JP2009274557A - 車両環境設定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両環境設定に要する時間の短縮化を図る。
【解決手段】携帯装置20からユーザ識別情報および車両環境設定情報を受信すると、当該受信したユーザ識別情報と対応付けて当該受信した車両環境設定情報を記憶部12に記憶させておき、携帯装置20との通信が可能な状態となった場合、携帯装置20よりユーザ識別情報を取得し(SS102、S104)、取得したユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が記憶部12に記憶されていることを判定した場合、ユーザ識別情報と対応付けて記憶部12に記憶された車両環境設定情報を、車両の運転環境設定を行う各部へ送信して車両の運転環境の設定を行わせる(S110)。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載された車載装置と、車両に乗車するユーザが携帯可能な携帯装置を備えた運転環境設定システムに関するものである。
従来、運転者が乗車の際に設定できる乗車環境運転形態事項の設定値が予め定め記憶されているICカードを乗車する自動車の車載機器にセットし、ICカードに記憶されている乗車運転環境形態事項設定値を車載機器によって読み出し、この読み出した乗車運転環境形態事項設定値によってICカード所有者の乗車環境運転形態事項を自動設定するようにしたシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−120670号公報
上記特許文献1に記載されたシステムでは、乗車する自動車の車載機器にICカードがセットされると、毎回、車載機器によりICカードに記憶されている乗車環境運転形態事項の設定値を読み込むようになっているので、車載機器にICカードをセットしてから乗車環境運転形態事項の自動設定が完了するまでに、毎回時間を要するといった問題がある。特に、乗車環境運転形態事項の項目数が多い場合やICカードに記憶されているデータを読み込むデータ読み込み速度が遅い場合、車両環境設定が完了するまでに長い時間を要するため、運転者は車両環境設定が完了するまで長時間待機する必要があった。
本発明は上記問題に鑑みたもので、車両環境設定に要する時間の短縮化を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、車両に搭載された車載装置と、車両に乗車するユーザが携帯可能な携帯装置を備えた運転環境設定システムであって、携帯装置は、当該携帯装置を携帯するユーザの車両環境を表す車両環境設定情報を記憶する第1の記憶部と、車載装置と通信する第1の通信部を備え、車載装置は、第1の通信部を介して携帯装置と通信する第2の通信部と、第2の記憶部を有し、第2の通信部を介して携帯装置から当該携帯装置を携帯するユーザを識別するためのユーザ識別情報および車両環境設定情報を受信すると、当該受信したユーザ識別情報と対応付けて当該受信した車両環境設定情報を第2の記憶部に記憶させるようになっており、第2の通信部を介して携帯装置との通信が可能な状態となった場合、当該携帯装置との通信を介して携帯装置を携帯するユーザを識別するためのユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、ユーザ識別情報取得手段により取得されたユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が第2の記憶部に記憶されているか否かを判定する判定手段と、判定手段によりユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が第2の記憶部に記憶されていると判定された場合、ユーザ識別情報と対応付けて第2の記憶部に記憶された車両環境設定情報を、車両の運転環境設定を行う各部へ送信して車両の運転環境の設定を行わせる運転環境設定手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、ユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が第2の記憶部に記憶されていると判定された場合、ユーザ識別情報と対応付けて第2の記憶部に記憶された車両環境設定情報を、車両の運転環境設定を行う各部へ送信して車両の運転環境の設定を行わせるので、車両環境設定に要する時間の短縮化を図ることできる。
また、請求項2に記載の発明は、運転環境設定手段は、判定手段によりユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が第2の記憶部に記憶されていないと判定された場合、携帯装置に車両環境設定情報の送信を指示し、当該送信指示に応じて携帯装置より送信される車両環境設定情報を受信すると、当該受信した車両環境設定情報を、車両の運転環境設定を行う各部へ送信して車両の運転環境の設定を行わせることを特徴としている。
