変速機構300の変速線図の一例である。
図2を参照して、横軸には無段変速機構300の出力軸の回転速度NOUTに比例する車速が示され、縦軸には無段変速機構300の入力軸の回転速度NINが示されている。なお、回転速度NINは、トルクコンバータのロックアップクラッチ係合時にはエンジン回転速度Neと略等しい。
変速比γは、車速V1に対する入力回転速度NINの比であり、図2では原点を通る直線の傾きで表わされる。ローギヤに相当する変速比は直線の傾きが大きくなり、ハイギヤに相当する変速比は直線の傾きが小さくなる。
アクセル開度Accが0,10,20,50,70%など、複数のアクセル開度について変速線が予め定められている。図2に示される変速線図のマップがメモリ1010に記憶されている。そして、車速とアクセル開度がセンサによって検出され、制御部1000は、メモリ1010中のマップに基づいて油圧制御部1100中の変速速度制御部1110を制御し、変速比γが実現されるように制御を行なう。
図3は、スリップ発生時の変速線図上の動作点の移動を説明する検討例を示す図である。
図3を参照して、ベルト式無段変速機構300は変速比γmin〜γmaxの間で変速比を変化させることができる。今アクセル開度Acc=α1で車速V1で走行中であるとき動作点はP1である。
この状態で路面の凹凸などによって駆動輪にスリップが発生したとする。すると、車体が移動する速度(以下車体速という)は速度V1のままであるのに、駆動輪の回転速度や出力軸の回転速度(NOUT)から求めた車速は、見掛け上V2に増加する。そして動作点は動作点P2に移動する。変速比もそれに従って原点と動作点P2を結ぶ傾きに対応する値に変化する。
スリップが発生したので、運転者はアクセルペダルを戻しアクセル開度Acc=0となる。しかし、この変化は急激であるので、ベルト式無段変速機構300は変速比をあまり変更しない間にタイヤのグリップが回復する。このときの動作点はP3Bである。その後、アクセル開度Acc=0かつ車速V1で定まる動作点P4に向けて動作点が向かうように変速比が変更される。
ここで、動作点P2のスリップ発生から動作点P3Bのグリップ回復までの間の移動は極めて短時間に起こる。このときのエンジン回転速度Neの変化量ΔNBが大きいと、エンジン回転のイナーシャによるショックが車体に伝達される。この変化量ΔNBを小さくするように制御できれば、車体に発生するショックを低減させる効果がある。
[実施の形態1]
図4は、実施の形態1における図1の制御部1000がスリップ発生時に実行する制御を説明するためのフローチャートである。このフローチャートの処理は、所定のメインルーチンから一定時間ごとまた所定の条件が成立するごとに呼び出されて実行される。
図5は、図4のフローチャートの制御を実行したときのスリップ発生時の変速線図上の動作点の移動を示す図である。
図4、図5を参照して、まず、処理が開始されると図1の制御部1000は、ステップS1において駆動輪がスリップしているか否かを判断する。スリップの判断は、駆動輪の回転速度を検出する車輪速センサ440の検出値と従動輪の回転速度を検出する車輪速センサ441の検出値との差が所定値以上となったことで判断することができる。他にも、スリップの判断は、車輪速センサ440の検出値の変化を観測していて、加速度が非スリップ状態ではありえない値となったことを検出したり、車輪速センサ440の検出値に基づいて算出される加速度とGセンサ442の検出値とを比較したりすることによって行ってもよい。
ステップS1において駆動輪のスリップが検出されていない場合には、変速線図上の動作点はたとえばP1のままである。この場合、ステップS1からステップS5に処理が進み制御はメインルーチンに移される。
ステップS1において駆動輪のスリップが検出された場合には、変速線図上の動作点はたとえばP1からP2に移動する。この場合、ステップS1からステップS2に処理が進む。
ステップS2では、制御部1000は、車両の車体速と変速線マップから、設定可能な変速比の下限値を算出する。ここで、図5において、車体速はV1でありこれは従動輪の車輪速センサ441の出力から得ることができる。このとき、アクセル開度Acc=0の変速線と車速V1の線との交点P4が車体速で設定可能な変速比の下限値γ2を与える動作点である。
