JP2009272415A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチングに伴う電流損失が小さいDC−DCコンバータを提供する。
【解決手段】DC−DCコンバータ1において、高電位電源配線PHと低電位電源配線PLとの間にハイサイド・パワートランジスタQ1及びローサイド・パワートランジスタQ2を直列に接続する。また、接続点LXと出力端子Toutとの間にLCフィルタ15を接続する。そして、ハイサイド・パワートランジスタQ1のゲートに印加される電位の範囲及びローサイド・パワートランジスタQ2のゲートに印加される電位の範囲を、ハイサイド・パワートランジスタQ1及びローサイド・パワートランジスタQ2からなる回路の両端に印加される電位間の範囲(Vin1〜GND)の内側に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、DC−DCコンバータの少なくとも一部を構成する半導体装置に関する。
近年、コンピュータ等のCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)に使用される電源の低電圧化に伴い、同期整流方式によるスイッチング電源回路、例えば、降圧型DC−DCコンバータが多用されている。このDC−DCコンバータのスイッチング素子には、入力電圧に応じて数Vから数十Vの耐圧を持つパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)が用いられている。また、これらのパワーMOSFETを高速に動作させるために、オン・オフ信号を増幅するゲートドライバ回路が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
上述のDC−DCコンバータは、ノート型パーソナルコンピュータや携帯電話などの電池を電力供給源とする携帯機器にも設けられているが、このような携帯機器においては、電池の長寿命化のためにDC−DCコンバータの高効率化、すなわち、DC−DCコンバータにおける電力損失の削減が求められている。特に、軽負荷時、すなわち、DC−DCコンバータが直流電流を供給するCPU等の負荷において、電力消費が小さいときの電力変換効率が重要である。軽負荷時には負荷へ流れる電流が小さいので、パワーMOSFETなどの抵抗による導通損失は小さくなるが、スイッチング周波数は変わらないのでスイッチングに伴う損失の割合が大きくなる。特に、パワーMOSFETのゲートを駆動するためのドライブ損失は軽負荷時も高負荷時も同じであるため、軽負荷時には、全電流損失に占めるパワーMOSFETのドライブ損失の割合が大きくなり、電力変換効率を向上させることが困難であるという問題がある。このようなドライブ損失の割合は、DC−DCコンバータの電源電圧が低いほど顕著になる。
特開2005−304226号公報
本発明の目的は、スイッチングに伴う電流損失が小さい半導体装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、高電位電源配線と低電位電源配線との間に直列に接続されたハイサイド電界効果トランジスタ及びローサイド電界効果トランジスタを備え、前記ハイサイド電界効果トランジスタ及び前記ローサイド電界効果トランジスタのうち少なくとも一方は、チャネル方向に対して垂直に切った断面において、ソース側のLDD層の長さとドレイン側のLDD層の長さが等しく、前記ハイサイド電界効果トランジスタのゲートに印加される電位の範囲及び前記ローサイド電界効果トランジスタのゲートに印加される電位の範囲は、前記ハイサイド電界効果トランジスタ及び前記ローサイド電界効果トランジスタからなる回路の両端に印加される電位間の範囲の内側にあることを特徴とする半導体装置が提供される。
本発明の他の一態様によれば、高電位電源配線と低電位電源配線との間に直列に接続されたハイサイド電界効果トランジスタ及びローサイド電界効果トランジスタと、少なくとも1段のCMOSインバータを有し、制御信号の電流駆動能力を増大させて前記ハイサイド電界効果トランジスタのゲートに印加するハイサイド・ドライバ回路と、少なくとも1段のCMOSインバータを有し、制御信号の電流駆動能力を増大させて前記ローサイド電界効果トランジスタのゲートに印加するローサイド・ドライバ回路と、出力電流が相対的に大きい場合には、前記ハイサイド・ドライバ回路及び前記ローサイド・ドライバ回路に印加する電源電位間の範囲を相対的に広くし、前記出力電流が相対的に小さい場合には、前記ハイサイド・ドライバ回路及び前記ローサイド・ドライバ回路に印加する電源電位間の範囲を相対的に狭くし、少なくとも出力電流が相対的に小さい場合には、前記ハイサイド・ドライバ回路に印加される電源電位間の範囲及び前記ローサイド・ドライバ回路に印加される電源電位間の範囲を、それぞれ、前記ハイサイド電界効果トランジスタ及び前記ローサイド電界効果トランジスタからなる回路の両端に印加される電位間の範囲の内側に位置させる電源供給手段と、を備えたことを特徴とする半導体装置が提供される。
本発明によれば、スイッチングに伴う電流損失が小さい半導体装置を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態に係る半導体装置は、DC−DCコンバータである。
図1は、本実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図であり、
図2は、ハイサイド・ドライバ回路を例示するブロック図であり、
図3(a)は、ハイサイド・パワートランジスタを例示する断面図であり、(b)は、ハイサイド・ドライバ回路及びローサイド・ドライバ回路を構成するNチャネル型MOSFETを例示する断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るDC−DCコンバータ1は、チョッパー方式の同期整流型非絶縁DC−DCコンバータである。DC−DCコンバータ1には、高電位電源配線PH、低電位電源配線PL及び中間電位電源配線PMが引き込まれている。高電位電源配線PHの電位Vin1は例えば5V(ボルト)であり、低電位電源配線PLの電位は例えば接地電位GND、すなわち、0Vであり、中間電位電源配線PMの電位Vin2は、高電位電源配線PHの電位Vin1と低電位電源配線PLの電位との間の電位であり、例えば3.3Vである。また、DC−DCコンバータ1には出力端子Toutが設けられており、この出力端子Toutの出力電位Voutは、例えば1Vである。
DC−DCコンバータ1には、ハイサイド・パワートランジスタQ1及びローサイド・パワートランジスタQ2(以下、総称して「パワートランジスタ」ともいう)が形成されている。パワートランジスタQ1及びQ2は、いずれもNチャネル型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)であり、高電位電源配線PHと低電位電源配線PLとの間に直列に接続されることにより、出力バッファ回路19を構成している。すなわち、ハイサイド・パワートランジスタQ1のドレインは高電位電源配線PHに接続されており、ハイサイド・パワートランジスタQ1のソースはローサイド・パワートランジスタQ2のドレインに接続されており、ローサイド・パワートランジスタQ2のソースは低電位電源配線PLに接続されている。
