JP2005044271A - 文章作成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、従来よりも一段と容易に文章を作成させ得る文章作成装置を実現しようとするものである。
【解決手段】
制御部20は、表示部25に表示している複数の置換候補文の中から、例えばユーザによって置換候補文「先に飲んどいて。」が選択されたことを認識すると、遅刻用雛形文章中の短文「先に行って下さい」を、当該選択された置換候補文「先に飲んどいて。」に置き換える。これによりユーザは、1字ずつ文字を入力するような文字入力操作を行うことなく、宴会等に遅刻する旨の文章を作成することができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は文章作成装置に関し、例えば、電子メール機能を有する携帯電話機に適用して好適なものである。
従来、電子メール機能を有している携帯電話機においては、図40に示すようなテンキー部の各数字キーをユーザに押下させて、1字ずつ文字を入力させることにより、電子メール中の文章を作成させるようになされている。
実際上、このようなテンキー部の各数字キーに対しては、複数個の平仮名が割り当てられている。従ってユーザは、平仮名「お」を入力するとき、「1」の数字キーを5回押下しなければならず、この結果、文章の作成作業が非常に煩雑になってしまうという問題があった。
この問題を解決する一手法として、次のような携帯電話機が提案されている。すなわちこの携帯電話機においては、ユーザがテンキー部を操作して何らかの文字(例えば、平仮名「せ」)を入力すると、この平仮名「せ」から始まる複数の単語(例えば、「仙台」、「千」、「セーブ」等)を表示部に表示し、そしてこれら複数の単語からユーザ所望の単語を選択させる。この結果この携帯電話機によれば、従来よりも文字入力操作の回数を低減させることができる(例えば特許文献1)。
特開2002−101178公報(第6頁、図4)
しかしながら、かかる手法を採用した携帯電話機においても、ユーザに単語を入力させる際には、その単語の先頭文字を入力させなければならないので、例えば多数の単語からなる長文を入力させる場合には、これに応じた回数の文字入力操作を強いることになってしまう。この結果このような携帯電話機でも、未だ容易に文章を作成させることができるとは言い難い問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来よりも一段と容易に文章を作成させ得る文章作成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、文章作成装置として、複数の短文に区切られた雛形文章と各短文に対する複数の置換候補文とを記憶しておく記憶手段と、記憶手段から雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示手段と、表示部に表示している雛形文章中の複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の置換候補文を、記憶手段から読み出して表示部に表示する候補文表示手段と、表示部に表示している複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された置換候補文を、雛形文章中の指定短文と置き換える置換手段とを設けるようにした。
このようにこの文章作成装置では、雛形文章中の各短文を予め用意されている置換候補文に適宜置換させることによって文章を作成させるようにした。これによりユーザは、文字入力操作を行うことなく文章を作成することができる。
また本発明においては、文章作成方法として、複数の短文に区切られた雛形文章と各短文に対する複数の置換候補文とが記憶された所定の記憶手段から、雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示ステップと、表示部に表示している雛形文章中の複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の置換候補文を、記憶手段から読み出して表示部に表示する候補文表示ステップと、表示部に表示している複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された置換候補文を、雛形文章中の指定短文と置き換える置換ステップとを設けるようにした。
このようにこの文章作成方法では、雛形文章中の各短文を予め用意されている置換候補文に適宜置換させることによって文章を作成させるようにした。これによりユーザは、文字入力操作を行うことなく文章を作成することができる。
また本発明においては、コンピュータに実行させる文章作成プログラムとして、複数の短文に区切られた雛形文章と各短文に対する複数の置換候補文とが記憶された所定の記憶手段から、雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示ステップと、表示部に表示している雛形文章中の複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の置換候補文を、記憶手段から読み出して表示部に表示する候補文表示ステップと、表示部に表示している複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された置換候補文を、雛形文章中の指定短文と置き換える置換ステップとを設けるようにした。
このようにこの文章作成プログラムでは、雛形文章中の各短文を予め用意されている置換候補文に適宜置換させることによって文章を作成させるようにした。これによりユーザは、文字入力操作を行うことなく文章を作成することができる。
