JP2009233250A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別図柄ゲームを実行する複数の表示装置を備えた遊技機において、偶発的に複数の特別図柄ゲームが複数同時に進行したとき、遊技者は常に複数の変動表示装置に注意を払らっていなければならず、遊技の興趣が削がれる問題が生じていた。
【解決手段】複数の特別図柄ゲームが同時に進行する事態が生じたときは、先に特別図柄ゲームを開始した表示装置の変動終了と、後から特別図柄ゲームを開始した表示装置の変動終了が同期するように、同時進行している特別図柄ゲームの特別図柄の変動時間を調整する。
【選択図】図5

Description

本発明は、始動口に入球することにより変動表示装置に表示される識別情報がスクロール変動し、所定時間後に変動停止したときの識別情報の停止表示結果態様に基づいて大入賞口に入球し易くする大当りゲームや遊技価値の付与を可能とする、識別情報ゲームを行う遊技機において、当該識別情報ゲームを実行する変動表示装置を複数備えたパチンコ遊技機に関する。
識別情報ゲームを実行する為に複数の表示装置を備えた遊技機においては、各表示装置における識別情報ゲームは別個独立に発生し、当該識別情報ゲームの停止表示結果態様に基づいて別個独立に大入賞口の開放などの遊技価値が付与されていた。
このときに複数の識別情報ゲームが同時に進行する事態が生じたとき、当該識別情報ゲームの結果に応じて最大の利益を得るためには、遊技者は常に複数の表示装置に注意を払っていなければならなかった。
そこで、従来は、識別情報ゲームが複数同時に進行する事態が生じた際には、一方を中断して当該ゲームが同時進行しないように遊技機を制御していた(特許文献1参照)。
特開2005−185682号公報
上記従来例においては、大当り遊技に同時当選した場合でも大当り遊技の実行が順次行われるため、遊技者にとっては現在どのような遊技状態になっているかわかりやすい利点が存在する。 しかしながら、当該生じた複数の識別情報ゲームが、順次行われることにより、当該複数の変動表示ゲームを全て終了させる迄には相当の時間を費やさねばならないために、閉店時間間際など遊技の続行に十分な時間がない場合や、遊技者自身の遊技時間の都合等により、当該変動ゲームで複数当選した場合でもこれら全ての大当りの利益を享受することができない問題が生じていた。
さらに、当該識別情報ゲームで与えられるかもしれない、大当りゲームや遊技価値付与の享受を延々と待つこととなるので、遊技の興趣が削がれる問題が生じていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、複数の識別情報ゲームが同時に進行するときは、複数の変動表示装置で変動している識別情報が同時に変動停止し、同時に大当りゲームを実行可能にする遊技機の提供を目的とする。
複数の始動口と、各始動口に対応する識別情報を変動可能な複数の表示手段と、
当該各表示手段の識別情報を、始動口への入球に基づいてゲーム実行フラグを立てると共に、識別情報の所定時間変動と乱数抽選の判定結果に応じた図柄で停止表示させる識別情報変動ゲームと、当該判定が大当りのときには、大当りフラグを立てて、大入賞口を開閉する大当りゲーム、又は、当該大当りゲームに加えて遊技者に有利な特別遊技状態へ移行する遊技価値を付与可能とする特別遊技とを行う識別情報ゲームを実行する各識別情報ゲーム実行手段と、
前記識別情報ゲーム実行手段において前記識別情報変動ゲーム、及び前記特別遊技を各々実行する識別情報変動ゲーム実行手段、及び特別遊技実行手段と、
前記識別情報ゲーム実行手段が識別情報を変動させる変動時間を設定するために用いる、通常変動表示時間テーブルと、当該通常変動表示時間テーブルより変動時間が長く設定された特定変動表示時間テーブルを格納する変動表示時間テーブル記憶手段と、
少なくとも前記各手段を含むパチンコ遊技各種手段を制御する遊技制御手段と、
を備えたパチンコ遊技機において、
前記遊技制御手段が、
