JP2009251596A - 光走査装置、これを採用した画像形成装置及び光走査方法 - Google Patents

光走査装置、これを採用した画像形成装置及び光走査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光走査装置、これを採用した画像形成装置及び光走査方法を提供する。
【解決手段】 コリメーティングされた光を出射する光源部と、コリメーティングされた光を走査するものであり、振動するミラー面を有するビーム偏向器とを含む光走査装置、これを採用した画像形成装置及び光走査方法であり、該光走査装置は、光源部から出射されてビーム偏向器に入射されるコリメーティングされた光の入射角度をミラー面の振動に同期されて変動させることによって、ビーム偏向器で偏向走査される光の最大偏向角度を大きくすることが可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光走査装置、これを採用した画像形成装置、及び光走査方法に係り、さらに詳細には、サイン型振動を行うミラー面を有するトーション振動器を光偏向器として採用する光走査装置、これを採用した画像形成装置及び光走査方法に関する。
光走査装置は、光源から出射された光を被露光面に走査する光学装置である。かような光走査装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリのように、印刷用紙に画像を再現する電子写真方式の画像形成装置に主に適用されている。
現在、レーザプリンタで使用されている光走査装置は、ポリゴンミラー(polygon mirror)を利用している。ポリゴンミラーを使用する場合、高速対応時に騷音や速度の制限があり、サイン型振動(sinusoidal oscillation)を行うトーション振動器(torsion oscillator)、すなわち、MEMS(Micro-ElectroMechanical Systems)ミラーを採用する光走査装置が提案されている。トーション振動器はポリゴンミラーを代替し、それによって騷音を減らし高速対応を可能にする。しかし、かようなトーション振動器は、駆動上の制限によって、偏向角度を大きくし難い。ポリゴンミラーの場合、最大偏向角度は45°ほどであるが、トーション振動器の最大振動角度は、それよりはるかに小さい。このように、トーション振動器の振動角度が小さいために、被走査面での中心とエッジでのF/#差によって発生するスポットサイズの不均一のような問題が発生する。特に、サイン状の軌跡を有する走査線(scanned ray)に対して、被走査面に均一な走査間隔で光を走査するためには、アークサイン(arcsinusoidal)状の逆補償光学レンズが要求されるが、かような逆補償光学レンズの設計は、トーション振動器の振動角度が大きいほど有利であるが、トーション振動器の機構的制限によって、トーション振動器の振動角度を大きくし難い実情である。
本発明の実施例は、トーション振動器の振動角度より大きい偏向角度で偏向走査させることができる光走査装置、これを採用した画像形成装置及び光走査方法を提供する。
本発明の一実施例による光走査装置は、コリメーティングされた光を出射する光源部と、前記コリメーティングされた光を偏向走査するものであり、振動するミラー面を有するビーム偏向器とを備え、コリメーティングされた光の前記ビーム偏向器に入射される角度が前記ビーム偏向器の振動に同期されて変動されるように、前記光源部が振動されることを特徴とする。
前記光源部は、光源と、前記光源から出射された光をコリメーティングするコリメーションレンズとを有し、前記コリメーションレンズが前記ビーム偏向器の振動に同期されて振動されるように構成されうる。
このとき、前記コリメーションレンズは、前記光の経路に垂直に振動されうる。
または、前記光源部は、光源と、前記光源から出射された光をコリメーティングするコリメーションレンズと、前記光源及びコリメーションレンズを一体に支持するホルダとを備え、前記光源部自体が前記ビーム偏向器の振動に同期されてチルト振動するように構成されうる。
前記コリメーティングされた光が前記ビーム偏向器のミラー面の中心に進むように、前記コリメーティングされた光の進行角度を補償する入射角度補償レンズをさらに有することができる。
前記入射角度補償レンズは、少なくとも2枚のレンズを有することができる。
前記入射角度補償レンズは、第1パートレンズ及び第2パートレンズを有し、前記光源部のフィールド発生原点に、前記第1パートレンズの光入射面側の焦点位置が位置し、前記ビーム偏向器のミラー面の中心位置に、前記第2パートレンズの光出射面側の焦点位置が位置できる。
前記第1パートレンズと第2パートレンズとの間の間隔は、前記第1パートレンズ及び第2パートレンズの各焦点距離の和と同じであるか、あるいはそれより短くありうる。
本発明の他の実施例による光走査装置は、コリメーティングされた光を出射する光源部と、前記光源部から出射されたコリメーティングされた光を走査方向に偏向させる可動部を有するビーム偏向器とを備え、前記光源部は、コリメーティングされた光の出射角度が、前記ビーム偏向器の可動部の動きに同期されて変動される。