ローサイド・パワートランジスタQ2のソース・ドレイン間には、ダイオードD1が接続されている。ダイオードD1の接続方向は、ローサイド・パワートランジスタQ2のソースからドレインに向かう方向、すなわち、低電位電源配線PLからハイサイド・パワートランジスタQ1に向かう方向が順方向となっている。ダイオードD1は、ローサイド・パワートランジスタQ2に寄生的に形成されるボディダイオード又はショットキーダイオードによって構成されている。
また、DC−DCコンバータ1には、ハイサイド・パワートランジスタQ1のゲートに電圧を印加するハイサイド・ドライバ回路11と、ローサイド・パワートランジスタQ2のゲートに電圧を印加するローサイド・ドライバ回路12とが設けられている。
ハイサイド・ドライバ回路11の高電位側電源端子は、ダイオードD2を介して中間電位電源配線PMに接続されている。ダイオードD2は、中間電位電源配線PMからハイサイド・ドライバ回路11に向かう方向が順方向となっている。また、ハイサイド・ドライバ回路11の低電位側電源端子は、ハイサイド・パワートランジスタQ1とローサイド・パワートランジスタQ2との接続点LXに接続されている。更に、ハイサイド・ドライバ回路11の高電位側電源端子と低電位側電源端子との間には、キャパシタC2がハイサイド・ドライバ回路11に対して並列に接続されている。
一方、ローサイド・ドライバ回路12の高電位側電源端子は、中間電位電源配線PMに接続されている。なお、中間電位電源配線PMとローサイド・ドライバ回路12との間には、ダイオードD2は介在していない。また、ローサイド・ドライバ回路12の低電位側電源端子は、低電位電源配線PLに接続されている。
更に、DC−DCコンバータ1には、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12(以下、総称して「ドライバ回路」ともいう。)にそれぞれ制御信号Sを供給するPWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御回路13が設けられている。また、PWM制御回路13とハイサイド・ドライバ回路11との間には、制御信号Sの電位レベルを変換するレベルシフト回路14が設けられている。
更にまた、DC−DCコンバータ1においては、接続点LXと出力端子Toutとの間には、インダクタLが接続されており、出力端子Toutと低電位電源配線PLとの間には、キャパシタC1が接続されている。これにより、接続点LXと出力端子Toutとの間に、LCフィルタ15が接続されている。
更にまた、DC−DCコンバータ1には、1枚の半導体基板20が設けられており、上述のハイサイド・パワートランジスタQ1、ローサイド・パワートランジスタQ2、ハイサイド・ドライバ回路11、ローサイド・ドライバ回路12、ダイオードD1及びレベルシフト回路14は、この半導体基板20の表面に形成されている。すなわち、これらの各素子及び各回路は、1チップ上に集積されている。一方、ダイオードD2、キャパシタC2、PWM制御回路13、インダクタL、キャパシタC1及び出力端子Toutは、半導体基板20の外部に設けられている。但し、PWM制御回路13は、半導体基板20の表面に形成してもよい。
次に、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12の詳細な構成について説明する。
図2に示すように、ハイサイド・ドライバ回路11においては、中間電位電源配線PMと低電位電源配線PLとの間に、複数個のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)16が相互に並列に接続されている。各CMOS16においては、ソースが中間電位電源配線PMに接続されたPチャネル型MOSFET(PMOS)17と、ソースが低電位電源配線PLに接続されドレインがPMOS17のドレインに接続されたNチャネル型MOSFET(NMOS)18とが設けられている。
そして、各CMOS16の出力端子、すなわち、PMOS17とNMOS18との接続点は、より後段のCMOS16の入力端子、すなわち、PMOS17のゲート及びNMOS18のゲートに接続されている。これにより、複数段のCMOSインバータが接続されている。また、最前段のCMOS16の入力端子がハイサイド・ドライバ回路11の入力端子となっており、最後段のCMOS16の出力端子がハイサイド・ドライバ回路11の出力端子となっている。そして、後段に配置されたCMOSほど面積が大きく、より大きな電流を流せるようになっている。これにより、ハイサイド・ドライバ回路11の入力端子に入力された制御信号の駆動力を段階的に増加させて、ハイサイド・ドライバ回路11の出力端子からハイサイド・パワートランジスタQ1のゲートに対して出力することができる。
ローサイド・ドライバ回路12の構成も、上述のハイサイド・ドライバ回路11の構成と同様である。なお、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12において、CMOSインバータの段数は1段でもよい。
そして、図3(a)に示すように、ハイサイド・パワートランジスタQ1は、以下のように構成されている。すなわち、半導体基板20(図1参照)の上層部分に、導電型がP型のPウェル21が形成されており、Pウェル21の上層部分に、導電型がN型のソース層22及びドレイン層23が相互に離隔して形成されている。また、ソース層22におけるドレイン層23に対向する部分、及びドレイン層23におけるソース層22に対向する部分には、それぞれ、導電型がN型のLDD(Lightly Doped Drain:低不純物濃度ドレイン)層24及び25が形成されている。そして、LDD層24とLDD層25との間の部分には、導電型がP型のチャネル領域26が形成されている。更に、ソース層22から見てドレイン層23の反対側には、Pコンタクト層(図示せず)が形成されている。
一方、半導体基板20上には層間絶縁膜30が設けられており、層間絶縁膜30内におけるソース層22の直上域にはソースコンタクト31が設けられており、ソース層22に接続されている。また、層間絶縁膜30内におけるドレイン層23の直上域にはドレインコンタクト32が設けられており、ドレイン層23に接続されている。ソースコンタクト31は層間絶縁膜30内に設けられたソース配線37に接続されており、ドレインコンタクト32は層間絶縁膜30内に設けられたドレイン配線38に接続されている。更に、層間絶縁膜30内におけるチャネル領域26の直上域には、ゲート電極34が設けられており、ゲート電極34の両側面上、すなわち、LDD領域24及び25の直上域には、絶縁性の側壁35が設けられている。そして、層間絶縁膜30における半導体基板20とゲート電極34との間に位置する部分が、ゲート絶縁膜36となっている。なお、図示しない領域において、チャネル領域26と連続的に形成されたP型領域の表面に、Pコンタクト層が形成されている。このPコンタクト層は、ソース配線37をP型領域に接続するためのものである。このように構成されたハイサイド・パワートランジスタQ1の形状は、ソースコンタクト31からドレインコンタクト32までの領域において、ソース側とドレイン側とで対称な形状である。すなわち、図3(a)において、ゲート電極34及びチャネル領域26を通過する中心線に関して、左右対称であり、チャネル幅方向に対して垂直に切った断面、すなわち、図3(a)に示す断面において、ソース側のLDD層24の長さと、ドレイン側のLDD層25の長さは、相互に等しい。
