JP2009253263A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】チャンバー内部の上部電極の妨げなしに基板の位置を正確に知ることができ、また、基板の上下エッジ及び側面だけではなく基板の背面の全体に存在するパーチクルと堆積物を効率よく除去することができるプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】反応空間を提供するチャンバー100と、基板が載置される分割形成された下部電極210と、前記下部電極に対向する上部電極300と、前記基板を感知するために前記チャンバーの上側に設置された基板センサー710とを備え、前記上部電極は、電極板310と、前記電極板の下部に取り付けられた絶縁板320とを備え、前記上部電極には前記基板センサーからの光を前記基板に向かってガイドするための少なくとも1本のガイド孔312が穿設されている。前記ガイド孔が設けられているので、前記上部電極と前記下部電極との間の間隔をより精度よく制御できる。
【選択図】図1

Description

本発明はプラズマ処理装置に係り、更に詳しくは、基板に付着した各種の異物を除去するためのプラズマ処理装置に関する。
半導体素子及びフラット表示装置は、薄膜蒸着とエッチング工程により製作される。即ち、蒸着工程を行うことにより基板における所定の領域に薄膜を形成し、エッチングマスクを用いたエッチング工程を行うことにより不要な薄膜の一部を除去して基板上に所望の所定の回路パターン又は回路素子を形成し、これにより、半導体素子及びフラット表示装置が製作される。
しかしながら、上記の薄膜工程に際して基板の全面に薄膜を形成し、上記のエッチング工程に際して基板の中心領域に形成された薄膜をエッチングターゲットとするため、基板のエッジ領域には薄膜が除去されないままで残留することになる。また、エッチング工程時に必然的に工程副産物、例えば、パーチクルが堆積するという現象が発生する。併せて、通常、基板を支持する基板支持部には静電力又は真空力により基板を載置するため、前記基板と基板支持部との間の界面は所定の距離だけ離れて隙間ができ、この隙間を通じて基板の背面にも薄膜及びパーチクルが堆積することがある。もし、基板に存在するパーチクル及び堆積された薄膜を除去しない状態で工程が行われ続けた場合、基板が反ったり基板の整列が困難になったりするなどの多くの問題点が発生する可能性がある。
このため、近年、基板のエッジ領域に存在するパーチクル及び堆積された薄膜をエッチングして除去するためのプラズマ処理装置が開発されている。かかるプラズマ処理装置は基板よりも小径の基板支持部に基板を載置して基板のエッジ領域を露出させ、基板のエッジ領域の上下に上下電極を配設して露出された基板のエッジ領域にプラズマを発生させる。このとき、基板の上部領域に設置されたプラズマ遮蔽部と基板支持部との間の間隔を狭めて基板の中心領域にプラズマが流れ込むことを遮蔽する。
しかしながら、上述したように、従来の技術は、基板よりも小径の基板支持部の上に基板を載置した後、露出された基板の端部をプラズマを用いてエッチングすることにより、基板のエッジ部、即ち、基板の上面と背面の周縁部及び基板の側面に堆積されたパーチクルを除去する方式であるため、基板の背面部の中心に堆積されたパーチクルは完全に除去し切れないという問題点が発生する。また、従来の技術は基板支持部の上に載置された基板の整列及び上部電極と基板支持部との間の間隔を正確に制御するための別途の基板センサーがないか、或いは、基板センサーが設けられるとしても、上部電極により基板センサーからの出力光が妨げられるため、基板の誤整列が頻繁に発生するという問題点があった。
本発明は上述した問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、チャンバーの内部の上側に設けられた上部電極に基板センサーの光をガイドするためのガイド孔を穿設して基板センサーの動作が上部電極により妨げられることを防ぐことにより、正確な基板の感知を通じて各種の制御をより精度よく行い、結果として、工程効率を極大化可能なプラズマ処理装置を提供するところにある。
また、本発明の他の目的は、下部電極が複数に分割されてそれぞれの電極がグループ別に互い違いに昇降されることにより、基板の背面の全体が露出可能になることから、基板の上下エッジ及び側面だけではなく、基板の背面の全体に存在するパーチクル及び堆積物をも効率よく除去可能なプラズマ処理装置を提供するところにある。
上記の目的を達成するために、本発明の一側面によるプラズマ処理装置は、 反応空間を提供するチャンバーと、前記チャンバー内部の下部に位置付けられて基板が載置される下部電極と、前記下部電極に対向するチャンバー内部の上部に位置付けられる上部電極と、前記基板を感知するために前記チャンバーの上側に設置された基板センサーと、を備え、前記上部電極は、電極板と、前記電極板の下部に取り付けられた絶縁板と、を備え、前記上部電極には前記基板センサーからの光を前記基板に向かってガイドするための少なくとも1本のガイド孔が穿設されている。
前記電極板は周縁部に沿って下向きに突出された側壁を有し、前記側壁の内側に前記絶縁板が設置されていることが好ましい。
前記側壁、又は前記側壁と前記絶縁板との間、又は前記電極板と前記絶縁板との間を垂直に貫通するように前記ガイド孔が穿設されていることが好ましい。
前記ガイド孔は上側の入口と下側の出口が内径よりも大きく形成されていることが好ましい。
前記基板センサー及び前記ガイド孔は基板のエッジ部に対応する垂直線上に設けられていることが好ましい。
前記下部電極は複数の電極に分割形成されていることが好ましい。
