JP2009259000A - 文書作成支援装置、文書作成支援方法、並びに文書作成支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】定型文を用意したり、用語を分類したりする手間を軽減させ、且つ利用者毎の好みや微妙な表現への対応を十分にする。
【解決手段】レポート作成端末13は、レポート編集画面44が表示されるディスプレイ37bと、入力デバイス38とを有する。レポート編集画面44には、所見文入力領域46と、用語選択ボタン51が配された用語選択入力領域47とが設けられる。用語選択ボタン51を所定数以上選択すると、所見文入力領域46の下方に入力候補53が表示される。入力候補53は、読影医がキーボードを操作して定型文に修正加筆した修正文を含む。修正文のデータは、DBサーバ14の格納処理部58によって、用語選択ボタン51で選択された用語の組み合わせと関連付けて、辞書DB22の辞書テーブル60に登録される。DBサーバ14の検索処理部59は、用語の組み合わせを検索キーとして、辞書テーブル60から入力候補53を検索する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の用語から所望の用語を選択させ、これを元に文を作成する文書作成支援装置、文書作成支援方法、並びに文書作成支援プログラムに関する。
最近の医療現場には、カルテや医用レポート等の医用文書を電子データとして扱い、医用文書の作成や管理を容易ならしめるための様々なコンピュータシステムが導入されつつある(特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の診療支援システムは、「風邪の症状」等の診断情報名毎に関連付けられた定型文名(「熱がある」、「咳が出る」等)を選択可能にリスト表示する。そして、選択された定型文名(「熱がある」)に対応付けられた定型文の内容(「今朝より熱があり、体がだるい」)を診断情報の入力欄に転記する。定型文を予め用意することで、医師の操作入力の負担を軽減させることができる。また、診断情報名毎の定型文名をリスト表示することで、所望の定型文を短時間で見つけ出すことができる。
特許文献2に記載の診断レポート作成システムでは、互いに関連付けられた検査部位、分類、病名、型分類毎にキーワード(検査部位の場合は「食道」、「胃」、分類の場合は「良性病変」、「悪性病変」、病名の場合は「進行胃癌」、「早期胃癌」、型分類の場合は「IIc型」等)を順次選択させる。次いで、選択されたキーワードにより示される症例の所見用に用意した語リスト(「不整形の浅い」、「境界明瞭な」、「陥凹を認める」等の他、「を」、「および」といった助詞、接続詞等)を表示し、語リストで選択された語から所見文を作成する。キーワードや語を選択する分、医師の操作入力の負担は特許文献1ほど減らないが、所見文のバリエーションが豊富になる。
特開2000−048101号公報 特開2002−123605号公報
特許文献1、2に記載の発明のように、キーワード等の用語を選択させて定型文を作成する場合、以下の二つの留意点のバランスを考えなければならない。まず一点は、定型文を用意したり、用語を分類したりする手間を減らすためには、予め記憶しておく定型文は少ない程よいということ、もう一点は、医師毎の好みや微妙な表現に対応するためには、予め記憶しておく定型文および用語は多い程よいということである。しかしながら、これら二つの留意点はトレードオフの関係にあるため、両方を同時に満足させることは困難である。
特許文献1、2に記載の発明は、定型文や用語の豊富さの点で、上記二つの留意点のうちの後者はある程度クリアしているが、前者の留意点に全く配慮していない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、その目的は、定型文を用意したり、用語を分類したりする手間を軽減させ、且つ利用者毎の好みや微妙な表現への対応を十分にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明の文書作成支援装置は、予め用意された複数の用語から所望の用語を選択させ、選択された用語の組み合わせに応じて生成された定型文、あるいは入力候補から、文として使用するものを選択させ、選択された文への修正加筆を受け付け修正文とする操作入力制御手段と、前記操作入力制御手段で選択された用語の組み合わせと修正文とを関連付けて辞書に登録する登録手段と、前記操作入力制御手段で選択された用語の組み合わせと、前記登録手段で関連付けられた用語の組み合わせが一致する修正文を、辞書から検索する検索手段と、前記検索手段で検索された修正文を、前記操作入力制御手段で選択される文の入力候補として表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
なお、前記検索手段で検索された修正文に加えて、定型文を入力候補として表示してもよい。
前記登録手段は、修正文を文として使用した回数、または使用した日時の少なくともいずれかを、修正文毎に辞書に登録する。
この場合、修正文を文として使用した回数、または使用した日時の少なくともいずれかに基づいて、前記検索手段で検索された修正文をソートするソート手段を備えることが好ましい。前記表示制御手段は、前記ソート手段でソートした順に、修正文を表示させる。
前記登録手段は、用語の組み合わせと修正文の関係を、利用者、または利用者の所属の少なくともいずれか毎に辞書に登録する。
定型文と入力候補の修正文とを比較する比較手段を備えることが好ましい。この場合、前記表示制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、定型文と異なる修正文の部分を識別可能に表示させる。具体的には、前記表示制御手段は、定型文と異なる修正文の部分の、フォント、文字サイズ、文字飾り、または文字色の少なくともいずれかを、定型文と共通する部分と違えて表示させる。
定型文には、前記操作入力制御手段により変更可能な可変部分を有する定型文が含まれている。前記登録手段は、可変部分を有する定型文の修正文については、用語の組み合わせと修正文の可変部分以外を関連付けて辞書に登録する。なお、可変部分には、大きさ、個数等の数値、前後左右等の方向といったものが充てられる。
前記検索手段は、前記操作入力制御手段で選択された用語が所定数未満の場合、検索を実行せず、所定数以上の場合、検索を実行する。
本発明の文書作成支援装置は、前記操作入力制御手段および前記表示制御手段を有するクライアントと、辞書を格納する格納手段、前記登録手段および前記検索手段を有するサーバとから構成される。前記クライアントと前記サーバとは、ネットワーク接続される。
前記操作入力制御手段で選択される文は、医療情報が記述される医用文書を構成する文であり、用語は医療用語である。