ローサイド・パワートランジスタQ2の構成も、図3(a)に示すハイサイド・パワートランジスタQ1の構成と同様である。また、図3(b)に示すように、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12を構成するNMOS18の構成も、パワートランジスタQ1及びQ2と同様である。更に、ハイサイド・ドライバ回路11及びハイサイド・ドライバ回路12を構成するPMOS17の構成は、NMOS18と同じ形状で各層の導電型を逆にした構成である。
そして、ハイサイド・パワートランジスタQ1及びローサイド・パワートランジスタQ2並びにPMOS17及びNMOS18におけるゲート絶縁膜36の厚さは、相互に等しい。従って、これらのトランジスタの耐圧は相互に等しい。例えば、これらのトランジスタの定格は6Vである。また、これらのトランジスタのしきい値は、例えば0.8Vである。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係るDC−DCコンバータ1の動作について説明する。
図4は、本実施形態に係るDC−DCコンバータの動作を例示する回路図であり、
図5は、横軸に時間をとって本実施形態に係るDC−DCコンバータの動作を例示するタイミングチャートであり、(a)の縦軸はハイサイド・パワートランジスタのゲート電位を表し、(b)の縦軸はローサイド・パワートランジスタのゲート電位を表し、(c)の縦軸は接続点及び出力端子の電位を表し、(d)の縦軸はインダクタ又は出力端子を流れる電流を表す。
なお、図4においては、ドライバ回路等は図示を省略されている。また、図5の横軸は(a)〜(d)で共通である。
図1及び図4に示すように、DC−DCコンバータ1の出力端子Toutと接地電位GNDとの間に、電位Voutを供給する対象である負荷100を接続する。負荷100は、電位Voutによって動作する電子部品であり、例えばCPUである。そして、本実施形態においては、ハイサイド・ドライバ回路11の電源はブートストラップ方式によって供給される。すなわち、ローサイド・パワートランジスタQ2がオンして接続点LXが低電位(0V)になっている期間には、キャパシタC2がダイオードD2を通して電位Vin2によって充電される。また、ハイサイド・パワートランジスタQ1がオンして接続点LXが高電位(5V)になっている期間には、ダイオードD2によって逆流が阻止される。一方、ローサイド・ドライバ回路12の電源は、中間電位電源配線PMと低電位電源配線PLとにより、直接的に供給される。
この状態で、先ず、PWM制御回路13が、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12に対して制御信号Sを出力する。この制御信号Sは2水準の電位間を振動する方形波である。制御信号Sは、ローサイド・ドライバ回路12に対しては直接入力される。一方、ハイサイド・ドライバ回路11に対しては、レベルシフト回路14によって電位水準が逆転された後、入力される。
図1及び図2に示すように、ハイサイド・ドライバ回路11においては、入力された制御信号の電流駆動力がCMOS16によって段階的に増加され、ハイサイド・パワートランジスタQ1のゲートに対して出力される。同様に、ローサイド・ドライバ回路12においても、多段に配列されたCMOS16によって制御信号Sの電流駆動力が強化されて、ローサイド・パワートランジスタQ2のゲートに対して出力される。
このとき、図5(a)及び(b)に示すように、ハイサイド・パワートランジスタQ1のゲートに印加される電位VGHとローサイド・パワートランジスタQ2のゲートに印加される電位VGLとは略相補的な関係にあり、電位VGHがハイレベルにあるときは、電位VGLはローレベルにあり、電位VGHがローレベルにあるときは、電位VGLはハイレベルにある。但し、電位VGH及び電位VGLが同時にハイレベルになることにより、トランジスタQ1及びQ2が同時にオンになって無効な貫通電流が流れ、損失が大きくなることがないように、トランジスタQ1がオンになる期間とトランジスタQ2がオンになる期間との間には、若干のデッドタイムが設けられている。そして、例えば、高電位電源配線PHの電位Vin1が5Vであり、出力電位Voutを1Vとするとき、ハイサイド・パワートランジスタQ1のゲート電位VGHがハイレベルにある期間Tの長さと、ローサイド・パワートランジスタQ2のゲート電位VGLがハイレベルにある期間Tの長さとの比を、(T:T)=(1:4)とする。
図5(a)〜(c)に示すように、電位VGHがハイレベルであり、電位VGLがローレベルである期間Tにおいては、ハイサイド・パワートランジスタQ1がオンになり、ローサイド・パワートランジスタQ2がオフになり、接続点LXの電位Vswは電位Vin1と等しくなる。このとき、電源電位Vin1からインダクタLを介して負荷100に電流が供給されると共に、インダクタLに電荷が蓄えられる。なお、実際には、ハイサイド・パワートランジスタQ1のオン抵抗が存在するため、接続点LXの電位Vswは電位Vin1よりも若干低い値となるが、本明細書の説明においては、便宜上、このような誤差は無視することとする。
一方、電位VGHがローレベルであり、ハイサイド・パワートランジスタQ1がオフである期間Tにおいては、接続点LXの電位Vswは接地電位GNDに等しくなる。このとき、ダイオードD1に電流が流れるが、これと同期して、電位VGLがハイレベルになり、ローサイド・パワートランジスタQ2がオンになることにより、ローサイド・パワートランジスタQ2にも電流が流れる。これにより、オン抵抗を低減し、スイッチング損失を低減することができる。そして、このとき、インダクタLに蓄えられた電荷が、負荷100に対して放出される。
そして、上述の動作を周期的に繰り返すことにより、接続点LXの電位Vswは、電位Vin1と接地電位GNDとの間を変動する。この電位変動は、上述の如くLCフィルタ15によって平滑化され、出力端子Toutにおける電位Voutは約1Vとなる。定常状態では、入力電圧、すなわち、電位Vin1と電位GNDとの間の電圧と出力電位Voutとの比は、周期に対するハイサイド・パワートランジスタQ1のオン期間の割合(デューティー)で決まる。このため、電位Vin1が5Vであり、出力電位Voutを1Vとしたい場合には、トランジスタQ1がオンしている期間Tを、周期の20%にすることが必要である。正確には、DC−DCコンバータにおける損失があるので、その分を補うためにデューティーは20%ちょうどよりも少し大きくする必要がある。電位Voutの中心値は、下記数式によって与えられる。但し、電位Voutには、±10〜50mV程度のリップルが残る。

Vout≒T/(T+T)×Vin1
また、図5(d)に示すように、期間Tにおいては、インダクタLにおいて接続点LXから出力端子Toutに向かって流れる電流iは増加する。一方、期間Tにおいては、電流iは減少する。しかし、LCフィルタ15の作用により、出力端子Toutから出力される出力電流ioutは、略一定値となる。
次に、DC−DCコンバータ1が上述の動作を行う際の電流の損失について説明する。
