JP2009237841A - 出力データ管理装置、データ出力装置、出力データ管理システム、出力データ管理方法及びそのプログラム - Google Patents

出力データ管理装置、データ出力装置、出力データ管理システム、出力データ管理方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 所定のデータ出力装置に出力する出力用データを、ユーザの出力実行可能性を柔軟に反映して管理する。
【解決手段】 プリンタPRT1は、ユーザの印刷実行可能性を推測可能な動作を、認証機構57により認証したユーザ名と関連付けてモニタリングしており、所定の通知条件を満足すると、その動作の履歴をユーザ名と関連付けて、動作情報としてサーバSVに送信する。一方、サーバSVは、印刷ジョブをジョブ記憶領域71に保持すると共に、それに関するユーザ名等の情報をジョブ情報テーブル72で管理している。サーバSVは、動作情報を受信すると、その内容を動作情報テーブル73に記録・更新する。そして、動作情報テーブル73の動作内容がジョブ削除条件を満たすと、サーバSVは、削除条件を満たした動作とユーザ名が一致する印刷ジョブをジョブ記憶領域71から削除する。
【選択図】図4

Description

本発明は、所定のデータ出力装置で出力する出力用データの管理技術に関する。
認証印刷システムにおいては、ユーザが、パーソナルコンピュータ等のクライアントで印刷命令を行うと、印刷ジョブが、当該クライアントとネットワークを介して接続されたサーバに一時的にスプールされる。そして、ユーザが、サーバとネットワークを介して接続されたプリンタの設置場所に移動して、プリンタに付属する認証装置で認証を行い、印刷実行操作を行うと、プリンタがサーバから印刷ジョブを受け取って、印刷が実行される。
かかるシステムでは、クライアントで印刷命令が行われたにもかかわらず、印刷が実行されないと、サーバは、その印刷ジョブをいつまでも保持することとなり、このような印刷ジョブが蓄積していくと、サーバの記憶容量は有限であることから、最終的には、新たな印刷ジョブを保持できない状態にとなる。かかる問題は、認証印刷システムに限らず、出力用データを保持・管理する種々の管理システムに共通する問題であった。かかる問題に対しては、出力用データを管理するための種々の技術が開発されている。
例えば、下記特許文献1では、印刷システムにおいて、クライアントが印刷ジョブと共に印刷ジョブの保持期限情報をサーバに送信し、サーバが保持期限の切れた印刷ジョブを削除する技術を開示している。また、サーバが過度に印刷ジョブを削除しないように、削除の猶予期間を設けて、ユーザが保持期限の変更を行える技術を開示している。
また、下記特許文献2では、画像形成装置において、大量の画像データを蓄積し、蓄積した画像データの読み出し回数などの上限を設け、当該上限に達した画像データを削除する技術を開示している。
特開2006−127429号公報 特開2004−122657号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、事前に指定した保持期間に基づいて、印刷が実行される可能性の低い印刷ジョブを削除しているに過ぎず、ユーザが印刷を実行する可能性を柔軟に反映して、印刷ジョブの保持を管理することができなかった。また、ユーザは、手動操作により、印刷ジョブの保持期間を延長することは可能であるが、かかる操作は面倒であり、ユーザにとって負担となっていた。
また、特許文献2の技術では、蓄積した画像データに対してなされた操作のみに基づいて、画像データを削除するか否かを決定するため、ユーザが画像形成装置を操作する機会が発生したにもかかわらず、所定の画像データにアクセスしなかったなどの事情を反映することができず、ユーザが印刷を実行する可能性を柔軟に反映して、画像データの保持を管理することができなかった。
上述の問題を踏まえ、本発明が解決しようとする課題は、所定のデータ出力装置に出力する出力用データを、ユーザの出力実行可能性を柔軟に反映して管理することである。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]所定のデータ出力装置で出力する出力用データを管理する出力データ管理装置であって、
前記出力用データを保持する記憶手段と、
前記データ出力装置の動作履歴に関する情報である動作情報を、該データ出力装置から受け取る取得手段と、
該受け取った動作情報に基づき、前記保持された出力用データのうち、前記データ出力装置で出力が実行されていない出力用データの保持に関する扱いを変更する変更手段と
を備えた出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、データ出力装置の動作情報を受け取って、当該動作情報に基づいて、出力未実行の出力用データの保持に関する扱いを変更する。したがって、データ出力装置の操作履歴から想定される、出力未実行の出力用データが今後出力される可能性に応じて、出力未実行データの保持に関する扱いを変更できるので、ユーザの出力実行可能性を柔軟に反映した出力用データの管理が行える。また、ユーザの出力実行可能性を柔軟に反映して、有限である記憶手段の容量の利用性を向上させることができる。なお、ここでの「保持に関する扱いを変更」とは、動作情報の内容如何では、扱いを据え置くことを含む概念である。
[適用例2]動作情報は、データ出力装置に対応付けられた認証装置において行われる認証の履歴である適用例1記載の出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置において、動作情報は、データ出力装置に対する認証の履歴とすれば、データ出力装置に対する認証を行った機会は、出力用データを出力可能な機会であると捉えることができるので、その履歴により、ユーザの出力実行可能性を推測でき、柔軟な出力用データの管理が行える。
[適用例3]適用例1または適用例2記載の出力データ管理装置であって、動作情報は、データ出力装置において、記憶手段が保持する第1の出力用データが出力されたにもかかわらず、第1の出力用データとは異なる、記憶手段が保持する第2の出力用データが出力されていないことを示す履歴であり、変更手段は、動作情報に基づき、第2の出力用データの保持に関する扱いを変更する出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置において、動作情報は、第1の出力用データが出力されたにもかかわらず、第2の出力用データが出力されていないことを示す履歴とすれば、第1の出力用データを出力した機会は、第2の出力用データを出力可能な機会であると捉えることができるので、その履歴により、ユーザの出力実行可能性を推測でき、柔軟な出力用データの管理が行える。
[適用例4]適用例1ないし適用例3のいずれか記載の出力データ管理装置であって、動作情報は、データ出力装置において、記憶手段が保持する第1の出力用データを削除する指示を受け付けたにもかかわらず、第1の出力用データとは異なる、記憶手段が保持する第2の出力用データの削除指示を受け付けていないことを示す履歴であり、変更手段は、動作情報に基づき、第2の出力用データの保持に関する扱いを変更する出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置において、動作情報は、第1の出力用データを削除する指示を受けたにもかかわらず、第2の出力用データの削除指示を受けていないことを示す履歴とすれば、第1の出力用データの削除指示を行った機会は、第2の出力用データを削除指示する機会であると捉えることができるので、その履歴により、ユーザの出力実行可能性を推測でき、柔軟な出力用データの管理が行える。
[適用例5]保持に関する扱いの変更は、記憶手段が保持する出力用データを削除する、または、退避させることである適用例1ないし適用例3のいずれか記載の出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、動作情報に基づいて、ユーザの出力実行可能性が小さいと推測されるときには、保持する出力用データを削除することができる。したがって、ユーザの出力実行可能性を柔軟に反映して、有限である記憶手段の容量の利用性を向上させて、出力用データの管理が行える。
[適用例6]保持に関する扱いの変更は、記憶手段が保持する出力用データの予め定められた保持期間を変更することである適用例1ないし適用例5のいずれか記載の出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、動作情報に基づいて、ユーザの出力実行可能性が小さいと推測されるときには、出力用データの保持期間を短縮することができ、逆に、ユーザの出力実行可能性が大きいと推測されるときには、出力用データの保持期間を延長することができる。したがって、ユーザの出力実行可能性を柔軟に反映して、有限である記憶手段の容量の利用性を向上させて、出力用データの管理が行える。