そしてステップS3において、現在の変速比(動作点P2であるので変速比γ1)が下限値γ2よりも大きい(ロー側)であるか否かが判断される。変速比>下限値が成立しなければステップS3からステップS5に処理が進み、制御はメインルーチンに移される。ただし、スリップ時には大抵の場合変速比>下限値が成立する。その場合にはステップS3からステップS4に処理が進む。
ステップS4においては、制御部1000は、変速比を下限値に設定するように油圧制御部の変速速度制御部1110を制御する。図5に示した動作点P2の場合では、変速比が現在の変速比γ1から下限の変速比γ2に変更されるので、動作点はP2からP3Aに移動する。ステップS4の処理が終了すると、ステップS5に処理が進み制御はメインルーチンに移される。
その後は、図5の動作点はP3A(スリップ状態)からP4(グリップ状態)に移動する。このときの回転速度の変化量ΔNAがグリップ時のショックに影響する。図3の場合の変化量ΔNBと比較すると、スリップ中に変速比を変更することによりエンジン回転速度が下げられているので、変化量ΔNAは小さくなりショックが改善される。
つまり、図3の場合には、変速比をスリップ中にγ1のままに維持していたので、グリップ時に基本的には変速比γ1の線に沿って点P2からP3Bに動作点が変化した。これに比べ図5の場合には、スリップ中に変速比をγ1からγ2に変更して点P2から点P3Aに動作点を変化させておくので、グリップ時には点P3Aから点P4に動作点が変化する。したがって、グリップ時のエンジン回転速度の変化は、ΔNBからΔNAに小さくなり、エンジンイナーシャによるグリップ時のショックが改善される。
図6は、変速比の変化の例を具体的に示した図である。
図6を参照して、動作点P1では、エンジン回転速度は4000rpm、駆動輪の回転速度に基づいて算出された車速は40km/hで変速比はγ=2.0であったとする。
スリップが発生して移動した動作点P2では、エンジン回転速度は5000rpm、駆動輪の回転速度に基づいて算出された車速は60km/hで変速比はγ=1.67に変化している。
ここで変速比を下限値に向けて変えていなければ、グリップ時の動作点P3Bではエンジン回転速度は3000rpm、車速は40km/hとなって、変速比は自然に変速が進んだ結果γ=1.67よりもやや小さくなる。ここで動作点P2からP3Bに変化したときのエンジン回転速度の変化量は、ΔNB=2000rpmである。運転者はアクセルペダルを離しているので、その後下限の変速比γ=0.5となる点P4に動作点が移動する。
本実施の形態の制御を行なうと、動作点P2でのスリップ中に車体速40km/hでの下限値であるγ=0.5に変速比を変更するので、動作点はP3Aに移動する。動作点P3Aでは、エンジン回転速度は1500rpm、車速は60km/hで、変速比はγ=0.5である。そして、グリップ時には動作点が点P3AからP4に移動する。動作点P4はエンジン回転速度1000rpm、車速40km/h、変速比γ=0.5である。ここで動作点P3AからP4に変化したときのエンジン回転速度の変化量は、ΔNA=500rpmである。
図7は、スリップ時の動作を説明するための動作波形図である。
図7を参照して、時刻t1においてアクセル開度が増加され、時刻t2においてスリップが発生開始したとする。すると車体速は40km/hと変化していないのに、駆動輪の車輪速は増加を開始し、車体速と車輪速が乖離する。時刻t2〜t3では変速線図に基づく変速が実行され変速比γは若干低下する一方で、変速機構の入力回転速度NINは増加する。
時刻t3〜t4においては、変速比γがそのまま維持される破線で示す場合は、入力軸回転速度NINも高い状態で維持され、アクセル開度が下がった後の時刻t4におけるグリップ復帰時には回転速度の変化量はΔNBとなる。
本実施の形態の制御が実行された場合は、時刻t3〜t4では実線で示すように変速比γが下げられ、入力軸回転速度NINも時刻t4までにある程度低下する。したがって時刻t4におけるグリップ復帰時には回転速度NINの変化量は、ΔNBよりも小さいΔNAで済む。
したがって、グリップ時のエンジンイナーシャによるショックが低減される。
[実施の形態2]
実施の形態2では、実施の形態1の制御に加えて、スリップ発生時にロックアップクラッチが係合している場合には係合を解除する。
図8は、実施の形態2における図1の制御部1000がスリップ発生時に実行する制御を説明するためのフローチャートである。
図8で示した制御は、図4で説明した実施の形態1で実行されるフローチャートの制御に加えてステップS11,S12の処理が実行される点が、実施の形態1の制御と異なる。他の部分の処理については、図4で説明しているので説明は繰返さない。