1の識別情報ゲーム実行手段において新たに大当りフラグが立ったのを検出したとき、他の識別情報ゲーム実行手段において既に大当りフラグが立っているか否か判断し、他の識別情報ゲーム実行手段に大当りフラグが立っていないと判断したときは、前記特定変動表示時間テーブルに基づいて決定した変動時間を新たに大当りフラグが立った識別情報ゲーム実行手段に出力して識別情報ゲームを実行させ、一方、他の識別情報ゲーム実行手段に既に大当りフラグが立っていると判断したときは、前記通常変動表示時間テーブルに基づいて決定した変動時間を新たに大当りフラグが立った識別情報ゲーム実行手段に出力して識別情報ゲームを実行させると共に、当該大当りフラグの立っている複数の識別情報ゲーム実行手段の内、識別情報変動ゲームの終了時間が最も早い識別情報変動ゲームの終了に同期して他の識別情報変動ゲームが終了するように、当該他の識別情報ゲーム実行手段を制御すると共に、続けて開始される大当りゲームにおける大入賞口の開閉が同期するように当該複数の識別情報特別遊技実行手段を制御することを特徴とする。
また、識別情報ゲーム開始の契機となる複数の始動口を、上下に連接した始動口にすることにより、1の識別情報ゲームが開始されると必ず他の識別情報ゲームも開始されることとなるので、遊技の興趣が向上する。
実行中の複数の識別情報ゲームの結果が短時間で判明するので、遊技のスピード感が向上し、遊技の興趣が向上する効果を奏する。
各識別情報ゲームにて付与される遊技価値、例えば、変動入賞装置同士を一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に近接配置することにより、複数の識別情報ゲームの結果が個々バラバラであっても、すなわち、一方はハズレ、他方は当たりとなった場合でも、遊技球の狙う箇所を確認することなく、当たりが発生すれば、どちらの変動ゲームによる当たりであるかに係わらず遊技球の狙う箇所が同様箇所となるので、遊技者が獲得する賞球が増加して遊技の興趣をさらに向上する効果を奏する。
発明の実施の形態について図面を参照して説明すると、図1は本発明の実施形態例に係わる弾球遊技機の正面斜視図、図2は遊技盤9の正面模式図、図3はパチンコ遊技機の裏面斜視図、図4は制御回路のブロック構成図、図5は本発明の、特別図柄変動表示装置相互間の変動状態を示す図、図6は本発明の実施例の制御処理を示すフローチャートである。
図1に示すように、本実施形態例に係わる弾球遊技機1は、遊技場の島設備に設置される外枠2と、外枠2の内側に設けられた本体(プラ枠)3,本体3に収納保持される遊技盤9、本体3に扉状に開閉自在に取り付けられた前扉と、当該前扉にに更に扉状に開閉自在に取り付けられたガラス枠に保持されたガラス板7と、前扉の上部に取り付けられたスピーカ4、電飾5、本体(プラ枠)3下方に取り付けられた、遊技球を貯留する球受皿6、発射駆動装置8、発射駆動装置へ案内された遊技球を打ち出す操作ハンドル8−1等を具備している。
遊技盤9は、ガイドレール10で囲まれた遊技領域を有しており、遊技者の手動操作によって発射ハンドル8−1が任意角度に回転されると、発射装置8から遊技領域に向けて遊技球が打ち出されるようになっている。遊技領域の中央付近には液晶パネル(LCD)等からなる第1特別図柄変動表示装置11−1、第2特別図柄変動表示装置11−2が併設されており、当該第1特別図柄変動表示装置10の側方には、遊技球が通過(以下「通過」を「入球」という)したことを契機に、第1の識別情報(以下「識別情報」を「特別図柄」という)についての乱数抽選の実行、及び第1の特別図柄の変動を開始させる第1スルーゲート12(以下「第1始動口」という)と、同様に遊技球が入球したことを契機に、第2の特別図柄についての乱数抽選の実行、及び第2の特別図柄の変動を開始させる第2スルーゲート13(以下「第2始動口」という)が配設されており、さらに、当該第1始動口12と第2始動口は、上下に連接する形で配設されている。
