JP2009266342A - 光情報記録再生装置および光情報記録再生方法 - Google Patents

光情報記録再生装置および光情報記録再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光情報記録媒体の厚み方向の軸回転の正確な位置決め制御が可能で、高精度な情報の記録再生を実現すること。
【解決手段】参照光のホログラフィックメモリ記録媒体111への入射面と交差する線分を境界とした情報記録層の第1領域と第2領域のそれぞれから出射される各再生光を受光し、第1領域の再生信号である第1再生信号と第2領域の再生信号である第2再生信号を出力する2次元撮像素子117と、ホログラフィックメモリ記録媒体111を媒体厚み方向周りに回転駆動する駆動部と、第1再生信号と第2再生信号の差動演算によりサーボ信号を生成する差動演算器1101と、サーボ信号に基づいて媒体厚み方向周りの回転角度を調整して駆動部の回転駆動を制御しながら、光源からレーザ光を出射させ、ホログラフィックメモリ記録媒体111に情報の角度多重記録を行うシステムコントローラ130とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光情報記録媒体の情報記録層に情報をホログラムとして角度多重方式で記録する光情報記録再生装置および光情報記録再生方法に関する。
CD(Compact Disc)の登場以降、レーザの短波長化と対物レンズの高開口数化によって大容量化を遂げてきた光ディスクは、波長405nm帯の青紫色半導体レーザを用いるHD DVD(High Definition Digital Versatile Disc)、Blu−rayでほぼ方式限界に近づくと言われている。さらなる大容量化を実現するには、新機軸の記録再生方式を確立する必要がある。かかる状況の中、ホログラフィを用いた体積記録型の高密度光記録媒体(以下、「ホログラフィックメモリ記録媒体」という。)およびホログラフィックメモリの記録再生装置によるホログラム記録再生方式が脚光を浴び、実用化を視野に入れた研究開発が産学連携のもと推進されている。
ホログラム記録再生方式の記録原理は、情報光と参照光をホログラフィックメモリ記録媒体中で干渉させることで、情報を微細な干渉縞として3次元的に記録することにある。また、ホログラフィックメモリ記録媒体の情報記録層の同一場所に複数の情報を多重記録することが可能である。そのため、HD DVD、Blu−rayに代表される、ピットやマークで平面内に情報を記録する2次元記録より格段の大容量化を実現することが可能である。
ホログラム記録再生の多重方式として、これまで種々の方式が提案されており、記録密度を高める方式の一つとして、2軸角度多重方式が挙げられる。2軸角度多重方式とは、以下のような方式である。ホログラフィックメモリ記録媒体に固定したxyz直交座標系を考え、ホログラフィックメモリ記録媒体の厚み方向にz軸、それに直交する方向、すなわち、ホログラフィックメモリ記録媒体の面方向に互いに直交するx軸とy軸をとる。このとき、参照光と情報光202の入射面がx−z平面となる。
2軸角度多重方式は、ホログラフィックメモリ記録媒体に参照光と情報光を照射して、y軸回りにホログラフィックメモリ記録媒体を回転させながらの角度多重記録と、z軸回りにホログラフィックメモリ記録媒体を回転させながらの角度多重記録とを行う方式である。ここで、y軸回りにホログラフィックメモリ記録媒体を回転させながら角度多重記録を行うことをθy角度多重記録といい、z軸回りにホログラフィックメモリ記録媒体を回転させながら角度多重記録を行うことをθz角度多重記録という。このようなθz角度多重記録については、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されている。なお、特許文献1では、θz角度多重記録は「peristrophic multiplexing」と呼称されている。
ホログラフィック記録の角度多重では、θy角度多重記録が最も一般的であるが、θy角度多重記録に加えてθz角度多重記録を行い、ホログラフィックメモリ記録媒体の情報記録層の同一場所に多重記録するので、高密度化に対して有効な方式である。
2軸角度多重方式の具体的な記録方法と再生方法は、以下のとおりである。情報記録時には、レーザ光を液晶やDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)等の空間光変調器に照射し、明点/暗点の強度変調パターンである2次元変調パターンをエンコードした、ホログラムを記録する単位のデータ(以下、「ページ」という。)を含む情報光を生成する。
次いで、情報光を対物レンズによりホログラフィックメモリ記録媒体の情報記録層に集光し、情報光とは別光路でホログラフィックメモリ記録媒体の情報記録層に入射させた参照光と上記情報光とを干渉させて情報記録層に干渉縞としてページを記録する。次いで、ホログラフィックメモリ記録媒体をアクチュエータによりにy軸回りに回転(以下、「θy回転」という)あるいはz軸回りに回転(以下、「θz回転」という。)させて、別のページを情報記録層の同一場所に多重記録する。
再生時には、参照光のみを情報記録層に照射し、ホログラフィックメモリ記録媒体をθy回転あるいはθz回転させることで、情報記録層に記録されたページが再生される。この再生光を対物レンズで略平行光とし、CMOSあるいはCCDの2次元撮像素子等の光検出器で2次元画像として受光し、ページをデコードしてデータを取得する。
米国特許第5,483,365号公報 特開2000−338846号公報
このような2軸角度多重方式で情報の記録再生を行うホログラフィックメモリ記録媒体記録再生装置では、アクチュエータによりホログラフィックメモリ記録媒体を回転駆動して正確に位置決めサーボを行うことが必要となってくる。位置決めサーボは、θy回転の位置決めサーボのためのサーボ信号とθz回転の位置決めサーボのためのサーボ信号に基づいて行う。
