JP2009269474A - ヘッドランプレベリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤ等の連結手段の変位量の相対的な誤差を小さくでき、左右のヘッドランプの光軸の調整が容易なヘッドランプレベリング装置を得る。
【解決手段】本ヘッドランプレベリング装置10では、ガイドねじ92とスライダ88との連結位置となる雌ねじ孔100から係止孔104Lまでの距離は、雌ねじ孔100から係止孔104Rまでの距離よりも充分に長い。このため、係止孔104Rに作用するモーメントMRよりも係止孔104Lに作用するモーメントMLの方を大きくできる。これにより、ワイヤ18L、18Rの引っ張り、引き戻しの何れの場合にも、モーメントMLの向きにスライダ88が傾いてガイドねじ92との間の連結ガタを吸収するので、引っ張りと引き戻しとでワイヤ18Lの移動量とワイヤ18Rの移動量の誤差の拡大を抑制できる。これにより、ヘッドランプユニット12L、12Rの各々から発せられる光の光軸の傾きの差異を小さくできる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両のヘッドランプの光軸の向きを調整するためのヘッドランプレベリング装置に関する。
例えば、車両の後部座席に乗員が乗車している場合や、車両後部のラゲッジルームに荷物を積んでいる状態では、車両の後部が沈み込むため、車両のヘッドランプの光軸を車両前方に対して下方側へ傾斜した所謂「ロービーム」の状態であっても、本来の光軸の向きよりも上方に傾いてしまう。このため、下記特許文献に開示されているようなヘッドランプレベリング装置を設けてヘッドランプの光軸を更に下方へ傾けることができるようにしている。
特開2001−191843の公報 実用新案登録第3016074号の公報 実開平6−75889号の公報 実公昭61−23482号の公報 特開2004−22324の公報
ところで、ヘッドランプは車両前端部の左右両側にそれぞれ設けられているので、左右両方のヘッドランプの光軸の向きを調整しなくてはならない。一方、所謂右ハンドル車であれば車幅方向中央よりも右側に運転席がある。このため、右ハンドル車の場合、右側のヘッドランプから運転席までの距離よりも左側のヘッドランプから運転席までの距離の方が遠くなる。したがって、例えば、運転席の近傍にダイヤルやレバー等のヘッドランプレベリング装置の操作手段を設けて、この操作手段と左右両方のヘッドランプとを、上記特許文献5に開示されたヘッドランプレベリング装置のように、エンジンルーム内を引き回されたワイヤで連結する場合、操作手段と右側のヘッドランプとを連結するワイヤよりも操作手段と左側のヘッドランプとを連結するワイヤの方が長くなる。
操作手段でワイヤを引っ張り、また、操作手段によるワイヤの引っ張りを解消してリターンスプリング等の付勢手段の付勢力でワイヤを引き戻す構成では、ワイヤが長くなるほど引っ張りや引き戻しに大きな荷重を要する(すなわち、ワイヤの変位に要する荷重の損失が大きくなる)。このため、左右のワイヤの長さが異なることで、引っ張りと引き戻しで左右のワイヤの変位量に誤差が生じ、この誤差が左右のヘッドランプの光軸の傾きの差となる。
本発明は、上記事実を考慮して、ワイヤ等の連結手段の変位量の相対的な誤差を小さくでき、左右のヘッドランプの光軸の調整が容易なヘッドランプレベリング装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、車両の前端側の左右何れか一方の側に設けられたヘッドランプを保持すると共に、前記ヘッドランプの光軸方向に対して交差する向きを軸線方向とする軸線周りに回動可能で、回動することにより前記ヘッドランプの光軸の向きを変える第1保持手段と、可撓性を有する長尺状に形成されて先端側が前記第1保持手段に連結され、長手方向基端側に変位することで前記第1保持手段を回動させる第1連結手段と、前記第1連結手段がその長手方向基端側に変位した際の前記第1保持手段の回動方向とは反対方向へ前記第1保持手段を直接又は間接的に付勢する第1付勢手段と、車両の前端側の左右何れか他方の側に設けられたヘッドランプを保持すると共に、前記ヘッドランプの光軸方向に対して交差する向きを軸線方向とする軸線周りに回動可能で、回動することにより前記ヘッドランプの光軸の向きを変える第2保持手段と、可撓性を有し前記第1連結手段よりも短い長尺状に形成されて先端側が前記第2保持手段に連結され、長手方向基端側に変位することで前記第2保持手段を回動させる第2連結手段と、前記第2連結手段がその長手方向基端側に変位した際の前記第2保持手段の回動方向とは反対方向へ前記第2保持手段を直接又は間接的に付勢する第2付勢手段と、第1取付部にて前記第1連結手段の長手方向基端側が取り付けられると共に、第2取付部にて前記第2連結手段の長手方向基端側が取り付けられ、引張方向への変位により前記第1連結手段及び前記第2連結手段の双方をその長手方向基端側へ変位させる引張手段と、前記第1付勢手段の付勢力で前記第1連結手段がその先端側へ前記第1取付部を引き戻す引戻力と前記第2付勢手段の付勢力で前記第2連結手段がその先端側へ前記第2取付部を引き戻す引戻力とに基づいて前記引張手段に作用するモーメントが常に同じ方向を向く位置で前記引張手段を支持し、所定の操作で前記引張手段を前記引張方向に変位させる操作手段と、を備えている。
請求項1に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置によれば、操作手段に所定の操作をすると、引張手段が引張方向に変位させられる。引張手段が引張方向に変位すると、引張手段にその長手方向基端側が取り付けられている第1連結手段及び第2連結手段が引っ張られる。これにより、第1連結手段及び第2連結手段の双方が各々の長手方向基端側へ変位すると、第1連結手段の先端側が連結された第1保持手段が回動させられると共に、第2連結手段の先端側が連結された第2保持手段が回動させられる。
