JP2009247072A - 異常検出保護回路及び方法、プログラム - Google Patents

異常検出保護回路及び方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】誤動作なく負荷の異常時にスイッチ素子をオフできると共に、異常発生時に制御信号を止めることができる。
【解決手段】MOS−FET2のドレイン電圧を検出し、MOS−FET2のドレイン電圧に異常があると、保護トランジスタ3をオンさせて、MOS−FET2を遮断し、負荷1への電源の供給を遮断する。負荷1とMOS−FET2との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子18から取り込み、検出値に応じて、制御出力端子6からの制御信号の出力を制御することで、短絡時や断線時に、制御信号を止めることができる。ダイオード7と抵抗8との接続点の検出出力を、抵抗8、コンデンサ15からなる時定数回路を介して、保護トランジスタ3のベースに供給することで、誤動作が防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷の異常を判定し保護する異常検出保護回路及び方法、プログラムに関する。
負荷の異常を判定し保護する回路として、特許文献1に示されるように、負荷に電源を供給するスイッチ素子のゲートと接地間に保護トランジスタを設け、スイッチ素子のドレイン電圧を検出し、スイッチ素子のドレイン電圧に異常があると、保護トランジスタをオンさせて、スイッチ素子を遮断し、負荷への電源の供給を遮断するようにしたものが提案されている。図4は、そのような従来の電源異常判定保護回路の一例を示すものである。
図4において、101は負荷、102はスイッチ素子としてのMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、103は保護トランジスタである。
負荷101の一端が電源に接続され、負荷101の他端がMOS−FET2のドレインに接続される。MOS−FET102のソースが接地される。MOS−FET102のゲートが抵抗105を介して制御出力端子106に接続される。
負荷101の一端とMOS−FET102のドレインとの接続点がダイオード107のカソードに接続される。ダイオード107のアノードが抵抗108を介して制御出力端子106に接続される。
ダイオード107のアノードと抵抗108の一端との接続点が抵抗109の一端に接続される。抵抗109の他端がトランジスタ103のベースに接続されると共に、抵抗110を介して、接地される。
トランジスタ103のコレクタがMOS−FET102のゲートに接続される。また、トランジスタ103のコレクタと接地間に、抵抗111が接続される。トランジスタ103のエミッタが接地される。
図4において、動作開始時には、制御出力端子106から制御信号が与えられ、スイッチ素子としてのMOS−FET102がオンされる。MOS−FET102がオンすると、負荷101に電源が供給される。制御出力端子106から制御信号を止めれば、MOS−FET102がオフし、負荷101への電源が遮断される。
定常時には、MOS−FET102がオンされるため、MOS−FET102のドレイン電圧が下降し、ダイオード107が順バイアスになる。このとき、トランジスタ103がオフするように、抵抗109と抵抗110の抵抗比を設定しておく。
ここで、負荷101が短絡すると、MOS−FET102のドレイン電圧が上昇する。このため、ダイオード107が逆バイアスとなり、ダイオード107のアノードと抵抗108の一端との接続点の電圧が上昇する。
ダイオード107のアノードと抵抗108の一端との接続点の電圧が上昇すると、トランジスタ103のベース電圧が上昇し、トランジスタ103がオンする。トランジスタ103がオンすると、MOS−FET102のゲートが接地に短絡され、MOS−FET102がオフする。これにより、負荷101への電流の供給が止められ、負荷101の保護が図れる。
特開平7−87727号公報
しかしながら、特許文献1に示されているものでは、以下のような問題がある。
(1)スイッチ素子がオンしたときのスパイク電流による保護トランジスタの誤動作
前述したように、動作開始時には、制御出力端子106から制御信号が与えられ、スイッチ素子としてのMOS−FET102がオンされる。このとき、負荷の性質により、MOS−FET102がオンしたときのスパイク電流により、保護トランジスタ103が誤動作してしまうことがある。
(2)スイッチ素子のオンスピードが保護トランジスタのオンスピードより遅いことによる誤動作
動作開始時に、制御出力端子106から制御信号が与えられたとき、MOS−FET102のオンスピードがトランジスタ103のオンスピードより遅いと、保護トランジスタ103が先にオンしてしまう。この場合、MOS−FET102のゲートがトランジスタ103を通じて接地に落ちてしまい、MOS−FET102がオンできなくなってしまう。
(3)トランジスタの作動電圧の管理
前述したように、定常時では、トランジスタ103がオフするように、抵抗109と抵抗110の抵抗比を設定している。しかしながら、トランジスタ103の作動電圧と、MOS−FET102の作動電圧との違いによる管理、調整が難しい。
(4)短絡時の制御信号の停止。
前述したように、制御出力端子106からの制御信号は、動作開始時に供給され、動作終了時には、止められる。ところが、この構成では、短絡時には、保護トランジスタ103がオンになり、MOS−FET102がオフするが、制御信号は止められていない。
本発明は、上述の課題を鑑みてなされたものであり、誤動作が生じることを防止できると共に、短絡時や断線時のような異常が発生した場合に、制御信号を止めることができる異常検出保護回路及び方法、プログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明は、以下の事項を提案している。
(1)本発明は、負荷と接地間に配設されたスイッチ素子と、スイッチ素子に制御信号を供給する制御出力端子と、スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、負荷とスイッチ素子との接続点に接続されたダイオードと、ダイオードと制御出力端子との間に接続された第1の抵抗と、スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に配設され、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフされる保護トランジスタと、負荷とスイッチ素子との接続点の出力を検出値として出力するフィードバック端子と、フィードバック端子の検出値に応じて、制御出力端子からの制御信号の出力を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする異常検出保護回路を提案している。
