JP2009232684A - ペット用***物吸収シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ペット用***物吸収シート10は、液透過性の表面シート11と、液不透過性の裏面シート12と、それらの間に設けられた吸収体12とを有し、吸収体12が上層と下層の2層を有し、上層が繊維状吸収体20と吸水性樹脂Bとの混合物からなり、下層が繊維状吸収体21と吸水性樹脂Aとの混合物からなり、上層に用いる吸水性樹脂Bより、下層に用いる吸水性樹脂Aの方が液吸収速度が速いことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
従来用いられていたペット用***物吸収シートは、***物の保持力が弱く、尿が逆戻りしやすいので、ペット用***物吸収シートをその都度交換する必要があった。また、保持力の弱さに加えて、吸収速度も遅く、排尿時にペットの足が濡れる恐れがあり、不衛生になり易い傾向にあった。
近年、共働きの家庭が増え、その都度ペット用***物吸収シートを交換するのはむずかしく、長時間設置可能で衛生的なペット用***物吸収シートが求められている。
そこで、特許文献1では、吸収体を3層構造とし、表面シート側から吸水性樹脂層、繊維状吸収体層、吸水性樹脂層の順に積層させた、ペット用***物吸収シートが開示されている。
また、特許文献2では、吸収体を4層構造とし、2層の繊維状吸収体層の間に、2層の吸水性樹脂層を有する、ペット用***物吸収シートが開示されている。
しかしながら、吸水性樹脂のみから形成された層は、膨潤して塊となり易く、ブロッキングを起こす傾向にある。従って、尿の保持力や吸収速度が十分なものではなく、長時間に渡り、尿の逆戻りを防げるものではなかった。
そこで、特許文献3では、吸収体を2層構造とし、表面シート側から、表面が架橋された吸水性樹脂層、繊維状吸収体と架橋していない吸水性樹脂とを混合させた層の順に積層させた、ペット用***物吸収シートが開示されている。
更に、このペット用***物吸収シートは、尿の拡散を防ぐ効果も有している。
しかしながら、尿の拡散を防いでしまうと、同じ場所で***をした場合に吸収体の一部のみが使用されるため、長期間の使用ができなくなるという問題があった。
本発明のペット用***物吸収シートは、前記上層と前記下層との間に、液拡散性シートを有すると好ましい。
また、本発明のペット用***物吸収シートは、前記消臭剤を、前記下層と前記表面シートとの間に有すると好ましい。
本発明のペット用***物吸収シートは、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、それらの間に設けられた吸収体とを有し、吸収体が上層と下層の2層を有する。
表面シートは、液透過性であれば、その構造が、薄葉紙や不織布等による1層構造であっても、薄葉紙や不織布等の上に多数の液透過孔を有した樹脂フィルムを重ねた2層構造であっても良い。
不織布としては、パルプやレーヨンなどのセルロース系繊維で形成されたスパンレース不織布、前記セルロース系繊維と親水処理された合成樹脂繊維とで形成されたスパンレース不織布、親水処理された熱融着性の合成樹脂繊維で形成されたエアースルー不織布、親水処理された熱融着性の合成樹脂繊維で形成されたポイントボンド不織布、親水処理されたスパンボンド不織布等が挙げられる。更に、スパンボンド不織布にマイクロファイバーをラミネートした複合不織布で、具体的には、メルトブロー不織布、スパンボンド不織布、メルトブロー不織布の3層複合不織布等も用いることができる。
樹脂フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル等のビニル系ポリマーなどの熱可塑性樹脂等による白色の開孔フィルムを用いるのが好ましい。
裏面シートは、尿漏れを防止するため液不透過性である。裏面シートとしては、ポリエチレン、ポリエチレン(PE)ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂フィルム、または撥水性あるいは疎水性の不織布等で形成されると好ましい。この不織布は、メルトブロー不織布またはスパンボンド不織布、あるいはメルトブロー不織布とスパンボンド不織布とが積層された積層不織布などである。
裏面シートはその厚みが15〜30μmであると好ましく、20〜25μmであると更に好ましい。裏面シートの厚さが15μm以上であれば、使用中および廃棄する際に破れにくい程度の強度が保持され、30μm以下であれば容易に折り畳むことができ、さまざまな形態に梱包することが可能である。
本発明のペット用***物吸収シートに係る吸収体は、上層と下層の2層を有し、上層が繊維状吸収体と吸水性樹脂Bとの混合物からなり、下層が繊維状吸収体と吸水性樹脂Aとの混合物からなり、上層に用いる吸水性樹脂Bより、下層に用いる吸水性樹脂Aの方が液吸収速度が速いことを特徴とする。