第1保持手段には車両の前端側の左右何れか一方の側に設けられたヘッドランプが保持されており、上記の第1保持手段の回動の軸方向は、ヘッドランプの光軸方向に対して交差する方向であるので、第1保持手段が回動することでヘッドランプの光軸の向きが変えられる。また、第2保持手段には車両の前端側の左右何れか他方の側に設けられたヘッドランプが保持されており、上記の第2保持手段の回動の軸方向は、ヘッドランプの光軸方向に対して交差する方向であるので、第2保持手段が回動することでヘッドランプの光軸の向きが変えられる。
また、例えば、所定の操作方向とは反対に操作手段を操作することで、引張手段による第1連結手段及び第2連結手段の引っ張りが解消されると、第1連結手段がその基端側へ変位した際の回動方向とは反対方向へ第1付勢手段がその付勢力で第1保持手段を回動させると共に第1連結手段をその先端側へ引き戻し、第2連結手段がその基端側へ変位した際の回動方向とは反対方向へ第2付勢手段がその付勢力で第2保持手段を回動させると共に第2連結手段をその先端側へ引き戻す。
ここで、本発明に係るヘッドランプレベリング装置では、第2連結手段が第1連結手段よりも短い。このため、車両の左右方向に沿った車両の中央よりも引張手段や支持手段を運転席の側に偏らせて配置できる。しかも、本発明に係るヘッドランプレベリング装置では、引張手段が第1連結手段及び第2連結手段を引っ張った場合、このような第1連結手段及び第2連結手段の引っ張りを解消して、第1付勢手段及び第2付勢手段に第1連結手段及び第2連結手段が引き戻された場合の何れの場合にも、操作手段と引張手段との連結位置がその中心となるように引張手段に作用しているモーメントの向きが逆転しない。
これにより、操作手段と引張手段との連結位置を中心とする一方の側に回転するように操作手段と引張手段との連結ガタが吸収されるので、このような連結ガタに起因した第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差が小さくなる。
請求項2に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、請求項1に記載の本発明において、前記第1取付部と前記第2取付部との間に前記操作手段と前記引張手段との連結位置を設定すると共に、前記連結位置から前記第2取付部までの距離よりも前記連結位置から前記第1取付部までの距離を長く設定している。
請求項2に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置において、第1連結手段及び第2連結手段に付与される張力(荷重)の増減と第1連結手段及び第2連結手段の変位量との関係をみると、第1連結手段は第2連結手段よりも長いので第1連結手段は第2連結手段に比べて長手方向基端側への変位(引っ張り)及び長手方向先端側への変位(引き戻し)の何れに関しても大きな力を必要とする(すなわち、第1連結手段は第2連結手段に比べて荷重効率が悪い)。
ここで、本発明に係るヘッドランプレベリング装置では、引張手段における第1連結手段の基端側の取付位置である第1取付部と引張手段における第2連結手段の基端側の取付位置である第2取付部との間に操作手段と引張手段との連結位置が設定される。しかも、本発明に係るヘッドランプレベリング装置では、操作手段と引張手段との連結位置から第2取付部までの距離よりも操作手段と引張手段との連結位置から前記第1取付部までの距離の方が長く設定される。
このため、第2連結手段の引き戻しに必要なモーメントに比べて第1連結手段の引き戻しに必要なモーメントが大きくなる。これにより、引っ張り及び引き戻しの何れの場合にも、操作手段と引張手段との連結位置を中心とする一方の側に回転するように操作手段と引張手段との連結ガタが吸収されるので、このような連結ガタに起因した第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差が小さくなる。
請求項3に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、請求項1に記載の本発明において、前記第1取付部及び前記第2取付部の何れか一方を介して他方とは反対側に前記操作手段と前記引張手段との連結位置を設定している。
請求項3に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置では、引張手段における第1連結手段の基端側の取付位置である第1取付部及び引張手段における第2連結手段の基端側の取付位置である第2取付部の何れか一方を介して他方とは反対側に操作手段と引張手段との連結位置が設定される。
このため、第1付勢手段の付勢力で第1連結手段がその先端側へ引張手段を引き戻そうとする引戻力、及び、第2付勢手段の付勢力で第2連結手段がその先端側へ引張手段を引き戻そうとする引戻力の何れが大きくても、常に操作手段と引張手段との連結位置を中心とする一方の側に回転するように操作手段と引張手段との連結ガタが吸収される。これにより、このような連結ガタに起因した第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差が小さくなる。