本発明の文書作成支援方法は、操作入力制御手段により、予め用意された複数の用語から所望の用語を選択させ、選択された用語の組み合わせに応じて生成された定型文、あるいは入力候補から、文として使用するものを選択させ、選択された文への修正加筆を受け付け修正文とする操作入力ステップと、前記操作入力ステップで選択された用語の組み合わせと修正文とを、辞書に関連付けて登録する登録ステップと、前記操作入力ステップで選択された用語の組み合わせと、前記登録ステップで関連付けられた用語の組み合わせが一致する修正文を、辞書から検索手段により検索する検索ステップと、前記検索ステップで検索された修正文を、前記操作入力ステップで選択される文の入力候補として表示する表示ステップとを備えることを特徴とする。
本発明の文書作成支援プログラムは、予め用意された複数の用語から所望の用語を選択させ、選択された用語の組み合わせに応じて生成された定型文、あるいは入力候補から、文として使用するものを選択させ、選択された文への修正加筆を受け付け修正文とする操作入力機能と、前記操作入力機能で選択された用語の組み合わせと修正文とを、辞書に関連付けて登録する登録機能と、前記操作入力機能で選択された用語の組み合わせと、前記登録機能で関連付けられた用語の組み合わせが一致する修正文を、辞書から検索する検索機能と、前記検索機能で検索された修正文を、前記操作入力機能で選択される文の入力候補として表示する表示機能とを、コンピュータに実現させることを特徴とする。
本発明によれば、定型文、あるいは入力候補のうち、選択された文を修正加筆した修正文を用語の組み合わせと関連付けて辞書に登録し、用語の組み合わせと一致する修正文を文の入力候補として表示するので、定型文を用意したり、用語を分類したりする手間が軽減され、且つ利用者毎の好みや微妙な表現への対応を十分にすることができる。
図1において、医療情報システム2は、病院等の医療施設に構築され、診療科10に設置される診療科端末11、放射線検査科(以下、単に検査科という)12に設置されるレポート作成端末13、データベース(以下、DBと略す)サーバ14、およびこれらを通信可能に接続するネットワーク15を備える。ネットワーク15は、例えば、院内に敷設されたLAN(Local Area Network)である。
診療科端末11は、検査(読影も含む)を依頼する診療科10の医師(以下、依頼医という)によって操作される。診療科端末11は、カルテ16の閲覧や入力の他、検査科12に対して検査を依頼するためのオーダを発行する際に利用される。診療科端末11は、検査科12から提供される検査画像17やレポート18を表示して、依頼医の閲覧に供する。
レポート作成端末13は、読影を専門とする検査科12の医師(以下、読影医という)によって操作される。レポート作成端末13は、読影医がオーダを確認したり、レポート18を作成したりするときに利用される。レポート作成端末13は、画像表示画面やレポート編集画面44(図3参照)を表示して、レポート18の作成を支援する。
DBサーバ14には、カルテDB19、画像DB20、レポートDB21、辞書DB22等の複数のDBが構築されている。カルテDB19は、患者毎のカルテ16のデータ等を格納する。画像DB20は、CR装置、CT装置、MRI装置といったモダリティ23によって撮影される検査画像17のデータを格納する。レポートDB21は、レポート作成端末13によって作成されたレポート18のデータを格納する。辞書DB22は、レポート18を作成する際に利用される辞書テーブル60(図5参照)を格納する。
DBサーバ14は、ネットワーク15を通じて、モダリティ23から検査画像17のデータを受信して、受信した検査画像17のデータを画像DB20に格納する。つまり、DBサーバ14は、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication Systems)サーバとして機能し、モダリティ23とともにPACSを構成する。
検査画像17のデータは、個々の検査画像17を識別するための画像IDを有する。検査画像17のデータは、例えば、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)に準拠したファイル形式で、画像DB20に格納される。検査画像17のファイルには、患者ID、検査ID、検査日、検査種等の項目を含む付帯情報を記録したDICOMタグが付与される。画像DB20に格納された検査画像17のデータは、DICOMタグの各種項目を検索キーとして、検索が可能である。
DBサーバ14は、診療科端末11およびカルテDB19とともにカルテシステムを構成する。また、DBサーバ14は、レポート作成端末13、画像DB20、レポートDB21、並びに辞書DB22とともにレポート作成支援システムを構成する。レポート18のデータは、検査画像17のデータと同様、検査ID、患者ID、患者名等の検索キーによって検索が可能である。なお、本例では、各DB19〜22を一つのDBサーバ14に構築した例で説明しているが、各DB19〜22を別々のDBサーバに構築してもよい。
診療科端末11が発行するオーダは、患者ID、患者名、依頼日、依頼元、検査種(CTやMRI等)、検査目的、読影の要否等の情報を記録する各種項目を有する。依頼元の項目には、内科、脳外科等の依頼医の所属、氏名、医師IDといった情報が記録される。検査目的の項目には、治療中の病巣に対する治療効果を判定する治療効果判定、転移巣の有無を調べる転移検索等の情報が記録される。
診療科端末11が発行したオーダは、検査科12に設置されたオーダ受付端末(図示せず)に送信されて、検査科12に受け付けられる。オーダ受付端末は、受信したオーダに検査IDを付与して、オーダのデータを管理する。検査IDは、受付完了通知とともにオーダ受付端末から診療科端末11に送信される。検査科12のスタッフ(検査技師)は、オーダ受付端末で受信したオーダに基づいて、モダリティ23による撮影を行う。
読影が必要な場合(オーダの読影の要否の項目が要の場合)には、検査IDが付与されたオーダが、オーダ受付端末からレポート作成端末13に送信される。読影医は、レポート作成端末13を介してオーダを確認し、画像DB20から読影の対象となる検査画像17のデータを読み出す。そして、読み出した検査画像17の読影結果をレポート18にまとめる。
レポート18の作成が完了すると、読影医は、オーダ発行元の診療科端末11に対して、レポート作成端末13を通じて作成完了通知を送信する。作成完了通知には、検査画像17やレポート18が格納される各DB20、21内のアドレスが含まれている。依頼医は、診療科端末11を通じて作成完了通知に含まれるアドレスにアクセスして、検査画像17やレポート18を閲覧する。
各端末11、13およびDBサーバ14は、それぞれ、パーソナルコンピュータ、サーバ用コンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステム等の制御プログラムや、クライアントプログラム又はサーバプログラムといったアプリケーションプログラムをインストールして構成される。
図2において、各端末11、13およびDBサーバ14を構成するコンピュータは、基本的な構成は略同じであり、それぞれ、CPU30、メモリ31、ストレージデバイス32、LANポート33、およびコンソール34を備えている。これらはデータバス35を介して相互接続されている。