併設されている第1特別図柄変動表示装置11−1、第2特別図柄変動表示装置11−2の下方には、入賞部となる第1、第2大入賞口14,15と当該大入賞口を開閉する開閉手段を備える役物装置が配設され、当該第1大入賞口14と第2大入賞口15の配置は、一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に近接配置されており、この第1大入賞口14、第2大入賞口15は、第1、及び第2の特別図柄についての乱数抽選結果に基づいて開閉動作される。
さらに、遊技領域には、前記第1、第2始動口12、13、第1、第2大入賞口14,15、一般入賞口16の他に図示しない複数の釘、風車等が配設されているが、入賞口に入球しなかった遊技球は遊技領域の最下端部に設けられたアウト口17から遊技盤9の裏面に排出される。
また、パチンコ遊技機の裏面には、遊技制御手段18、払出制御手段19、払出装置19−1、発射駆動装置8を制御する発射制御手段20、ランプや電飾5を制御するランプ制御手段21、スピーカ4等の音響装置を駆動制御する音響制御手段22等の制御手段が配設されている。
図4(A)、(B)、(C)に基づいて、制御回路の構成、及びその動作を説明する。
遊技制御手段18は、演算を行うCPU23、遊技制御プログラム24−1、乱数テーブル24−2、変動表示時間テーブル24−3等を記憶したROM24、RAM25、第1特別図柄ゲーム実行手段26、第2特別図柄ゲーム実行手段27、表示制御手段28、I/O端子29、30等から構成されている。
前記第1,第2特別図柄ゲーム実行手段26、27は、各々の始動口に遊技球が入球することにより各々第1、第2特別図柄ゲーム実行フラグを立てると共に大当りか否かを決定する乱数抽選とその判定を行い、当該判定結果に応じた変動内容と停止図柄を決定し、表示制御手段28を介して特別図柄の変動開始、所定変動時間後に停止したときの表示図柄を、前記停止図柄となるように制御する第1、第2特別図柄変動ゲーム実行手段26−1、27−1と、前記停止図柄が大当り図柄のときは、大当りフラグを立てて、大入賞口14、15を開閉する大当りゲームの実行、又は、停止した図柄が特定の図柄である場合には、前記大当りゲームの実行に加えて、大当り確率上昇変動遊技(以下「確変」という)、図柄変動時間短縮化遊技(以下「時短」という)などの通常時より有利な特別遊技状態への移行を設定する第1、第2特別図柄特別遊技実行手段26−2、27−2とから構成されている。
また、前記変動表示時間テーブル24−3は、特別図柄ゲームにおける図柄の変動時間を決定するために用いるテーブルであり、通常変動表示時間テーブル24−31、特定変動表示時間テーブル24−32から成っており、前者には、通常の変動時間、すなわち、当たり、ハズレ、リーチ演出等により相違するが、概ね1〜40秒位の変動時間が設定されているのに対し、後者には、当該通常の変動時間の数百倍から数千倍に設定されている。
前記遊技制御手段18の入力側には、一般入賞口16に入球したことを検出する一般入賞口入球検知センサ31、第1始動口12に遊技球が入球したことを検出する第1始動口入球検知センサ32、第2始動口13に遊技球が入球したことを検出する第2始動口入球検知センサ33、第1大入賞口14に配設されてラウンドを継続させる特別領域を遊技球が入球したことを検出する第1V入球検知センサ34、第2大入賞口15に配設されてラウンドを継続させる特別領域を遊技球が入球したことを検出する第2V入球検知センサ35、第1大入賞口14又は第2大入賞口15の大当りゲームを終了させる条件、例えば、大入賞口の所定回数の開閉動作終了、開放状態が30秒経過すること、或いは、遊技球が、例えば10個入球したことを条件とする場合の条件の1である、第1大入賞口14、第2大入賞口15への遊技球への入球数をカウントする入賞球カウントセンサ36等が接続されている。
ここで、前記ラウンドとは、前記大当りゲームの前記終了条件を成就して大入賞口14,15が閉状態となることを1ラウンドといい、大入賞口の前記特別領域を通過した遊技球1に付き1ラウンド継続して実行可能であり、予め決定されているラウンド数実行すると継続を終了する。