前記複数の電極は同心をなして所定の間隔だけ離れて形成されていることが好ましい。
前記複数の電極は2つのグループのいずれか一方に属してRF電源と接地電源のいずれか一方を印加され、グループ別に上下移動が制御されることが好ましい。
前記RF電源は400KHz〜100MHzの大きさを有することが好ましい。
前記RF電源は二重周波数を有することが好ましい。
前記下部電極は前記基板よりも大径に形成されていることが好ましい。
前記下部電極に結合されて前記下部電極を昇降する下部リフトと、前記上部電極に結合されて前記上部電極を昇降する上部リフトと、を更に備えることが好ましい。
上記の目的を達成するために、本発明の他の側面によるプラズマ処理装置は、チャンバーと、前記チャンバー内の上部に設けられた絶縁板と、前記チャンバーの側壁に形成され、接地電源が印加される接地電極と、前記チャンバー内の下部に設けられ、基板が載置される下部電極と、を備え、前記下部電極は複数の電極に分割形成されて隣り合う2つの電極にはRF電源と接地電源が互い違いに印加される。
前記RF電源が印加される電極は固定され、残りの電極は上下駆動されることが好ましい。
前記接地電源が印加される電極は固定され、残りの電極は上下駆動されることが好ましい。
前記複数の電極は同心をなして離れて形成されることが好ましい。
前記複数の電極は、前記基板の中心から外側に向かって配設された第1、第2及び第3の電極を備え、第3の電極に対する第1の電極の直径は35〜55%、第2の電極の直径は56〜75%の範囲を有することが好ましい。
前記複数の電極は、前記基板の中心から外側に向かって配設された第1、第2、第3及び第4の電極を備え、第4の電極に対する第1の電極の直径は35〜45%、第2の電極の直径は46〜60%、第3の電極の直径は61〜75%の範囲を有することが好ましい。
前記複数の電極は、前記基板の中心から外側に向かって配設された第1、第2、第3、第4及び第5の電極を備え、第5の電極に対する第1の電極の直径は30〜40%、第2の電極の直径は41〜50%、第3の電極の直径は51〜60%、第4の電極の直径は61〜75%の範囲を有することが好ましい。
前記基板を感知するために前記チャンバーの上側に設置された基板センサーを更に備え、前記絶縁板には前記基板センサーからの出力光を前記基板に向かってガイドするための少なくとも1本のガイド孔が穿設されていることが好ましい。
本発明は、チャンバーの内部の上側に設けられた上部電極の周縁部に基板センサーの光をガイドするためのガイド孔が設けられて上部電極の妨げなしに基板の位置を正確に知ることが可能になることから、基板の整列誤差をより低減することができ、上部電極と下部電極との間の間隔をより精度よく制御することができることから、工程効率を極大化することができる。
また、本発明は、下部電極が複数の電極により構成されてそれぞれの電極がグループ別に互い違いに昇降することから、基板の上下エッジ及び側面だけではなく、基板の背面の全体に存在するパーチクル及び堆積物をも効率よく除去することができる。
更に、本発明は、下部電極が複数の電極により構成されてそれぞれの電極に接地電源とRF電源が互い違いに印加されることから、均一なプラズマを大面積に形成することが可能になり、その結果、中小型基板だけではなく、大面積の基板にも好適に使用可能である。
更に、本発明は、下部電極が複数の電極により構成されてこれらの一部の電極が基板を搬入及び搬出位置に移動することから、別途の基板リフティング手段が不要になり、その結果、下部電極の構成をより簡略化することができる。
更に、本発明は、上部電極の電極板と絶縁板により構成されて電極板の周縁が下向きに延びて接地電極として働くことから、チャンバーの内側の側壁に別途の接地電極を設けることが不要になり、その結果、チャンバーの構成をより簡略化することができる。
以下、添付図面に基づき、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。しかし、本発明は後述する実施の形態に限定されるものではなく、相異なる形で実現可能であり、これらの実施の形態は、単に本発明の開示を完全たるものにし、且つ、この技術分野における通常の知識を持った者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。図中、同じ符号は同じ要素を示す。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態によるプラズマ処理装置の断面図であり、図2は、図1に示す上部電極の断面図である。図3は、図1のA領域に対する部分拡大図であり、図4は、図1に示す下部電極の斜視図である。
図1〜図4を参照すると、この実施形態によるプラズマ処理装置は、チャンバー100と、前記チャンバー100内の下部に位置付けられて基板Gが載置される下部電極210と、前記下部電極210に結合されて前記下部電極210を昇降する下部リフト241と、前記下部電極210に対向するチャンバー100内の上部に位置付けられた上部電極300と、前記上部電極300に結合されて前記上部電極300を昇降する上部リフト331と、を備える。また、この実施形態によるプラズマ処理装置は、前記チャンバー100の内側壁に形成されたチャンバーライナー150と、前記下部電極210の外周面に沿って設けられたフォーカスリング500と、前記下部電極210の外周面とチャンバー100の内側面との間に設けられたベントプレート600と、を更に備えていてもよい。
