JP2009247427A - 回転式繰出容器 - Google Patents

回転式繰出容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009247427A
JP2009247427A JP2008096022A JP2008096022A JP2009247427A JP 2009247427 A JP2009247427 A JP 2009247427A JP 2008096022 A JP2008096022 A JP 2008096022A JP 2008096022 A JP2008096022 A JP 2008096022A JP 2009247427 A JP2009247427 A JP 2009247427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw rod
crown
feeding
screw
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008096022A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Fukumoto
剛生 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Pencil Co Ltd filed Critical Mitsubishi Pencil Co Ltd
Priority to JP2008096022A priority Critical patent/JP2009247427A/ja
Publication of JP2009247427A publication Critical patent/JP2009247427A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成で部品点数を増やすことなく、全体を樹脂成形品としても充分な強度を確保出来るスペースを作る事が可能な回転式繰出容器を提供する。
【解決手段】回転式繰出し容器は、ネジ棒20先端に設けた押圧部16で収容部12内の内容物14を軸本体10前端部10aに向けて送り出すものであり、繰出体22は、前端部に前方に向かう凸部または凹部の有る第1のカム部26、後端部に繰出体22前端部を前方に付勢する弾性部28、内周部に前記ネジ棒20との相対回転を規制する係合孔30、および外周部に天冠18との相対回転を規制するように係合する係合部32を形成した、天冠18と別体のものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転操作によって容器内の化粧液等の液体内容物を繰り出す回転式繰出容器に関する。
回転式繰出容器は、筒状の軸本体の収容部内に液体内容物を収容し、その収容部内でピストンを繰出体によって摺動前進させ、化粧液等の液体内容物を軸本体先端の塗付等に繰り出して使用に供するものである。
従来の回転式繰出容器には、軸本体後端に設けられた天冠を回転させることで円周方向に変形する弾性部を持った繰出体がクリック感を伴いながら回転し、ネジ棒を押し出すことでそのネジ棒先端に取付けられたピストンを前進させ、そのピストンの前進によって内容物を吐出する機構が知られている(例えば特開2005−230194号公報:特許文献1)。
また、回転式繰出装置では、軸線方向に変形する弾性部を有すると共にその軸線方向端面にカム部を形成したラチェット体を天冠に対して回転不能かつ前後動可能に軸本体内に配設し、軸本体の後端部に回転可能に設けられかつ天冠内の軸中央付近に異形断面に構成した棒状部を後端内部から前方に向けて一体的に延接したものが開示されている(例えば、特開2004−89687号公報:特許文献2、特開2005−296676号公報:特許文献3)。この繰出装置では、外径部に雄ネジを設けた中空のネジ棒の内径部(前記異形断面に対応した異形断面空間が形成されている)内に前記棒状部を挿通させて、ネジ棒が該棒状部に対して回転不能かつ軸線方向に移動可能な状態にして設けている。また、ネジ棒の先端に本体軸内の内容物を押し出すためのピストンが取付けられている。
この筒状体の雌ネジに前記ネジ棒を螺合させた状態で前記ラチェット体のカム部を筒状体後端面のカム部に噛合わせた状態で配設し、天冠を使用者が回転させることによりネジ棒を回転させて、筒状体の雌ネジによってネジ棒が前進する際にクリック感を伴いながらピストンが前進して内容物を吐出する機構となっている。
特開2005−230194号公報 特開2004−89687号公報 特開2005−296676号公報
しかしながら、前述の従来の回転式繰出容器では、回転方向に弾性変形部を設けることや、中空状のネジ棒内径部に異形棒状体を挿入しなければならないことからネジ棒さらには軸本体や天冠の細径化が難しく、回転式繰出容器全体の太径化を避けられないものであった。