本発明によれば、負荷とスイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、フィードバック端子の検出値に応じて、制御信号を止めることができる。
(2)本発明は、(1)の異常検出保護回路について、制御手段は、フィードバック端子からの検出値により短絡又は断線の発生が検出されると、制御出力端子からの制御信号を止めることを特徴とする異常検出保護回路を提案している。
本発明によれば、負荷とスイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、フィードバック端子の検出値に応じて、制御出力端子からの制御信号の出力を制御しているので、短絡時や断線時に、制御信号を止めることができる。
(3)本発明は、(1)の異常検出保護回路について、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、保護トランジスタのベース又はゲートに供給するようにしたことを特徴とする異常検出保護回路を提案している。
本発明によれば、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、保護トランジスタのベース又はゲートに供給することで、スイッチ素子がオンしたときのスパイク電流による保護トランジスタの誤動作を防止でき、また、電源投入時に、保護トランジスタがスイッチ素子より先にオンしてしまうことが防止でき、また、スイッチ素子の作動電圧と、保護トランジスタの作動電圧の違いにより、オン時間の管理が容易に行える。
(4)本発明は、(3)の異常検出保護回路について、時定数回路は、少なくともコンデンサ及び抵抗を有することを特徴とする異常検出保護回路を提案している。
本発明によれば、コンデンサ及び抵抗で時定数回路を構成することで、スパイク電流を除去し、また、保護トランジスタのスイッチング動作を遅らせることができる。
(5)本発明は、負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、スイッチ素子に制御端子から制御信号を供給し、スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、負荷とスイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、ダイオードと制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、負荷とスイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、フィードバック端子の検出値に応じて、制御出力端子からの制御信号の出力を制御するようにしたことを特徴とする異常検出保護方法を提案している。
本発明によれば、負荷とスイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、フィードバック端子の検出値に応じて、制御信号を止めることができる。
(6)本発明は、負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、前記スイッチ素子に制御端子から制御信号を供給し、前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、前記ダイオードと前記制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御する異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以上であるかどうかを判断するステップと、前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以上であるときに、短絡の発生を検出するステップと、前記短絡の発生が検出されたときに、前記制御出力端子からの制御信号を止めるステップと、を含むことを特徴とする異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
本発明によれば、フィードバック端子の検出値が所定電圧以上であるときに、短絡の発生を検出し、短絡の発生が検出された場合には、制御出力端子からの制御信号の出力を止めるようにしているので、短絡時に、回路を保護することができる。
(7)本発明は、負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、前記スイッチ素子に制御端子から制御信号を供給し、前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、前記ダイオードと前記制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御する異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以下であるかどうかを判断するステップと、前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以下であるときに、断線の発生を検出するステップと、前記断線の発生が検出されたときに、前記制御出力端子からの制御信号を止めるステップと、を含むことを特徴とする異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
本発明によれば、フィードバック端子の検出値が所定電圧以下であるときに、断線の発生を検出し、断線の発生が検出された場合には、制御出力端子からの制御信号の出力を止めるようにしているので、断線時に、回路を保護することができる。
本発明によれば、負荷とスイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、フィードバック端子の検出値に応じて、電源を制御しているので、短絡時や断線時に、制御信号を止めることができる。
また、スイッチ素子がオンしたときのスパイク電流による保護トランジスタの誤動作を防止でき、電源投入時に、保護トランジスタがスイッチ素子より先にオンしてしまうことが防止でき、さらに、スイッチ素子の作動電圧と、保護トランジスタの作動電圧の違いにより、オン時間の管理が容易に行える。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。 なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1は、本実施形態を示すものである。図1において、1は負荷、2はスイッチ素子としてのMOS−FET、3は保護トランジスタである。