DC−DCコンバータ1における主な電流損失には、ドライブ損失及びスイッチング損失がある。ドライブ損失は、各トランジスタを駆動する際に、トランジスタのゲートとソース・ドレインとの間に形成されるゲート容量を充放電することによって生じる損失であり、このゲート容量の大きさC及び印加される電圧(ゲート電圧)Vに依存する。すなわち、ゲート容量Cが大きく、ゲート電圧Vが高いほど、ドライブ損失は大きくなる。また、スイッチング損失は、各トランジスタのソース・ドレイン間を流れる電流による損失である。スイッチング損失は、ソース・ドレイン間の電圧等に依存するが、上述の如く、デッドタイムを設ける等の工夫により、ある程度抑制することができる。
以下、ドライブ損失について説明する。
パワートランジスタQ1及びQ2からなる出力バッファ回路19の両端には、電源電位として電位Vin1及び接地電位GNDが印加されている。このため、パワートランジスタQ1及びQ2のソース及びドレインには、接地電位GNDから電位Vin1までの範囲内で電位が印加される。一方、パワートランジスタQ1及びQ2のゲートには、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12に印加される電源電位の範囲内で、ゲート電位が印加される。
通常、ドライバ回路には、出力バッファ回路19と同じ電源電位が印加される。そこで、仮に、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12にも、電源電位として電位Vin1及び接地電位GNDが印加されるとすると、これらのドライバ回路の出力電位、すなわち、パワートランジスタQ1及びQ2のゲートに印加される電位は、接地電位GNDから電位Vin1までの範囲内の電位となる。従って、パワートランジスタQ1及びQ2において、ゲートとソース・ドレインとの間に印加されるゲート電圧Vの最大値は、Vin1(=Vin1−GND)となる。
これに対して、本実施形態のように、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12に、電源電位として電位Vin2及び接地電位GNDを印加すると、これらのドライバ回路の出力電位は、接地電位GNDから電位Vin2までの範囲内の電位となり、パワートランジスタQ1及びQ2におけるゲート電圧の最大値はVin2(=Vin2−GND)となる。電位Vin2は電位Vin1よりも低いため、本実施形態によれば、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電圧を低減することができる。但し、この場合、ゲート電圧を低減することにより、パワートランジスタQ1及びQ2における単位面積当たりのオン抵抗が増大するため、その分、パワートランジスタQ1及びQ2の面積を増加させることが必要となる。
例えば、Vin1が5Vであり、Vin2が3.3Vである場合について検討する。本実施形態のように、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電圧を3.3Vとする場合、ゲート電圧を5Vとする場合と比較して、パワートランジスタQ1及びQ2のオン抵抗は、約1.26倍になる。従って、同じ電流駆動力を確保するためには、パワートランジスタQ1及びQ2の面積を1.26倍にする必要がある。これにより、仮に単位面積当たりのドライブ損失が同じであれば、全体のドライブ損失は1.26倍となる。一方、ゲート電圧を3.3Vとすれば、ゲート電圧を5Vとする場合と比較して、単位面積当たりのドライブ損失は、0.44倍になる。従って、全体のドライブ損失は、(1.26×0.44=)0.55倍となり、約半分に低減することができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
上述の如く、本実施形態によれば、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12に印加される電源電位間の範囲(GND〜Vin2)を、パワートランジスタQ1及びQ2からなる出力バッファ回路19の両端に印加される電位間の範囲(GND〜Vin1)の内側に位置させることにより、ハイサイド・パワートランジスタQ1のゲート及びローサイド・パワートランジスタQ2のゲートに印加される電位の範囲を、出力バッファ回路19の両端に印加される電位間の範囲の内側とすることができる。これにより、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電圧を低減し、ドライブ損失を低減することができる。この結果、本実施形態によれば、スイッチングに伴う電流損失が小さいDC−DCコンバータを実現することができる。
また、本実施形態によれば、ハイサイド・パワートランジスタQ1、ローサイド・パワートランジスタQ2、ハイサイド・ドライバ回路11、ローサイド・ドライバ回路12及びレベルシフト回路14が単一の半導体基板20の表面に形成されているため、これらの素子及び回路を1チップ上に集積することができる。この結果、全体をコンパクトに構成することができる。
更に、本実施形態によれば、ハイサイド・パワートランジスタQ1及びローサイド・パワートランジスタQ2の形状が、ソース側とドレイン側とで対称な形状となっているため、これらのパワートランジスタを小面積に形成することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6は、本実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図であり、
図7は、リニアレギュレータを例示する回路図である。
図6に示すように、本実施形態に係るDC−DCコンバータ2においては、電源配線として、高電位電源配線PH及び低電位電源配線PLのみが引き込まれており、中間電位電源配線PM(図1参照)は引き込まれていない。高電位電源配線PHの電位Vinは例えば5Vであり、低電位電源配線PLの電位は例えば0V(GND)である。
また、DC−DCコンバータ2においては、ハイサイド・パワートランジスタQ1が、Pチャネル型MOSFETにより構成されている。なお、ローサイド・パワートランジスタQ2は、前述の第1の実施形態と同様に、Nチャネル型MOSFETにより構成されている。
更に、DC−DCコンバータ2においては、高電位電源配線PHと低電位電源配線PLとの間に接続され、GNDとVin1との間の電位を生成するリニアレギュレータ41及び42が設けられている。リニアレギュレータ41及び42は相互に並列に接続されている。リニアレギュレータ41は、例えば1.7Vの電位を生成し、ハイサイド・ドライバ回路11に対して供給する。また、リニアレギュレータ42は、例えば3.3Vの電位を生成し、ローサイド・ドライバ回路12に対して供給する。
図7に示すように、リニアレギュレータ41においては、高電位電源配線PHと低電位電源配線PLとの間に可変抵抗R1及び抵抗R2が直列に接続されており、抵抗分割により、可変抵抗R1と抵抗R2との接続点Nから、{R2/(R1+R2)×Vin}の大きさの電位を出力する。そして、接続点Nの電位が所定の値になるように、可変抵抗R1の抵抗値を調節する。リニアレギュレータ42の構成も同様である。なお、抵抗R1及びR2には、例えば、MOSFET又はバイポーラトランジスタを用いることができる。
