JP2009274514A - 故障診断システム及びこれに用いる車載ecu - Google Patents

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Abstract

【課題】VIN書き込み時に消去すべき各ECUのダイアグ情報を効率的に消去することができる故障診断システムの提供。
【解決手段】本発明は、車両識別番号(VIN)及びダイアグ情報を記憶するVIN記憶ECUと、前記車両識別番号を記憶しないがダイアグ情報を記憶する他のECUとを備える車両に適用されるダイアグ情報を消去する故障診断システムであって、前記VIN記憶ECUに記憶されている車両識別番号の書き込みに伴い、前記VIN記憶ECUに記憶されているダイアグ情報の消去に加えて、前記他のECUに記憶されているダイアグ情報の消去を実行するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、車両識別番号の書き込みに伴いダイアグ情報を消去する故障診断システム及びこれに用いる車載ECUに関する。
従来から、車両外部から接続された故障診断装置からダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、マスタCPU内のダイアグ情報の消去後に、他のCPUへも消去要求を出力する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3203884号公報
ところで、近年、CARB OBD2法規改定(2007年12月)が実施され、車両識別番号(VIN)書き込み時のダイアグ情報の消去処理が要求された。このダイアグ情報の消去は、スキャンツールから要求されるダイアグ情報消去と同様である必要があり、ダイアグ情報が消去されなければ、VIN書き込みを実行してはいけない。
しかしながら、近年では車両システムの多機能化に伴い、ECUの数も増加し、VINを保持しているECU以外にも、VIN書き込み時に消去すべきダイアグ情報を保持する他のECUが存在する場合がある。このような場合、他のECUは、VINを保持しているECUでVIN書き込みが実施されたことを知る術がないので、当該他のECUのダイアグ情報が残存する虞がある。
そこで、本発明は、VIN書き込み時に消去すべき各ECUのダイアグ情報を効率的に消去することができる故障診断システム及びこれに用いる車載ECUの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、車両識別番号(VIN)及びダイアグ情報を記憶するECU(以下、「VIN記憶ECU」という)と、前記車両識別番号を記憶しないがダイアグ情報を記憶するECU(以下、「他のECU」という)とを備える車両に適用されるダイアグ情報を消去する故障診断システムであって、
前記VIN記憶ECUに記憶されている車両識別番号の書き込みに伴い、前記VIN記憶ECUに記憶されているダイアグ情報の消去に加えて、前記他のECUに記憶されているダイアグ情報の消去を実行するように構成されていることを特徴とする。尚、ダイアグ情報の消去は、ダイアグ情報を初期値に戻すこと(リセット)を含む。
第2の発明は、第1の発明に係る故障診断システムにおいて、
前記他のECUは、ダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、該他のECUに記憶されているダイアグ情報を消去するように構成されており、
前記ダイアグ情報の消去要求を前記他のECUに送信する消去要求手段を備えることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明に係る故障診断システムにおいて、
前記消去要求手段は、前記VIN記憶ECUにより実現され、
前記VIN記憶ECUは、車両識別番号の書き込みに伴い、前記他のECUに前記ダイアグ情報の消去要求を送信するように構成されることを特徴とする。
第4の発明は、第2の発明に係る故障診断システムにおいて、
前記消去要求手段は、車両識別番号の書き込み要求を前記VIN記憶ECUに送信する装置により実現され、
前記装置は、前記VIN記憶ECUに前記車両識別番号の書き込み要求を送信すると共に、前記他のECUに前記ダイアグ情報の消去要求を送信するように構成されることを特徴とする。
第5の発明は、第4の発明に係る故障診断システムにおいて、
前記車両識別番号の書き込み要求と前記ダイアグ情報の消去要求は、同一の信号の送信により実現され、前記装置は、該同一の信号を、前記VIN記憶ECU及び前記他のECUにブロードキャストすることを特徴とする。
第6の発明は、第1の発明に係る故障診断システムにおいて、
車両識別番号の書き込み要求を前記VIN記憶ECUに送信する機能と、ダイアグ情報の消去要求を前記VIN記憶ECUに送信する機能とを備える装置を備え、