θz回転の位置決めサーボは、最も単純には角度センサを用いるサーボ光学系を記録再生光学系とは別に組み込むことにより実現することができるが、温度や湿度などの使用環境の変化により、情報記録層に記録されているホログラムが変形あるいは変質し、情報再生の最適位置が情報記録時と異なる場合も想定しなければならない。この場合、角度センサによる位置決めサーボでは、ずれが生じるという問題があり、高精度な情報の記録再生を実現することができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、情報記録層のホログラムの再生信号自体から光情報記録媒体の厚み方向の軸回転の位置決め制御のためのサーボ信号を生成して、このサーボ信号に基づいて位置決め制御を行うことにより、光情報記録媒体の厚み方向の軸回転の正確な位置決め制御が可能で、高精度な情報の記録再生を実現することができる光情報記録再生装置および光情報記録再生方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる光情報記録再生装置は、照射光を出射する光源と、前記照射光を、情報を担持する情報光に変換する空間光変調器と、前記情報光と参照光との干渉によって生じる干渉縞によって、前記情報をホログラムとして記録可能な情報記録層とを有する光情報記録媒体に前記情報光を集光させるとともに、前記参照光を前記光情報記録媒体に照射させる光学機構と、前記参照光の前記情報記録層への入射面と前記情報記録層の面と交差する線分を境界とした前記情報記録層の第1領域と第2領域のそれぞれから出射される前記情報の各再生光を受光し、受光した各再生光から前記第1領域の再生信号である第1再生信号と前記第2領域の再生信号である第2再生信号を出力する受光部と、前記光情報記録媒体を、前記光情報記録媒体の厚み方向周りと前記光情報記録媒体の面方向周りに回転駆動する駆動部と、前記第1再生信号と前記第2再生信号の差動演算によりサーボ信号を生成する差動演算部と、前記サーボ信号に基づいて前記光情報記録媒体の厚み方向周りの回転角度を調整して前記駆動部の回転駆動を制御しながら、前記光源から前記照射光を出射させ、前記情報記録層に前記情報の角度多重記録を行う記録制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる光情報記録再生方法は、光源から出射された照射光を、情報を担持する情報光に変換する工程と、前記情報光と参照光との干渉によって生じる干渉縞によって、前記情報をホログラムとして記録可能な情報記録層とを有する光情報記録媒体に前記情報光を集光させるとともに、前記参照光を前記光情報記録媒体に照射させる工程と、前記参照光の前記情報記録層への入射面と前記情報記録層の面と交差する線分を境界とした前記情報記録層の第1領域と第2領域のそれぞれから出射される前記情報の各再生光を受光し、受光した各再生光から前記第1領域の再生信号である第1再生信号と前記第2領域の再生信号である第2再生信号を出力する工程と、駆動部が、前記光情報記録媒体を、前記光情報記録媒体の厚み方向周りと前記光情報記録媒体の面方向周りに回転駆動する工程と、前記第1再生信号と前記第2再生信号の差動演算によりサーボ信号を生成する工程と、前記サーボ信号に基づいて前記光情報記録媒体の厚み方向周りの回転角度を調整して前記駆動部の回転駆動を制御しながら、前記光源から前記照射光を出射させ、前記情報記録層に前記情報の角度多重記録を行う工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、光情報記録媒体の厚み方向の軸回転の正確な位置決め制御が可能で、高精度な情報の記録再生を実現することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる光情報記録再生装置および光情報記録再生方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1および図2は、実施の形態1にかかるホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成を示す模式図である。図1では、情報記録時の光束の状態を示し、図2は情報再生時の光束の状態を示している。本実施の形態では、情報光と参照光は、別々のレンズ等を経てホログラフィックメモリ記録媒体111で重なるようにホログラフィックメモリ記録媒体111に入射させる方式である二光束方式の光学系を採用している。ただし、光学系は、二光束方式に限定されるものではなく、情報光と参照光を同一の対物レンズ等を経て同一方向から同一の中心軸を共有するようにホログラフィックメモリ記録媒体111に入射させる同軸方式(コリニア方式)を光学系として採用してもよい。
半導体レーザ装置101は、レーザ光を出射するレーザ光源であり、半導体レーザ装置101から出射したレーザ光は、偏光ビームスプリッタ102に入射する。ここで、半導体レーザ装置101は、記録媒体の設計自由度の観点から405nm帯の青紫色レーザを出射することが好ましい。
偏光ビームスプリッタ102に入射したレーザ光は波面分割される。レーザ光のうち偏光ビームスプリッタ102を反射したレーザ光はS偏光となってリレーレンズ104a,104bによりミラー105に入射し、このミラー105で反射して空間光変調器106に入射する。ここで、記録時にはシャッター103は開状態としている。
空間光変調器106に入射したレーザ光は、空間変調器106により、2次元的に強度変調されて情報光107に変換される。本実施の形態では、空間光変調器106として、米Texas Instruments社製のDMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を用いている。
空間光変調器106のDMDパターンは、多数の明点と暗点から構成され、記録すべき情報をデジタル符号化し、エラー訂正を織り込んだ2値化パターンである。なお、DMDの配置には、シリコンチップ上に形成されたDMDの微小可動ミラーの回転軸はピクセルの対角線方向であることに留意する必要がある。
図1に示すように、ξηζ直交座標系を考えた場合、この微小可動ミラーの回転軸をξ軸方向にする必要があり、そのため、DMDは、図3に示すように、DMDパターンを45度傾けて配置している。
図1に戻り、空間光変調器106で強度変調された情報光107は、リレーレンズ108a,108bを通過し、虹彩絞り109で不要な回折光を除去された後、対物レンズ110によりホログラフィックメモリ記録媒体111の情報記録層に集光して収束照射される。ホログラフィックメモリ記録媒体111は、駆動部としてのステッピングモータ123で駆動するステージ(図示せず)に固定されている。
一方、偏光ビームスプリッタ102に入射したレーザ光のうち偏光ビームスプリッタ102を透過したレーザ光はP偏光となり、参照光115として用いられる。この参照光115は、1/2波長板112により、ホログラフィックメモリ記録媒体111に入射する情報光107と同じS偏光に変換される。そして、参照光115は、リレーレンズ113a,113b、ミラー118、リレーレンズ114a,114bを伝達してビーム径を縮小されて平行光束としてホログラフィックメモリ記録媒体111を照射し、ホログラフィックメモリ記録媒体111の情報記録層で情報光107と干渉して情報が記録される。
本実施の形態にかかるホログラフィックメモリ記録媒体111は、透過型の記録媒体であり、対向する2つの基板と、2つの基板との間に挟持されたホログラム記録層とを含んでいる。