そして、図6に示すように、ハイサイド・ドライバ回路11には、電源電位として、高電位電源配線PHから5Vの電位が印加され、リニアレギュレータ41から1.7Vの電位が印加される。従って、ハイサイド・ドライバ回路11からハイサイド・パワートランジスタQ1のゲートに対して出力される電位の範囲は、1.7〜5Vとなる。一方、ローサイド・ドライバ回路12には、電源電位として、リニアレギュレータ42から3.3Vの電位が印加され、低電位電源配線PLから0V(GND)の電位が印加される。従って、ローサイド・ドライバ回路12からローサイド・パワートランジスタQ2のゲートに対して出力される電位の範囲は、0〜3.3Vとなる。なお、DC−DCコンバータ2においては、ダイオードD2(図1参照)及びキャパシタC2(図1参照)は設けられていない。
本実施形態における上記以外の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。すなわち、本実施形態においても、前述の第1の実施形態と同様に、ハイサイド・パワートランジスタQ1及びローサイド・パワートランジスタQ2からなる出力バッファ回路19の両端に印加させる電源電位は、0V及び5Vである。また、パワートランジスタQ1及びQ2、ハイサイド・ドライバ回路11を構成するPMOS17及びNMOS18、ローサイド・ドライバ回路12を構成するPMOS17及びNMOS18の形状は相互に同一であり、定格はいずれも6Vである。
本実施形態においては、上述の如く、リニアレギュレータ41が1.7Vの電位を供給することにより、ハイサイド・ドライバ回路11がハイサイド・パワートランジスタQ1のゲートに対して1.7〜5Vの範囲の電位を出力し、ハイサイド・パワートランジスタQ1のソース電位(5V)に対して−3.3〜0Vのゲート電位を印加する。一方、リニアレギュレータ42が3.3Vの電位を供給することにより、ローサイド・ドライバ回路12がローサイド・パワートランジスタQ2のゲートに対して0〜3.3Vの範囲の電位を出力し、ローサイド・パワートランジスタQ2のソース電位(0V)に対して0〜3.3Vのゲート電位を印加する。
このとき、前述の第1の実施形態と同様に、パワートランジスタQ1及びQ2のオン抵抗は、ゲート電圧を5Vとする場合と比較して、約1.26倍になる。従って、パワートランジスタQ1及びQ2の面積は1.26倍とする必要がある。一方、単位面積当たりのドライブ損失は、ゲート電圧を5Vとする場合と比較して、0.66倍になる。従って、全体のドライブ損失は(1.26×0.66=)0.83倍となり、ドライブ損失を低減することができる。
このように、本実施形態によれば、入力電圧が5Vの1系統であり、電源電位が接地電位も含めて2水準しか導入されていない場合であっても、リニアレギュレータを設けることにより、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電位の範囲を、出力バッファ回路19に印加される電源電位間の範囲の内側に設定することができる。この結果、前述の第1の実施形態と同様に、ドライブ損失を抑制することができる。本実施形態における上記以外の動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
なお、本実施形態においては、ハイサイド・パワートランジスタQ1をPMOSにより構成しているため、制御信号を反転させる必要がない。このため、PWM制御回路13から出力される制御信号が5Vの振幅を持つ場合、すなわち、ハイレベルが5Vでローレベルが0Vである場合は、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12において扱う電位範囲を全てカバーできるため、レベルシフト回路14を省略することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図8は、本実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。
図8に示すように、本実施形態に係るDC−DCコンバータ3においては、前述の第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ2(図6参照)と比較して、ハイサイド・パワートランジスタQ1がNチャネル型MOSFETにより構成されている点が異なっている。このため、リニアレギュレータ41(図6参照)が設けられておらず、リニアレギュレータ42から出力された3.3Vの電位を、前述の第1の実施形態と同様に、キャパシタC2及びダイオードD2を用いたブートストラップ方式により調整して、ハイサイド・ドライバ回路11に対して供給している。これにより、本実施形態においても、前述の第2の実施形態と同程度にドライブ損失を低減することができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第2の実施形態と同様である。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図9は、本実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図であり、
図10(a)は、ハイサイド・パワートランジスタを例示する断面図であり、(b)は、ハイサイド・ドライバ回路及びローサイド・ドライバ回路を構成するNチャネル型MOSFETを例示する断面図である。
図9及び図10に示すように、本実施形態に係るDC−DCコンバータ4においては、前述の第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ1(図1参照)と比較して、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12を構成するPMOS17(図2参照)及びNMOS18の構成が異なっている。例えば、パワートランジスタQ1及びQ2の定格は第1の実施形態と同様に6Vであるが、PMOS17及びNMOS18の定格は3.3Vである。これにより、図10(a)及び(b)に示すように、PMOS17及びNMOS18のサイズは、パワートランジスタQ1及びQ2のサイズよりも小さく、PMOS17及びNMOS18のゲート絶縁膜44は、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート絶縁膜36よりも薄い。
また、本実施形態においては、PWM制御回路13とローサイド・ドライバ回路12との間にも、レベルシフト回路45が設けられている。レベルシフト回路45は、振幅が5Vの制御信号を、振幅が3.3Vの制御信号に変換する回路である。すなわち、レベルシフト回路45は、ハイレベルが5Vでローレベルが0Vの制御信号を、ハイレベルが3.3でローレベルが0Vの制御信号に変換する。
本実施形態においても、前述の第1の実施形態と同様に、パワートランジスタQ1及びQ2のドライブ損失を抑えることができる。また、本実施形態においては、これに加えて、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12の面積を縮小することができる。更に、本実施形態においては、PMOS17及びNMOS18のゲート絶縁膜44を薄くすることにより、これらのトランジスタのゲート容量を低減し、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12を駆動する際のドライブ損失を低減することができる。
