JP2009265419A - 光波長合分波回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】スラブ導波路に温度補償材料を挿入する構成のアサーマルAWGにおいて、反射減衰量およびディレクティビティ特性を改善し、反射特性に優れた波長合分波回路を提供すること。
【解決手段】第1のスラブ導波路102に配置された溝は、6つの部分106A〜106Fに分割されており、光波の進行方向に対して各溝は等幅で、かつ各溝の中心線の間隔が一定であるように配置されている。ここで各溝の中心線の間隔は60μmとしている。本実施形態のアサーマルAWGは、アレイ導波路103から伝播する光波の進行方向に垂直な軸線に対して、各溝106A〜106Fの界面のなす角度φが、全てφ>0となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光波長合分波回路に関し、より詳細には、アレイ導波路回折格子型の光波長合分波回路に関する。
シリコン基板上に形成した石英系ガラス導波路によって構成されたプレーナ光波回路(PlC)の研究開発が盛んに行われている。かかるPLC技術を利用した、アレイ導波路回折格子(AWG)は、光波長合分波を実現する回路であり、光通信用の部品として重要な役割を果たしている。
AWGは合分波される光の透過波長に温度依存性を有する。これは、AWGを構成する石英系ガラス導波路の実効屈折率が温度依存性を有する故である。そのため通常のAWGにおいては、波長透過特性を一定に保持するために、温度調節装置を付加する必要があった。
AWGに付加的に必要とされた温度調節装置を省略するため、AWGの透過波長の温度依存性を低減する方法が開発されている。この方法について、特許文献1および2に開示されている。透過波長の温度依存性を低減したAWGは、「温度無依存AWG」または「アサーマルAWG」と呼ばれる。アサーマルAWGは、AWG内の各光路(アレイ導波路またはスラブ導波路)の一部分断した溝を形成し、その溝に導波路の実効屈折率の温度係数とは異なる屈折率温度係数を有する材料(以下「温度補償材料」という。)を挿入することによって実現される。温度補償材料は、アレイ導波路において温度変化によって生ずる光路長差変化を相殺する。特にスラブ導波路に溝を形成する構成は、非アサーマルAWGに比較して、回路面積の増大が無いという長所を有する。
図9は、スラブ導波路に溝を形成するタイプのアサーマルAWGの構成を示す平面図である。ここで、901は第1の入出力導波路、902は第1のスラブ導波路、903はアレイ導波路、904は第2のスラブ導波路、905は第2の入出力導波路、906は溝であり、溝906には温度補償材料が充填されている。図9(A)は、第1のスラブ導波路902に溝を形成する場合、図9(B)は、第2のスラブ導波路904に溝を形成する場合、図9(C)は、両方のスラブ導波路に溝を形成する場合を示している。また図10は図9(A)のアサーマルAWGのX−X線に沿った断面図である。ここで、906は同様に溝であり、908はシリコン基板、909は導波路コア、910はクラッドである。溝906は導波路コア909およびクラッド910の一部を取り除いて形成されており、導波路コア909を分断している。図9(B)及び図9(C)に示す構成のアサーマルAWGにおいても、溝906の断面の構成は図10に示されたものと同一である。
また、各溝は複数の溝に分割されている。これは、単一の溝よりも、放射損失を低減することが可能だからである。図9(A)〜(C)においてi番目のアレイ導波路の光路長Liは、Li=Li+(i−1)・ΔLと表され、一定量ΔLずつ順次長くなるよう設計されている。これに応じて、各アレイ導波路を通過する光波が、溝906によって第1のスラブ導波路902および第2のスラブ導波路904において分断される長さLi’はLi’=Li’+(i−1)・ΔL’と表され、ΔLに比例した量ΔL’ずつ順次長くなるような形状をしている。これらのAWGにおける透過中心波長λoは、
λo={na・ΔL−ns・ΔL’+n’・ΔL’}/M