上層及び下層で用いられる繊維状吸収体としては、綿状パルプ、破木パルプ、おが屑等が挙げられる。特に、尿の保持力や加工のしやすさから綿状パルプを用いることが好ましい。
繊維状吸収体の使用量は、目付けが50〜1000g/m2であると好ましく、60〜1000g/m2であるとより好ましく、70〜1000g/m2であると更に好ましい。
目付けが50g/m2以上であれば、十分な尿の保持力が得られ、1000g/m2以下であれば、地合いが良くなる。
上層及び下層で用いられる、吸水性樹脂B及び吸水性樹脂Aとしては、デンプン系、セルロース系、合成ポリマー系の吸水性樹脂が挙げられる。特に、尿の保持力や吸収速度の観点からポリアクリル酸ナトリウム系のものが好ましい。
吸水性樹脂の使用量は、繊維状吸収体の乾燥質量100質量部に対して、乾燥質量で10〜80質量部であると好ましく、15〜75質量部であるとより好ましく、20〜70質量部であると特に好ましい。
吸水性樹脂の乾燥質量が、繊維状吸収体の乾燥質量の10質量部以上であれば、十分な尿の保持力が得られ、80質量部以下であれば地合いが良くなる。
吸水性樹脂Aの吸収速度は、1〜50秒であると好ましく、5〜40秒であると更に好ましい。吸水速度が50秒以下であれば、吸収速度が遅すぎて、上層に過剰な尿が残存することを避けられる。また、1秒以上であればブロッキングせずに尿を浸透させることができる。
このとき、下層に用いる吸水性樹脂Aの吸収速度と、上層に用いる吸水性樹脂Bの吸収速度の差は3秒以上であると好ましく、5秒以上であると更に好ましい。また差の、上限値は、30秒以内であると好ましい。
吸収速度の差が3秒以上であれば、尿が上層で吸収されにくい傾向にあり、尿は下層に吸収されるので、逆戻り防止効果を発揮することができる。吸収速度の差が30秒以内であれば吸収速度が遅すぎて、排尿時にペットの体に尿が付く等のことがおきにくい。
質量比が7/3以下であれば、上層が厚すぎて、尿が下層に到達する前に吸収されてしまう等のことがなく、1/9以上であれば、上層に尿が残っても逆戻りを抑えることができる。
本発明のペット用***物吸収シートは、上層と下層の2層を有する吸収体の、上層と下層との間に液拡散性シートを有すると好ましい。
液拡散性シートは、ペット用***物吸収シート内部で、尿を拡散させて全体に行渡らせる為に用いるものある。
液拡散性シートとしては、薄葉紙、ティッシュ、拡散紙、クレープ紙、吸水紙または親水性の不織布等を用いると好ましく、中でも安価であるので薄葉紙、ティッシュを用いると特に好ましい。
本発明のペット用***物吸収シートは、表面シートと裏面シートとの間に消臭剤を配置すると好ましい。特に、消臭剤を吸収体の下層と表面シートとの間に配置すると、消臭剤が尿と確実に接するため、持続的な消臭効果が得られ好ましい。
香料成分とは、使用時に表面シートから揮発して、芳香効果を与え、かつ、アンモニア臭等の匂いの発散を抑制する消臭効果も期待できる成分である。
具体的には、ゲラニオール、シトロネロール、シトラール、オイゲノール、フェネチルアルコール、チモール、リナロール、青葉アルコール、メントール、ベンジルアルコールなどのアルコール類や、ヘキシルシナムンアルデヒドなどのアルデヒド類、あるいはガラクソライドなどが挙げられ、これらのうちのいずれか1種以上を用いると好ましい。
具体的には、カテキン、タンニン、フラボノイド、ポリフェノール、ヒノキチオール、フラバンジェノール、月桂樹製油、セージ製油、しょうが製油、ペパーミント精油、もしくは、これらを含有するもののうちのいずれか1種以上が選択されて使用されると好ましい。
具体的には、カチオン性界面活性剤又は両性界面活性剤が挙げられる。カチオン性界面活性剤としては、例えば、塩化ベンザルコニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化セチルピリジニウム等が用いられる。両性界面活性剤としては、例えば、アルキルジメチルアミンオキサイド、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン等が用いられる。
中でも特に、消臭性ならびに着色防止性の観点から、カチオン界面活性剤を用いることが好ましく、その中でも抗菌効果の観点から塩化ベンザルコニウムが好ましい。
本発明のペット用***物吸収シートの一例を図1に示す。
図1に示されるペット用***物吸収シート10は、液透過性の表面シート11と、液不透過性の裏面シート13と、それらの間に設けられた吸収体12とを有する。吸収体には上層16と下層17の2層を有し、上層が繊維状吸収体20と吸水性樹脂B19との混合物からなり、下層17が繊維状吸収体21と吸水性樹脂A22との混合物からなる。また、更に表面シートが2層を有する場合は、樹脂フィルム14及び、薄葉紙又は不織布15を重ねて用いると好ましい。また、上層16と下層17との間に液拡散性シート18を配置すると好ましく、消臭剤をこの液拡散性シート18に転写しても良い。