前記VIN記憶ECUは、前記装置から前記車両識別番号の書き込み要求を受信した場合に、該書き込み要求に係る車両識別番号を仮登録し、その後、前記装置から前記ダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、前記仮登録した車両識別番号により書き込みを実行すると共に、前記VIN記憶ECUに記憶されているダイアグ情報の消去を実行するように構成されることを特徴とする。
第7の発明は、第6の発明に係る故障診断システムにおいて、
前記他のECUは、ダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、該他のECUに記憶されているダイアグ情報を消去するように構成されており、
前記装置は、前記ダイアグ情報の消去要求を前記VIN記憶ECU及び前記他のECUにブロードキャストすることを特徴とする。
第8の発明は、第1〜7のうちのいずれかの発明に係る故障診断システムにおいて、
前記ダイアグ情報は、エミッションに関連するダイアグ情報であり、前記他のECUは、該エミッションに関連するダイアグ情報を有するECUからなることを特徴とする。
第9の発明は、車両識別番号及びダイアグ情報を記憶する車載ECUであって、
車両識別番号の書き込み要求を受信した場合に、該書き込み要求に係る車両識別番号を仮登録し、その後、前記装置から前記ダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、前記仮登録した車両識別番号を本登録することにより車両識別番号の書き込みを実施すると共に、現在記憶しているダイアグ情報を消去するように構成されることを特徴とする。
第10の発明は、車両識別番号及びダイアグ情報を記憶する車載ECUであって、
車両識別番号の書き込み要求を受信した場合に、該書き込み要求に従って車両識別番号の書き込みを実施すると共に、現在記憶しているダイアグ情報を消去し、更に、車両識別番号を記憶しないがダイアグ情報を記憶する他のECUに対して、現在記憶しているダイアグ情報を消去するように要求するように構成されることを特徴とする。
本発明によれば、VIN書き込み時に消去すべき各ECUのダイアグ情報を効率的に消去することができる故障診断システム及びこれに用いる車載ECUが得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明の実施例1による故障診断システム1の要部構成を示すシステム構成図である。
故障診断システム1は、VIN(Vehicle Identification Number)を持つECU10(以下、「VIN記憶ECU10」という)と、VINを持たない他のECU30と、これらのECU10,30と通信可能なスキャンツール40とを備える。ECU10,30は、それぞれ、ハードウェア構成としては、マイクロコンピューターからなり、図示しないバスを介して互いに接続されたCPU、ROM、及びRAM等からなる。
VIN記憶ECU10は、VINを記憶すると共に、OBD(On Board Diagnosis:オンボード・ダイアグノーシス)を実施してダイアグ情報を記憶するECUである。ダイアグ情報は、エミッションに関連した情報である。VIN記憶ECU10は、大気汚染防止のため、排出ガス装置(図示せず)等に異常が発生したときに、故障の診断結果(ダイアグ情報)を記憶する。ここでは、ダイアグ情報は、「故障」、「正常」及び「不明」のいずれかが記憶されるものとし、初期状態は「不明」であるとする。即ち、ダイアグ情報は、後述のダイアグ情報の消去処理を実施されると、「不明」にリセットされる。「正常」を表すダイアグ情報は、例えば車両が所定距離走行する間に排出ガス装置関連の異常が検出されない場合にセットされ、「故障」を表すダイアグ情報は、排出ガス装置関連の異常が検出された場合にセットされる。「故障」を表すダイアグ情報は、更に、故障の部位や故障の原因等を表す情報を含んでもよい。
VIN記憶ECU10は、典型的には、車両内の複数のECUのうちのある特定の1つのECUであるが、2つ以上のECUであってもよい。VIN記憶ECU10は、典型的には、エンジンを制御するEFI・ECUである。
他のECU30は、VINを記憶しないECUであるが、OBDを実施してダイアグ情報(エミッションに関連したダイアグ情報)を記憶するECUである。他のECU30は、2つ以上のECUであってもよい。他のECU30は、典型的には、トランスミッションを制御するECUであり、ハイブリッド車の場合は、その他、ハイブリッドシステム(走行モータ駆動用のコンバーターやインバーター等)を制御するハイブリッドECUや、走行モータの電源として機能する高圧系電池の状態等を監視する電池ECUである。
スキャンツール40は、典型的には、カーメーカーや販売店や車検所等に設置され、ECU10,30との双方向通信を介して、ECU10,30からのダイアグ情報の取得要求や、ECU10,30内のダイアグ情報の消去要求や、VINの書き込み要求等を行うツールである。スキャンツール40は、販売店や車検所等において専門のサービスマンによる使用が想定され、人が携帯操作できる小型の端末であってよい。スキャンツール40とECU10,30との間の通信形態は、任意の無線通信であってもよいし、任意の有線通信であってもよい。