また、その出力側には、ランプ制御手段21、音響制御手段22、払出制御手段19、第1特別図柄変動表示装置11−1、第2特別図柄変動表示装置11−2、第1大入賞口14,第2大入賞口15を各々開閉する第1大入賞口ソレノイド37、第2大入賞口ソレノイド38、その他の役物を作動させる役物駆動ソレノイド39、が接続されている。
始動口に入球したときの遊技の一連の動作について説明する。
発射装置8−1にて発射された遊技球が第1始動口12を入球すると、連接されている第2始動口13にも入球することになるので、当該入球を契機に第1、第2特別図柄ゲームが順次開始される。
すなわち、第1特別図柄ゲームでは、第1の特別図柄についての乱数抽選とその判定、及び変動時間が設定されて第1特別図柄変動表示装置11−1の変動が開始され、当該設定された変動時間経過後に前記乱数抽選の判定結果に基づく停止図柄で停止する第1特別図柄変動ゲーム、及び当該停止図柄に対応した第1特別図柄特別遊技を行い、続く第2特別ゲームも第2の特別図柄についての乱数抽選とその判定、及び変動時間が設定されて第2特別図柄変動表示装置11−2の変動が開始されて第1特別図柄ゲームと同様に第2特別図柄変動ゲーム及び第2特別図柄特別遊技を行う。
ここで、前記第1の特別図柄についての乱数抽選が大当りであって、続く第2の特別図柄についての乱数抽選も大当りのときは、第2特別図柄ゲームで設定されている変動時間終了時刻に同期して、第1特別図柄変動ゲームが終了するように、第1特別図柄ゲーム実行手段26に設定された変動時間を調整する。
すると、第1、第2特別図柄表示装置11−1、11−2は同時に変動停止し、次いで第1,第2大入賞口14,15は、同時に開放される。
しかも、一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に近接配置されているから、一方の大入賞口を狙って遊技球を発射すれば、当該一方の大入賞口に入球しなくても、他方の大入賞口に入球する可能性があるので、遊技者にとっては、入賞球の獲得チャンスが拡大するので遊技の興趣が向上する。
ここでは、第1特別図柄が大当りの特別図柄変動ゲームが先に開始したとして説明したが、第2特別図柄が大当りの特別図柄変動ゲームを先にした場合は、前記第1と第2を入れ替えれば良いこととなる。
次に本発明の制御処理について説明する。
第1始動口入球検知センサ32より第1始動口入球検知信号を遊技制御手段18が受信すると、CPU23は第1特別図柄ゲーム実行手段26にゲーム開始信号を出力する。すると、第1特別図柄ゲーム実行手段26は、第1特別図柄ゲーム実行フラグを立て、ROM24の乱数テーブル24−3を用いて乱数抽選とその抽選結果に基づく大当りか否かの判定を行ない、当該判定結果に応じた変動内容、所定変動時間(X)、停止図柄等を第1始動口ゲーム信号として表示制御手段29に出力すると共に、前記判定結果が大当りのときは第1特別図柄大当りフラグを立て、さらに、通常時より有利な特別遊技状態への移行という遊技者に有利な遊技価値がある場合は、当該遊技価値をRAM25に記憶する。
当該ゲーム信号を受信した表示制御手段29は、第1特別図柄変動表示装置11−1の変動を開始させ、所定変動時間(X)が経過すると前記抽選結果の停止図柄となるように第1特別図柄変動表示装置11−1の変動を制御する。
また、第1特別図柄ゲーム実行手段26は、所定変動時間(X)が経過すると、大当りフラグの有無を判断し、大当りフラグが立っているときは、第1大入賞口ソレノイド37を制御して大当りゲームを実行し、前記の大当りゲーム終了条件の成就により大入賞口14を閉制御し、第1特別図柄ゲーム実行フラグ及び第1特別図柄大当りフラグの消去、また、記憶している遊技価値がある場合は、特別遊技状態への移行を設定して当該記憶を消去する。
一方、前記抽選結果の判定が大当りでなく、大当りフラグが立っていないときは、前記特別図柄変動ゲームの終了を以て当該特別図柄ゲームは終了する。