と表される。ここで、naはアレイ導波路の実効屈折率、nsはスラブ導波路の実効屈折率、n’は温度補償材料の屈折率であり、MはAWGの回折次数である。このとき、n’はnsに近く、溝における光波の屈折角は十分小さいと仮定している。アサーマルAWGではΔL’/(ΔL−ΔL’)=−α/α’すなわちΔL’=ΔL/(1−α’/α)と設計されており、透過中心波長の温度依存性が補償されている。ここでαはアレイ導波路およびスラブ導波路の実効屈折率温度係数(α=dna/dT=dns/dT)、α’は温度補償材料の屈折率温度係数(α’=dn’/dT)である。
温度補償材料としては、特にα’がαと異符号であり、かつ|α’|が|α|に比較して十分大きいような材料が好ましい。このような条件の材料としては、例えば光学樹脂であるシリコーン樹脂があり、α’〜−35×αである。
国際公開第WO98/36299号パンフレット 特許第3498650号公報
波長合分波回路を実際の伝送システムにおいて動作させる場合には、その透過特性が所定の仕様を満たすとともに、回路における反射を所定レベル以下に抑える必要がある。これは、波長合分波回路に隣接して設置される光送信器や光増幅器に反射光が進入することで、それら装置の動作が不安定になることを防ぐためである。波長合分波回路において、ある入出力導波路から光波を入力した場合に、回路内の反射によって自らの導波路に戻る光波パワーの割合は「反射減衰量」と呼ばれ、他の並列する入出力導波路に出力する光波パワーの割合は「ディレクティビティ」と称される。一般的なWDM伝送システムにおいては反射減衰量、ディレクティビティともに40ないし45dBの減衰が必要とされる。しかしながら、従来のアサーマルAWGにおいては、これら反射減衰量、ディレクティビティの要求仕様を満足できない場合があった。
図11は、AWGを構成する石英系ガラス導波路の実効屈折率の温度依存性、および温度補償材料の屈折率の温度依存性を示すグラフである。ここで導波路は比屈折率差(Δ)1.5%、コア厚4.5μmのスラブ導波路、温度補償材料は屈折率が石英系ガラスに近く(室温付近で1.4程度)、屈折率の温度係数が石英系ガラスの約−35倍であるシリコーン樹脂を用いている。図12は、図11の導波路および光学樹脂の境界面にて生じるフレネル反射の計算結果を示したグラフである。両者の屈折率差につれて、より反射量が増大する傾向にある。図9(A)〜(C)の従来のアサーマルAWGにおいて、シリコーン樹脂が充填された溝とスラブ導波路との界面においては、アサーマルAWGを−40〜80℃の広い温度範囲で使用する場合には、最大−31dBのフレネル反射が生じる。
ここで図9(A)にあるように、第1のスラブ導波路902に溝906を形成したアサーマルAWGの反射特性について、具体的に考察する。アサーマルAWGはΔ1.5%、コア幅×コア厚4.5μm×4.5μmの導波路によって作製された、波長チャネル数40、波長チャネル間隔0.8nm(100GHz)の設計であるとする。このときアレイ導波路903の本数は150本であり、ΔLは約30μmで、ΔL’は1μmである。また溝906は複数の溝部分に分割している。これは、分割した各溝においてそれぞれ放射される光波が干渉し、全体として放射損失を抑制する効果があるためである。ここでこのアサーマルAWGの第2の入出力導波路905のあるポートから入力した光波が、自ポートまたは他の波長チャネルのポートに戻る反射の主経路は、第2のスラブ導波路904、アレイ導波路903を経て第1のスラブ導波路902に達し、分割された溝の各界面においてフレネル反射を生じ、再度アレイ導波路903に結合し、第2のスラブ導波路904を経て第2の入出力導波路905に到達するものである。上述のように、アサーマルAWGを−40〜80℃の広い温度範囲で使用する場合には、溝の各界面において最大−31dBのフレネル反射が生じるため、他の経路上の損失を4dB程度と勘案しても、およそ最大35dBの反射減衰量、またはディレクティビティ特性となる。
従来のアサーマルAWGにおけるこのような反射特性は、場合によっては伝送システム内の光送信器や光増幅器の動作を不安定にするため、伝送システムの設計に大きな制約を与える可能性があった。それゆえアサーマルAWGにおいては、その反射減衰量、およびディレクティビティ特性の改善が望まれてきた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、スラブ導波路に温度補償材料を挿入する構成のアサーマルAWGにおいて、反射減衰量およびディレクティビティ特性を改善し、反射特性に優れた波長合分波回路を提供することにある。