基板は、ガラス、ポリカーボネート、アクリル樹脂等の光透過性を有する材質で形成される。ただし、基板の材質は、これらに限定されるものではなく、例えば、全波長のレーザ光に対して透過性を有する必要はなく、使用するレーザ光の波長に対する透過性を有する材質で形成されていればよい。
情報記録層は、ホログラム記録材料から形成されている。ホログラム記録材料は、レーザ光の情報光と参照光とを干渉させてホログラムが形成される材料である。ホログラム記録材料としては、フォトポリマーが代表的である。フォトポリマーは、重合性化合物(モノマー)の光重合を利用した感光材料であり、主成分としてモノマー、光重合開始剤、及び記録前後での体積保持の役割を担う多孔質構造を持つマトリクスを含有するのが一般的である。また、記録材料の厚さは信号再生に十分な回折効率と、角度多重の際に十分な角度分解能を得るために100μm程度以上とすることが望ましい。ホログラム記録材料としてはその他、重クロム酸ゼラチンやフォトリフラクティブ結晶などの材料を用いることもできる。
このような光学系により、ホログラフィックメモリ記録媒体111のホログラム記録層へのホログラム記録は、次のように行われる。まず、情報光と参照光をホログラム記録層中で重ね合わせて干渉縞を形成する。この時、フォトポリマー中の光重合開始剤がフォトンを吸収して活性化し、干渉縞明部のモノマーの重合を発動・促進させる。モノマーの重合が進行して干渉縞明部に存在するモノマーが消費されると、干渉縞暗部から明部にモノマーが移動供給され、結果、干渉縞パターンの明部と暗部に密度差が生じる。これにより、干渉縞パターンの強度分布に応じた屈折率変調が形成されホログラム記録が行われる。
本実施の形態のホログラム記録方式としては、システムコントローラ130からの指令によりステッピングモータ123がホログラフィックメモリ記録媒体111を、媒体の厚み方向を回転軸とした回転(θz回転)と媒体の面方向を回転軸とした回転(θy回転)とを行わせ、ホログラフィックメモリ記録媒体111への入射角を変化させて、別のページをホログラフィックメモリ記録媒体111の情報記録層の同一場所に順次多重記録していく2軸角度多重方式を採用している。
図4は、2軸角度多重方式の概略を示す模式図である。図5は、2軸角度多重方式における情報記録時の説明のための模式図であり、図6は、2軸角度多重方式における情報再生時の説明のための模式図である。
図4に示すように、ホログラフィックメモリ記録媒体111に固定したxyz直交座標系を考え、ホログラフィックメモリ記録媒体111の厚み方向にz軸、それに直交する媒体の面方向にx軸、y軸をとる。図4では、参照光115・情報光107の入射面404をxz面としている。
2軸角度多重方式では、図4に示したように、ホログラフィックメモリ記録媒体111に参照光115と情報光107を照射して、y軸回りにホログラフィックメモリ記録媒体111を回転させながらの角度多重記録を行い、さらに、z軸回りにホログラフィックメモリ記録媒体111を回転させながら角度多重記録を行う。
より具体的には、図5に示すように、情報光107を対物レンズ110によりホログラフィックメモリ記録媒体111の情報記録層に集光し、参照光115と干渉させて干渉縞としてページを記録する。次いで、システムコントローラ130がステッピングモータ123の駆動を制御して、ホログラフィックメモリ記録媒体111をy軸周りに回転(θy回転)させ、あるいはz軸周りに回転(θz回転)させて、別のページをホログラフィックメモリ記録媒体111の情報記録層の同一場所に多重記録していく。
情報の再生時は、図2に示すように、シャッタ103を閉状態として情報光107を遮断し、図6に示すように、参照光115のみをホログラフィックメモリ記録媒体111に照射する。そして、ホログラフィックメモリ記録媒体111をθy回転あるいはθz回転させることにより情報記録層に記録されたページを再生する。具体的には、ホログラフィックメモリ記録媒体111に照射された参照光115がホログラフィックメモリ記録媒体111により回折透過されて出射してくる再生光を対物レンズ116で略平行光束とし、CMOSもしくはCCDで構成された2次元撮像素子117でこの再生光を2次元画像として受光する。そして、この再生光を電気信号に変換した再生信号からページをデコードしてデータを取得する。
システムコントローラ130は、上述のようにステッピングモータ123の駆動を制御してホログラフィックメモリ記録媒体111をθy回転あるいはθz回転させ、2軸多重記録の制御を行う記録制御部としての機能を有する。また、システムコントローラ130は、2次元撮像素子117から再生信号を取得して、再生信号から後述するサーボ信号を生成する差動演算器(後述)を備え、さらに、このサーボ信号に基づいてホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御を行う。
なお、詳細は後述するが、本実施の形態では、2次元撮像素子117で受光した再生光の再生画像118において、周辺領域Bからの再生信号120と周辺領域Cからの再生信号121とをシステムコントローラ130内の差動演算器1101により差動演算を行う。そして、差動演算器1101の出力端子122から出力される差動信号をサーボ信号として用いている。
以下においては、ホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御について説明する。図7−1から図7−3は、ホログラフィックメモリ記録媒体111を最適な再生位置から微小角だけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。図7−1から図7−3において、ξη軸は図1に示したξη軸に対応している。また、再生画像は、図3に示したDMDパターン(入力画像)に対応して、45度傾斜している。
図7−1は、最適な再生位置における再生信号の強度分布を示す模式図である。正確には再生画像は多数の明点・暗点から構成される2次元パターンであるが、図7−1では、説明の都合上、全て明点で示している。図7−2は、ホログラフィックメモリ記録媒体111を、最適な再生位置(図7−1)から微小角度−δdegだけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。図7−3は、ホログラフィックメモリ記録媒体111を、最適な再生位置(図7−1)から微小角度+δdegだけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。