前記チャンバー100は、表面が陽極酸化処理されたアルミニウムから形成され、下部チャンバー110と、前記下部チャンバー110の上部を覆うチャンバーリッド120と、を備える。前記下部チャンバー110は上部が開放された円筒状に形成され、半導体ウェーハ又はガラス基板の形状に応じてその形状が変更可能である。前記チャンバーリッド120は前記下部チャンバー110の上部を閉じる役割を果たし、前記下部チャンバー110の上部と気密に接続してチャンバー100内に所定の空間を形成する。
前記チャンバー100の上部には第1のガスが流れ込み自在に前記チャンバー100の上部壁を垂直に貫通するガス供給流路420が形成されており、前記ガス供給流路420には第1のガス供給部410が接続されている。このため、前記第1のガスは第1のガス供給部410からガス供給流路420を介してチャンバー100の内部に取り込まれる。このとき、前記第1のガスとしてはAr、CF、Cl、SF、BClなどが単独で又は組み合わせられて使用可能である。また、前記チャンバー100の側壁には基板Gが前記チャンバー100内に取り込み可能にゲート130が設けられ、前記ゲート130は処理されるべき基板Gが取り込まれるか、又は、処理済みの基板Gが取り出されるように開閉される。前記チャンバー100の下部には排気部140が設けられ、前記排気部140はエッチング時に発生するパーチクルなどの反応副産物とガスをチャンバー100の外部に排気する役割を果たす。このとき、前記排気口140はチャンバー100の下部はもちろん、チャンバー100の側壁下部にも形成可能である。前記チャンバー100の側壁の内側にはプラズマからチャンバー100の側壁を保護するためのライナー150が設置される。このライナー150は中空型の円筒状に製作されてその中心に所定の空間が設けられ、その外側がチャンバー100の側壁を取り囲むように形成される。また、前記ライナー150の内側には所定の高さにおいて中心に向かって延びたリング状の突出部151が設けられ、前記突出部151には接地電源が印加される。これにより、前記突出部151の近くで発生したプラズマは基板Gの上下エッジ領域に集中可能である。
上部電極300はチャンバー100の上部に設けられ、導電性の材質、例えば、アルミニウム(Al)から形成された上側の電極板310と絶縁性の材質、例えば、セラミックから形成された下側の絶縁板320とを備える。
前記電極板310は周縁部に沿って下向きに突出された側壁310aを有する円筒状に形成され、その中央にはガス供給口(図示せず)が形成されてガス供給流路420と連通される。前記電極板310の上部面の中心は上部リフト331に結合されてチャンバー100の上部壁に取り付けられることにより、一定の範囲内で上下に移動自在に構成される。このとき、チャンバー100内の気密維持のために上部リフト331とチャンバー100との結合領域には蛇腹332などの気密手段が設けられることが好ましい。また、前記電極板310の内部には上部電極300の温度を調節するための冷却流路311が設けられ、前記冷却流路311には冷却水供給部(図示せず)が接続される。これにより、冷却水供給部からの冷却水が冷却流路311を循環しながら上部電極300の急激な温度上昇を防ぐことにより、絶縁板320が破損することを防ぐことができる。もちろん、前記冷却流路311は絶縁板320の内部に形成されてもよい。一方、前記電極板310には接地電源が印加されて接地電極として働くため、チャンバー100の内側側壁に別途の接地電極(図7における840参照)が不要になり、チャンバー100の構成をより簡略化できる。
前記絶縁板320は電極板310の下向きに突出された側壁310aの内側空間に挿入されて設置され、基板Gの上部面にガスを吹き付けるガス噴射板の役割と共に、基板Gの上部面にプラズマが発生することを遮断するプラズマ遮断板の役割を果たす。上述したガス噴射板の役割が果たせるように絶縁板320の内部には上側入口が電極板310のガス供給流路420と連通され、下側出口が基板Gに向かって開口されたガス噴射孔430が穿設される。このようなガス噴射孔430は噴射圧が均一になるようにガス供給流路420から分岐されて複数形成されることが好ましく、基板Gの中心からエッジに向かって噴射の流れが維持されるように出口方向は中心から外側に向かって下向きに斜めに形成されることが好ましい。もちろん、前記ガス噴射孔430は基板Gに向かってガスを噴射できるものであれば、いかなる形態にも変更可能である。例えば、絶縁板320は電極板310に結合され下部の中央に溝が刻設された主絶縁板及び前記溝に結合される補助絶縁板を備えるように構成されて、主絶縁板と補助絶縁板との離隔通路がガス噴射孔430を穿設することが可能になる。
一方、上述したチャンバー100の上部壁には基板感知のための基板センサー710が設置される。具体的に、前記基板センサー710は基板Gのエッジ部に対応する垂直位置に設置されることが好ましい。この実施形態においては、チャンバー100の上部壁の一部に光が透過可能な覗き窓領域720を形成し、基板Gのエッジ部に対応する周り方向に沿って等間隔にて離隔された3個のレーザーセンサー710a、710b、710c(710)が設置される。もちろん、レーザーセンサー710a、710b、710cの個数はこれよりも少数であっても、多数であってもよい。また、上述した上部電極300の周縁にはレーザーセンサー710a、710b、710cの光をガイドするための3本のガイド孔312a、312b、312c(312)が穿設される。具体的に、前記ガイド孔312a、312b、312cは電極板310の下向きに突出された側壁310aと絶縁板320との間に穿設されることが好ましいが、電極板310の側壁310aだけを貫通したり、或いは、電極板310及び絶縁板320の両方を貫通するように穿設されていても構わない。