上述のように本発明によれば、文章作成装置において、複数の短文に区切られた雛形文章と各短文に対する複数の置換候補文とを記憶しておく記憶手段と、記憶手段から雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示手段と、表示部に表示している雛形文章中の複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の置換候補文を、記憶手段から読み出して表示部に表示する候補文表示手段と、表示部に表示している複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された置換候補文を、雛形文章中の指定短文と置き換える置換手段とを設けるようにしたので、雛形文章中の各短文を予め用意されている置換候補文に適宜置換させることによって文章を作成させることができ、かくしてユーザは文字入力操作を行うことなく文章を作成することができる。この結果、従来よりも一段と容易に文章を作成させることができる文章作成装置を実現することができる。
また本発明によれば、文章作成方法において、複数の短文に区切られた雛形文章と各短文に対する複数の置換候補文とが記憶された所定の記憶手段から、雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示ステップと、表示部に表示している雛形文章中の複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の置換候補文を、記憶手段から読み出して表示部に表示する候補文表示ステップと、表示部に表示している複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された置換候補文を、雛形文章中の指定短文と置き換える置換ステップとを設けるようにしたので、雛形文章中の各短文を予め用意されている置換候補文に適宜置換させることによって文章を作成させることができ、かくしてユーザは文字入力操作を行うことなく文章を作成することができる。この結果、従来よりも一段と容易に文章を作成させることができる文章作成方法を実現することができる。
さらに本発明によれば、コンピュータに実行させる文章作成プログラムにおいて、複数の短文に区切られた雛形文章と各短文に対する複数の置換候補文とが記憶された所定の記憶手段から、雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示ステップと、表示部に表示している雛形文章中の複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の置換候補文を、記憶手段から読み出して表示部に表示する候補文表示ステップと、表示部に表示している複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された置換候補文を、雛形文章中の指定短文と置き換える置換ステップとを設けるようにしたので、雛形文章中の各短文を予め用意されている置換候補文に適宜置換させることによって文章を作成させることができ、かくしてユーザは文字入力操作を行うことなく文章を作成することができる。この結果、従来よりも一段と容易に文章を作成させることができる文章作成プログラムを実現することができる。
以下図面について、本願発明の一実施の形態について説明する。
(1)携帯電話機の構成
図1において、1は全体として携帯電話機を示し、上側筐体2と下側筐体3とがヒンジ部4を介して折り畳み可能に構成されている。
上側筐体2において、その背面の上端右側には、送受信用のアンテナ5が引出及び収容可能な状態で取り付けられており、正面上端部には、スピーカ6が設けられており、正面中央部には、液晶ディスプレイ等でなる表示部25が設けられている。
下側筐体3において、その表面中央部には、「0」〜「9」、「#」及び「*」キー等からなるテンキー8が設けられており、表面下端部には、ユーザの音声等を集音するためのマイクロフォン9が設けられている。
また、下側筐体3において、その表面上端部には、上下方向に回転操作が可能且つ押圧操作が可能なジョグダイヤル10が設けられており、当該ジョグダイヤル10の両側には、左方向を指定するための左方向キー11及び右方向を指定するための右方向キー12が設けられている。
次に、携帯電話機1の回路構成について図2を用いて説明する。携帯電話機1は、当該携帯電話機1全体を統括的に制御する制御部20に対して、基本プログラム等の各種プログラムを格納しているメモリ21、アンテナ5を介して無線通信を行うための無線通信部22、パーソナルコンピュータ(図示せず)等と接続するための外部インターフェース部23、テンキー8やジョグダイヤル10や左方向キー11や右方向キー12等からなる操作入力部24、表示部25、コーデック部26、及び電子メール作成処理部27が接続されて構成されている。
制御部20は、メモリ21に格納されている基本プログラム等の各種プログラムに従って、携帯電話機1内の各回路部を制御することにより、電子メール送受信処理や通話処理等を実行するようになされている。
例えば制御部20は、基本プログラムに従って通話処理を実行することにより、マイクロフォン9からの音声信号をコーデック部26及び無線通信部22を順次介してアンテナ5から送出する一方、アンテナ5を介して受信した通話相手からの音声信号を無線通信部22及びコーデック部26を順次介してスピーカ6から出力する。
一方電子メール作成処理部27は、制御部20からの命令に応じて、ユーザに電子メールを作成させるための電子メール作成処理等を実行する。そしてこの電子メール作成処理部27に接続されている電子メールデータ記憶部28には、複数種類の雛形文章(後述する)が記されてなる雛形文章データや、複数種類の置換候補文(後述する)が記されてなる置換候補文データが格納されている。
(2)電子メール作成処理
例えば制御部20は、ユーザにより操作入力部24を介して所定操作が行われたことを認識すると、図3に示すような電子メールメニュー画面30を表示部25に表示する。
そして制御部20は、ユーザによって操作入力部24を介して電子メールメニュー画面30中のカーソルCR1が操作されることにより、メニュー「新規作成」が選択されたことを認識すると、電子メール作成処理部27を制御して、電子メール作成処理を実行開始する。
ここでは、この電子メール作成処理の手順について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
すなわちステップSP1において制御部20は、図5に示すような新規作成メニュー画面35を表示部25に表示し、ステップSP2へ移る。
ステップSP2において制御部20は、ユーザによってカーソルCR1が操作されることにより、新規作成メニュー画面35中のメニュー「簡易作成機能」が選択されたか否かを判定する。
