JP2009238611A - Mea部材、燃料電池セル及び高分子電解質形燃料電池 - Google Patents

Mea部材、燃料電池セル及び高分子電解質形燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】PEFCの構成要素に新たに特別な装置を付加することなく、MEAが必要とする水分を効果的に供給する。
【解決手段】MEA5と、高分子電解質膜2の周縁部を保持することによって枠内にMEA5が配設された板状の枠体6とを有するMEA部材7と、MEA部材7の両面に積層されMEA5と当接する領域に反応ガス流路が設けられた一対のセパレータ8,9とを、PEFCを構成する燃料電池セル10に備える。枠体6は、燃料ガス供給マニホールド孔11、酸化剤ガス供給マニホールド孔13、冷却水供給マニホールド孔15、燃料ガス排出マニホールド孔12、酸化剤ガス排出マニホールド孔34、及び冷却水排出マニホールド孔、及び、高分子電解質膜2に接触し且つ冷却水供給マニホールド孔15及び冷却水排出マニホールド孔16のうち少なくとも一方の孔壁の少なくとも一部を形成している吸水性及び離水性の透水部材40を有している。
【選択図】図5

Description

本発明は、MEA(膜−電極接合体)と枠から成るMEA部材、及びこのMEA部材を備えている燃料電池セル並びに高分子電解質形燃料電池において、MEAの適当な含水状態を維持するための技術に関する。
近年、クリーンなエネルギー源として注目されている燃料電池の一形態として、高分子電解質形燃料電池(以下、「PEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)」とする)が知られている。PEFCは、イオン導電性を有する固体高分子膜を電解質としている。このような高分子電解質膜として、例えば、スルホン酸基をもつポリスチレン系の陽イオン交換膜、フルオロカーボンスルホン酸とポリビニリデンフルオライドとの混合物質から成る電解質膜、又は、パーフルオロカーボンスルホン酸膜等が使用される。この高分子電解質膜を、触媒層とガス拡散層とから成るアノードとカソードで挟み込んだものが、膜−電極接合体(以下、「MEA(Membrane Electrode Assembly)」とする)である。MEAを、燃料ガス流路が形成されたアノード側セパレータと、酸化剤ガス流路が形成されたカソード側セパレータとで挟み込んだものが、セルである。そして、このセルを複数個積層して直列接続し高電圧を得られるようにしたものが、セルスタックである。
上記構成のPEFCでは、燃料ガス流路を通じてアノードに水素を含む燃料を、酸化剤ガス流路を通じて酸素を含む酸化剤をカソードに流すと、アノードとカソードの触媒層において反応して、電気と熱とを発生させる。
高分子電解質膜は水素イオン伝導性を示し、アノードで生成したプロトンをカソードへと移動させるプロトン交換膜として機能する。しかし、高分子電解質膜を乾燥状態で使用すると、プロトン伝導の比抵抗が著しく増加するとともに、化学耐久性が大きく低下するという課題があった。
このような課題を解決するために、例えば、特許文献1又は特許文献2に示されるように、高分子電解質膜の含水状態を維持するための技術が提案されている。
特許文献1では、MEAへの燃料供給路及び酸化剤供給路の少なくとも一方側に微小粒子化した霧を添加する反応ガスの加湿装置を設け、MEAに加湿した反応ガスを供給することにより、高分子電解質膜の含水率を高める技術が示されている。また、特許文献2では、高分子電解質膜の周縁部を延長して当該延長部分を水分透過膜として利用し、前記水分透過膜の一面側に接触するセパレータに反応ガスの加湿通路を形成するとともに、前記水分透過膜の他面側に接触するセパレータに水補給通路を形成することにより、水補給通路から水分透過膜を通じた水分で加湿通路を通過する反応ガスを加湿し、高分子電解質膜の含水率を高める技術が示されている。
特開平5−54900号公報 特開平6−68896号公報
しかし、上記特許文献1に記載の技術では、新たに反応ガスを加湿する加湿装置を別途設けなければならず、コストアップに繋がるとともに、燃料電池全体が大型化・複雑化するという欠点がある。