また、レーザーセンサー710a、710b、710cと覗き窓領域720及びガイド孔312a、312b、312cは基板Gのエッジ部に対応する垂直線上において中心が一致するように配設され、レーザーセンサー710a、710b、710cの個数と同数にガイド孔312a、312b、312cが設けられることが好ましい。前記レーザーセンサー710a、710b、710cは所定の波長の光を出力した後に基板Gからの反射光を受光して基板Gの整列及び上部電極300と下部電極210との間の間隔を調節するための基板位置情報又は基板距離情報を提供する。一般に、レーザーセンサー710a、710b、710cからの光は距離が遠くになるにつれて広がってしまい、感度低下の原因になることがあるが、この実施形態でのように、上部電極300にガイド孔312a、312b、312cが穿設されてレーザーセンサー710a、710b、710cの光を集光する役割を果たすことにより、感度の低下を防ぐことができる。このとき、前記のガイド孔312a、312b、312cは上側の入口の内径が下側の出口の内径よりも大きく形成されてレーザーセンサー710a、710b、710cから入射する光及び基板Gから反射された光の進行経路を妨げないことが好ましく、孔の直径dは0.1〜0.5mmの範囲に収めることが好ましい。もちろん、ガイド孔312a、312b、312cの断面形状は原形に限定されるものではなく、多角形、スロット形など光が通過可能なあらゆる構造に変形可能である。
下部電極210はRF電源711、712を供給するRF電極の役割と果たすと共に、基板Gが載置される基板支持台の役割を果たす。このような下部電極210は円形又は多角形に形成でき、具体的に、前記基板Gが半導体ウェーハ及びフラット表示パネル用のガラス基板に沿って円形又は多角形に形成可能である。そして、下部電極210は基板Gよりも大径に形成されることが好ましい。これにより、基板Gの上下エッジ領域に対するプラズマ密度を高めてプラズマ処理効率を高めることができ、基板Gの背面全体領域を支持して反り現象を防ぐことができる。
特に、上記の下部電極210は複数の電極211、212、213、214に分割形成される。即ち、前記下部電極210は、基板Gの中心に設けられた中心電極211及び前記中心電極211の外側の周りに異なる直径を有し、配設される少なくとも一つの周辺電極212、213、214を備える。ここで、中心電極211は円形又は多角形の柱状又は円形又は多角形のリング状に製作されることが好ましく、周辺電極212、213、214は異なる直径を有する円形又は多角形のリング状に製作されることが好ましい。例えば、この実施形態においては、基板Gの中心に円柱状の第1の電極211が配設され、その周りに直径が大きくなる順に円形リング状の第2、第3、第4の電極212、213、214が配設される。このとき、それぞれの下部電極211、212、213、214は同心をなして所定の間隔だけ離れて配設される。また、それぞれの下部電極211、212、213、214は2つのグループのいずれか一方に属して接地電源とRF電源711、712のいずれか一方を印加され、グループ別に上下移動が制御されることが好ましい。例えば、この実施形態においては、基板の中心から外側に向かって奇数番目に配設された電極、即ち、第1の電極211及び第3の電極213には接地電源711、712が印加され、これらは下部リフト241に接続される。そして、残りの電極、即ち、第2の電極212及び第4の電極214には接地電源が印加され、これらは支持台231に接続されてチャンバー100の下壁部に固定される。これにより、下部リフト241の上下移動に伴い第1の電極211及び第3の電極213と第2の電極212及び第4の電極214の相対的な位置が変わって基板Gが全体の電極211、212、213、214により支持されるか、或いは、一部の電極211、213又は212、214により支持されながら、基板Gの背面露出領域が異なることになり、結果として、基板Gの背面露出領域を切り替えながら工程処理を行うことが可能になる。
もちろん、本発明による下部電極310の電源構成及び昇降構成はこれに限定されるものではなく、それぞれの電極211、212、213、214に対する電源構成及び昇降構成がグループ別に制御できるならば、この反対の構成も採用可能であり、それぞれの電極211、212、213、214が個別に昇降されることも可能である。また、下部電極310に印加されるRF電源711、712の大きさを概ね400KHz〜100MHzの範囲に調節してプラズマ工程を制御することができる。即ち、RF電源711、712の周波数を増大するとプラズマ形成温度が下がるので、これを用いてプラズマ工程を制御することができる。また、前記RF電源711、712は単一の周波数を有することもできるが、二重周波数、例えば、高周波及び低周波を有することもできる。このように、RF電源711、712が二重周波数を有すると、垂直方向へのエッチングプロファイルを調節することができるので、これを用いて基板状態により好適なプラズマ工程を行うことができる。
