JP2009260812A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009260812A
JP2009260812A JP2008109240A JP2008109240A JP2009260812A JP 2009260812 A JP2009260812 A JP 2009260812A JP 2008109240 A JP2008109240 A JP 2008109240A JP 2008109240 A JP2008109240 A JP 2008109240A JP 2009260812 A JP2009260812 A JP 2009260812A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
segment
digital broadcast
scan
broadcasting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008109240A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyasada
浩 宮定
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008109240A priority Critical patent/JP2009260812A/ja
Publication of JP2009260812A publication Critical patent/JP2009260812A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】チャネルをスキャンする場合に、不要となるチャネルを除外することにより、効率よくチャネルのスキャンが実行できるデジタル放送受信装置を適用すること。
【解決手段】放送局から地上波デジタル放送を受信する受信部と、前記受信部により受信された地上波デジタル放送から、所定のチャネルを選局して受信するチューナ部と、前記チューナ部が選局可能なチャネルを記憶するチャネルリストと、前記地上波デジタル放送において、選局可能なチャネルを判定するために、前記地上波デジタル放送をスキャンする制御を行うスキャン制御部と、を備え、前記スキャン制御部は、前記チャネルリストに記憶されているチャネルを除外して選局可能なチャネルを判定するためにスキャンする制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル放送受信装置に関する。
従来から、放送局から送信される地上波デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置が知られている。まず、図10を用いて従来の地上波デジタル放送の方式について説明する。図10に示すように、地上波デジタル放送は、1チャネルあたり6HMzの幅の帯域を、428KHzずつ「0」から「12」の13セグメントに分割されている。
近年、例えば携帯電話やカーナビゲーション装置等の移動可能な装置において地上波デジタル放送が受信できる装置が知られている。これらの移動可能なデジタル放送受信装置の場合、当該装置の位置に応じて、受信可能な放送局(チャネル)が異なる。したがって、デジタル放送受信装置が受信可能な放送局(チャネル)を調べる必要が有る。
このとき、例えば、利用者が現在端末のある場所を選択することにより、当該選択された場所に対応して受信可能なチャネルリストが選択される方法や、デジタル放送受信装置が、全チャネルをスキャンすることにより、デジタル放送として受信可能なチャネルを検出する方法等が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
一例として、移動端末向けの放送であるワンセグ放送の場合を説明する。ワンセグ放送の場合、地上波デジタル放送の中央のセグメント(セグメント0)が利用されている。したがって、チャネル毎にセグメント0をサーチしていき、放送チャネルの存在の有無を判断する手法が採られている。そして、放送チャネルが有る場合、受信可能なチャネルとしてチャネルリストに記憶する。利用者は、チャネルを選局する場合にチャネルリストを参照することにより、当該装置が受信可能なチャネルを容易に選択できることとなる。
一方、地上波デジタル放送方式を拡張した方式としてセグメント分離放送方式が知られている。セグメント分離放送方式は、上述したワンセグ放送とはことなり、「0」〜「12」のセグメントのうち任意のセグメントで放送サービスを構成することができる。
(例えば、非特許文献2参照)
取扱説明書 FOMA SH905i、[online]、NTTドコモ、http://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/support/trouble/manual/download/905i/sh905i/SH905i_J_14.pdf NHKによるワンセグ連結再送信放送、http://www.nhk.or.jp/strl/publica/giken_dayori/jp2/rd-0702-2.html
ここで、上述したセグメント分離放送方式に対応する受信機では、同放送方式の放送サービスを見つけるために、チャネル毎に13セグメント総てをスキャンしていく必要が有る。この場合、従来方式によるセグメント0のみをサーチする方法と比較すると、理論上最大13倍のスキャン時間がかかってしまうといった問題があった。
そこで、セグメント分離放送方式を利用することにより、地上波デジタル放送サービスエリア内の一部で提供するコンテンツ放送のサービスを、局地毎に行うことが現在検討されている。この場合、従来の地上波デジタル放送(ワンセグ放送)で既に使用されている周波数チャネルは利用せず、混信を防ぐため、その場所における空きチャネルを利用して放送することが見込まれる。
セグメント分離放送をスキャンする場合、セグメント分離放送方式が行われていないと想定されるワンセグ放送のチャネルについても、従来の方式ではスキャンする必要が有った。それにより、余計なチャネルをスキャンする必要が生じ、所望する放送サービスをスキャンするのに時間がかかってしまうといった問題点が生じていた。