[適用例7]保持に関する扱いの変更は、記憶手段が保持する出力用データのデータ形式を変更することである適用例1ないし適用例6のいずれか記載の出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、動作情報に基づいて、ユーザの出力実行可能性が小さいと推測されるときには、出力用データの形式を、データ容量が小さくなる形式で保持し、逆に、ユーザの出力実行可能性が大きいと推測されるときには、データ容量が大きくなる形式で保持することができる。したがって、ユーザの出力実行可能性を柔軟に反映して、有限である記憶手段の容量の利用性を向上させて、出力用データの管理が行える。なお、データ容量が小さくなる形式と大きくなる形式とは、例えば、圧縮形式と非圧縮形式、非可逆圧縮形式と可逆圧縮形式など、相対的にデータ容量が異なるデータ形式の組合せであればよい。
[適用例8]変更手段は、受け取った動作情報が所定の条件を満たす場合に、変更を行う適用例1ないし適用例7のいずれか記載の出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、受け取った動作情報が所定の条件を満たす場合に、出力用データの保持に関する扱いを変更するので、データ出力装置の履歴の内容や程度に応じた、出力用データの保持に関する扱いの変更が可能であり、出力用データの柔軟な管理を行うことができる。
[適用例9]変更手段は、記憶手段における新たな出力用データを保持する能力が所定の状態に達している場合に、変更を行う適用例1ないし適用例8のいずれか記載の出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、記憶手段における新たな出力用データを保持する能力が所定の状態に達した場合に、出力用データの保持に関する扱いを変更する。したがって、例えば、新たな出力用データを保持する能力が小さい時には、保持する出力用データの総容量を小さくできる保持の扱いに変更したり(例えば、出力用データの保持期間の短縮)、新たな出力用データを保持する能力が大きい時には、保持する出力用データの総容量が大きくなってもよい保持の扱いに変更したり(例えば、出力用データの保持期間の延長)するといった、出力用データの柔軟な管理を行うことができる。
[適用例10]変更手段は、記憶手段における新たな出力用データを保持する能力に応じて、変更の内容または程度を変化させる適用例1ないし適用例9のいずれか記載の出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、記憶手段における新たな出力用データを保持する能力に応じて、変更の内容または程度を変化させる。したがって、例えば、出力用データを保持する能力が小さい時には、保持する出力用データの総容量を小さくできるような変更の内容または程度とし(例えば、出力用データの保持期間の短縮時間を通常時よりも短くする)、出力用データを保持する能力が大きい時には、保持する出力用データの総容量が大きくなってもよいような変更の内容または程度とする(例えば、出力用データの保持期間の延長時間を通常時よりも長くする)といった、出力用データの柔軟な管理を行うことができる。
[適用例11]適用例1ないし適用例10のいずれか記載の出力データ管理装置であって、記憶手段は、出力用データを、出力用データに関連するユーザである第1のユーザの属性と関連付けて保持し、動作履歴は、データ出力装置を動作させたユーザである第2のユーザの属性と関連付けられた履歴であり、変更手段は、受け取った動作情報に関連付けられた第2のユーザの属性に対応する第1のユーザの属性と関連付けられた出力用データの保持に関する扱いを変更する出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、動作情報に関連付けられた第1のユーザの属性に対応する第2のユーザの属性と関連付けられた出力用データの保持に関する扱いを変更するので、複数のユーザがデータ出力装置を利用する場合であっても、所定のユーザに係るデータ出力装置の動作履歴のみを反映して、当該ユーザに関連する出力用データの保持に関する扱いを変更できる。また、データ出力装置が複数ある場合には、いずれのデータ出力装置をユーザが動作させるかにかかわらず、その動作履歴を反映して、当該ユーザに関連する出力用データの保持に関する扱いを変更できる。なお、第1のユーザと第2のユーザとは、そのいずれか一方または双方を、グループを単位とするものとしてもよい。
[適用例12]適用例1ないし適用例11のいずれか記載の出力データ管理装置であって、動作履歴は、データ出力装置を動作させたユーザの属性と関連付けられた履歴であり、変更手段は、受け取った動作情報に関連付けられたユーザの属性に応じて、変更の内容または程度を変化させる出力データ管理装置。
かかる構成の出力データ管理装置は、動作情報に関連付けられたユーザの属性に応じて、変更の内容または程度を変化させる。したがって、ユーザの属性に応じて、出力用データの柔軟な管理を行うことができる。なお、ユーザは、グループを単位とするものとしてもよい。
[適用例13]出力データ管理装置から出力用データを受け取って、出力用データを出力するデータ出力装置であって、データ出力装置に関する所定の動作を把握する動作把握手段と、把握した動作の履歴である動作情報を、データ管理装置に提供する提供手段とを備えたデータ出力装置。
かかる構成のデータ出力装置は、データ出力装置に関する所定の動作の履歴である動作情報をデータ管理装置に提供するので、データ管理装置は、その動作情報に基づいて、柔軟な出力用データの管理を行うことができる。
[適用例14]適用例13記載のデータ出力装置であって、更に、所定の動作が行われたときのデータ出力装置の状態が、データ出力装置が所定のデータを出力可能な状態であるか否かを判断する判断手段を備え、提供手段は、出力可能な状態で行われた、データ出力装置の動作の履歴のみからなる動作情報を、データ管理装置に提供するデータ出力装置。
かかる構成のデータ出力装置は、データ出力装置が出力可能な状態で行われた、動作履歴のみからなる動作情報をデータ管理装置に提供する。したがって、データ管理装置は、データ出力装置が出力可能で状態における動作履歴のみから、ユーザの出力実行可能性を推測できるので、ユーザの出力実行可能性を推測するにあたって参考とならない、データ出力装置が出力できない状態における動作履歴を含む場合と比べて、ユーザの出力実行可能性の推測の確度を高めることができる。
また、本発明は、出力データ管理装置、データ出力装置としての構成のほか、出力データ管理装置とデータ出力装置とを備えた出力データ管理システム、出力データ管理方法、コンピュータプログラム、記憶媒体などとしても実現することができる。
本発明の実施例について説明する。
A.第1実施例:
A−1.出力データ管理システムの構成:
本発明の実施例としての出力データ管理システム20の構成を図1に示す。出力データ管理システム20は、コンピュータPCと、サーバSVと、プリンタPRT1,PRT2とが、ローカルエリアネットワークLANに接続されて構成される。なお、本実施例においては、コンピュータPC、サーバSV及びプリンタPRT1,PRT2は、ローカルエリアネットワークLANで接続されているが、これらは、通信可能な通信手段により接続されていればよく、例えば、インターネットなどを介して接続されていてもよいし、サーバSVとプリンタPRT1,PRT2とが、USBケーブルなどによりローカル接続されていてもよい。
出力データ管理システム20は、いわゆる認証印刷システムであり、その概要は、以下の通りである。コンピュータPCは、汎用のパーソナルコンピュータであり、サーバSVは、印刷ジョブをスプールする印刷サーバである。また、プリンタPRT1,PRT2は、認証機能付きのプリンタである。ユーザが、PCを用いて、印刷指示を出すと、PCは、印刷ジョブを、コンピュータPCのユーザと関連付けて、サーバSVに送信する。サーバSVは、コンピュータPCから印刷ジョブを受け取ると、当該印刷ジョブを、一旦、スプールする。そしてユーザが、所望のプリンタ、例えば、プリンタPRT1の設置現場まで移動して、プリンタPRT1に対応付けられた認証装置で認証を行うと、プリンタPRT1は、認証を行ったユーザと関連付けられた印刷ジョブをサーバSVから受け取り、印刷を実行する。
A−2.プリンタの構成:
プリンタPRT1の概略構成を図2に示す。プリンタPRT1は、いわゆる複合機タイプのプリンタである。プリンタPRT1は、図示するように、CPU30、EEPROM40、ROM51、RAM52、入力機構53、印刷機構54、スキャナ55、FAX送信機構56、認証機構57、インタフェース58を備えており、それぞれがバスで接続されている。なお、プリンタPRT2は、プリンタPRT1と同様の構成であり、説明を省略する。
CPU30は、EEPROM40やROM51に記憶されたファームウェアやOSをRAM52に展開して実行することで、プリンタPRT1全体の制御を司る。また、CPU30は、EEPROM40に記憶されたプログラムを実行することで、動作把握部31、動作判断部32、情報提供部33として機能する。この機能部の詳細については、後述する。