前記ビーム偏向器の可動部は、所定の振動角度範囲で振動するミラーを具備し、前記光源部の少なくとも一部分は、前記ミラーが入射したコリメーティングされた光を最大偏向角度Θに対する下記の数式を満足する偏向角度の範囲で偏向させるように、所定の可動範囲内で動くことができる。
Θ=2θ+φ2
ここで、θは、振動中心でのミラーと振動最大値でのミラーとの間の角度を示し、φ2は、前記光源部の少なくとも一部分が前記所定の可動範囲の中間地点にあるとき、前記ミラーに入射するコリメーティングされた光の第1入射角と、前記光源部の少なくとも一部分が前記所定の可動範囲の上限値にあるとき、前記ミラーに入射するコリメーティングされた光の第2入射角との差を示す。
前記光源部とビーム偏向器との間に配される入射角度補償レンズをさらに有し、前記入射角度補償レンズは、第1パートレンズ及び第2パートレンズを有し、前記第1パートレンズは、自体の焦点が前記光源部のフィールド発生原点に位置するように配され、前記第2パートレンズは、自体の焦点が前記ビーム偏向器のミラーの中心に位置するように配され、前記最大偏向角度Θは、下記の数式を満足することができる。
Θ=2θ+φ1xF1/F2
ここで、φ1は、前記光源部の少なくとも一部分が前記所定の可動範囲の中間地点にあるとき、前記光源部から出射されたコリメーティングされた光の第1出射角と、前記光源部の少なくとも一部分が前記所定の可動範囲の上限値にあるとき、前記光源部から出射されるコリメーティングされた光の第2出射角との差を示し、F1/F2は、第1パートレンズの焦点距離と第2パートレンズの焦点距離との比を示す。
前記ビーム偏向器は、サイン型振動を行うミラーと、前記ミラーを支持するトーション支持部を有したトーション振動器とでありうる。
また、前記ビーム偏向器で偏向された光を被露光面に結像させる結像光学素子がさらに備わりうる。かような結像光学素子は、前記ビーム偏向器で偏向された光が被露光面に等間隔で走査されるように、前記偏向された光をアークサイン状に補償するサイン軌跡補償レンズを具備できる。
前記コリメーティングされた光を前記ビーム偏向器のミラー面に、前記ビーム偏向器の走査方向に垂直な副走査方向に焦点を結ばせるシリンドリカルレンズをさらに有することができる。
また、本発明の一実施例による画像形状装置は、コリメーティングされた光を出射する光源部、及び前記コリメーティングされた光を偏向走査するものであり、振動するミラー面を有するビーム偏向器とを有し、コリメーティングされた光の前記ビーム偏向器に入射される角度が前記ビーム偏向器の振動に同期されて変動されるように、前記光源部が振動される光走査装置と、前記光走査装置で走査された光が結像される被露光面都を備えることを特徴とする。
また、前記目的を達成するために、本発明の一側面による光走査方法は、コリメーティングされた光を照明する段階と、前記コリメーティングされた光を振動反射させて被露光面に走査する段階とを含み、前記コリメーティングされた光を照明する段階は、前記走査振動に同期されてコリメーティングされた光の進行角度を変動させる段階を含む。
前記コリメーティングされた光を照明する段階は、前記コリメーティングされた光が前記振動反射の中心に進むように、コリメーティングされた光のフィールド角度を補償する段階をさらに含むことができる。
前記振動は、サイン型振動でありうる。
前記振動反射された光を被露光面に結像させる段階は、前記振動反射された光が前記被露光面に等間隔で走査されるように、前記振動反射された光をアークサイン状に補償する段階を含むことが望ましい。
本発明による光走査装置、これを採用した画像形成装置及び光走査方法は、次のような長所がある。
第一に、ビーム偏向器による最大偏向角度を自体の最大振動角度より大きくできる。
第二に、ビーム偏向器による最大偏向角度を大きくすることによって、等間隔走査のための補償レンズの光学的設計をさらに容易にできる。
第三に、ビーム偏向器による最大偏向角度を大きくすることによって、光走査装置を採用する画像形成装置をコンパクト、かつスリムにすることが可能である。
本発明の一実施例による光走査装置の光学的構成を概略的に図示する図である。 図1の光走査装置に採用されるトーション振動器の一例の概略的な斜視図である。 図1の光走査装置に採用されるトーション振動器が定位置にあるときの光学構成及び光路を図示する図である。 図1の光走査装置に採用されるトーション振動器が反時計回り方向に回転したときの光学構成及び光路を図示する図である。 図1の光走査装置に採用されるトーション振動器が時計回り方向に回転したときの光学構成及び光路を図示する図である。 トーション振動器の偏向角度と、サイン軌跡補償レンズの歪曲収差補償量との関係を図示するグラフである。 本発明の他の実施例による光走査装置の光学的構成を概略的に図示する図である。 図7の光走査装置に採用される光源部の一例を概略的に図示する図である。 図7の光走査装置において、トーション振動器が定位置にあるときの動作を概略的に図示する図である。 図7の光走査装置において、トーション振動器が反時計回り方向に回転したときの動作を概略的に図示する図である。 図7の光走査装置において、トーション振動器時計回り方向に回転したときの動作を概略的に図示する図である。
