JP2009270205A - ボトム衣類 - Google Patents

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Abstract

【課題】体型補整機能を発揮しつつ、多種の運動に対しても運動追従性に優れたボトム衣類を提供する。
【解決手段】ガードル1は、着用状態において、フロント布10と、右大腿部被覆布12と、左大腿部被覆布14とを備える。フロント布10は、右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14よりも伸縮し難い。フロント布10の上縁は、前中心と後中心とが重なるようにした状態において、臍よりも下方で且つ背側における右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14の上縁よりも下方に位置する。右大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における右大腿部被覆布12の上縁に達する右側ダーツD1が構成されていると共に、左大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における左大腿部被覆布14の上縁に達する左側ダーツD2が構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、少なくとも下半身の一部を被覆する股付きのボトム衣類、特に、体に密着して着用するボトム衣類に関する。
従来から、特にお腹周りを中心として、自分の体型を美しく見せたいという強いニーズがある。このようなニーズに応えるための技術として、例えば下記特許文献1に記載されたガードルが知られている。
このガードルは、腹部部分が伸縮性布地からなる腹部充当部片で構成されており、前中心丈が後中心丈よりも短くなっている。そのため、着用者が座位姿勢の場合には、ガードルの前中心丈が短めの寸法となる一方、着用者が立位姿勢の場合には、腹部充当部片が上下方向に沿って伸暢し、ガードルの前中心丈が長めの寸法となる。このとき、腹部充当部片が上下方向に沿って伸暢することにより応力が増大するので、腹部充当部片によって腹部が押えられ、腹部形状の補整機能が発揮される。そのため、下記特許文献1に記載されたガードルは、座位姿勢と立位姿勢との間における運動追従性に優れている。
特許第2921735号(特開平8−120505号公報)
ところで、人間の運動は、座位姿勢と立位姿勢との間における運動のみならず、日常動作、歩行、ランニング等多岐にわたって存在する。そして、これらの運動後には、ボトム衣類の腰部のずり下がりやボトム衣類の下縁部(裾部)の捲り上がり等が発生することで、着用感が損なわれてしまう虞がある。そのため、多種の運動に対しても運動追従性に優れたボトム衣類の実現が望まれている。
そこで、本発明は、体型補整機能を発揮しつつ、多種の運動に対しても運動追従性に優れたボトム衣類を提供することを目的とする。
本発明に係るボトム衣類は、少なくとも下半身の一部を被覆する股付きのボトム衣類であって、着用状態において下腹部を被覆するフロント布と、着用状態において右大腿部、右臀部及び右腰部を被覆する右大腿部被覆布と、着用状態において左大腿部、左臀部及び左腰部を被覆する左大腿部被覆布とを備え、フロント布は、右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布よりも伸縮し難く、フロント布の上縁は、前中心と後中心とが重なるようにした状態において、臍よりも下方で且つ背側における右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布の上縁よりも下方に位置し、フロント布の右側端縁と該右側端縁に対応する右大腿部被覆布の端縁とが縫い合わされることで、大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における上縁に達する右側ダーツが構成され、フロント布の左側端縁と該左側端縁に対応する左大腿部被覆布の端縁とが縫い合わされることで、大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における上縁に達する左側ダーツが構成されていることを特徴とする。