このように、ユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が第2の記憶部に記憶されていないと判定された場合、携帯装置に車両環境設定情報の送信を指示し、当該送信指示に応じて携帯装置より送信される車両環境設定情報を受信すると、当該受信した車両環境設定情報を、車両の運転環境設定を行う各部へ送信して車両の運転環境の設定を行わせることができる。
また、請求項3に記載の発明は、車両制御装置は、第2の記憶部に車両環境設定情報を記憶してから予め定められた期間が経過したことを判定した場合、当該期間が経過した車両環境設定情報を第2の記憶部から消去する第1の情報消去手段と、を備えたことを特徴としている。
例えば、レンタカーに搭載された場合のように不特定多数のユーザにより利用される場合、多くのユーザの車両環境設定情報が第2の記憶部に記憶されることになるが、このような構成によれば、記憶部に車両環境設定情報を記憶してから予め定められた期間が経過すると、当該期間が経過した車両環境設定情報が第2の記憶部から消去され、記憶部に必要以上の車両環境設定情報を残さないようにすることが可能である。
また、請求項4に記載の発明は、車両制御装置が、ユーザ操作に応じて第2の記憶部から特定の車両環境設定情報の消去が指示されたことを判定した場合、当該指示された特定の車両環境設定情報を第2の記憶部から消去する第2の情報消去手段を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、ユーザ操作に応じて第2の記憶部から特定の車両環境設定情報の消去が指示されたことを判定した場合、当該指示された特定の車両環境設定情報が記憶部から消去されるので、不要な車両環境設定情報を第2の記憶部に残さないようにすることが可能である。
本発明の一実施形態に係る運転環境設定システムの構成を図1に示す。本運転環境設定システムは、運転者となるユーザが車両100に乗車することにより、車両100の運転環境をそのユーザ用の運転環境に自動的に設定するためのものであり、車載装置10及び携帯装置20により構成されている。
車載装置10は、制御部11、記憶部12及び通信部13を備える。制御部11は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを中心に構成されており、各種処理を実行する。また、制御部11は、車両100に搭載された各種制御装置51〜59等と通信可能に接続されている。
ここで、各種制御装置51〜59は、運転者の好みに応じた運転環境の設定(変更)を可能とするものである。本実施形態では、シート位置制御装置51、ステアリング位置制御装置52、ミラー位置制御装置53、空調制御装置54、オーディオ制御装置55、ナビゲーション制御装置56、情報表示制御装置57、エンジン制御装置58、走行制御装置59が搭載されている。
これらの制御装置51〜59は、いずれも、車両100に乗車したユーザによる外部操作に従い、運転環境を設定(変更)可能に構成されている。例えば、シート位置制御装置51は、外部操作に従い、電動シートである運転席の位置(座面の高さや前後方向の位置等)を調整する。ここで、シート位置制御装置51により実現可能な運転環境(座面の高さや前後方向の位置等)は、車両環境設定情報(例えば数値データ)として表される。そして、シート位置制御装置51は、外部から車両環境設定情報が直接入力されることにより、その車両環境設定情報の表す運転環境を再現可能に構成されている。つまり、車両環境設定情報を入力すれば、外部操作による微調整等を行わなくても、運転環境を正確に再現させることができる。
なお、ここではシート位置制御装置51を例に挙げて説明したが、他の制御装置52〜59も同様であり、車両環境設定情報が入力されることにより、その車両環境設定情報の表す運転環境を再現可能に構成されている。
記憶部12は、各種情報を記憶可能に構成されている。そして、記憶部12には、当該車載装置10に固有の識別情報である車両識別情報があらかじめ記憶されている。
通信部13は、携帯装置20との間で近距離無線通信を行うためのものであり、少なくとも当該車載装置10の搭載された車両100の室内全域をカバーする通信エリア(近距離無線通信可能なエリア)に存在する携帯装置20との間で無線通信が可能となる。なお、近距離無線通信としては、例えば、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)、無線LAN、ZIGBEE(登録商標)等が挙げられる。
また、携帯装置20は、車両100に乗車するユーザが携帯可能な可搬型端末であり、本運転環境設定システムを利用するユーザ(車両100を運転し得るユーザ)により所持される。
携帯装置20は、制御部21、記憶部22及び通信部23を備えている。制御部21は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを中心に構成されており、各種処理を実行する。
記憶部22は、各種情報を記憶可能に構成されている。そして、記憶部22には、当該携帯装置20を所持するユーザに固有の識別情報であるユーザ識別情報と、同ユーザの車両環境を表す車両環境設定情報が、あらかじめ記憶されている。