尚、スキャンツール40からのダイアグ情報の取得要求に応答してECU10,30から出力されるダイアグ情報は、故障の原因の解明(マイニング)や、車検を通すか否かの判定等に用いられる。後者に関して、ECU10,30から出力されるダイアグ情報の全てが「正常」を表す場合に限り、車検を通すための一条件が整うことになる。他方、ECU10,30から出力されるダイアグ情報のいずれかが「不明」又は「故障」を表す場合は、車検を通すための一条件が整わないことになる。
本実施例1では、スキャンツール40は、サービスマンからの特定の入力操作(VINの書き込み用入力操作)に応答して、VINの書き込み要求と共に、書き込むべきVINをVIN記憶ECU10に送信するように構成されている。尚、書き込むべきVINの情報は、サービスマンからスキャンツール40に入力される情報により生成される。以下の説明において、VIN書き込み要求には、書き込むべきVINを表す情報が含まれているものとする。また、スキャンツール40は、サービスマンからのその他の特定の入力操作(ダイアグ情報の消去用入力操作)に応答して、ECU10,30のそれぞれのダイアグ情報の消去要求を送信するように構成されている。
尚、VINの書き込みの必要性は、典型的には、VIN記憶ECU10を故障等により交換する際に生ずる。尚、この場合、書き込むべきVINは、交換前のVIN記憶ECU10に書き込まれていたVINと同一である。
ここで、CARB OBD2法規改定内容(原文抜粋)は、以下の通りである。尚、CARBは米国カリフォルニア大気資源局(California Air Resources Board)を指す。
「CARB OBD2 Title 13 (g) (4.8.2))
For 2012 and subsequent model year vehicles, if the VIN is reprogrammable, all emission-related diagnostic information (i.e., all information required to be erased in accordance with SAE J1979 specifications when a Model/Service $04 clear/reset emission-related diagnostic information command is received) shall be erased in conjunction with the reprogramming of the VIN」
従って、CARB OBD2法規を遵守するためには、VIN書き込み時にダイアグ情報の消去処理を行うことが必要である。また、このダイアグ情報の消去は、スキャンツールから要求されるダイアグ情報消去と同様である必要があり、ダイアグ情報が消去されなければ、VIN書き込みを実行してはいけない。
そこで、本実施例では、以下に説明する特徴的な構成により、CARB
OBD2法規を満たすようなVIN書き込み時のダイアグ情報消去処理を効率的に実現する。以下、この特徴的な構成について詳説する。
VIN記憶ECU10は、図1に示すように、CARB
OBD2法規に関連した主要な機能部として、VIN情報仮登録部11、VIN情報本登録部12、及び、ダイアグ情報消去部13を備える。
VIN情報仮登録部11は、図2に示すように、スキャンツール40からのVIN書き込み要求に応答して、VIN書き込み要求履歴を「有」にセットすると共に、仮のVIN値を、要求値(VIN書き込み要求に係るVIN)にセットする。これにより、VIN書き込み要求に係るVINが仮登録される。この仮のVIN値(仮登録値)は、揮発性のメモリに記憶される。VIN書き込み要求履歴は、初期状態は「無」であり、VIN書き込み要求があった場合に、「有」にセットされる。VIN書き込み要求履歴は、「有」にセットされると、その後、所定の条件が成立するまで「有」を維持し、所定の条件が成立すると「無」に初期化される。所定の条件は、例えば、所定の時間の経過、又は、所定の走行距離の車両の走行、若しくは、エンジンの停止のいずれかであってもよい。同様に、仮登録値は、所定の条件が成立するまで揮発性のメモリに記憶され、所定の条件が成立すると初期値(値無し)に初期化される。所定の条件は、VIN書き込み要求履歴と同様、例えば、所定の時間の経過、又は、所定の走行距離の車両の走行、若しくは、エンジンの停止のいずれかであってもよい。
VIN情報本登録部12、及び、ダイアグ情報消去部13は、図3に示すように、スキャンツール40からのダイアグ情報消去要求に応答して、VIN記憶ECU10のダイアグ情報を消去すると共に、揮発性のメモリに、仮のVIN値を記憶する(本登録する)。