そこで、上述した課題に鑑み本発明が目的としているところは、チャネルをスキャンする場合に、スキャンが不要となるチャネルを除外することにより、効率よくチャネルのスキャンが実行できるデジタル放送受信装置を適用することである。
上述した課題に鑑み、本発明のデジタル放送受信装置は、放送局からデジタル放送を受信する受信部と、前記受信部により受信されたデジタル放送からチャネルを選局して受信するチューナ部と、前記チューナ部が選局可能なチャネルを記憶するチャネルリストと、前記デジタル放送において、選局可能なチャネルを判定するために、前記デジタル放送をスキャンする制御を行うスキャン制御部と、を備え、前記スキャン制御部は、前記チャネルリストに記憶されているチャネルを除外して選局可能なチャネルを判定するためにスキャンする制御を行うことを特徴とする。
また、本発明のデジタル放送受信装置において、前記スキャン制御部は、前記チャネルの中に含まれる複数のセグメントの中から、一のセグメントをサーチすることにより、当該チャネルが選局可能か否かを判定することを特徴とする。
また、本発明のデジタル放送受信装置において、前記スキャン制御部は、前記受信部により受信された地上波デジタル放送の種類に応じて、サーチするセグメントを決定することを更に備えることを特徴とする。
また、本発明のデジタル放送受信装置において、前記スキャン制御部は、スキャンで受信した放送信号の内容に応じて、前記スキャンにおける次にサーチする周波数へのインクリメントの幅を決定することを特徴とする。
また、本発明のデジタル放送受信装置において、前記チャネルリストは、前記チューナにより受信したチャネルの受信強度を判別値として更に記憶しており、前記スキャン制御部は、現在の位置におけるチャネルの受信強度が、前記チャネルリストに記載された判別値以下であれば、前記判別値以下の受信強度のチャネルをスキャン対象にすることを特徴とする。
前記スキャン制御部は、前回実施したスキャンにより発見されたセグメント分離放送のチャネルを、スキャン対象に含めることを特徴とするデジタル放送受信装置。
本発明のデジタル放送受信装置は、放送局から1チャネルが13セグメントから構成される地上波デジタル放送を受信する受信部と、前記受信部により受信された地上波デジタル放送から、指定されたチャネルの0セグメントを受信するチューナ部と、前記チューナ部が選局可能なチャネルを記憶するチャネルリストと、前記地上波デジタル放送において、選局可能なチャネルを判定するために、前記地上波デジタル放送の0セグメントをサーチして各チャネルをスキャンする制御を行うスキャン制御部と、を備え、前記スキャン制御部は、前記チャネルリストに記憶されているチャネルを除外して選局可能なチャネルを判定するためにスキャンする制御を行うことを特徴とする。
上述したように、本発明によれば、放送局から地上波デジタル放送を受信し、受信された地上波デジタル放送から、所定のチャネルを選局して受信するチューナ部と、前記チューナ部が選局可能なチャネルを記憶するチャネルリストと、前記地上波デジタル放送において、選局可能なチャネルを判定するために、前記地上波デジタル放送をスキャンする制御を行うスキャン制御部と、を備えるデジタル放送受信装置について、チャネルリストに記憶されているチャネルを除外して選局可能なチャネルを判定するためにスキャンする制御を行うこととなる。したがって、デジタル放送装置が全チャネルを新たにスキャンしてチャネルを登録するときに比べて、所要時間を大幅に短縮することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。なお、本実施形態では、一例として、本発明におけるデジタル放送受信装置を、地上波デジタル放送受信機能を備えた携帯電話に適用した場合について説明する。
図1は、携帯電話1の外観を示す図である。携帯電話1は、表示部50と、入力部60と、スピーカ75と、マイク85とを備えている。また、地上波デジタル放送を受信するための地上波デジタル放送受信用アンテナ38が接続されている。
図2は、携帯電話1の機能構成を説明するためのものである。携帯電話1は、図2に示すように制御部10に、バスを介して通信制御部20と、デコーダ部30と、記憶部40と、表示部50と、入力部60と、音声復号部70と、音声符号化部80とが接続されている。また、通信制御部20には、通信用RF部25を介して通信用アンテナ28が接続され、デコーダ部30には、TV用RF部35を介して地上波デジタル放送受信用アンテナ38が接続されている。
また、音声復号部70にはスピーカ75が接続され、音声符号化部80にはマイク85が接続されている。
制御部10(スキャン制御部)は、携帯電話1の各種動作及び制御を行う機能部である。また、携帯電話1に記憶されている各種プログラムを読み出し、実行することにより各処理を実現する機能部である。
通信制御部20は、通信用RF部25を制御することにより、通信用アンテナ28を介して携帯電話に係る通信用の信号を送受信する制御を行う。なお、携帯電話1における通話・通信において使用される制御は、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)方式や、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、GSM(Global System for Mobile Communications)等、既存の方式のいずれかを用いても良く、その詳細な説明は省略する。
TV用RF部35は、放送局から、OFDM変調にて送信された地上波デジタル放送を、地上波デジタル放送受信用アンテナ38を介して受信する。そして、内蔵するチューナ部により、受信された放送波から所望する番組(チャネル)をTV用RF部35により選局し、トランスポートストリーム(TS)としてデコーダ部30に出力する。
デコーダ部30は、TV用RF部から入力されたトランスポートストリーム(TS)をデコードする機能部である。トランスポートストリーム(TS)から、映像データや音声データ等がデコードされる。映像データは表示部50に、音声データは音声復号部70にそれぞれ出力される。