なお、車両環境設定情報は、所定の手順により携帯装置20の記憶部22に記憶される。本実施形態では、車両100において、ユーザの外部操作によりそのユーザ用の運転環境が設定された後、車両環境設定情報の登録操作が携帯装置20で行われると、携帯装置20が、車両環境設定情報の登録指令を車載装置10へ送信する。すると、登録指令を受信した車載装置10が、その時点での車両100の運転環境(ユーザが外部操作により設定した運転環境)を表す車両環境設定情報を送信元の携帯装置20へ送信し、携帯装置20が、受信した車両環境設定情報を記憶部22に記憶する。
通信部23は、車載装置10との間で近距離無線通信を行うためのものであり、車両100の室内全域をカバーする通信エリアにおいて車載装置10との間で無線通信が可能となる。
なお、本実施形態の運転環境設定システムにおいて、携帯装置20は、携帯電話端末を用いて構成されている。
次に、本実施形態の運転環境設定システムを構成する各装置10、20で実行される処理について説明する。
まず、図2に示すフローチャートに従って、車載装置10の制御部11により実行される車両環境設定処理について説明する。この車両環境設定処理は、運転者が車両100に乗車したことを検出した時点で開始される。なお、運転者が車両100に乗車したことの検出は、例えば、運転席に設けられた着座センサによりユーザの着座を検出することにより行うことができる。
制御部11は、車両環境設定処理を開始すると、まず、携帯装置20からの接続要求の待ち受け状態となり、携帯装置20からの接続要求があるか否かに基づいて携帯装置20が検出されたか否かを判定する(S100)。
ここで、携帯装置20からの接続要求がない場合、S100の判定はNOとなり、S100の判定を繰り返す。また、携帯装置20からの接続要求があると、S100の判定はYESとなり、次に、携帯装置20にユーザ識別情報の送信を要求する(S102)。具体的には、携帯装置20に対するユーザ識別情報の送信要求である識別情報送信要求を近距離無線通信で送信する。なお、このユーザ識別情報の送信要求に応じて、携帯装置20から記憶部22に記憶されたユーザ識別情報が送信されるようになっている。
続いて、S104では、携帯装置20より送信されるユーザ識別情報を受信する。
本実施形態では、このように携帯装置20にユーザ識別情報の送信を要求し、携帯装置20より送信されるユーザ識別情報を受信することにより、ユーザ識別情報を取得する。
続いて、S106では、S104で受信したユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が記憶部12に記憶されているか否かを判定するために、S104で受信したユーザ識別情報を記憶部12から検索する。
S108では、S106で実施した検索によりS104で受信したユーザ識別情報が検索されたか否かに基づいて同一のユーザ識別情報が記憶部12に記憶されているか否かを判定する。
S104で受信したユーザ識別情報が検索された場合、S108の判定はYESとなり、次に、ユーザの車両環境設定情報を車両100の運転環境設定を行う各制御装置へ送出する(S110)。具体的には、S104で受信したユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報と対応付けて記憶されている車両環境設定情報を記憶部12から読み出し、読み出した車両環境設定情報を、車両100の運転環境設定を行う各種制御装置51〜59等へ送信して、各種制御装置51〜59に車両100の運転環境の設定を行わせる。これにより、車両100の運転環境が、運転者用の運転環境に設定される。
また、S106において実施した検索によりS104で受信したユーザ識別情報が検索されない場合、S108の判定はNOとなり、次に、携帯装置20に車両環境設定情報の送信を要求する(S112)。なお、この車両環境設定情報の送信要求に応じて、携帯装置20から記憶部22に記憶された車両環境設定情報が送信されるようになっている。
続いて、S114では、携帯装置20より送信される車両環境設定情報を受信する。
続いて、S116では、S114にて受信したユーザ識別情報を、S104にて受信したユーザ識別情報に対応付けて、受信日時とともに記憶部12に記憶させる。
上記したように、通信部13を介して携帯装置20から当該携帯装置20を携帯するユーザを識別するためのユーザ識別情報および車両環境設定情報を受信すると、当該受信したユーザ識別情報と対応付けて当該受信した車両環境設定情報を記憶部12に記憶させ、S110へ進む。
これにより、携帯装置20から受信した車両環境設定情報が、車両100の運転環境設定を行う各種制御装置51〜59等へ送信され、各種制御装置51〜59により車両100の運転環境の設定が行われる。
上記した構成によれば、ユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が記憶部12に記憶されていると判定された場合、ユーザ識別情報と対応付けて記憶部12に記憶された車両環境設定情報を、車両の運転環境設定を行う各部へ送信して車両の運転環境の設定を行わせるので、車両環境設定に要する時間の短縮化を図ることできる。
次に、図3に示すフローチャートに従って、携帯装置20の制御部21により実行される情報送信処理について説明する。この情報送信処理は、携帯装置20の起動(電源オン)とともに開始され、携帯装置20の動作が停止(電源オフ)するまで継続して行われる。