以下、添付された図面を参照しつつ、本発明の望ましい実施例について詳細に説明する。しかし、以下に例示される実施例は、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明を当該技術分野で当業者に十分に説明するために提供されるものである。以下の図面で同じ参照符号は、同じ構成要素を指し、図面上で各構成要素の大きさは、説明の明瞭性と便宜性とのために、誇張されていることもある。
図1は、本発明の一実施例による光走査装置の光学的構成を概略的に図示する図である。図1を参照するに、光走査装置100は、コリメーティングされた光を出射する光源部110と、コリメーティングされた光のフィールド角度を補償する入射角度補償レンズ150と、コリメーティングされた光を副走査方向に集束させるシリンドリカルレンズ160と、コリメーティングされた光を偏向走査するトーション振動器170とを備える。
光源部110は、光源120とコリメーションレンズ130とを備える。光源120としては、レーザ光を出射する半導体レーザダイオードが採用されうる。
コリメーションレンズ130は、光源120から出射された光をコリメーティングするものであり、コリメーションレンズ130の光入射面側の焦点位置は、図3に図示されているように、光源120の光発生原点に置かれることが望ましい。図3で、コリメーションレンズ130の焦点距離は、f1で表示されている。コリメーションレンズ130は、トーション振動器170の振動Aに同期されて振動されるように駆動される。かようなコリメーションレンズ130の振動Bは、電磁力を利用したアクチュエータなどを利用してなされうる。
コリメーションレンズ130の振動Bは、光路に垂直な方向になされうる。コリメーションレンズ130の振動Bによって、コリメーティングされた光のトーション振動器170に入射される角度がトーション振動器170の振動Aに同期されて変動され、かような入射角度の変動は、後述するように、トーション振動器170の偏向角度を拡大させることを可能にする。コリメーションレンズ130の振動Bは、図3ないし図5を参照しつつ、さらに詳細に後述する。
コリメーションレンズ130の振動Bによって、コリメーティングされた光の進行角度が変動されるが、入射角度補償レンズ150は、振動するコリメーティングされた光がトーション振動器170のミラー面の中心に進むように、前記コリメーティングされた光の進行角度を補償する。入射角度補償レンズ150は、少なくとも2枚のレンズを有して構成され、例えば、4fシステムで構成された第1パートレンズ151及び第2パートレンズ152を有することができる。図3を参照するに、第1パートレンズ151の光入射面側の焦点位置は、コリメーションレンズ130のフィールド発生原点、すなわち、コリメーションレンズ130の中心位置に置かれ、第2パートレンズ152の光出射面側の焦点位置は、トーション振動器170のミラー面の中心位置に置かれる。第1パートレンズ151の焦点距離はF1、第2パートレンズ152の焦点位置はF2で表示した。一方、第1パートレンズ151と第2パートレンズ152との間の間隔Dは、第1パートレンズ151及び第2パートレンズ152の各焦点距離の和と同じであるか、あるいはそれより短いことが望ましい。かような4fシステムで構成された入射角度補償レンズ150は、コリメーションレンズ130でのイメージ(光)を、トーション振動器170の反射面にそのまま伝達する役割を行う。このとき、F1/F2の比によって、イメージサイズが変わりうる。後述する通り、トーション振動器170の大きさをできる限り小さくするために、入射角度補償レンズ150を設けることが望ましいが、かような入射角度補償レンズ150は、本発明において必須構成要素ではないので、省略可能である。
前述の光源部110の振動Bや入射角度補償レンズ150の屈折は、トーション振動器170の走査方向に変動を与え、光源部110の振動Bや入射角度補償レンズ150の屈折による光線の経路変動は、トーション振動器170で走査される光ビームが及ぶ平面である走査平面上でなされる。図1及び図3ないし図5の図は、かような走査平面上での光学的構成を示している。
シリンドリカルレンズ160は、副走査方向に屈折力があるレンズであり、コリメーティングされた光がトーション振動器170のミラー面で副走査方向に焦点を結ばせる。このとき、副走査方向というのは、トーション振動器170が走査する方向に垂直な方向、すなわち、走査平面に垂直な方向を意味する。シリンドリカルレンズ160は、走査方向に屈折力が与えられないので、光源部110の振動Bや入射角度補償レンズ150の屈折による走査平面上の光路変動には影響を与えない。かようなシリンドリカルレンズ160は、本発明において必須構成要素ではないので、省略可能である。シリンドリカルレンズ160は、プリンタのような画像形成装置に一般的に採用される光学素子であり、詳細な説明は省略する。