また、上記特許文献2に記載の技術においては、高分子電解質膜のような透水性膜の水蒸気透過能力では、電池反応に必要な湿度まで高分子電解質膜を加湿する反応ガスを得るためには膜の面積が大きくなることから、セルスタックを構成する部材が大型化することが予想される。さらに、高分子電解質膜は高価であることから、その使用量が増えるとコストアップに繋がる。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであって、PEFCの構成要素に新たに特別な装置を付加することなく、MEAが必要とする水分を効果的に供給できる手法を案出し、もってコンパクト且つコスト競争力に優れた高分子電解質形燃料電池を提供することを目的とする。
本発明に係るMEA部材は、高分子電解質膜及び該高分子電解質膜の両面に周縁部を除いて積層された一対の電極を有するMEAと、前記高分子電解質膜の周縁部を保持することによって枠内に前記MEAが配設された板状の枠体とを備え、前記MEAと当接する領域に反応ガス流路が設けられた一対のセパレータに挟まれて燃料電池に組み込まれるMEA部材であって、前記枠体は、燃料ガス供給マニホールド孔、酸化剤ガス供給マニホールド孔、冷却水供給マニホールド孔、燃料ガス排出マニホールド孔、酸化剤ガス排出マニホールド孔、及び冷却水排出マニホールド孔の各孔と、前記高分子電解質膜に接触し且つ前記冷却水供給マニホールド孔及び前記冷却水排出マニホールド孔のうち少なくとも一方の孔壁の少なくとも一部を形成している透水部材とを有しているものである。
また、本発明に係るMEA部材は、前記透水部材が、吸水性及び離水性を有しているものである。
前記透水部材が接触している前記高分子電解質膜の周縁部は、前記電極における前記反応ガス流路の上流側に対応する部分に近接していることが好ましい。
また、前記透水部材により孔壁の少なくとも一部が形成されている前記冷却水供給マニホールド孔又は前記冷却水排出マニホールド孔は、前記燃料ガス供給マニホールド孔又は前記酸化剤ガス供給マニホールド孔と前記枠体の周方向において隣接していることが好ましい。
さらに、本発明に係るMEA部材は、前記透水部材が、前記電極と接触しているものである。
また、本発明に係るMEA部材は、前記透水部材の前記セパレータと対峙する面を被覆し前記透水部材中の水を封止するシール部材を更に備えているものである。
本発明に係る燃料電池セルは、高分子電解質膜及び該高分子電解質膜の両面に周縁部を除いて積層された一対の電極を有するMEA、及び前記高分子電解質膜の周縁部を保持することによって枠内に前記MEAが配設された板状の枠体を有するMEA部材と、前記MEA部材を挟み込むように該MEA部材の両面に積層され前記MEAと当接する領域に反応ガス流路が設けられた一対のセパレータと、を備え、前記枠体は、燃料ガス供給マニホールド孔、酸化剤ガス供給マニホールド孔、冷却水供給マニホールド孔、燃料ガス排出マニホールド孔、酸化剤ガス排出マニホールド孔、及び冷却水排出マニホールド孔の各孔と、前記高分子電解質膜に接触し且つ前記冷却水供給マニホールド孔及び前記冷却水排出マニホールド孔のうち少なくとも一方の孔壁の少なくとも一部を形成している透水部材とを有しているものである。
また、本発明に係る燃料電池セルは、前記透水部材が、吸水性及び離水性を有しているものである。
前記透水部材が接触している前記高分子電解質膜の周縁部は、前記電極における前記反応ガス流路の上流側に対応する部分に近接していることが好ましい。
また、前記透水部材により孔壁の少なくとも一部が形成されている前記冷却水供給マニホールド孔又は前記冷却水排出マニホールド孔は、前記燃料ガス供給マニホールド孔又は前記酸化剤ガス供給マニホールド孔と前記枠体の周方向において隣接していることが好ましい。
さらに、本発明に係る燃料電池セルは、前記透水部材が、前記電極と接触しているものである。
また、本発明に係る燃料電池セルは、前記透水部材の前記セパレータと対峙する面を被覆し前記透水部材中の水を封止するシール部材を更に備えているものである。