記憶部40は、携帯電話1におけるプログラムや、データ、各種設定等を記憶する随時書き込み可能なメモリである。記憶部40は、半導体メモリ(例えばDRAM、メモリカード)等の記憶装置により構成されている。また、本実施形態においては、記憶部40にはチャネルリスト42が記憶されている。
チャネルリスト42は、携帯電話1が地上波デジタル放送を受信する場合の受信チャネルを記憶しているリストである。ここで、チャネルリスト42は、ワンセグ用チャネルリスト422と、セグメント分離放送用チャネルリスト424とを含んでいる。
ワンセグ用チャネルリスト422は、携帯電話1がワンセグ放送を受信する場合に参照するチャネルリストである。ワンセグ用チャネルリスト422は、図3に示すようにチャネル番号(例えば、「13」)と、放送局名(例えば、「△△放送」)とを対応づけて記憶している。
セグメント分離放送用チャネルリスト424は、携帯電話1がセグメント分離放送を受信する場合に参照するチャネルリストである。セグメント分離放送用チャネルリスト424は、図4に示すようにチャネル番号(例えば、「18」)と、セグメント(例えば、「3」)と、放送局名(例えば、「△□ローカル放送」)とを対応づけて記憶している。
表示部50は、携帯電話1において、各種文字列や映像等を表示する為の機能部である。ここで、表示部50は、TFT(Thin Film Transistor)液晶や、有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等により実現される。
入力部60は、ユーザから入力された操作を、制御部10に伝えるための機能部である。ここで、入力部60は、図1に示すように、本実施形態においてはボタンを用いたものを例として説明するが、他にタッチパネル等においても実現可能なことは勿論である。
音声復号部70は、入力された音声データを復号し、音声信号としてスピーカ75に出力する機能部である。スピーカ75は、音声復号部70から入力された音声信号を出力する。なお、本実施形態においては、音声出力装置の一例としてスピーカを用いて説明するが、イヤホン等の他の同様の装置でも良いことは勿論である。
音声符号化部80は、マイク85から入力された音声信号を符号化し、音声データとして出力する機能部である。
〔処理の流れ〕
つづいて、携帯電話1における処理について、図5及び図6の動作フローを用いて説明する。
まず、制御部10は、起動処理を終えると各種のイベントを検出する(ステップS10)。ここで、イベントとは、例えば入力部60からキー入力のイベントを検出した場合や、通信制御部20による電話着信のイベントを検出した場合等をいう。そして、イベントを検出すると(ステップS10;Yes)、検出したイベントの種類を判別する。
まず、イベントが地上波デジタル放送(地デジ)でのスキャンの指示(トリガ)であった場合(ステップS12;Yes)、すなわち携帯電話1のアプリケーションでワンセグ機能を起動し、チャンネルスキャンを行う操作をした場合には、制御部10はTV用RF部35に地上波デジタル放送受信モードでのスキャンの指示を行う(ステップS14)。
ここで「地上波デジタル放送受信モード」とは、地上波デジタル放送におけるワンセグ放送を受信するために、各チャネルにおいてセグメント0のみをサーチするようチューナを制御するような、チューナの制御形態を指す。
また、本実施形態において、「スキャン」とは、複数のセグメントや、チャネルを調べるときに用いることとし、「サーチ」とは、特定のセグメント(1つのセグメント)を調べるときに「サーチ」ということとする。
TV用RF部35は、UHF帯の「13」chから順に、「62」chまでの各チャネルにおいて、番号0〜12の13セグメントに分割された内のセグメント0のみをサーチ対象とし、スキャンを実行する。そして、サーチ中にチューナにより放送波が受信できている場合(チューナがロックできた場合)、受信したトランスポートストリーム(TS)をデコーダ部30へ受け渡すこととなる。
デコーダ部30によりトランスポートストリーム(TS)が解析された結果、スキャン中の当該チャネルにおいて放送サービスが発見されると(ステップS16;Yes)、制御部10はワンセグ用チャネルリスト422に、発見した放送サービスの放送局名とチャネル番号とを対応づけて記憶する(ステップS18)。
ワンセグ用チャネルリスト422に、チャネルを登録した後、制御部10は当該チャネルがラストチャネル(「62」ch)であるかを判定する(ステップS20)。当該チャネルがラストチャネルでなければ(ステップS20;No)、TV用RF部35の設定を次のチャネルのセグメント0へインクリメントさせて(すなわち、6MHz増加させて)ステップS14から処理を実行する(ステップS22→ステップS14)。
他方、当該チャネルがラストチャネルであれば(ステップS20;Yes)、地上波デジタル放送受信モードでのスキャンは完了したと判定され、ステップS10のイベント待ち状態に遷移する。
また、ステップS16において、放送サービスが見つからなかった場合(ステップS16;No)、制御部10は何も行わずにステップS20に処理を移し、当該チャネルがラストチャネルか否かの確認を行う処理へと繋がる。ステップS20に移った後の処理は、放送サービスが発見された場合と同様である。
次に、検出されたイベントがセグメント分離放送でのスキャンのイベント(トリガ)であった場合(ステップS12;No→ステップS22;Yes)、すなわち携帯電話1のアプリケーションでセグメント分離放送受信機能を起動しスキャンを行う操作をした場合は、後述する図6のステップS30に処理が移り実行される。
また、検出されたイベントが「地デジでのスキャン」でも、「セグメント分離放送でのスキャン」でもない場合には(ステップS12;No→ステップS22;No)、制御部10は、検出されたイベントに応じた処理を実行し、次のイベントの検出する待ち状態に遷移する(ステップS24→ステップS10)。
つづいて、イベントがセグメント分離放送でのスキャンのイベントを検出された場合の、ステップS30からの処理について図6を用いて説明する。