このステップSP2において否定結果が得られると、例えばこのことは、新規作成メニュー画面35中のメニュー「通常作成機能」が選択されたことを意味しており、制御部20は、ステップSP3へ移って通常作成処理を実行する。
この通常作成処理では、ユーザにテンキー8の各数字キーを押下操作させて、1文字ずつ文字入力させることにより、メールアドレスや電子メールの文章を作成させる。そして制御部20は、ユーザによって当該通常作成処理を終了する操作が行われたことを認識すると、この通常作成処理によって作成された電子メールを送信した後、ステップSP13へ移って電子メール作成処理手順RT1を終了する。
これに対しステップSP2において肯定結果が得られると、このことは、簡易作成機能を利用して電子メールを作成する意思がユーザにあることを意味しており、制御部20は、ステップSP4へ移って簡易作成処理を実行開始する。
実際上このステップSP4において制御部20は、ユーザに文字入力操作させることによってメールアドレスを入力させ、この入力が終了したときステップSP5へ移る。
ステップSP5において制御部20は、図6に示すような雛形文章選択画面40を表示部25に表示し、ステップSP6へ移る。
ここでこの雛形文章選択画面40には、複数種類の雛形文章の名称(本実施の形態の場合、「遅刻」、「待ち合わせ」、「お礼」等)が一覧表示されており、これら雛形文章の名称は、カーソルCR1によって選択され得るようになされている。
ステップSP6において制御部20は、ユーザによってカーソルCR1が操作されることにより、例えば雛形文章の名称「遅刻」が選択されたことを認識すると、電子メール作成処理部27を制御して、当該「遅刻」に応じた雛形文章データを電子メールデータ記憶部28から読み出した後、これに基づいて電子メールの文章を簡易に作成させるための簡易作成画面45(図7)を表示部25に表示し、ステップSP7へ移る。
ここで簡易作成画面45には、遅刻する旨を伝えるための雛形文章が表示されている。因みに本実施の形態の場合、この遅刻用の雛形文章は、「こんばんは、伊藤です。すみません。10分程度遅れます。先に行って下さい。」となっている。
そしてこの遅刻用の雛形文章は、複数のブロックBK1〜BK6によって、複数の短文に予め区切られている(この場合、「こんばんは、」と「伊藤です。」と「すみません。」と「10」と「分程度おくれます。」と「先に行ってください。」とに区切られている)。これらブロックBK1〜BK6のそれぞれは、簡易作成画面45中のカーソルCR2によって選択され得るようになされている。
ステップSP7において制御部20は、ユーザによって簡易作成画面45中のカーソルCR2が操作されることにより、ブロックBK1〜BK6の何れかが選択されたか否かを判定する。
このステップSP7において否定結果が得られると、このことは、ブロックBK1〜BK6の何れも未だ選択されていないことを意味しており、このとき制御部20は後述のステップSP10へ移る。
これに対しステップSP7において肯定結果が得られると、このことは、ブロックBK1〜BK6の何れかが選択された、例えばブロックBK6が選択されたことを意味しており、このとき制御部20はサブルーチンSRT1へ移る。
このサブルーチンSRT1において制御部20は、後に詳述する文選択ボックス表示処理を実行することにより、例えば図8に示すように、簡易作成画面45のブロックBK6上に文選択ボックス46を表示し、ステップSP8へ移る。
この文選択ボックス46中には、ブロックBK6中に表示されていた短文「先に行って下さい。」が表示されていると共に、当該短文「先に行って下さい。」と置き換えることが可能な短文(以下適宜、これを置換候補文と呼ぶ)が複数表示されている。本実施の形態の場合には、かかる短文「先に行って下さい。」の置換候補文として、「先に飲んどいて。」と「待っていてくれぇー。」と「待っていていただけますか?」とが表示されている。
また本実施の形態において制御部20は、上下方向にジョグダイヤル10が回転操作されると、これに連動して文選択ボックス46中のカーソルCR3を上下方向に移動させて、短文「先に行って下さい。」や複数の置換候補文のうちの何れか1文を選択させ得るようになされており、そしてジョグダイヤル10が押下操作されたとき、カーソルCR3によって選択中の1文を選択決定するようになされている。これによりユーザは、文選択ボックス46に表示されている短文「先に行って下さい。」や複数の置換候補文の中から、ユーザ任意の1文を容易且つ直感的に選択決定することができる。
ステップSP8において制御部20は、ユーザによってジョグダイヤル10が回転及び押下される操作が行われることにより、例えば文選択ボックス46中の「先に飲んどいて。」が選択決定されたことを認識すると、図9に示すように、ブロックBK6中にこれまで表示していた短文「先に行って下さい。」を、置換候補文「先に飲んどいて。」に置き換えて表示し、ステップSP9へ移る。
このようにしてユーザは、遅刻用雛形文章中の短文「先に行って下さい。」を、予め用意されている置換候補文「先に飲んどいて。」に置き換える操作を行うだけで、例えば宴会等に遅刻する旨の文章を作成することができる。
ステップSP9において制御部20は、例えば図10に示すように、メモリ21に記憶されている選択履歴データDT1中の第6履歴欄CL6に対し、ステップSP8において今回選択決定された置換候補文「先に飲んどいて。」を追記し、ステップSP10へ移る。
ここで選択履歴データDT1の第6履歴欄CL6に対しては、ブロックBK6中の短文と置換すべくユーザによってこれまで選択された置換候補文が、選択された順番で記されるようになされている。因みに、他の履歴欄(例えば、第5履歴欄CL5)に対しても、対応するブロック(この場合、ブロックBK5)中の短文と置換すべくユーザによってこれまで選択された置換候補文が、選択された順番で記されるようになされている。
ステップSP10において制御部20は、ユーザの所定操作により簡易作成画面45(図9)中の決定ボタン47が選択されたか否かを判定する。
このステップSP10において否定結果が得られると、例えばこのことは、簡易作成処理が継続されることを意味しており、このとき制御部20は上述のステップSP7へ戻る。これに対しステップSP10において肯定結果が得られると、例えばこのことは、電子メールの文章が、「こんばんは、伊藤です。すみません。10分程度遅れます。先に飲んどいて。」で決定されたことを意味しており、ステップSP11へ移る。