本発明に係るボトム衣類では、フロント布が右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布よりも伸縮し難くなっており、大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における上縁に達する右側ダーツが構成され、大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における上縁に達する左側ダーツが構成されている。そのため、着用時に右大腿部被覆布がフロント布よりも伸暢して、主としてフロント布の右側端縁に対して直交する方向に沿う応力が右大腿部被覆布に発生すると共に、着用時に左大腿部被覆布がフロント布よりも伸暢して、主としてフロント布の左側端縁に対して直交する方向に沿う応力が左大腿部被覆布に発生する。このとき、フロント布の右側端縁に対して直交する方向は、着用状態において右臀部の下縁に沿う方向となり、フロント布の左側端縁に対して直交する方向は、着用状態において左臀部の下縁に沿う方向となる。そのため、着用状態において、右臀部及び左臀部が右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布によってそれぞれしっかりと支えられることとなるので、ヒップアップ機能が発揮されることとなる。
また、本発明に係るボトム衣類では、フロント布の上縁が、前中心と後中心とが重なるようにした状態において、臍よりも下方で且つ背側における右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布の上縁よりも下方に位置している。つまり、着用状態において、フロント布によって主として下腹部が被覆される。ここで、フロント布が相対的に伸縮し難くなっていることから、着用時に、右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布がフロント布よりも伸暢することに伴い、フロント布が臀部側、すなわち、背側に引っ張られる。そのため、最も膨出しがちな下腹部が相対的に伸縮し難いフロント布によって引き締められるので、お腹周りに関して美しいボディラインを作り出すことが可能となる。
また、本発明に係るボトム衣類では、フロント布の上縁が、前中心と後中心とが重なるようにした状態において、臍よりも下方で且つ背側における右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布の上縁よりも下方に位置している。つまり、着用状態において、背側における右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布によって右臀部及び左臀部の大部分が被覆される。そのため、ボリュームのある右臀部及び左臀部が右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布によってそれぞれ安定して包み込まれる。従って、右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布が相対的に伸縮し易くなっていると共にフロント布が下腹部を引き締めていることと相俟って、各種運動後であっても、ボトム衣類の上縁部(腰部)のずり下がりが発生し難くなっている。
また、本発明に係るボトム衣類は、少なくとも下半身の一部を被覆する股付きのボトム衣類、いわゆる、セミロングタイプやロングタイプ(ショートタイプよりも丈の長さが長いタイプ)のボトム衣類となっている。そのため、運動に伴う大腿部における筋肉の弛緩及び収縮があっても、ボトム衣類の下縁部(裾部)が影響を受け難い。従って、各種運動後であっても、ボトム衣類の下縁部(裾部)の捲り上がりが発生し難くなっている。以上より、ヒップアップ機能や下腹部の引き締め機能といった体型補整機能を発揮しつつ、多種の運動に対しても運動追従性に優れ、着用感の良好なボトム衣類を提供することができる。
好ましくは、フロント布の右側端縁及び左側端縁は、縫合前の状態においてそれぞれ内側に向けて湾曲し、右大腿部被覆布は、縫合前の状態において、フロント布の右側端縁に対応する端縁が外側に向けて湾曲し、左大腿部被覆布は、縫合前の状態において、フロント布の左側端縁に対応する端縁が外側に向けて湾曲している。このようにすると、主としてフロント布の右側端縁に対して直交する方向に沿って発生する応力及び主としてフロント布の左側端縁に対して直交する方向に沿って発生する応力がより大きくなる。そのため、ヒップアップ機能をより向上させることが可能となる。
なお、本明細書でいう体に密着する衣類とは、体の表面に直接に接して密着する場合に限らず、他の下着類を介して体に密着する場合も含むものである。
本発明によれば、体型補整機能を発揮しつつ、多種の運動に対しても運動追従性に優れたボトム衣類を提供することができる。
本発明に係る股付きのボトム衣類の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下では、ボトム衣類として女性用の股付きのガードル(ロングタイプガードル)1を例にとって説明している。また、以下で説明するガードル1の寸法は、ガードル1のサイズが64である場合の値であり、後述する角θ1,θ2の大きさ及び縫い代M1〜M7の各幅W1〜W7を除き、ガードル1のサイズに応じて異なる。すなわち、角θ1,θ2の大きさ及び縫い代M1〜M7の各幅W1〜W7は、ガードル1のサイズによらず同じ値となる。