EEPROM40は、書き込み可能な不揮発性のメモリであり、プリンタPRT1の所定の動作の履歴を記憶するための動作履歴記憶領域42が確保されている。印刷機構54は、本実施例においては、レーザ式の印刷機構である。入力機構56は、キーボードとUIを表示するディスプレイとからなり、UIを操作することにより、PRT1の状態を、印刷を実行する「プリントモード」、コピーを実行する「コピーモード」、イメージスキャンを行う「スキャンモード」、FAX送信を行う「FAXモード」を選択できる。また、「プリントモード」においては、サーバSVにスプールされた印刷ジョブを示すリストである印刷ジョブリストをサーバSVから受け取って、ディスプレイに表示させ、表示された印刷ジョブのうち、所望の印刷ジョブの印刷を実行させる指示や、所望の印刷ジョブをサーバSVに削除させる指示についての操作が可能である。
認証機構57は、ICカード式の認証装置である。ユーザは、ICチップの認証情報を認証機構57に読み込ませて、プリンタPRT1にログインできる。なお、認証方式は、ICカード式に限らず、パスワード式やバイオメトリクス式など、他の方式であってもよい。インタフェース58は、プリンタPRT1をローカルエリアネットワークLANに接続するためのインタフェースであり、プリンタPRT1は、インタフェース58を介してローカルエリアネットワークLANに接続されている。
A−3.サーバの構成:
サーバSVの概略構成を図3に示す。サーバSVは、CPU60、ハードディスクドライブ70、ROM81、RAM82、インタフェース88を備えており、それぞれがバスで接続されている。
CPU60は、ハードディスクドライブ70やROM81に記憶されたファームウェアやOSをRAM82に展開して実行することで、サーバSV全体の制御を司る。また、CPU60は、ハードディスクドライブ70に記憶されたプログラムを実行することで、記憶部61、取得部62、変更部63として機能する。この機能部の詳細については、後述する。
ハードディスクドライブ70には、上述のOSやプログラムが記憶されているほか、コンピュータPCから受け取った印刷ジョブをスプールするジョブ記憶領域71が確保されている。また、ハードディスクドライブ70には、ジョブ情報テーブル72、動作情報テーブル73、変更条件テーブル74が記憶されている。これらの詳細については、後述する。
インタフェース88は、ローカルエリアネットワークLANに接続するためのインタフェースであり、サーバSVは、インタフェース88を介してローカルエリアネットワークLANに接続されている。
A−4.印刷ジョブ管理処理:
出力データ管理システム20における印刷ジョブ管理処理について、図4を用いて説明する。本実施例における印刷ジョブ管理処理とは、サーバSVが、コンピュータPCから印刷ジョブを受け取って、スプールした後、プリンタPRT1から、所定のタイミングでプリンタPRT1の動作履歴に関する情報を受け取り、その情報基づいて、今後、印刷が実行される可能性が低いと考えられる、スプールしている印刷ジョブを削除する処理である。なお、サーバSVとプリンタPRT2との間でも同様の処理が行われるが、これについては、説明を省略する。
プリンタPRT1において、認証機構57を用いて、ユーザが認証を行うことでこの処理が開始されると、まず、プリンタPRT1では、CPU30が、動作把握部31の処理として、プリンタPRT1についての予め定められた所定の動作をモニタリングし、その結果を、プリンタPRT1の動作履歴を示す動作情報として、ログインしたユーザ名と関連付けて、動作履歴記憶領域42に記憶している(ステップS110)。なお、本実施例については、動作情報は、ログインしたユーザ名と関連付けられているが、必ずしも、ユーザ名と関連付けなくてもよい。
ここでモニタリングされる所定の動作としては、例えば、図5の第2列に示す動作である「ログイン」、「自動ログアウト(ログイン後に操作を行わない所定時間を経過した場合に発生)」、「ログイン累積時間」、「アイドル累積時間」、「プリントモード移行」、印刷を実行する操作において、「受け取った印刷ジョブリストのうち、印刷を実行しなかった印刷ジョブがある」とすることができる。これらの動作には、図5の第1列に示す通知ID「0」〜「5」が関連付けられている。なお、ここで設定される動作は、サーバSVでスプールされている印刷ジョブについて、今後、印刷が実行される可能性が小さいことを推測可能な動作である。例えば、所定のユーザが、度々、プリンタPRT1に「ログイン」したり、「プリントモード」で操作したりしているにもかかわらず、所定の印刷ジョブが印刷実行されていなければ、当該ユーザが、今後、印刷未実行の印刷ジョブを印刷する可能性は低いと推測できるわけである。なお、図5に示した所定の動作は例示に過ぎず、印刷が実行される可能性が小さいことを推測可能な動作であればよい。例えば、プリンタPRT1がRFID(Radio Frequency IDentification)により、ユーザが近づいたことを検知できる場合には、その検知を所定の動作としてもよい。
そして、CPU30は、所定の通知条件を満足するか否かを判断する(ステップS120)。ここでの通知条件としては、例えば、図5の第3列に示すように、「ログインしたか」、「ログアウトしたか」、「所定のイベントが発生したか」、「所定の時間について、一定時間が経過したか」などである。
本実施例においては、動作「ログイン」については、通知条件「ログインしたか」、動作「自動ログアウト」については、通知条件「ログアウトしたか」、動作「ログイン累積時間」については、通知条件「所定の時間(ここでは、ログイン累積時間)について、一定時間が経過したか」、動作「アイドル累積時間」については、通知条件「所定の時間(ここでは、アイドル累積時間)について、一定時間が経過したか」、動作「プリントモード移行」については、通知条件「所定のイベント(ここでは、プリントモード移行)が発生したか」、動作「受け取った印刷ジョブリストのうち、印刷を実行しなかった印刷ジョブがある」については、通知条件「ログアウトしたか」を通知条件とした。なお、上述の動作と通知条件との組合せは一例であり、種々の組合せを適宜に設定すればよい。また、通知条件も本例に限らず、種々の条件、例えば、「所定のイベントが規定回数発生したか」、「前回の通知条件満足時から所定時間経過したか」などについて、適宜設定すればよい。
所定の通知条件の判断の結果、通知条件を満足している場合には(ステップS120:YES)、CPU30は、情報提供部33の処理として、動作履歴記憶領域42に記憶された動作情報をサーバSVに送信する(ステップS130)。ここで、送信される動作情報の内容は、動作の内容を示す通知IDであり、動作の内容によっては、当該動作に関連付けられたユーザ名や、動作の詳細を示す情報(動作回数など)が付加される。また、プリンタPRT1の機種名や動作の発生時間など他の情報を付加してもよい。
送信される動作情報は、具体的には、例えば、図5の第4列に示すように、通知ID「0」や通知ID「1」の動作に関するものであれば、通知IDとユーザ名とすることができる。また、通知ID「2」や通知ID「3」の動作に関するものであれば、通知IDとユーザ名に加えて、その動作の累積時間とすることができる。また、通知ID「4」の動作に関するものであれば、通知IDとユーザ名に加えて、その動作の動作回数とすることができる。また、通知ID「5」の動作に関するものであれば、通知IDと、印刷未実行の印刷ジョブに対応するジョブID及び当該動作の動作回数とすることができる。
なお、動作履歴記憶領域42に記憶された動作情報が、ユーザ名と関連付けられたものでない場合には、送信される動作情報は、ユーザ名を含まないものとしてもよい。
また、ステップS130で送信される動作情報には、1種類の動作履歴を含む場合もあれば、複数種類の動作履歴を含む場合もある。例えば、図5の例では、ユーザのログインにより動作情報を送信する場合には、通知ID「0」と、それに対応するユーザ名とを含む動作情報が送信されるが、自動ログアウトした際に動作情報を送信する場合には、通知ID「1」と、通知ID「5」と、それらに対応するユーザ名等を含む動作情報が送信される。
一方、通知条件を満足していない場合には(ステップS120:NO)、CPU30は、処理を上記ステップS110に戻し、プリンタPRT1の動作のモニタリングを継続する。
一方、サーバSVでは、コンピュータPCから印刷ジョブを受信すると、CPU60が、記憶部61の処理として、当該印刷ジョブをジョブ記憶領域71に記憶すると共に、印刷ジョブに関する種々の情報をジョブ情報テーブル72に記憶して、印刷ジョブを管理している(図示せず)。本実施例においては、ジョブ情報テーブル72に記憶される印刷ジョブに関する情報は、印刷ジョブの識別番号であるジョブID、印刷ジョブの送信ユーザ名、出力先のプリンタの機種名(出力先が指定される場合)、印刷ジョブの受信時間、ファイルパスである。