請求項4に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、車両の前端側の左右何れか一方の側に設けられたヘッドランプを保持すると共に、前記ヘッドランプの光軸方向に対して交差する向きを軸線方向とする軸線周りに回動可能で、回動することにより前記ヘッドランプの光軸の向きを変える第1保持手段と、可撓性を有する長尺状に形成されて先端側が前記第1保持手段に連結され、長手方向基端側に変位することで前記第1保持手段を回動させる第1連結手段と、前記第1連結手段がその長手方向基端側に変位した際の前記第1保持手段の回動方向とは反対方向へ前記第1保持手段を直接又は間接的に付勢する第1付勢手段と、車両の前端側の左右何れか他方の側に設けられたヘッドランプを保持すると共に、前記ヘッドランプの光軸方向に対して交差する向きを軸線方向とする軸線周りに回動可能で、回動することにより前記ヘッドランプの光軸の向きを変える第2保持手段と、可撓性を有し前記第1連結手段よりも短い長尺状に形成されて先端側が前記第2保持手段に連結され、長手方向基端側に変位することで前記第2保持手段を回動させる第2連結手段と、前記第2連結手段がその長手方向基端側に変位した際の前記第2保持手段の回動方向とは反対方向へ前記第2保持手段を直接又は間接的に付勢する第2付勢手段と、第1取付部にて前記第1連結手段の長手方向基端側が取り付けられて、第2取付部にて前記第2連結手段の長手方向基端側が取り付けられると共に、前記第1取付部と前記第2取付部との間で操作手段に支持されて、前記操作手段の所定の操作で引張方向に変位して、前記第1連結手段及び前記第2連結手段の双方をその長手方向基端側へ引っ張ると共に、前記第2付勢手段の付勢力で前記第2連結手段が前記第2取付部を引き戻す引戻力で、前記第1取付部よりも前記第2取付部の方が前記第2連結手段の先端側へ弾性変形する引張手段と、を備えている。
請求項4に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置によれば、操作手段に所定の操作をすると、引張手段が引張方向に変位させられる。引張手段が引張方向に変位すると、引張手段にその長手方向基端側が取り付けられている第1連結手段及び第2連結手段が引っ張られる。これにより、第1連結手段及び第2連結手段の双方が各々の長手方向基端側へ変位すると、第1連結手段の先端側が連結された第1保持手段が回動させられると共に、第2連結手段の先端側が連結された第2保持手段が回動させられる。
第1保持手段には車両の前端側の左右何れか一方の側に設けられたヘッドランプが保持されており、上記の第1保持手段の回動の軸方向は、ヘッドランプの光軸方向に対して交差する方向であるので、第1保持手段が回動することでヘッドランプの光軸の向きが変えられる。また、第2保持手段には車両の前端側の左右何れか他方の側に設けられたヘッドランプが保持されており、上記の第2保持手段の回動の軸方向は、ヘッドランプの光軸方向に対して交差する方向であるので、第2保持手段が回動することでヘッドランプの光軸の向きが変えられる。
また、例えば、所定の操作方向とは反対に操作手段を操作することで、引張手段による第1連結手段及び第2連結手段の引っ張りが解消されると、第1連結手段がその基端側へ変位した際の回動方向とは反対方向へ第1付勢手段がその付勢力で第1保持手段を回動させると共に第1連結手段をその先端側へ引き戻し、第2連結手段がその基端側へ変位した際の回動方向とは反対方向へ第2付勢手段がその付勢力で第2保持手段を回動させると共に第2連結手段をその先端側へ引き戻す。
ここで、本発明に係るヘッドランプレベリング装置では、第2連結手段が第1連結手段よりも短い。このため、車両の左右方向に沿った車両の中央よりも引張手段や支持手段を運転席の側に偏らせて配置できる。
ところで、第1連結手段及び第2連結手段に付与される張力(荷重)の増減と第1連結手段及び第2連結手段の変位量との関係をみると、第1連結手段は第2連結手段よりも長いため、第1連結手段は第2連結手段に比べて長手方向基端側への変位(引っ張り)及び長手方向先端側への変位(引き戻し)の何れも大きな力を必要とする(すなわち、第1連結手段は第2連結手段に比べて荷重効率が悪い)。このため、引張手段が第1連結手段及び第2連結手段を引っ張ると、第1連結手段よりも荷重効率のよい第2連結手段が先に変位しようとする。
ここで、引張手段は少なくとも第2取付部の側で第2連結手段の張力により弾性変形が可能で、この第2連結手段の張力によって第2取付部は第1取付部よりも第2連結手段の先端側へ弾性変形する。このため、第1連結手段よりも短い第2連結手段は、第1連結手段を引っ張って変位させるのに必要な引張力よりも小さな引張力でその長手方向基端側に変位するが、この変位に伴い第2連結手段の張力が増すと引張手段の第2取付部の側が弾性変形するので、その長手方向基端側への第2連結手段の実質的な変位が抑制される。このため、引張手段を引張方向に変位させた際の第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差が小さくなる。
請求項5に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、請求項4に記載の本発明において、前記操作手段と前記引張手段との連結位置から前記第1取付部までの距離よりも前記連結位置から前記第2取付部までの距離を長く設定している。
請求項5に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置では、操作手段と引張手段との連結位置から第1取付部までの距離よりも、操作手段と引張手段との連結位置から第2取付部までの距離の方が長い。このため、仮に、第1取付部の側と第2取付部の側との同じ大きさの引張力を付与した場合の操作手段と引張手段との連結位置周りのモーメントは第2取付部の側で大きくなる。このため、第1取付部の側に比べて第2取付部の側の方は小さな引張力で弾性変形する。
したがって、引張手段が第1連結手段及び第2連結手段の引っ張った場合、第2連結手段は第1連結手段の変位に必要な引張力よりも小さな引張力で変位を開始するが、第2連結手段を引っ張る力が小さくても、第2連結手段が第2取付部の側を引っ張ることで生じるモーメントで引張手段の第2取付部側が弾性変形する。このため、長手方向基端側への第2連結手段の実質的な変位が抑制され、第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差が小さくなる。
しかも、本発明に係るヘッドランプレベリング装置では、上記のように操作手段と引張手段との連結位置から第1取付部までの距離よりも、操作手段と引張手段との連結位置から第2取付部までの距離の方が長くすることによって引張手段の第2取付部側を弾性変形させやすくしている。このため、第1取付部の側と第2取付部の側とで引張手段の弾性係数の異なる材質を用いたりしなくてもよく、この意味で引張手段の構成を簡単にできる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差を小さくでき、ヘッドランプの光軸の調整が容易になる。