具体的には、図3に示すように、ステップ300では、ダイアグ情報消去部13は、スキャンツール40からのダイアグ情報消去要求に応答して、VIN記憶ECU10のダイアグ情報を消去する。これにより、VIN記憶ECU10のダイアグ情報は、初期値(例えば「不明」)にリセットされる。
ステップ302では、VIN情報本登録部12は、スキャンツール40からの同ダイアグ情報消去要求に応答して、VIN書き込み要求履歴が「有」であるか否かを判定し、「有」である場合には、ステップ304に進み、「有」で無い場合(即ち「無」である場合)、そのまま終了する。
ステップ304では、VIN情報本登録部12は、揮発性のメモリに、仮のVIN値を記憶する(本登録する)。これにより、VINの書き込みが完了する。図3に示す処理によれば、スキャンツール40からのVIN書き込み要求があっても、その後、スキャンツール40からのダイアグ情報消去要求が無い限り、書き込み要求に係るVINが書き込みされない。これにより、ダイアグ情報を消去せずにVINの書き込みが実施されることを防止することができる。
他のECU30は、図1に示すように、CARB OBD2法規に関連した主要な機能部として、ダイアグ情報消去部32を備える。
ダイアグ情報消去部32は、図4に示すように、スキャンツール40からのダイアグ情報消去要求に応答して、他のECU30のダイアグ情報を消去する。これにより、他のECU30のダイアグ情報は、初期値(例えば「不明」)にリセットされる。
ここで、他のECU30で受信されるスキャンツール40からのダイアグ情報消去要求は、上述の図3を参照して説明したダイアグ情報消去要求であって、VIN記憶ECU10で受信されるスキャンツール40からのダイアグ情報消去要求と同一である。即ち、スキャンツール40からのダイアグ情報消去要求は、ブロードキャストされ、他のECU30及びVIN記憶ECU10のそれぞれで受信される。
図5は、上述した本実施例1の故障診断システム1におけるVIN書き込み要求及びダイアグ情報消去要求に対する処理の流れを総括的に示す図であり、図5(A)は、VIN書き込み要求の信号の流れと処理内容の関係を示し、図5(B)は、ダイアグ情報消去要求の信号の流れと処理内容の関係を示す。
VIN書き込み(新たなVINよる現在のVINの書き換えを含む)を行いたいユーザ(典型的には、サービスマン)は、先ず、スキャンツール40を操作して、スキャンツール40からVIN書き込み要求を車両側に入力(送信)する。スキャンツール40からのVIN書き込み要求は、図5(A)に示すように、VIN記憶ECU10で受信され、その結果、VIN情報仮登録部11によりVIN情報(書き込みが希望されるVIN)の仮登録が実施される(図2参照)。
ユーザは、次いで、スキャンツール40を操作して、スキャンツール40からダイアグ情報消去要求を車両側に入力(送信)する。スキャンツール40からのダイアグ情報消去要求は、図5(B)に示すように、VIN記憶ECU10及び他のECU30で受信され、その結果、VIN記憶ECU10及び他のECU30のそれぞれのダイアグ情報が消去されると共に(図3のステップ300及び図4参照)、VIN情報本登録部12によりVINの本登録(書き込み)が実施される(図3のステップ304参照)。
このように本実施例1によれば、既存のスキャンツール40の機能(VIN書き込み要求及びダイアグ情報消去要求を出力する機能)を利用して、VIN書き込み時に、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することができる。即ち、例えエミッションに関連したダイアグ情報が複数のECU(VIN記憶ECU10及び他のECU30)に記憶されている場合でも、VIN書き込み時に、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することができる。また、VIN書き込みには、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することが伴うように構成されているので、エミッションに関連したダイアグ情報を一部消去せずにVIN書き込みが実施されることを確実に防止することができる。即ち、VIN書き込み要求があっても仮登録が実施されるのみであり、その後のダイアグ情報消去要求が無ければ、VIN書き込みが実施されないので、ダイアグ情報を一部消去せずにVIN書き込みが実施されることを確実に防止することができる。
尚、本実施例1では、既存のスキャンツール40の機能を利用するために、VIN書き込み要求及びダイアグ情報消去要求がスキャンツール40に対するそれぞれの別の操作入力により生成されているが、スキャンツール40の機能を拡張又は変更して、VIN書き込み要求及びダイアグ情報消去要求が、スキャンツール40に対する所定の操作入力により同時に生成・入力されるようにすることも可能である(後述の実施例3における複合信号と同様の態様であってよい)。この場合には、ユーザは、一回の操作でVIN書き込み要求とダイアグ情報消去要求とを行うことができ、VIN書き込み作業を容易化することができる。