ストレージデバイス32は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)である。ストレージデバイス32には、制御プログラムやアプリケーションプログラム(以下、APという)36が格納される。また、DBサーバ14には、プログラムを格納するHDDとは別に、DB用のストレージデバイス32として、例えば、HDDを複数台連装したディスクアレイが設けられる。ディスクアレイは、DBサーバ14の本体に内蔵されるものでもよいし、本体とは別に設けられ、本体にケーブルやネットワークを通じて接続されるものでもよい。
メモリ31は、CPU30が処理を実行するためのワークメモリである。CPU30は、ストレージデバイス32に格納された制御プログラムをメモリ31へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。
LANポート33は、ネットワーク15との間の伝送制御を行うネットワークインタフェースである。コンソール34は、ディスプレイ37と、キーボードやマウス等の入力デバイス38とからなる。
診療科端末11には、AP36として、カルテ16の閲覧や編集を行うカルテ用ソフトウエア、検査画像17やレポート18の閲覧を行うビューアソフトウエアといったクライアントプログラムがインストールされる。クライアントプログラムが起動されると、診療科端末11のディスプレイ37には、GUI(Graphical User Interface)による操作画面が表示される。操作画面には、カルテDB19、画像DB20、レポートDB21から、それぞれ読み出されたカルテ16、検査画像17、レポート18を表示する表示画面が含まれる。
診療科端末11には、入力デバイス38を通じて、カルテ16の入力・編集の指示や、オーダの入力・発行の指示といった操作指示が入力される。入力されたカルテ16やオーダのデータは、カルテDB19に格納される。
レポート作成端末13には、AP36として、レポート作成支援を行うレポート編集用のクライアントプログラムがインストールされている。レポート作成端末13は、レポート編集用のクライアントプログラムによって、検査画像17の表示処理と、レポート18の編集処理とを行う。DBサーバ14には、AP36として、クライアントからの要求に応じて処理を実行し、処理結果を応答するサーバプログラムがインストールされている。
図3において、レポート作成端末13のCPU30は、レポート編集用のクライアントプログラムを起動すると、コンソール制御部40、DBアクセス部41、編集処理部42、オーダ取得部43として機能する。
レポート作成端末13は、CPU30が設けられた端末本体に、二台のディスプレイ37a、37bを接続した構成である。一台のディスプレイ37aには、検査画像17の観察用に使用される画像表示画面が出力される。もう一台のディスプレイ37bには、レポート18の作成に使用されるレポート編集画面44が出力される。
画像表示画面およびレポート編集画面44は、GUI(Graphical User Interface)による操作画面を構成する。コンソール制御部40は、これらの操作画面を各ディスプレイ37a、37bに出力し、操作画面を通じて、入力デバイス38からの操作指示の入力を受け付ける。
画像表示画面およびレポート編集画面44は、連動して起動する。レポート編集画面44から、読影対象の検査画像17が含まれる検査IDが入力されると、コンソール制御部40は、DBアクセス部41を通じて、検査IDに対応する検査画像17のデータを画像DB20から取得する。コンソール制御部40は、取得した検査画像17をディスプレイ37aに出力する際に、画像表示画面を起動する。
画像表示画面には、CR装置で撮影された放射線による透視画像や、CT装置やMRI装置で撮影された断層画像、断層画像に基づいて生成される三次元画像といった各種の検査画像17が表示される。画像表示画面は、一画面に六コマの断層画像を配列して表示するというように、複数の検査画像17を同時に表示することが可能である。画像表示画面には、操作ボタン、リストボックス、アイコンといった、GUIを構成する各種の操作ツールが設けられている。こうした操作ツールを通じて、入力デバイス38からの各種の操作指示が入力される。
レポート編集画面44には、基本情報表示領域45、所見文入力領域46、用語選択入力領域47、および操作ボタン領域48が設けられている。これら各領域は、GUIを構成する各種の操作ツールである。こうした操作ツールを通じて、入力デバイス38からの各種の操作指示が入力される。操作指示には、レポートDB21からレポート18のデータを読み出す指示、レポートDB21へレポート18のデータを保存する指示、所見文入力領域46を選択してアクティブ(入力が可能な状態)にする指示等が含まれる。
基本情報表示領域45には、患者名(「富士一郎」)、検査ID(「CT0803」)、検査画像17の撮影日(「08/4/12(2008年4月12日)」)といった基本情報が表示される。これらの基本情報は、オーダから読み出される。
所見文入力領域46には、読影医が検査画像17を観察して認識した、病変の状態等の観察記録、すなわち所見を表す文(以下、所見文という)が入力される。図においては、所見文入力領域46は一つだけ表示されているが、所見文入力領域46は追加することも可能である。所見文入力領域46を追加する際には、病変が複数有る場合に、病変毎に所見を分けて入力したり、検査目的が複数ある場合(例えば、治療効果判定と転移検索等)に、検査目的毎に所見を分けて入力したりといった使い方がされる。また、研修医と指導医、一次読影を行う読影医と二次読影を行う読影医等、複数の読影医が所見をそれぞれ入力するという使い方も可能である。
所見文入力領域46には、後述する複数の入力候補53のうち、マウスのクリック操作で選択されたものが入力される。所見文入力領域46に入力された所見文(後述する定型文と修正文を両方含む)には、キーボードを操作することで、修正加筆することも可能である。
用語選択入力領域47は、マウスのクリック操作によって、所見文入力領域46へ所見文を入力するための操作ツールであり、テンプレート式操作ツールとも呼ばれる。用語選択入力領域47は、「肝臓」、「胆管」といった臓器別の大分類パネル49と、小分類パネル50とを有する。小分類パネル50は、「肝臓の形態」、「腫瘤性病変」といった、臓器毎に所見として記入されるべき項目を類型化した所見項目を有する。各パネル49、50は、タブによって切り替え選択が可能である。大分類パネル49として選択された臓器名は、所見文入力領域46の横に表示される。本例では、大分類パネル49として「肝臓」が、小分類パネル50として「肝臓の形態」がそれぞれ選択されている。
小分類パネル50には、さらに、複数の用語選択ボタン51が設けられている。用語選択ボタン51は、所見項目をさらに細分化した、「辺縁」、「表面」、「腫大程度」、「腫大部位」等々の所見要素毎に、横並びに配列されている。例えば、「辺縁」の所見要素には、「鋭」、「やや鈍」、「鈍」、「表面」の所見要素には、「平滑」、「やや凹凸」、「凹凸」といったものがある。用語選択ボタン51の用語には、各所見要素で使用される頻度が高い医療用語が使用されている。