請求項2に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、第2連結手段の引き戻しに必要なモーメントに比べて第1連結手段の引き戻しに必要なモーメントを大きくでき、第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差を小さくできる。
請求項3に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、第1連結手段がその先端側へ引張手段を引っ張ろうとする力、及び、第2連結手段がその先端側へ引張手段を引っ張ろうとする力の何れが大きくなっても、第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差を小さくできる。
請求項4に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差を小さくでき、ヘッドランプの光軸の調整が容易になる。
請求項5に記載の本発明に係るヘッドランプレベリング装置は、第1取付部の側と第2取付部の側とで引張手段の弾性係数の異なる材質を用いたりしなくても、長手方向基端側への第2連結手段の実質的な変位を抑制でき、第1連結手段の変位量と第2連結手段の変位量との相対的な誤差が小さくできる。
<第1の実施の形態の構成>
図3には本発明の第1の実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置10の全体構成の概略が斜視図により示されている。
この図に示されるように、ヘッドランプレベリング装置10は、左側のヘッドランプユニット12Lに対応したチューブワイヤ14Lを備えている。図4に示されるように、チューブワイヤ14Lは可撓性を有する合成樹脂材等により中空の長尺紐状に形成されたチューブ16を備えている。このチューブ16の内部には第1連結手段としてのワイヤ18Lがチューブ16の長手方向に沿って内部を移動可能にチューブ16に収容されている。チューブ16の長手方向先端部近傍は、ヘッドランプユニット12Lの近傍でバンパーリインフォースメント等の車両20の車体構造部材22を貫通している。
図4に示されるように、この車体構造部材22を貫通したチューブ16の先端側に対応して、車体構造部材22には筒体24が設けられている。筒体24は軸方向が略車両前後方向に沿った筒形状に形成されており、その軸方向基端部は車体構造部材22に固定されている。筒体24の内部には厚さ方向が筒体24の軸方向に沿ったスライドプレート26が筒体24の軸方向に沿って摺動自在に収容されている。スライドプレート26よりも筒体24の軸方向基端側では筒体24の内周部にリング状のストッパプレート28が形成されている。
ストッパプレート28とスライドプレート26との間には第1付勢手段としての圧縮コイルばね30Lが設けられており、筒体24に対して常にスライドプレート26を筒体24の先端側へ付勢している。また、スライドプレート26の圧縮コイルばね30とは反対側にはロッド32が設けられている。ロッド32は軸方向が筒体24の軸方向に沿った棒状部材で、その軸方向基端部はスライドプレート26に対して同軸的且つ一体的にスライドプレート26に固定されている。ロッド32の先端部には球形状のピボット軸34が形成されている。
一方、ヘッドランプユニット12Lは第1保持手段としての凹面鏡36Lを備えている。凹面鏡36Lは概ね略車両前方へ向けて開口するように全体的に凹状に湾曲した反射鏡で、その内側に取り付けられたヘッドランプ38の光をその開口方向側へ反射する。この凹面鏡36Lの裏面側にはピボット軸受40が設けられている。ピボット軸受40は略車両上下方向に沿った凹面鏡36Lの中央部よりも上側で凹面鏡36Lから略車両後方へ向けて突出するよう形成されている。ピボット軸受40の先端には略車両後方側へ向けて開口した軸受け孔42が形成されている。軸受け孔42には上記のピボット軸34が嵌合しており、軸受け孔42はピボット軸34を中心に回動可能とされている。
略車両上下方向に沿った凹面鏡36Lの中央部よりも下側では、ピボット軸受44が凹面鏡36Lの裏面に一体的に設けられている。ピボット軸受44には略車両後方側へ向けて開口した軸受け孔46が形成されている。軸受け孔46には略球状のピボット軸48が勘合しており、ピボット軸受44はピボット軸48を中心に回動可能とされている。
ピボット軸48は軸方向が略車両前後方向に沿った棒状のロッド50の先端に一体的に設けられている。ロッド50の軸方向基端部は車体構造部材22に一体的に固定されており、ロッド32が略車両前後方向にスライドすると、凹面鏡36Lがピボット軸48を中心にして略車両左右方向を軸線方向とする軸線周りに回動し、これにより、凹面鏡36Lの開口方向が上下に傾斜する。この凹面鏡36Lの開口方向の傾斜により光軸が傾斜する。
一方、図3に示されるように、本ヘッドランプレベリング装置10はコントローラ80を備えている。本ヘッドランプレベリング装置10が適用された車両20は車幅方向中央よりも右側に運転席が設定される所謂「右ハンドル車」とされており、このため、本ヘッドランプレベリング装置10では車幅方向中央よりも右側で、図1に示されるように車両20のインスツルメントパネル82の裏側(車両20の室内とは反対側)にコントローラ80が設けられる。
図1及び図3に示されるように、コントローラ80はコントローラハウジング84を備えている。コントローラハウジング84は、長手方向又は幅方向が略車両前後方向に沿った箱形状に形成されており、略車両前後方向前方側の後壁86がインスツルメントパネル82と対向した状態でインスツルメントパネル82の裏面側に配置される車体構造部材等に固定されている。コントローラハウジング84の内側にはスライダ88が設けられている。スライダ88は略車両左右方向両側の端部が、コントローラハウジング84を構成する略車両左右方向両側の側壁90に摺接しており、側壁90に案内されて略車両前後方向にスライドが可能とされている。