トーション振動器170は、コリメーティングされた光を偏向走査するものであり、ビーム偏向器の一例である。図2では、かようなトーション振動器170の一例が図示されている。図2を参照するに、トーション振動器170は、基板175の上方に懸架されているミラー171、ミラー171の両端を支持する支持体176、ミラー171と支持体176との間に連結され、ミラー171のシーソー運動を支持するトーションスプリング(torsion spring)172、ミラー171の両側面に垂直に形成された多数の駆動コム電極(movable comb electrode)173、及び駆動コム電極173と相互交互するように基板175上に垂直に設けられた多数の固定コム電極174を備えて構成されうる。かようなトーション振動器170は、駆動コム電極173と固定コム電極174との間の静電気力によって、ミラー171を一方に傾け、トーションスプリング172の弾性係数を利用した自体復元力を利用してミラー171を元の様子に復帰させる。かようなミラー171の振動は、結果的にトーションによってなされるので、サイン型振動を行うことになる。本実施例は、ビーム偏向器としてトーション振動器170を例にして説明しているが、これに限定されるものではない。本発明は、それ以外の振動角度が制限的であるビーム偏向器に適用され、ビーム偏向器の最大偏向角度を拡大させることができるのである。
トーション振動器171の振動周波数は、ミラーの大きさと関連し、ミラー171の大きさが大きいほど、振動周波数は小さくなるという点は、当分野に周知である。本実施例の光走査装置100がプリンタのような画像形成装置に採用される場合、高速プリンティングなどのためには、高速走査のための高い振動周波数が要求されるので、ミラー171の大きさは、できる限り小さいことが望ましい。そのために本実施例は、入射角度補償レンズ150を備える。入射角度補償レンズ150は、進行方向が振動するコリメーティングされた光がトーション振動器170のミラー中心に向かうように、コリメーティングされた光の進行角度を補償することによって、ミラー171の大きさを最小化できる。また、トーション振動器170は、最大振動角度を大きくするのに困難さが伴うが、本実施例は、後述するように、コリメーションレンズ130をトーション振動器170の振動Aに同期して振動させることによって、トーション振動器170の振動角度以上に、トーション振動器170による偏向角度を拡大させることができる。
結像光学素子190は、トーション振動器170で偏向された光を被露光面200に結像させる光学レンズである。本実施例は、ビーム偏向器としてトーション振動器170を採用するが、かようなトーション振動器170によって偏向された光は、サイン軌跡を描くことになる。このために結像光学素子190は、トーション振動器170で偏向された光が被露光面200に等間隔で走査されるように、前記偏向された光をアークサイン状に補償するサイン軌跡補償レンズ、すなわち、アークサインレンズであることが望ましい。かようなアークサインレンズについては、米国特許第7,184,187号明細書などに開示されており、当分野に周知であるので、詳細な説明は省略する。
次に、図3ないし図5を参照し、本実施例の光走査装置の動作について説明する。
図3は、トーション振動器170が定位置にあるときを図示しており、図4は、トーション振動器170が反時計回り方向に回転したときを図示しており、図5は、トーション振動器170が時計回り方向に回転したときを図示している。
まず図3を参照するに、トーション振動器170とコリメーションレンズ130は、定位置、すなわち、振動中心位置にある。光源120から出射された光Lは、定位置にあるコリメーションレンズ130を通過して平行光にコリメーティングされ、入射角度補正レンズ150を経てトーション振動器170で反射される。このとき、コリメーションレンズ130からトーション振動器170に進む光L1の経路は、入射角度補正レンズ150、すなわち、第1パートレンズ151及び第2パートレンズ152の光軸Cに平行である。
図4を参照するに、トーション振動器170が反時計回り方向に回転A’を行うことによって、これに同期されてコリメーションレンズ130が上方にd1ほど振動B’を行う。図4で点線で表示されたトーション振動器170は、定位置を表示する。コリメーションレンズ130が上方に移動することによって、コリメーションレンズ130に入射された光Lは、光軸Cに対して第1フィールド角度φ1ほど斜め上方に向かう光L2にコリメーティングされる。このとき、第1フィールド角度φ1は、コリメーションレンズ130が所定の可動範囲の中間地点にあるとき、コリメーションレンズ130を経由したコリメーティングされた光の第1出射角と、コリメーションレンズ130が所定の可動範囲の上限値にあるとき、コリメーションレンズ130を経由したコリメーティングされた光の第2出射角との差を示す。第1フィールド角度φ1は、コリメーションレンズ130の焦点距離f1と、コリメーションレンズ130の振動量d1とによって、概して下記の式(1)によって与えられる。