図6は、本発明の実施例2による故障診断システム2の要部構成を示すシステム構成図である。実施例2において、上述の実施例1と同様の構成については同一の番号を付している。図6には、VIN書き込み要求の信号等の流れが矢印で示されている。
本実施例2では、スキャンツール40は、サービスマンからの特定の入力操作(VINの書き込み用入力操作)に応答して、VINの書き込み要求と共に、書き込むべきVINをVIN記憶ECU10に送信するように構成されている。尚、以下の説明において、VIN書き込み要求には、書き込むべきVINを表す情報が含まれているものとする。
VIN記憶ECU10は、図6に示すように、CARB
OBD2法規に関連した主要な機能部として、ダイアグ情報消去部13、VIN情報更新部14、及び、消去指示通知部15を備える。
ダイアグ情報消去部13は、スキャンツール40からのVIN書き込み要求に応答して、VIN記憶ECU10のダイアグ情報を消去する。これにより、VIN記憶ECU10のダイアグ情報は、初期値(例えば「不明」)にリセットされる。
VIN情報更新部14は、スキャンツール40からの同VIN書き込み要求に応答して、VIN書き込み要求に従ってVIN書き込みを実施する。これにより、VINの書き込みが完了する。
消去指示通知部15は、スキャンツール40からの同VIN書き込み要求に応答して、他のECU30にダイアグ情報を消去するように消去指示を送信する。消去指示は、上述の実施例1におけるスキャンツール40からダイアグ情報消去要求と同様の信号であってもよい。消去指示通知部15は、例えば図6に示すように、CAN(controller area network)などの適切なバス50を介して、他のECU30にダイアグ情報を消去するように消去指示を送信する。消去指示通知部15は、他のECU30が複数の場合、消去指示をブロードキャストにより送信してもよいし、個別に送信してもよい。これにより、他のECU30のそれぞれで消去指示を同時に受信することができる。尚、実質的に等価なその他の例では、消去指示通知部15は、スキャンツール40からのVIN書き込み要求に応答して、消去指示を送信するのに代えて、ダイアグ情報消去部13によりダイアグ情報がリセットされたことをトリガとして、他のECU30にダイアグ情報を消去するように消去指示を送信してもよいし、VIN情報更新部14によりVIN書き込みが実施されたことをトリガとして、他のECU30にダイアグ情報を消去するように消去指示を送信してもよい。
他のECU30は、図6に示すように、CARB
OBD2法規に関連した主要な機能部として、ダイアグ情報消去部32を備える。
ダイアグ情報消去部32は、図6に示すように、VIN記憶ECU10の消去指示通知部15からの消去指示に応答して、他のECU30のダイアグ情報を消去する。これにより、他のECU30のダイアグ情報は、初期値(例えば「不明」)にリセットされる。ここで、VIN記憶ECU10の消去指示通知部15からの消去指示は、上述の如く、スキャンツール40からVIN書き込み要求があった場合に、他のECU30に送信される。従って、スキャンツール40からVIN書き込み要求があった場合には、VIN書き込みを実施すると同時に、VIN記憶ECU10及び他のECU30におけるエミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することができる。即ち、本実施例2では、VIN書き込み(新たなVINよる現在のVINの書き換えを含む)を行いたいユーザ(典型的には、サービスマン)は、スキャンツール40を操作して、スキャンツール40からVIN書き込み要求を車両側に入力(送信)するだけでよい。
このように本実施例2によれば、既存のスキャンツール40の機能(VIN書き込み要求を出力する機能)を利用して、VIN書き込み時に、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することができる。即ち、例えエミッションに関連したダイアグ情報が複数のECU(VIN記憶ECU10及び他のECU30)に記憶されている場合でも、VIN書き込み時に、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することができる。また、VIN書き込みには、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することが伴うように構成されているので、エミッションに関連したダイアグ情報を一部消去せずにVIN書き込みが実施されることを確実に防止することができる。即ち、VIN書き込み要求があるとダイアグ情報の消去処理が自動的に実行されるので、ダイアグ情報を一部消去せずにVIN書き込みが実施されることを確実に防止することができる。また、ユーザは、一回の操作でVIN書き込み要求とダイアグ情報消去要求とを行うことができ、VIN書き込み作業を容易化することができる。