図1に示されるように、コントローラハウジング84の内側には操作手段としてのガイドねじ92が設けられている。ガイドねじ92は軸方向が略車両前後方向に沿っており、軸方向一端はコントローラハウジング84を構成する略車両前方側の前壁94に回動自在に軸支されている。ガイドねじ92の軸方向他端側は後壁86に回動自在に軸支されていると共に、後壁86及びインスツルメントパネル82を貫通して車両20の室内側に突出している。車両20の室内側に突出したガイドねじ92の軸方向他端部には操作部材としてのダイヤル96がガイドねじ92に対して同軸的且つ一体的に設けられている。図5に示されるように、ダイヤル96は車両20の室内におけるステアリングホイール98の近傍に設けられており、このため、運転席に着座した乗員により容易に回転操作できるようになっている。
以上のガイドねじ92に対応して、図1に示されるように、上記のスライダ88には特許請求の範囲で言うところの引張手段と操作手段との連結位置に対応する雌ねじ孔100が形成されている。雌ねじ孔100はガイドねじ92の軸方向に沿ってスライダ88を貫通しており、その内周部にはガイドねじ92に螺合可能な雌ねじが形成されている。ガイドねじ92はその軸方向中間部にて雌ねじ孔100を貫通しており、ガイドねじ92が1回転するごとに、ガイドねじ92の雄ねじの1ピッチ分だけスライダ88がガイドねじ92の軸方向にスライドする。
また、ガイドねじ92よりもコントローラハウジング84の一方の側(左側)では、前壁94にチューブワイヤ14Lを構成するチューブ16の長手方向基端部が係止されている。チューブワイヤ14Lのチューブ16の内部を通るワイヤ18Lは前壁94を貫通し、ガイドねじ92よりもコントローラハウジング84の一方の側(左側)でコントローラハウジング84の内側に入り込んでいる。コントローラハウジング84に入り込んだチューブワイヤ14Lの長手方向基端部には係止片102が形成されている。この係止片102に対応してスライダ88には第1取付部としての係止孔104Lが形成されている。係止孔104Lにはワイヤ18Lの係止片102が入り込んで係止孔104Lからの抜け止めがなされている。
一方、ガイドねじ92よりもコントローラハウジング84の他方の側(右側)では、前壁94にチューブワイヤ14Rを構成するチューブ16の長手方向基端部が係止されている。チューブワイヤ14Rは構造的には上述したチューブワイヤ14Lと同じで、チューブ16を備えており、その内側を第2連結手段としてのワイヤ18Rが通過している。ワイヤ18Rは前壁94を貫通し、ガイドねじ92よりもコントローラハウジング84の他方の側(右側)でコントローラハウジング84の内側に入り込んでいる。
上記のチューブワイヤ14Lは左側のヘッドランプユニット12Lに対応して設けられていたのに対し、チューブワイヤ14Rは右側のヘッドランプユニット12Rに対応して設けられている。ヘッドランプユニット12Rは上記のヘッドランプユニット12Lにおける第1付勢手段としての圧縮コイルばね30Lに対応した第2付勢手段としての圧縮コイルばね30Rや、ヘッドランプユニット12Lにおける第1保持手段としての凹面鏡36Lに対応した第2保持手段としての凹面鏡36R等を備えており、ヘッドランプユニット12Rは基本的に上記のヘッドランプユニット12Lと同じ構成になっている。
なお、ヘッドランプユニット12Rは基本的にヘッドランプユニット12Lと同じ構成であるので、ヘッドランプユニット12Rの構成は、ヘッドランプユニット12Lの構成と同一の符号又は符号の末尾の「L」を「R」に変更したものを付与してその詳細な説明を省略する。
ここで、上記のように、コントローラ80のコントローラハウジング84は右ハンドル車である車両20の運転席に対応して車両20の車幅方向中央よりも右側に設けられている。このため、車幅方向中央よりも右側のヘッドランプユニット12Rに対応したチューブワイヤ14Rは、例えば、エンジンルームの車幅方向右側端に沿って引き回されて、その基端部がコントローラハウジング84に取り付けられるのに対し、車幅方向中央よりも左側のヘッドランプユニット12Lに対応したチューブワイヤ14Lは、例えば、エンジンルームの車幅方向左側端に沿って引き回され、更に、インスツルメントパネル82に沿って車幅方向中央よりも右側のコントローラハウジング84へ向けて引き回されて、その基端部がコントローラハウジング84に取り付けられるので、チューブワイヤ14Rに比べてチューブワイヤ14Lは長くなる。その結果、ワイヤ18Lはワイヤ18Rに比べて長くなる。
さらに、上記のように、コントローラハウジング84に入り込んだチューブワイヤ14Rの長手方向基端部には係止片102が形成されている。この係止片102に対応してスライダ88には第2取付部としての係止孔104Rが形成されている。係止孔104Rにはワイヤ18Rの係止片102が入り込んで係止孔104Rからの抜け止めがなされている。
ここで、図1に示されるように、ガイドねじ92とスライダ88との連結位置となる雌ねじ孔100から係止孔104Lまでの距離は、雌ねじ孔100から係止孔104Rまでの距離よりも充分に長くなるようにスライダ88における係止孔104Lの形成位置及び係止孔104Rの形成位置が設定されている。
<第1実施の形態の作用、効果>
次に、本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
本実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置10では、ダイヤル96をガイドねじ92周りの一方へ回転操作すると、ガイドねじ92が自らの軸心周りの一方へ回転する。これにより、スライダ88が後壁86の側へスライドする。後壁86の側へスライドするスライダ88はワイヤ18L、18Rの各係止片102を引っ張る。係止片102が引っ張られることで、ワイヤ18L、18Rの双方はその長手方向基端側へ移動(変位)する。