また、下層に用いた吸水性樹脂Aの吸収速度が、上層に用いた吸水性樹脂Bより速いため、尿は吸収体の下層側から保持され、長期間使用しても吸収速度を維持し、かつ、尿の逆戻りを防ぐことができた。
更に、吸収体の上層と下層の間に液拡散性シートを配置したことで、ペット用***物吸収シート内で尿を拡散することが可能となった。従って、同じ場所を使用しても、尿が他の部分に広がり、長期間の使用が可能となった。また、液拡散性シートはペット用***物吸収シート内に配置されているので、使用中の尿の逆戻り等も防ぐことができる。
また、ペット用***物吸収シート内に消臭剤を用いたことより、より衛生的に長期間使用することが可能となった。
また、各実施例及び比較例における諸物性の測定、及び評価は次の方法による。
試料中央に1質量%NaCl水溶液40mLを10秒かけて50mLメスシリンダーを用いて注入し、注入後、1質量%NaCl水溶液が試料内に吸収され試料表面に存在しなくなるまでの秒数を測定し、吸水速度とした。
1時間おきに計5回測定し、1日後再び1時間おきに5回測定し計10回測定し、以下の評価を行った。
<評価基準>○以上が合格範囲
◎◎:吸水速度が10回目まで1秒未満
◎ :吸水速度が10回目まで1秒以上3秒未満
○ :吸水速度が10回目まで1秒以上3秒未満
△ :吸水速度が7回目以降3秒以上
× :吸水速度が5回目以降3秒以上
試料中央に1質量%NaCl水溶液40mLを10秒かけて50mLメスシリンダーを用いて注入し、これを1時間おきに計5回繰り返した。1日後再び5回注入し、注入量の合計が400mLに達した時、事前に重量を測定した濾紙(ADVANTEC 5Aφ11cm)10枚を試料中央にのせ、その上に2kgの重りをのせ、3秒間5×5×πcm2の範囲を加圧した。加圧後の濾紙の重量を測定し、増加量を液戻り量とし、以下の評価を行った。
<評価基準>○以上が合格範囲
◎◎:逆戻り量が10回目まで10g未満
◎ :逆戻り量が7回目まで10g未満
○ :逆戻り量が5回目まで10g未満
△ :逆戻り量が5回未満で10g以上
× :逆戻り量が1回目で10g以上
まず、100mLビーカーに0.9質量%NaCl水溶液を50g入れた。このビーカー内にスターラーチップを入れ、600rpmで回転させ、水溶液が渦を生成していることを確認した。水溶液を回転させながら、ビーカーに吸水性樹脂を2g入れ、水溶液の渦がなくなり液面が水平になるまでに擁した時間を測定し、吸収速度とした。
吸水性樹脂A:アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物(吸水速度;36秒、吸水量;66g/g、平均粒径;368μm)
吸水性樹脂B:アクリル酸重合体部分ナトリウム塩架橋物(吸水速度;42秒、吸水量;57g/g、平均粒径;369μm)
下層として、繊維状吸収体(綿状パルプ、NBKP:針葉樹)15gと吸水性樹脂A4.5gとを混合し、かき混ぜた混合物を30×40cm2にして敷いた。次に液拡散性シートとして、薄葉紙(坪量15g/m2)30×40cm2を下層の上にのせた。更に、上層として、繊維状吸収体(綿状パルプ、NBKP:針葉樹)15gと吸水性樹脂B5.5gとを混合し、かき混ぜた混合物を30×40cm2とし液拡散性シートの上にのせた。更に、その上に表面シートとして、薄葉紙(坪量15g/m2)30×40cm2をのせて試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
吸水性樹脂Aの質量を4gとし、吸水性樹脂Bの質量を6gとした他は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
吸水性樹脂Aの質量を1gとし、吸水性樹脂Bの質量を9gとした他は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
吸水性樹脂Aの質量を5gとし、吸水性樹脂Bの質量を5gとした他は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
吸水性樹脂Aの質量を7gとし、吸水性樹脂Bの質量を3gとした他は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
液拡散性シートを用いないこと以外は、実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表1に示す。
中でも、吸水性樹脂Bと吸水性樹脂Aとの質量比(吸水性樹脂B/吸水性樹脂A)が7/4〜5/8の範囲にある実施例1,2及び4では良好な結果が得られている。