そして、印刷ジョブを受け取って、印刷ジョブ管理処理を開始すると、CPU60は、取得部62の処理として、プリンタPRT1から、動作情報を受信したか否かを判断する(ステップS210)。その結果、受信していなければ(ステップS210:NO)、CPU60は、受信を待機し、動作情報を受信すれば(ステップS210:YES)、受信した動作情報に基づいて、対応する動作情報テーブル73に情報を記録・更新する。
動作情報テーブル73とは、サーバSVが印刷ジョブをスプール可能なローカルエリアネットワークLAN上のプリンタ(ここでは、プリンタPRT1及びPRT2)の動作の履歴を記録するテーブルである。本実施例においては、動作情報テーブル73に記録される情報は、動作情報の識別番号であるイベントID、ジョブID、通知ID、その他受信する動作情報に対応する情報(動作回数、時間など)とした。
ステップS210においては、具体的には、例えば、ジョブ情報テーブル72に、ジョブID「P1」、ユーザ名「A」として管理される印刷ジョブが、ジョブ記憶領域71に保持され、動作情報テーブル73に、ジョブID「P1」に関連付けられた通知ID「0」の動作回数が「1回」と記録されている際に、新たに通知ID「0」、ユーザ名「A」の動作情報を受信すると、CPU60は、通知ID「0」が一致し、動作情報に含まれるユーザ名「A」に関連付けられて管理されているジョブID「P1」に関する動作回数を「1回」から「2回」に更新するのである。
本実施例においては、このように、受信した動作情報に含まれるユーザ名に関連付けられた印刷ジョブについて、ジョブ情報テーブル72の情報を更新するものとした。かかる構成とすれば、LAN上に複数の認証プリンタが設置されている場合に、ユーザが複数の認証プリンタのいずれで操作を行っても、その操作を、サーバSVにスプールされた印刷ジョブの印刷実行を行わないことを推測する動作として反映することができるので、推測の確度を高めることができる。また、複数のユーザがプリンタPRT1を利用する場合であっても、所定のユーザに係るプリンタPRT1の動作履歴のみを印刷ジョブの印刷実行を行わないことを推測する動作として反映することができるので、推測の確度を高めることができる。
ただし、ジョブ情報テーブル72の情報の更新は、このような構成に限るものではなく、種々の構成とすることができる。例えば、プリンタPRT1から送信される動作情報に、ユーザ名と機種名とが含まれる場合には、これらの双方が一致する印刷ジョブについて、情報を更新する構成としてもよい。こうすれば、例えば、モノクロ印刷のみに対応するプリンタでの動作履歴に基づいて、カラープリント用の印刷ジョブを削除するといったことがないので、印刷ジョブの印刷実行を行わないことを推測する確度を高めることができる。あるいは、プリンタPRT1から送信される動作情報に、ユーザ名とプリンタ名とが含まれており、ジョブ情報テーブル72に印刷を実行すべきプリンタ名をも管理している場合には、これらの双方が一致する印刷ジョブについて、情報を更新する構成としてもよい。
逆に、機種名やプリンタ名にかかわらず、ユーザ名が一致する全ての印刷ジョブについて、情報を更新する構成としてもよい。こうすれば、所定のユーザが印刷を実行する可能性が、全ての印刷ジョブについて小さいような場合に、有効である。
動作情報テーブル73を記録・更新すると、CPU60は、記録・更新した情報が、スプールした印刷ジョブの削除条件を満足するか否かを判断する(ステップS230)。ここでの判断基準は、予め定められたものであり、その内容は、変更条件テーブル74に記録されている。
変更条件テーブル74の具体例を図6に示す。図示するように、変更条件テーブル74には、プリンタPRT1が送信する動作情報に含まれる可能性のある通知IDのそれぞれに対して、印刷ジョブを削除する条件が関連付けられて記憶されている。例えば、通知ID「0」に対応する削除条件は「10回」であり、所定のユーザ名に関連付けられた通知ID「0」を含む動作情報を10回受信し、動作情報テーブル73の通知ID「0」の動作回数が「10回」となると、CPU60は、上記ステップS230において、削除条件が満足されたと判断するのである。
その結果、削除条件を満足していれば(ステップS230:YES)、CPU60は、変更部63の処理として、削除条件を満足したジョブIDに対応する印刷ジョブをジョブ記憶領域71から削除すると共に、ジョブ情報テーブル72及び動作情報テーブル73から、当該印刷ジョブに対応する情報を削除し(ステップS240)、処理を元に戻す。一方、削除条件を満足していなければ(ステップS230:NO)、CPU60は、処理を上記ステップS210に戻す。
かかる印刷ジョブ管理処理について、さらに、図7を用いて、印刷ジョブ管理処理の前段の処理を含めて、具体例を挙げて説明する。この例では、プリンタPRT1において、図5に示した動作のうち、動作「受け取った印刷ジョブリストのうち、印刷を実行しなかった印刷ジョブがある」についてモニタリングするものとし(ステップS110に対応)、ステップS120の通知条件は、「ログアウトしたか」に設定されている。また、図6に例示した変更条件テーブル74には、通知ID「5」に対して、削除条件「2回」が記録されている。
図示するように、コンピュータPCにおいて、ユーザAが印刷ジョブP1について、印刷実行指示を行うと、コンピュータPCは、印刷ジョブP1をサーバSVに送信する(ステップS311)。これを受けて、サーバSVは、印刷ジョブP1をジョブ記憶領域71に保存すると共に、コンピュータPCから同時に送信された印刷ジョブP1に関する情報をジョブ情報テーブル72に保存する(ステップS321)。同様に、コンピュータPCが印刷ジョブP2を送信すると(ステップS312)、サーバSVは、印刷ジョブP2等を保存する(ステップS322)。
このとき、ジョブ情報テーブル72には、図8(a)に示すように、印刷ジョブP1及び印刷ジョブP2の情報が記憶されている。また、このとき、サーバSVは、プリンタPRT1から動作情報を未だ受け取っていないので、動作情報テーブル73には、図8(a)に示すように、記憶されている情報はない。
そして、ユーザAが印刷を実行するためにプリンタPRT1に移動し、認証機構57を用いて認証を行うと、プリンタPRT1は、サーバSVにユーザ名(ユーザA)を含む印刷ジョブリスト要求を送信する(ステップS342)。これに対して、サーバSVは、ジョブ情報テーブル72を参照して、ユーザAに関連付けられた印刷ジョブP1及び印刷ジョブP2について、印刷ジョブリストを作成し、プリンタPRT1に送信する(ステップS323)。
これに対し、プリンタPRT1は、受信した印刷ジョブリストを印刷機構54のディスプレイに表示させるので、ユーザAは、印刷機構54を操作して、印刷ジョブP1の印刷実行を指示する。プリンタPRT1は、この指示を受け付け(ステップS342)、サーバSVに印刷ジョブP1の送信を要求する(ステップS343)。これに対し、サーバSVは、印刷ジョブP1をプリンタPRT1に送信する(ステップS324)。
プリンタPRT1は、印刷ジョブP1を受信して、印刷を実行し(ステップS344)、サーバSVに印刷ジョブP1の印刷完了通知を送信する(ステップS345)。印刷ジョブP1の印刷完了通知を受信すると、サーバSVは、これに対応する印刷ジョブP1をジョブ記憶領域71から削除すると共に、印刷ジョブP1に対応する情報をジョブ情報テーブル72から削除する(ステップS325)。
ここで、プリンタPRT1は、図4に示した印刷ジョブ管理処理を行っている(ステップS346)。ここでの処理の内容は、以下の通りである。プリンタPRT1は、ステップS110において、動作「受け取った印刷ジョブリストのうち、印刷を実行しなかった印刷ジョブがある」を検知し、ステップS120において通知条件「ログアウトしたか」を満たしたと判断すると、ステップ130において、サーバSVに動作情報を送信する(ステップS347)。この動作情報には、動作「受け取った印刷ジョブリストのうち、印刷を実行しなかった印刷ジョブがある」に関連付けられた通知ID「5」と、印刷が実行されなかった印刷ジョブを示す印刷ジョブID「P2」が含まれる。なお、ここでは、動作情報に、動作回数は含まれないが、通知条件が「所定時間を経過したか」などである場合には、当該動作が複数回発生している可能性もあるので、動作回数も含まれることとなる。
一方、サーバSVでも図4に示した印刷ジョブ管理処理を行っており(ステップS326)、以下の処理が行われる。動作情報を受信すると、サーバSVは、図4のステップS220において、受信した動作情報に基づいて、動作情報テーブル73を記録・更新する。ここでのジョブ情報テーブル72及び動作情報テーブル73の情報は、図8(b)に示すとおりである。ジョブ情報テーブル72からは、上記ステップS325で印刷ジョブP1に対応する情報が削除されているので、ジョブ情報テーブル72には、印刷ジョブP2に対応する情報のみが記憶されている。また、動作情報テーブル73には、イベントID「E1」が発行され、これに関連付けて、受信した動作情報の内容が記憶されている。なお、本例では、動作情報には、動作回数は含まれないので、受信した動作情報の数に対応する「1」が「動作回数」として記録されている。