ワイヤ18Lがその長手方向基端側へ移動(変位)することで、ワイヤ18Lの先端側は圧縮コイルばね30Lの付勢力に抗してロッド32を引っ張り、ロッド32を車体構造部材22の側(すなわち、略車両後方側)へ移動させる。ロッド32が車体構造部材22の側へ移動することで、略車両上下方向に沿った凹面鏡36Lの中央部よりも凹面鏡36Lの上側が後方へ変位し、これにより、ピボット軸48周りに凹面鏡36Lが回動して凹面鏡36Lはその開口方向を略車両上方へ傾ける。
また、上記のようにワイヤ18Rの係止片102が引っ張られてワイヤ18Rがその長手方向基端側へ移動(変位)することで、ワイヤ18Rの先端側が圧縮コイルばね30Rの付勢力に抗してロッド32を引っ張り、ロッド32を車体構造部材22の側(すなわち、略車両後方側)へ移動させる。ロッド32が車体構造部材22の側へ移動することで、略車両上下方向に沿った凹面鏡36Rの中央部よりも凹面鏡36Rの上側が後方へ変位し、これにより、ピボット軸48周りに凹面鏡36Rが回動して凹面鏡36Rはその開口方向を略車両上方へ傾ける。
このようにして、ヘッドランプユニット12L及びヘッドランプユニット12Rの双方で凹面鏡36L、36Rがその開口方向を略車両上方へ傾けるので、凹面鏡36L、36Rの各々の内側に配置されているヘッドランプ38から発せられて凹面鏡36L、36Rの各々の内面で反射された光の光軸が略車両上方へ傾く。
これに対し、ダイヤル96をガイドねじ92周りの他方へ回転操作して、ガイドねじ92を軸心周りの他方へ回転させると、スライダ88が前壁94の側へスライドする。前壁94の側へスライダ88がスライドすることで、スライダ88によるワイヤ18L、18Rの引っ張りが解消される。上記のように、ワイヤ18L、18Rの先端側は圧縮コイルばね30L、30Rの付勢力で引っ張られているため、前壁94の側へスライダ88のスライド分だけワイヤ18L、18Rは各々の先端側へ移動(変位)する。
また、このワイヤ18L、18Rの移動(変位)分だけロッド32がストッパプレート28から離間する向き(すなわち、略車両前方側)へ移動するため、ピボット軸48周りに凹面鏡36L、36Rの各々が回動して凹面鏡36L、36Rの各々はその開口方向を略車両下方へ傾ける。このようにして、ヘッドランプユニット12L及びヘッドランプユニット12Rの双方で凹面鏡36L、36Rがその開口方向を略車両下方へ傾けるので、凹面鏡36L、36Rの各々の内側に配置されているヘッドランプ38から発せられて凹面鏡36L、36Rの各々の内面で反射された光の光軸が略車両下方へ傾く。
このように、本ヘッドランプレベリング装置10では、ダイヤル96を回転操作することで、ヘッドランプユニット12L、12Rの双方の光軸を上下に傾けることができる。しかも、本ヘッドランプレベリング装置10では、チューブワイヤ14Lがチューブワイヤ14Rよりも充分に長いので、その長手方向基端側が車両20の車幅方向右端近傍に位置するまでチューブワイヤ14Lをエンジンルーム内等で引き回すことが可能である。これにより、右ハンドル車である車両20の運転席の側にコントローラ80を配置することができ、運転席に着座した乗員にとってダイヤル96の操作がしやすい(すなわち、操作性が極めてよい)。
一方、上記のようにチューブワイヤ14Rよりもチューブワイヤ14Lの方が長いことで、ワイヤ18Lはワイヤ18Rよりも長くなる。このため、ワイヤ18Lはワイヤ18Rよりも荷重効率が悪く、ワイヤ18Lの長手方向基端側へのワイヤ18Lの変位であるワイヤ18Lの引っ張り、及び、ワイヤ18Lの長手方向先端側へのワイヤ18Lの変位であるワイヤ18Lの引き戻しの何れに関しても大きな力を必要とする。これにより、ワイヤ18L、18Rを引っ張って移動を開始させる場合には係止孔104Lに作用する荷重の方が大きく、ワイヤ18L、18Rを引き戻して移動を開始させる場合には係止孔104Rに作用する荷重の方が大きくなるといった荷重の大きさの逆転現象が生じることがある。
ここで、本ヘッドランプレベリング装置10では、上記のように、ガイドねじ92とスライダ88との連結位置となる雌ねじ孔100から係止孔104Lまでの距離は、雌ねじ孔100から係止孔104Rまでの距離よりも充分に長くなるようにスライダ88における係止孔104Lの形成位置及び係止孔104Rの形成位置が設定されている。したがって、上記のような荷重の大きさの逆転現象が生じて、ワイヤ18L、18Rを引き戻して移動を開始させる場合には係止孔104Rに作用する荷重の方が大きくなったとしても、図2に示される係止孔104Rに作用するモーメントMRよりも係止孔104Lに作用するモーメントMLの方を大きくできる。
このため、上記の引っ張り、引き戻しの何れの場合にも、モーメントMRよりも大きなモーメントMLの向きにスライダ88が傾いてスライダ88とガイドねじ92との間の連結ガタを吸収するので、引っ張りと引き戻しとでワイヤ18Lの移動量とワイヤ18Rの移動量の誤差の拡大を抑制できる。これにより、ヘッドランプユニット12L、12Rの各々から発せられる光の光軸の傾きの差異を小さくできる。
<第2の実施の形態の構成>
次に、本発明のその他の実施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態を説明するにあたり、前記第1の実施の形態を含めて説明している実施の形態よりも前出の実施の形態と基本的に同一の部位に関しては同一の符号を付与してその詳細な説明を省略する。
図6には本発明の第2の実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置130の要部の構成の概略が図1に対応した断面図により示されている。