図7−1から図7−3における点線701は、参照光115の入射面と再生画像(ホログラフィックメモリ記録媒体111の面)が交差する線分である。ホログラフィックメモリ記録媒体111を微小角度だけθz回転させると、図7−2、図7−3に示すように、この線分(点線)701を境界とした左右2つの領域が明領域と暗領域に別れるという強度むらが生じる特性がある。また、図7−2、図7−3に示すように、微小角度のθz回転の回転方向が逆転すると強度むらの特性も逆転し、図7−2で明領域となる領域は、図7−3においては暗領域となり、図7−2で暗領域となる領域は、図7−3においては明領域となる。このホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転に伴う再生画像の強度むらはθy回転の場合は顕著に発生せず、θz回転特有の特性である。
次に、このようにホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転に伴って再生画像に強度むらが発生する物理的理由を説明する。図8は、情報記録時における光学部品とホログラフィックメモリ記録媒体111の光学的配置を示す模式図である。図9−1、図9−2、図10−1、図10−2は、情報再生時におけるホログラフィックメモリ記録媒体111の光学的配置を示す模式図である。
参照光115は平行光束、情報光107は対物レンズ110でホログラフィックメモリ記録媒体111に集光する集光光束である。図8、図9−1、図9−2、図10−1、図10−2に示すように、情報記録時には、参照光115と情報光107の光軸を含む入射面をxz面とし、座標系固定として考える。
参照光115と、入力画像の入射面にない軸外領域からの情報光107とによって記録される回折格子は、図8に示したように格子ベクトルK=(Kx,Ky,Kz)のy成分Kyが非零の斜格子となる。ここで、格子ベクトルKをxy面に射影したベクトルK//とx軸とのなす角を角度βとすると、(1)式が成立する。
Figure 2009266342

再生条件をk空間で考える。図9−1および図9−2に示すように、情報再生時にθz=0degとして、この斜格子に参照光115を照射する場合は、各光学部品とホログラフィックメモリ記録媒体111は情報記録時と同一の光学的配置であるため、ブラッグ条件を満足し再生光が発生する。このときのホログラフィックメモリ記録媒体111中での再生光波数ベクトルksigz=0)の大きさは、(2−1)、(2−2)式で与えられる。
Figure 2009266342

ここで、図10−1及び図10−2に示すように、情報再生時にホログラフィックメモリ記録媒体111をθz=−2βdeg回転して、参照光115を照射する場合を考える。この場合、格子ベクトルは、K’=(Kx,−Ky,Kz)となるので、再生光波数ベクトルksigz=−2β)の大きさは、(3−1)、(3−2)式で与えられる。
Figure 2009266342

ここで、(2−1)式は(3−1)式と同値のため、ブラッグ条件を満足し再生光が強く発生することになる。このため、再生強度は、θz回転の正方向、負方向に偏り、ピークが二つ存在する波形となって、再生画像の強度むらが生じてしまう(後述する図12−2、12−3参照)。
本実施の形態では、この再生画像の強度むらを利用して、ホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御のためのサーボ信号を生成している。以下にサーボ信号の生成の詳細について説明する。
図11は、再生画像中の各領域A,B,Cを示す模式図である。ここで、領域Aは、再生画像の中心領域であり、参照光115の入射面と再生画像(ホログラフィックメモリ記録媒体111の面)が交差する線分上に位置する領域である。また、領域B,Cは再生画像の周辺領域である。図11において、領域Aと領域Bの距離と領域Aと領域Cの距離は等しいものとなっている。
図12−1〜図12−3は、図11の各領域A,B,Cのθz回転に対する再生画像中の再生強度を示すグラフである。図12−1は、再生画像の領域Aにおけるθz回転角度に対する再生信号の強度(再生強度)を示し、図12−2は、再生画像の領域Bにおけるθz回転に対する再生強度を示し、図12−3は、再生画像の領域Cにおけるθz回転に対する再生強度を示している。図12−1〜図12−3において、横軸はθz回転角度、縦軸は2次元撮像素子117で受光した再生光の再生信号の強度である再生強度(相対値)を示している。
図12−1〜図12−3は、理論・実験において実証されている特性であるが、本図では電磁場解析での計算結果を示している。また、光学パラメータは、図1に示した光学構成おいて、参照光115の入射角θrを22.5度、情報光の入射角θsを22.5度、空間光変調器106でのピクセル長を15μm、画像サイズ200×200ピクセル、ホログラフィックメモリ記録媒体111の厚みを200μmとし、レンズ108a,108b、対物レンズ110の焦点距離をそれぞれ100mm、150mm、30mmとした。
再生画像の中心領域Aの再生強度は、図12−1に示すように、θz回転の正負の回転に対して対称的な出力波形となる。これは周知の光学特性であり、出力信号がfirst nullとなる角度は、例えば(4)式で示される。なお、(4)式は、文献”Method for holographic storage using peristrophic multiplexing”,Optics Letters Vol.19,No.13(1994)”で示されている算出式である。
Figure 2009266342

一方、再生画像の周辺領域B,Cの再生強度は、図12−2、12−3に示すように、非対称な波形となる。すなわち、再生画像の周辺領域Bでは、first nullとなるθz回転角度は約−5degと約13degであり、負方向のθz回転時に再生画像が消失しやすい特性である。再生画像の周辺領域Cでは、first nullとなるθz回転角度は約−13degと約5degであり、正方向のθz回転時に再生画像が消失しやすい特性である。この特性は、上記文献には言及されておらず、未知の特性である。本発明者は、このような再生画像中の領域による再生強度の相違の特性を見いだして、システムコントローラ130において、この特性を用いて、ホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転における回転ずれに対するサーボ信号を生成し、θz回転の位置決め制御を行っている。すなわち、システムコントローラ130は、図12−2に示す再生画像の周辺領域Aの再生信号と、図12−3に示す再生画像の周辺領域Cの再生信号を差動演算して、θz回転に対する位置決め制御のためのサーボ信号を生成している。
図13は、サーボ信号の生成手法を示すための模式図である。図13に示すように2次元撮像素子117で受光した再生光の再生画像118において、図12−2に示す上記周辺領域Bからの再生信号120と図12−3に示す上記周辺領域Cからの再生信号121とを、システムコントローラ130内で生成部として機能する差動演算器1101により差動演算を行う。そして、差動演算器1101の出力端子122から出力される差動信号をサーボ信号として用いる。