一方、上述したこの実施形態は下部電極310が4個211、212、213、214に分割形成された場合を例にとって説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、下部電極310はそれ以上又はそれ以下の個数に分割形成されてもよい。このとき、基板の安定的な支持及び反りの防止のために外側電極は内側電極よりも大きな直径を有するように形成されることが好ましい。例えば、下部電極が中心から外側に向かって配設された第1、第2、第3の電極により構成される場合に、最外郭電極(第3の電極)に対する第1の電極の直径は35〜55%、第2の電極の直径は56〜75%であることが好ましい。また、下部電極が中心から外側に向かって配設された第1、第2、第3、第4の電極により構成される場合に、最外郭電極(第4の電極)に対する第1の電極の直径は35〜45%、第2の電極の直径は46〜60%、第3の電極の直径は61〜75%であることが好ましい。また、下部電極が中心から外側に向かって配設された第1、第2、第3、第4、第5の電極により構成される場合に、最外郭電極(第5の電極)に対する第1の電極の直径は30〜40%、第2の電極の直径は41〜50%、第3の電極の直径は51〜60%、第4の電極の直径は61〜75%であることが好ましい。
一方、図示はしないが、前記下部リフト241はその一端がチャンバー100の下部壁を貫通してチャンバー100の外側に設けられた駆動手段、例えば、ステッピングモーターなどに接続されることにより、上下に移動可能に構成される。このとき、下部リフト241とチャンバー100との結合領域には蛇腹242などの気密手段が設けられてチャンバー100内部の気密が保証されることが好ましい。また、下部リフト241及び駆動手段は前記下部電極210を昇降するいかなる部材であってもよい。即ち、油圧又は空圧を用いたシリンダーが使用可能であり、リニアモーター(LM)ガイドを用いても構わない。また、言うまでもなく、これらを組み合わせて用いてもよい。
更に、前記下部電極210の上部には前記基板Gを支持するチャック(図示せず)が更に設けられていてもよく、前記チャックとしては静電力を用いた静電チャックが使用可能であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、真空力又は機械力を用いて基板Gを吸着支持することができる。また、前記下部電極210の内部には温度を制御するために冷却流路220及びここに接続された冷却水供給部(図示せず)が更に設けられていてもよく、これにより、前記下部電極210の温度を工程に好適に制御することができる。また、前記下部電極210の内部にはヘリウム流路(図示せず)が更に設けられて前記ヘリウム流路を介してヘリウムを供給されて前記基板Gの温度を調節することもできる。
フォーカスリング500はリング状に形成されて下部電極210の外周面に沿って配設される。このようなフォーカスリング500はチャンバー100内に供給されたガスがプラズマ状態に切り替わるとき、前記プラズマを基板Gに集中させて反応効率を高める役割を果たす。
ベントプレート600は中心が上下に開口された円形の板プレート形状に製作され、円柱方向に沿って等間隔にて離れた複数のガス排気孔620が上下を貫通するように穿設される。また、前記ベントプレート600は下部電極400とチャンバー100の内側面との間に設けられ、具体的に、前記フォーカスリング500の外周面とチャンバー100の内側壁とを接続するように形成されて前記チャンバー100内部を上下に区切る。このようなベントプレート600はチャンバー100内に取り込まれた第1のガスを前記チャンバー100内部に均一に分布するように圧力を制御する役割を果たし、チャンバー100の内部に発生するプラズマの局部的な集中現象を防ぐことができる。一方、前記ベントプレート600の一方の面、即ち、前記ベントプレート600の上部面には突出電極610が更に形成されてもよい。このため、前記ベントプレート600はチャンバー100内の圧力を均一に調節すると共に、接地電源が印加されて電極としての役割を同時に行うことができる。このとき、前記突出電極610はベントプレート600と一体に又は別体に形成可能であり、別体に形成される場合、前記接地電源はベントプレート600又は突出電極610にそれぞれ印加可能であり、前記ベントプレート600と突出電極610に同時に印加されてもよいことは言うまでもない。
以下、このように構成されたこの実施形態によるプラズマ処理装置を用いて基板の上下エッジ、側面及び背面の全体に存在するパーチクル及び堆積物を除去する過程を説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態によるプラズマ処理装置の第1の処理動作を説明するためのチャンバーの模式図であり、図6は、本発明の第1の実施形態によるプラズマ処理装置の第2の処理動作を説明するためのチャンバーの模式図である。
まず、基板搬送手段により基板Gがチャンバー100の内部に取り込まれると、第1の電極211及び第3の電極213が下部リフト241により上昇してその上部面に前記基板Gが搬入される。このとき、基板Gの位置情報はチャンバー100の上側に設置された基板センサー710により感知されて前記搬送手段に提供されることにより、基板Gは所望の位置、即ち、下部電極210の中心に正確に整列可能になる。
この後、図5に示すように、第1の処理動作においては、前記第1の電極211及び第3の電極213が下部リフト241により更に上昇して上部電極300と所定の距離だけ離れるように配設される。次いで、ガス供給部410から処理ガスがガス供給流路420を介して絶縁板320の内部に取り込まれて絶縁板320の内部に穿設されたガス噴射孔430を介して基板Gの上部に吹き付けられる。前記処理ガスは基板G上の堆積物を除去する反応ガスを用い、これに加えて、不活性ガスを更に用いることができる。一方、処理ガスの噴射と同時に又はそれ以降に電極板310と第1の電極211及び第3の電極213には接地電源が印加され、第2の電極212及び第4の電極214にはRF電源711、712が印加されてプラズマが発生される。このとき、絶縁板320と基板Gとの間はプラズマ不活性間隔、例えば、1mm以下の間隔に維持されることにより、基板の上面の中心にはプラズマが発生せず、プラズマP、P、P、P、Pは基板Gの上面エッジ領域と側面領域及び基板Gの背面領域に発生する。特に、前記プラズマP、P、P、P、Pは、接地電源が印加される電極板310、第1の電極211及び第3の電極213とRF電源が印加される第2の電極212及び第4の電極214との間に交互に発生して露出された基板領域、即ち、基板Gの上面エッジ領域と側面領域P及び基板Gの背面領域のうち一部の領域(第1の電極211及び第3の電極213)のそれぞれの間領域P、P、P、Pに存在するパーチクル及び堆積物を除去することになる。