Figure 2009251596
このように、斜め上方に向かう平行光にコリメーティングされた光L2は、入射角度補正レンズ150を経てトーション振動器170に向かう。入射角度補正レンズ150を構成する第1パートレンズ151及び第2パートレンズ152は、前述のように4fシステムをなし、コリメーションレンズ130での光をトーション振動器170の反射面にそのまま伝達する役割を行う。一方、入射角度補正レンズ150を経つつ、コリメーティングされた光L2は、所定の第2フィールド角度φ2を有してトーション振動器170のミラーに入射される。第2フィールド角度φ2は、コリメーションレンズ130が所定の可動範囲の中間地点にあるとき、トーション振動器170のミラーに入射するコリメーティングされた光の第1入射角と、コリメーションレンズ130が所定の可動範囲の上限値にあるとき、トーション振動器170のミラーに入射するコリメーティングされた光の第2入射角との差を示す。このとき、トーション振動器170に入射される光の第2フィールド角度φ2は、第1パートレンズ151及び第2パートレンズ152の焦点距離の比F1/F2によって変わり、概して下記の式(2)で与えられる。
Figure 2009251596
このように、第2フィールド角度φ2でトーション振動器170に入射される光L2は、トーション振動器170の振動角度以上に偏向されて反射される。トーション振動器170の最大振動角度θに対して、トーション振動器170で偏向される光の最大偏向角度Θは、下記の式(3)で与えられる。
Figure 2009251596
前記式(3)で、最大偏向角度Θは、トーション振動器170のミラー171(図2)が定位置からいずれか一方に振動した場合の偏向角度を示すので、左右振動をいずれも考慮した全体偏向角度は、Θの2倍となる。また前記式(3)で、トーション振動器170の最大振動角度θは、振動中心でのミラー171と振動最大値でのミラー171との間の角度を示す。
図5を参照するに、トーション振動器170が時計回り方向に回転A”を行うことによって、これに同期されてコリメーションレンズ130が下方にd1ほど振動B”を行う。図5で、点線で表示されたトーション振動器170は、定位置を表示する。コリメーションレンズ130が下方に移動することによって、コリメーションレンズ130に入射された光Lは、光軸Cに対して第1フィールド角度φ1ほど斜め下方に向かう光L3にコリメーティングされる。このとき、第1フィールド角度φ1は、前述の式(1)で与えられる値である。このように、斜めに下方に向かう平行光にコリメーティングされた光L3は、入射角度補正レンズ150を経てトーション振動器170に向かう。入射角度補正レンズ150を経つつ、コリメーティングされた光L3は、第2フィールド角度φ2を有してトーション振動器170のミラーに入射される。このとき、トーション振動器170に入射される光の第2フィールド角度φ2は、前述の式(2)で与えられる値である。同様に、トーション振動器170の最大振動角度θに対する最大偏向角度Θは、前述の式(3)で与えられる。
一方、トーション振動器170のミラーは、サイン状の振動を行うが、トーション振動器170で反射振動する光は、下記の式(4)のような角度Θで振動を行う。
Figure 2009251596
このとき、角度Θは、ミラーが定位置からいずれか一方に傾くときの偏向角度である。
図3ないし図5を参照しつつ説明した通り、トーション振動器170の振動に同期されてコリメーションレンズ130を振動させることによって、トーション振動器170による最大偏向角度Θは、トーション振動器170の最大振動角度θにφ1*F1/F2ほど加えられるので、全体的な偏向角度は、2*φ1*F1/F2ほど増加することになる。
図6は、トーション振動器の偏向角度と、サイン軌跡補償レンズの歪曲収差補償量との関係を図示するグラフである。たとえば、トーション振動器の全体振動角度を23゜とする。コリメーションレンズの焦点fは10mmであり、コリメーションレンズの振動量は0.4mmであり、入射角度補正レンズ150、すなわち、第1パートレンズ151及び第2パートレンズ152のF1/F2は1とする。この場合、φ1=φ2=2.3゜になり、全体的に追加振動角度は4.6゜大きくなる。図6を参照するに、トーション振動器による偏向角度が大きくなることによって、サイン軌跡補償レンズの歪曲収差補償量(dy/dθ)が小さくなることが分かる。このように、サイン軌跡補償レンズの歪曲収差補償量が減るようになれば、レンズ設計がさらに容易になる。
図7は、本発明の他の実施例による光走査装置の光学的構成を概略的に図示する図である。図7を参照するに、光走査装置300は、コリメーティングされた光を出射する光源部310と、コリメーティングされた光のフィールド角度を補償する入射角度補償レンズ150と、コリメーティングされた光を副走査方向に集束させるシリンドリカルレンズ160と、コリメーティングされた光を偏向走査するトーション振動器170とを備える。