すなわち、領域Bからの再生信号120をSB、領域Cからの再生信号121をSCで示した場合、θz回転の位置決め制御のためのサーボ信号Srは、差動演算器1101によって(5)式により生成される。
Figure 2009266342

上述したように再生画像は明点と暗点で構成されるため、領域Bと領域Cは、入力画像が変化してもデータ変調方式が同一であれば、再生信号の値があまり変動しない程度に充分多数の明点、暗点を含む領域とすることが好ましい。
図14は、差動演算器1101により生成されたθz回転の位置決め制御のためのサーボ信号の波形を示すグラフである。図14に示すように、サーボ信号は、正帰還領域以外の領域では、正方向のθz回転に対して正の値となり、負方向のθz回転に対して負の値となるいわゆるS字曲線が得られる。このため、正帰還領域以外の領域において、このサーボ信号を、ホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転に対するサーボ信号として使用することができる。本実施の形態では、システムコントローラ130は、ステッピングモータ123を駆動してホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の粗位置決め調整を行った後、(5)式で領域Bからの再生信号SBと領域Cからの再生信号SCの差動演算を行って、光学特性を利用した上記サーボ信号Srを求め、このサーボ信号Srを用いてθz回転の位置決め制御を行っている。
一方、図14に示す正帰還領域では、サーボ信号は、正負方向のθz回転のそれぞれ対応して正負の値をとらないため、θz回転の正確な位置決め制御を行うことができない。このため、本実施の形態のシステムコントローラ130は、正帰還領域でのθz回転の位置決め制御を回避するために、再生画像の中心領域Aの再生信号をサーボON/OFFの閾値判定として利用している。
すなわち、再生画像の中心領域Aからの再生信号をSAとした場合、システムコントローラ130は、再生信号SAが所定の閾値以上の場合に、正帰還領域以外の領域であると判断し、(5)式より算出されたサーボ信号を用いてθz回転の位置決め制御を行う。一方、システムコントローラ130は、再生信号SAが所定の閾値より小さい場合には正帰還領域であると判断し、θz回転の位置決め制御を行わない。これにより、ロバスト安定性を向上させたθz回転の位置決め制御を行うことができる。
なお、所定の閾値は、正帰還領域におけるθz回転の位置決め制御を回避することができるような値であれば任意に定めることができる。
次に、このような本実施の形態によるホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御処理の手順について説明する。図15は、実施の形態によるホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御処理の手順を示すフローチャートである。
まず、システムコントローラ130は、ステッピングモータ123に駆動指令を行って、ホログラフィックメモリ記録媒体111をθz回転させ、位置決めの粗調整を行う(ステップS11)。
次に、システムコントローラ130は、2次元撮像素子117で受光した再生光による再生信号から中心領域Aの再生信号SAを入力し(ステップS12)、この再生信号SAが所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS13)。そして、再生信号SAが所定の閾値より小さい場合には(ステップS13:No)、システムコントローラ130は再生信号はまだ正帰還領域の範囲にあると判断し、ステップS11へ戻って位置決めの粗調整を行い、サーボ信号Srを用いたθz回転の位置決め制御は行わない。
一方、ステップS13において、再生信号SAが所定の閾値以上である場合には(ステップS13:Yes)、システムコントローラ130は、以下のように、サーボ信号Srを用いたθz回転の位置決め制御を行う。
すなわち、まず、システムコントローラ130は、2次元撮像素子117で受光した再生光による再生信号から周辺領域Bの再生信号SBと周辺領域Cの再生信号SCを入力する(ステップS14)。そして、システムコントローラ130の差動演算器1101は、(5)式により両再生信号の差動演算を行うことにより、サーボ信号Srを生成する(ステップS15)。
そして、システムコントローラ130は、生成したサーボ信号Srに従ってホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転角度を求める(ステップS16)。そして、システムコントローラ130は、求めたθz回転角度だけホログラフィックメモリ記録媒体111を回転するようにステッピングモータ123に対して回転駆動指令を送出する(ステップS17)。これにより、ステッピングモータ123は、ホログラフィックメモリ記録媒体111を指定されたθz回転角度だけθz回転させ、これにより、ホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御が行われる。
このように実施の形態1のホログラフィックメモリ記録再生装置では、2次元撮像素子117で受光した再生信号のうち、参照光115の入射面と再生画像(ホログラフィックメモリ記録媒体111の面)が交差する線分で分割された2つの領域のそれぞれの領域中の周辺領域B,Cの再生信号に対して差動演算を行ってサーボ信号を生成し、このサーボ信号を用いてホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御を行っているので、正確なθz回転位置決め制御ができ、これにより、高精度な情報の記録再生を実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1のホログラフィックメモリ記録再生装置では、空間光変調器としてDMDを用いていたが、この実施の形態2のホログラフィックメモリ記録再生装置では、空間光変調器として強誘電性液晶素子を用いている。
図16は、実施の形態2にかかるホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成を示す模式図である。本実施の形態では、図16に示すように、空間光変調器として、強誘電性液晶素子1601を配置している。強誘電性液晶素子1601は、応答速度が数10μsと高速であり、ホログラム記録再生方式に適した強度変調素子である。
また、本実施の形態では、強誘電液晶素子1601を用いているため、実施の形態1のDMDの配置と異なり、強誘電液晶素子1601を45度傾ける必要がない。このため、半導体レーザ装置101からのレーザ光は、ビームスプリッタ1602を透過して、強誘電液晶素子1601に入射して光強度変調されて情報光に変換され、再度、ビームスプリッタ1602に入射してビームスプリッタ1602で反射して、ホログラフィックメモリ記録媒体111に集光される。この他の光学的構成は、実施の形態1と同様である。