ステップSP11において制御部20は、ステップSP4で入力されたメールアドレスに基づいて、ステップSP10で決定された電子メールの文章を送信し、ステップSP12へ移る。
ステップSP12において制御部20は、ステップSP10で決定された文章「こんばんは、伊藤です。すみません。10分程度遅れます。先に飲んどいて。」を、遅刻用雛形文章として新たに登録し直す処理を実行する。同時に制御部20は、ステップSP8で置き換えられてしまった短文「先に行って下さい。」を、新たな遅刻用雛形文章中の短文「先に飲んどいて。」に対する置換候補文として登録する処理も実行する。
この結果、ユーザによってこの簡易作成機能が再び利用されると、簡易作成画面45には、ユーザによって今回作成された文章が、遅刻用雛形文章として表示される。
この後制御部20は、ステップSP13へ移って電子メール作成処理手順RT1を終了する。
次に、ステップSP7で肯定結果が得られたときに実行する文選択ボックス表示処理手順SRT1について説明する。
すなわち制御部20は、例えばステップSP7で簡易作成画面45(図7)中のブロックBK6が選択決定されて肯定結果が得られたとき、図11に示す文選択ボックス表示処理手順SRT1の開始ステップから入ってステップSP101に移る。
そしてステップSP101において制御部20は、図12に示す選択履歴データDT1の第6履歴欄CL6を参照し、ユーザによって前回選択決定された置換候補文「先に行って下さい。」から、10回前に選択決定された置換候補文「待っていてくれぇー。」までの間の各置換候補文に対して、ポイントを順次付与する処理(以下、これをポイント付与処理と呼ぶ)を実行し、ステップSP102へ移る。
ここでこのポイント付与処理では、ユーザによって前回選択決定された置換候補文「先に行って下さい。」に対して“10”ポイントを付与する。そして、これよりも過去に選択決定された置換候補文になるにつれて、“1”ずつ減算したポイントを順次付与するようになされている。これにより、最近に選択決定された置換候補文ほど、高いポイントが付与されるようになされている。
ステップSP102において制御部20は、例えば図13に示すように、ステップSP101で付与したポイントを置換候補文ごとに集計した後、置換候補文ごとに合計ポイントを算出し、ステップSP103へ移る。
ステップSP103において制御部20は、ステップSP102で算出した各置換候補文の合計ポイントに基づき、各置換候補文に対して優先度を割り当てる処理(以下、これを優先度割当処理と呼ぶ)を実行し、ステップSP104へ移る。
ここでこの優先度割当処理においては、まず最初に、ユーザによって前回選択決定された置換候補文「先に行ってください。」に対して、最も高い優先度“1”を割り当てる。次に、この置換候補文「先に行ってください。」を除く他の置換候補文の中で、合計ポイントが最大の置換候補文「先に飲んどいて。」に対し、優先度“2”を割り当てる。そして、合計ポイントが小さい置換候補文になるにつれて、順次低い優先度を割り当てるようになされている。
このようにして制御部20は、ユーザによって最近選択決定された置換候補文ほど、かつ頻繁に選択決定される置換候補文ほど、今回も選択決定される可能性が高いと判断し、より高い優先度を割り当てるようになされている。ただし本実施の形態の場合、制御部20は、ユーザによって前回選択決定された置換候補文「先に行ってください。」が、今回最も選択決定される可能性が高いと判断し、例外的に優先度“1”を割り当てるようになされている。
ステップSP104において制御部20は、図8に示すように、ステップSP103で割り当てた優先度に基づいて、簡易作成画面45上に文選択ボックス46を表示し、ステップSP105へ移って文選択ボックス表示処理手順SRT1を終了する。
このとき制御部20は、文選択ボックス46の最上部にカーソルCR3を初期表示するようにすると共に、優先度の高い置換候補文ほど文選択ボックス46の上側に表示する。このように、ユーザによって今回選択決定される可能性が高い置換候補文ほど、ユーザが選択し易くなるように、カーソルCR3に近接して表示するようになされている。
(3)雛形文章登録処理
ところで制御部20は、ユーザにより操作入力部24を介して、図3に示す電子メールメニュー画面30中のメニュー「メール設定」が選択されたことを認識すると、図14に示すようなメール設定メニュー画面50を表示部25に表示する。
そして制御部20は、ユーザによってメール設定メニュー画面50中のカーソルCR1が操作されることにより、メニュー「雛形文章の新規登録」が選択されたことを認識すると、ユーザ任意の雛形文章を新たに登録するための雛形文章登録処理を実行する。
ここでは、この雛形文章登録処理の手順について、図15に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップSP20において制御部20は、図16に示すような文章入力画面55を表示部25に表示した後、ユーザに文字入力させることによって、ユーザ任意の文章(以下、これを任意文章と呼ぶ)を入力させる。この後、ユーザにより文章入力画面55中の入力終了ボタン56が選択されると、制御部20はステップSP21へ移る。
因みに本実施の形態の場合、この文章入力画面50には、ユーザによって今回入力された任意文章として、「このたびは、本当にごめんなさい。このようなことは致しません。」が表示されている。
ステップSP21において制御部20は、かかる任意文章に基づいて、図17に示すようなブロック設定画面60を表示し、ステップSP22へ移る。
ここでこのブロック設定画面60には、ブロックを設定する部分の先頭文字と終端文字とをユーザに指定させるための文字指定カーソルCR4が表示されている。
ステップSP22において制御部20は、ブロック設定画面60中の文字指定カーソルCR4が操作されることにより、かかる先頭文字及び終端文字として、例えば「このたびは、……」の「こ」及び「、」が指定されたことを認識すると、図18に示すように、新たなブロックBK10を、任意文章中の「このたびは、」に対して設定し、ステップSP23へ移る。