本発明では、温度補償材料とスラブ導波路との界面で反射した光波が、再度アレイ導波路に結合する際の結合効率に着目した。スラブ導波路を伝播する平面波は、ある結合効率でチャネル導波路である各アレイ導波路に結合する。図13は、図9(A)のアサーマルAWGにおける第1のスラブ導波路902とアレイ導波路903との接続部分を拡大した図である。また図14は、このスラブ導波路を伝播する平面波のアレイ導波路への結合効率と、平面波の傾きθとの関係性を示したグラフである。ここで、導波路はΔ1.5%、コア厚4.5μmである。隣接するアレイ導波路の間隔は9μm、スラブ導波路との接続部のコア幅は7μmとし、テーパ導波路によってコア幅4.5μmに変換されているとする。平面波がアレイ導波路に対して傾いているほど結合効率は劣化することが分かる。よって、上述の反射した光波がアレイ導波路に対して傾いていれば、アレイ導波路へ結合が抑制され、結果として反射減衰量およびディレクティビティが改善すると考えられる。
図15(A)〜(C)は、図9(A)にあるように、第1のスラブ導波路902に溝906を形成した従来のアサーマルAWGにおいて、複数に分割した溝の配置方法について、3つの例を示したものである。ここで溝は6つの部分906A〜906Fに分割されているとする。図15(A)は光波の進行方向に対して各溝が等幅で、かつ各溝の中心線の間隔が一定であるように配置する方法であり、特許文献2に開示されている配置方法である。ここで各溝の中心線の間隔は60μmとしている。図15(B)は、図15(A)と同様に各溝は等幅で、各溝の間に残された導波路の幅が一定であるように配置する方法で、図15(A)の配置より、干渉による放射損失の抑制効果がより顕著な配置と考えられている。ここで各溝の間に残された導波路の幅は30μmとしている。図15(C)は、図15(B)と同様に各溝の間に残された導波路の幅が一定で、端に位置する溝ほど溝幅が狭くなるよう配置する方法で、干渉の効果が小さい端の溝では比較的放射を小さくすることで、図15(B)の配置より、さらに放射損失を低減できる配置であると考えられている。ここで各溝の間に残された導波路の幅は30μmとし、6つの溝幅の比率は1:1.5:2:2:1.5:1としている。また図15(A)〜(C)の配置方法においては、溝906は第1のスラブ導波路902の中央付近に配置されているとする。
図16(A)〜16(C)は、図15(A)〜(C)の配置における溝906A〜906Fの各界面の、アレイ導波路903から伝播する光波に対する傾きφをそれぞれ示したものである。ここで傾きφは、図15(A)〜(C)に示すように、光波の進行方向に垂直な軸線に対する角度であり、アレイ導波路903側に傾いていればφ>0、第1の入出力導波路901側に傾いていればφ<0としている。また各界面は、該当する溝の第1の入出力導波路901側の界面を(1)、アレイ導波路903側の界面を(2)と表している。図16(A)〜16(B)には、各界面で反射した光波が再度アレイ導波路903に結合する際の結合効率についても併せて示している。ここで傾きφの溝界面で反射した光波は、アレイ導波路903に対してθ=|2φ|傾いて入射する平面波と考えられるので、図14の結果から結合効率を導いている。図15(A)の配置においては、全ての溝界面から反射する光波のアレイ導波路への結合効率が66%と大きく、図15(B)及び図15(C)の配置においては、一部結合効率の小さい界面もあるが、溝906Cの界面(2)と溝906Dの界面(1)においては、結合効率が76%と大きい。このように従来のアサーマルAWGにおいては、少なくとも一部の溝界面において反射した光波のアレイ導波路への結合効率が大きい。これは、溝配置の特性上φの最大最小の差が大きくなることは無く、かつφが0度を跨いで正負に分布しているためである。また図15(B)及び図15(C)のように比較的広い範囲で各界面のφが分布している場合でも、アサーマルAWGの反射減衰量およびディレクティビティ特性を決定づけるのは、最もアレイ導波路への結合効率が高い、すなわち最も|φ|の小さい界面で反射する光波である。したがって、アサーマルAWGの反射特性を改善するためには、反射が生じる全ての界面に対しての|φ|が大きな値になるようにすることが効果的であると考えられる。