なお、本実施例では、サーバSVのCPU60は、プリンタPRT1の送信する動作情報に印刷ジョブID「P2」が含まれていることから、印刷ジョブP2の印刷を実行しなかったことを解釈する構成としているが、プリンタPRT1は、印刷ジョブIDを含めずに動作情報を送信し、サーバSVは、送信した印刷ジョブリストに記載された印刷ジョブのうち、印刷ジョブリストを送信してから、動作情報を受信するまでの間に送信しなかった印刷ジョブがあるか否かを判断することで、印刷未実行の印刷ジョブを解釈する構成としてもよい。
そして、サーバSVは、ステップS230において、削除条件を満足しているか否かを判断する。ここでは、動作情報テーブル73に記録された動作回数は「1」であり、削除条件「2」回を満足していないので、処理をステップS210に戻す、すなわち、印刷ジョブP2を保持することとなる。
また、ユーザAが、コンピュータPCに戻り、印刷ジョブP3について印刷指示を行い、コンピュータPCが印刷ジョブP3を送信すると(ステップS313)、サーバSVは、印刷ジョブP3等を保存する(ステップS327)。このとき、ジョブ情報テーブル72には、図8(c)に示すように、印刷ジョブP2及び印刷ジョブP3の情報が記憶されている。また、動作情報テーブル73には、図8(b)と同様の情報が記録されている。
そして、ユーザAがプリンタPRT1で認証を行うと、プリンタPRT1は、サーバSVにユーザ名(ユーザA)を含む印刷ジョブリスト要求を送信する(ステップS348)。これに対して、サーバSVは、印刷ジョブP2及び印刷ジョブP3について、印刷ジョブリストを作成し、プリンタPRT1に送信する(ステップS328)。
これに対し、プリンタPRT1は、ユーザAの操作により、印刷ジョブP3の印刷実行指示を受け付け(ステップS349)、サーバSVに印刷ジョブP3の送信を要求する(ステップS350)。これに対し、サーバSVは、印刷ジョブP3をプリンタPRT1に送信する(ステップS329)。
プリンタPRT1は、印刷ジョブP3を受信して、印刷を実行し(ステップS351)、サーバSVに印刷ジョブP3の印刷完了通知を送信する(ステップS352)。サーバSVは、これに対応する印刷ジョブP3をジョブ記憶領域71から削除すると共に、印刷ジョブP3に対応する情報をジョブ情報テーブル72から削除する(ステップS325)。
ここで、プリンタPRT1は、図4に示した印刷ジョブ管理処理を行っている(ステップS353)。ここでの処理は、上記ステップS353と同様であり、プリンタPRT1は、通知ID「5」、印刷ジョブID「P2」が含まれる動作情報をサーバSVに送信する(ステップS354)。
一方、サーバSVは、図4に示した印刷ジョブ管理処理を行っており(ステップS331)、以下の処理が行われる。動作情報を受信すると、サーバSVは、図4のステップS220において、受信した動作情報に基づいて、動作情報テーブル73を記録・更新する。ここでのジョブ情報テーブル72及び動作情報テーブル73の情報は、図8(d)に示すとおりである。ジョブ情報テーブル72には、印刷ジョブP2及びP3に対応する情報が記憶されている。また、動作情報テーブル73には、受信した動作情報に含まれる通知ID「5」、印刷ジョブID「P2」に対応する動作回数が「1」から「2」に更新されている。
そして、サーバSVは、ステップS230において、削除条件を満足しているか否かを判断する。ここでは、動作情報テーブル73に記録された動作回数は「2」であり、削除条件「2」回を満足しているので、サーバSVは、処理をステップS240に進め、印刷ジョブP2をジョブ記憶領域71から削除すると共に、印刷ジョブP2に対応する情報を、ジョブ情報テーブル72及び動作情報テーブル73から削除することとなる。
かかる構成の出力データ管理システム20において、プリンタPRT1は、印刷未実行の印刷ジョブの印刷が実行される可能性が小さいことを推測可能な、プリンタPRT1の動作履歴を動作情報として情報をサーバSVに提供する。一方、サーバSVは、プリンタPRT1から動作情報を受け取り、当該動作情報に含まれる動作履歴から想定される、印刷未実行の印刷ジョブが今後印刷される可能性を判断し、印刷される可能性が小さいときには、ジョブ記憶領域71に保持している印刷未実行の印刷ジョブを削除する。したがって、ユーザの印刷実行可能性を柔軟に反映して、有限であるジョブ記憶領域71の容量の利用性を向上させて、印刷ジョブの管理が行える。
また、かかる構成の出力データ管理システム20において、サーバSVは、受け取った動作情報が変更条件テーブル74の条件を満たす場合に、保持している印刷ジョブを削除するので、動作情報に含まれるプリンタPRT1の動作履歴の種類や回数に応じて変動する、印刷未実行の印刷ジョブの印刷が実行される可能性を反映して、柔軟な印刷ジョブの管理が行える。
B.第2実施例:
第1実施例においては、図4に示した印刷ジョブ管理処理において、サーバSVが、プリンタPRT1から受信した動作情報に基づいて、ジョブ記憶領域71に保持する印刷ジョブの削除を行う構成について示したが、第2実施例においては、当該動作情報に基づいて、ジョブ記憶領域71に保持する印刷ジョブの保持期間の変更を行う構成について示す。
第2実施例におけるサーバSVでは、印刷ジョブを保持する保持期間が定められており、保持期間を経過した印刷ジョブは、印刷の実行がなされていなくても、削除される構成としている。なお、ここでは、保持期間として、6時間が設定されているものとする。
第2実施例としての印刷ジョブ管理処理の流れを図9に示す。図4に示した第1実施例との違いは、サーバSVの処理において、ステップS220〜S240に代えて、ステップS420の処理を行う点である、なお、図4と同様のステップについては、図4と同一の符号を付し、説明を簡略化する。まず、プリンタPRT1は、ステップS110において、第1実施例と同様に、所定の動作をモニタリングしている。本例においてモニタリングする動作は、図10の第2列に示すとおりであり、図5に示した動作に、印刷ジョブを削除する操作において、「受け取った印刷ジョブリストのうち、削除を実行しなかった印刷ジョブがある」(通知ID6に対応)という動作が加えられている。
ここで設定される動作は、サーバSVでスプールされている印刷ジョブについて、今後、印刷が実行される可能性が小さいこと、または、印刷が実行される可能性が大きいことを推測可能な動作である。例えば、所定のユーザが、プリンタPRT1で印刷ジョブ削除操作を行ったにもかかわらず、所定の印刷ジョブの削除が実行されていなければ、当該ユーザが、今後、印刷未実行の印刷ジョブを印刷する可能性は大きいと推測できるわけである。
図10に例示する動作では、通知ID「0」〜「5」の動作については、第1実施例と同様に、印刷が実行される可能性が小さいことを推測可能な動作である。また、通知ID「6」の動作については、印刷が実行される可能性が大きいことを推測可能な動作である。
そして、CPU30は、第1実施例と同様に、ステップS120において、所定の通知条件を満足するか否かを判断する。ここでは、通知ID「0」〜「5」の動作についての通知条件は、第1実施例と同様であり、通知ID「6」の動作については、通知条件を「ログアウトしたか」に設定している。
所定の通知条件の判断の結果、通知条件を満足している場合には(ステップS120:YES)、第1実施例と同様に、CPU30は、動作履歴記憶領域42に記憶された動作情報をサーバSVに送信する(ステップS130)。
ここで送信される動作情報は、図10の第4列に示す情報である。ここでは、通知ID「0」及び「1」の動作に関するものは、第1実施例と同様に、通知IDとユーザ名としている。また、通知ID「2」及び「3」の動作に関するものは、第1実施例と比べて、「累積時間」を省略している。また、通知ID「4」及び「5」の動作に関するものは、第1実施例と比べて、「動作回数」を省略し、通知ID「6」に関するものは、通知ID及びジョブIDとしている。このように「累積時間」や「動作回数」を省略しているのは、第2実施例では、サーバSVは、これらの情報にかかわらず、ジョブ記憶領域71に保持する印刷ジョブの保持期間の変更を行う構成としているからである。その詳細については後述する。
一方、サーバSVでは、コンピュータPCから印刷ジョブを受信すると、第1実施例と同様に、CPU60が、当該印刷ジョブをジョブ記憶領域71に記憶すると共に、ジョブ記憶領域71に保持された印刷ジョブに対応する情報を、ジョブ情報テーブル72に記憶している。ただし、第2実施例では、動作情報テーブル73には、情報は記憶されていない。ジョブ情報テーブル72に記憶される情報の具体例を図11に示す。この例では、第1実施例として図8(a)に示したジョブ情報テーブル72の情報に加え、保持する印刷ジョブの削除時間が記憶されている。前述したとおり、印刷ジョブの保持期間は6時間であるため、例えば、「2008年1月28日12時」に受信した印刷ジョブP1の削除時間は、「2008年1月28日18時」である。