ステップSP23において制御部20は、この任意文章全体にブロックが設定されたか否かを判定し、ここで否定結果が得られると、上述のステップSP21へ戻るようになされている。
このようにして制御部20は、ステップSP21〜ステップSP23を繰り返し実行することにより、ユーザに対して任意文章全体に複数のブロックを設定させる。そしてこの結果、例えば図19に示すように、任意文章全体にブロックBK10〜BK12が設定されて、当該任意文章が複数の短文に区切られたとき、制御部20は、ステップSP23で肯定結果を得てステップSP24へ移る。
ステップSP24において制御部20は、この任意文章を新たな雛形文章として登録するに際し、所定の入力画面(図示せず)を表示部25に表示して、当該任意文章の名称をユーザに入力させる。そして制御部20は、例えばユーザにより操作入力部24を介して「お詫び」が入力されたことを認識すると、この「お詫び」という名称で当該任意文章を新たな雛形文章として登録する処理を行い、ステップSP25へ移って雛形文章登録処理手順RT2を終了する。
このようにしてこの携帯電話機1においては、ユーザ独自の雛形文章(この場合、お詫び用の雛形文章)を追加登録させ得るようになされている。
(4)置換候補文編集処理
一方、制御部20は、ユーザにより操作入力部24を介して、図14に示すメール設定メニュー画面50中のメニュー「既存の雛形文章の編集」が選択決定されたことを認識すると、図20に示すような雛形文章編集メニュー画面65を表示部25に表示する。
そして制御部20は、ユーザによって雛形文章編集メニュー画面65中のカーソルCR1が操作されることにより、メニュー「置換候補文の編集」が選択されたことを認識すると、置換候補文編集処理を実行するようになされている。
ここでは、この置換候補文編集処理の手順について、図21に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップSP30において制御部20は、例えば図22に示すような雛形文章選択画面70を表示部25に表示する。この雛形文章選択画面70には、既に登録されている雛形文章の名称が一覧表示されている。そして制御部20は、ユーザによってカーソルCR1が操作されることにより、例えば雛形文章の名称「遅刻」が選択決定されると、ステップSP31へ移る。
ステップSP31において制御部20は、かかる雛形文章の名称「遅刻」に応じた雛形文章データを電子メールデータ記憶部28から読み出し、これに基づいて図23に示すような置換候補文編集画面75を表示部25に表示し、ステップSP32へ移る。
ここでこの置換候補文編集画面75においては、遅刻用雛形文章におけるブロックBK1〜BK6のそれぞれが、カーソルCR5によって選択され得るようになされている。
ステップSP32において制御部20は、ユーザによって置換候補文編集画面75中のカーソルCR5が操作されることにより、例えばブロックBK1が選択決定されると、図24に示すように、当該ブロックBK1上に置換候補文編集ボックス76を表示し、ステップSP33へ移る。
この置換候補文編集ボックス76には、ブロックBK1中に表示されていた短文「こんばんは、」と、当該短文「こんばんは、」に対応する複数の置換候補文とが一覧表示されている。またこの置換候補文編集ボックス76には、これら短文や置換候補文のうちの何れか1つを選択するためのカーソルCR6も表示されている。
ステップSP33において制御部20は、例えばユーザによって置換候補文編集ボックス76中のカーソルCR6が操作されることにより、例えば置換候補文「おはよう、」が選択決定されると、当該置換候補文「おはよう、」の表示を中止した後、図25に示すように当該置換候補文「おはよう、」が表示されていた位置に、新たな置換候補文を入力するための置換候補文入力ボックス77を表示し、ステップSP34へ移る。
ステップSP34において制御部20は、例えばユーザによって操作入力部24を介して文字入力操作が行われることにより、置換候補文入力ボックス77に対して「おはよー!」が入力されたことを認識すると、例えば図26に示すように、短文「こんばんは、」の置換候補文としてこれまで登録されていた「おはよう、」の代わりに、今回入力された「おはよー!」を新規登録する処理を行い、ステップSP35へ移って置換候補文編集処理手順RT3を終了する。
このようにしてこの携帯電話機1においては、短文「こんにちは、」に対する置換候補文として既に登録されていた「おはよう、」を、新たな置換候補文「おはよー!」に変更させ得るようになされている。
次に、上述した雛形文章選択画面(図22)に一覧表示されている複数の雛形文章の名称のうち、例えばユーザによって雛形文章の名称「お詫び」が選択決定された場合について説明する。
すなわちステップSP30において制御部20は、雛形文章選択画面70(図22)に一覧表示されている複数の雛形文章の名称のうち、例えばユーザによって雛形文章の名称「お詫び」が選択決定されると、ステップSP31において、図27に示すような置換候補文編集画面75Xを表示部25に表示する。この置換候補文編集画面75Xにおいては、お詫び用の雛形文章がブロックBK10〜BK12ごとに区切られて表示されており、これらブロックBK10〜BK12のそれぞれは、カーソルCR5Xによって選択され得るようになされている。
そしてステップSP32において制御部20は、ユーザによって置換候補文編集画面75X中のカーソルCR5Xが操作されることにより、例えばブロックBK12が選択決定されると、図28に示すように、当該ブロックBK12上に置換候補文編集ボックス76Xを表示する。
ところで本実施の形態の場合、このお詫び用の雛形文章における各短文に対しては、未だに置換候補文が登録されていない。従って、ブロックBK12上に表示される置換候補文編集ボックス76Xには、当該ブロックBK12中の短文「このようなことは致しません。」のみが表示されており、この短文「このようなことは致しません。」の次行は空白部分SCとなっている。
次にステップSP33において制御部20は、例えばユーザによって置換候補文編集ボックス76X中のカーソルCR6Xが操作されることにより、例えばかかる空白部分SCが選択決定されたことを認識すると、例えば図29に示すように、当該空白部分SC上に置換候補文入力ボックス77Xを表示し、ステップSP34へ移る。