図8を参照するに、光源部310は、光源320と、光源320から出射された光をコリメーティングするコリメーションレンズ330と、光源320及びコリメーションレンズ330を一体に支持するホルダ340とを備える。かような光源部310は、一体化された構造に製作され、光源部310は、それ自体のチルト傾斜によって、コリメーティングされた光の進行方向を変更する。かような一体化された構造の光源部310は、一般的な組立て工程を介して製作され、さらに最近多く活用されているMEMS(Micro-ElectroMechanical Systems)技術を利用し、非常にコンパクトな構造に製作されもする。たとえば、MEMS技術を利用して製作される場合、光源として側面発光型レーザダイオード(edge emitting type laser diode)や垂直共振型表面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)のような半導体レーザダイオードが採用され、コリメーションレンズとしてはマイクロレンズが採用されうる。
再び図7を参照するに、かような光源部310は、トーション振動器170の振動Aに同期されてチルト振動されるように駆動される。かような一体化された構造の光源部310は、電磁力を利用したアクチュエータなどを利用してなりうる。もしMEMS技術を利用して製作される場合、光源部310は、トーション振動器170と同じ静電気力を利用して駆動することも可能である。光源部310のチルト振動Bは、コリメーティングされた光のトーション振動器170に入射される角度がトーション振動器170の振動に同期されて変動される。本実施例は、光源部310自体がチルト振動するので、入射角度の変動を直接的に発生させ、従って、入射角度の変動を大きくしやすい。かような入射角度の変動は、トーション振動器170による偏向角度を拡大させることを可能にし、入射角度の変動が大きいほど、トーション振動器170による偏向角度をさらに大きくできる。
入射角度補償レンズ150は、振動するコリメーティングされた光がトーション振動器170のミラー面の中心に進むように、前記コリメーティングされた光の進行角度を補償する。シリンドリカルレンズ160は、コリメーティングされた光がトーション振動器170のミラー面で副走査方向に焦点を結ばせる。トーション振動器170は、コリメーティングされた光を偏向走査する。結像光学素子190は、トーション振動器170で偏向された光を被露光面200に結像させる。光源部を除外したかような光学素子は、前述の実施例の光学的構成と実質的に同一なので、重複的な説明は省略する。
次に、図9ないし図11を参照し、本実施例の光走査装置300の動作について説明する。
図9は、トーション振動器170が定位置にあるときを図示しており、図10は、トーション振動器170が反時計回り方向に回転したときを図示しており、図11は、トーション振動器170が時計回り方向に回転したときを図示している。
まず図9を参照するに、光源部310とトーション振動器170とは定位置、すなわち振動中心位置にある。光源部310から出射されたコリメーティングされた光L1は、入射角度補正レンズ150を経てトーション振動器170で反射される。このとき、コリメーティングされた光L1の経路は、入射角度補正レンズ150の光軸Cに平行である。
図10を参照するに、トーション振動器170が反時計回り方向に回転A’を行うことによって、これに同期されて光源部310が上方にチルト振動B’を行う。図10で点線で表示されたトーション振動器170は、定位置を表示する。光源部310から上方に出射されたコリメーティングされた光L2は、入射角度補正レンズ150を経つつ、方向が変わってトーション振動器170に向かう。このように、トーション振動器170に斜めに入射される光L2は、トーション振動器170の振動角度以上に偏向されて反射される。トーション振動器170の最大振動角度θに対して、トーション振動器170で偏向される光の最大偏向角度Θは、前述の式(3)で与えられる。
図11を参照するに、トーション振動器170が時計回り方向に回転A”を行うことによって、これに同期されて光源部310が下方にチルト振動を行う。図11で点線で表示されたトーション振動器170は、定位置を表示する。光源部310から下方に出射されるコリメーティングされた光L3は、光軸Cに対して入射角度補正レンズ150を経つつ、方向が変わってトーション振動器170に向かう。光源部310が上方に向かった場合と同様に、トーション振動器170に下方斜めに入射される光L3は、トーション振動器170の振動角度以上に偏向されて反射される。同様に、ドーション振動器170の最大振動角度θに対する最大偏向角度Θは、前述の式(3)で与えられる。
一方、トーション振動器170のミラーはサイン状の振動を行うが、トーション振動器170で反射振動する光は、前述の式(4)と同じ角度Θで振動を行う。