ガードル1は、股下丈が17cm〜19cm程度のロングタイプのガードルであり、下腹部から膝上近傍までを被覆する。ガードル1は、図1〜図4に示されるように、フロント布10と、右大腿部被覆布12と、左大腿部被覆布14と、帯状部材16とを備えており、矢状面に対して略対称となっている。
フロント布10は、図1に示されるように、着用状態において、下腹部から股間の近傍までを被覆している。フロント布10は、図5に示されるように、右側端縁10aと、左側端縁10bと、腹側端縁10cと、股間側端縁10dとを有している。
右側端縁10a及び左側端縁10bは、縫合前の状態において、上下方向における略中央部分に頂部を形成するようにそれぞれ内側に向けて湾曲している。腹側端縁10cは、縫合前の状態において、左右方向における略中央部分に頂部を形成するように下側(股間側端縁10d)側に向けて若干湾曲している。股間側端縁10dは、縫合前の状態において、左右方向における略中央部分に頂部を形成するように腹側端縁10cから離れる方向に向けて湾曲している
フロント布10には、右側端縁10a、左側端縁10b及び股間側端縁10dに沿うように、縫い代M1が設けられている。フロント布10は、薄くて張りがあり、経緯に伸縮性を有するツーウェイ素材によって構成することができる。
本実施形態において、前中心線C1から右側端縁10aの上端点P1までの直線距離R1及び前中心線Lから左側端縁10bの上端点P2までの直線距離L1は、それぞれ7.5cm程度となるように設定されている。前中心線C1から右側端縁10aのうち最も窪んでいる点P3までの直線距離R2及び前中心線C1から左側端縁10bのうち最も窪んでいる点P4までの直線距離L2は、それぞれ3.7cm程度となるように設定されている。
前中心線C1から右側端縁10aの下端点P5までの直線距離R3及び前中心線Lから左側端縁10bの下端点P6までの直線距離L3は、それぞれ4.3cm程度となるように設定されている。前中心線C1におけるフロント布10の長さH1は、24.1cm程度となるように設定されている。縫い代M1の幅W1は、0.5cm程度となるように設定されている。
ここで、フロント布10の内面には、図6の(a)に示される下腹部当布18及び図6の(b)に示される股部当布20が縫着されている。そのため、フロント布10、下腹部当布18及び股部当布20が一体となって、右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14よりも伸縮し難くなっている。
下腹部当布18は、フロント布10の上部と略同一形状を呈している。下腹部当布18は、右側端縁18aと、左側端縁18bと、腹側端縁18cと、股間側端縁18dとを有している。下腹部当布18には、右側端縁18a及び左側端縁18bにそれぞれ沿うように、一対の縫い代M2が設けられている。下腹部当布18は、フロント布10と同一の素材によって構成することができる。
本実施形態において、前中心線C1における下腹部当布18の長さH2は、15.7cm程度となるように設定されている。縫い代M2の幅W2は、0.5cm程度となるように設定されている。
股部当布20は、フロント布10の下部と略同一形状を呈している。股部当布20は、右側端縁20aと、左側端縁20bと、腹側端縁20cと、股間側端縁20dとを有している。股部当布20には、右側端縁20a、左側端縁20b及び下側端縁20cにかけて縫い代M3が設けられている。股部当布20は、通気性の良い天竺素材によって構成することができる。
本実施形態において、前中心線C1における股部当布20の長さH3は、11.5cm程度となるように設定されている。縫い代M3の幅W3は、0.5cm程度となるように設定されている。
右大腿部被覆布12は、図1〜図4に示されるように、着用状態において、右大腿部のうち膝よりも上方の部分、右臀部及び右腰部を被覆している。右大腿部被覆布12は、図5に示されるように、内股側端縁12a,12bと、上側端縁12cと、内股側端縁12b及び上側端縁12cと連続的に繋がる背側端縁12dと、内股側端縁12a及び上側端縁12cと連続的に繋がると共にフロント布10の右側端縁10aに対応する端縁12eと、内股側端縁12b及び端縁12eと連続的に繋がる下側端縁12fとを有する。