これに対し、図6に示すように、第2の処理動作においては、第1の電極211及び第3の電極213が下部リフト241により下降して第2の電極212及び第4の電極214よりも低い位置に移動することに伴い、基板Gは第2の電極212及び第4の電極214上に載置される。一方、上部電極300は上部リフト420により下降してチャンバー100内部の下部に設けられた第2の電極212及び第4の電極214と所定の距離だけ離れるように配設される。次いで、ガス供給部410からガス供給流路420を介して絶縁板320の内部に取り込まれて絶縁板320の内部に穿設されたガス噴射孔430を介して基板Gの上部に吹き付けられる。第1のガスの噴射と同時に又はそれ以降に電極板310と第1の電極211及び第3の電極213には接地電源が印加され、第2の電極212及び第4の電極214にはRF電源711、712が印加されてプラズマが発生される。このとき、RF電源711、712は概ね400KHz〜100MHzの範囲で印加されることが好ましい。また、絶縁板320と基板Gとの間はプラズマ不活性間隔、例えば、1mm以下の間隔に維持されることにより、基板Gの上部中心にはプラズマが発生せず、プラズマP、P、P、Pは基板Gの上面エッジ領域と側面領域及び基板Gの背面領域に発生する。特に、前記プラズマP、P、P、Pは接地電源が印加される電極板310、第1の電極211及び第3の電極213とRF電源が印加される第2の電極212及び第4の電極214との間に交互に発生して露出された基板領域、即ち、基板Gの上面エッジ領域と側面領域P及び基板Gの背面領域のうち残りの領域(第2の電極212及び第4の電極214)それぞれの間領域P、P、Pに存在するパーチクル及び堆積物を除去することになる。
一方、上述した第1、第2の処理動作が終わると、第1の電極211及び第3の電極213は下部リフト241により再び上昇してその上部面に基板Gが再び載置され、前記基板Gは基板搬送手段により搬出されてチャンバー100の外部に取り出される。
このように、この実施形態によるプラズマ処理装置は、上述した第1、第2の処理動作により基板Gの上部面を保護しながら基板Gの上下エッジ領域と側面領域及び基板Gの背面領域に存在するパーチクル及び堆積物を除去することになる。また、基板センサー710により基板位置を知ることが可能になることから、基板の整列誤差をより低減することができ、上部電極300と下部電極210との間の間隔をより精度よく制御することができることから、工程効率を極大化することができる。また、下部電極210は複数の電極211、212、213、214により構成されてこれらのうち一部の電極211、213が基板Gを搬入及び搬出位置に移動することから、従来のような基板リフティング手段が不要になり、結果として、下部電極210の構成をより簡略化することができる。また、下部電極210は複数の電極211、212、213、214により構成されてそれぞれの電極211/213、212/214に接地電源とRF電源が互い違いに印加されることにより、均一なプラズマを大面積に形成することが可能になり、結果として、中小型基板だけではなく、大面積の基板にも好適に用いることができる。
<第2の実施形態>
一方、本発明によるプラズマ処理装置は上述した構成に限定されるものではなく、種々の実施形態が採用可能である。以下では、このような可能性の一例として、本発明の第2の実施形態よるプラズマ処理装置について説明する。このとき、上述した実施形態と重複する説明は省略又は簡略化する。
図7は、本発明の第2の実施形態によるプラズマ処理装置の断面図であり、図8は、図7に示す下部電極の斜視図である。
図7及び図8を参照すると、前記プラズマ処理装置は、チャンバー100と、前記チャンバー100内部の上部に位置付けられた絶縁板820と、前記チャンバー100の側壁上部に設けられた接地電極840と、前記基板Gが載置される下部電極810と、前記絶縁板820及び下部電極810をそれぞれ昇降する上部リフト851及び下部リフト852と、を備える。また、前記プラズマ処理装置は、前記チャンバー100内の上部に第1のガスを供給する第1のガス供給手段860及び前記下部電極810を介して第2のガスを供給する第2のガス供給手段870を更に備えていてもよい。
ここで、第1のガス供給手段860は第1のガスが貯留される第1のガス供給部861と前記第1のガスをチャンバー100内部に供給する第1のガス供給流路862を備え、第2のガス供給手段870は第2のガスが貯留される第2のガス供給部871と前記第2のガスを下部電極810に供給する第2のガス供給流路872を備える。このとき、前記第1のガス供給手段860はチャンバー100内部の上部に第1のガスを供給できるものであれば、いかなる手段にも変更可能である。