本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。なお、PWM制御回路13から出力される制御信号の振幅が3.3Vである場合、すなわち、ハイレベルが3.3Vでローレベルが0Vである場合には、この制御信号をそのままローサイド・ドライバ回路12に入力することができるため、レベルシフト回路45は不要である。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図11は、本実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。
図11に示すように、本実施形態は、前述の第2の実施形態(図6参照)と第4の実施形態(図9参照)とを組み合わせた実施形態である。すなわち、本実施形態に係るDC−DCコンバータ5においては、前述の第2の実施形態と同様に、電源配線として2水準の電源配線、すなわち、高電位電源配線PH及び低電位電源配線PLのみが引き込まれており、リニアレギュレータ41及び42により、中間電位が生成されている。また、ハイサイド・パワートランジスタQ1はPチャネル型のMOSFETである。更に、前述の第4の実施形態と同様に、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12を構成するPMOS17(図2参照)及びNMOS18(図2参照)の定格は3.3Vである。すなわち、図10(a)及び(b)に示すように、PMOS17及びNMOS18のゲート絶縁膜44は、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート絶縁膜36よりも薄く形成されている。また、PWM制御回路13とローサイド・ドライバ回路12との間に、レベルシフト回路45が設けられている。
本実施形態によれば、前述の第2の実施形態と同様に、電源電位が2水準しか導入されない場合においても、パワートランジスタQ1及びQ2のドライブ損失を抑えることができる。また、前述の第4の実施形態と同様に、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12の面積を縮小することができると共に、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12を駆動する際のドライブ損失を低減することができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第2の実施形態又は第4の実施形態と同様である。なお、PWM制御回路13から出力される制御信号の振幅が3.3Vである場合には、レベルシフト回路45は不要である。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
図12は、本実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。
図12に示すように、本実施形態は、前述の第3の実施形態(図8参照)と第4の実施形態(図9参照)とを組み合わせた実施形態である。すなわち、本実施形態に係るDC−DCコンバータ6においては、前述の第3の実施形態と同様に、電源電位が2水準であり、ハイサイド・パワートランジスタQ1はNチャネル型のMOSFETである。このため、リニアレギュレータ41(図6参照)が設けられておらず、リニアレギュレータ42から出力された3.3Vの電位を、キャパシタC2及びダイオードD2を用いたブートストラップ方式により調整して、ハイサイド・ドライバ回路11に対して供給している。また、前述の第4の実施形態と同様に、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12を構成するPMOS17(図2参照)及びNMOS18(図2参照)の定格は3.3Vである。更に、PWM制御回路13とローサイド・ドライバ回路12との間に、レベルシフト回路45が設けられている。
本実施形態によっても、前述の第4の実施形態と同様な効果を得ることができる。本実施形態における上記以外の構成は、前述の第3の実施形態又は第4の実施形態と同様である。
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。
図13は、本実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。
図13に示すように、本実施形態に係るDC−DCコンバータ7は、前述の第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ2(図6参照)と比較して、半導体基板20の表面に高電位電源配線PH及び低電位電源配線PLが配設されており、それぞれ、電圧Vin及び接地電位GNDが印加されている点、ハイサイド・パワートランジスタQ1及びローサイド・パワートランジスタQ2が形成されており、高電位電源配線PHと低電位電源配線PLとの間に直列に接続され、出力バッファ回路19を構成している点、CMOSインバータからなるハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12が設けられている点、ドライバ回路11及び12を構成するPMOS及びNMOSの耐圧が、パワートランジスタQ1及びQ2の耐圧と等しい点、並びに、半導体基板20の外部に、PWM制御回路13(図6参照)、LCフィルタ15及び出力端子Toutが設けられている点は同様である。
一方、DC−DCコンバータ7においては、前述の第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ2(図6参照)とは異なり、ハイサイド・ドライバ回路11は高電位電源配線PHと配線46との間に接続されており、ローサイド・ドライバ回路12は配線47と低電位電源配線PLとの間に接続されている。
また、半導体基板20の表面に1つのリニアレギュレータ48が形成されており、高電位電源配線PHと低電位電源配線PLとの間に接続されている。そして、リニアレギュレータ48から中間電位電源配線PMが引き出されている。リニアレギュレータ48は、中間電位電源配線PMに電位Vinと電位GNDとの間の電位Vxを印加する回路であり、その構成は、図7に示すリニアレギュレータ41の構成と同様である。また、中間電位電源配線PMと接地電位GNDとの間には、キャパシタC3が設けられている。
更に、高電位電源配線PHと配線47との間にはトランジスタQ11が接続されており、配線46と中間電位電源配線PMとの間にはトランジスタQ12が接続されており、中間電位電源配線PMと配線47との間にはトランジスタQ13が接続されており、配線46と低電位電源配線PLとの間にはトランジスタQ14が接続されている。トランジスタQ11〜Q14は、例えば、いずれもNチャネル型MOSFETである。
更にまた、半導体基板20の表面には、トランジスタQ11及びQ14のゲートに対して制御信号S1を出力すると共に、トランジスタQ12及びQ13のゲートに対して制御信号S2を出力するコントローラ49が設けられている。そして、リニアレギュレータ48、中間電位電源配線PM、配線46及び47、トランジスタQ11〜Q14、コントローラ49により、電源供給手段が構成されている。