用語選択ボタン51は、各所見要素について一つだけ選択することが可能である。このため、例えば「辺縁−鋭」が選択されていて、「辺縁−鈍」を選択し直した場合は、「辺縁−鋭」の選択が自動的に解除される。
所見文入力領域46をアクティブにした状態で、所望の用語選択ボタン51にポインタ52を合わせて、マウスでクリック操作を行うと、選択された用語に基づいた所見文の入力候補53が所見文入力領域46の下方に表示される。
入力候補53は、所定数(例えば、三個)未満の用語選択ボタン51を選択したときには表示されず、所定数以上の用語選択ボタン51を選択したときに表示される。入力候補53は、用語選択ボタン51が追加選択される毎に更新される。入力候補53は、マウスのクリック操作によって、そのうちのいずれかが選択されると、非表示となる。なお、追加選択とは、例えば、二つの所見要素の用語選択ボタン51が選択されていて、三つ目の所見要素の用語選択ボタン51を選択する場合と、同一の所見要素で用語選択ボタン51の選択をし直す場合とを含む。
入力候補53は、後述する評価値の高い順に上から下に表示される。入力候補53には、定型文を元にしたものと、修正文を元にしたものとがある。定型文は、標準的な所見文であり、そのデータ(以下、定型文データという)は、用語の組み合わせと関連付けて予め辞書テーブル60に登録されている(図5参照)。修正文は、読影医がキーボードを操作して定型文に修正加筆したものである。また、入力候補53から選択した修正文に、さらに修正加筆したものも含む。修正文のデータ(以下、修正文データという)も、用語の組み合わせと関連付けて辞書テーブル60に登録される(図5参照)。
修正文を元にした入力候補53は、定型文と異なる部分が視認可能なように表示される。具体的には、定型文と異なる部分が、フォント、文字サイズ、文字飾り(太字、斜体、下線、影付き等)、あるいは文字色を、定型文と共通する部分と違えて表示される。
本例では、用語選択ボタン51として、「辺縁−鈍」、「表面−凹凸」、「腫大程度−軽度」、「腫大部位−左葉」、「萎縮程度−高度」、「萎縮部位−右葉」、「実質均一度−不均一」、「実質濃度−低濃度」がそれぞれ選択されている(斜線で示す)。
また、入力候補53は、「肝は辺縁わずかに鈍、表面凹凸、左葉は軽度に腫大し、右葉は高度に萎縮し、実質は不均一でやや低濃度です。」と、「肝は辺縁鈍、表面凹凸、左葉は軽度に腫大し、右葉は高度に萎縮し、実質は不均一で非常に低濃度です。」と、「肝は辺縁鈍、表面凹凸、左葉は軽度に腫大し、右葉は高度に萎縮し、実質は不均一で低濃度です。」の三つ53a〜53cが表示され、53aが選択されて(斜線で示す)所見文入力領域46に入力された瞬間を図示している。
定型文を元にした入力候補53は53c、修正文を元にした入力候補53は53a、53bである。表示順を決める評価値は、53aが最高であり、53bがその次、53cが最低である。このため、表示順は53aが最も上、53bがその次、53cが最も下となる。53a、53bの53cと異なる部分は、「わずかに」、「やや」、「非常に」であり、これらはフォントを違えて太字で表示されている。
操作ボタン領域48には、各種操作ボタン54〜57が設けられている。所見追加ボタン54は、所見文入力領域46を追加するためのものである。所見追加ボタン54にポインタ52を合わせてマウスをクリック操作すると、レポート編集画面44に所見文入力領域46が追加表示される。
所見文入力領域46に入力された所見文のデータ(以下、所見データという)は、個々を識別する所見IDを有する。所見IDは、検査画像17やレポート18と所見文との対応をとるためのものであり、所見文入力領域46の追加された順に付された番号を含む。N個目(Nは1以上の自然数)の所見文入力領域46に入力される所見文には、「F−N」の所見IDが割り当てられる。本例では、一個目の所見文入力領域46に所見文を入力する際を示しており、所見文入力領域46の上部に所見IDの「F−1」が表示されている。
終了ボタン55は、レポート18の編集を終了するためのものである。終了ボタン55が選択されると、レポート18のデータが確定保存される。確定保存されたレポート18は、不正な改ざんを防止するために、編集が禁止される。中断ボタン56は、レポート18の作成を一時中断するためのものである。中断ボタン56が選択されると、作成途中のレポート18のデータが一時保存される。キャンセルボタン57は、レポート編集画面44を閉じる際に選択される。
DBアクセス部41は、コンソール制御部40や編集処理部42からの指令に基づいて、DBサーバ14に対する処理要求の送信と処理結果の受信とを行う。画像DB20に対する処理要求には、検査IDや画像IDといった情報を検索キーとして、検査画像17を検索するための検索要求がある。レポートDB21に対する処理要求には、作成したレポート18のデータを格納するための格納要求と、レポート18のデータや、作成途中のレポート18のデータの検索要求がある。辞書DB22に対する処理要求には、入力候補53として表示される所見データを検索するための検索要求、入力候補53として利用される所見データを格納するための格納要求がある。
辞書DB22に対する入力候補53の所見データの検索要求は、所定数以上の用語選択ボタン51を選択する毎に発せられる。検索要求には、用語選択ボタン51で選択された用語の組み合わせが情報として付加される。所見データの格納要求は、終了ボタン55が選択され、レポート18のデータが確定保存されたときに発せられる。格納要求には、終了ボタン55が選択されたときの日時(以下、最新使用日時という)が情報として付加される。
DBアクセス部41は、格納要求の対象となるデータを、編集処理部42から受け取り、DBサーバ14へ送信する。また、検索要求の対象となるデータを、DBサーバ14から受信して、コンソール制御部40に引き渡す。
編集処理部42は、レポート編集画面44の所見文入力領域46に入力された所見データ、および用語選択ボタン51で選択された用語の組み合わせを、コンソール制御部40を通じて受け付ける。編集処理部42は、受け付けた所見データを、所見文入力領域46毎に区別してブロック化する。
図4に示すように、編集処理部42は、ブロック化した所見データのそれぞれに「F−1」、「F−2」等の所見IDを付加して、これらをレポート18のデータに記録する。編集処理部42は、所見データの他に、最新使用日時(「08/4/12」)、オーダから読み出された検査ID(「CT0803」)、患者ID、患者名といった情報を、レポート18のデータに付加する。
編集処理部42は、所見IDに加えて、各所見データに対して、その所見文を入力した読影医を識別するための医師ID(「D−11」、「D−12」)を付加する。医師IDは、レポート作成端末13の起動時のユーザ認証の際等に読影医によって入力される。所見データは、所見IDや医師IDによって、検索することが可能である。また、編集処理部42は、所見データに、その所見文を入力したときに選択されていた用語選択ボタン51の用語の組み合わせの情報を付加する。
図3に戻って、オーダ取得部43は、オーダ受付端末からネットワーク15を介してオーダを取得する。取得したオーダは、例えば、レポート作成端末13のストレージデバイス32に設けられたオーダテーブル(図示せず)に登録される。