絶縁板820は支持板830の下部に取り付けられ、前記支持板830の上部面の中心は上部リフト851に結合されてチャンバー100の上部壁に取り付けられることにより、一定の範囲内において上下に移動可能に構成される。この実施形態の支持板は周縁部に沿って下向きに突出された側壁を有する円筒状に形成され、前記支持板830の下向きに突出された側壁の内側空間に絶縁板820が設置される。また、前記支持板830及び絶縁板820の少なくとも一方の周縁にはレーザーセンサー710の光をガイドするためのガイド孔831が穿設される。具体的に、前記ガイド孔831は支持板830の下向きに突出された側壁と絶縁板320のとの間の領域を貫通するように形成されることが好ましいが、支持板830の側壁だけを貫通するか、或いは、支持板830及び絶縁板820の両方を貫通するように形成されても構わない。
接地電極840はチャンバー100の側壁上部に設けられており、円形のリング状に形成される。前記接地電極840は内部電極841と外部電極842を備え、これらはそれぞれ接地されている。前記内部電極841の上部はチャンバー100上部壁に形成されたガス供給流路862と接続されており、前記内部電極841の内側には所定の空間が設けられる。また、前記内部電極841の側壁の一方には前記所定の空間に接続されるように複数のガス噴射孔が穿設されている。即ち、前記チャンバー100の上部壁に形成されたガス供給流路862を介して第1のガスが内部電極841の内部に形成された所定の空間に取り込まれ、前記所定の空間に取り込まれた第1のガスは前記内部電極841の側壁に穿設されたガス噴射孔を介してチャンバー100の内部に取り込まれる。前記外部電極842はチャンバー100の側壁上部、具体的には、内部電極841の下部と隣設している。このため、前記接地電極840は、工程が開始すると、基板Gの端部領域と隣り合うように配設される。即ち、前記接地電極840は基板Gの上面エッジ領域と、側面領域と、基板Gの背面領域に存在するパーチクル及び堆積物をプラズマを用いてエッチングするために基板Gの端部領域に配設される。一方、前記内部電極841及び外部電極842は単一の電極から形成可能であり、前記内部電極841及び外部電極842の表面は誘電体膜によりコーティングされて保護可能である。
下部電極810は複数の電極811、812、813に分割形成されて、中心から外側に向かって奇数番目に配設された電極811、813にはRF電源891、892が印加され、残りの電極812には接地電源が印加され、前記RF電源891、892が印加される電極811、813は固定され、残りの電極812は上下駆動されることが好ましい。例えば、この実施形態の下部電極810は基板Gの中心に配設される円柱状の第1の電極811と、前記第1の電極811の周りに直径が大きくなる順に配設される円形リング状の第2の電極812及び第3の電極813を備える3つの電極により構成されて、第1の電極811及び第3の電極813にはRF電源891、892が印加され、第2の電極812には接地電源が印加される。このとき、RF電源891、892が印加される第1の電極811及び第3の電極813はそれぞれの支持台880によりチャンバー100の下部壁に固定され、接地電源が印加される第2の電極812は下部リフト852に接続されて上下移動される。このため、RF電源891、892を第1の電極811及び第3の電極813に安定して印加することができ、第2の電極812の相対的な上下移動に伴い基板Gの背面の一部の領域と残りの領域が交互に露出でき、基板背面の全体領域に存在するパーチクル及び堆積物を除去することが可能になる。一方、以上においては、下部電極810が3個の電極811、812、813から分離されている場合を示していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、前記下部電極810は4以上の電極から形成してもよいことは言うまでもない。
また、前記下部電極811、812、813のそれぞれの表面には複数のガス噴射孔811a、812a、813aが設けられる。即ち、図8に示すように、下部電極811、812、813のそれぞれの上面及び側面には複数のガス噴射孔811a、812a、813aが穿設され、これらのガス噴射孔811a、812a、813aは第2のガス供給流路872と連通されて第2のガス供給部871からの第2のガスを基板Gの背面に吹き付ける。このため、チャンバー100の内部の上部に供給される第1のガスと一緒に又は別途に第2のガスをチャンバー100の内部に供給することができるので、より様々な工程制御が行える。もちろん、上記の第1、第2のガスの少なくとも一方は基板G上の堆積物を除去する反応ガスを備え、これらは同種又は異種のガスを用いることができる。
一方、上述した第1、第2の実施形態は複数の下部電極を備えるRIE方式のプラズマ処理装置を例にとって説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、誘導結合型プラズマ処理装置(ICP;Inductive coupled plasma)、容量性プラズマ処理装置(CCP;Capacitively coupled plasma)、マイクロ波を用いたECR(Electron cyclotorn resonance)プラズマ処理装置、SWP(Surface wave plasma)プラズマ処理装置にも適用可能であることは言うまでもない。
以上、本発明について上述した実施形態及び添付図面に基づき説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲により限定される。よって、この技術分野における通常の知識を有した者であれば、特許請求の範囲の技術的な思想から逸脱しない範囲内において本発明が種々に変形及び修正可能であることが理解できるであろう。