この図に示されるように、本ヘッドランプレベリング装置130はコントローラ80を備えておらず代わりにコントローラ132を備えている。コントローラ132はスライダ88を備えておらず、代わりに引張手段としてのスライダ134を備えている。スライダ134は前記第1の実施の形態におけるスライダ88と同様に雌ねじ孔100が形成されており、ガイドねじ92が雌ねじ孔100を貫通している。但し、スライダ88とは異なり、雌ねじ孔100と係止孔104Rとの間に係止孔104Lが形成されている。
<第2の実施の形態の作用、効果>
以上の構成のヘッドランプレベリング装置130では、ワイヤ18L、18Rの引っ張り、引き戻しに要する荷重の大小や係止孔104Lの側と係止孔104Rの側とに作用する相対的な荷重の大小に関係なく、雌ねじ孔100よりも係止孔104L、104Rの形成された側が前壁94の側に引っ張られてスライダ134が傾き、スライダ134とガイドねじ92との間の連結ガタを吸収する。このため、引っ張りと引き戻しとでワイヤ18Lの移動量とワイヤ18Rの移動量の誤差の拡大を抑制できる。これにより、ヘッドランプユニット12L、12Rの各々から発せられる光の光軸の傾きの差異を小さくできる。
<第3の実施の形態の構成>
次に、本発明の第3実施の形態について説明する。
図7には本実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置130の要部の構成の概略が図1に対応した断面図により示されている。
この図に示されるように、本ヘッドランプレベリング装置160はコントローラ80を備えておらず代わりにコントローラ162を備えている。コントローラ162はスライダ88を備えておらず、代わりに引張手段としてのスライダ164を備えている。スライダ164は前記第1の実施の形態におけるスライダ88と同様に雌ねじ孔100が形成されており、ガイドねじ92が雌ねじ孔100を貫通している。但し、スライダ88とは異なり、例えば、硬質のゴム材等、金属ブロック等に比べて弾性変形しやすい材料により形成されている。
また、前記第1の実施の形態におけるスライダ88では、雌ねじ孔100から係止孔104Lまでの距離が雌ねじ孔100から係止孔104Rまでの距離よりも長く設定されていたが、本ヘッドランプレベリング装置160のスライダ164では、雌ねじ孔100から係止孔104Rまでの距離が雌ねじ孔100から係止孔104Lまでの距離よりも長く設定されている。
<第3の実施の形態の作用、効果>
前記第1の実施の形態でも説明したように、ワイヤ18Lがワイヤ18Rよりも長いと、ワイヤ18Lはワイヤ18Rよりも荷重効率が悪く、ワイヤ18Lの長手方向基端側へのワイヤ18Lの変位であるワイヤ18Lの引っ張り、及び、ワイヤ18Lの長手方向先端側へのワイヤ18Lの変位であるワイヤ18Lの引き戻しの何れに関しても大きな力を必要とする。
すなわち、ダイヤル96をガイドねじ92周りの一方へ回転させて、スライダ164を後壁86の側へ移動(変位)させた場合、上記の荷重効率の差異により、ワイヤ18L、18Rの両先端側では、先ず、ワイヤ18Rの変位が開始され、これにより、ワイヤ18L、18Rの両先端側での変位量の誤差が生ずる。
ここで、本ヘッドランプレベリング装置160では、雌ねじ孔100から係止孔104Rまでの距離が雌ねじ孔100から係止孔104Lまでの距離よりも長く設定されている。このため、係止孔104Rに作用するモーメントMRは係止孔104Lに作用するモーメントMLよりも大きくなる。さらに、スライダ164はスライダ88よりも弾性変形しやすいので、係止孔104Lに作用するモーメントMLよりも大きな係止孔104Rに作用するモーメントMRにより、スライダ164の係止孔104Rの側は前壁94の側に引っ張られて弾性変形する。これにより、係止孔104Rは係止孔104Lよりも前壁94の側に変位する。
上記のように、荷重効率の差異でワイヤ18L、18Rの両先端側では、先ず、ワイヤ18Rの変位が開始されるが、ワイヤ18Rの張力に基づくモーメントMRで上記のようにスライダ164の係止孔104Rの側が弾性変形して係止孔104Rが前壁94の側に変位することで、係止孔104Rの前壁94の側への変位量分だけ自らの先端側へのワイヤ18Rの移動が抑制される。これにより、ワイヤ18Lの移動量とワイヤ18Rの移動量の誤差の拡大を抑制でき、ヘッドランプユニット12L、12Rの各々から発せられる光の光軸の傾きの差異を小さくできる。
なお、本実施の形態では、雌ねじ孔100から係止孔104Rまでの距離を雌ねじ孔100から係止孔104Lまでの距離よりも長く設定することで、スライダ164の係止孔104Rの側を弾性変形しやすくしたが、係止孔104Lの側と係止孔104Rの側とでスライダ164の材質の少なくとも一部を変えてスライダ164の係止孔104Rの側を弾性変形しやすくする構成としてもよいし、係止孔104Lと係止孔104Rとの対向方向に対して直交する向きにスライダ164を切った際のスライダ164の断面積を、係止孔104Rの側で小さくすることでスライダ164の係止孔104Rの側を弾性変形しやすくする構成としてもよい。
また、上記の各実施の形態では、右側のヘッドランプユニット12Rに対応したチューブワイヤ14Rよりも左側のヘッドランプユニット12Lに対応したチューブワイヤ14Lの方が長い構成であったが、これは、所謂右ハンドル車の車両20に各実施の形態が適用されているからである。したがって、車幅方向中央よりも左側に運転席が設定された所謂左ハンドル車の車両20に各実施の形態が適用する場合には、左側のヘッドランプユニット12Lに対応したチューブワイヤ14Lよりも右側のヘッドランプユニット12Rに対応したチューブワイヤ14Rの方が長くなり、これに応じて、スライダ88、134、164の構成も変わる。