以上の考察を踏まえ、請求項1に記載の発明は、予め定めた光路長差で順次長くなる導波路を有するアレイ導波路と、前記アレイ導波路の両端部に接続された第1のスラブ導波路および第2のスラブ導波路と、前記第1のスラブ導波路に接続された第1の入出力導波路と、前記第2のスラブ導波路に接続された第2の入出力導波路とを備えるアレイ導波路回折格子型の波長合分波回路であって、前記第1のスラブ導波路および前記第2のスラブ導波路の少なくとも一方に、前記アレイ導波路において温度変化によって生ずる光路長差変化を相殺する温度補償材料が、光波の進行方向に交差して配置され、前記温度補償材料が配置されたスラブ導波路面内において、前記温度補償材料の境界線が、光波の進行方向に垂直な軸線に対して、全て同じ向きに有限角度傾斜していることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、予め定めた光路長差で順次長くなる導波路を有するアレイ導波路と、前記アレイ導波路の両端部に接続される第1のスラブ導波路および第2のスラブ導波路と、前記第1のスラブ導波路に接続される第1の入出力導波路と、前記第2のスラブ導波路に接続される第2の入出力導波路とを備えるアレイ導波路回折格子型の波長合分波回路であって、前記第1のスラブ導波路および前記第2のスラブ導波路の少なくとも一方に、光波の進行方向に交差して導波路を分断する溝が配置され、前記溝には、前記溝が配置されたスラブ導波路の実効屈折率の温度係数とは異なる屈折率温度係数を有する温度補償材料が充填されて、前記アレイ導波路において温度変化によって生ずる光路長差変化が相殺され、前記溝が配置されたスラブ導波路面内において、前記溝の境界線が、光波の進行方向に垂直な軸線に対して、全て同じ向きに有限角度傾斜していることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記溝は、光波の進行方向に配列された複数の溝から構成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2または3において、前記アレイ導波路、前記第1のスラブ導波路および前記第2のスラブ導波路、ならびに前記第1の入出力導波路および前記第2の入出力導波路は、石英系ガラスで構成され、前記溝に充填された温度補償材料は、光学樹脂であることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれかにおいて、前記有限角度傾斜は、4度以上であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記有限角度傾斜は、6度以上であることを特徴とする。
本発明によれば、スラブ導波路に配置された温度補償材料の境界線が、光波の進行方向に垂直な軸線に対して全て同じ向きに有限角度傾斜していることにより、アサーマルAWG型の光波長合分波回路において、反射減衰量およびディレクティビティを改善し、反射特性に優れた波長合分波回路を実現することができる。
[第1の実施の形態]
本発明の第1の実施形態に係るアサーマルAWG型の光波長合分波回路について図1〜4を参照して説明する。図1は、回路の構成を示した平面図である。ここで、101は第1の入出力導波路、102は第1のスラブ導波路、103はアレイ導波路、104は第2のスラブ導波路、105は第2の入出力導波路、106は第1のスラブ導波路102上に形成された溝であり、温度補償材料としてシリコーン樹脂が充填されている。アレイ導波路103のi番目の導波路の光路長Liは、Li=Li+(i−1)・ΔLと表され、一定量ΔLずつ順次長くなるよう設計されている。これに応じて、各アレイ導波路を通過する光波が、溝106によって第1のスラブ導波路102において分断される長さLi’はLi’=Li’+(i−1)・ΔL’と表され、ΔLに比例した量ΔL’ずつ順次長くなるような形状をしている。各導波路は、比屈折率差1.5%、コア厚4.5μmの石英系ガラス導波路であり、入出力導波路101、105、およびアレイ導波路103のコア幅は4.5μmである。回路は波長チャネル数40、波長チャネル間隔0.8nm(100GHz)の特性を有し、アレイ導波路の本数は150本、ΔLは約30μm、ΔL’は約1μmである。