また、上記の細径化に当たっては軸本体や天冠内のスペース的な問題で全体を樹脂成形品とすることができず、金属部品を使用しなければならない等コストアップの要因になっていた。
本発明は、これらの問題点に着目し、簡単な構成で部品点数を増やすことなく、全体を樹脂成形品としても充分な強度を確保出来るスペースを作る事が可能な回転式繰出容器を提供しようとするものである。
本発明は回転式繰出容器に係るものである。
本発明は、筒状の軸本体内で内容物を収容する収容部と、この収容部内で内容物を押圧する押圧部と、この軸本体後端部に相対回転可能かつ軸方向への移動が規制されて設けられた天冠と、外周に雄ネジ山が形成され先端に押圧部が設けられたネジ棒と、このネジ棒を内周部に挿通した状態で天冠に対して回転方向に固定され、該天冠の軸本体に対する相対回転運動をネジ棒に伝える概略筒状の繰出体と、該ネジ棒外周の雄ネジ山に螺合する雌ネジ山が内周に形成され軸本体に対する軸方向および回転方向に固定されたネジ体とを設け、
天冠の軸本体に対する相対回転運動を前記繰出体によってネジ棒に伝えてネジ棒およびネジ体同士を相対回転させ、それらの雄ネジと雌ネジによってネジ棒をネジ送りして繰出し、これによって、そのネジ棒先端に設けた押圧部で収容部内の内容物を軸本体前端部に向けて送り出すようにした回転式繰出容器において、
繰出体は、前端部に前方に向かう凸部または凹部の有る第1のカム部、後端部に繰出体前端部を前方に付勢する弾性部、内周部に前記ネジ棒との相対回転を規制する係合孔、および外周部に天冠との相対回転を規制するように係合する係合部を形成した、天冠と別体のものであり、
ネジ体に後方に向かう凸部または凹部の有る第2のカム部を形成して、前記繰出体の前端部が弾性部の付勢力によって前方に付勢された状態で第1のカム部が第2のカム部に当接した際に、繰出体とネジ体を相対回転させようとしたときに第1のカム部および第2のカム部同士が係合して一回転方向または両回転方向に回転規制する構成にしたことを特徴とする回転式繰出容器である。
本発明において、繰出体の外周部の係合部とその係合部に係合する天冠の内周部の係合構造は、繰出体の外周部および天冠の内周部に、互いに対応するリブまたは溝を形成してそれらが係合したときに繰出体および天冠を回転方向に固定し、軸方向に相対移動可能な構成になっていることが好適である。
また、本発明において、ネジ棒は、その外周部を一部切り欠いて異形横断面形状に形成した内部の空洞の無い構造のものであることが好適である。
本発明の回転式繰出容器によれば、繰出体は、前端部に前方に向かう凸部または凹部の有る第1のカム部、後端部に繰出体前端部を前方に付勢する弾性部、内周部に前記ネジ棒との相対回転を規制する係合孔、および外周部に天冠との相対回転を規制するように係合する係合部を形成した、天冠と別体のものとし、ネジ体に後方に向かう凸部または凹部の有る第2のカム部を形成して、前記繰出体の前端部が弾性部の付勢力によって前方に付勢された状態で第1のカム部が前記第2のカム部に当接した際に、繰出体とネジ体を相対回転させようとしたときに第1のカム部および第2のカム部同士が係合して一回転方向または両回転方向に回転規制する構成にした。
したがって、天冠には繰出体係合部と係合して相対回転を規制する構造を設けるのみであり、ネジ棒内に軸体を挿入する構造ではないので、ネジ棒、繰出体、軸本体を太くする必要がないので、天冠や軸本体を細径化でき、軸本体および天冠内スペースを確保できる。よって、簡単な構成で部品点数を増やすことなく、全体を樹脂成形品としても充分な強度を確保できる。
ここで、上記「回転規制」は、回転方向に対して回転自在ではなく有る程度の抵抗を以て回転する場合や、抵抗が大きく回転が重い場合または回転が殆どできず回転が制止される場合まで含むものである。
なお、本発明において、繰出体の外周部の係合部とその係合部に係合する天冠の内周部の係合構造は、繰出体の外周部および天冠の内周部に、互いに対応するリブまたは溝を形成してそれらが係合したときに繰出体および天冠を回転方向に固定し、軸方向に相対移動可能な構成にすれば、簡単な構成で天冠および繰出体間の回り止め構造を形成でき、繰出体を一体成形する際に型抜きがし易い。
また、ネジ棒を内部に空洞のない中実構造にすればネジ棒を細径化しても剛性を確保でき、強度を保持しつつ樹脂成形するのに好都合である等の優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図8は本発明の実施形態に係る回転式繰出容器回転の説明図である。