また、図1や図7を参照するに、本実施例の光走査装置100,300は、複写機、プリンタ、ファクシミリのように、印刷用紙に画像を再現する電子写真方式の画像形成装置に適用されうる。このとき、被露光面200は、感光ドラムのような感光体になりうる。この場合、被露光面200は一方向に移動し、光走査装置100,300から走査される光によって、被露光面200では、静電潜像が形成される。被露光面200に形成された静電潜像は、現像ユニット(図示せず)によって供給されるトナーによって現像されうる。
さらに、かような光走査装置100,300は、レーザ光をスクリーンに走査して画像をディスプレイするレーザディスプレイ装置のような画像形成装置にも適用されうる。その場合、被露光面200はスクリーンになり、本実施例の光走査装置100,300は、主走査または副走査のための光走査装置として使われうる。
本実施例による画像形成装置は、前述の光走査装置100,300を採用することによって偏向角度を大きくすることができるので、サイン軌跡補償レンズの光学的設計をさらに容易にできるだけではなく、光走査装置100,300と被露光面200との距離を狭めることができるので、さらにコンパクトであってスリムな構造を有することができる。
光走査装置を利用した画像形成装置自体は、当分野に周知されているので、前述以外の詳細な説明は省略する。
かような本発明の光走査装置、これを採用する画像形成装置及び光走査方法は、理解を助けるために、図面に図示された実施例を参考に説明したが、それらは例示的なものに過ぎず、当分野で当業者ならば、それらから多様な変形及び均等な他実施例が可能であるという点を理解することが可能であろう。よって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲によって決まるものである。
本発明の光走査装置、これを採用した画像形成装置及び光走査方法は、例えば、画像形成関連の技術分野に効果的に適用可能である。
100,300 光走査装置
110,310 光源部
120,320 光源
130,330 コリメーションレンズ
150 入射角度補償レンズ
151 第1パートレンズ
152 第2パートレンズ
160 シリンドリカルレンズ
170 トーション振動器
171 ミラー
172 トーションスプリング
173 駆動コム電極
174 固定コム電極
175 基板
176 支持体
190 結像光学素子
200 被露光面
340 ホルダ
A トーション振動器の振動
A’ トーション振動器での反時計回り方向への回転
A” トーション振動器での時計回り方向への回転
B コリメーティングレンズの振動
B’ コリメーティングレンズの上方への振動
B” コリメーティングレンズの下方への振動
C 光軸
D 間隙
F1 第1パートレンズの焦点距離
F2 第2パートレンズの焦点距離
f1 コリメーティングレンズの焦点距離
L 光
L1 コリメーションレンズからトーション振動器に進む光
L2 斜め上方にコリメーティングされた光
L3 斜め下方にコリメーティングされた光

Claims (20)

  1. コリメーティングされた光を出射する光源部と、
    前記コリメーティングされた光を偏向走査するものであり、振動するミラー面を有するビーム偏向器とを備え、
    前記光源部から出射されたコリメーティングされた光は、前記ビーム偏向器に前記ミラー面の振動に同期されて変動される入射角度で入射される光走査装置。
  2. 前記光源部は、光源と、前記光源から出射された光をコリメーティングするコリメーションレンズとを有し、前記コリメーションレンズは、前記ビーム偏向器の振動に同期されて振動することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記コリメーションレンズは、経由する光の経路に実質的に垂直に振動されることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記光源部は、光源と、前記光源から出射された光をコリメーティングするコリメーションレンズと、前記光源及びコリメーションレンズを一体に支持するホルダとを有し、前記光源部は、前記ミラー面の振動に同期されてチルト振動することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  5. 前記コリメーティングされた光が前記ビーム偏向器のミラー面の中心に進むように、前記コリメーティングされた光の進行角度を補償する入射角度補償レンズをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  6. 前記入射角度補償レンズは、少なくとも2枚のレンズを有することを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