図2は、図1における第1のスラブ導波路102とその近傍を拡大して示す平面図である。本実施形態において、溝は6つの部分106A〜106Fに分割されており、光波の進行方向に対して各溝は等幅で、かつ各溝の中心線の間隔が一定であるように配置されている。ここで各溝の中心線の間隔は60μmとしている。本実施形態のアサーマルAWGは、アレイ導波路103から伝播する光波の進行方向に垂直な軸線に対して、各溝106A〜106Fの界面のなす角度φが、全てφ>0となっていることを特徴とする。換言すると、温度補償材料の境界線が、光波の進行方向に垂直な軸線に対して、全て同じ向きに有限角度傾斜している。
ここで、本実施例のアサーマルAWGの反射特性を決定付けるのは、上述の角度の絶対値|φ|が最小となる溝界面での反射である。この最小値を|φ|minと表す。図3は、|φ|min=4度となるように設計した場合の、各溝界面のφの分布を示したものである。ここで各溝界面は、該当する溝の第1の入出力導波路101側の界面を(1)、アレイ導波路103側の界面を(2)と表している。図3より、全ての界面においてφ>4度となっていることが分かる。図4は、|φ|min=0、4、5、6度における、当該溝界面で反射した光波のアレイ導波路103への結合効率を示す。また図4には、同条件での、アサーマルAWGの反射減衰量またはディレクティビティも併せて示している。これら反射特性においては、当該溝界面でのフレネル反射量は−31dBであるとし、第1のスラブ導波路102、アレイ導波路103、第2のスラブ導波路104、第2の入出力導波路105を各1回通過する光波の損失は2dBであるとした。またここで、|φ|min=0度の場合は従来のアサーマルAWGの構成に相当し、|φ|min=4、5、6度の場合が本発明の構成例である。図4より、従来構成においては、反射減衰量またはディレクティビティが36dBであるのに対し、本発明においては、角度φが全てφ>0、すなわち|φ|min>0であることにより、反射減衰量またはディレクティビティが改善する。例えば|φ|min=4度では43dB、|φ|min=5度では51dB、|φ|min=6度では63dBである。よって本発明により、反射特性に優れたアサーマルAWGが実現され、WDM伝送システムで要求される反射特性仕様を満足する光波長合分波回路を提供することが可能である。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施形態に係るアサーマルAWG型の光波長合分波回路について説明する。本実施形態のアサーマルAWGの構成は、図1と同様である。アレイ導波路103は一定量ΔLずつ順次長くなるよう設計されており、これに応じて、各アレイ導波路を通過する光波が、溝106によって分断される長さが、ΔLに比例した量ΔL’ずつ順次長くなるような形状をしている。各導波路は比屈折率差1.5%、コア厚4.5μmの石英系ガラス導波路であり、入出力導波路およびアレイ導波路のコア幅は4.5μmである。回路は波長チャネル数40、波長チャネル間隔0.8nm(100GHz)の特性を有し、アレイ導波路の本数は150本、ΔLは約30μm、ΔL’は約1μmである。
図5は第2の実施形態における第1のスラブ導波路102とその近傍を拡大して示す平面図である。本実施形態において、溝は6つの部分106A〜106Fに分割されており、光波の進行方向に対して各溝は等幅で、かつ各溝の間に残された導波路の幅が一定であるように配置されている。ここで各溝の間に残された導波路の幅は30μmとしている。本実施例のアサーマルAWGは、アレイ導波路103から伝播する光波の進行方向に垂直な軸線に対して、各溝106A〜106Fの界面のなす角度φが、全てφ>0となっていることを特徴とする。
ここで、上述した角度φの絶対値の最小値|φ|minと表す。図6は、|φ|min=4度となるように設計した場合の、各溝界面のφの分布を示したものである。溝106Aの(1)界面において、|φ|=|φ|minとなっており、全ての界面においてφ>4度となっているのが分かる。本実施形態における、|φ|min=0、4、5、6度の場合の、当該溝界面で反射した光波のアレイ導波路103への結合効率、および、同条件での、アサーマルAWGの反射減衰量またはディレクティビティは、図4と全く同様である。ただし、当該溝界面でのフレネル反射量は−31dBであるとし、第1のスラブ導波路102、アレイ導波路103、第2のスラブ導波路104、第2の入出力導波路105を各1回通過する光波長の損失は2dBであるとした。図4より、従来構成においては、反射減衰量またはディレクティビティが36dBであるのに対し、本発明においては、角度φが全てφ>0,すなわち|φ|min>0であることにより、反射減衰量またはディレクティビティが改善する。