また、第2始動口入球検知センサ33より第2始動口入球検知信号を遊技制御手段18が受信すると、CPU23は第2特別図柄ゲーム実行手段27にゲーム開始信号を出力する。すると、第2特別図柄ゲーム実行手段27は、第2特別図柄ゲーム実行フラグを立て、ROM24の乱数テーブル24−2を用いて乱数抽選とその抽選結果に基づく大当りか否かの判定を行ない、当該判定結果に応じた変動内容、所定変動時間(Y)、停止図柄等を第2始動口ゲーム信号として表示制御手段29に出力すると共に、前記判定結果が大当りのときは第2特別図柄大当りフラグを立て、通常時より有利な特別遊技状態への移行という遊技者に有利な遊技価値がある場合は、当該遊技価値をRAM25に記憶する一連の動作は前記第1等別図柄ゲームと同様である。
当該ゲーム信号を受信した表示制御手段29は、第2特別図柄変動表示装置11−2の変動を開始させ、所定変動時間(Y)が経過すると前記抽選結果の停止図柄となるように第2特別図柄変動表示装置11−2の変動を制御する。
また、第2特別図柄ゲーム実行手段27は、所定変動時間(Y)が経過すると、大当りフラグの有無を判断し、大当りフラグが立っているときは、第2大入賞口ソレノイド38を制御して大当りゲームを実行し、前記の大当りゲーム終了条件の成就により大入賞口15を閉制御し、第2特別図柄ゲーム実行フラグ及び第2特別図柄大当りフラグの消去、また、記憶している遊技価値がある場合は、特別遊技状態への移行を設定して当該記憶を消去する。
一方、前記抽選結果の判定が大当りでなく、大当りフラグが立っていないときは、前記特別図柄変動ゲームの終了を以て当該特別図柄ゲームは終了する。
CPU23が更に行う制御、すなわち、始動入賞口の入球を契機に前記特別図柄ゲームの実行と共に特別図柄ゲーム実行フラグ、大当たりフラグの監視及び制御動作について説明する。
CPU23は、一方の特別図柄ゲーム実行手段(第1特別図柄ゲーム実行手段26)を制御してゲーム実行フラグの処理、乱数抽選とその判定処理、変動内容と停止図柄決定処理、抽選結果の判定に応じた変動内容や所定変動時間(Y)や停止図柄等の表示制御に要するデータに関する始動口ゲーム信号の表示制御手段29への出力処理、大当りフラグの処理、遊技価値の記憶処理等を実行することは前記のとおりであるが、さらに、特別図柄ゲームにおける特別図柄ゲーム実行フラグ、大当りフラグを監視しており、一方の始動口(第1始動口)への入球により前記特別図柄ゲーム実行フラグ、大当りフラグ(第1特別図柄ゲーム実行フラグ、第1特別図柄大当たりフラグ)が立ったのを検知すると、他方の特別図柄ゲームの特別図柄ゲーム実行フラグ、大当りフラグ(第2特別図柄ゲーム実行フラグ、第2特別図柄大当りフラグ)が立っているか判定し、
当該他方の特別図柄ゲームについて両フラグが立っているときは、変動表示時間テーブル24−3に格納されている通常変動表示時間テーブル24−31に基づいて決定した変動時間を前記一方の特別図柄ゲーム実行手段(第1特別図柄ゲーム実行手段)に設定変動時間信号として出力する。
すると、前記一方の特別図柄ゲーム実行手段(第1特別図柄ゲーム実行手段26)は当該変動時間を所定変動時間として設定すると共に、所定変動時間として表示制御手段28に出力する。
また、前記特別図柄ゲーム実行フラグ、大当りフラグの判定において、一方の特別図柄ゲーム実行フラグ及び大当りフラグ(第1特別図柄ゲーム実行フラグと第1特別図柄大当たりフラグ)と、他方の特別図柄ゲーム実行フラグ(第2特別図ゲーム実行フラグ)は立っているが、他方の大当りフラグ(第2特別図柄大当りフラグ)が立っていないときや、他方の特別図柄ゲーム実行フラグ(第2特別図ゲーム実行フラグ)が立っていない(当然第2特別図柄大当りフラグも立っていない)と判定したときは、変動表示時間テーブル24−3に格納されている特定変動表示時間テーブル24−32に基づいて決定した変動時間を一方の特別図柄ゲーム実行手段(第1特別図柄ゲーム実行手段26)に設定変動時間として出力し、当該変動時間を所定変動時間として設定すると共に表示制御手段28に出力することは前記と同様である。