図7は、本発明の実施例3による故障診断システム3の要部構成を示すシステム構成図である。実施例3において、上述の実施例1又は実施例2と同様の構成については同一の番号を付している。図7には、後述の複合信号の流れが矢印で示されている。
本実施例3では、スキャンツール40は、サービスマンからの特定の入力操作(VINの書き込み用入力操作)に応答して、VIN書き込み要求とダイアグ情報消去要求とからなる複合信号を、ECU10,30に同時に送信(ブロードキャスト)するように構成されている。尚、VIN書き込み要求には、書き込むべきVINを表す情報が含まれているものとする。VIN書き込み要求とダイアグ情報消去要求とからなる複合信号は、それぞれの情報が組み込まれたデータ構造の信号であってもよいし、或いは、VIN書き込み要求とダイアグ情報消去要求とが時分割多重方式で連続的に別々に送信される形態であってもよい。
VIN記憶ECU10は、図7に示すように、CARB
OBD2法規に関連した主要な機能部として、ダイアグ情報消去部13及びVIN情報更新部14を備える。
ダイアグ情報消去部13は、スキャンツール40からの複合信号に応答して、複合信号に含まれるダイアグ情報消去要求に従ってVIN記憶ECU10のダイアグ情報を消去する。これにより、VIN記憶ECU10のダイアグ情報は、初期値(例えば「不明」)にリセットされる。
VIN情報更新部14は、スキャンツール40からの同複合信号に応答して、複合信号に含まれるVIN書き込み要求に従ってVIN書き込みを実施する。これにより、VINの書き込みが完了する。
他のECU30は、図7に示すように、CARB
OBD2法規に関連した主要な機能部として、ダイアグ情報消去部32を備える。
ダイアグ情報消去部32は、図6に示すように、スキャンツール40からの複合信号に応答して、複合信号に含まれるダイアグ情報消去要求に従って他のECU30のダイアグ情報を消去する。これにより、他のECU30のダイアグ情報は、初期値(例えば「不明」)にリセットされる。ここで、スキャンツール40からの複合信号は、上述の如く、スキャンツール40からVIN書き込み要求を含む形態で、VIN記憶ECU10及び他のECU30にブロードキャストされる。従って、スキャンツール40から複合信号の入力があった場合には、VIN書き込みを実施すると同時に、VIN記憶ECU10及び他のECU30におけるエミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することができる。即ち、本実施例3では、VIN書き込み(新たなVINよる現在のVINの書き換えを含む)を行いたいユーザ(典型的には、サービスマン)は、スキャンツール40を操作して、スキャンツール40から複合信号を車両側に入力(送信)するだけでよい。
このように本実施例3によれば、スキャンツール40の機能を拡張してVIN書き込み要求とダイアグ情報消去要求を同時に実施できる通信規格を策定することで、VIN書き込み時に、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することができる。即ち、例えエミッションに関連したダイアグ情報が複数のECU(VIN記憶ECU10及び他のECU30)に記憶されている場合でも、VIN書き込み時に、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することができる。また、VIN書き込みには、エミッションに関連したダイアグ情報を全て消去することが伴うように構成されているので、エミッションに関連したダイアグ情報を一部消去せずにVIN書き込みが実施されることを確実に防止することができる。即ち、VIN書き込み要求とダイアグ情報消去要求が常に同時に実施されるようにすることで、ダイアグ情報を一部消去せずにVIN書き込みが実施されることを確実に防止することができる。また、ユーザは、一回の操作でVIN書き込み要求とダイアグ情報消去要求とを行うことができ、VIN書き込み作業を容易化することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述した実施例では、CARB
OBD2法規を遵守することを目的としているが、他の類似の法規や自主規制等を遵守することを目的として本発明を実施することも可能である。
本発明の実施例1による故障診断システム1の要部構成を示すシステム構成図である。 VIN書き込み要求の受信時にVIN記憶ECU10のVIN情報仮登録部11により実行される処理の一例を示す図である。 ダイアグ情報消去要求の受信時にVIN記憶ECU10のVIN情報本登録部12及びダイアグ情報消去部13により実行される処理の一例を示す図である。 ダイアグ情報消去要求の受信時に他のECU30のダイアグ情報消去部32により実行される処理の一例を示す図である。 本実施例1の故障診断システム1におけるVIN書き込み要求及びダイアグ情報消去要求に対する処理の流れを総括的に示す図である。 本発明の実施例2による故障診断システム2の要部構成を示すシステム構成図である。 本発明の実施例3による故障診断システム3の要部構成を示すシステム構成図である。