なお「セグメント分離放送受信モード」とは、セグメント分離放送を受信するために、各チャネルにおいて任意のセグメントをサーチするようチューナを制御するような、チューナの制御形態を指す。
制御部10は、TV用RF部35に対し、セグメント分離放送受信モードでのスキャン指示を行うと共に、記憶部40のチャネルリスト42に記憶されている、直前までワンセグ機能で使用されていたワンセグ用チャネルリスト422を参照し、スキャン中の当該チャネルがワンセグ用チャネルリスト422に存在するチャネルか否かを判定する(ステップS30)。
ここで、スキャン中の当該チャネルが、参照するワンセグ用チャネルリスト422に含まれていれば(ステップS30;Yes)、制御部10は当該チャネルでセグメント分離放送が行われていることはないと判断し(ステップS32)、当該チャネル(すなわち13セグメント分のスキャン)をスキップしてS30へ処理を移す。
スキャン中の当該チャネルがワンセグ用チャネルリストに含まれていない場合(ステップS30;No)、次に、ユーザからの指定で、アプリケーションへのスキャン対象とするためのセグメント番号設定があるか否かを確認する(ステップS34)。
ユーザによるスキャン対象のセグメント番号設定がない場合は(ステップS34;No)、現在スキャン中のチャネルにおけるスキャン対象セグメントを、「0」〜「12」として、総てのセグメントに対してスキャン動作を実行する。すなわち、スキャン中のチャネルにおいて、任意の順で13のセグメントに対し、1つずつ(すなわち、428kHz単位で)セグメント分離放送サービスの有無を確認していくこととなる。
ここで1つのセグメントの帯域が428kHzとなるのは、チャネルあたり6MHzを14等分(6MHz÷14≒428kHz)した内の13が放送用セグメント、残りの1つが隣接チャネルとの混信を防ぐためのガードバンドとして構成されているためである。
他方、ユーザによりセグメント番号の設定がある場合には(ステップS34;Yes)、設定された番号のセグメントのみをサーチすることによりスキャン動作を実行する(ステップS38)。
スキャンの結果、セグメント分離放送サービスが検出されると(ステップS40;Yes)、制御部10はセグメント分離放送用チャネルリスト424に、発見した放送サービスの放送局とチャネル、セグメント番号とを対応づけて登録する(ステップS42)。
つづいて、制御部10は当該チャネルがラストチャネルであるかを判定する(ステップS44)。当該チャネルがラストチャネルでなければ(ステップS44;No)、スキャンするチャネルをインクリメントし、ステップS30から処理を繰り返し実行する(ステップS46→ステップS30)。他方、当該チャネルがラストチャネルであれば(ステップS44;Yes)、セグメント分離放送モードでのスキャンは完了となり、図5のステップ10に処理が遷移する。
〔動作例〕
具体的に、携帯電話1における動作について、図を用いて具体的に説明する。図7は、携帯電話1の表示部50において表示される表示画面W100の一例を示した図である。
表示画面W100には、ワンセグ用チャネルリスト422の内容が表示されている。図5のステップS14において、セグメント0がサーチされ、放送サービスが発見されたチャネルがワンセグ用チャネルリスト422に記憶される。そして、当該ワンセグ用チャネルリスト422に記憶されているチャネル番号と、放送局名とが表示画面W100に表示されている。
利用者は、表示画面W100に表示されているチャネルリストを参照して、所望するチャネルを選択することができるようになる。
つづいて、図8の表示画面W102は、セグメント分離放送用のチャネルリストを表示する場合の一例を示す図である。例えば、セグメント分離放送受信モードで、スキャン前に、地デジ(ワンセグ)受信モードで使用されていたワンセグ用チャネルリスト422は、例えば図7で示した通りである。したがって、この携帯電話1が位置するワンセグの放送エリアでは、「13」ch〜「17」chの周波数においてワンセグ放送が構成されており、周波数が使用されていることがわかる。
この状態において、セグメント分離放送受信モードでスキャンを行うと、ワンセグの放送チャネル「13」ch〜「17」chを除いた、当該放送エリアでの「空きチャネル」(「18」ch〜「62」ch)の中からセグメント分離放送サービスをスキャンすることになり、「13」ch〜「17」chをスキップすることとなる。したがって、ワンセグ用チャネルリスト422に記憶されているチャネルを除外する分、スキャンの所要時間を短縮できることになる。そして、セグメント分離放送用チャネルリスト424に新たなチャネルが記憶され、当該セグメント分離放送用チャネルリスト424に記憶されたチャネルリストが図8の表示画面W102に表示されている。
ここで、表示画面W102によると、「18」chのセグメント番号「3」及び「10」と、「20」chのセグメント番号「0」、「4」及び「9」の5つのセグメント分離放送サービスとして記憶されたことを示している。
以上のように、本実施形態によれば、デジタル放送受信装置で受信可能な新しいチャネルを検出する際に、それまでデジタル放送受信装置で受信可能に設定されていたチャネル(ワンセグ用チャネルリスト422に記載されたチャネル)を除外してスキャンすることにより、全チャネルをスキャンする場合に比べて所要時間を短縮できることとなる。
〔変形例〕
上述したように、本実施形態においてはデジタル受信装置を携帯電話に適用した場合について説明したが、適用可能な装置は携帯電話に限られるものではない。例えば、地上波デジタル放送受信機能を備えたカーナビゲーションシステム、コンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)等、地上波デジタル放送を受信する機能を備えた他の装置にも適用可能である。
また、チャネルをサーチする場合のインクリメントの幅について、放送データ毎に応じて変えても良い。この場合についての動作について、図11及び図12を用いて説明する。図11及び図12は、図5及び6の動作フローに、特有の処理に係る内容を記載したものであり、図5及び図6と同一の処理には同一の符号をつけてその説明を省略する。