DBサーバ14のCPU30は、サーバプログラムを実行することにより、検査画像17、レポート18のデータ、および所見データの格納処理部58および検索処理部59として機能する。格納処理部58は、レポート作成端末13やモダリティ23といったクライアントからの各データの格納要求に応じて、各DB20〜22へのデータの格納処理を実行する。検索処理部59は、診療科端末11、レポート作成端末13からの各データの配信要求に応答して、要求されたデータを各DB20〜22から検索して、検索したデータを要求元へ配信する。
格納処理部58、検索処理部59による所見データの格納処理および検索処理を詳述する。格納処理部58は、レポート作成端末13のDBアクセス部41から、所見データの格納要求を受け付け、レポート18のデータを受け取る。格納処理部58は、レポート18のデータ内から、所見データ、医師ID、用語の組み合わせ、および最新使用日時の情報を抜き出す。
図5において、辞書DB22内の辞書テーブル60には、所見データがデータテーブル形式で記憶されている。辞書テーブル60は、修正文データを医師ID毎に記憶する。また、辞書テーブル60は、同一の医師IDで、修正文データを用語の組み合わせ毎に記憶する。辞書テーブル60は、医師IDが根で、用語の組み合わせが医師IDの下の階層、修正文データが用語の組み合わせの下の階層に連なる一種の階層構造をとる。一方、定型文データは、医師IDと関係なく、用語の組み合わせに対して一つだけ予め記憶されている。辞書テーブル60は、所見データ毎に、所見文として使用された回数(「18」、「10」等、以下、使用回数という)と最新使用日時(「08/4/11」等)とを記憶する。なお、用語の組み合わせの欄には、実際には各用語に対応するコードが記憶されている。
格納処理部58は、レポート18のデータより抜き出した所見データと、辞書テーブル60に登録された所見データとを比較する。抜き出した所見データと辞書テーブル60の所見データとが一致しない場合、格納処理部58は、抜き出した所見データの欄を辞書テーブル60に新設して、新設した欄に抜き出した所見データを登録する。所見データの欄を新設した場合には、その使用回数を「1」とする。格納処理部58は、抜き出した医師ID、用語の組み合わせの欄がない場合も同様に、それら用の欄を追加して登録する。
一方、格納処理部58は、抜き出した所見データが辞書テーブル60の所見データと一致する場合は、その所見データの使用回数をインクリメントし、その最新使用日時を抜き出した最新使用日時に更新する。抜き出した所見データは、辞書テーブル60に登録しないで破棄する。
レポート作成端末13の利用当初は、辞書テーブル60には定型文データのみが登録されている。レポート作成端末13を利用することで、医師ID、用語の組み合わせ毎の修正文データが辞書テーブル60に蓄積されていき、使用回数、最新使用日時も更新されていく。
検索処理部59は、レポート作成端末13のDBアクセス部41から、入力候補53となる所見データの検索要求を受け付ける。検索処理部59は、所見データの検索要求を受けて、検索要求に付加された用語の組み合わせと一致する所見データを、辞書テーブル60の該当する医師IDの欄から検索する。
検索処理部59は、検索の結果、辞書テーブル60から抽出した所見データの評価値Ixを算出する。評価値Ixは、以下の式(1)を演算することで求められる。
Ix=α×(1/Dx))/Σ(1/Di)+β×Tx/ΣTi・・・(1)
ここで、Dは最新使用日時からレポート18の作成日までの日数、Tは使用回数、α、βは係数(0≦α、β≦1)、添え字xは、対象となる所見データの識別子、添え字iは1〜抽出した所見データの個数である。従ってΣ(1/Di)、ΣTiは、辞書テーブル60から抽出した全ての所見データの1/D、Tの和を意味する。
2008年4月12日にレポート18を作成していて、図5の上から一行目(使用回数「18」、最新使用日時「08/4/11」、添え字1とする)、二行目(使用回数「10」、最新使用日時「08/4/1」、添え字2とする)の修正文データ、および下から三行目の定型文データ(使用回数「2」、最新使用日時「08/3/14」、添え字3とする)が入力候補53の所見データとして抽出された場合を考える。簡単のためα、βはそれぞれ1とする。一行目の修正文データの評価値I1は、
I1=1×{(1/2)/(1/2+1/12+1/30)}+1×18/(18+10+2)=30/37+3/5≒1.41(小数点三桁以降切り捨て)
同様に、二行目の修正文データ、および定型文データの評価値I2、I3は、I2≒0.47、I3≒0.12となる。
検索処理部59は、評価値Ixが高いものから順に、抽出した所見データをソートする。上記の例では、評価値Ixが1.41で最も高い、図5の上から一行目の修正文データが一番、評価値Ixが0.47と二番目に高い二行目の修正文データが二番、評価値Ixが0.12と最も低い下から三行目の定型文データが三番目となる。
検索処理部59は、定型文データと修正文データとを比較し、定型文と異なる修正文の部分のフォント、文字サイズ、文字飾り、あるいは文字色等を変更する。検索処理部59は、抽出した所見データ、およびソート結果の情報を、レポート作成端末13のDBアクセス部41に送信する。ソート結果の情報としては、評価値Ix自体でもよいし、順番を示す番号でもよい。
DBアクセス部41は、検索処理部59からの所見データ、およびソート結果の情報を、コンソール制御部40に引き渡す。コンソール制御部40は、ソート結果の情報に従って所見データを並べ、これを入力候補53としてレポート編集画面44に表示する。
以下、上記構成による作用について、図6および図7に示すフローチャートを参照して説明する。依頼医は、診療科端末11を使用して、オーダを発行する。レポート作成端末13は、診療科端末11から発行されたオーダを、検査科12のオーダ受付端末を経由して受信する。
読影医は、レポート作成端末13にアクセスしてオーダを確認し、レポート18の作成を開始する。レポート編集画面44がディスプレイ37bに表示されると、これと連動して画像表示画面がディスプレイ37aに表示される。読影医は、画像表示画面で検査画像17を観察しながら、レポート編集画面44の所見文入力領域46に、それぞれ臓器別の所見文を入力する。
所見文の入力は、用語選択ボタン51を選択することにより行われる。用語選択ボタン51が所定数以上選択されると(ステップ(以下、Sと略す)10でyes)、レポート作成端末13のDBアクセス部41からDBサーバ14に、入力候補53の所見データの検索要求が送信される(S11)。検索要求には、編集処理部42によって、用語選択ボタン51で選択された用語の組み合わせの情報が付加される。
レポート作成端末13から所見データの検索要求を受けると(S20)、DBサーバ14では、検索処理部59により、検索要求に付加された用語の組み合わせと一致する所見データが、辞書テーブル60の該当する医師IDの欄から検索される(S21)。