符号の説明
1,2,3 故障診断システム
10 VIN記憶ECU
11 VIN情報仮登録部
12 VIN情報本登録部
13 ダイアグ情報消去部
14 VIN情報更新部
15 消去指示通知部
30 他のECU
32 ダイアグ情報消去部
40 スキャンツール

Claims (10)

  1. 車両識別番号(VIN)及びダイアグ情報を記憶するECU(以下、「VIN記憶ECU」という)と、前記車両識別番号を記憶しないがダイアグ情報を記憶するECU(以下、「他のECU」という)とを備える車両に適用されるダイアグ情報を消去する故障診断システムであって、
    前記VIN記憶ECUに記憶されている車両識別番号の書き込みに伴い、前記VIN記憶ECUに記憶されているダイアグ情報の消去に加えて、前記他のECUに記憶されているダイアグ情報の消去を実行するように構成されていることを特徴とする、故障診断システム。
  2. 前記他のECUは、ダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、該他のECUに記憶されているダイアグ情報を消去するように構成されており、
    前記ダイアグ情報の消去要求を前記他のECUに送信する消去要求手段を備える、請求項1に記載の故障診断システム。
  3. 前記消去要求手段は、前記VIN記憶ECUにより実現され、
    前記VIN記憶ECUは、車両識別番号の書き込みに伴い、前記他のECUに前記ダイアグ情報の消去要求を送信するように構成される、請求項2に記載の故障診断システム。
  4. 前記消去要求手段は、車両識別番号の書き込み要求を前記VIN記憶ECUに送信する装置により実現され、
    前記装置は、前記VIN記憶ECUに前記車両識別番号の書き込み要求を送信すると共に、前記他のECUに前記ダイアグ情報の消去要求を送信するように構成される、請求項2に記載の故障診断システム。
  5. 前記車両識別番号の書き込み要求と前記ダイアグ情報の消去要求は、同一の信号の送信により実現され、前記装置は、該同一の信号を、前記VIN記憶ECU及び前記他のECUにブロードキャストする、請求項4に記載の故障診断システム。
  6. 車両識別番号の書き込み要求を前記VIN記憶ECUに送信する機能と、ダイアグ情報の消去要求を前記VIN記憶ECUに送信する機能とを備える装置を備え、
    前記VIN記憶ECUは、前記装置から前記車両識別番号の書き込み要求を受信した場合に、該書き込み要求に係る車両識別番号を仮登録し、その後、前記装置から前記ダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、前記仮登録した車両識別番号により書き込みを実行すると共に、前記VIN記憶ECUに記憶されているダイアグ情報の消去を実行するように構成される、請求項1に記載の故障診断システム。
  7. 前記他のECUは、ダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、該他のECUに記憶されているダイアグ情報を消去するように構成されており、
    前記装置は、前記ダイアグ情報の消去要求を前記VIN記憶ECU及び前記他のECUにブロードキャストする、請求項6に記載の故障診断システム。
  8. 前記ダイアグ情報は、エミッションに関連するダイアグ情報であり、前記他のECUは、該エミッションに関連するダイアグ情報を有するECUからなる、請求項1〜7のうちのいずれか1項に記載の故障診断システム。
  9. 車両識別番号及びダイアグ情報を記憶する車載ECUであって、
    車両識別番号の書き込み要求を受信した場合に、該書き込み要求に係る車両識別番号を仮登録し、その後、前記装置から前記ダイアグ情報の消去要求を受信した場合に、前記仮登録した車両識別番号を本登録することにより車両識別番号の書き込みを実施すると共に、現在記憶しているダイアグ情報を消去するように構成されることを特徴とする、車載ECU。
  10. 車両識別番号及びダイアグ情報を記憶する車載ECUであって、
    車両識別番号の書き込み要求を受信した場合に、該書き込み要求に従って車両識別番号の書き込みを実施すると共に、現在記憶しているダイアグ情報を消去し、更に、車両識別番号を記憶しないがダイアグ情報を記憶する他のECUに対して、現在記憶しているダイアグ情報を消去するように要求するように構成されることを特徴とする、車載ECU。
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