そして、本発明に係る高分子電解質形燃料電池は、前記燃料電池セルを備えているものである。
本発明は、以下に示すような効果を奏する。
本発明によれば、燃料電池の運転時に、冷却水供給マニホールド又は冷却水排出マニホールドを流れる冷却水が透水部材を介して高分子電解質膜に至る。このように、高分子電解質膜に水分が直接供給されることにより当該高分子電解質膜が加湿され、適度な含水状態が維持されるので、高分子電解質膜の能力や耐久性の低下が抑止される。さらに、高分子電解質膜を加湿するために、燃料電池に新たに特別な装置を付加する必要がないので、コンパクト且つコスト競争力に優れた高分子電解質形燃料電池を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複説明を省略する。
〔実施の形態1〕
本発明の実施の形態1に係る枠付き膜−電極接合体、燃料電池セル、及び高分子電解質形燃料電池について説明する。以下、膜−電極接合体を「MEA」と、枠付き膜−電極接合体を「MEA部材」と、高分子電解質形燃料電池を「PEFC」と記載する。
[PEFCの構成]
まず、本実施の形態1に係るPEFCの構成を説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る高分子電解質形燃料電池のセルスタックの構成を示す分解図、図2はセルスタックのセパレータ間に設けられた冷却水供給流路を示す図、図3は高分子電解質形燃料電池のセルスタックの構成を示す図、図4はMEA部材の構成を示す図、図5は図4におけるV−V矢視断面図、図6はセルの断面図である。
図1〜3に示すように、PEFCのセルスタック99は、複数の積層されたセル10,10,,,と、積層されたセル10,10,,,を挟み込む一対の集電板81,81と、セル10と外部とを電気的に絶縁する一対の絶縁板82,82と、ボルト及びナット(いずれも図示せず)を用いてセル10を積層した状態に締結する一対の端板83,83とを備えている。セル1枚あたりの電圧は通常0.75V程度と低いために、PEFCではセル10を直列に複数個積層してセルスタック99を構成して、高電圧を取り出せるようにしている。集電板81,81には、それぞれ電気出力端子81a,81cが設けられ、電気出力端子81a,81cを通じてPEFCから外部へ電流が取り出される。このようなPEFCは、家庭用コージェネレーションシステム、自動車、自動二輪車、家電製品、携帯電気装置(携帯用コンピュータ装置、携帯電話、携帯用音響機器、携帯用情報端末装置など)の燃料電池システムに用いられる。
セル10は、MEA部材7と、MEA部材7を挟み込むようにその両面に積層された一対のセパレータ(アノード側セパレータ9とカソード側セパレータ8)とを備えている。
図5にも示すように、MEA部材7は、高分子電解質膜2及び高分子電解質膜2の両面に周縁部を除いて積層された一対の電極3,4を有するMEA5と、高分子電解質膜2の周縁部を保持することによって枠内にMEA5が配設された板状の枠体6とを備えている。アノード3とカソード4とで成る一対の電極3,4は、各々に触媒層3a,4aとガス拡散層3b,4bとを有している。MEA部材7の構成については、後ほど詳述する。
MEA部材7の枠体6、アノード側セパレータ9、及びカソード側セパレータ8には、ボルト孔17,27,37、燃料ガス供給マニホールド孔11,21,31、燃料ガス排出マニホールド孔12,22,32、酸化剤ガス供給マニホールド孔13,23,33、酸化剤ガス排出マニホールド孔14,24,34、冷却水供給マニホールド孔15,25,35、及び冷却水排出マニホールド孔16,26,36が、それぞれの主面を貫通するように設けられている。燃料ガス供給マニホールド孔11,21,31と燃料ガス排出マニホールド孔12,22,32は、セルスタック99において連なって、燃料ガス供給マニホールド91と燃料ガス排出マニホールド92を形成している。酸化剤ガス供給マニホールド孔13,23,33と酸化剤ガス排出マニホールド孔14,24,34は、セルスタック99において連なって、酸化剤ガス供給マニホールド93と酸化剤ガス排出マニホールド94を形成している。冷却水供給マニホールド孔15,25,35と冷却水排出マニホールド孔16,26,36は、セルスタック99において連なって、冷却水供給マニホールド95と冷却水排出マニホールド96を形成している。