図17−1から図17−3は、ホログラフィックメモリ記録媒体111を最適な再生位置から微小角だけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。図17−1から図17−3において、ξη軸は図16に示したξη軸に対応している。
図17−1は、最適な再生位置における再生信号の強度分布を示す模式図である。正確には再生画像は多数の明点・暗点から構成される2次元パターンであるが、図17−1では、説明の都合上、全て明点で示している。図17−2は、ホログラフィックメモリ記録媒体111を、最適な再生位置(図17−1)から微小角度−δdegだけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。図17−3は、ホログラフィックメモリ記録媒体111を、最適な再生位置(図17−1)から微小角度+δdegだけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。
図17−1から図17−3における点線1701は、参照光115の入射面と再生画像(ホログラフィックメモリ記録媒体111の面)が交差する線分である。ホログラフィックメモリ記録媒体111を微小角度だけθz回転させると、実施の形態1と同様に、図17−2、図17−3に示すように、この線分1701を境界とした左右2つの領域が明領域と暗領域に別れるという強度むらが生じ、また、微小角度のθz回転の回転方向が逆転すると強度むらの特性も逆転する。
従って、本実施の形態においても、かかる2つの領域の再生信号の差動演算を(5)式で行ってサーボ信号を生成し、このサーボ信号をθz回転の位置決め制御に用いる。なお、θz回転の位置決め制御の処理については実施の形態1と同様に行われる。
このように実施の形態2のホログラフィックメモリ記録再生装置では、実施の形態1と同様に、正確なθz回転位置決め制御ができ、これにより、高精度な情報の記録再生を実現することができる。また、実施の形態2のホログラフィックメモリ記録再生装置では、空間光変調器として強誘電性液晶素子1601を用いているので、強誘電性液晶素子1601を傾斜させずに配置することができ、光学配置の自由度を高めることができる。
(実施の形態3)
実施の形態3のホログラフィックメモリ記録再生装置は、再生光をサーボ用再生光と情報再生用の再生光に分割し、サーボ用再生光の受光部として、受光面が2分割されたフォトディテクタを用いたものである。
図18は、実施の形態3のホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成を示す模式図である。本実施の形態において、半導体レーザ装置101から出射したレーザ光が情報光107、参照光115となってホログラフィックメモリ記録媒体111に照射されるまでの光路における光学的構成は、実施の形態1または2と同様である。
図19は、ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射された再生光の光路側の光学構成の斜視図である。
図18および図19に示すように、実施の形態3では、ホログラフィックメモリ記録媒体111と2次元撮像素子117との間には、記録媒体側から順に、ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射した再生光を平行光束にする対物レンズ116、再生光を回折するとともに分割するDOE(Diffractive Optical Element)1801、さらに再生光を分割するビームスプリッタ1802が配置されている。
DOE1801は、参照光115の入射面(ηζ面)で分割されるξ>0とξ<0にそれぞれ再生光を回折するグレーティング1801a、1801bが形成されている。このグレーティング1801a,1801bは、参照光115の入射面と再生画像とが交差する線分で再生画像を分割した2つの領域からの再生光がDOE1801を透過する位置に形成されている。このため、ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射した再生光は、グレーティング1801a,1801bによって、参照光115の入射面と再生画像とが交差する線分で分割された2つの領域のそれぞれからの再生光に分割されることになる。そして、これらの各再生光は、グレーティング1801a,1801bによって、回折されて集光光束となり、光束を所定の光量比で分割するビームスプリッタ1802で反射して、サーボ用再生光としてフォトディテクタ1803に集光する。
一方、ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射した再生光のうち、グレーティング1801a,1801b以外の領域を通過した再生光は、平行光束のまま、ビームスプリッタ1802を透過し、情報再生用の再生光として2次元撮像素子117で受光される。
フォトディテクタ1803は、θz回転の位置決め制御の速度の向上のために設けられており、受光面が2分割されている。すなわち、受光面は、グレーティング1801aからのサーボ用再生光を受光する受光面1803aと、グレーティング1801bからのサーボ用再生光を受光する受光面1803bとから形成される。従って、これらの各受光面からのサーボ用再生光による再生信号に対し差動演算器1101によって差動演算を行うことによってサーボ信号を生成する。そして、このサーボ信号を、ホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御に用いる。θz回転の位置決め制御処理については実施の形態1と同様に行われる。
このように実施の形態3のホログラフィックメモリ記録再生装置では、実施の形態1と同様に、正確なθz回転位置決め制御ができ、これにより、高精度な情報の記録再生を実現することができる。また、実施の形態3のホログラフィックメモリ記録再生装置では、再生光をサーボ用再生光と情報再生用の再生光に分割し、サーボ用再生光の受光部として、受光面が2分割されたフォトディテクタを用いているので、θz回転の位置決め制御の速度を向上させることができる。
(実施の形態4)
実施の形態1〜3のホログラフィックメモリ記録再生装置では、単一の半導体レーザ装置からの照射光からサーボ信号を生成する再生光と情報再生用の再生光を取得していたが、この実施の形態4のホログラフィックメモリ記録再生装置では、サーボ用の半導体レーザ装置と記録再生用の半導体レーザ装置の二つの光源を備え、サーボ用の半導体レーザ装置から出射されたレーザ光による再生光からサーボ信号を生成し、このサーボ信号を用いてθz回転の位置決め制御処理を行っている。