ステップSP34において制御部20は、ユーザにより文字入力操作が行われることによって、置換候補文入力ボックス77Xに対して「二度と致しません。」が入力されたことを認識すると、当該入力された「二度と致しません。」を、短文「このようなことは致しません。」に対する置換候補文として新規登録する処理を行い、ステップSP35へ移って置換候補文編集処理手順RT3を終了する。
このようにして携帯電話機1においては、お詫び用の雛形文章における各短文(この場合、「このようなことは致しません。」)に対して、新たな置換候補文(この場合、「二度と致しません。」)を追加させ得るようになされている。
(5)ブロック削除処理
ところで制御部20は、ユーザによって雛形文章編集メニュー画面65(図20)中のカーソルCR1が操作されることにより、メニュー「ブロックの編集」が選択されたことを認識すると、図30に示すようなブロック編集メニュー画面78を表示部25に表示する。
そして制御部20は、ユーザによってブロック編集メニュー画面78中のカーソルCR1が操作されることにより、メニュー「ブロックの削除」が選択されたことを認識すると、ブロック削除処理を実行するようになされている。
ここでは、このブロック削除処理の手順について、図31に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップSP40において制御部20は、図22に示すような雛形文章選択画面70を表示部25に表示する。そして制御部20は、例えばユーザによってカーソルCR1が操作されることにより、例えば雛形文章の名称「お詫び」が選択決定されると、ステップSP41へ移る。
ステップSP41において制御部20は、雛形文章の名称「お詫び」に応じた雛形文章データを電子メールデータ記憶部28から読み出し、これに基づいて図32に示すような削除ブロック選択画面80を表示部25に表示し、ステップSP42へ移る。
因みにこの削除ブロック選択画面80においては、お詫び用雛形文章中の各ブロックBK10〜BK12のそれぞれを、カーソルCR7によって選択させ得るようになされている。
ステップSP42において制御部20は、ユーザによって削除ブロック選択画面80中のカーソルCR7が操作されることにより、例えばブロックBK10が選択決定されたことを認識すると、図33に示すように、ブロックBK10及びブロックBK10中の短文「このたびは、」の表示を中止して、文章「本当にごめんなさい。このようなことは致しません。」のみを表示するようにし、ステップSP43へ移る。
ステップSP43において制御部20は、ユーザによって削除ブロック選択画面80(図33)中の決定ボタン81が選択されたとき、短文「このたびは、」を削除した文章「本当にごめんなさい。このようなことは致しません。」を、新たなお詫び用雛形文章として登録する処理を行い、ステップSP44へ移ってブロック削除処理手順RT4を終了する。
このように携帯電話機1においては、ブロック削除処理を実行することによって、例えば、お詫び用雛形文章における複数の短文のうち、ユーザの選択操作に応じた短文(この場合、「このたびは」)を削除することができる。これによりユーザは、当該お詫び用雛形文章の文章構成を適宜変更することができる。
(6)ブロック追加処理
一方制御部20は、ユーザによって図30に示すブロック編集メニュー画面78中のカーソルCR1が操作されることにより、メニュー「ブロックの追加」が選択されたことを認識すると、ブロック追加処理を実行するようになされている。
ここでは、このブロック追加処理の手順について、図34に示すフローチャートを用いて説明する。
すなわちステップSP50において制御部20は、図22に示すような雛形文章選択画面70を表示部25に表示する。そして制御部20は、例えばユーザによってカーソルCR1が操作されることにより、例えば雛形文章の名称「お詫び」が選択決定されると、ステップSP51へ移る。
ステップSP51において制御部20は、雛形文章の名称「お詫び」に応じた雛形文章データを電子メールデータ記憶部28から読み出し、これに基づいて図35に示すようなブロック追加画面85を表示部25に表示し、ステップSP52へ移る。
ここでこのブロック追加画面85においては、お詫び用の雛形文章が複数のブロックBK10〜BK12に区切られて表示されていると共に、新たに追加するブロックの挿入位置を指定するための挿入位置指定カーソルCR8も表示されている。
ステップSP52において制御部20は、ユーザによって挿入位置指定カーソルCR8が操作されることにより、例えば図36に示すように、ブロックBK12の後側が指定されたことを認識すると、当該ブロックBK12の後側に、ユーザ任意の短文を入力させるための短文入力ボックス86(図37)を表示して、ステップSP53へ移る。
ステップSP53において制御部20は、例えばユーザの文字入力操作によって、短文入力ボックス86に対し、短文「今後も宜しくお願い致します。」が入力されたことを認識すると、例えば図38に示すように、ブロックBK12中の短文「このようなことは致しません。」の後に、当該入力された短文「今後も宜しくお願い致します。」を、ブロックBK13で囲んだ状態で表示する。そして制御部20は、この短文「今後も宜しくお願い致します。」を追加した文章「このたびは、本当にごめんなさい。このようなことは致しません。今後も宜しくお願い致します。」を、新たなお詫び用雛形文章として登録する登録処理を実行し、ステップSP54へ移ってブロック追加処理手順RT5を終了する。
このようにして携帯電話機1においては、ブロック追加処理を実行することによって、お詫び用雛形文章中のユーザ任意の位置(この場合、ブロックBK12の後側)に対し、ユーザ任意の短文(この場合、「今後も宜しくお願い致します。」)を追加させることができる。
(7)動作及び効果
以上の構成において、制御部20は、ユーザによって雛形文章選択画面40(図6)における雛形文章の名称「遅刻」が選択されたことを認識すると、図7に示すように、複数のブロックBK1〜BK6に区切られた遅刻用雛形文章を表示部25に表示する。
次に制御部20は、これらブロックBK1〜BK6のうち例えばユーザによってブロックBK6が指定されたことを認識すると、図8に示すように、当該ブロックBK6中の短文「先に行って下さい」に対応する複数の置換候補文を表示部25に表示する。