そして、プリンタPRT1から動作情報を受信すれば(ステップS210:YES)、CPU60は、変更部63の処理として、通知IDごとに保持期間の変更時間が定められた変更条件テーブル74を参照して、受信した動作情報に対応する印刷ジョブについて、変更条件テーブル74に定められた変更時間の分だけ、保持期間を変更し(ステップS420)、処理を元に戻す。変更条件テーブル74の具体例を図12に示す。この例では、印刷が実行される可能性が小さいことを推測できる動作に対応する通知ID「0」〜「5」に対しては、保持期間の短縮値がそれぞれ定められている。また、印刷が実行される可能性が大きいことを推測できる動作に対応する通知ID「6」に対しては、保持期間の延長値が定められている。
例えば、図11に示した例を用いれば、CPU60は、ステップS420において、通知ID「1」、ユーザ名「A」を含む動作情報を受信した場合には、ユーザ名「A」に対応する印刷ジョブP1及びP2の保持期間を、通知ID「1」に対応する変更時間である0.5時間だけ削減する。すなわち、印刷ジョブP1の削除時間を「2008年1月28日17時30分」に変更し、印刷ジョブP2の削除時間を「2008年1月28日17時31分」に変更する。また、通知ID「6」、ジョブID「P2」を含む動作情報を受信した場合には、ジョブID「P2」に対応する印刷ジョブP2の保持期間を通知ID「6」に対応する変更時間である6時間だけ延長、すなわち、印刷ジョブP2の削除時間を「2008年1月29日00時01分」に変更するのである。
なお、第2実施例においては、サーバSVのCPU60は、動作情報を受け取ると、常に、対応するジョブ記憶領域71に保持している印刷ジョブの保持期間を変更する構成としたため、動作情報テーブル73を用いない構成としたが、このような構成に限られるものではない。例えば、動作情報を受け取るたびに、保持期間を変更する構成に代えて、所定の通知IDを所定回数受け取るたびに、保持期間を変更する構成としてもよい。このような場合には、変更条件テーブル74には、図12に示した削減値または延長値に加えて、保持期間の変更条件となる動作回数等を通知IDと関連付けて記憶しておき、第1実施例と同様に、動作情報を受け取るたびに、動作情報テーブル73の情報を記録・更新し、動作情報テーブル73の動作回数等が変更条件テーブル74の保持期間の変更条件を満たすたびに、保持期間を変更する構成としてもよい。
また、第2実施例においては、サーバSVは、プリンタPRT1から受け取った動作情報に応じて、印刷ジョブの保持期間を短縮、または、延長する構成としたが、短縮、延長のうち、いずれか一方のみを行う構成としてもよい。
かかる構成の出力データ管理システム20において、プリンタPRT1は、印刷が実行される可能性が小さいこと、または、印刷が実行される可能性が大きいことを推測可能な、プリンタPRT1の動作履歴を動作情報として情報をサーバSVに提供する。一方、サーバSVは、プリンタPRT1から動作情報を受け取り、当該動作情報に含まれる動作履歴から、印刷未実行の印刷ジョブが今後印刷される可能性が小さいと判断されるときには、ジョブ記憶領域71に保持している印刷未実行の印刷ジョブの保持期間を短縮し、印刷される可能性が大きいと判断されるときには、保持期間を延長する。したがって、ユーザの出力実行可能性を柔軟に反映して、有限であるジョブ記憶領域71の容量の利用性を向上させて、印刷ジョブの管理が行える。
C.第3実施例:
第3実施例としての印刷ジョブ管理処理の流れは、概ね図4に示した第1実施例としての印刷ジョブ管理処理と同様である。第1実施例と異なる点は、ステップS130においてプリンタPRT1が送信する動作情報には、図10に例示した動作と同様に、印刷が実行される可能性が小さいことを推測できる動作と、印刷が実行される可能性が大きいことを推測できる動作とが含まれ得る点である。また、変更条件テーブル74の条件を満たすと判断した場合に(ステップ230:YES)、ステップS240において、印刷ジョブの削除に代えて、保持する印刷ジョブのデータ形式を変更する点である。
具体的には、ステップS230において、ユーザの印刷実行可能性が小さいと推測される動作(図10の例では、通知ID「0」〜「5」の動作)に対応する条件を満足した際には、ステップS240において、ジョブ記憶領域71に保持された、対応する印刷ジョブを、サーバSVが備える圧縮回路を用いて、可逆圧縮し、これを圧縮データ形式で保持する。なお、圧縮方式は、特に限定するものではなく、LZ方式、ZIP方式、CAB方式など、種々の公知の圧縮方式を用いることができる。
一方、ステップS230において、ユーザの印刷実行可能性が大きいと推測される動作(図10の例では、通知ID「6」の動作)に対応する条件を満足した際には、ステップS240において、ジョブ記憶領域71に保持された、対応する印刷ジョブが圧縮データ形式で保持されている場合には、当該印刷ジョブを、サーバSVが備える伸張回路を用いて、伸張し、これを伸張データ方式で保持する。
かかる構成としても、ユーザの印刷実行可能性を柔軟に反映して、有限であるジョブ記憶領域71の容量の利用性を向上させて、印刷ジョブの管理が行える。なお、本実施例においては、可逆圧縮形式と非圧縮形式との間で、保持する印刷ジョブのデータ形式を変更する構成としたが、変更するデータ形式は、このような構成に限るものではなく、相対的にデータ容量が異なるデータ形式間で変更する構成であればよい。例えば、非可逆圧縮形式と可逆圧縮形式との間で変更する構成でもよい。また、本実施例においては、印刷ジョブの圧縮、または、伸張を行う構成としたが、圧縮のみを行う構成としてもよい。
D.第4実施例:
第4実施例としての印刷ジョブ管理処理の流れは、図4に示した第1実施例としての印刷ジョブ管理処理と同様である。第1実施例と異なる点は、変更条件テーブル74の条件を満たすと判断した場合に(ステップ230:YES)、ステップS240において、印刷ジョブの削除に代えて、保持する印刷ジョブを他の記憶媒体に出力して、ジョブ記憶領域71から退避させることである。ここで、他の記憶媒体とは、ハードディスクドライブ70におけるジョブ記憶領域71以外の領域や、サーバSVに接続された外部記憶媒体などとしてもよいし、ローカルエリアネットワークLAN上に接続された他の端末やサーバの記憶媒体としてもよい。
また、図10の通知ID「6」の動作に例示したような印刷が実行される可能性が大きいことを推測可能な動作に係る動作情報をプリンタPRT1から受け取ったときには、CPU60は、他の記憶媒体に退避させた印刷ジョブを再度読み込んだり、他の端末やサーバに退避させた印刷ジョブの送信要求を送信し、印刷ジョブを再度取得したりして、ジョブ記憶領域71に、退避させた印刷ジョブを戻してもよい。
かかる構成としても、ユーザの印刷実行可能性を柔軟に反映して、有限であるジョブ記憶領域71の容量の利用性を向上させて、印刷ジョブの管理が行える。
E.変形例:
上述した実施例の変形例について説明する。
E−1.変形例1:
実施例では、印刷ジョブ管理処理において、サーバSVは、ジョブ記憶領域71の状態にかかわらず、一律の処理を行う構成としたが、ジョブ記憶領域71における新たな印刷ジョブを保持する能力が所定の状態に達した場合にのみ、保持する印刷ジョブの扱いを変更する構成としてもよい。
具体的には、第1実施例であれば、以下の構成として実現することができる。サーバSVのCPU60は、ステップS230において、変更条件テーブル74に定められた条件を満足したと判断すると、更に、ジョブ記憶領域71の空き容量を把握し、空き容量が所定値以下であるか否かを判断する。その結果、空き容量が所定値(絶対値、または割合)以下である場合のみ、処理をステップS230に進めて、対応する印刷ジョブの削除を行い、空き容量が所定値よりも大きい場合には、処理をステップS210に戻す。
なお、ステップS230で付加する判断は、ジョブ記憶領域71の空き容量が所定値以下であるか否かに限らず、ジョブ記憶領域71の空き容量が所定値以上であるか否かであってもよい。例えば、空き容量に余裕があれば、印刷ジョブの保持期間を延長するなどの処理も行えるからである。また、「所定の状態」とは、記憶容量の絶対値や割合により特定される状態に限らず、例えば、ジョブ記憶領域71に保持された印刷ジョブの数が所定数以上であるかなどであってもよい。
かかる構成によれば、ジョブ記憶領域71における新たな印刷ジョブを保持する能力に応じて、より柔軟に印刷ジョブの管理を行うことができる。
E−2.変形例2:
サーバSVは、ジョブ記憶領域71における新たな印刷ジョブを保持する能力に応じて、保持する印刷ジョブの扱いの変更の内容や程度を変化させる構成としてもよい。具体的には、保持する印刷ジョブの扱いの変更の内容を変化させる構成は、例えば、以下の構成として実現することができる。サーバSVのハードディスクドライブ70には、印刷ジョブの削除条件が定められた変更条件テーブル74aと、印刷ジョブの保持期間の短縮条件が定められた変更条件テーブル74bと、印刷ジョブの圧縮条件が定められた変更条件テーブル74cとを記憶しておく。そして、CPU60は、ステップS220において、動作情報テーブル73を更新した後に、ジョブ記憶領域71の空き容量を把握し、ステップS230において、把握した空き容量が所定値Th1よりも少ない場合には、変更条件テーブル74aを参照して、条件を満足している場合に、印刷ジョブを削除する。把握した空き容量が所定値Th1とTh2との間にある場合には、変更条件テーブル74bを参照して、条件を満足している場合に、印刷ジョブの保持期間を短縮する。把握した空き容量が所定値Th2と所定値TH3との間にある場合には、変更条件テーブル74cを参照して、条件を満足している場合に、印刷ジョブの圧縮を行う。そして、把握した空き容量が所定値TH3よりも大きい場合には、条件を満足している場合であっても、印刷ジョブの保持に関する扱いを変更しない。すなわち、ジョブ記憶領域71の余裕度に応じて、印刷ジョブの保持に関する扱いを変化させるのである。
また、保持する印刷ジョブの扱いの変更の程度を変化させる構成は、第2実施例であれば、例えば、以下の構成として実現することができる。サーバSVのハードディスクドライブ70には、ジョブ記憶領域71の空き容量が比較的大きい場合に対応する、印刷ジョブの保持期間の短縮時間を大きくした変更条件テーブル74dと、空き容量が比較的小さい場合に対応する、印刷ジョブの保持期間の短縮時間を小さくした変更条件テーブル74eとを記憶しておく。そして、CPU60は、ステップS220において、動作情報テーブル73を更新した後に、ジョブ記憶領域71の空き容量を把握し、ステップS230において、把握した空き容量に対応する変更条件テーブル74dまたは74eを参照して、印刷ジョブの削除条件を満足しているか否かを判断する。
上述の構成によっても、ジョブ記憶領域71における新たな印刷ジョブを保持する能力に応じて、より柔軟に印刷ジョブの管理を行うことができる。
E−3.変形例3:
実施例においては、サーバSVは、ジョブ情報テーブル72において、印刷ジョブと、コンピュータPCから印刷ジョブと併せて受信したユーザ名とを関連付けて管理する構成とした。また、サーバSVは、動作情報テーブル73において、プリンタPRT1から受信する動作情報に含まれる通知IDの種類によっては、併せて含まれるユーザ名と、プリンタPRT1の動作(通知ID)とを関連付けて管理する構成とした。そして、動作情報テーブル73に記憶された所定の動作が所定条件を満足したときに、当該動作に関連付けられたユーザ名と、印刷ジョブに関連付けられたユーザ名とが一致する場合に、当該印刷ジョブの保持の扱いを変更する構成とした。
しかし、ジョブ情報テーブル72や動作情報テーブル73で印刷ジョブや動作と関連付けて管理されるユーザの情報は、ユーザ名に限られるものではなく、ユーザの属性であればよく、動作に関連付けられたユーザの属性と、印刷ジョブに関連付けられたユーザの属性とが対応関係にある場合に、当該印刷ジョブの保持の扱いを変更する構成とすることもできる。例えば、動作と印刷ジョブに関連付けられるユーザの属性は、いずれか一方、または、両者をグループ名としてもよい。この場合、両者の属性が一致または包含関係にあれば、ユーザの属性同士が対応関係にあるとしてもよい。かかる構成によっても、より柔軟に印刷ジョブの管理を行うことができる。
E−4.変形例4:
変形例2においては、サーバSVは、ジョブ記憶領域71における新たな印刷ジョブを保持する能力に応じて、保持する印刷ジョブの扱いの変更の内容や程度を変化させる構成としたが、これに代えて、ジョブ情報テーブル72や動作情報テーブル73で管理されるユーザの属性に応じて、変更内容または程度を変化させてもよい。このような場合には、ユーザの属性毎に、変更条件テーブル74を設定しておけばよい。かかる構成によっても、より柔軟に印刷ジョブの管理を行うことができる。
また、サーバSVは、ジョブ記憶領域71で保持される印刷ジョブの容量に応じて、変更内容または程度を変化させてもよい。このような場合には、ジョブ容量の段階毎に、変更条件テーブル74を設定しておけばよい。かかる構成によっても、より柔軟に印刷ジョブの管理を行うことができる。
E−5.変形例5:
実施例においては、単一の動作の履歴(例えば、通知ID「5」の動作)が、変更条件テーブル74の条件を満たしたときに、印刷ジョブの保持に関する扱いを変更する構成としたが、複数の動作の履歴を総合的に判断して、所定の条件を満たした場合に、印刷ジョブの保持に関する扱いを変更する構成としてもよい。例えば、サーバSVは、動作情報テーブル73で管理される複数の動作履歴について、所定の重み付けを行って、点数化し、その点数が所定値に達した場合に、印刷ジョブの保持に関する扱いを変更してもよい。こうすれば、より的確に、印刷ジョブの印刷実行可能性を反映した管理が行える。
E−6.変形例6:
実施例においては、プリンタPRT1は、所定の動作が発生すると、必ず、当該動作を動作履歴記憶領域42に記録し、その内容を動作情報としてサーバSVに送信する構成としたが、サーバSVに送信する動作履歴は、プリンタPRT1が所定の印刷ジョブを印刷可能な状態で行われたものに限ってもよい。具体的には、例えば、プリンタPRT1のCPU30は、動作判断部32の処理として、自己の動作状態が、所定の印刷ジョブを印刷可能な状態、例えば、プリンタPRT1が、紙切れ、トナー切れ、カバーオープンなどのエラー中でない状態や、これから印刷を実行しようとするユーザと異なるユーザの印刷ジョブの印刷を実行中でない状態であるか否かを判断しており、所定の印刷ジョブを印刷可能な状態であると判断した場合において行われた所定の動作の履歴のみ、図4のステップS110において、動作履歴記憶領域42に記録し、それに基づいてステップS130において、動作情報を送信する構成とすることができる。かかる構成とすれば、全ての動作履歴を反映して、サーバSVが、印刷ジョブの管理を行う場合と比べて、ユーザの印刷実行可能性の推測の確度を高めることができる。
E−7.変形例7:
実施例においては、データ出力装置であるプリンタPRT1と、データ管理装置であるサーバSVとは、分離して設置される構成としたが、一体化して設置されてもよい。例えば、プリンタPRT1にサーバ機能を持たせてもよい。
E−8.変形例8:
実施例では、プリンタPRT1は、認証機構57を用いて、プリンタPRT1を操作するユーザの属性を把握し、これを動作情報に含める構成としたが、ユーザの属性は、その他の方法で把握してもよい。例えば、プリンタPRT1を操作するユーザが、入力機構56を用いて、自分の属性を入力する構成であってもよい。
E−9.変形例9:
実施例においては、サーバSVが、動作情報テーブル73を用いて、プリンタPRT1,PRT2の動作履歴を管理したが、プリンタPRT1側で、動作履歴の情報を管理し、所定のタイミング、例えば、削除条件を満足した時点で、動作情報または、削除指示をサーバSVに送信する構成としてもよい。
E−10.変形例10:
実施例においては、ローカルエリアネットワークLAN上に接続されるサーバSVが1台のみの構成について示したが、サーバSVは、複数台であってもよい。このような場合には、プリンタPRT1は、同一の動作情報を、複数のサーバSVに送信する構成としてもよい。動作情報を送信するサーバSVは、予め定められた複数のSVとしてもよいし、SNMP(Simple Network Management Protocol)などにより、検索されたサーバSVとしてもよい。
例えば、ユーザが、プリンタPRT1にログインした場合には、ユーザは、プリンタPRT1によって、サーバSV1保持された印刷ジョブとサーバSV2に保持された印刷ジョブの両方について、印刷を実行することが可能であるから、その動作情報は、サーバSV1及びサーバSV2のいずれで保持されている印刷ジョブに対しても、印刷実行可能性の推測に影響を与えることとなる。すなわち、プリンタPRT1の動作情報は、複数のサーバSVにとって有用であるから、動作情報を複数のサーバSVに送信すれば、複数のサーバSVで柔軟に印刷ジョブの管理を行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を脱しない範囲において、種々なる態様で実施できることは勿論である。例えば、本発明は、データ出力装置としてのプリンタの構成例を示したが、データ出力装置は、プリンタに限らず、記憶媒体へのデータの出力を行う記憶媒体ドライブ、表示装置への出力を行う端末など、種々のデータ出力装置として実現することができ、データ管理装置は、これらの出力装置で出力する出力用データを管理するデータ管理装置として実現することができる。また、本発明は、実施例に示した出力データ管理システムやデータ出力装置及びデータ管理装置としての構成に限らず、出力データ管理方法、プログラム、記憶媒体等の形態でも実現することができる。
