JP2009247834A - 手術用縫合針の保管容器 - Google Patents

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surgical suture
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Miyuki Hashimoto
深雪 橋本
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Abstract

【課題】手術用の縫合針を持針器に装着したまま安全に保管でき、かつ必要なときにすぐに取り出せる縫合針の保管容器を提供することにある。
【解決手段】透明のプラスチックのケースからなり手前から後に開く蓋を設け、容器の前側壁には略逆三角形状の溝を設けることでいろんな種類・大きさの持針器が立て掛けられるようにし、容器の内側の後壁側に仕切りを設けることで持針器につけていない縫合針を容器の中で確実に保管できることを特徴とした。
【選択図】図2

Description

本発明は持針器に縫合針をつけたままの状態で保管できる容器に関するものである。
看護師は手術の縫合時に備えて、持針器に縫合針をつけて準備している。ところが使用済みの手術用針を収納するスポンジやマグネット容器などのカウンターは多々発明されているが、使用中の針を持針器につけたまま収納する容器は発明されていない。そのため、縫合針をつけた持針器は器械の入っている籠やシャーレなどに立て掛けて準備していることが多く、その籠やシャーレなどからは、針の先端が露出しており器械管理の妨げとなっている。針の先端にガーゼ等がひっかかることもあり、持針器をすぐに医師に渡すことが出来なかったり、縫合針がなくなったりと看護師が困っているのが実状である。
また、針の先端で自分の手などを刺してしまうこともあるため、感染症の手術をする場合、医療従事者への感染の可能性が生じる。
特許文献1には、使用済みの縫合針を廃棄する際に、患者の体内に残さないように正確にその使用本数をカウントし、さらに医療用廃棄物として適切に処分するために、前後に展開可能なポケット形状のジャバラ中敷の各々上辺部に針用カウンター用の数字を記し、廃棄時にはジャバラ中敷を前後から挟み込んで折りたたみ密閉する構造で、ジャバラ中敷針収納部分を横一列に複数連になっている形状とし、ジャバラ中敷部分は一枚の紙又は薄い樹脂板である手術用縫合針カウンターが提案されている。
特許文献2には、使用済み手術用針の収納容器及び手術用針の把持器具として、二つ折りにされたプラスチックシートからなり、上方シートは下方シートのフタ部を構成し、該下方シートはその三辺に側壁を有し、下方シートの内表面に両面接着テープ、上方シートの縁部に両面接着テープ、また両面接着テープの上又は下にゴムマグネット片を設け、ゴムマグネット片のうちの少なくとも一つのゴムマグネット片の長手方向に沿ってゴムマグネット片の下面近傍に、又は該ゴムマグネット片の上面に、又は該下面近傍及び上面の両方に使用済み手術用針をカウントするための記号が表示されている。手術用針を把持するための先端部分と柄部分からなる所定長さを有するへら状の器具であって、該先端部分が柄部分に対して30〜35°の角度をなし、先端部分の裏側にゴムマグネット片が設けられ、先端部分の表側に円錐状の突起部が設けられている把持器具が提案されている。
特許第3784399号公報 特許第3702954号公報
しかしながら、上記特許文献1、2共に縫合針(手術用針)のみの容器であり、持針器に縫合針をつけたまま保管することができない。特許文献1にある一枚の紙又は薄い樹脂板に縫合針を刺すと針の先端が曲がるなどの劣化が起こり、縫合時に支障がある。スポンジやコルクなどに刺す方法も見受けられるが同様のことが生じる。また、特許文献2の把持器具に縫合針をつけたままの持針器を置くと、持針器の安定性がなく、蓋をすることが出来ない。蓋をしなければ針の先端が露出した状態となり、看護師の針刺し事故の原因となる。
本発明は、上記のような問題に鑑み、その問題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、持針器につけてある縫合針の保管容器を提供することにある。
本発明の持針器につけてある縫合針の保管容器は、容器の前側壁に略逆三角形状の溝を設けることで様々な種類と大きさの持針器が立て掛けられるようにし、縫合針を容器の中で確実に保護できることを特徴とした。
容器の内側の後壁側よりに仕切りを設けることで、持針器につけていない縫合針を保管できる構造とした。
透明のプラスチックのケースからなり手前から後に開く蓋を設けることで、看護師が安全かつ迅速に対応できる構造とした。