内股側端縁12aは、縫合前の状態において、その上端寄りに頂部を形成するように内股側端縁12b及び背側端縁12dに向けて湾曲している。端縁12eは、縫合前の状態において、その略中央部分に頂部を形成するように外側に向けて湾曲している。下側端縁12fは、縫合前の状態において、その略中央部分に頂部を形成するように上側(上側端縁12c)に向けて湾曲している。内股側端縁12b及び上側端縁12cは、共に略直線状とされている。
右大腿部被覆布12には、内股側端縁12a及び背側端縁12dにそれぞれ縫い代M4,M5が設けられている。なお、右大腿部被覆布12は、フロント布10と同一の素材によって構成することができる。
本実施形態において、内股側端縁12aの上端点Q11との下端点Q12とのラインQ11−Q12は、24.9cm程度となるように設定されている。内股側端縁12bの上端点Q13との下端点Q14とのラインQ13−Q14は、29.0cm程度となるように設定されている。上側端縁12cの上端点Q15との下端点Q16とのラインQ15−Q16は、22.2cm程度となるように設定されている。
背側端縁12dの上端点(上側端縁12cの上端点)Q15と下端点(内股側端縁12bの上端点)Q13とのラインQ15−Q13は、17.6cm程度となるように設定されている。端縁12eの上端点(上側端縁12cの下端点)Q16と下端点(内股側端縁12aの上端点)Q11とのラインQ16−Q11は、23.7cm程度となるように設定されている。下側端縁12fの端点(内股側端縁12aの下端点)Q12と端点(内股側端縁12bの下端点)Q14とのラインQ12−Q14は、31.7cm程度となるように設定されている。
右大腿部被覆布12の上側端部12cと水平線Hとが成す角θ1は、14°程度となるように設定されている。縫い代M4の幅W4及び縫い代M5の幅W5は、共に0.5cm程度となるように設定されている。
左大腿部被覆布14は、図1〜図3に示されるように、着用状態において、左大腿部のうち膝よりも上方の部分、左臀部及び左腰部を被覆している。左大腿部被覆布14は、図5に示されるように、内股側端縁14a,14bと、上側端縁14cと、内股側端縁14b及び上側端縁14cと連続的に繋がる背側端縁14dと、内股側端縁14a及び上側端縁14cと連続的に繋がると共にフロント布10の左側端縁10aに対応する端縁14eと、内股側端縁14b及び端縁14eと連続的に繋がる下側端縁14fとを有する。
内股側端縁14aは、縫合前の状態において、その上端寄りに頂部を形成するように内股側端縁14b及び背側端縁14dに向けて湾曲している。端縁14eは、縫合前の状態において、その略中央部分に頂部を形成するように外側に向けて湾曲している。下側端縁14fは、縫合前の状態において、その略中央部分に頂部を形成するように上側(上側端縁14c)に向けて湾曲している。内股側端縁14b及び上側端縁14cは、共に略直線状とされている。
左大腿部被覆布14には、内股側端縁14a及び背側端縁14dにそれぞれ縫い代M6,M7が設けられている。なお、左大腿部被覆布14は、フロント布10と同一の素材によって構成することができる。
本実施形態において、内股側端縁14aの上端点Q21との下端点Q22とのラインQ21−Q22の長さは、右大腿部被覆布12におけるラインQ11−Q12の長さと略同一である。内股側端縁14bの上端点Q23との下端点Q24とのラインQ23−Q24の長さは、右大腿部被覆布12におけるラインQ13−Q14の長さと略同一である。上側端縁14cの上端点Q25との下端点Q26とのラインQ25−Q26の長さは、右大腿部被覆布12におけるラインQ15−Q16の長さと略同一である。
背側端縁14dの上端点(上側端縁14cの上端点)Q25と下端点(内股側端縁14bの上端点)Q23とのラインQ25−Q23の長さは、右大腿部被覆布12におけるラインQ15−Q13の長さと略同一である。端縁14eの上端点(上側端縁14cの下端点)Q26と下端点(内股側端縁14aの上端点)Q21とのラインQ26−Q21の長さは、右大腿部被覆布12におけるラインQ16−Q11の長さと略同一である。下側端縁14fの端点(内股側端縁14aの下端点)Q22と端点(内股側端縁14bの下端点)Q24とのラインQ22−Q24の長さは、右大腿部被覆布12におけるラインQ12−Q14の長さと略同一である。
左大腿部被覆布14の上側端部14cと水平線Hとが成す角θ2の大きさは、右大腿部被覆布12における角度θ1の大きさと略同一である。縫い代M6の幅W6及び縫い代M7の幅W7は、右大腿部被覆布12における縫い代M4の幅W4及び縫い代M5の幅W5と略同一である。
帯状部材16は、図1〜図4に示されるように、ガードル1の装飾のために、ガードル1の上端(フロント布10の腹側端縁10c、右大腿部被覆布12の上側端縁12c及び左大腿部被覆布14の上側端縁14c)周りに設けられている。
ここで、図5を参照して、ガードル1の製造方法(フロント布10、右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14の縫製方法)について説明する。