図1(a)、(b)は回転式繰出容器のピストンを繰出す前の収容部内後端に位置する状態を示す全体断面図、後部詳細断面図、図2は図1の回転式繰出容器のピストンを繰出した後の収容部内前端に位置する状態を示す全体断面図、図3(a)、(b)は軸本体の全体斜視説明図、同断面視説明図、図4(a)、(b)、(c)、(d)はピストンの前方斜視図、後方斜視図、側面図、そのC−C線断面図、図5(a)、(b)、(c)、(d)はネジ体の前方斜視図、後方斜視図、縦断面図、雌ネジ山形成部の拡大視断面図、図6(a)、(b)はネジ棒の全体側面図、A−A線に沿う断面視説明図、図7(a)、(b)、(c)、(d)、(e)はネジ棒の前方斜視図、後方斜視図、側面図、そのC−C線断面図、D方向視図、図8(a)、(b)、(c)は天冠の全体斜視説明図、側面視図、縦断面視説明図である。
図1〜図2に示すように、実施形態の回転式繰出容器は、円筒状の軸本体10内で内容物(化粧液等)14を収容する収容部12と、この収容部12内で内容物14を押圧するピストンからなる押圧部16と、この軸本体10後端部に相対回転可能かつ軸方向への移動が規制されて設けられた後端の閉じた概略筒状の天冠18と、外周に雄ネジ山20aが形成され先端に押圧部16が設けられたネジ棒20と、このネジ棒20を内周部に挿通した状態で天冠18に対して回転方向に固定され、該天冠18の軸本体10に対する相対回転運動をネジ棒20に伝える概略筒状の繰出体22と、該ネジ棒20外周の雄ネジ山20aに螺合する雌ネジ山24aが内周に形成され軸本体10に対する軸方向および回転方向に固定されたネジ体24とを設けている。
回転式繰出し容器は、天冠18の軸本体10に対する相対回転運動を前記繰出体22によってネジ棒20に伝えてネジ棒20およびネジ体24同士を相対回転させ、それらの雄ネジ(雄ネジ山20a)と雌ネジ(雌ネジ山24a)によってネジ棒20をネジ送りして繰出し、これによって、そのネジ棒20先端に設けた押圧部16で収容部12内の内容物14を軸本体10前端部10aの塗布体の穂首40に向けて送り出すようにしたものである。
繰出体22は、前端部に前方に向かう凸部または凹部の有る第1のカム部26、後端部に繰出体22前端部を前方に付勢する弾性部28、内周部に前記ネジ棒20との相対回転を規制する係合孔30、および外周部に天冠18との相対回転を規制するように係合する係合部32を形成した、天冠18と別体のものである(図7参照)。
具体的には、軸本体10は図1〜図3に示すように、軸方向に見て前端部10aが段状に小径になっていて前端部10a内に筒状のパイプ継手36が先軸38後部で覆われた状態で嵌入しており、その先軸38前部内には塗布体として多数の繊維が束ねられた筆先状の穂首40が挟持されている。また、穂首40は、連続気泡体からなる筆先の形状や、ゴム製のヘラ状のもの等、内容液の塗布が可能ならば、特に形状は限定しない。
継手36内から穂首40に向けて液体誘導用のパイプ42が挿入されている。そして穂首40、先軸38を覆って、前端部10aにキャップ44を嵌着するようになっている。また、後端部は天冠18が嵌合すると共に、ネジ体24の後端部の環状の嵌合突起24dが乗り越える内側に突出して環状の嵌合部10bが形成されており、中央内部には、ネジ体24の溝部24cに嵌入して軸本体10にネジ体24を回転方向に固定するため突出するリブ10cが複数軸方向に延びて形成されている。
また、押圧部16は、図4に示すように断面H型のピストン体を本体16aとしてその本体であって後方に向けて、ネジ棒20先端部が内側に嵌合する筒状支持部16bが突出形成されている。筒状支持部16b内は中央部が内方に突出して細径になっていて(嵌入部16c)、ネジ棒20先端の突起状またはフランジ状の嵌合部20bがその嵌入部16cを乗り越えて緊密に嵌合する。
ネジ体24は先端部24bが段状に内径部が厚肉になった概略筒状を呈しその内周部に雌ネジ山24aが形成され、前部の外周部に軸方向に延びる溝部24cが形成されている。また、ネジ体24の先端部24b内の段状部に後方に向かう凸部または凹部の有る第2のカム部34を形成している。なお、ネジ体24の後端部外周部には、軸本体10に対する抜け止めのための環状突起24dが形成されている。
ネジ体24は軸方向中央部から後部にかけて薄肉筒状に構成され内部が平坦状であり、内部に同心軸状に繰出体22を装着している。この装着状態で、前記ネジ体24の第2のカム部34に前記繰出体22の前端部が弾性部28の付勢力によって前方に付勢された状態で第1のカム部26が当接した際に、繰出体22とネジ体24を相対回転させようとしたときには、第1のカム部26および第2のカム部34同士が係合して一回転方向(または両回転方向)に回転許容または回転規制もしくは禁止する構成にしている。
具体的には、図5および図7に示すように、第1のカム部26および第2のカム部34は、右回転方向で後方に向かう斜面が形成されまた、左回転方向で切り立った立ち上がり面が形成された山形歯状であり、繰出体22をネジ体24に対して右回転させると斜面を登って後方に押され、一方、立ち上がり面で前方に戻るクリック感を生じつつの相対回転を許容し、その逆の左回転をさせると切り立った立ち上がり面同士がぶつかって相対回転を規制または禁止する構成となっている。