更にまた、DC−DCコンバータ7には、レベルシフト回路14(図6参照)は設けられていない。
次に、上述の如く構成された本実施形態に係るDC−DCコンバータ7の動作について説明する。
図14は、横軸に時間をとって本実施形態に係るDC−DCコンバータの動作を例示するタイミングチャートであり、(a)の縦軸は制御信号S1を表し、(b)の縦軸は制御信号S2を表し、(c)の縦軸はハイサイド・パワートランジスタQ1のゲート電位を表し、(d)の縦軸はローサイド・パワートランジスタQ2のゲート電位を表す。
なお、図14の横軸は(a)〜(d)で共通である。
本実施形態に係るDC−DCコンバータ7においては、コントローラ49がDC−DCコンバータ7の出力電流、すなわち、負荷100が消費する電流の大きさに基づいて、負荷が通常の状態(通常負荷時)にあるか、負荷が軽い状態(軽負荷時)にあるかを判断する。この判断は、例えば、出力電流の大きさを計測し、出力電流が相対的に大きければ通常負荷時であると判断し、出力電流が相対的に小さければ軽負荷時であると判断する。例えば、負荷がCPUである場合には、演算動作中であれば消費電流は相対的に大きくなり、休止中であれば消費電流は相対的に小さくなる。
そして、図14(a)及び(b)に示すように、通常負荷時には、制御信号S1をハイレベルとし、制御信号S2をローレベルとする。これにより、トランジスタQ11及びQ14がオン状態となり、トランジスタQ12及びQ13がオフ状態となる。この結果、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12の双方が、高電位電源配線PHと低電位電源配線PLとの間に並列に接続される。このため、図14(c)及び(d)に示すように、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電位は、電位Vinと接地電位GNDとの間で振動する。すなわち、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電位の範囲は、電位Vinと接地電位GNDとの間の範囲となり、パワートランジスタQ1及びQ2からなる出力バッファ回路19の両端に印加される電位間の範囲と一致する。この結果、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電圧が高くなり、ドレイン電流が増大し、オン抵抗が低減する。
一方、軽負荷時には、図14(a)及び(b)に示すように、制御信号S1をローレベルとし、制御信号S2をハイレベルとする。これにより、トランジスタQ11及びQ14がオフ状態となり、トランジスタQ12及びQ13がオン状態となる。この結果、ハイサイド・ドライバ回路11は、高電位電源配線PHと中間電位電源配線PMとの間に接続され、ローサイド・ドライバ回路12は、中間電位電源配線PMと低電位電源配線PLとの間に接続される。これにより、図14(c)及び(d)に示すように、ハイサイド・パワートランジスタQ1のゲート電位は、電位Vinと電位Vxとの間で振動し、ローサイド・パワートランジスタQ2のゲート電位は、電位Vxと接地電位GNDとの間で振動する。すなわち、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電位の範囲は、パワートランジスタQ1及びQ2からなる出力バッファ回路19の両端に印加される電位間の範囲の内側に位置する。この結果、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電圧が低くなり、オン抵抗は増加するものの、パワートランジスタQ1及びQ2のゲートとソース・ドレインとの間に蓄積される電荷が減少するため、ドライブ損失は減少する。
このように、上述の電源供給手段は、リニアレギュレータ48が中間電位Vxを生成して中間電位電源配線PMに供給し、コントローラ49がトランジスタQ11〜Q14を駆動することにより、DC−DCコンバータ7の出力電流が相対的に大きい場合(通常負荷時)には、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12に印加する電源電位間の範囲を相対的に広くし、出力電流が相対的に小さい場合(軽負荷時)には、ハイサイド・ドライバ回路11及びローサイド・ドライバ回路12に印加する電源電位間の範囲を相対的に狭くし、且つ、これらの電源電位間の範囲を、それぞれ、ハイサイド・パワートランジスタQ1及びローサイド・パワートランジスタQ2からなる出力バッファ回路19の両端に印加される電位間の範囲、すなわち、接地電位GND〜電位Vinの範囲の内側に位置させる。
通常負荷時には、パワートランジスタQ1及びQ2を流れるドレイン電流が相対的に大きくなるため、パワートランジスタQ1及びQ2のオン抵抗を低減することが、全体的な電流損失の低減に効果的である。一方、軽負荷時には、パワートランジスタQ1及びQ2を流れるドレイン電流は相対的に小さくなるため、パワートランジスタQ1及びQ2のオン抵抗を低減するよりも、パワートランジスタQ1及びQ2のゲートに蓄積される電荷を低減することが、全体的な電流損失の低減に効果的である。従って、上述の如く、出力電流の大きさに応じてパワートランジスタQ1及びQ2のゲート電位を切替えることにより、全体的な電流損失を効果的に抑制することができる。
なお、リニアレギュレータ48が生成する電位Vxの最適値は、負荷100の種類及びDC−DCコンバータ7の出力電位Voutなどに依存する。例えば、電位Vinが5Vであり、電位Voutが1Vである場合には、前述の如く、ローサイド・パワートランジスタQ2がオン状態になる期間Tが、ハイサイド・パワートランジスタQ1がオン状態になる期間Tよりも長くなるため、電位Vxを(Vin/2)よりも高い値に設定して、ローサイド・パワートランジスタQ2のオン抵抗をハイサイド・パワートランジスタQ1のオン抵抗よりも低くした方が、全体の電流損失が小さくなることが多い。
また、本実施形態においては、ハイサイド・ドライバ回路11の駆動に伴って生じた損失電流の電荷がキャパシタC3に蓄積され、この電荷がローサイド・ドライバ回路12の駆動に利用される。これによっても、電流損失を低減することができる。なお、本実施形態においては、中間電位電源配線PMと高電位電源配線PHとの間にも、キャパシタを設けてもよい。これにより、ローサイド・ドライバ回路12の駆動に伴って生じた損失電流の電荷をハイサイド・ドライバ回路11の駆動に利用することができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
上述の如く、本実施形態によれば、負荷100に流れる電流が相対的に大きい通常負荷時には、パワートランジスタQ1及びQ2に十分なゲート電圧を印加し、パワートランジスタQ1及びQ2のオン抵抗を低減することにより、電流の損失を抑えることができる。一方、負荷100に流れる電流が相対的に小さい軽負荷時には、パワートランジスタQ1及びQ2のゲート電圧を小さくすることにより、パワートランジスタQ1及びQ2のスイッチングに伴う電流損失を抑えることができる。このように、本実施形態によれば、負荷の状態に応じてドライバ回路11及び12に供給する電源電位を異ならせることにより、電流損失をより効果的に抑制することができる。本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第2の実施形態と同様である。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。例えば、上述の各実施形態においては、入力電位が0V及び5VであるDC−DCコンバータを例に挙げて説明したが、入力電圧の値はこれに限定されない。