また、前記特別図柄ゲーム実行フラグ、大当りフラグの判定において、一方の特別図柄ゲーム実行フラグ(第1特別図柄ゲーム実行フラグ)は立っているが、大当たりフラグが立っていないと判定したときは、他方の特別図柄ゲーム実行フラグ、大当りフラグ(第2特別図柄ゲーム実行フラグ、第2特別図柄大当たりフラグ)の状態に関係なく、変動表示時間テーブル24−3に格納されている通常変動表示時間テーブル24−31に基づいて決定した変動時間を設定変動時間として、前記一方の特別図柄ゲーム実行手段(第1特別図柄ゲーム実行手段26)に出力し、一方の特別図柄ゲーム実行手段(第1特別図柄ゲーム実行手段26)は当該変動時間を所定変動時間として設定すると共に表示制御手段28に出力することは前記と同様である。
更にCPU23は、前記のようにして設定された所定変動時間にて実行されている特別図柄変動ゲームの実行状況についても引き続き監視して、前記一方の特別図柄ゲームにおける特別図柄の変動停止(第1特別図柄変動ゲームの終了)又は他方の特別図柄ゲームにおける特別図柄の変動停止(第2特別図柄変動ゲームの終了)の内どちらか当該特別図柄変動ゲームを先に終了するときは、当該終了に同期して、前記残余の特別図柄変動ゲームも終了するように当該残余の特別図柄ゲーム実行手段を制御する。
すると、各特別図柄ゲーム実行手段は、同時に変動を停止し、決められた停止図柄の表示を行って特別図柄変動ゲームを終了し、次いで特別図柄特別遊技実行手段にて大当りゲームの実行、さらに、付与すべき遊技価値がある場合は特別遊技状態への移行を設定して前記、特別図柄ゲーム実行フラグ、大当りフラグ等統べてのフラグを消去し、記憶されている遊技価値がある場合は当該記憶を消去する。
次に図5を用いて第1特別図柄変動表示装置11−1と第2特別図柄変動表示装置11−2の変動状態を説明する。
第1始動口12の遊技球入球に基づいて乱数抽選が行われ、当該抽選結果が大当り判定のときは、第1特別図柄変動表示装置11−1の変動が(ア)の時点で開始され、特定変動表示時間テーブル24−42に基づいて決定された所定変動時間後の(イ)時点で変動終了となるものであるが、当該変動中に第2始動口13に遊技球が入球して、同様に行われた乱数抽選において、大当りのときは、第2特図柄変動表示装置11−2の変動が(ウ)の時点で開始されて通常変動表示時間テーブル24−31に基づいて決定された、変動時間(エ)時点で変動終了となるが、このように、第1、第2始動口に入球により行われる乱数抽選が共に大当りであるときは、第1特図柄変動表示装置の変動停止を前記(エ)時点に変更する。
すると、必ず大当りゲームが同時に実行されるので、遊技者は遊技球獲得の期待感が高まり、遊技の興趣が向上する。
しかも、当該第1、及び第2大入賞口の配置が、一方に入賞すれば他方にも入賞易し易い遊技媒体特定流路に配置されているので、当該大入賞口相互の配置が遊技球の流路に関係なく離隔配置されている場合に比較して、大入賞口14、15に入球する確率が向上して遊技の興趣がさらに増大する効果を生じる。
次に図6のフローチャートを用いて本発明の動作の概要を説明する。
始動口に遊技球が入球したか否か判定し(S1)、入球していないときは当該判定を繰返し、入球したときは乱数抽選とその判定を行い(S2)、当該判定が大当たりのときは他の特別図柄ゲームが実行されているか否か判定し(S3)、実行されているときは(S5)に進み、実行されていないときはステップ(S4)に進む。(S4)では、特定変動表示時間テーブル24−32に基づいて決定された変動時間用いて特別図柄ゲームを実行し(S4)、当該変動時間が経過したら特別図柄の変動停止、大当り表示を行い、大当りゲームの実行、さらに、付与すべき遊技価値が記憶されている場合は、遊技者にとって有利な特別遊技状態への移行を設定してスタートに戻る(S4−1〜S4−4)。
また、(S3)で、他の始動口に基づく特別図柄ゲームが実行されているときは、当該他の特別図柄ゲームにおける乱数抽選結果が大当りか否か判定し(S5)、大当りでないときは前記(S4〜S4−4)の特定変動表示時間テーブル24−32に基づいて決定された変動時間にて特別図柄ゲームを実行して、当該設定された変動時間が経過したら特別図柄の変動停止、大当り表示を行い、大当りゲームの実行、さらに、付与すべき遊技価値が記憶されている場合は、遊技者にとって有利な特別遊技状態への移行を設定してスタートに戻る。