繰出体22は先端部に山形歯状に第1のカム部26が形成されている他、中央部外周部に軸線方向に延びる突起からなる係合部32が突出形成されている。後部に弾性部28が螺旋スプリング状に一体形成されている。
また、図7および図8に示すように、繰出体22の外周部の係合部32とその係合部32に係合する天冠18の内周部の係合構造は、繰出体22の外周部の突起状の係合部32に対応して天冠18の内周部に、溝部18aを形成したものであり、それら係合部32と溝部18aが係合したときに繰出体22および天冠18を回転方向に固定し、軸方向に相対移動可能な構成になっている。なお、図8に示すように、天冠18の先端外周部に環状に軸本体10の後端部(溝状嵌合部10b)内に回転自在かつ前後動不能に嵌着する嵌合部18bがほぼフランジ状に形成されている。
また、ネジ棒20は、図6に示すように、その外周部を一部切り欠いて概略小判形状の異形横断面形状に形成した内部の空洞の無い構造のものであって、繰出体22の前端内周部の係合孔30は、前記ネジ棒20の異形横断面形状に対応した横断面形状であって、ネジ棒20を挿通させたときにネジ棒20との相対回転方向に固定し、かつ軸方向に相対移動可能に構成にしたものである。もちろん、ネジ棒20の切り欠いた箇所以外の箇所は円弧に沿っていて外周面に雄ネジ山20aが形成されている。
実施形態の回転式繰出容器によれば、繰出体22は、前端部に前方に向かう凸部または凹部の有る第1のカム部26、後端部に繰出体22前端部を前方に付勢する弾性部28、内周部に前記ネジ棒20との相対回転を規制する係合孔30、および外周部に天冠18との相対回転を規制するように係合する係合部32を形成した、天冠18と別体のものとし、ネジ体24の段状部に後方に向かう凸部または凹部の有るカム部34を形成して、前記ネジ体24の段状部に前記繰出体22の前端部が弾性部28の付勢力によって前方に付勢された状態で第1のカム部26が第2のカム部34に当接した際に、繰出体22とネジ体24を相対回転させようとしたときに第1のカム部26および第2のカム部34同士が係合して一回転方向または両回転方向に回転規制する構成にしたので、天冠18には繰出体22係合部32と係合して相対回転を規制する構造を設けるのみであり、ネジ棒20内に軸体を挿入する構造ではないので、ネジ棒20、繰出体22、軸本体10を太くする必要がないので、天冠18や軸本体10を細径化でき、軸本体10および天冠18内スペースを確保できる。したがって、簡単な構成で部品点数を増やすことなく、全体を樹脂成形品としても充分な強度を確保出来るスペースを作る事が可能となる。
また、繰出体22の外周部の係合部32とその係合部32に係合する天冠18の内周部の係合構造は、繰出体22の外周部および天冠18の内周部に、互いに対応するリブまたは溝を形成してそれらが係合したときに繰出体22および天冠18を回転方向に固定し、軸方向に相対移動可能な構成にすれば、簡単な構成で天冠18および繰出体22間の回り止め構造を形成できる。
また、ネジ棒20を内部に空洞のない中実構造にすればネジ棒20を細径化しても剛性を確保でき、強度を保持しつつ樹脂成形するのに好都合である等の優れた効果を奏し得る。
(a)、(b)は回転式繰出容器のピストンを繰出す前の収容部内後端に位置する状態を示す全体断面図、後部詳細断面図である。 図1の回転式繰出容器のピストンを繰出した後の収容部内前端に位置する状態を示す全体断面図である。 (a)、(b)は軸本体の全体斜視説明図、同断面視説明図である。 (a)、(b)、(c)、(d)はピストンの前方斜視図、後方斜視図、側面図、そのC−C線断面図である。 (a)、(b)、(c)、(d)はネジ体の前方斜視図、後方斜視図、縦断面図、雌ネジ山形成部の拡大視断面図である。 (a)、(b)はネジ棒の全体側面図、A−A線に沿う断面視説明図である。 (a)、(b)、(c)、(d)、(e)は繰出体の前方斜視図、後方斜視図、側面図、そのC−C線断面図、D方向視図である。 (a)、(b)、(c)は天冠の全体斜視説明図、側面視図、縦断面視説明図である。
符号の説明
10 軸本体
10a 軸本体の前端部
12 収容部
14 内容物
16 押圧部
16a 本体
16b 筒状支持部
16c 嵌入部
18 天冠
18a 溝部
18b 嵌合部
20 ネジ棒
20a 雄ネジ山
20b 突起状嵌合部
22 繰出体
24 ネジ体
24a 雌ネジ山
24b 先端部
24c 溝部
24d 環状突起部
26 第1のカム部
28 弾性部
30 係合孔
32 係合部
34 第2のカム部
36 継手
38 先軸
40 穂首
42 パイプ
44 キャップ

Claims (3)