まず、検出されたイベントがスキャン動作か否かを判定する(ステップS50)。ここで、スキャン動作の場合には(ステップS50;Yes)、番号0のセグメントのみをサーチする(ステップS52)。
ここで、セグメント分離放送におけるセグメントの運用方法として、図10において表した1チャネルのうち、当該チャネルがセグメント分離放送に使用される場合には、必ず最初に、セグメント0を使用した放送サービスが提供されることとする。更に、このセグメント0での放送サービスが、チャネルガイドとして機能しないような場合は、ワンセグ放送のスキャンと同様、セグメント0を最初にサーチすれば当該チャネルにおける放送サービスの有無(他のセグメントでの放送サービスの存在の可能性)を確認できるからである。
つづいて、放送方式が地デジであると判定された場合には(ステップS54;Yes)、次にサーチする周波数へのインクリメントの幅は、当該セグメント0から隣接するチャネルのセグメント0までで良く、この幅に基づいてチャネル単位にサーチする(ステップS56)。ここで、インクリメントの幅は利用者により設定されても、予め設定されていても、その都度自動的に設定されることとしても、いずれの方法でも良い。そして、ステップS16からの処理を実行する。
他方、放送方式がセグメント分離放送と判定された場合には(ステップS54;No→ステップS58;Yes)、ステップS70から処理を実行する。また、放送方式がセグメント分離放送でも無いと判定された場合には(ステップS54;No→ステップS58;No)、放送がないと判定し、ステップS50から処理を繰り返し実行する。
つづいて、ステップS70からの処理について説明する。まず、インクリメントの幅をセグメント単位に設定する(ステップS70)。そして、セグメント0以外の他のセグメントをスキャンする(ステップS72)。
そして、当該セグメントにおいて放送サービスが検出された場合には、セグメント分離放送用チャネルリスト424に登録する(ステップS40;Yes→ステップS42)。
ここで、当該チャネルにおいてラストセグメントでない場合(ステップS74;No)、インクリメントの幅に応じて次のセグメントに処理対象を移し(ステップS76)、ステップS72から処理を繰り返し実行する。
また、当該チャネルにおいてラストセグメントの場合には(ステップS74;Yes)、ラストチャネルか否かを判定する(ステップS44)。ここで、ラストチャネルではない場合(ステップS44;No)、次のチャネルのセグメント0へ処理対象を移し、ステップS54から処理を実行する(ステップS78→ステップS54)。
このように、セグメント0をサーチした結果、NIT(Network Information Table)等の情報からワンセグ放送若しくはセグメント分離放送のいずれかの放送方式を識別すれば、実行中のスキャンにおいて次にサーチする周波数へのインクリメントの幅を判断することができる。これにより、ユーザは「地上波デジタル放送受信モード」でのスキャン実行か、「セグメント分離放送受信モード」でのスキャン実行かを意識することなく、放送方式混在で周波数チャネル順にスキャンを行うことが可能となる。
例えば、13chから62chまで周波数チャネル順に「放送方式混在モード」でスキャンを行なう場合、13〜17chまでは地上波デジタル放送のサービスが存在するとしたとき、このチャネルの範囲において、TSをデコードして得られる情報から地上波デジタル放送であることが識別されるため、サーチする次の周波数へのインクリメントの幅はチャネルの幅(6MHz)で良い。次に、18chのセグメント0へサーチ対象である周波数がインクリメントされ、当該セグメント0で18chがセグメント分離放送であることが識別できると、18chの他のセグメントをスキャンするために、インクリメントの幅をセグメント単位(428kHz)に設定して、18chのセグメント11から順に9→7→・・・1→2→・・・→10→12とスキャンを行なう。
18chの全セグメントのスキャンが終了すると19chのセグメント0をサーチするために周波数をインクリメントし、19chで行われている放送サービスの放送方式を識別する。19chでワンセグ及びセグメント分離放送のいずれのサービスも確認できなければ、周波数を6MHzインクリメントして次のサーチ対象を20chのセグメント0とする。
このように、上記の方法によれば、ユーザが放送方式を意識してスキャンを実行する必要のない、しかも周波数13〜62chの一通りのスキャンを1度行うだけで、複数の放送方式のサービスをみつけることが可能なスキャン方式を提供することができる。
また、地デジの(1セグの)電波の強いところでスキャンする際はエリアポータルなどローカルな放送を探す目的と思われる反面、県境のような電波が弱いところでスキャンする際は、総てのチャンネルを探す場合もあるため、例えばチャネルリストに受信強度を合わせて記憶しておくこととしてもよい。
具体的には、図5のステップS18において、ワンセグ放送のチャネルリストをスキャンにより取得し登録する場合に、受信したチャネルの受信強度をチャネルと紐付けてワンセグ用チャネルリスト422に記憶させておく。
そして、セグメント分離放送をサーチする場合、図6のステップS30においてワンセグ用チャネルリスト422に存在するチャネルの場合、ステップS32に替えて、まず当該チャネルの現在位置での受信強度を測定する。そして、受信強度が判別値より大きければ、当該チャネルをスキップして次のチャネルへ移行する。他方、当該チャネルの現在位置の受信強度が判別値以下であれば、ステップS34から処理を実行する。
このように、端末の現在位置が変わって当該ワンセグ放送用チャネルリストが現在位置に見合ったものであるか不確かな場合、本来スキャン対象外となるワンセグ放送チャネルであるが、端末の現在位置におけるワンセグ放送(があると思われている)チャネルの受信強度が判別値より大きいか判定する。
そして、チャネルの受信強度が判別値以下であれば、現在位置においてセグメント分離放送用のスキャンを実行した場合、当該チャネルをスキャン対象に含めることにより、ワンセグ放送チャネルリストの放送サービスの弱電界又は放送エリア外におけるセグメント分離放送の放送サービスのスキャンによる取りこぼしを防ぐことが可能となる。