また、液拡散性シートの有無のみが異なる、実施例1と実施例6とを比較すると、上層と下層の間に液拡散性シートを挟んでいる実施例1は何度も同じ場所から試験を行っても、内部で液体が拡散し長期間の測定が可能であった。一方、液拡散性シートを用いなかった実施例6は、試料内部で液体が広がらず、多少逆戻りする傾向が見られた。
上層に用いた繊維状吸収体と吸水性樹脂Bとを混合せず、繊維状吸収体(坪量125g/m2とした実施例1と同様の綿状パルプ)の上に吸水性樹脂Bを散粒した以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
下層に用いた繊維状吸収体と吸水性樹脂Aとを混合せず、繊維状吸収体(坪量125g/m2とした実施例1と同様の綿状パルプ)の上に吸水性樹脂Aを散粒した以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
上層に用いた繊維状吸収体と吸水性樹脂Bとを混合せず、繊維状吸収体(坪量125g/m2とした実施例1と同様の綿状パルプ)の上に吸水性樹脂Bを散粒し、更に、下層に用いた繊維状吸収体と吸水性樹脂Aとを混合せず、繊維状吸収体(坪量125g/m2とした実施例1と同様の綿状パルプ)の上に吸水性樹脂Aを散粒した以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
上層として、繊維状吸収体15gと吸水性樹脂A4gとを混合したものを用い、下層として、繊維状吸収体15gと吸水性樹脂B6gとを混合したものを用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
上層として、繊維状吸収体15gと吸水性樹脂B10gとを混合したものを用い、下層として、繊維状吸収体15gのみを用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
上層として、繊維状吸収体15gと吸水性樹脂A10gとを混合したものを用い、下層として、繊維状吸収体15gのみを用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
上層として、繊維状吸収体15gと吸水性樹脂A6gとを混合したものを用い、下層として、繊維状吸収体15gと吸水性樹脂B4gとを混合したものを用いた以外は実施例1と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
上層に用いた繊維状吸収体の代わりに薄葉紙(坪量15g/m2)30×40cm2を用い、吸水性樹脂Bを散粒した以外は実施例2と同様にして試料を成形し、各評価を行った。結果を表2に示す。
比較例4では、上層の吸水性樹脂の吸水速度を下層より速いものとしたので、はじめは吸収速度が良好であったが、液体が下層に移行せず上層のみで吸収されるので、すぐに液体を吸収できなくなり、最終的に、吸収速度、逆戻り性共に良好な結果を得られなかった。また、比較例7も同様に上層の吸水性樹脂の吸水速度を下層より速いものとしたので、下層に液体が移行せず、吸収速度、逆戻り性共に良好な結果を得られなかった。
比較例5及び6では、上層のみ繊維状吸収体と吸水性樹脂を混合し、下層に吸水性樹脂を用いなかったため、保持力に劣り、吸収速度、逆戻り性共に良好な結果を得られなかった。
比較例8は、上層として薄葉紙の上に吸水性樹脂を散粒したものを用いたため、すぐに吸水性樹脂が膨潤し、塊となって液体の吸収を阻み、吸収速度、逆戻り性共に良好な結果を得られなかった。
Claims (5)
- 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、それらの間に設けられた吸収体とを有したペット用***物吸収シートにおいて、
吸収体が上層と下層の2層を有し、上層が繊維状吸収体と吸水性樹脂Bとの混合物からなり、下層が繊維状吸収体と吸水性樹脂Aとの混合物からなり、
上層に用いる吸水性樹脂Bより、下層に用いる吸水性樹脂Aの方が液吸収速度が速い、ペット用***物吸収シート。 - 前記吸収体が含有する、吸水性樹脂Bと吸水性樹脂Aとの質量比(吸水性樹脂B/吸水性樹脂A)が7/3〜1/9である、請求項1記載のペット用***物吸収シート。
- 前記上層と前記下層との間に、液拡散性シートを有する、請求項1又は2に記載のペット用***物吸収シート。
- 前記表面シートと裏面シートとの間に消臭剤を含有する請求項1〜3いずれか記載のペット用***物吸収シート。
- 前記消臭剤を、前記下層と前記表面シートとの間に有する請求項1〜4いずれか記載のペット用***物吸収シート。
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