S22において、検索処理部59によって辞書テーブル60から抽出された所見データの評価値が算出される。そして、評価値が高い順に所見データがソートされ、定型文と異なる修正文の部分について、フォント、文字サイズ、文字飾り、あるいは文字色等が、他の部分と異なるように指定される(S23)。その後、所見データ、およびソート結果の情報が、検索要求に対する検索結果としてレポート作成端末13のDBアクセス部41に送信される(S24)。
検索処理部59の検索結果をDBアクセス部41で受信すると(S12)、レポート作成端末13では、コンソール制御部40によって、所見文入力領域46の下方に、入力候補53がソート結果の情報に従って上から下に表示される。このとき、修正文を元にした入力候補53は、定型文と異なる部分がフォント等を変更して表示される(S13)。
読影医は、表示された入力候補53の中から、所見文入力領域46に入力すべき所見文を選択する(S14でyes)。読影医によって選択された入力候補53は、所見文入力領域46に入力される(S15)。読影医は、必要に応じてキーボードを操作して、所見文入力領域46に入力された所見文を修正する。このように、読影医は、用語選択ボタン51を選択し、表示される入力候補53を選択しながら、所見文の入力を行う。
入力候補53が選択されず(S14でno)、用語選択ボタン51が追加選択されない場合(S16でno)は、S13の表示が継続して行われる。用語選択ボタン51が追加選択された場合(S16でyes)は、S11の処理に戻り、以前選択されていた用語選択ボタン51と、追加選択された用語選択ボタン51の用語の組み合わせで、再度所見データの検索要求がなされる。
読影医は、所見文の入力を終えると、終了ボタン55を選択する(S17でyes)。終了ボタン55が選択されると、レポート18のデータの格納要求とともに、所見データの格納要求がDBアクセス部41からDBサーバ14に送信される(S18)。格納要求には、編集処理部42によって、最新使用日時の情報が付加される。
レポート作成端末13から格納要求を受信すると(S25)、DBサーバ14では、格納処理部58によって、レポート18のデータの格納処理が実行される。レポート18のデータは、レポートDB21に格納される。
また、図7に示すように、格納処理部58により、レポート18のデータ内から、所見データ、医師ID、用語の組み合わせ、および最新使用日時が抜き出される(S30)。次いで、レポート18のデータより抜き出された所見データと、辞書テーブル60に登録された所見データとが比較される(S31)。
抜き出された所見データと辞書テーブル60の所見データとが一致しない場合(S32でno)、格納処理部58によって、抜き出された所見データの欄が辞書テーブル60に新設される(S33)。そして、新設された欄に抜き出した所見データが登録される(S34)。所見データの欄を新設した場合には、その使用回数が「1」とされる。
一方、抜き出された所見データが辞書テーブル60の所見データと一致する場合(S32でyes)は、その所見データの使用回数がインクリメントされ、その最新使用日時が抜き出された最新使用日時に更新される(S35)。この場合、抜き出された所見データは辞書テーブル60に登録されず、破棄される(S36)。以上をもって、一回のレポート18の作成処理が終了する。
レポート18の作成が完了すると、レポート作成端末13から、依頼医の診療科端末11に対して、作成完了通知が送信される。依頼医は、診療科端末11を通じてレポートDB21にアクセスして、作成完了通知に含まれるレポート18のアドレスに基づいて、レポート18を読み出す。診療科端末11のディスプレイ37には、レポート表示画面と、レポート18に関連する検査画像17を表示する画像表示画面が出力される。依頼医は、これらの画面を閲覧して、レポート18の内容を確認する。
以上説明したように、本発明は、読影医が修正した修正文データを辞書DB22の辞書テーブル60に登録し、これを元に所見文の入力候補53を表示するので、定型文や用語は最低限を用意すればよく、最初から大掛かりな辞書を用意する必要がない。このため、定型文を用意したり、用語を分類したりする手間が軽減される。また、読影医の好みや微妙な表現にも対応することができる。
使用回数、および最新使用日時に基づいて、入力候補53となる所見データをソートし、ソートした順に入力候補53を表示するので、文として使用する確率が高い、使用回数が多く、最新使用日時が直近の所見文が上位に表示される。従って、所望の入力候補53を探す手間が省け、利便性を高めることができる。
なお、評価値Ixの演算式(1)の説明で分かる通り、係数α、βは、0となることも有り得る。つまり、使用回数のみ、または最新使用日時のみで評価値Ixを求めてもよい。また、係数α、βは、使用回数、最新使用日時のうちのいずれを重要視するかで、数値が決まる。例えば、使用回数を重要視する場合は、α=0.8、β=0.2等とする。これらの係数の数値を、設定変更可能に構成してもよい。
入力候補53となる所見データのソートは、評価値Ixの高い順に限らず、五十音順に並べ替えてもよい。また、順不同でもよい。
用語の組み合わせと修正文データの関係を、医師ID毎に記憶するので、読影医の好みをより反映させた、入力候補となる所見データを検索することができる。
なお、医師IDに代えて、あるいは加えて、用語の組み合わせと修正文データの関係を医師の所属毎に記憶してもよい。上記実施形態では、検査科12に所属する読影医を利用者として例示したが、読影医以外も利用者となり得る。このため、医師の所属毎に用語の組み合わせと修正文データの関係を記憶すれば、入力候補53に利用者の好みをさらに反映させることができる。より詳しくは、一人の利用者が好む言い回しに限定されることなく、所属内の複数の利用者が使い易い修正文データを蓄積することができる。
定型文と異なる修正文の部分の、フォント、文字サイズ、文字飾り、または文字色のうちの少なくともいずれかを、定型文と共通する部分と違えて表示するので、定型文との違いが一目で分かり、入力候補53を選択する際の利便性を高めることができる。なお、定型文と異なる修正文の部分を識別可能に表示する方法としては、上記に例示した方法に限らず、例えば、点滅表示させたり、CGキャラクターでポイントしたりする等も可である。
用語選択ボタン51が所定数未満の場合、検索を実行せず、所定数以上の場合、検索を実行するので、用語の選択がある程度進んだ段階で検索が実行されて、入力候補が表示される。用語の選択が常にスムーズに運ぶとは限らず、選択をし直したり取り消したりすることも考えられるので、大して選択していないときに検索が実行されて入力候補が表示されても、その入力候補からは選択されずに無駄となる場合が多い。このため、用語選択ボタン51が所定数以上の場合に検索を実行すれば、検索や表示処理の無駄を省くことができる。
クライアント(レポート作成端末13)と、サーバ(DBサーバ14)とからなるクライアントサーバ型の情報システムを採用するため、一人の利用者に限らず、複数の利用者が文書作成支援の効果を享受することができる。