図20は、実施の形態4のホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成を示す模式図である。本実施の形態では、図20に示すように、記録再生用のレーザ光を出射する半導体レーザ装置101と、サーボ用のレーザ光を出射する半導体レーザ装置2001とを備えている。
半導体レーザ装置101は、記録再生用のレーザ光として、実施の形態1〜3と同様に、波長405nm帯の青紫色レーザ光を出射する。一方、半導体レーザ装置2001は、サーボ用のレーザ光として、記録再生用のレーザ光の波長と異なる波長650nm帯の赤色半導体レーザ光を出射する。
図20に示すように、半導体レーザ装置2001から出射したサーボ用レーザ光は、ダイクロイックプリズム2002で参照光の光路に合成され、データを記録したホログラフィックメモリ記録媒体111に入射する。なお、半導体レーザ装置101から出射した記録再生用のレーザ光が情報光107、参照光115となってホログラフィックメモリ記録媒体111に照射されるまでの光路における光学的構成は、実施の形態2と同様である。
ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射される再生光としては、記録再生用の青紫色レーザ光が参照光としてホログラフィックメモリ記録媒体111に照射された後の情報再生用の再生光と、サーボ用の赤色レーザ光がホログラフィックメモリ記録媒体111に照射された後のサーボ用の再生光とがある。
ホログラフィックメモリ記録媒体111と2次元撮像素子117との間には、記録媒体側から順に対物レンズ116、赤色用DOE(Diffractive Optical Element)2003、ビームスプリッタ1802が配置されている。ここで、ビームスプリッタ1802の機能は実施の形態3と同様である。
ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射される再生光、すなわち、情報再生用の再生光とサーボ用の再生光は、対物レンズ116で平行光束とされた後、赤色用DOE2003に入射する。赤色DOE2003は、波長405nm帯の青紫色レーザ光は回折せずに、波長650nm帯の赤色レーザ光を回折するように設計された素子である。従って、ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射される再生光のうち、情報再生用の再生光は波長405nm帯の青紫色レーザ光であるため、赤色DOE2003で回折されずに平行光束のままビームスプリッタ1802に入射し、実施の形態3と同様に、ビームスプリッタ1802を透過して2次元撮像素子117で受光される。
一方、ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射される再生光のうち、サーボ用の再生光は波長650nm帯の赤色レーザ光であるため、赤色DOE2003で回折されて集光光束となり、ビームスプリッタ1802で反射し、フォトディテクタ1803に集光する。ここで、フォトディテクタ1803は、実施の形態3と同様に受光面が2分割されている。このため、実施の形態3と同様に、フォトディテクタ1803の各受光面からのサーボ用の再生光による再生信号に対し差動演算器1101によって差動演算を行うことによって、サーボ信号を生成する。そして、このサーボ信号を、ホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御に用いる。θz回転の位置決め制御処理については実施の形態1と同様に行われる。
このように実施の形態4のホログラフィックメモリ記録再生装置では、実施の形態1と同様に、正確なθz回転位置決め制御ができ、これにより、高精度な情報の記録再生を実現することができる。また、実施の形態4のホログラフィックメモリ記録再生装置では、記録再生用のレーザ光の波長とは異なる波長のレーザ光をサーボ用の再生光として使用することにより、記録再生用のレーザ光の光利用効率向上が見込まれる。さらに、実施の形態4のホログラフィックメモリ記録再生装置では、サーボ用のレーザ光の波長でホログラフィックメモリ記録媒体111の感度を実質的にゼロとして設計することができる。すなわち、上述の例では、波長650nm帯のレーザ光で感光しないようにホログラフィックメモリ記録媒体111を設計することができ、これにより、サーボ用のレーザ光の照射に起因するホログラフィックメモリ記録媒体111の劣化を防止することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
実施の形態1にかかるホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成および情報記録時の光束の状態を示す模式図である。 実施の形態1にかかるホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成および情報再生時の光束の状態を示す模式図である。 DMDパターンの配置構成を示す説明図である。 2軸角度多重方式の概略を示す模式図である。 2軸角度多重方式における情報記録時の説明のための模式図である。 2軸角度多重方式における情報再生時の説明のための模式図である。 最適な再生位置における再生信号の強度分布を示す模式図である。 ホログラフィックメモリ記録媒体111を、最適な再生位置から微小角度−δdegだけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。 ホログラフィックメモリ記録媒体111を、最適な再生位置から微小角度+δdegだけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。 情報記録時における光学部品とホログラフィックメモリ記録媒体の光学的配置を示す模式図である。 情報再生時におけるホログラフィックメモリ記録媒体の光学的配置を示す模式図である。 情報再生時におけるホログラフィックメモリ記録媒体の光学的配置を示す模式図である。 情報再生時におけるホログラフィックメモリ記録媒体の光学的配置を示す模式図である。 情報再生時におけるホログラフィックメモリ記録媒体の光学的配置を示す模式図である。 再生画像中の各領域A,B,Cを示す模式図である。 再生画像の領域Aにおけるθz回転角度に対する再生強度を示すグラフである。 再生画像の領域Bにおけるθz回転に対する再生強度を示すグラフである。 再生画像の領域Cにおけるθz回転に対する再生強度を示すグラフである。 サーボ信号の生成手法を示すための模式図である。 差動演算器1101により生成されたθz回転の位置決め制御のためのサーボ信号の波形を示すグラフである。 実施の形態によるホログラフィックメモリ記録媒体111のθz回転の位置決め制御処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成を示す模式図である。 最適な再生位置における再生信号の強度分布を示す模式図である。 ホログラフィックメモリ記録媒体111を、最適な再生位置から微小角度−δdegだけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。 ホログラフィックメモリ記録媒体111を、最適な再生位置から微小角度+δdegだけθz回転させた場合の再生信号の強度分布を示す模式図である。 実施の形態3のホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成を示す模式図である。 ホログラフィックメモリ記録媒体111から出射された再生光の光路側の光学構成の斜視図である。 実施の形態4のホログラフィックメモリ記録再生装置の光学系の構成を示す模式図である。