  1. 筒状の軸本体内で内容物を収容する収容部と、この収容部内で内容物を押圧する押圧部と、この軸本体後端部に相対回転可能かつ軸方向への移動が規制されて設けられた天冠と、外周に雄ネジ山が形成され先端に押圧部が設けられたネジ棒と、このネジ棒を内周部に挿通した状態で天冠に対して回転方向に固定され、該天冠の軸本体に対する相対回転運動をネジ棒に伝える概略筒状の繰出体と、該ネジ棒外周の雄ネジ山に螺合する雌ネジ山が内周に形成され軸本体に対する軸方向および回転方向に固定されたネジ体とを設け、
    天冠の軸本体に対する相対回転運動を前記繰出体によってネジ棒に伝えてネジ棒およびネジ体同士を相対回転させ、それらの雄ネジと雌ネジによってネジ棒をネジ送りして繰出し、これによって、そのネジ棒先端に設けた押圧部で収容部内の内容物を軸本体前端部に向けて送り出すようにした回転式繰出容器において、
    繰出体は、前端部に前方に向かう凸部または凹部の有る第1のカム部、後端部に繰出体前端部を前方に付勢する弾性部、内周部に前記ネジ棒との相対回転を規制する係合孔、および外周部に天冠との相対回転を規制するように係合する係合部を形成した、天冠と別体のものであり、
    ネジ体に後方に向かう凸部または凹部の有る第2のカム部を形成して、前記繰出体の前端部が弾性部の付勢力によって前方に付勢された状態で第1のカム部が第2のカム部に当接した際に、繰出体とネジ体を相対回転させようとしたときに第1のカム部および第2のカム部同士が係合して一回転方向または両回転方向に回転規制する構成にしたことを特徴とする回転式繰出容器。
  2. 繰出体の外周部の係合部とその係合部に係合する天冠の内周部の係合構造は、繰出体の外周部および天冠の内周部に、互いに対応するリブまたは溝を形成してそれらが係合したときに繰出体および天冠を回転方向に固定し、軸方向に相対移動可能な構成になっていることを特徴とする請求項1に記載の回転式繰出容器。
  3. ネジ棒は、その外周部を一部切り欠いて異形横断面形状に形成した内部の空洞の無い中実構造であることを特徴とする請求項1または2に記載の回転式繰出容器。
JP2008096022A 2008-04-02 2008-04-02 回転式繰出容器 Pending JP2009247427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008096022A JP2009247427A (ja) 2008-04-02 2008-04-02 回転式繰出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008096022A JP2009247427A (ja) 2008-04-02 2008-04-02 回転式繰出容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009247427A true JP2009247427A (ja) 2009-10-29

Family

ID=41308688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008096022A Pending JP2009247427A (ja) 2008-04-02 2008-04-02 回転式繰出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009247427A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140108619A (ko) * 2014-07-28 2014-09-12 주식회사 엘지생활건강 화장용 도구
JP2014184135A (ja) * 2013-02-25 2014-10-02 Mitsubishi Pencil Co Ltd 液状物繰出容器
JP2021503356A (ja) * 2017-11-27 2021-02-12 パムテク コリア カンパニー リミテッドPum−Tech Korea Co., Ltd 回転体の回転角度を一定の角度で制御するスティック型化粧品容器

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191171U (ja) * 1985-05-17 1986-11-28
JPS63144883U (ja) * 1987-03-12 1988-09-22
JPH0183476U (ja) * 1987-11-24 1989-06-02
JP2000262324A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Tokiwa:Kk ネジ棒繰出装置およびこの装置を用いたピストン式押出容器