上記実施形態では、レポート18の所見文を入力する際に、本発明の文書作成支援装置を適用している。レポート18に用いる所見文や医療用語は、概ね決まっているため、複数の用語を選択させて文を作成する態様に好適である。また、定型文を用意したり、用語を分類したりする手間が軽減される分、装置の製造コストが安く済み、医師にとっても自分の好みや微妙な表現に対応した所見文を簡単に入力することができるので、電子情報化システムの導入に消極的な医療施設への参入障壁も和らぎ、装置の普及促進を期待することができる。
なお、定型文としては、図8に示す可変部分を有するものを用いてもよい。図8において、所見要素の「部位」、「大きさ」、「個数」は、それぞれ定型文の可変部分であり、その他の所見要素は、上記実施形態と同様、用語選択ボタン51により選択される。「部位」には、「右葉」、「左葉」、「S1」〜「S8」等の腫瘤性病変の場所を示す単語、「大きさ」、「個数」には、「15」、「10」、「3」等の数値が、キーボード操作により入力可能である。「部位−右葉」、「大きさ−長径15mm、短径10mm」、「個数−3個」がそれぞれ入力され、「境界−明瞭」、「辺縁−不整」、「濃度−高濃度」が選択された(斜線で示す)図示する状態では、定型文は、「肝右葉に大きさ15×10mmの、境界明瞭、辺縁不整、高濃度の腫瘤性病変を3個認めます。」となる。
この場合、辞書テーブル60は、用語の組み合わせと修正文の可変部分以外を関連付けて記憶する。具体的には、上記で例示した定型文に、「・・・辺縁不整、中心優位に高濃度の腫瘤性病変を・・・」と「中心優位に」が修正加筆された場合、「肝○○に大きさ□×△mmの、境界明瞭、辺縁不整、中心優位に高濃度の腫瘤性病変を×個認めます。」という修正文データを記憶する。腫瘤性病変の場所を示す単語や数値の可変部分には、何が入力されても所定のデータが記憶される。このため、「肝左葉に大きさ20×15mmの、境界明瞭、辺縁不整、高濃度の腫瘤性病変を2個認めます。」といった所見文は、腫瘤性病変の場所を示す単語や数値の可変部分は異なるが、辞書テーブル60では同じ定型文データとして扱われる。
また、この場合、検索処理部59は、上記実施形態と同様、用語の組み合わせのみを検索キーとして検索を実行する。そして、入力候補を選択入力したときに、可変部分に入力された単語や数値を割り当てることで、所見文を作成する。このように、可変部分が異なっている修正文データを同じデータとして扱えば、可変部分のみが異なり他は同じ修正文データを複数記憶してしまうことを防ぐことができ、同じような入力候補が乱立することがなくなる。
上記実施形態では、入力候補53の表示形式の変更処理(ソートやフォント等指定)を、DBサーバ14の検索処理部59が行う例で説明したが、表示形式の変更処理の一部または全部をレポート作成端末13が担ってもよい。
上記実施形態では、レポート18のデータ内の所見データに用語の組み合わせの情報を付加し、これを検索処理部59が抜き出しているが、レポート18のデータとは別に、所見データと用語の組み合わせの情報を関連付け、これを直接検索処理部59に引き渡してもよい。
上記実施形態では、用語の組み合わせと定型文とを関連付けて辞書テーブル60に記憶しているが、辞書テーブル60とは別に定型文を記憶してもよいし、定型文は記憶せず、他のアルゴリズムで定型文を自動生成してもよい。また、入力候補に定型文も含めているが、修正文のみを入力候補としてもよい。
さらに、辞書DB22が容量不足になるのを防ぐため、文として使用する可能性が低い修正文データを自動的に消去してもよい。この場合、例えば、使用回数が所定回数未満で、最新使用日時が所定日数以前の修正文データを選定して消去する。
上記実施形態では、レポート18のデータが確定保存されたときに、所見データの格納要求を発しているが、レポート18のデータが一時保存されたとき、あるいは、入力候補53のいずれかが所見文入力領域46に入力されたときに、所見データの格納要求を発してもよい。
上記実施形態では、入力デバイスとして、キーボードやマウスを例に説明したが、入力デバイスとしてマイクを用いて、用語選択ボタン51の選択や入力候補53の選択を音声によって受け付けてもよい。
上記実施形態では、検査科12で実施される検査を例示して説明したが、検査種はこれらに限定されるものではなく、PET(Positron Emission Tomography)検査、超音波検査、内視鏡検査等でもよい。また、レポート18として、検査画像17の読影結果をまとめたレポートを例示したが、検査画像以外の検査データに対する所見をまとめたレポートでもよい。検査画像以外の検査データとしては、例えば、病理検査といった検体検査や生理検査等で得られる数値データ、あるいは心電図等の波形図がある。また、異なる検査種の検査データ等、種々のデータに関する所見が記入されるレポートでもよい。
また、検査に関するレポートでなくともよく、患者の診療に関する所見をまとめたレポートであればよい。レポートの作成者についても、読影医に限定されるものではなく、さらに、医師にも限定されない。例えば、リハビリテーションの指導に携わる理学療法士が作成するレポートのように、医師以外が作成するレポートについても、本発明の適用が可能である。さらに、医用レポートの所見文の作成支援に限らず、カルテに記入される文の作成支援でもよく、また、医療分野以外のあらゆる文の作成支援に対して、本発明は適用が可能である。
上記実施形態では、本発明の文書作成支援装置を構成する、レポート作成端末およびDBサーバをそれぞれ一台で構成した例で説明したが、レポート作成端末およびDBサーバを複数台で構成してもよい。また、一台のコンピュータにレポート作成端末の機能とDBサーバの機能を統合してもよい。後者の場合、レポート作成端末にインストールされたクライアントプログラムの機能と、DBサーバにインストールされたサーバプログラムの機能を統合したプログラムが、一台のコンピュータにインストールされる。
また、上記実施形態のように、クライアント(レポート作成端末)と、サーバ(DBサーバ)とからなるクライアントサーバ型の情報システムの場合には、レポート編集用のクライアントプログラムは、専用のプログラムを使用してもよいし、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)といった、WWW(World Wide Web)のプロトコルに対応した汎用的なブラウザを使用してもよい。
専用のプログラムを使用する場合には、レポート編集画面は、専用のプログラムで定義された画面データに基づいて生成される。汎用的なブラウザを使用する場合には、例えば、Webサーバにレポート編集画面のデータを格納しておき、クライアントはWebサーバにアクセスして、Webページの形式に加工されたレポート編集画面のデータをダウンロードする。クライアントのブラウザは、受信したWebページのソースコードを解釈してレポート編集画面を生成する。Webサーバは、DBサーバ14が兼用してもよいし、DBサーバとは別のサーバでもよい。汎用的なブラウザを使用する場合には、WebサーバのCPUが、クライアントのCPUと協働して、または単独で、格納処理部、検索処理部等を構成する。
また、DBが構築されるデータ格納装置としては、DBサーバ以外でもよく、例えば、NAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)といったネットワークを介して接続するストレージデバイスを使用してもよい。このように、コンピュータシステムの物理構成は適宜変更が可能である。