符号の説明
101,2001 半導体レーザ装置
102 偏光ビームスプリッタ
103 シャッター
104a,104b,108a,108b,113a,113b,114a,114b リレーレンズ
106 空間光変調器(DMD)
107 情報光
110 対物レンズ
111 ホログラフィックメモリ記録媒体
112 1/2波長板
115 参照光
117 2次元撮像素子
118 受光面
120,121 再生信号
122 出力端子
123 ステッピングモータ
404 入射面
1101 差動演算器
1601 強誘電性液晶素子
1602 ビームスプリッタ
1801a,1801b グレーティング
1802 ビームスプリッタ
1803a,1803b 受光面

Claims (8)

  1. 照射光を出射する光源と、
    前記照射光を、情報を担持する情報光に変換する空間光変調器と、
    前記情報光と参照光との干渉によって生じる干渉縞によって、前記情報をホログラムとして記録可能な情報記録層とを有する光情報記録媒体に前記情報光を集光させるとともに、前記参照光を前記光情報記録媒体に照射させる光学機構と、
    前記参照光の前記情報記録層への入射面と前記情報記録層の面と交差する線分を境界とした前記情報記録層の第1領域と第2領域のそれぞれから出射される前記情報の各再生光を受光し、受光した各再生光から前記第1領域の再生信号である第1再生信号と前記第2領域の再生信号である第2再生信号を出力する受光部と、
    前記光情報記録媒体を、前記光情報記録媒体の厚み方向周りと前記光情報記録媒体の面方向周りに回転駆動する駆動部と、
    前記第1再生信号と前記第2再生信号の差動演算によりサーボ信号を生成する差動演算部と、
    前記サーボ信号に基づいて前記光情報記録媒体の厚み方向周りの回転角度を調整して前記駆動部の回転駆動を制御しながら、前記光源から前記照射光を出射させ、前記情報記録層に前記情報の角度多重記録を行う記録制御部と、
    を備えたことを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 前記各再生光を、前記情報の再生のための情報再生用再生光と、前記サーボ信号の生成のためのサーボ用再生光とに分割する分割部をさらに備え、
    前記受光部は、前記情報再生用再生光を受光する情報再生光受光部と、前記サーボ用再生光を受光するサーボ光受光部とを備え、
    前記差動演算部は、前記第1領域および前記第2領域からのそれぞれの前記サーボ用再生光による前記第1再生信号と前記第2再生信号の差動演算によりサーボ信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の光情報記録再生装置。
  3. 前記第1領域および前記第2領域からの前記サーボ用再生光を回折して、前記サーボ用再生光を前記サーボ光受光部に集光する回折素子をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の光情報記録再生装置。
  4. 前記サーボ光受光部は、前記サーボ用再生光を受光する検知領域が、前記第1領域および前記第2領域からのそれぞれの前記サーボ用再生光を受光する領域に分割されたフォトディテクタであることを特徴とする請求項2に記載の光情報記録再生装置。
  5. 前記光源は、記録再生用の照射光を出射する記録再生用光源と、前記記録再生用の照射光の波長と異なる波長のサーボ用の照射光を出射するサーボ用光源とを備え、
    前記光学機構は、前記記録再生用の照射光と前記サーボ用の照射光とを前記情報記録層に導入し、
    前記受光部は、前記記録再生用の照射光を前記情報記録層に照射することにより前記情報記録層から出射される情報再生用再生光を受光する情報再生光受光部と、前記サーボ用の照射光を前記情報記録層に照射することにより前記情報記録層から出射されるサーボ用再生光を受光するサーボ光受光部とを備え、
    前記第1領域および前記第2領域からの前記サーボ用再生光のみを回折して前記サーボ光受光部に集光する回折素子、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の光情報記録再生装置。
  6. 前記空間光変調器は、デジタルマイクロデバイスであること請求項1〜5のいずれか一つに記載の光情報記録再生装置。
  7. 前記空間光変調器は、強誘電性液晶素子であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の光情報記録再生装置。
  8. 光源から出射された照射光を、情報を担持する情報光に変換する工程と、
    前記情報光と参照光との干渉によって生じる干渉縞によって、前記情報をホログラムとして記録可能な情報記録層とを有する光情報記録媒体に前記情報光を集光させるとともに、前記参照光を前記光情報記録媒体に照射させる工程と、
    前記参照光の前記情報記録層への入射面と前記情報記録層の面と交差する線分を境界とした前記情報記録層の第1領域と第2領域のそれぞれから出射される前記情報の各再生光を受光し、受光した各再生光から前記第1領域の再生信号である第1再生信号と前記第2領域の再生信号である第2再生信号を出力する工程と、
    駆動部が、前記光情報記録媒体を、前記光情報記録媒体の厚み方向周りと前記光情報記録媒体の面方向周りに回転駆動する工程と、
    前記第1再生信号と前記第2再生信号の差動演算によりサーボ信号を生成する工程と、
    前記サーボ信号に基づいて前記光情報記録媒体の厚み方向周りの回転角度を調整して前記駆動部の回転駆動を制御しながら、前記光源から前記照射光を出射させ、前記情報記録層に前記情報の角度多重記録を行う工程と、
    を含むことを特徴とする光情報記録再生方法。
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