例えば|φ|min=4度では43dB、|φ|min=5度では51dB、|φ|min=6度では63dBである。よって本発明により、反射特性に優れたアサーマルAWGが実現され、WDM伝送システムで要求される反射特性仕様を満足する光波長合分波回路を提供することが可能である。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施形態に係るアサーマルAWG型の光波長合分波回路について説明する。本実施形態のアサーマルAWGの構成は、図1と同様である。アレイ導波路103は一定量ΔLずつ順次長くなるよう設計されており、これに応じて、各アレイ導波路を通過する光波が、溝106によって分断される長さが、ΔLに比例した量ΔL’ずつ順次長くなるような形状をしている。各導波路は、比屈折率差1.5%、コア厚4.5μmの石英系ガラス導波路であり、入出力導波路およびアレイ導波路のコア幅は4.5μmである。回路は波長チャネル数40、波長チャネル間隔0.8nm(100GHz)の特性を有し、アレイ導波路の本数は150本、ΔLは約30μm、ΔL’は約1μmである。
図7は、第3の実施形態における第1のスラブ導波路102とその近傍を拡大して示す平面図である。本実施形態において、溝は6つの部分106A〜106Fに分割されており、各溝の間に残された導波路の幅が一定で、端に位置する溝ほど溝幅が狭くなるよう配置されている。ここで各溝の間に残された導波路の幅は30μmとしている。本実施形態のアサーマルAWGは、アレイ導波路103から伝播する光波の進行方向に垂直な軸線に対して、各溝106A〜106Fの界面のなす角度φが、全てφ>0となっていることを特徴とする。
ここで、前記角度φの絶対値の最小値を|φ|minと表す。図8は、|φ|min=4度となるように設計した場合の、各溝界面のφの分布を示したものである。溝106Aの(1)界面において、|φ|=|φ|minとなっており、全ての界面においてφ>4度となっているのが分かる。本実施形態における、|φ|min=0、4、5、6度の場合の、当該溝界面で反射した光波のアレイ導波路103への結合効率、および、同条件での、アサーマルAWGの反射減衰量またはディレクティビティは、図4と全く同様である。ただし、当該溝界面でのフレネル反射量は−31dBであるとし、第1のスラブ導波路102、アレイ導波路103、第2のスラブ導波路104、第2の入出力導波路105を各1回通過する光波長の損失は2dBであるとした。図4より、従来構成においては、反射減衰量またはディレクティビティが36dBであるのに対し、本発明においては、角度φが全てφ>0、すなわち|φ|min>0であることにより、反射減衰量またはディレクティビティが改善する。例えば|φ|min=4度では43dB、|φ|min=5度では51dB、|φ|min=6度では63dBである。よって本発明により反射特性に優れたアサーマルAWGが実現され、WDM伝送システムで要求される反射特性仕様を満足する光波長合分波回路を提供することが可能である。
[まとめ]
以上3つの実施形態から、本発明の光波長合分波回路では、従来例に比較して、反射減衰量またはディレクティビティが改善することが確認された。この結果本発明により、反射特性に優れた波長合分波回路を得ることが可能である。
また、本発明においては、各溝界面の傾斜角φに関して、その絶対値の最小値|φ|minが、特に4度以上であることが好ましい。これは|φ|≧4度であれば、反射した光波のアレイ導波路との結合損失が10dB以上となり、光波長合分波回路の反射減衰量およびディレクティビティは、溝界面での反射量減衰量より少なくとも10dBは良いはずであるから、大抵の反射特性仕様を満足できると考えられるためである。しかし極めて優れた反射特性仕様が要求される場合に関しては、|φ|minが、特に6度以上であることが更に好ましい。これは|φ|≧6度であれば、反射した光波のアレイ導波路との結合損失が30dB以上となり、光波長合分波回路の反射減衰量およびディレクティビティは、溝界面での反射量減衰量より少なくとも30dBは良いはずであるから、極めて優れた反射特性が得られると考えられるためである。