制御部21は、情報送信処理を開始すると、まず、S200で、ユーザ識別情報の送信要求である識別情報送信要求が受信されたか否かを判定する。なお、識別情報送信要求は、前述した車両環境設定処理(図2)におけるS102で車載装置10により送信される。
そして、S200で、識別情報送信要求が受信されたと判定した場合には、S202へ移行し、当該携帯装置20を所持するユーザのユーザ識別情報を要求元の車載装置10へ送信し、S200へ戻る。
一方、S200で、識別情報送信要求が受信されていないと判定した場合には、S204へ移行し、環境設定情報の送信要求である設定情報送信要求が受信されたか否かを判定する。なお、設定情報送信要求は、前述した車両環境設定処理(図2)におけるS112で車載装置10により送信される。
そして、S204で、設定情報送信要求が受信されたと判定した場合には、S206へ移行し、当該携帯装置20を所持するユーザ用の環境設定情報を要求元の車載装置10へ送信し、S200へ戻る。
一方、S204で、設定情報送信要求が受信されていないと判定した場合には、そのままS200へ戻る。
次に、図4に示すフローチャートに従って、車載装置10の制御部11により実行される自動情報消去処理について説明する。この自動情報消去処理は、車両環境設定処理と同様に、運転者が車両100に乗車したことを検出した時点で開始される。
まず、記憶部12に記憶されている車両環境設定情報を検索する(S300)。
続いて、S302では、S300により検索された車両環境設定情報について、その受信日時から予め定められた期間(例えば、1年)以上が経過した情報であるか否かを判定する。すなわち、車両環境設定情報が記憶部12に記憶されてから予め定められた期間以上が経過したか否かを判定する。
S300により検索された車両環境設定情報について、記憶部12に記憶されてから予め定められた期間以上が経過していない場合、S302の判定はNOとなり、S300へ戻る。
また、S300により検索された車両環境設定情報が、記憶部12に記憶されてから予め定められた期間が経過している場合、S302の判定はYESとなり、次に、当該期間が経過した車両環境設定情報を記憶部12から消去し(S304)、本処理を終了する。なお、車両環境設定情報を記憶部12から消去すると、同時に、ユーザ識別情報および受信日時も消去される。
例えば、レンタカーに搭載された場合のように不特定多数のユーザにより利用される場合、多くのユーザの車両環境設定情報が記憶部12に記憶されることになるが、このような構成によれば、記憶部12に車両環境設定情報を記憶してから予め定められた期間が経過すると、当該期間が経過した車両環境設定情報が記憶部12から消去され、記憶部に必要以上の車両環境設定情報を残さないようにすることが可能である。
次に、図5に示すフローチャートに従って、車載装置10の制御部11により実行される手動情報消去処理について説明する。この手動情報消去処理は、車両環境設定処理、自動情報消去処理と同様に、運転者が車両100に乗車したことを検出した時点で開始される。
まず、記憶部12に記憶されている車両環境設定情報を読み出して、図示しない表示部に表示させる(S400)。
続いて、S402では、ユーザ操作による特定の車両環境設定情報の消去指示があるか否かを判定する。本実施形態では、S400にて表示部に表示された車両環境設定情報の中からユーザ操作により特定の車両環境設定情報を選択した後、表示部に表示された消去スイッチを選択操作することにより、特定の車両環境設定情報の消去指示を手動で行うことができるようになっている。ここでは、ユーザ操作により特定の車両環境設定情報が選択され、消去スイッチが選択操作されたか否かに基づいて特定の車両環境設定情報の消去指示があるか否かを判定する。
ここで、特定の車両環境設定情報の消去指示がなされない場合、S402の判定はNOとなり、S400へ戻る。
また、特定の車両環境設定情報の消去指示がなされると、S402の判定はYESとなり、次に、消去指示がなされた特定の車両環境設定情報を記憶部12から消去し(S404)、本処理を終了する。なお、車両環境設定情報を記憶部12から消去すると、同時に、ユーザ識別情報および受信日時も消去される。
上記した構成によれば、ユーザ操作に応じて記憶部12から特定の車両環境設定情報の消去が指示されたことを判定した場合、当該指示された特定の車両環境設定情報が記憶部12から消去されるので、不要な車両環境設定情報を記憶部12に残さないようにすることが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々なる形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、携帯電話端末を利用して携帯装置20を構成したが、携帯電話端末に限定されるものではなく、例えば、スマートキー、携帯情報端末(PDA)等の携帯型通信端末や、ICカード、USBメモリ、メモリカード等のデータ送受信機能を有する記憶装置等を利用して携帯装置20を構成してもよい。