アノード側セパレータ9の、MEA5のアノード3のガス拡散層3bに接触する面には、燃料ガス供給マニホールド孔21と燃料ガス排出マニホールド孔12との間を結ぶようにして、燃料ガス流路溝28が設けられている。燃料ガス流路溝28は、アノード側セパレータ9のMEA5が当接する略全面にわたってサーペンタイン状に形成されている。この燃料ガス流路溝28によって、セル10のMEA部材7とアノード側セパレータ9との間には、燃料ガス供給マニホールド孔21と燃料ガス排出マニホールド孔22とを結ぶ燃料ガス流路98が形成されている。
一方、カソード側セパレータ8の、MEA5のカソード4のガス拡散層4bに接触する面には、酸化剤ガス供給マニホールド孔33と酸化剤ガス排出マニホールド孔34との間を結ぶようにして、酸化剤ガス流路溝38が設けられている。酸化剤ガス流路溝38は、カソード側セパレータ8のMEA5が当接する略全面にわたってサーペンタイン状に形成されている。この酸化剤ガス流路溝38によって、セル10のMEA部材7とカソード側セパレータ8との間には、酸化剤ガス供給マニホールド孔33と酸化剤ガス排出マニホールド孔34とを結ぶ酸化剤ガス流路97が形成されている。
また、図2に示すように、アノード側セパレータ9のカソード側セパレータ8と接触する面には、冷却水供給マニホールド孔25と冷却水排出マニホールド孔26との間を結ぶようにして、サーペンタイン状に形成された冷却水流路溝29が設けられている。また、カソード側セパレータ8のアノード側セパレータ9と接触する面には、冷却水供給マニホールド孔35と冷却水排出マニホールド孔36との間を結ぶようにして、サーペンタイン状に形成された冷却水流路溝39が設けられている。これらの冷却水流路溝29,39は、セルスタック99において接合するように配置されており、セルスタック99においてセル10,10同士の積層面間には冷却水供給マニホールド孔25,35と冷却水排出マニホールド孔26,36とを結ぶ冷却水流路が形成されている。
[MEA部材7の構成]
ここで、MEA部材7の構成について、図4、図5及び図6を用いて詳細に説明する。
まず、MEA部材7の中心部を構成するMEA5の構成について説明する。MEA5は、高分子電解質膜2と、高分子電解質膜2の一方の主面に積層されたアノード3と、他方の主面に積層されたカソード4とで構成されている。本実施の形態においては、高分子電解質膜2は略四辺形であり、アノード3及びカソード4の各電極3,4も略四辺形あって、高分子電解質膜2は四辺の周縁部を残して一対の電極3,4で覆われている。
高分子電解質膜2は、水素イオンを選択的に透過すると考えられているイオン交換膜である。高分子電解質膜2には、NAFION(NAFIONはイー アイ デュポン ドゥ ヌムール アンド カンパニーの登録商標)に例示されるパーフルオロカーボンスルホン酸膜が好適である。また、アノード3とカソード4は、白金族金属触媒を担持したカーボン粉末を主成分とする触媒層3a,4aと、この触媒層3a,4aに接触して配置された通気性と電子伝導性を併せ持つガス拡散層3b,4bとを、それぞれに備えている。このような構成を有するMEA5は、一般的には、高分子電解質膜2上に、触媒層3a,4aを塗布又は転写等の方法で形成し、その上にガス拡散層3b,4bを圧着する方法、あるいは、ガス拡散層3b,4b上に、触媒層3a,4aを塗布又は転写等の方法で形成し、高分子電解質膜2上に圧着する方法により製造される。
次に、枠体6の構造について説明する。枠体6は、セパレータ8,9間でMEA5を封止するガスケットシールとしての機能と、MEA5の取扱性を良好とする保持部材としての機能とを有している。さらに、枠体6は、後述する透水部材40を備えて、MEA5に水分を供給する機能を有している。