一方|φ|minは、特に30度以下であることが好ましい。|φ|≦30度であれば、反射した光波のアレイ導波路との結合損失は50dB以上であり、光波長合分波回路の反射特性は十分に良好である。また必要以上に|φ|minを大きく設計すると、光波長合分波回路の透過特性が劣化する可能性があるためである。
全ての実施形態では、第1のスラブ導波路に溝を形成し温度補償材料を充填する構成を示したが、本発明の適用範囲は、この構成に限定されるものではなく、溝を第2のスラブ導波路に形成する構成、および第1および第2のスラブ導波路の両方に形成する構成においても、同様に効果を得ることができる。
全ての実施形態では、導波路の比屈折率差、コア幅及びコア厚を特定の値に限定したが、本発明の適用範囲は、この値に限定されるものではない。
全ての実施形態では、AWGの設計パラメータを特定の値に限定したが、本発明の適用範囲は、このパラメータに限定されるものではない。
全ての実施形態では、溝の分割数を特定の値に限定したが、本発明の適用範囲は、この数に限定されるものではない。
全ての実施形態では、全ての溝界面においてφ>0の場合を示したが、本発明の適用範囲はこの条件に限定されるものではなく、全ての溝界面においてφ<0の場合であっても、同様に効果を得ることができる。温度補償材料の境界線が、光波の進行方向に垂直な軸線に対して全て同じ向きに有限角度傾斜していればよい。
全ての実施形態では、温度補償材料としてシリコーン樹脂を使用したが、本発明の適用範囲は、この材料に限定されるものではなく、導波路の実効屈折率温度依存性と異なる屈折率温度依存性を有する材料を適用したアサーマルAWGにおいて、同様に効果を得ることができる。温度補償材料として、エポキシ樹脂、フッ素樹脂等の光学樹脂の使用が考えられる。
全ての実施形態では、スラブ導波路上に形成した溝に、温度補償材料を充填する形態を示したが、本発明の適用範囲は、この形態に限定されるものではなく、スラブ導波路を分断して、温度補償材料を間に挿入する形態の全てのアサーマルAWGにおいて、同様に効果を得ることができる。
本発明の第1、第2および第3の実施形態に係る光波長合分波回路の構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光波長合分波回路において、図1の溝106とその近傍を拡大して示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る光波長合分波回路において、|φ|min=4度の場合の、各溝界面におけるφの分布を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る光波長合分波回路において、|φ|min=0、4、5、6度の場合の、溝界面で反射した光波のアレイ導波路103への結合効率、および、同条件での回路の反射減衰量またはディレクティビティを示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る光波長合分波回路において、図1の溝106とその近傍を拡大して示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光波長合分波回路において、|φ|min=4度の場合の、各溝界面におけるφの分布を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る光波長合分波回路において、図1の溝106とその近傍を拡大して示す平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光波長合分波回路において、|φ|min=4度の場合の、各溝界面におけるφの分布を示す図である。 (A)は、従来技術における、第1のスラブ導波路に溝を形成するタイプのアサーマルAWGの構成を示す平面図であり、(B)は、第2のスラブ導波路に溝を形成するタイプのアサーマルAWGの構成を示す平面図であり、(C)は、両方のスラブ導波路に溝を形成するタイプのアサーマルAWGの構成を示す平面図である。 図9(A)のアサーマルAWGのX−X線に沿った断面図である。 AWGを構成する石英系ガラス導波路の実効屈折率の温度依存性、および温度補償材料の屈折率の温度依存性を示す図である。 図11の導波路と光学樹脂の境界面にて生じるフレネル反射の計算結果を示す図である。 図9(A)のアサーマルAWGにおける第1のスラブ導波路902とアレイ導波路903との接続部分を拡大した図である。 