本発明の第1の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。 ハイサイド・ドライバ回路を例示するブロック図である。 (a)は、ハイサイド・パワートランジスタを例示する断面図であり、(b)は、ハイサイド・ドライバ回路及びローサイド・ドライバ回路を構成するNチャネル型MOSFETを例示する断面図である。 第1の実施形態に係るDC−DCコンバータの動作を例示する回路図である。 横軸に時間をとって第1の実施形態に係るDC−DCコンバータの動作を例示するタイミングチャートであり、(a)の縦軸はハイサイド・パワートランジスタのゲート電位を表し、(b)の縦軸はローサイド・パワートランジスタのゲート電位を表し、(c)の縦軸は接続点及び出力端子の電位を表し、(d)の縦軸はインダクタ又は出力端子を流れる電流を表す。 本発明の第2の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。 リニアレギュレータを例示する回路図である。 本発明の第3の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。 (a)は、ハイサイド・パワートランジスタを例示する断面図であり、(b)は、ハイサイド・ドライバ回路及びローサイド・ドライバ回路を構成するNチャネル型MOSFETを例示する断面図である。 本発明の第5の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。 本発明の第6の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。 本発明の第7の実施形態に係るDC−DCコンバータを例示するブロック図である。 横軸に時間をとって第7の実施形態に係るDC−DCコンバータの動作を例示するタイミングチャートであり、(a)の縦軸は制御信号S1を表し、(b)の縦軸は制御信号S2を表し、(c)の縦軸はハイサイド・パワートランジスタQ1のゲート電位を表し、(d)の縦軸はローサイド・パワートランジスタQ2のゲート電位を表す。
符号の説明
1、2、3、4、5、6、7 DC−DCコンバータ、11 ハイサイド・ドライバ回路、12 ローサイド・ドライバ回路、13 PWM制御回路、14 レベルシフト回路、15 LCフィルタ、16 CMOS、17 PMOS、18 NMOS、19 出力バッファ回路、20 半導体基板、21 Pウェル、22 ソース層、23 ドレイン層、24、25 LDD層、26 チャネル領域、30 層間絶縁膜、31 ソースコンタクト、32 ドレインコンタクト、34 ゲート電極、35 側壁、36 ゲート絶縁膜、37 ソース配線、38 ドレイン配線、41、42 リニアレギュレータ、44 ゲート絶縁膜、45 レベルシフト回路、46、47 配線、48 リニアレギュレータ、49 コントローラ、100 負荷、C1、C2、C3 キャパシタ、D1、D2 ダイオード、L インダクタ、LX、N 接続点、PH 高電位電源配線、PL 低電位電源配線、PM 中間電位電源配線、Q1 ハイサイド・パワートランジスタ、Q2 ローサイド・パワートランジスタ、R1 可変抵抗、R2 抵抗、S、S1、S2 制御信号、Tout 出力端子

Claims (5)

  1. 高電位電源配線と低電位電源配線との間に直列に接続されたハイサイド電界効果トランジスタ及びローサイド電界効果トランジスタを備え、
    前記ハイサイド電界効果トランジスタ及び前記ローサイド電界効果トランジスタのうち少なくとも一方は、チャネル幅方向に対して垂直に切った断面において、ソース側のLDD層の長さとドレイン側のLDD層の長さが等しく、
    前記ハイサイド電界効果トランジスタのゲートに印加される電位の範囲及び前記ローサイド電界効果トランジスタのゲートに印加される電位の範囲は、前記ハイサイド電界効果トランジスタ及び前記ローサイド電界効果トランジスタからなる回路の両端に印加される電位間の範囲の内側にあることを特徴とする半導体装置。
  2. 少なくとも1段のCMOSインバータを有し、制御信号の電流駆動能力を増大させて前記ハイサイド電界効果トランジスタのゲートに印加するハイサイド・ドライバ回路と、
    少なくとも1段のCMOSインバータを有し、制御信号の電流駆動能力を増大させて前記ローサイド電界効果トランジスタのゲートに印加するローサイド・ドライバ回路と、
    をさらに備え、
    前記ハイサイド・ドライバ回路に印加される電源電位間の範囲及び前記ローサイド・ドライバ回路に印加される電源電位間の範囲は、前記ハイサイド電界効果トランジスタ及び前記ローサイド電界効果トランジスタからなる回路の両端に印加される電位間の範囲の内側にあることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記ハイサイド・ドライバ回路を構成する前記CMOSインバータのゲート絶縁膜及び前記ローサイド・ドライバ回路を構成する前記CMOSインバータのゲート絶縁膜の厚さは、前記ハイサイド電界効果トランジスタのゲート絶縁膜及び前記ローサイド電界効果トランジスタのゲート絶縁膜の厚さよりも薄いことを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 高電位電源配線と低電位電源配線との間に直列に接続されたハイサイド電界効果トランジスタ及びローサイド電界効果トランジスタと、
    少なくとも1段のCMOSインバータを有し、制御信号の電流駆動能力を増大させて前記ハイサイド電界効果トランジスタのゲートに印加するハイサイド・ドライバ回路と、
    少なくとも1段のCMOSインバータを有し、制御信号の電流駆動能力を増大させて前記ローサイド電界効果トランジスタのゲートに印加するローサイド・ドライバ回路と、
    出力電流が相対的に大きい場合には、前記ハイサイド・ドライバ回路及び前記ローサイド・ドライバ回路に印加する電源電位間の範囲を相対的に広くし、前記出力電流が相対的に小さい場合には、前記ハイサイド・ドライバ回路及び前記ローサイド・ドライバ回路に印加する電源電位間の範囲を相対的に狭くし、少なくとも出力電流が相対的に小さい場合には、前記ハイサイド・ドライバ回路に印加される電源電位間の範囲及び前記ローサイド・ドライバ回路に印加される電源電位間の範囲を、それぞれ、前記ハイサイド電界効果トランジスタ及び前記ローサイド電界効果トランジスタからなる回路の両端に印加される電位間の範囲の内側に位置させる電源供給手段と、
    を備えたことを特徴とする半導体装置。
  5. 前記ハイサイド電界効果トランジスタ及び前記ローサイド電界効果トランジスタの形状は、ソースコンタクトからドレインコンタクトまでの領域において、ソース側とドレイン側とで対称な形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体装置。
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