ここでチャネルの受信強度の判別値には、ワンセグ放送のスキャンで取得できた総てのチャネルの受信強度の内、最低のものを判別値として利用することが一例として考えられる。
また、セグメント分離放送の運用形態は、ワンセグ放送の放送エリアよりも小さい局地的なエリアにおいて、ローカルコンテンツ(例えば、デパートにおけるフロア案内や、テーマパークにおけるエリアマップおよび混雑状況の配信等)を提供することが想定される。したがって、当該局地的エリアを離れれば、直ちに対応するローカル放送サービスは受信できなくなることが予想され、また一方で同一チャネルの同一セグメントにおいて、先とは異なるローカル放送が存在することも十分に考えられる。
例えば、あるテーマパークとその周辺のエリアにおいて、20chを利用したセグメント分離放送が提供されており、ユーザはスキャンの実行により、端末に当該セグメント分離放送のチャネルリストを記憶させている。ユーザが当該テーマパークを離れ、帰途においてあるデパートに立ち寄った際、当該デパートにおいて偶然にも同じ20chでセグメント分離放送により、デパートのフロア案内と店内広告等を提供しているとき、ユーザが再びスキャンを実行した場合には、テーマパーク周辺で得たチャネルリストをスキャン対象から外すと、デパートの放送内容を取得・受信できないといった事態が考えられる。
このため、前回のスキャン実行で取得したチャネルリストの中でも、セグメント分離放送のリストにおいては、次に行うスキャンでスキャン対象から外さないようにすることにより、ユーザがローカルエリアに限定される放送サービスを容易に見つけることが可能なスキャン方式を提供することができる。
このとき、テーマパーク周辺で取得したセグメント分離放送のチャネルリストは、端末から破棄しなくとも良い。GPS機能を有する携帯端末においては、チャネルリストを取得した際に、GPS機能を利用して、その時の端末の位置情報も取得し、チャネルリストと紐付けて端末に記憶しておくことにより、再度、当該ローカルエリアに近づいた時に、ユーザに当該チャネルリストが利用可能である旨の通知を行なう等して、ユーザにスキャンの実行を繰り返させることなく、当該チャネルリストの再利用を促すという利便性を提供することができる。
また、上述した実施例においては、チャネルリストの持ち方としてワンセグ用チャネルリストとセグメント分離放送用チャネルリストとの2つに分ける持ち方を記載した。しかしチャネルリストの持ち方はこのような放送方式別に限られるものではなく、1つのリストにまとめて持ったり、端末に準備されているチャネルリストと本発明の方式を用いてスキャンして得られたチャネルリストのように分けて持ったりしても良い。特に後者の持ち方の場合、スキャン時の端末の位置情報とチャネルリストとを紐付けて記憶する際に、ある場所でスキャンして得られたチャネルリスト(局地的な放送のリスト)を表示部に表示することが容易になる。
また、上述した実施形態においては、ワンセグ放送とセグメント分離放送とを受信する端末について記載したが、端末が受信する放送はこれに限られるものではない。ワンセグ放送などの地上波デジタル放送ではなく衛星デジタル放送であったり、1種類の方式(例えばワンセグ放送のみ、フルセグ放送のみ)であったりしてもよい。
特に、サービスエリアの大小が異なる放送が混在する際に、サービスエリアの小さな放送を検出する端末において本発明は好適である。その理由は、サービスエリアが小さな放送(例えばセグメント分離放送。一般に放送の出力が弱く、チャネルリストが整備されているとは限らない)は、混信を防ぐため、サービスエリアが大きな放送(例えばワンセグ放送。一般に放送の出力が強く、チャネルリストが準備されている)が用いている周波数を避けて放送されると予想されるためである。これにより、チャネルリストに記載されているチャネル(例えばワンセグ放送のチャネル)を除外してスキャンしても、サービスエリアが小さな放送(例えばセグメント分離放送)は総てスキャンされると考えられる。
また、上述した実施形態においては、比較対象として参照するワンセグ用チャネルリストが、直前まで使用されていたものである場合について記載したが、直前まで使用されていたものであることは、現在位置で受信できることが見込まれるチャネルのリストであることの一例に過ぎない。特に、携帯電話の現在位置はユーザの移動により頻繁に変化するため、直前に使用していた上記チャネルリストが、必ずしも携帯電話の現在位置におけるワンセグ放送エリアのチャネルリストに合っているとは限らない。
そのため、携帯電話のように、通信機能やGPSを搭載する受信機端末においては、通信基地局から得ることのできる位置情報あるいはGPSによる位置情報を用いて、受信機端末の現在属するワンセグ放送エリアを把握し、これにより適切なワンセグ用チャネルリストを引用して、比較対象としても良い。また、セグメント分離放送でのスキャンのイベントを制御部10が検出した場合(ステップS12;No→ステップS22;Yes)、制御部10はスキャンの実施前にユーザにワンセグ用チャネルリストの選択若しくは確認を促すメッセージを表示部50に表示し、入力部60から入力されたユーザの操作に応じてワンセグ用チャネルリストを選択しても良い。
また、上述した実施形態においては、ステップS34において、ユーザからのセグメント指定がない場合は、ステップS36において全部のセグメントをスキャンするとして説明したが、初期設定とされているセグメントのみをサーチすることによりチャネルをスキャンするとしても良い。
例えば、セグメント分離放送におけるセグメントの運用方法として、図10において表した1チャネルのうち、セグメント0が、当該チャネルの他のセグメントの放送サービス内容及びセグメント構成を説明するチャネルガイドとして機能するような場合、セグメント0のみをセグメント指定してスキャンして得たチャネルガイドを端末に記憶する。チャネルガイドのTSをデコードして得た情報(例えば NIT:Network Information Table 等)に他のセグメントの放送サービス内容が記述されている場合には、これにより、他のセグメントの放送サービス内容を把握することができるため、他のセグメントはスキャンする必要がなく、更にスキャンの効率を向上させることが可能である。