上記実施形態では、ネットワークとしてLANを例に説明しているが、診療科と検査科が複数の拠点に分散しているような場合には、ネットワークとしてLANとWAN(Wide Area Network)を組み合わせて使用してもよい。
なお、上記実施形態で示したとおり、本発明は、プログラムの形態、さらにはプログラムを記憶する記憶媒体にもおよぶことはもちろんである。
医療情報システムの構成図である。 各端末およびサーバを構成するコンピュータの概略を示す構成図である。 本発明の文書作成支援装置の概略構成、およびレポート編集画面を示す図である。 レポートのデータ構造の説明図である。 辞書テーブルの内容を示す説明図である。 レポート作成処理の流れを示すフローチャートである。 所見データの格納処理の流れを示すフローチャートである。 可変部分を有する定型文の構造を示す説明図である。
符号の説明
2 医療情報システム
13 レポート作成端末
14 データベース(DB)サーバ
15 ネットワーク
18 レポート
22 辞書DB
30 CPU
32 ストレージデバイス
34 コンソール
36 アプリケーションプログラム(AP)
37 ディスプレイ
38 入力デバイス
40 コンソール制御部
41 DBアクセス部
42 編集処理部
44 レポート編集画面
46 所見文入力領域
47 用語選択入力領域
51 用語選択ボタン
53 入力候補
58 格納処理部
59 検索処理部
60 辞書テーブル

Claims (12)

  1. 予め用意された複数の用語から所望の用語を選択させ、選択された用語の組み合わせに応じて生成された定型文、あるいは入力候補から、文として使用するものを選択させ、選択された文への修正加筆を受け付け修正文とする操作入力制御手段と、
    前記操作入力制御手段で選択された用語の組み合わせと修正文とを関連付けて辞書に登録する登録手段と、
    前記操作入力制御手段で選択された用語の組み合わせと、前記登録手段で関連付けられた用語の組み合わせが一致する修正文を、辞書から検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索された修正文を、前記操作入力制御手段で選択される文の入力候補として表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする文書作成支援装置。
  2. 前記登録手段は、修正文を文として使用した回数、または使用した日時の少なくともいずれかを、修正文毎に辞書に登録することを特徴とする請求項1に記載の文書作成支援装置。
  3. 修正文を文として使用した回数、または使用した日時の少なくともいずれかに基づいて、前記検索手段で検索された修正文をソートするソート手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記ソート手段でソートした順に、修正文を表示させることを特徴とする請求項2に記載の文書作成支援装置。
  4. 前記登録手段は、用語の組み合わせと修正文の関係を、利用者、または利用者の所属の少なくともいずれか毎に辞書に登録することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の文書作成支援装置。
  5. 定型文と入力候補の修正文とを比較する比較手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、定型文と異なる修正文の部分を識別可能に表示させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の文書作成支援装置。
  6. 前記表示制御手段は、定型文と異なる修正文の部分の、フォント、文字サイズ、文字飾り、または文字色の少なくともいずれかを、定型文と共通する部分と違えて表示させることを特徴とする請求項5に記載の文書作成支援装置。
  7. 定型文には、前記操作入力制御手段により変更可能な可変部分を有する定型文が含まれており、
    前記登録手段は、可変部分を有する定型文の修正文については、用語の組み合わせと修正文の可変部分以外を関連付けて辞書に登録することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の文書作成支援装置。
  8. 前記検索手段は、前記操作入力制御手段で選択された用語が所定数未満の場合、検索を実行せず、所定数以上の場合、検索を実行することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の文書作成支援装置。
  9. 前記操作入力制御手段および前記表示制御手段を有するクライアントと、
    前記クライアントにネットワーク接続され、辞書を格納する格納手段、前記登録手段および前記検索手段を有するサーバとから構成されることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の文書作成支援装置。
  10. 前記操作入力制御手段で選択される文は、医療情報が記述される医用文書を構成する文であり、用語は医療用語であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の文書作成支援装置。
  11. 操作入力制御手段により、予め用意された複数の用語から所望の用語を選択させ、選択された用語の組み合わせに応じて生成された定型文、あるいは入力候補から、文として使用するものを選択させ、選択された文への修正加筆を受け付け修正文とする操作入力ステップと、
    前記操作入力ステップで選択された用語の組み合わせと修正文とを、辞書に関連付けて登録する登録ステップと、
    前記操作入力ステップで選択された用語の組み合わせと、前記登録ステップで関連付けられた用語の組み合わせが一致する修正文を、辞書から検索手段により検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで検索された修正文を、前記操作入力ステップで選択される文の入力候補として表示する表示ステップとを備えることを特徴とする文書作成支援方法。
  12. 予め用意された複数の用語から所望の用語を選択させ、選択された用語の組み合わせに応じて生成された定型文、あるいは入力候補から、文として使用するものを選択させ、選択された文への修正加筆を受け付け修正文とする操作入力機能と、
    前記操作入力機能で選択された用語の組み合わせと修正文とを、辞書に関連付けて登録する登録機能と、
    前記操作入力機能で選択された用語の組み合わせと、前記登録機能で関連付けられた用語の組み合わせが一致する修正文を、辞書から検索する検索機能と、
    前記検索機能で検索された修正文を、前記操作入力機能で選択される文の入力候補として表示する表示機能とを、コンピュータに実現させることを特徴とする文書作成支援プログラム。
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