出力データ管理システム20の概略構成を示す説明図である。 プリンタPRT1の概略構成を示す説明図である。 サーバSVの概略構成を示す説明図である。 第1実施例としての印刷ジョブ管理処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施例におけるプリンタPRT1が送信する動作情報の内容、動作情報の通知条件等の説明図である。 第1実施例における変更条件テーブル74の具体例を示す説明図である。 印刷ジョブ管理処理とその前段の処理の流れを示す説明図である。 第1実施例におけるジョブ情報テーブル72及び動作情報テーブル73の具体例を示す説明図である。 第2実施例としての印刷ジョブ管理処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施例におけるプリンタPRT1が送信する動作情報の内容、動作情報の通知条件等の説明図である。 第2実施例におけるジョブ情報テーブル72の具体例を示す説明図である。 第2実施例における変更条件テーブル74の具体例を示す説明図である。
符号の説明
20...出力データ管理システム
30...CPU
31...動作把握部
32...動作判断部
33...情報提供部
40...EEPROM
42...動作履歴記憶領域
51...ROM
52...RAM
53...入力機構
54...印刷機構
55...スキャナ
56...FAX送信機構
57...認証機構
58...インタフェース
60...CPU
61...記憶部
62...取得部
63...変更部
70...ハードディスクドライブ
71...ジョブ記憶領域
72...ジョブ情報テーブル
73...動作情報テーブル
74...変更条件テーブル
81...ROM
82...RAM
88...インタフェース
PC...コンピュータ
SV...サーバ
PRT1,PRT2...プリンタ
LAN...ローカルエリアネットワーク

Claims (19)

  1. 所定のデータ出力装置で出力する出力用データを管理する出力データ管理装置であって、
    前記出力用データを保持する記憶手段と、
    前記データ出力装置の動作履歴に関する情報である動作情報を、該データ出力装置から受け取る取得手段と、
    該受け取った動作情報に基づき、前記保持された出力用データのうち、前記データ出力装置で出力が実行されていない出力用データの保持に関する扱いを変更する変更手段と
    を備えた出力データ管理装置。
  2. 前記動作情報は、前記データ出力装置に対応付けられた認証装置において行われる認証の履歴である請求項1記載の出力データ管理装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の出力データ管理装置であって、
    前記動作情報は、前記データ出力装置において、前記記憶手段が保持する第1の出力用データが出力されたにもかかわらず、前記第1の出力用データとは異なる、前記記憶手段が保持する第2の出力用データが出力されていないことを示す履歴であり、
    前記変更手段は、前記動作情報に基づき、前記第2の出力用データの保持に関する扱いを変更する
    出力データ管理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか記載の出力データ管理装置であって、
    前記動作情報は、前記データ出力装置において、前記記憶手段が保持する第1の出力用データを削除する指示を受け付けたにもかかわらず、前記第1の出力用データとは異なる、前記記憶手段が保持する第2の出力用データの削除指示を受け付けていないことを示す履歴であり、
    前記変更手段は、前記動作情報に基づき、前記第2の出力用データの保持に関する扱いを変更する
    出力データ管理装置。
  5. 前記保持に関する扱いの変更は、前記記憶手段が保持する前記出力用データを削除する、または、退避させることである請求項1ないし請求項3のいずれか記載の出力データ管理装置。
  6. 前記保持に関する扱いの変更は、前記記憶手段が保持する前記出力用データの予め定められた保持期間を変更することである請求項1ないし請求項5のいずれか記載の出力データ管理装置。
  7. 前記保持に関する扱いの変更は、前記記憶手段が保持する前記出力用データのデータ形式を変更することである請求項1ないし請求項6のいずれか記載の出力データ管理装置。
  8. 前記変更手段は、前記受け取った動作情報が所定の条件を満たす場合に、前記変更を行う請求項1ないし請求項7のいずれか記載の出力データ管理装置。
  9. 前記変更手段は、前記記憶手段における新たな出力用データを保持する能力が所定の状態に達している場合に、前記変更を行う請求項1ないし請求項8のいずれか記載の出力データ管理装置。
  10. 前記変更手段は、前記記憶手段における新たな出力用データを保持する能力に応じて、前記変更の内容または程度を変化させる請求項1ないし請求項9のいずれか記載の出力データ管理装置。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれか記載の出力データ管理装置であって、
    前記記憶手段は、前記出力用データを、該出力用データに関連するユーザである第1のユーザの属性と関連付けて保持し、
    前記動作履歴は、前記データ出力装置を動作させたユーザである第2のユーザの属性と関連付けられた履歴であり、
    前記変更手段は、前記受け取った動作情報に関連付けられた前記第2のユーザの属性に対応する第1のユーザの属性と関連付けられた出力用データの保持に関する扱いを変更する
    出力データ管理装置。
  12. 請求項1ないし請求項11のいずれか記載の出力データ管理装置であって、
    前記動作履歴は、前記データ出力装置を動作させたユーザの属性と関連付けられた履歴であり、
    前記変更手段は、前記受け取った動作情報に関連付けられたユーザの属性に応じて、前記変更の内容または程度を変化させる
    出力データ管理装置。
  13. 出力データ管理装置から出力用データを受け取って、該出力用データを出力するデータ出力装置であって、
    前記データ出力装置に関する所定の動作を把握する動作把握手段と、
    該把握した動作の履歴である動作情報を、前記データ管理装置に提供する提供手段と
    を備えたデータ出力装置。
  14. 請求項13記載のデータ出力装置であって、
    更に、前記所定の動作が行われたときの前記データ出力装置の状態が、前記データ出力装置が所定のデータを出力可能な状態であるか否かを判断する判断手段を備え、
    前記提供手段は、前記出力可能な状態で行われた、前記データ出力装置の動作の履歴のみからなる動作情報を、前記データ管理装置に提供する
    データ出力装置。
  15. 所定のデータを出力するデータ出力装置と、該データ出力装置が出力する出力用データを管理する出力データ管理装置とを備えた出力データ管理システムであって、
    前記出力用データを保持する記憶手段と、
    前記データ出力装置に関する所定の動作を把握する動作把握手段と、
    該把握した動作の履歴に基づいて、前記保持された出力用データのうち、前記データ出力装置で出力が実行されていない出力用データの保持に関する扱いを変更する変更手段と
    を備えた出力データ管理システム。
  16. 所定のデータ出力装置に出力する出力用データを、出力データ管理装置が管理する出力データ管理方法であって、
    前記出力用データを保持し、
    前記データ出力装置の動作履歴に関する情報である動作情報を取得し、
    該取得した動作情報に基づいて、前記保持された出力用データのうち、前記データ出力装置で出力が実行されていない出力用データの保持に関する扱いを変更する
    出力データ管理方法。
  17. 所定のデータ出力装置に出力する出力用データを管理するためのコンピュータプログラムであって、
    前記出力用データを保持する記憶機能と、
    前記データ出力装置の動作履歴に関する情報である動作情報を、該データ出力装置から受け取る取得機能と、
    該受け取った動作情報に基づき、前記保持された出力用データのうち、前記データ出力装置で出力が実行されていない出力用データの保持に関する扱いを変更する変更機能と
    をコンピュータに実現させるプログラム。
  18. 出力データ管理装置が出力用データを管理するための情報を、該出力データ管理装置に提供するためのコンピュータプログラムであって、
    前記データ出力装置に関する所定の動作を把握する動作把握機能と、
    該把握した動作の履歴に関する情報を、前記データ管理装置に提供する提供機能と
    をコンピュータに実現させるプログラム。
  19. 請求項17または請求項18記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録した記録媒体。
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