まず、フロント布10のうち右側端縁10aの上端点P1から縫い代M1だけ内側における点P1´と右側端縁10aの下端点P5から縫い代M1だけ内側における点P5´とのラインP1´−P5´が、右大腿部被覆布12のうち端縁12eの上端点Q16と下端点Q11とのラインQ16−Q11に重なるようにして、フロント布10と右大腿部被覆布12とを縫合する。これにより、図1及び図3に示されるように、右大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における右大腿部被覆布12の上側端縁12cに達する右側ダーツD1が構成される。なお、ラインP1´−P5´の長さとラインQ16−Q11の長さとは、略同一である。
続いて、フロント布10のうち左側端縁10bの上端点P2から縫い代M1だけ内側における点P2´と左側端縁10bの下端点P6から縫い代M1だけ内側における点P6´とのラインP2´−P6´が、左大腿部被覆布14のうち端縁14eの上端点Q26と下端点Q21とのラインQ26−Q21に重なるようにして、フロント布10と左大腿部被覆布14とを縫合する。これにより、図1及び図3に示されるように、左大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における左大腿部被覆布14の上側端縁14cに達する左側ダーツD2が構成される。なお、ラインP2´−P6´の長さとラインQ26−Q21の長さとは、略同一である。
続いて、右大腿部被覆布12のうち背側端縁12dの上端点Q15から縫い代M5だけ内側における点Q15´と背側端縁12dの下端点Q13から縫い代M5だけ内側における点Q13´とのラインQ15´−Q13´が、左大腿部被覆布14のうち背側端縁14dの上端点Q25から縫い代M7だけ内側における点Q25´と背側端縁14dの下端点Q23から縫い代M5だけ内側における点Q23´とのラインQ25´−Q23´に重なるようにして、右大腿部被覆布12と左大腿部被覆布14とを縫合する。これにより、図2に示されるように、臀溝に沿って延びる接ぎラインD3が構成される。
続いて、フロント布10のうち右側端縁10aの下端点P5から縫い代M1だけ内側における点P5´と股間側端縁10dの中間点から縫い代M1だけ内側における点P7との
ラインP5´−P7が、右大腿部被覆布12のうち背側端縁12dの下端点Q13から縫い代M5だけ内側における点Q13´と内股側端縁12bの上側近傍における点Q17とのラインQ13´−Q17に重なるようにして、フロント布10と右大腿部被覆布12とを縫合する。また、フロント布10のうち左側端縁10bの下端点P6から縫い代M1だけ内側における点P6´と股間側端縁10dの中間点から縫い代M1だけ内側における点P7とのラインP6´−P7が、左大腿部被覆布14のうち背側端縁14dの下端点Q23から縫い代M7だけ内側における点Q23´と内股側端縁14bの上側近傍における点Q27とのラインQ23´−Q27に重なるようにして、フロント布10と左大腿部被覆布14とを縫合する。これにより、股間部分において接ぎライン(図示せず)が構成される。なお、ラインP5´−P7の長さとラインQ13´−Q17の長さとは、略同一であり、ラインP6´−P7の長さとラインQ23´−Q27の長さとは、略同一である。
続いて、右大腿部被覆布12のうち内股側端縁12aの上端点Q11から縫い代M4だけ内側における点Q11´と内股側端縁12aの下端点Q12から縫い代M4だけ内側における点Q12´とのラインQ11´−Q12´が、右大腿部被覆布12のうち内股側端縁12bの上側近傍における点Q17と内股側端縁12bの下端点Q14とのラインQ17−Q14に重なるようにして、右大腿部被覆布12の内股側端縁12a側部分と内股側端縁12b側部分とを縫合する。これにより、右大腿部の内股部分において上下方向に延在する接ぎライン(図示せず)が構成される。なお、ラインQ11´−Q12´の長さとラインQ17−Q14の長さとは、略同一である。
続いて、左大腿部被覆布14のうち内股側端縁14aの上端点Q21から縫い代M6だけ内側における点Q21´と内股側端縁14aの下端点Q22から縫い代M6だけ内側における点Q22´とのラインQ21´−Q22´が、左大腿部被覆布14のうち内股側端縁14bの上側近傍における点Q27と内股側端縁14bの下端点Q24とのラインQ27−Q24に重なるようにして、左大腿部被覆布14の内股側端縁14a側部分と内股側端縁14b側部分とを縫合する。これにより、左大腿部の内股部分において上下方向に延在する接ぎラインD4(図3参照)が構成される。なお、ラインQ21´−Q22´の長さとラインQ27−Q24の長さとは、略同一である。