ステップS4において変速比を車体速における下限値に設定する処理が実行されると、ステップS11で制御部1000はロックアップクラッチ210がON状態(係合状態)か否かを判断する。この判断は、たとえば、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド1240に対して出力している制御信号の内容に基づいて判断される。
ステップS11でロックアップがON状態でないと判断されると、ステップS5に処理が進み制御はメインルーチンに移される。
一方、ステップS11でロックアップがON状態であると判断された場合には、ステップS12に処理が進み、ロックアップ状態の解除が行なわれる。すなわち、制御部1000は、ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド1240に対してロックアップクラッチ210を解放させるように制御信号を出力する。そして、ステップS5に処理が進み制御はメインルーチンに移される。
実施の形態2では、スリップ発生時にロックアップクラッチを解放させるので、実施の形態1での変速比を変更することによるグリップ時のショック低減の効果に加えて、トルクコンバータでの回転速度の変化を流体によって吸収させるというさらなるショック低減の効果が奏される。なお、ロックアップクラッチを完全に解放させる代わりに、スリップ状態に半係合させても良い。
[実施の形態3]
実施の形態1,2では、スリップ発生時にそのときの車体速での変速比の下限に変速比を変更することで、エンジン回転速度の変化量を少なくしてショックを低減させた。しかし、スリップ発生時に変化させる変速比の目標値は、必ずしも下限値でなくてもよい。
図9は、実施の形態3における図1の制御部1000がスリップ発生時に実行する制御を説明するためのフローチャートである。
図10は、図9のフローチャートの制御を実行したときのスリップ発生時の変速線図上の動作点の移動を示す図である。
図9、図10を参照して、まず、処理が開始されると図1の制御部1000は、ステップS21において駆動輪がスリップしているか否かを判断する。スリップの判断は、駆動輪の回転速度を検出する車輪速センサ440の検出値と従動輪の回転速度を検出する車輪速センサ441の検出値との差が所定値以上となったことで判断することができる。他にも、スリップの判断は、車輪速センサ440の検出値の変化を観測していて、加速度が非スリップ状態ではありえない値となったことを検出したり、車輪速センサ440の検出値に基づいて算出される加速度とGセンサ442の検出値とを比較したりすることによって行ってもよい。
ステップS21において駆動輪のスリップが検出されていない場合には、図10の変速線図上の動作点はたとえばP1のままである。この場合、ステップS21からステップS25に処理が進み制御はメインルーチンに移される。
ステップS21において駆動輪のスリップが検出された場合には、図10の変速線図上の動作点はたとえばP1からP2に移動する。この場合、ステップS21からステップS22に処理が進む。
ステップS22では、制御部1000は、車両の車体速で定常走行する際の変速比を予め定められたマップ等から得る。
図11は、定速走行時の変速比を決定するためのマップの一例を示す図である。
図11に示すように、その車種ごとに定速走行をする場合に最適の変速比γを定めておく。
再び図9、図10を参照して、車速V1で定速走行する場合の最適変速比がγ3であると算出されたとする。
そしてステップS23において、現在の変速比(動作点P2であるので変速比γ1)がγ3よりも大きい(ロー側)であるか否かが判断される。変速比>算出値が成立しなければステップS23からステップS25に処理が進み、制御はメインルーチンに移される。ただし、スリップ時にはたいていの場合変速比>算出値が成立する。その場合にはステップS23からステップS24に処理が進む。
ステップS24においては、制御部1000は、変速比を算出値γ3に設定するように油圧制御部の変速速度制御部1110を制御する。図10に示した動作点P2の場合では、変速比が現在の変速比γ1から算出値γ3に変更されるので、動作点はP2からP3Cに移動する。ステップS24の処理が終了すると、ステップS25に処理が進み制御はメインルーチンに移される。
このようにスリップ発生時の車体速で定速走行を行なうのに最適な変速比に変速比を設定することで、グリップ回復後の制御がより安定する。