  7. 前記入射角度補償レンズは、第1パートレンズ及び第2パートレンズを有し、前記光源部のフィールド発生原点に、前記第1パートレンズの光入射面側の焦点位置が位置し、前記ビーム偏向器のミラー面の中心位置に、前記第2パートレンズの光出射面側の焦点位置が位置することを特徴とする請求項に6記載の光走査装置。
  8. 前記第1パートレンズと第2パートレンズとの間の間隔は、前記第1パートレンズ及び第2パートレンズの各焦点距離の和と同じであるか、あるいはそれより短いことを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
  9. コリメーティングされた光を出射する光源部と、
    前記光源部から出射されたコリメーティングされた光を走査方向に偏向させる可動部を有するビーム偏向器とを備え、
    前記光源部は、コリメーティングされた光の出射角度が、前記ビーム偏向器の可動部の動きに同期されて変動される光走査装置。
  10. 前記ビーム偏向器の可動部は、所定の振動角度範囲で振動するミラーを具備し、
    前記光源部の少なくとも一部分は、前記ミラーが入射したコリメーティングされた光を最大偏向角度Θに対する下記の数式、
    Θ=2θ+φ2
    ここで、θは、振動中心でのミラーと振動最大値でのミラーとの間の角度を示し、φ2は、前記光源部の少なくとも一部分が前記所定の可動範囲の中間地点にあるとき、前記ミラーに入射するコリメーティングされた光の第1入射角と、前記光源部の少なくとも一部分が前記所定の可動範囲の上限値にあるとき、前記ミラーに入射するコリメーティングされた光の第2入射角との差を示す、
    を満足する偏向角度の範囲で偏向させるように、所定の可動範囲内で動くことを特徴とする請求項9に記載の光走査装置。
  11. 前記光源部とビーム偏向器との間に配される入射角度補償レンズをさらに有し、
    前記入射角度補償レンズは、第1パートレンズ及び第2パートレンズを有し、前記第1パートレンズは、自体の焦点が前記光源部のフィールド発生原点に位置するように配され、前記第2パートレンズは、自体の焦点が前記ビーム偏向器のミラーの中心に位置するように配され、前記最大偏向角度ΘMは、下記の数式、
    Θ=2θ+φ1xF1/F2
    ここで、φ1は、前記光源部の少なくとも一部分が前記所定の可動範囲の中間地点にあるとき、前記光源部から出射されたコリメーティングされた光の第1出射角と、前記光源部の少なくとも一部分が前記所定の可動範囲の上限値にあるとき、前記光源部から出射されるコリメーティングされた光の第2出射角との差を示し、F1/F2は、第1パートレンズの焦点距離と第2パートレンズの焦点距離との比を示す、
    を満足することを特徴とする請求項10に記載の光走査装置。
  12. 前記ビーム偏向器は、サイン型振動を行うミラーと、前記ミラーを支持するトーション支持部を有したトーション振動器とであることを特徴とする請求項1ないし請求項11のうちいずれか一項に記載の光走査装置。
  13. 前記ビーム偏向器で偏向された光が被露光面に等間隔で走査されるように、前記偏向された光をアークサイン状に補償するサイン軌跡補償レンズを具備した結像光学素子をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の光走査装置。
  14. 前記コリメーティングされた光を前記ビーム偏向器のミラー面に、前記ビーム偏向器の走査方向に垂直な副走査方向に焦点を結ばせるシリンドリカルレンズをさらに有することを特徴とする請求項1ないし請求項13のうちいずれか一項に記載の光走査装置。
  15. 請求項1ないし請求項14のうちいずれか一項に記載の光走査装置と、
    前記光走査装置で走査された光が結像される被露光面とを備える画像形成装置。
  16. コリメーティングされた光を照明する段階と、
    前記コリメーティングされた光を振動反射させて被露光面に走査する段階とを含み、
    前記コリメーティングされた光を照明する段階は、前記走査振動に同期されてコリメーティングされた光の進行角度を変動させる段階を含む光走査方法。
  17. 前記コリメーティングされた光を照明する段階は、
    前記コリメーティングされた光が前記振動反射の中心に進むように、コリメーティングされた光の進行角度を補償する段階をさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の光走査方法。
  18. 前記振動は、サイン型振動であることを特徴とする請求項16または請求項17に記載の光走査方法。
  19. 振動反射された光を被露光面に結像させる段階をさらに含むことを特徴とする請求項16ないし請求項18のうちいずれか一項に記載の光走査方法。
  20. 前記振動反射された光を被露光面に結像させる段階は、
    前記振動反射された光が前記被露光面に等間隔で走査されるように、前記振動反射された光をアークサイン状に補償する段階を含むことを特徴とする請求項16ないし請求項19のうちいずれか一項に記載の光走査方法。
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