一方、(S5)で他の特別図柄ゲームにおける乱数抽選結果が大当りの場合は、通常変動表示時間テーブル24−31に基づいて決定された変動時間を設定して特別図柄ゲームを実行し(S5−1)、他の特別図柄変動ゲームの終了、すなわち他の特別図柄の変動停止、大当たり表示と、前記(S1)に入球した始動口に係わる特別図柄変動ゲームの終了の内、最も早く終了する特別図柄変動ゲームに同期して残余の特別図柄変動ゲームを終了させ(S5−1〜S5−3)、大当りゲームの実行、さらに、付与すべき遊技価値が記憶されている場合は、遊技者にとって有利な特別遊技状態への移行を設定してスタートに戻る(S4−3〜S4−4)の。
また、(S2)の乱数抽選で大当りでないときは、通常変動表示時間テーブル24−31に基づいて決定された変動時間を設定して特別図柄ゲームを実行し(S7)、当該設定された変動表示時間が経過したら特別図柄の変動を停止、停止図柄に対応したゲームを実行してスタートに戻る(S7−1〜S7−4)。
当該フローチャートは第1、第2特別図柄ゲームが生じる場合について網羅的に記載してあるが、本件発明のポイントは、(S2)〜(S5−4)であり、(S1)の始動口への入球が第1始動口12とし、(S3)の他の特別図柄ゲームを第2特別図柄ゲームとしてフローを要約すると、第1始動口に入球して行われた乱数抽選の判定が大当りで、そのとき第2特別図柄ゲームが実行中であると、当該第1特別図柄ゲームの変動時間を、通常の変動時間に設定してゲームを開始し、第1,又は第2特別図柄変動ゲームの終了、すなわち、第1又は第2特別図柄の変動停止、大当り図柄の表示に同期させて、第2又は第1特別図柄変動ゲームを終了させ、かつ同期して大当りゲームを実行させる一方、前記第2特別図柄ゲームが実行されていないときは、第1特別図柄ゲームの変動時間を通常変動時間より長い特定変動時間に設定してゲームを開始させる点である。
したがって、他に大当りの特別図柄ゲームが実行されていないときに、新たに大当りの特別図柄ゲームが開始されるときはその特別図柄変動時間を通常の変動時間より長くしたので、当該変動中に次の大当りの特別図柄ゲームが開始される可能性は非常に高く、それ故に、大当りゲームが同時に複数の特別図柄ゲームで実行される新たな出玉増加機能を作り出して遊技の興趣を高めることができる。
また、上記実施形態例では、第1、第2スルーゲート(第1、第2始動口)の配置を上下に連接配置としているが、ワープ通路等を用いて適宜距離離隔して配設し、第1第2特別図柄変動表示装置の開始時間を適宜時間に設定して興趣の向上を図っても良い。
また、上記実施形態例では、第1、第2スルーゲート(第1、第2始動口)の配置を上下に連接配置としているが、連接配置とせずに適宜箇所に配設して、第1,第2特別図柄表示装置が同期して第1、第2大入賞口を同時に開放する偶然のチャンスの期待感を高めても良い。
また、上記実施例では、表示手段として分離している複数の表示装置を用いたが、表示手段として、液晶等の1の表示手段の表示部を複数の表示領域にしたものであっても良い。
また、上記実施例では、始動口と表示手段との数を対応させたが、表示手段1に対して始動口を複数としても良い。
また、変動表示時間テーブルに格納されている、通常変動表示時間テーブル、特定変動表示時間テーブルに規定される変動表示時間は、単数でも複数でも良い。複数の場合は適宜のタイミングで乱数抽選によって決定してもよい。
パチンコ遊技機の正面斜視図。 遊技盤の正面模式図。 パチンコ遊技機の裏面斜視図。 制御回路のブロック構成図。 第1、第2特別ゲーム実行手段のブロック構成図。 ROMのブロック構成図。 本発明の、特別図柄変動表示装置相互間の変動状態を示す図。 本発明の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
2 外枠
3 本体(プラ枠)
4 スピーカ
5 電飾
6 球受皿
7 ガラス板
8 発射駆動装置
8−1 操作ハンドル
9 遊技盤
10 ガイドレール
11−1 第1特別図柄変動表示装置
11−2 第2特別図柄変動表示装置
12 第1始動口