その後、帯状部材16をフロント布10の腹側端縁10c、右大腿部被覆布12の上側端縁12c及び左大腿部被覆布14の上側端縁14cの周りに沿って設けることで、ガードル1が完成する。ここで、右大腿部被覆布12の上側端部12cと水平線Hとが成す角θ1が20°程度となるように設定されており、左大腿部被覆布14の上側端部14cと水平線Hとが成す角θ2が20°程度となるように設定されているので、完成したガードル1の前中心と後中心とが重なるようにした状態において、フロント布10の腹側端縁10cが、臍よりも下方に位置すると共に、背側における右大腿部被覆布12の上側端縁12c及び背側における左大腿部被覆布14の上側端縁14cよりも下方に位置することとなる(図3及び図4参照)。
以上のような本実施形態においては、フロント布10が右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14よりも伸縮し難くなっており、大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における右大腿部被覆布12の上側端縁12cに達する右側ダーツD1が構成され、大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における左大腿部被覆布14の上側端縁14cに達する左側ダーツD2が構成されている。そのため、着用時に右大腿部被覆布12がフロント布10よりも伸暢して、主としてフロント布10の右側端縁10aに対して直交する方向に沿う応力σ1(図1〜図5参照)が右大腿部被覆布12に発生すると共に、着用時に左大腿部被覆布14がフロント布10よりも伸暢して、主としてフロント布10の左側端縁10bに対して直交する方向に沿う応力σ2(図1〜図3及び図5参照)が左大腿部被覆布14に発生する。このとき、フロント布10の右側端縁10aに対して直交する方向は、着用状態において右臀部の下縁に沿う方向となり、フロント布10の左側端縁10bに対して直交する方向は、着用状態において左臀部の下縁に沿う方向となる。そのため、着用状態において、右臀部及び左臀部が右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14によってそれぞれしっかりと支えられることとなるので、ヒップアップ機能が発揮されることとなる。
また、本実施形態においては、ガードル1の前中心と後中心とが重なるようにした状態において、フロント布10の腹側端縁10cが、臍よりも下方に位置すると共に、背側における右大腿部被覆布12の上側端縁12c及び背側における左大腿部被覆布14の上側端縁14cよりも下方に位置している(図3及び図4参照)。つまり、着用状態において、フロント布10によって主として下腹部が被覆される。ここで、フロント布10が相対的に伸縮し難くなっていることから、着用時に、右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14がフロント布10よりも伸暢することに伴い、フロント布10が臀部側、すなわち、背側に引っ張られる。そのため、最も膨出しがちな下腹部が相対的に伸縮し難いフロント布10によって引き締められるので、お腹周りに関して美しいボディラインを作り出すことが可能となる。
また、本実施形態においては、ガードル1の前中心と後中心とが重なるようにした状態において、フロント布10の腹側端縁10cが、臍よりも下方に位置すると共に、背側における右大腿部被覆布12の上側端縁12c及び背側における左大腿部被覆布14の上側端縁14cよりも下方に位置している(図3及び図4参照)。つまり、着用状態において、背側における右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14によって右臀部及び左臀部の大部分が被覆される。そのため、ボリュームのある右臀部及び左臀部が右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14によってそれぞれ安定して包み込まれる。従って、右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14が相対的に伸縮し易くなっていると共にフロント布10が下腹部を引き締めていることと相俟って、各種運動後であっても、ガードル1の上縁部(腰部)のずり下がりが発生し難くなっている。
また、本実施形態においては、ガードル1が、股下丈が17cm〜19cm程度のロングタイプのガードルとなっており、下腹部から膝上近傍までを被覆している。そのため、運動に伴う大腿部における筋肉の弛緩及び収縮があっても、ガードル1の下縁部(裾部)が影響を受け難い。従って、各種運動後であっても、ガードル1の下縁部(裾部)の捲り上がりが発生し難くなっている。