本発明の第1の実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置の要部の構成を示す断面図である。 第1連結手段及び第2連結手段が引っ張られた状態を示す図1に対応した断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置の全体構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置のヘッドランプ側の構成を概略的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置を適用した車両の室内を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置の要部の構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るヘッドランプレベリング装置の要部の構成を示す断面図である。 第1連結手段及び第2連結手段が引っ張られた状態を示す図7に対応した断面図である。
符号の説明
10 ヘッドランプレベリング装置
18L ワイヤ(第1連結手段)
18R ワイヤ(第2連結手段)
30L 圧縮コイルばね(第1付勢手段)
30R 圧縮コイルばね(第2付勢手段)
36L 凹面鏡(第1保持手段)
36R 凹面鏡(第2保持手段)
38 ヘッドランプ
88 スライダ(引張手段)
92 ガイドねじ(操作手段)
104L 係止孔(第1取付部)
104R 係止孔(第2取付部)
130 ヘッドランプレベリング装置
134 スライダ(引張手段)
160 ヘッドランプレベリング装置
164 スライダ(引張手段)

Claims (5)

  1. 車両の前端側の左右何れか一方の側に設けられたヘッドランプを保持すると共に、前記ヘッドランプの光軸方向に対して交差する向きを軸線方向とする軸線周りに回動可能で、回動することにより前記ヘッドランプの光軸の向きを変える第1保持手段と、
    可撓性を有する長尺状に形成されて先端側が前記第1保持手段に連結され、長手方向基端側に変位することで前記第1保持手段を回動させる第1連結手段と、
    前記第1連結手段がその長手方向基端側に変位した際の前記第1保持手段の回動方向とは反対方向へ前記第1保持手段を直接又は間接的に付勢する第1付勢手段と、
    車両の前端側の左右何れか他方の側に設けられたヘッドランプを保持すると共に、前記ヘッドランプの光軸方向に対して交差する向きを軸線方向とする軸線周りに回動可能で、回動することにより前記ヘッドランプの光軸の向きを変える第2保持手段と、
    可撓性を有し前記第1連結手段よりも短い長尺状に形成されて先端側が前記第2保持手段に連結され、長手方向基端側に変位することで前記第2保持手段を回動させる第2連結手段と、
    前記第2連結手段がその長手方向基端側に変位した際の前記第2保持手段の回動方向とは反対方向へ前記第2保持手段を直接又は間接的に付勢する第2付勢手段と、
    第1取付部にて前記第1連結手段の長手方向基端側が取り付けられると共に、第2取付部にて前記第2連結手段の長手方向基端側が取り付けられ、引張方向への変位により前記第1連結手段及び前記第2連結手段の双方をその長手方向基端側へ変位させる引張手段と、
    前記第1付勢手段の付勢力で前記第1連結手段がその先端側へ前記第1取付部を引き戻す引戻力と前記第2付勢手段の付勢力で前記第2連結手段がその先端側へ前記第2取付部を引き戻す引戻力とに基づいて前記引張手段に作用するモーメントが常に同じ方向を向く位置で前記引張手段を支持し、所定の操作で前記引張手段を前記引張方向に変位させる操作手段と、
    を備えるヘッドランプレベリング装置。
  2. 前記第1取付部と前記第2取付部との間に前記操作手段と前記引張手段との連結位置を設定すると共に、前記連結位置から前記第2取付部までの距離よりも前記連結位置から前記第1取付部までの距離を長く設定した請求項1に記載のヘッドランプレベリング装置。
  3. 前記第1取付部及び前記第2取付部の何れか一方を介して他方とは反対側に前記操作手段と前記引張手段との連結位置を設定した請求項1に記載のヘッドランプレベリング装置。
  4. 車両の前端側の左右何れか一方の側に設けられたヘッドランプを保持すると共に、前記ヘッドランプの光軸方向に対して交差する向きを軸線方向とする軸線周りに回動可能で、回動することにより前記ヘッドランプの光軸の向きを変える第1保持手段と、
    可撓性を有する長尺状に形成されて先端側が前記第1保持手段に連結され、長手方向基端側に変位することで前記第1保持手段を回動させる第1連結手段と、
    前記第1連結手段がその長手方向基端側に変位した際の前記第1保持手段の回動方向とは反対方向へ前記第1保持手段を直接又は間接的に付勢する第1付勢手段と、
    車両の前端側の左右何れか他方の側に設けられたヘッドランプを保持すると共に、前記ヘッドランプの光軸方向に対して交差する向きを軸線方向とする軸線周りに回動可能で、回動することにより前記ヘッドランプの光軸の向きを変える第2保持手段と、
    可撓性を有し前記第1連結手段よりも短い長尺状に形成されて先端側が前記第2保持手段に連結され、長手方向基端側に変位することで前記第2保持手段を回動させる第2連結手段と、
    前記第2連結手段がその長手方向基端側に変位した際の前記第2保持手段の回動方向とは反対方向へ前記第2保持手段を直接又は間接的に付勢する第2付勢手段と、
    第1取付部にて前記第1連結手段の長手方向基端側が取り付けられて、第2取付部にて前記第2連結手段の長手方向基端側が取り付けられると共に、前記第1取付部と前記第2取付部との間で操作手段に支持されて、前記操作手段の所定の操作で引張方向に変位して、前記第1連結手段及び前記第2連結手段の双方をその長手方向基端側へ引っ張ると共に、前記第2付勢手段の付勢力で前記第2連結手段が前記第2取付部を引き戻す引戻力で、前記第1取付部よりも前記第2取付部の方が前記第2連結手段の先端側へ弾性変形する引張手段と、
    を備えるヘッドランプレベリング装置。
  5. 前記操作手段と前記引張手段との連結位置から前記第1取付部までの距離よりも前記連結位置から前記第2取付部までの距離を長く設定した請求項4に記載のヘッドランプレベリング装置。
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