枠体6は板状であって面の略中央部に略矩形の開口60を有する枠であり、開口60内(枠内)にMEA5が配設される。枠体6の少なくともセパレータ8,9と接触する面は、後述する透水部材40が設けられている部分を除いて、弾性を有する材料で構成されている。よって、MEA部材7がセパレータ8,9の間で加圧され枠体6が弾性変形することにより、枠体6は、セパレータ8,9とMEA5との間で反応ガス及び冷却水を互いに及び外部に対して封止するガスケットシールとして機能する。
なお、本実施の形態に係る枠体6は、酸化剤ガス、燃料ガス、及び水に対して化学的に安定し、且つ、セル10の発熱温度を上回る耐熱性と、ガスケットとして機能するために適度な弾性とを有する材料で構成されている。このような材料として、例えば、フッ素ゴムや、SANTOPRENE樹脂(SANTOPRENEはアドバンスド エラストマー システムズ リミテツド パートナーシツプの登録商標)などの熱可塑性弾性物質を挙げることができる。
枠体6は、アノード側セパレータ9に当接する第一面材6aと、カソード側セパレータ8に当接する第二面材6bとの、厚み方向に二分割構造とされている。そして、第一面材6aと第二面材6bとが、高分子電解質膜2の電極3,4で覆われていない周縁部を挟み込んで接合されることにより、枠体6の開口60に電極3,4が露出した状態で該枠体6にMEA5が保持される。
枠体6の一部は、他の部分と異なる材質で成る透水部材40で構成されている。透水部材40は、高分子電解質膜2に接触し、且つ、枠体6の冷却水供給マニホールド孔15及び前記冷却水排出マニホールド孔16のうち少なくともいずれか一方の孔壁の少なくとも一部を形成している。このように構成される透水部材40は、燃料電池の発電時において、高分子電解質膜2と、冷却水供給マニホールド95又は冷却水排出マニホールド96を流れる冷却水との両方に接触することとなる。
透水部材40は、吸水性及び離水性を有し、さらに、その表面は親水性を有している。透水部材40の表面が親水性を有することにより、吸水した透水部材40の内部空間は水で塞がれてガスは透過することができない。透水部材40は、例えば、親水性表面を有する植物繊維、金属繊維、カーボン繊維、或いは合成繊維で成る織布又は不職布で構成することができる。このような透水部材40の構成材料の一例として、ランシールF(ランシールは東洋紡績株式会社の登録商標)で成る不職布を挙げることができる。また、透水部材40は、例えば、プラスチック焼結多孔質体、セラミック焼結多孔質体、又は合成樹脂スポンジ等の連続気孔を有する多孔質体で構成することができる。
また、透水部材40により孔壁の少なくとも一部が形成されている冷却水供給マニホールド孔15又は冷却水排出マニホールド孔16は、枠体6に設けられた燃料ガス供給マニホールド孔11又は酸化剤ガス供給マニホールド孔13と、枠体6の周方向において隣接していることがよい。つまり、透水部材40は、枠体6において冷却水供給マニホールド孔15及び冷却水排出マニホールド孔16の双方又は一方の孔壁を形成するように設けることができるが、これらのうちいずれか一方を選択するにあたって、燃料ガス供給マニホールド孔11又は酸化剤ガス供給マニホールド孔13と枠体6の周方向において隣接している一方が選ばれる。
本実施の形態においては、枠体6の周方向において酸化剤ガス供給マニホールド孔13と冷却水排出マニホールド孔16との間には燃料ガス排出マニホールド孔12が存在しているので、酸化剤ガス供給マニホールド孔13と冷却水排出マニホールド孔16とは、枠体6の周方向において隣接(以下、単に「隣接」という)していない。同様に、冷却水排出マニホールド孔16と燃料ガス供給マニホールド孔11も隣接していない。これに対し、酸化剤ガス供給マニホールド孔13と冷却水供給マニホールド孔15とは隣接し、燃料ガス供給マニホールド孔11と冷却水供給マニホールド孔15も隣接している。よって、本実施の形態に係る透水部材40は、枠体6において冷却水供給マニホールド孔15の孔壁の一部を形成するように設けられている。