そして制御部20は、表示部25に表示している複数の置換候補文の中から、例えばユーザによって置換候補文「先に飲んどいて。」が選択されたことを認識すると、遅刻用雛形文章中の短文「先に行って下さい」を、当該選択された置換候補文「先に飲んどいて。」に置き換える。
かくするにつきユーザは、1字ずつ文字を入力するような文字入力操作を行うことなく、宴会等に遅刻する旨の文章を作成することができる。
以上の構成によれば、ユーザに文字入力操作を行わせることなく、文章を作成させることができる。この結果、従来よりも一段と容易に文章を作成させ得る携帯電話機1を実現することができる。
なお本実施の形態の場合、表示部25の大きさに限界があるので、文選択ボックス46(図8)に対しては、1つの短文と最大3つの置換候補文のみが表示されるようになされている。従って制御部20は、例えば遅刻用雛形文章中の短文「先に行って下さい。」について多数の置換候補文が登録されている場合、優先度の高い3つの置換候補文を、優先的に文選択ボックス46に対して表示する。これにより、選択決定される可能性の低い置換候補文を、文選択ボックス46に表示してしまうことを回避することができる。
また本実施の形態において、通常作成機能を利用して「遅刻」する旨の文章を作成する場合、ユーザは、文章構成を考えながら1字ずつ文字入力操作しなければならない。これに対して簡易作成機能を利用した場合、ユーザは、既に文章構成が確定している遅刻用雛形文章の各短文を、任意の置換候補文に適宜置換するだけなので、このような「遅刻」する旨の文章を容易に作成することができる。
(8)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、図12に示すように、ユーザによって前回選択決定された置換候補文「先に行って下さい。」に対して“10”ポイントを付与すると共に、これよりも過去に選択決定された置換候補文になるにつれて、“1”ずつ減算したポイントを順次付与するようにし、この後図13に示すように、置換候補文ごとに当該付与されたポイントを合計し、当該合計した結果に基づいて各置換候補文に優先度を割り当てる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、ユーザによって置換候補文が選択される度に当該選択された置換候補文に対して“1”ポイントを付与するようにした上で、図39に示すように、置換候補文ごとにこれまで付与されたポイントを適宜累計し、当該累計した結果に基づいて各置換候補文に優先度を割り当てるようにしても良い。
また上述の実施の形態においては、遅刻用の雛形文章、待ち合わせ用の雛形文章、お礼用の雛形文章、お詫び用の雛形文章等を携帯電話機1に登録しておき、これら雛形文章中の短文を、ユーザ任意の置換候補文に置換させることによって、遅刻する旨の文章、待ち合わせするための文章、お礼するための文章、お詫びするための文章等を作成させる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の趣旨を伝えるための雛形文章を、雛形文章新規登録処理(図15)によってユーザに予め登録させておくようにしても良い。この結果、ユーザは、様々な趣旨の文章を、簡易作成機能を利用して作成することができる。
さらに上述の実施の形態においては、ユーザに携帯電話機1の簡易作成機能を利用させて、電子メール中の文章を作成させる場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばこの他種々の文章を、当該簡易作成機能を利用させて作成させるようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、図8に示すように文選択ボックス46に対して、置換候補文として既に登録されている文章のみを表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、文選択ボックス46の最下部に空白部分を設けて、ユーザの選択したい置換候補文がないときに当該空白部分に対して新たな置換候補文を適宜入力させ得るようにしても良い。
さらに上述の実施の形態では、雛形文章中の各短文を予め用意されている置換候補文に置換させることによって文章を作成させる文章作成装置として、携帯電話機1を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、PDA(Personal Digital Assistance)等のこの他種々の情報端末を適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態では、複数の短文に区切られた雛形文章と各短文に対する複数の置換候補文とを記憶しておく記憶手段として、電子メールデータ記憶部28を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ハードディスクドライブ等のこの他種々の記憶装置を適用するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態では、記憶手段から雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示手段として、また表示部に表示している雛形文章中の複数の短文のうちユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の置換候補文を記憶手段から読み出して表示部に表示する候補文表示手段として、さらに表示部に表示している複数の置換候補文のうちユーザの選択操作によって選択された置換候補文を雛形文章中の指定短文と置き換える置換手段として、さらに選択操作によってこれまで選択された置換候補文に基づき、各置換候補文の選択頻度を認識する認識手段として、電子メール作成処理部27を適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成を適用するようにしても良い。
さらに本実施の形態では、電子メール作成処理手順RT1を実行するために、電子メール作成処理部27を設ける場合について述べたが、本発明はこれに限らず、電子メール作成処理手順RT1を実行するためのプログラム(文章作成プログラム)を携帯電話機1に対して予めインストールしておくことにより、この電子メール作成処理手順RT1をソフトウェア的に実現するようにしても良い。