13 第2始動口
14 第1大入賞口
15 第2大入賞口
16 一般入賞口
17 アウト口
18 遊技制御手段
19 払出制御手段
19−1 払出装置
20 発射制御手段
21 ランプ制御手段
22 音響制御手段
23 CPU
24 ROM
24−1 遊技制御プログラム
24−2 乱数テーブル
24−3 変動表示時間テーブル
24−31 通常変動表示時間テーブル
24−32 特定変動表示時間テーブル
25 RAM
26 第1特別図柄ゲーム実行手段
26−1 第1特別図柄変動ゲーム実行手段
26−2 第1特別図柄特別遊技実行手段
27 第2特別図柄ゲーム実行手段
27−1 第2特別図柄変動ゲーム実行手段
27−2 第2特別図柄特別遊技実行手段
28 表示制御手段
29 I/O端子
30 I/O端子
31 一般入賞口入球検知センサ
32 第1始動口入球検知センサ
33 第2始動口入球検知センサ
34 第1V入球検知センサ
35 第2V入球検知センサ
36 入賞球カウントセンサ

Claims (2)

  1. 複数の始動口と、各始動口に対応する識別情報を変動可能な複数の表示手段と、
    当該各表示手段の識別情報を、始動口への入球に基づいてゲーム実行フラグを立てると共に、識別情報の所定時間変動と乱数抽選の判定結果に応じた図柄で停止表示させる識別情報変動ゲームと、当該判定が大当りのときには、大当りフラグを立てて、大入賞口を開閉する大当りゲーム、又は、当該大当りゲームに加えて遊技者に有利な特別遊技状態へ移行する遊技価値を付与可能とする特別遊技とを行う識別情報ゲームを実行する各識別情報ゲーム実行手段と、
    前記識別情報ゲーム実行手段において前記識別情報変動ゲーム、及び前記特別遊技を各々実行する識別情報変動ゲーム実行手段、及び特別遊技実行手段と、
    前記識別情報ゲーム実行手段が識別情報を変動させる変動時間を設定するために用いる、通常変動表示時間テーブルと、当該通常変動表示時間テーブルより変動時間が長く設定された特定変動表示時間テーブルを格納する変動表示時間テーブル記憶手段と、
    少なくとも前記各手段を含むパチンコ遊技各種手段を制御する遊技制御手段と、
    を備えたパチンコ遊技機において、
    前記遊技制御手段が、
    1の識別情報ゲーム実行手段において新たに大当りフラグが立ったのを検出したとき、他の識別情報ゲーム実行手段において既に大当りフラグが立っているか否か判断し、他の識別情報ゲーム実行手段に大当りフラグが立っていないと判断したときは、前記特定変動表示時間テーブルに基づいて決定した変動時間を新たに大当りフラグが立った識別情報ゲーム実行手段に出力して識別情報ゲームを実行させ、一方、他の識別情報ゲーム実行手段に既に大当りフラグが立っていると判断したときは、前記通常変動表示時間テーブルに基づいて決定した変動時間を新たに大当りフラグが立った識別情報ゲーム実行手段に出力して識別情報ゲームを実行させると共に、当該大当りフラグの立っている複数の識別情報ゲーム実行手段の内、識別情報変動ゲームの終了時間が最も早い識別情報変動ゲームの終了に同期して他の識別情報変動ゲームが終了するように、当該他の識別情報ゲーム実行手段を制御すると共に、続けて開始される大当りゲームにおける大入賞口の開閉が同期するように当該複数の識別情報特別遊技実行手段を制御するパチンコ遊技機。
  2. 請求項1の始動口が、上下方向に連接配置されたスルーゲートであるパチンコ遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015006471A (ja) * 2014-09-29 2015-01-15 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2015033601A (ja) * 2014-09-29 2015-02-19 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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