最後に、本実施の形態について図1等を参照して総括的に説明する。無段変速機の制御装置は、駆動輪のスリップを検出するスリップ検出部(車輪速センサ440,Gセンサ442)と、検出部によって駆動輪のスリップが検出された場合には、スリップが検出されていない場合と比較して、変速比を増速側に変化させる制御部1000とを備える。
好ましくは、制御装置は、車体速を検出する車体速検出部(車輪速センサ441)をさらに備える。制御部1000は、車体速に対応する目標変速比を記憶した記憶部(メモリ1010)を含む。制御部1000は、駆動輪のスリップが検出された場合には、変速比を車体速検出部で検出された車体速に対応する目標変速比(図5ではγ2、図10ではγ3)に近づけるように、変速比を変化させる。
より好ましくは、制御部1000は、車体速検出部で検出された車体速が目標変速比よりも増速側であったときには、変速比を増速側に変化させることを行なわない。
より好ましくは、記憶部(メモリ1010)は、たとえば図2で示されるような、車速に基づいて変速比を定めるための変速マップをさらに記憶している。目標変速比は、車体速検出部で検出された車体速を車速としたときに変速マップ上で取り得る変速比の範囲(図5の動作点P1と動作点P4の間)の最も増速側となる変速比(図5で車速V1ならば変速比γ2)である。
より好ましくは、目標変速比は、たとえば図11で示されるように、車体速検出部で検出された車体速で定常走行を行なうときに設定される変速比である。
好ましくは、無段変速機は、ロックアップクラッチ210付きトルクコンバータ200によって内燃機関(エンジン100)と接続される。制御部は、駆動輪のスリップが検出された場合には、ロックアップクラッチ210の係合状態を解放側に変化させる。
この発明は、他の局面においては、無段変速機の制御方法であって、駆動輪のスリップを検出するステップS1と、検出部によって駆動輪のスリップが検出された場合には、スリップが検出されていない場合と比較して、変速比を増速側に変化させるステップS4とを備える。
好ましくは、無段変速機が搭載される車両は、車体速を検出する車体速検出部(車輪速センサ441)と、車体速に対応する目標変速比を記憶した記憶部(メモリ1010)とを含む。変速比を増速側に変化させるステップS4は、駆動輪のスリップが検出された場合には、変速比を車体速検出部で検出された車体速に対応する目標変速比に近づけるように、変速比を変化させる。
より好ましくは、制御方法は、車体速検出部で検出された車体速が目標変速比よりも増速側であったときには、変速比を増速側に変化させることを行なわないステップS3をさらに備える。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る車両のパワートレーンの構成を示す図である。 ベルト式無段変速機構300の変速線図の一例である。 スリップ発生時の変速線図上の動作点の移動を説明する検討例を示す図である。 実施の形態1における図1の制御部1000がスリップ発生時に実行する制御を説明するためのフローチャートである。 図4のフローチャートの制御を実行したときのスリップ発生時の変速線図上の動作点の移動を示す図である。 変速比の変化の例を具体的に示した図である。 スリップ時の動作を説明するための動作波形図である。 実施の形態2における図1の制御部1000がスリップ発生時に実行する制御を説明するためのフローチャートである。 実施の形態3における図1の制御部1000がスリップ発生時に実行する制御を説明するためのフローチャートである。 図9のフローチャートの制御を実行したときのスリップ発生時の変速線図上の動作点の移動を示す図である。 定速走行時の変速比を決定するためのマップの一例を示す図である。
符号の説明
100 エンジン、200 トルクコンバータ、210 ロックアップクラッチ、220 ポンプ羽根車、230 タービン羽根車、240 ステータ、250 ワンウェイクラッチ、260 オイルポンプ、290 前後進切換装置、300 ベルト式無段変速機構、400 タービン回転速度センサ、410 プライマリプーリ回転速度センサ、420 セカンダリプーリ回転速度センサ、430 エンジン回転速度センサ、440,441 車輪速センサ、442 Gセンサ、444 アクセルポジションセンサ、446 フットブレーキスイッチ、448 シフトポジションセンサ、500 プライマリプーリ、600 セカンダリプーリ、700 ベルト、800 デファレンシャルギヤ、1000 制御部、1010 メモリ、1100 油圧制御部、1110 変速速度制御部、1120 ベルト挟圧力制御部、1130 ライン圧制御部、1132 ロックアップ係合圧制御部、1140 クラッチ圧力制御部、1150 マニュアルバルブ、1200,1210 変速制御用デューティソレノイド、1220 ベルト挟圧力制御用リニアソレノイド、1230 ライン圧制御用リニアソレノイド、1240 ロックアップ係合圧制御用デューティソレノイド、B1 リバースブレーキ、C1 入力クラッチ。