スラブ導波路を伝播する平面波のアレイ導波路への結合効率と、平面波の傾きθとの関係性を示す図である。 (A)は、従来技術における、第1のスラブ導波路に溝を形成するタイプのアサーマルAWGにおいて、光波の進行方向に対して各溝が等幅で、かつ各溝の中心線の間隔が一定であるように、複数に分割した溝を配置したものを示す図であり、(B)は、従来技術における、第1のスラブ導波路に溝を形成するタイプのアサーマルAWGにおいて、各溝は等幅で、各溝の間に残された導波路の幅が一定であるように、複数に分割した溝を配置したものを示す図であり、(C)は、従来技術における、第1のスラブ導波路に溝を形成するタイプのアサーマルAWGにおいて、各溝の間に残された導波路の幅が一定で、端に位置する溝ほど溝幅が狭くなるように、複数に分割した溝を配置したものを示す図である。 (A)〜(C)は、図15(A)〜(C)の配置における溝906A〜906Fの各界面の、アレイ導波路903から伝播する光波に対する傾きφ、および、各界面で反射した光波が再度アレイ導波路903に結合する際の結合効率をそれぞれ示した図である。
符号の説明
107、907 波長合分波回路
101、901 第1の入出力導波路
102、902 第1のスラブ導波路
103、903 アレイ導波路
104、904 第2のスラブ導波路
105、905 第2の入出力導波路
106、906 溝
908 シリコン基板
909 導波路コア
910 クラッド

Claims (6)

  1. 予め定めた光路長差で順次長くなる導波路を有するアレイ導波路と、
    前記アレイ導波路の両端部に接続された第1のスラブ導波路および第2のスラブ導波路と、
    前記第1のスラブ導波路に接続された第1の入出力導波路と、
    前記第2のスラブ導波路に接続された第2の入出力導波路と
    を備えるアレイ導波路回折格子型の波長合分波回路であって、
    前記第1のスラブ導波路および前記第2のスラブ導波路の少なくとも一方に、前記アレイ導波路において温度変化によって生ずる光路長差変化を相殺する温度補償材料が、光波の進行方向に交差して配置され、
    前記温度補償材料が配置されたスラブ導波路面内において、前記温度補償材料の境界線が、光波の進行方向に垂直な軸線に対して、全て同じ向きに有限角度傾斜している
    ことを特徴とする光波長合分波回路。
  2. 予め定めた光路長差で順次長くなる導波路を有するアレイ導波路と、
    前記アレイ導波路の両端部に接続される第1のスラブ導波路および第2のスラブ導波路と、
    前記第1のスラブ導波路に接続される第1の入出力導波路と、
    前記第2のスラブ導波路に接続される第2の入出力導波路と
    を備えるアレイ導波路回折格子型の波長合分波回路であって、
    前記第1のスラブ導波路および前記第2のスラブ導波路の少なくとも一方に、光波の進行方向に交差して導波路を分断する溝が配置され、
    前記溝には、前記溝が配置されたスラブ導波路の実効屈折率の温度係数とは異なる屈折率温度係数を有する温度補償材料が充填されて、前記アレイ導波路において温度変化によって生ずる光路長差変化が相殺され、
    前記溝が配置されたスラブ導波路面内において、前記溝の境界線が、光波の進行方向に垂直な軸線に対して、全て同じ向きに有限角度傾斜している
    ことを特徴とする光波長合分波回路。
  3. 前記溝は、光波の進行方向に配列された複数の溝から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の光波長合分波回路。
  4. 前記アレイ導波路、前記第1のスラブ導波路および前記第2のスラブ導波路、ならびに前記第1の入出力導波路および前記第2の入出力導波路は、石英系ガラスで構成され、
    前記溝に充填された温度補償材料は、光学樹脂である
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の光波長合分波回路。
  5. 前記有限角度傾斜は、4度以上であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光波長合分波回路。
  6. 前記有限角度傾斜は、6度以上であることを特徴とする請求項5に記載の光波長合分波回路。
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