以上より、本実施形態においては、ヒップアップ機能や下腹部の引き締め機能といった体型補整機能を発揮しつつ、多種の運動に対しても運動追従性に優れ、着用感の良好なガードル1を提供できることとなる。
さらに、本実施形態においては、フロント布10の右側端縁10a及び左側端縁10bが、縫合前の状態においてそれぞれ内側に向けて湾曲し、右大腿部被覆布12の端縁12eが、縫合前の状態において外側に向けて湾曲し、左大腿部被覆布14の端縁14eが、縫合前の状態において外側に向けて湾曲している。そのため、主としてフロント布10の右側端縁10aに対して直交する方向に沿って発生する応力σ1及び主としてフロント布10の左側端縁10bに対して直交する方向に沿って発生する応力σ2がより大きくなる。その結果、ヒップアップ機能をより向上させることが可能となっている。
またさらに、本実施形態においては、3枚の布(フロント布10、右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14)を縫合するだけでガードル1が構成される。つまり、本実施形態に係るガードル1は、このようなシンプルな構成で上記の種々の効果を得ることができるものであり、その秀出すること至大である。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では3枚の布(フロント布10、右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14)を縫合することにより、ヒップアップ機能や下腹部の引き締め機能を有するガードル1を構成したが、これらの機能をより強化するため、当布を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態では、フロント布10の内面に下腹部当布18及び股部当布20を縫着することで、フロント布10、下腹部当布18及び股部当布20が一体となって、右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14よりも伸縮し難くしていたが、フロント布10の素材として右大腿部被覆布12及び左大腿部被覆布14の素材よりも伸縮性の劣るものを用いるようにしてもよい。
図1は、本実施形態に係るボトム衣類を着用状態で示す正面図である。 図2は、本実施形態に係るボトム衣類を着用状態で示す背面図である。 図3は、本実施形態に係るボトム衣類を着用状態で示す前方斜視図である。 図4は、本実施形態に係るボトム衣類を着用状態で示す側面図である。 図5は、本実施形態に係るボトム衣類の一部を分解して示す図である。 図6の(a)は、下腹部当布を示す図であり、図6の(b)は、股部当布を示す図である。
符号の説明
1…ガードル、10…フロント布、12…右大腿部被覆布、14…左大腿部被覆布、16…帯状部材、18…下腹部当布、20…股部当布。

Claims (2)

  1. 少なくとも下半身の一部を被覆する股付きのボトム衣類であって、
    着用状態において下腹部を被覆するフロント布と、
    着用状態において右大腿部、右臀部及び右腰部を被覆する右大腿部被覆布と、
    着用状態において左大腿部、左臀部及び左腰部を被覆する左大腿部被覆布とを備え、
    前記フロント布は、前記右大腿部被覆布及び前記左大腿部被覆布よりも伸縮し難く、
    前記フロント布の上縁は、前中心と後中心とが重なるようにした状態において、臍よりも下方で且つ背側における右大腿部被覆布及び左大腿部被覆布の上縁よりも下方に位置し、
    前記フロント布の右側端縁と該右側端縁に対応する前記右大腿部被覆布の端縁とが縫い合わされることで、大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における前記上縁に達する右側ダーツが構成され、
    前記フロント布の左側端縁と該左側端縁に対応する前記左大腿部被覆布の端縁とが縫い合わされることで、大腿部の付根近傍から始まり上方に向かうにつれて外側寄りに向かいつつ腹側における前記上縁に達する左側ダーツが構成されていることを特徴とするボトム衣類。
  2. 前記フロント布の前記右側端縁及び前記左側端縁は、縫合前の状態においてそれぞれ内側に向けて湾曲し、
    前記右大腿部被覆布は、縫合前の状態において、前記フロント布の前記右側端縁に対応する前記端縁が外側に向けて湾曲し、
    前記左大腿部被覆布は、縫合前の状態において、前記フロント布の前記左側端縁に対応する前記端縁が外側に向けて湾曲していることを特徴とする、請求項1に記載されたボトム衣類。
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