負荷1の一端が電源に接続され、負荷1の他端がMOS−FET2のドレインに接続される。MOS−FET2のソースが接地される。MOS−FET2のゲートが抵抗5を介して制御出力端子6に接続される。
負荷1の一端とMOS−FET2のドレインとの接続点がダイオード7のカソードに接続される。ダイオード7のアノードが抵抗8を介して制御出力端子6に接続される。
ダイオード7のアノードと抵抗8の一端との接続点がコンデンサ15を介して接地されると共に、ダイオード16を介して抵抗9の一端に接続される。抵抗9の他端がトランジスタ3のベースに接続されると共に、抵抗10を介して、接地される。
トランジスタ3のコレクタがMOS−FET2のゲートに接続される。また、トランジスタ3のコレクタと接地間に、抵抗11が接続される。トランジスタ3のエミッタが接地される。
また、負荷1の一端とMOS−FET2のドレインとの接続点は、抵抗17及びコンデンサ21、22からなる時定数回路を介して、フィードバック端子18に接続される。
制御出力端子6及びフィードバック端子18は、制御回路25に接続されている。負荷1の一端とMOS−FET2のドレインとの接続点の電圧がフィードバック端子18から検出され、この検出値が制御回路25に入力される。また、制御出力端子6には、制御回路25から制御信号が与えられる。
図1において、動作開始時には、制御出力端子6から制御信号が与えられ、スイッチ素子としてのMOS−FET2がオンされる。MOS−FET2がオンすると、負荷1に電源が供給される。制御出力端子106から制御信号を止めれば、MOS−FET102がオフし、負荷101への電源が遮断される。
定常時には、MOS−FET2がオンされるため、MOS−FET2のドレイン電圧が下降し、ダイオード7が順バイアスになる。このとき、ダイオード7のアノードと抵抗8の接続点の電圧が下がるので、トランジスタ3はオフとなる。
ここで、負荷1が短絡すると、MOS−FET2のドレイン電圧が上昇し、ダイオード7が逆バイアスとなり、ダイオード7のアノードと抵抗8の一端との接続点の電圧が上昇する。
ダイオード7のアノードと抵抗8の一端との接続点の電圧は、抵抗8及びコンデンサ15からなる時定数回路、ダイオード16、抵抗9を介して、保護トランジスタ3のベースに供給される。このため、トランジスタ3のベース電圧が上昇し、トランジスタ3がオンする。
トランジスタ3がオンすると、MOS−FET2のゲートが接地に短絡され、MOS−FET2がオフする。これにより、負荷1への電流の供給が止められる。
なお、動作開始時に、従来では、負荷1の性質により、MOS−FET2がオンしたときのスパイク電流により、トランジスタ3が誤動作してしまうことがあった。また、動作開始時に、従来では、MOS−FET2のオンスピードがトランジスタ3のオンスピードより遅いと、制御出力端子6から制御信号により、保護トランジスタ3が先にオンしてしまうことがあった。
これに対して、本実施形態では、ダイオード7のアノードと抵抗8の一端との接続点の出力は、抵抗8、コンデンサ15からなる時定数回路と、ダイオード16とを介して、トランジスタ3のベースに供給される。MOS−FET2がオンしたときのスパイク電流は、この時定数回路により吸収される。このため、MOS−FET2がオンしたときのスパイク電流によるトランジスタ3の誤動作を防止できる。
また、制御出力端子6から制御信号が与えられたとき、保護トランジスタ3のベースの電圧は、抵抗8を介して流れる電流をコンデンサ15に充電して上昇する。このため、トランジスタ3のオンスピードは、MOS−FET2のオンスピードよりも遅れることになり、トランジスタ3がMOS−FET2より先にオンしてしまうことが防止できる。
さらに、トランジスタ3の作動電圧の閾値は、抵抗9と抵抗10の抵抗比と共に、抵抗8、コンデンサ15からなる時定数回路により調整できる。このため、MOS−FET2の作動電圧と、トランジスタ3の作動電圧の違いにより、オン時間の管理が容易に行える。
また、本実施形態では、負荷1の一端とMOS−FET2のドレインとの接続点の検出電圧から異常が検出されると、制御回路25により、制御出力端子6からの制御信号が止められる。また、断線の場合にも、負荷1の一端とMOS−FET2のドレインとの接続点の検出電圧から異常が検出され、制御回路25により、制御出力端子6からの制御信号が止められる。
図2は、本実施形態における負荷短絡故障時の処理を示すフローチャートである。この例は、ガスエンジンを用いたコージェネレーション装置を負荷として説明する。
図2において、制御回路25は、負荷短絡故障が未発生かどうかを判断する(ステップS1)。これは、故障の二重検出を避けるためである。既に、負荷短絡故障が発生してれば、処理は終了される。
ステップS1で、負荷短絡故障が未発生と判断されたら、制御回路25は、エンジン回転数が所定値以上かどうかを判断する(ステップS2)。エンジン回転が所定値以上でなければ、処理は終了される。
ステップS2で、エンジン回転数が所定値以上であると判断されたら、制御回路25は、フィードバック端子18の検出値が所定電圧以上かどうかを判断する(ステップS3)。検出値が所定電圧以上でなければ、処理は終了される。
ステップS3で、フィードバック端子18の検出値が所定電圧以上であると判断された場合には、制御回路25は、所定時間以上経過したかどうかを判断し(ステップS4)、所定時間以上経過していなければ、ステップS1にリターンされる。
エンジン回転数が所定値以上で、フィードバック端子18の検出値が所定電圧以上の場合には、ステップS1〜ステップS4のループが繰り返され、その状態で、所定時間以上経過すると、ステップS4の判断結果がYesとなる。この場合には、制御回路25は、短絡故障発生であると判定し、制御出力端子6からの制御信号を止めて(ステップS5)、処理を終了する。
図3は、本実施形態における負荷断線故障時の処理を示すフローチャートである。
図3において、制御回路25は、負荷断線故障が未発生かどうかを判断する(ステップS11)。これは、故障の二重検出を避けるためである。既に、負荷断線故障が発生してれば、処理は終了される。
ステップS11で、負荷断線故障が未発生と判断されたら、制御回路25は、エンジン回転数が所定値以下かどうかを判断する(ステップS12)。エンジン回転が所定値以下でなければ、処理は終了される。
ステップS12で、エンジン回転数が所定値以下であると判断されたら、制御回路25は、フィードバック端子18の検出値が所定電圧以下かどうかを判断する(ステップS13)。検出値が所定電圧以下でなければ、処理は終了される。