さらに、透水部材40が接触している高分子電解質膜2の周縁部は、MEA部材7がセパレータ8,9に挟まれたときに形成される反応ガス流路(燃料ガス流路98,酸化剤ガス流路97)の上流側に近接していることがよい。ここで「上流側」とは、流路の上流側の半分をいう。従って、MEA部材7は各製品によって冷却水供給マニホールド孔15又は冷却水排出マニホールド孔16の配置や、反応ガス流路の形状が異なることから、これらに応じて枠体6に設ける透水部材40を設計することが望ましい。
本実施の形態においては、図1及び図4に示すように、MEA部材7の枠体6のうち、冷却水供給マニホールド孔15が設けられている辺を第一辺とすると、MEA部材7とアノード側セパレータ9との間に形成されている燃料ガス流路98の最上流部は、燃料ガス供給マニホールド孔11,21から、前記第一辺と略平行に伸び且つ前記第一辺と近接している。また、MEA部材7とカソード側セパレータ8との間に形成されている酸化剤ガス流路97の最上流部は、酸化剤ガス供給マニホールド孔13,33から、前記第一辺と略平行に伸び且つ前記第一辺と近接している。
そこで、本実施の形態に係る透水部材40は、枠体6のうち、冷却水供給マニホールド孔15から該冷却水供給マニホールド孔15が設けられている辺(前記第一辺)の開口縁61全域までにわたる範囲を構成している。このように構成された透水部材40は、該透水部材40により形成されている開口縁61で、反応ガス流路(燃料ガス流路98,酸化剤ガス流路97)の上流側に近接する高分子電解質膜2の周縁部に接触している。なお、本実施の形態に係るMEA部材7では、図7に示すように、透水部材40で冷却水供給マニホールド孔15の孔壁の全部を形成したり、図8に示すように、透水部材40で冷却水供給マニホールド孔15が設けられている辺(前記第一辺)の開口縁61の一部を形成したり、或いは、開口縁61に達しないが高分子電解質膜2と接触するように形成したりしてもかまわない。
枠体6と同様に透水部材40も、枠体6の第一面材6aに設けられる第一部材40aと、同じく第二面材6bに設けられる第二部材40bとの、分割構成とされている。枠体6の第一面材6aと第二面材6bのそれぞれに透水部材40の第一部材40aと第二部材40bを組み付けてから、第一面材6aと第二面材6bとの間にMEA5を介挿し、第一面材6aと第二面材6bとを接合して、MEA部材7を製造することができる。また、図9に示すように、枠体6の第一面材6aと第二面材6bとの間にMEA5を介挿し、第一面材6aと第二面材6bとを接合してから、これに透水部材40の第一部材40aと第二部材40bを組み付ける順序でも、MEA部材7を製造することができる。
[透水部材40の作用]
ここで、透水部材40の作用について説明する。発電時のPEFCのセルスタック99には、冷却水供給マニホールド95、セル10,10間に設けられた冷却水流路溝29,39、及び冷却水排出マニホールド96に冷却水が導通されている。MEA部材7の枠体6に設けられた透水部材40は、冷却水供給マニホールド孔15又は冷却水排出マニホールド孔16の孔壁で冷却水と接触して吸水し、高分子電解質膜2の周縁部に対して離水する。すなわち、透水部材40にしみ込んだ冷却水が、高分子電解質膜2に直接に供給されるのである。
上述の通り、高分子電解質膜2に直接水分が供給されるので、高分子電解質膜2を効果的に加湿して、適当な含水状態を維持することができる。これにより、高分子電解質膜2の乾燥に起因するMEA5の性能や耐久性の低下を抑止することができる。
また、発電時の高分子電解質膜2では、反応ガス流路の上流側に当たる部分が特に乾燥しやすいが、高分子電解質膜2の反応ガス流路の上流側近傍の周縁部から水分が供給されることで効率的に高分子電解質膜2を加湿することができる。
さらに、高分子電解質膜2を加湿するために、PEFCに新たに特別な装置(例えば、加湿装置等)を付加する必要がないので、コンパクト且つコスト競争力に優れたPEFCを提供することができる。
〔実施の形態2〕
続いて、本発明の実施の形態2に係る枠付き膜−電極接合体、燃料電池セル、及び高分子電解質形燃料電池について説明する。図10は本発明の実施の形態2に係るMEA部材の構成を示す図、図11は図10におけるXI−XI矢視断面図である。