JP2001299442A (ja) * 2000-04-21 2001-10-30 Kotobuki:Kk 液体容器
JP2003325225A (ja) * 2002-05-17 2003-11-18 Mitsubishi Pencil Co Ltd 化粧料塗布具
JP2005212418A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Kotobuki Insatsu Shiko Kk サイドノック式繰出し機構
JP2005230194A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Tokiwa Corp 移動体繰出装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191171U (ja) * 1985-05-17 1986-11-28
JPS63144883U (ja) * 1987-03-12 1988-09-22
JPH0183476U (ja) * 1987-11-24 1989-06-02
JP2000262324A (ja) * 1999-03-16 2000-09-26 Tokiwa:Kk ネジ棒繰出装置およびこの装置を用いたピストン式押出容器
JP2001299442A (ja) * 2000-04-21 2001-10-30 Kotobuki:Kk 液体容器
JP2003325225A (ja) * 2002-05-17 2003-11-18 Mitsubishi Pencil Co Ltd 化粧料塗布具
JP2005212418A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Kotobuki Insatsu Shiko Kk サイドノック式繰出し機構
JP2005230194A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Tokiwa Corp 移動体繰出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014184135A (ja) * 2013-02-25 2014-10-02 Mitsubishi Pencil Co Ltd 液状物繰出容器
US9924777B2 (en) 2013-02-25 2018-03-27 Mitsubishi Pencil Company, Limited Liquid substance advancing container
KR20140108619A (ko) * 2014-07-28 2014-09-12 주식회사 엘지생활건강 화장용 도구
KR101594253B1 (ko) * 2014-07-28 2016-02-17 주식회사 엘지생활건강 화장용 도구
JP2021503356A (ja) * 2017-11-27 2021-02-12 パムテク コリア カンパニー リミテッドPum−Tech Korea Co., Ltd 回転体の回転角度を一定の角度で制御するスティック型化粧品容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5545632B2 (ja) 液状物繰出容器
US7217054B2 (en) Side knock type feeding mechanism
US6227739B1 (en) Liquid container
JP2002068332A (ja) ノック式液体容器
JP2004089687A (ja) 移動体繰出装置
JP6191970B2 (ja) 繰り出しペンシル
JP6188251B2 (ja) 繰り出しペンシル
US7051642B2 (en) Liquid container
JP2011172802A (ja) 棒状化粧料繰出容器
JP6175678B2 (ja) 化粧料容器
WO2011118636A1 (ja) ノック式塗布具
JP5399839B2 (ja) ノック式繰出容器
JP2009247427A (ja) 回転式繰出容器
JP2005230194A (ja) 移動体繰出装置
JP6281064B2 (ja) 繰り出しペンシル
JP5484143B2 (ja) ノック式塗布具
JP5545681B2 (ja) 液状物繰出容器
WO2014192175A1 (ja) カートリッジ式化粧料容器
JP2022129906A (ja) 塗布材繰出容器
JP5294789B2 (ja) ノック式繰出容器
JP5234596B2 (ja) ノック式繰出容器
JP5545635B2 (ja) 塗布具
JP2005270384A (ja) 棒状化粧料繰り出し容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130507