また、上述した実施形態においては、チューナの制御形態を「地上波デジタル放送受信モード」、「セグメント分離放送受信モード」と区別し、放送方式毎に別個にチャネルリストを作成する場合について記載したが、ユーザに放送方式を意識させることなく、周波数順にスキャンを行ない、複数の種類の放送を周波数順で混在させたチャネルリストを作成することにより、ユーザが周波数順に放送サービスを探したい場合、そのリストに基づいて表示させることとしても良い。
例えば、図9の表示画面W110は、このような複数の種類の放送方式にまたがって周波数順に放送サービスをリスト化し、表示した場合の一例を示す図である。
また、チューナの制御形態を区別して、放送方式毎に別個にチャネルリストを取得した場合でも、複数の放送方式をまとめてスキャンして周波数順に放送方式を混在させたチャネルリストを取得した場合でも、放送方式毎にチャネルリストを表示する方法や、放送方式で分けずに、周波数順でソートしてチャネルリストを表示する方法といった、表示方法の切替えることが可能である。このような機能を、携帯電話のアプリケーションのユーザインターフェイスとして備えることにより、ユーザの利便性を向上させることが可能である。
また、上述した実施形態において、セグメント分離放送受信モードでのスキャンを行う際に、ワンセグ用チャネルリスト422を参照して、当該チャネルがワンセグ用チャネルリスト422に記載されていれば、直ちにセグメント分離放送方式での放送サービスは存在しないと判断して、当該チャネルをスキャンの対象からスキップする場合について記載したが、ワンセグ用チャネルリスト422をスキャンによって作成する場合に、チューナにより受信したチャネルの受信強度をチャネル毎に記録しておき、セグメント分離放送受信モードのスキャン中に、当該チャネルがスキャン対象であるか否かの判定を行うのに利用しても良い。
この態様によれば、たとえワンセグ用チャネルリストに記載されているチャネルであっても、記録しておいたチャネルの受信強度と、実行中のセグメント分離放送受信モードのスキャンにおける同チャネルの受信強度とを比較して、現在の受信強度がある一定の受信強度以下であれば、セグメント分離放送受信モードでのスキャンのスキャン対象に取り入れることにより、県境等のワンセグ放送の弱電界エリアにおいて、セグメント分離放送サービスの存在の可能性を見落とすことなく、セグメント分離放送方式のスキャンを行うことができる。
本実施形態における携帯電話の外観を示す図である。 本実施形態における携帯電話の構成を示す図である。 本実施形態におけるワンセグ用チャネルリストのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるセグメント分離放送用チャネルリストのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態における携帯電話の動作フローを示す図である。 本実施形態における携帯電話の動作フローを示す図である。 本実施形態における携帯電話の表示画面の一例を示す図である。 本実施形態における携帯電話の表示画面の一例を示す図である。 本実施形態における携帯電話の表示画面の一例を示す図である。 地上波デジタル放送について説明する為の図である。 変形例における携帯電話の動作フローを示す図である。 変形例における携帯電話の動作フローを示す図である。
符号の説明
1 携帯電話
10 制御部
20 通信制御部
25 通信用RF部
28 通信用アンテナ
30 デコーダ部
35 TV用RF部
38 地上波デジタル放送受信用アンテナ
40 記憶部
42 チャネルリスト
422 ワンセグ用チャネルリスト
424 セグメント分離放送用チャネルリスト
50 表示部
60 入力部
70 音声復号部
75 スピーカ
80 音声符号化部
85 マイク

Claims (7)

  1. 放送局からデジタル放送を受信する受信部と、
    前記受信部により受信されたデジタル放送からチャネルを選局して受信するチューナ部と、
    前記チューナ部が選局可能なチャネルを記憶するチャネルリストと、
    前記デジタル放送において、選局可能なチャネルを判定するために、前記デジタル放送をスキャンする制御を行うスキャン制御部と、
    を備え、
    前記スキャン制御部は、前記チャネルリストに記憶されているチャネルを除外して選局可能なチャネルを判定するためにスキャンする制御を行うことを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 前記スキャン制御部は、前記チャネルの中に含まれる複数のセグメントの中から、一のセグメントをサーチすることにより、当該チャネルが選局可能か否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記スキャン制御部は、前記受信部により受信された地上波デジタル放送の種類に応じて、サーチするセグメントを決定することを更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記スキャン制御部は、スキャンで受信した放送信号の内容に応じて、前記スキャンにおける次にサーチする周波数へのインクリメントの幅を決定することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  5. 前記チャネルリストは、前記チューナにより受信したチャネルの受信強度を判別値として更に記憶しており、
    前記スキャン制御部は、現在の位置におけるチャネルの受信強度が、前記チャネルリストに記載された判別値以下であれば、前記判別値以下の受信強度のチャネルをスキャン対象にすることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  6. 前記スキャン制御部は、前回実施したスキャンにより発見されたセグメント分離放送のチャネルを、スキャン対象に含めることを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  7. 放送局から1チャネルが13セグメントから構成される地上波デジタル放送を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された地上波デジタル放送から、指定されたチャネルの0セグメントを受信するチューナ部と、