図10及び図11に示すように、実施の形態2に係る枠付き膜−電極接合体、燃料電池セル、及び高分子電解質形燃料電池は、実施の形態1に係る枠付き膜−電極接合体、燃料電池セル、及び高分子電解質形燃料電池において、MEA部材7に設けられた透水部材40が、高分子電解質膜2だけでなく電極3,4にも接触するように構成されているものである。
このように、透水部材40が、高分子電解質膜2だけでなく電極3,4にも接触しているので、セルスタック99を流れる冷却水を、透水部材40を介して高分子電解質膜2及び電極3,4に供給することができる。よって、より効果的にMEA5を加湿することができる。
〔実施の形態3〕
続いて、本発明の実施の形態3に係る枠付き膜−電極接合体、燃料電池セル、及び高分子電解質形燃料電池について説明する。図12は本発明の実施の形態3に係るセルの断面図である。
図12に示すように、実施の形態3に係る枠付き膜−電極接合体、燃料電池セル、及び高分子電解質形燃料電池は、実施の形態1に係る枠付き膜−電極接合体、燃料電池セル、及び高分子電解質形燃料電池において、MEA部材7に設けられた透水部材40とセパレータ8,9との間に介在するシール部材44,44を設けたものである。このシール部材44は、例えば、フッ素ゴム等の耐熱樹脂で構成されており、透水部材40のうち、セパレータ8,9と対峙する面を被覆するように設けられている。
このように、透水部材40とセパレータ8,9との間に介在するシール部材を設けることにより、セル10において、シール部材44,44は透水部材40とセパレータ8,9との間でガスケットシールとして機能し、透水部材40とセパレータ8,9との間に水密性を備えることができる。よって、透水部材40とセパレータ8,9との間からの冷却水の漏洩を防止することができる。
本発明は、家庭用コージェネレーションシステム、自動車、自動二輪車、家電製品、携帯電気装置(携帯用コンピュータ装置、携帯電話、携帯用音響機器、携帯用情報端末装置など)の燃料電池システムに用いられる、高分子電解質形燃料電池(PEFC)に、有用である。
本発明の実施の形態1に係る高分子電解質形燃料電池のセルスタックの構成を示す分解図である。 セルスタックのセパレータ間に設けられた冷却水供給流路を示す図である。 高分子電解質形燃料電池のセルスタックの構成を示す図である。 MEA部材の構成を示す図である。 図4におけるV−V矢視断面図である。 セルの断面図である。 別形態の透水部材を備えたMEA部材の構成を示す図である。 別形態の透水部材を備えたMEA部材の構成を示す図である。 MEA部材の透水部材の組み付け方法を説明する図である。 本発明の実施の形態2に係るMEA部材の構成を示す図である。 図10におけるXI−XI矢視断面図である。 本発明の実施の形態3に係るセルの断面図である。
符号の説明
2 高分子電解質膜
3 アノード
4 カソード
5 MEA(膜−電極接合体)
6 枠体
7 MEA部材(枠付き膜−電極接合体)
8 カソード側セパレータ
9 アノード側セパレータ
10 セル
11 燃料ガス供給マニホールド孔
12 燃料ガス排出マニホールド孔
13 酸化剤ガス供給マニホールド孔
14 酸化剤ガス排出マニホールド孔
15 冷却水供給マニホールド孔
16 冷却水排出マニホールド孔
21 燃料ガス供給マニホールド孔
22 燃料ガス排出マニホールド孔
23 酸化剤ガス供給マニホールド孔
24 酸化剤ガス排出マニホールド孔
25 冷却水供給マニホールド孔
26 冷却水排出マニホールド孔
28 燃料ガス流路溝
31 燃料ガス供給マニホールド孔
32 燃料ガス排出マニホールド孔
33 酸化剤ガス供給マニホールド孔
34 酸化剤ガス排出マニホールド孔
35 冷却水供給マニホールド孔
36 冷却水排出マニホールド孔
38 酸化剤ガス流路溝
40 透水部材
44 シール部材

Claims (13)

  1. 高分子電解質膜及び該高分子電解質膜の両面に周縁部を除いて積層された一対の電極を有するMEAと、前記高分子電解質膜の周縁部を保持することによって枠内に前記MEAが配設された板状の枠体とを備え、前記MEAと当接する領域に反応ガス流路が設けられた一対のセパレータに挟まれて燃料電池に組み込まれるMEA部材であって、