ステップS13で、フィードバック端子18の検出値が所定電圧以下であると判断された場合には、制御回路25は、所定時間以上経過したかどうかを判断し(ステップS14)、所定時間以上経過していなければ、ステップS11にリターンされる。
エンジン回転数が所定値以下で、フィードバック端子18の検出値が所定電圧以下の場合には、ステップS11〜ステップS14のループが繰り返され、その状態で、所定時間以上経過すると、ステップS14の判断結果がYesとなる。この場合には、制御回路25は、断線故障発生であると判定し、制御出力端子6からの制御信号を止めて(ステップS15)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、負荷1とMOS−FET2との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子18から出力させ、フィードバック端子18の検出値に応じて、電源を制御しているので、短絡時や断線時に、制御信号を止めることができる。
なお、上述の例では、スイッチ素子としてMOS−FET2を使用しているが、バイポーラトランジスタを使っても良い。また、保護トランジスタ3としてバイポーラトランジスタを使っているが、MOS−FET2を使っても良い。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
本実施形態の異常検出保護回路の接続図である。 本実施形態の説明に用いるフローチャートである。 本実施形態の説明に用いるフローチャートである。 従来の異常検出保護回路の接続図である。
符号の説明
1:負荷
2:スイッチ素子としてのMOS−FET
3:保護トランジスタ
5:抵抗
6:制御出力端子
7:ダイオード
8〜11:抵抗
15:コンデンサ
16:ダイオード
17:抵抗
18:フィードバック端子
21:コンデンサ
25:制御回路

Claims (7)

  1. 負荷と接地間に配設されたスイッチ素子と、
    前記スイッチ素子に制御信号を供給する制御出力端子と、
    前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点に接続されたダイオードと、
    前記ダイオードと前記制御出力端子との間に接続された第1の抵抗と、
    前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に配設され、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフされる保護トランジスタと、
    前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値として出力するフィードバック端子と、
    前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする異常検出保護回路。
  2. 前記制御手段は、前記フィードバック端子からの検出値により短絡又は断線の発生が検出されると、前記制御出力端子からの制御信号を止めることを特徴とする請求項1に記載の異常検出保護回路。
  3. 前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、前記保護トランジスタのベース又はゲートに供給したことを特徴とする請求項1に記載の異常検出保護回路。
  4. 前記時定数回路は、少なくともコンデンサ及び抵抗を有することを特徴とする請求項3に記載の異常検出保護回路。
  5. 負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、前記スイッチ素子に制御端子から制御信号を供給し、
    前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、前記ダイオードと前記制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、
    前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、
    前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、
    前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御することを特徴とする異常検出保護方法。
  6. 負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、前記スイッチ素子に制御端子から制御信号を供給し、前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、前記ダイオードと前記制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御する異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以上であるかどうかを判断するステップと、
    前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以上であるときに、短絡の発生を検出するステップと、
    前記短絡の発生が検出されたときに、前記制御出力端子からの制御信号を止めるステップと、
    を含むことを特徴とする異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、前記スイッチ素子に制御端子から制御信号を供給し、前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、前記ダイオードと前記制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御する異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以下であるかどうかを判断するステップと、
    前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以下であるときに、断線の発生を検出するステップと、
    前記断線の発生が検出されたときに、前記制御出力端子からの制御信号を止めるステップと、
    を含むことを特徴とする異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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