    前記チューナ部が選局可能なチャネルを記憶するチャネルリストと、
    前記地上波デジタル放送において、選局可能なチャネルを判定するために、前記地上波デジタル放送の0セグメントをサーチして各チャネルをスキャンする制御を行うスキャン制御部と、
    を備え、
    前記スキャン制御部は、前記チャネルリストに記憶されているチャネルを除外して選局可能なチャネルを判定するためにスキャンする制御を行うことを特徴とするデジタル放送受信装置。
JP2008109240A 2008-04-18 2008-04-18 デジタル放送受信装置 Pending JP2009260812A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008109240A JP2009260812A (ja) 2008-04-18 2008-04-18 デジタル放送受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008109240A JP2009260812A (ja) 2008-04-18 2008-04-18 デジタル放送受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009260812A true JP2009260812A (ja) 2009-11-05

Family

ID=41387638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008109240A Pending JP2009260812A (ja) 2008-04-18 2008-04-18 デジタル放送受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009260812A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191345A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Jvc Kenwood Corp デジタル放送送受信システム、デジタル放送受信装置及びデジタル放送送受信方法
JP2014017758A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Clarion Co Ltd 放送受信機及びチャンネルリスト管理方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012191345A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Jvc Kenwood Corp デジタル放送送受信システム、デジタル放送受信装置及びデジタル放送送受信方法
JP2014017758A (ja) * 2012-07-11 2014-01-30 Clarion Co Ltd 放送受信機及びチャンネルリスト管理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101297554B (zh) 在辅助显示设备上显示移动电视信号
KR100818348B1 (ko) 디지털 멀티미디어 방송 서비스에서 디지털 방송과 디지털 방송의 채널 리스트를 제공하는 장치 및 방법
JP2006311249A (ja) 放送受信機、放送受信制御プログラム及び受信チャンネル切り替え方法
JP2006081186A (ja) 端末機のデジタルマルチメディア放送チャンネル情報表示装置及び方法
JP2004289464A (ja) デジタル放送受信装置
US20060288393A1 (en) Method and apparatus for receiving digital broadcasting
JP4845518B2 (ja) 放送受信方法および装置
KR101584979B1 (ko) 모바일 방송 기능을 수행하는 휴대 단말기 및 그 채널 제어 방법
JP2006262441A (ja) 放送受信機、及びプログラム
KR20110052294A (ko) 라디오 채널 전환 장치 및 방법
US20070220556A1 (en) Method and apparatus for watching DMB programs on a mobile terminal by direct channel input
US20100057441A1 (en) Information processing apparatus and operation setting method
JP2009260812A (ja) デジタル放送受信装置
KR100710272B1 (ko) 이동통신 단말기 및 이를 이용한 디지털 방송 수신 및 예약방법
JP2007288603A (ja) 放送受信装置
JP5192300B2 (ja) データ放送受信装置及び携帯型機器
JP2008289018A (ja) デジタル放送受信装置
JP5033056B2 (ja) デジタル放送受信装置
KR20080107891A (ko) 휴대 단말기 및 그의 채널 주파수 설정 방법
JP5375759B2 (ja) デジタル放送受信装置、受信方法およびプログラム
JP2010206518A (ja) 携帯端末、そのチャンネル情報設定方法、プログラム及び記録媒体
JP2006340160A (ja) 放送受信装置及び受信チャンネル表示方法
KR100783104B1 (ko) 터치스크린을 구비한 이동 통신 단말기에서 방송 프로그램정보 제공 방법 및 그 장치
JP2010130452A (ja) デジタル放送受信装置
KR101539636B1 (ko) 방송 정보 저장 시스템 및 방법