    前記枠体は、燃料ガス供給マニホールド孔、酸化剤ガス供給マニホールド孔、冷却水供給マニホールド孔、燃料ガス排出マニホールド孔、酸化剤ガス排出マニホールド孔、及び冷却水排出マニホールド孔の各孔と、前記高分子電解質膜に接触し且つ前記冷却水供給マニホールド孔及び前記冷却水排出マニホールド孔のうち少なくとも一方の孔壁の少なくとも一部を形成している透水部材とを有している、
    MEA部材。
  2. 前記透水部材は、吸水性及び離水性を有している、
    請求項1に記載のMEA部材。
  3. 前記透水部材が接触している前記高分子電解質膜の周縁部は、前記電極における前記反応ガス流路の上流側に対応する部分に近接している、
    請求項1又は請求項2に記載のMEA部材。
  4. 前記透水部材により孔壁の少なくとも一部が形成されている前記冷却水供給マニホールド孔又は前記冷却水排出マニホールド孔は、前記燃料ガス供給マニホールド孔又は前記酸化剤ガス供給マニホールド孔と前記枠体の周方向において隣接している、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のMEA部材。
  5. 前記透水部材は、前記電極と接触している、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のMEA部材。
  6. 前記透水部材の前記セパレータと対峙する面を被覆し前記透水部材中の水を封止するシール部材を更に備えている、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のMEA部材。
  7. 高分子電解質膜及び該高分子電解質膜の両面に周縁部を除いて積層された一対の電極を有するMEA、及び前記高分子電解質膜の周縁部を保持することによって枠内に前記MEAが配設された板状の枠体を有するMEA部材と、前記MEA部材を挟み込むように該MEA部材の両面に積層され前記MEAと当接する領域に反応ガス流路が設けられた一対のセパレータと、を備え、
    前記枠体は、燃料ガス供給マニホールド孔、酸化剤ガス供給マニホールド孔、冷却水供給マニホールド孔、燃料ガス排出マニホールド孔、酸化剤ガス排出マニホールド孔、及び冷却水排出マニホールド孔の各孔と、前記高分子電解質膜に接触し且つ前記冷却水供給マニホールド孔及び前記冷却水排出マニホールド孔のうち少なくとも一方の孔壁の少なくとも一部を形成している透水部材とを有している、
    燃料電池セル。
  8. 前記透水部材は、吸水性及び離水性を有している、
    請求項7に記載の燃料電池セル。
  9. 前記透水部材が接触している前記高分子電解質膜の周縁部は、前記電極における前記反応ガス流路の上流側に対応する部分に近接している、
    請求項7又は請求項8に記載の燃料電池セル。
  10. 前記透水部材により孔壁の少なくとも一部が形成されている前記冷却水供給マニホールド孔又は前記冷却水排出マニホールド孔は、前記燃料ガス供給マニホールド孔又は前記酸化剤ガス供給マニホールド孔と前記枠体の周方向において隣接している、
    請求項7〜請求項9のいずれか一項に記載の燃料電池セル。
  11. 前記透水部材は、前記電極と接触している、
    請求項7〜請求項10のいずれか一項に記載の燃料電池セル。
  12. 前記透水部材の前記セパレータと対峙する面を被覆し前記透水部材中の水を封止するシール部材を更に備えている、
    請求項7〜請求項11のいずれか一項に記載の燃料電池セル。
  13. 請求項7〜請求項12のいずれか一項に記載の燃料電池セルを備えている、高分子電解質形燃料電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023082241A1 (zh) * 2021-11-15 2023-05-19 罗伯特•博世有限公司 膜组件及其制造方法、燃料电池单元以及燃料电池包

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