本発明の第1の実施形態によるプラズマ処理装置の断面図。 図1に示す上部電極の断面図。 図1のA領域に対する部分拡大図。 図1に示す下部電極の斜視図。 本発明の第1の実施形態によるプラズマ処理装置の第1の処理動作を説明するためのチャンバーの模式図。 本発明の第1の実施形態によるプラズマ処理装置の第2の処理動作を説明するためのチャンバーの模式図。 本発明の第2の実施形態によるプラズマ処理装置の断面図。 図7に示す下部電極の斜視図。
符号の説明
100:チャンバー
110:下部チャンバー
120:チャンバーリッド
130:ゲート
140:排気部
150:チャンバーライナー
210:下部電極
241、852:下部リフト
300:上部電極
310:電極板
312:ガイド孔
320:絶縁板
331、851:上部リフト
500:フォーカスリング
600:ベントプレート
710:基板センサー
720:覗き窓領域
810:下部電極
820:絶縁板
830:支持板

Claims (15)

  1. 反応空間を提供するチャンバーと、
    前記チャンバー内部の下部に位置付けられて基板が載置される下部電極と、
    前記下部電極に対向するチャンバー内部の上部に位置付けられる上部電極と、
    前記基板を感知するために前記チャンバーの上側に設置された基板センサーと、を備え、
    前記上部電極は、電極板と、前記電極板の下部に取り付けられた絶縁板と、を備え、前記上部電極には前記基板センサーからの光を前記基板に向かってガイドするための少なくとも1本のガイド孔が穿設されているプラズマ処理装置。
  2. 前記電極板は周縁部に沿って下向きに突出された側壁を有し、前記側壁の内側に前記絶縁板が設置され、前記側壁、又は前記側壁と前記絶縁板との間、又は前記電極板と前記絶縁板との間を垂直に貫通するように前記ガイド孔が穿設されている請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記ガイド孔は上側の入口と下側の出口が内径よりも大きく形成されている請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記基板センサー及び前記ガイド孔は基板のエッジ部に対応する垂直線上に設けられている請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記下部電極は複数の電極に分割形成されている請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記複数の電極は2つのグループのいずれか一方に属し、RF電源と接地電源のいずれか一方を印加され、グループ別に上下移動が制御され、前記RF電源は400KHz〜100MHzの大きさを有する請求項5に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記RF電源は二重周波数を有する請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記下部電極は前記基板よりも大径に形成されている請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記下部電極に結合されて前記下部電極を昇降する下部リフトと、
    前記上部電極に結合されて前記上部電極を昇降する上部リフトと、
    を更に備える請求項1から8のいずれか1項に記載の基板処理装置。
  10. チャンバーと、
    前記チャンバー内の上部に設けられた絶縁板と、
    前記チャンバーの側壁に形成され、接地電源が印加される接地電極と、
    前記チャンバー内の下部に設けられ、基板が載置される下部電極と、
    を備え、
    前記下部電極は複数の電極に分割形成されて隣り合う2つの電極にはRF電源と接地電源が互い違いに印加されるプラズマ処理装置。
  11. 前記RF電源が印加される電極は固定され、残りの電極は上下駆動されるか、或いは、前記接地電源が印加される電極は固定され、残りの電極は上下駆動される請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記複数の電極は、
    前記基板の中心から外側に向かって配設された第1、第2及び第3の電極を備え、第3の電極に対する第1の電極の直径は35〜55%、第2の電極の直径は56〜75%の範囲を有する請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記複数の電極は、
    前記基板の中心から外側に向かって配設された第1、第2、第3及び第4の電極を備え、第4の電極に対する第1の電極の直径は35〜45%、第2の電極の直径は46〜60%、第3の電極の直径は61〜75%の範囲を有する請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記複数の電極は、
    前記基板の中心から外側に向かって配設された第1、第2、第3、第4及び第5の電極を備え、第5の電極に対する第1の電極の直径は30〜40%、第2の電極の直径は41〜50%、第3の電極の直径は51〜60%、第4の電極の直径は61〜75%の範囲を有する請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  15. 前記基板を感知するために前記チャンバーの上側に設置された基板センサーを更に備え、
    前記絶縁板には前記基板センサーからの出力光を前記基板に向かってガイドするための少なくとも1本のガイド孔が穿設されている請求項10に記載のプラズマ処理装置。
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