容器の前側壁1に略逆三角形状の溝1aを採用することで、様々な種類と大きさの持針器10を挟むようにして置くことができ、がたつきが生じないので安定している。
外箱の前側壁1に略逆三角形状の溝1aを複数個設けておけば、1つの蓋を開けることで複数個の持針器が使用可能になるので、縫合時迅速に医師に渡すことができる。
プラスチックの容器の中の空間に縫合針を保管するため、針先の劣化などが起こらない。
透明であるがゆえに持針器10につけてある縫合針11の大きさがひと目でわかり、縫合針の管理に便利である。
また、針入れ仕切り5をつけることで、持針器につけていない縫合針を入れることができ、縫合針の管理に便利である。
さらに、蓋6を閉じることで針先の露出がなくなり、針の先端にガーゼ等がひっかかったり、縫合針がなくなったりと看護師が困らなくなる。また、安心して器械の管理を行うことができ、看護師の針刺し防止に繋がる。
手術終了後には使用した縫合針を保管容器にひとまとめにして、感染性廃棄物のプラスチック容器に破棄することが可能である。
本発明の持針器につけてある縫合針の保管容器は、図1に示すように透明プラスチック製の直方体形の容器であり、手前から後に回動するように開く本体に一体化された上蓋6が設けられている。容器の前側壁1の上部と蓋6の端部に留め具6aが形成されている。
前側壁1に前側壁の高さのほぼ半分の深さまで略逆三角形状の溝1aがほぼ対称な位置に二ヶ所構成されている。
略逆三角形状の溝の必要な部分は、上方向に広がった斜面であり、これによっていろいろな大きさの持針器を挟むように固定することができる。
従って、下部の角や上端の切り始めが図5のように小さな円弧や短い直線で繋がっていても良い。
溝の数は2個に限定しないが、2個の持針器を片手で持って移動することは比較的容易なので一般的には溝の数は2個が扱いやすい。
後壁側4よりの容器内側に針入れ仕切り5を設けてあり、使用後の縫合針を収納することができる。
以下、本発明による保管容器の使用方法について述べる。
手術中に使用する持針器や縫合針、糸は縫合する場所によって使い分けているため、使用前に準備しておくことが必要である。
手術の準備段階では、まず持針器に手術内容に応じた縫合針を保持させ、針に使用する糸を通し、前記保管容器の略逆三角形状の溝1aに立て掛けて蓋6をして、留め具6aによって蓋が閉じた状態を保っておく。
また、最近、縫合針と糸が合体しているものを使用する機会が増えているが、この場合も同様に保管し、安全かつ迅速に渡せるようにしておく。
手術中に使用する場合は、留め具6aをはずして蓋6を手前から後に開けて使用する。使用していない時にも、持針器につけてある縫合針は準備段階と同様にしておく。
手術終了後は、後壁側4と針入れ仕切り5の間に使用した縫合針を入れ破棄する。
持針器につけてある縫合針の保管容器の外観図である。 蓋を開けた状態の図である。 保管容器に縫合針をつけた持針器を置き、真横から見た図である。 保管容器に縫合針をつけた持針器を置き、真上から見た図である。 略逆三角形の溝の例である。
符号の説明
1 前側壁
1a 略逆三角形状の溝
2 右横壁
3 左横壁
4 後側壁
5 針入れ仕切り
6 蓋
6a 留め具
10 持針器
11 縫合針

Claims (2)

  1. 手術用縫合針を持針器に装着したままの状態で保管できる容器であり、透明のプラスチックのケースからなり、手前から後に開く蓋を設け、容器の前側壁には持針器が立て掛けられるように略逆三角形状の溝があり、該溝に持針器を立て掛けた状態で前記蓋を閉じることができる構造であることを特徴とする縫合針の保管容器。
  2. 容器の内側の後壁側に仕切りを設け、持針器につけていない針を保管できる構造とした、請求項1記載の縫合針の保管容器。
JP2008103377A 2008-04-11 2008-04-11 手術用縫合針の保管容器 Pending JP2009247834A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013099395A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Tatsuya Miyao 縫合針計数方法および縫合針計数装置
JP2019503210A (ja) * 2015-10-29 2019-02-07 シャープ フルーディクス エルエルシー 手術室効率を向上させるためのシステムおよび方法
JP2019149435A (ja) * 2018-02-27 2019-09-05 株式会社協同 プローブカード収納ケース

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