Claims (12)

  1. 駆動輪のスリップを検出するスリップ検出部と、
    前記検出部によって前記駆動輪のスリップが検出された場合には、スリップが検出されていない場合と比較して、変速比を増速側に変化させる制御部とを備える、無段変速機の制御装置。
  2. 車体速を検出する車体速検出部をさらに備え、
    前記制御部は、車体速に対応する目標変速比を記憶した記憶部を含み、
    前記制御部は、前記駆動輪のスリップが検出された場合には、前記変速比を前記車体速検出部で検出された車体速に対応する前記目標変速比に近づけるように、前記変速比を変化させる、請求項1に記載の無段変速機の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記車体速検出部で検出された車体速が前記目標変速比よりも増速側であったときには、変速比を増速側に変化させることを行なわない、請求項2に記載の無段変速機の制御装置。
  4. 前記記憶部は、車速に基づいて変速比を定めるための変速マップをさらに記憶し、
    前記目標変速比は、前記車体速検出部で検出された車体速を車速としたときに前記変速マップ上で取り得る変速比の範囲の最も増速側となる変速比である、請求項2または3に記載の無段変速機の制御装置。
  5. 前記目標変速比は、前記車体速検出部で検出された車体速で定常走行を行なうときに設定される変速比である、請求項2または3に記載の無段変速機の制御装置。
  6. 前記無段変速機は、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータによって内燃機関と接続され、
    前記制御部は、前記駆動輪のスリップが検出された場合には、前記ロックアップクラッチの係合状態を解放側に変化させる、請求項1〜5に記載の無段変速機の制御装置。
  7. 駆動輪のスリップを検出するステップと、
    前記検出部によって前記駆動輪のスリップが検出された場合には、スリップが検出されていない場合と比較して、変速比を増速側に変化させるステップとを備える、無段変速機の制御方法。
  8. 前記無段変速機が搭載される車両は、
    車体速を検出する車体速検出部と、
    車体速に対応する目標変速比を記憶した記憶部とを含み、
    前記変速比を増速側に変化させるステップは、前記駆動輪のスリップが検出された場合には、前記変速比を前記車体速検出部で検出された車体速に対応する前記目標変速比に近づけるように、前記変速比を変化させる、請求項7に記載の無段変速機の制御方法。
  9. 前記車体速検出部で検出された車体速が前記目標変速比よりも増速側であったときには、変速比を増速側に変化させることを行なわないステップをさらに備える、請求項8に記載の無段変速機の制御方法。
  10. 前記記憶部は、車速に基づいて変速比を定めるための変速マップをさらに記憶し、
    前記目標変速比は、前記車体速検出部で検出された車体速を車速としたときに前記変速マップ上で取り得る変速比の範囲の最も増速側となる変速比である、請求項8または9に記載の無段変速機の制御方法。
  11. 前記目標変速比は、前記車体速検出部で検出された車体速で定常走行を行なうときに設定される変速比である、請求項8または9に記載の無段変速機の制御方法。
  12. 前記無段変速機は、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータによって内燃機関と接続され、
    前記制御方法は、
    前記駆動輪のスリップが検出された場合には、前記ロックアップクラッチの係合状態を解放側に変化させるステップをさらに備える、請求項7〜11に記載の無段変速機の制御方法。
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