文章作成装置において、電子メール等の文章が作成可能な携帯電話機や、PDA等に適用することができる。
本実施の形態における携帯電話機の外観構成を示す略線図である。 携帯電話機の回路構成を示すブロック図である。 電子メールメニュー画面を示す略線図である。 電子メール作成処理手順を示すフローチャートである。 新規作成メニュー画面を示す略線図である。 雛形文章選択画面(1)を示す略線図である。 簡易作成画面(1)を示す略線図である。 簡易作成画面(2)を示す略線図である。 簡易作成画面(3)を示す略線図である。 選択履歴データの内容(1)を示す略線図である。 文選択ボックス表示処理手順を示すフローチャートである。 選択履歴データの内容(2)を示す略線図である。 ポイント集計結果を示す略線図である。 メール設定メニュー画面を示す略線図である。 雛形文章登録処理手順を示すフローチャートである。 文章入力画面を示す略線図である。 ブロック設定画面(1)を示す略線図である。 ブロック設定画面(2)を示す略線図である。 ブロック設定画面(3)を示す略線図である。 雛形文章編集メニュー画面を示す略線図である。 置換候補文編集処理手順を示すフローチャートである。 雛形文章選択画面(2)を示す略線図である。 置換候補文編集画面(1)を示す略線図である。 置換候補文編集画面(2)を示す略線図である。 置換候補文編集画面(3)を示す略線図である。 新規登録された様子を示す略線図である。 置換候補文編集画面(4)を示す略線図である。 置換候補文編集画面(5)を示す略線図である。 置換候補文編集画面(6)を示す略線図である。 ブロック編集メニュー画面を示す略線図である。 ブロック削除処理手順を示す略線図である。 削除ブロック選択画面(1)を示す略線図である。 削除ブロック選択画面(2)を示す略線図である。 ブロック追加処理手順を示すフローチャートである。 ブロック追加画面(1)を示すフローチャートである。 ブロック追加画面(2)を示すフローチャートである。 ブロック追加画面(3)を示すフローチャートである。 ブロック追加画面(4)を示すフローチャートである。 他の実施の形態を示す略線図である。 テンキー部の構成を示す略線図である。
符号の説明
1……携帯電話機、10……ジョグダイヤル、20……制御部、24……操作入力部、25……表示部、27……電子メール作成処理部、28……電子メールデータ記憶部、RT1……電子メール作成処理手順、SRT1……文選択ボックス表示処理手順。

Claims (4)

  1. 複数の短文に区切られた雛形文章と、各上記短文に対する複数の置換候補文とを記憶しておく記憶手段と、
    上記記憶手段から上記雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示手段と、
    上記表示部に表示している上記雛形文章中の上記複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の上記置換候補文を、上記記憶手段から読み出して上記表示部に表示する候補文表示手段と、
    上記表示部に表示している上記複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された上記置換候補文を、上記雛形文章中の上記指定短文と置き換える置換手段と
    を具えることを特徴とする文章作成装置。
  2. 上記選択操作によってこれまで選択された上記置換候補文に基づき、各上記置換候補文の選択頻度を認識する認識手段
    を具え、
    上記候補文表示手段は、
    上記指定短文に対応する複数の上記置換候補文のうち、上記選択頻度の高い上記置換候補文を優先的に上記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の文章作成装置。
  3. 複数の短文に区切られた雛形文章と各上記短文に対する複数の置換候補文とが記憶された所定の記憶手段から、上記雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示ステップと、
    上記表示部に表示している上記雛形文章中の上記複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の上記置換候補文を、上記記憶手段から読み出して上記表示部に表示する候補文表示ステップと、
    上記表示部に表示している上記複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された上記置換候補文を、上記雛形文章中の上記指定短文と置き換える置換ステップと
    を具えることを特徴とする文章作成方法。
  4. コンピュータに対し、
    複数の短文に区切られた雛形文章と各上記短文に対する複数の置換候補文とが記憶された所定の記憶手段から、上記雛形文章を読み出して所定の表示部に表示する雛形文章表示ステップと、
    上記表示部に表示している上記雛形文章中の上記複数の短文のうち、ユーザの指定操作によって指定された指定短文に対応する複数の上記置換候補文を、上記記憶手段から読み出して上記表示部に表示する候補文表示ステップと、
    上記表示部に表示している上記複数の置換候補文のうち、ユーザの選択操作によって選択された上記置換候補文を、上記雛形文章中の上記指定短文と置き換える置換ステップと
    を実行させるための文章作成プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009259000A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Fujifilm Corp 文書作成支援装置、文書作成支援方法、並びに文書作成支援プログラム
JP2012164276A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Nec Casio Mobile Communications Ltd データ入力装置、データ入力方法、プログラム

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