また、上記実施形態では、携帯装置20にユーザ識別情報の送信を要求し、携帯装置20より当該携帯装置20の記憶部22に記憶されたユーザ識別情報を受信することで、携帯装置20よりユーザ識別情報を取得したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、携帯装置20との通信を介して携帯装置20の個々にユニークに付与された機器IDをユーザ識別情報として取得してもよく、また、近距離無線通信としてBluetoothを利用する場合には、ブルートゥース・デバイスIDをユーザ識別情報として取得するようにしてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、記憶部22が第1の記憶部に相当し、通信部23が第1の通信部に相当し、通信部13が第2の通信部に相当し、記憶部12が第2の記憶部に相当し、S102〜S104がユーザ識別情報取得手段に相当し、S108が判定手段に相当し、S110、S112〜S116が運転環境設定手段に相当し、S302、S304が第1の情報消去手段に相当し、S402、S404が第2の情報消去手段に相当する。
本発明の一実施形態に係る運転環境設定システムの構成を示す図である。 車載装置の制御部により実行される車両環境設定処理のフローチャートである。 携帯装置の制御部により実行される情報送信処理のフローチャートである。 車載装置の制御部により実行される自動情報消去処理のフローチャートである。 車載装置の制御部により実行される手動情報消去処理のフローチャートである。
符号の説明
10 車載装置
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
20 携帯装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
51 シート位置制御装置
52 ステアリング位置制御装置
53 ミラー位置制御装置
54 空調制御装置
55 オーディオ制御装置
56 ナビゲーション制御装置
57 情報表示制御装置
58 エンジン制御装置
59 走行制御装置
100 車両

Claims (4)

  1. 車両に搭載された車載装置と、車両に乗車するユーザが携帯可能な携帯装置を備えた運転環境設定システムであって、
    前記携帯装置は、
    当該携帯装置を携帯するユーザの車両環境を表す車両環境設定情報を記憶する第1の記憶部と、
    前記車載装置と通信する第1の通信部を備え、
    前記車載装置は、
    前記第1の通信部を介して前記携帯装置と通信する第2の通信部と、第2の記憶部を有し、前記第2の通信部を介して前記携帯装置から当該携帯装置を携帯するユーザを識別するためのユーザ識別情報および前記車両環境設定情報を受信すると、当該受信したユーザ識別情報と対応付けて当該受信した車両環境設定情報を前記第2の記憶部に記憶させるようになっており、
    前記第2の通信部を介して前記携帯装置との通信が可能な状態となった場合、当該携帯装置との通信を介して前記携帯装置を携帯するユーザを識別するためのユーザ識別情報を取得するユーザ識別情報取得手段と、
    前記ユーザ識別情報取得手段により取得された前記ユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が前記第2の記憶部に記憶されているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記ユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が前記第2の記憶部に記憶されていると判定された場合、前記ユーザ識別情報と対応付けて前記第2の記憶部に記憶された前記車両環境設定情報を、前記車両の運転環境設定を行う各部へ送信して前記車両の運転環境の設定を行わせる運転環境設定手段と、を備えたことを特徴とする車両環境設定システム。
  2. 前記運転環境設定手段は、前記判定手段により前記ユーザ識別情報と同一のユーザ識別情報が前記第2の記憶部に記憶されていないと判定された場合、前記携帯装置に前記車両環境設定情報の送信を指示し、当該送信指示に応じて前記携帯装置より送信される前記車両環境設定情報を受信すると、当該受信した車両環境設定情報を、前記車両の運転環境設定を行う各部へ送信して前記車両の運転環境の設定を行わせることを特徴とする請求項1に記載の車両環境設定システム。
  3. 前記車両制御装置は、前記第2の記憶部に前記車両環境設定情報を記憶してから予め定められた期間が経過したことを判定した場合、当該期間が経過した車両環境設定情報を前記第2の記憶部から消去する第1の情報消去手段と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両環境設定システム。
  4. 前記車両制御装置は、ユーザ操作に応じて前記第2の記憶部から特定の車両環境設定情報の消去が指示されたことを判定した場合、当該指示された特定の車両環境設定情報を前記第2の記憶部から消去する第2の情報消去手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両環境設定システム。
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